病害耐性

ToMV耐性のミニトマト品種一覧 全128種類

トマトモザイクウイルス(ToMV)とは トマトモザイクウイルス(Tomato mosaic virus、略号: ToMV)は、トバモウイルス属に属するRNAウイルスです。ミニトマト栽培においても古くから問題となってきたウイルス病であり、現在

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ToMV耐性について

トマトモザイクウイルス(Tomato mosaic virus、略号: ToMV)は、トバモウイルス属に属するRNAウイルスです。ミニトマト栽培においても古くから問題となってきたウイルス病であり、現在も国内の施設・露地を問わず注意が必要なウイルス病の一つです。

感染の主な経路は接触伝染です。罹病した植物体・残渣に触れた手や農具を介して健全株に伝染します。ミニトマトは1株あたりの着果数が多く、誘引・整枝・収穫と作業者が株に触れる機会が大玉トマトよりも頻繁です。そのため、農作業を通じた感染リスクも高く、作業衛生の徹底がより重要になります。種子伝染することも知られており、自家採種する場合は特に注意が必要です。

主な症状としては、葉のモザイク状の色抜け(明色と暗色が混在した斑模様)、縮れ、葉の変形・萎縮が現れます。果実にも影響が出ることがあり、着色むらや白化果、果肉の褐変が生じると商品価値が著しく低下します。ミニトマトでは1株あたり数百果にのぼる果実が影響を受ける可能性があるため、施設長期栽培での発病は経済的な打撃が大きくなります。

ToMV耐病性の区分

種苗メーカーのカタログでは「ToMV(Tm-2a)HR」「ToMV(Tm-2a)IR」のように記載されているのをよく見かけます。「Tm-2a」とは、ToMVに対する抵抗性遺伝子の型の名称です。現在国内で流通しているミニトマトのToMV耐病性品種の多くは、このTm-2a型の耐性遺伝子を持っています。

品種選びで見落としがちなのが、HR(高度耐病性)とIR(中程度耐病性)の違いです。HRは通常の病原体圧力下で発病をほぼ抑えられる耐性レベルを指し、IRはHRよりは発病が多いものの感受性品種と比べれば明らかに発病が少ないレベルを指します。施設での周年栽培や長期栽培が多いミニトマトでは、圃場内にウイルスが蓄積するリスクが高まるため、HRの品種を選ぶことがリスク低減につながります。

カタログ上では、複数の病害耐性が並列で記載されることがよくあります。「TYLCV HR / ToMV(Tm-2a)HR / Cf-9 IR」のような形式で書かれている場合、「/」で区切られた各要素がそれぞれの病原体への耐性レベルを示しています。まず自分の圃場や地域で問題となっているウイルス病を把握した上で、カタログをひとつひとつ読み解いていく姿勢が重要です。

歴史と豆知識

ToMVはタバコモザイクウイルス(TMV)と近縁のウイルスであり、施設栽培が普及した1970年代以降、長期栽培においてウイルスの蓄積が問題化しました。ミニトマト専用品種の本格的な普及は1990年代以降のことですが、ToMV耐病性はその初期段階から品種改良の重要テーマに位置づけられており、現在では多くのミニトマト品種がToMV耐性を標準装備しています。

意外と知られていないのですが、ToMVは土壌や資材に付着した植物残渣の中でも長期間生存することができます。ミニトマトの施設長期栽培では、ハウス内の支柱・クリップ・誘引資材が感染源になり得ます。品種の耐病性とともに、作期終了後の資材消毒を習慣化することが安心感につながります。

Tm-2a遺伝子を育種素材に組み込む技術は1980年代から実用化が進みました。ミニトマトの代表的な品種群でもこの遺伝子が組み込まれており、品種改良の積み重ねによって現在の高い耐病性品種が実現しています。

ToMV耐病性の限界と注意点

ToMV耐病性品種を使えば完全に安心、というわけではありません。ToMVにはTm-2a型が効かない系統(病原型)も存在します。日本国内ではTm-2a型に耐性のある系統の発生は限定的とされていますが、感染源となる資材や苗の由来には注意が必要です。

環境ストレスが重なると、耐病性品種でも発病が見られることがあります。高温・日射量過多・窒素過剰による草勢の乱れは、植物体の抵抗力を低下させ、耐病性遺伝子の効果が十分に発揮されにくくなることがあります。ミニトマトは施設長期栽培が多いため、草勢を一定に保つ管理が耐病性品種の効果を引き出す上でも重要です。

複合感染のリスクにも注意が必要です。ToMVとTYLCV(トマト黄化葉巻ウイルス)、あるいはToMVとCMV(キュウリモザイクウイルス)が同時に感染すると、単独感染の場合よりも症状が重篤化することが報告されています。ToMV耐性だけでなく、複数のウイルス病への対応を視野に入れた品種選びが求められます。

防除のポイント

ToMVは接触伝染が主な感染経路であるため、農作業の衛生管理が防除の中心となります。ここからが実際の栽培で差がつくところです。

作業前後の手洗い・農具の消毒は最も基本的かつ効果の高い防除策です。特にミニトマトでは房取り収穫や誘引作業の頻度が高いため、こまめな手洗いと農具消毒の徹底が求められます。次亜塩素酸ナトリウム液や市販の農業用消毒剤を活用します。

種子伝染を防ぐためには、種子消毒や健全種子の使用が有効です。自家採種をしている場合は特に注意が必要で、罹病株の種子は使用しないことが基本です。購入種子・購入苗であっても、入手元の信頼性を確認しておくことが安心につながります。

罹病植物の早期発見と除去も重要です。圃場を巡回して症状株を早期に発見し、速やかに除去・袋詰めして圃場外に搬出します。施設栽培では作期終了後の圃場消毒も有効な対策です。土壌還元消毒や太陽熱消毒と組み合わせることで、複数の病害に一括対処できます。

現時点ではToMVに対して登録のある特効薬的な農薬は少なく、発病後の治療は難しいとされています。予防と早期発見を柱とした総合的な管理体制が基本となります。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声・実態

施設ミニトマト産地では、ToMV耐病性は品種選定の「基本条件」として定着している産地が多い状況です。施設での周年・長期栽培が多いミニトマトでは、長期間にわたってウイルス感染リスクにさらされるため、耐病性品種の導入は実質的な前提条件になっています。

産地の生産者からは「ToMV耐性がない品種をあえて選ぶ理由はほとんどない。耐性はベースとして確認した上で、草勢・着果性・食味といった他の特性で品種を絞り込む」という声が多く聞かれます。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、耐病性は品種選定の「足切り条件」として機能しているケースが多いようです。

一方で、耐病性品種を使っているにもかかわらず発病するケースが散見されることもあります。感染源となる資材や隣接圃場からの持ち込みが原因であることが多く、圃場単位の衛生管理だけでなく、産地全体での対策意識の共有が重要です。ミニトマトでは株数・作業回数が多いため、一株の感染がすぐに広がるリスクを念頭に置いた管理が求められます。

まとめ

トマトモザイクウイルス(ToMV)は、接触伝染を主な感染経路とするミニトマトの重要ウイルス病です。現在の国内ミニトマト主要品種の多くはTm-2a型の耐病性を標準装備しており、品種面での対策は広く普及しています。

品種を選ぶ際は、HRとIRの区分、対応レースを確認した上で、栽培環境に合った耐病性レベルの品種を選定することがポイントです。ミニトマト特有の着果数の多さと頻繁な農作業を考えると、耐病性品種の導入に加えて農作業衛生管理の徹底が特に重要になります。耐病性品種の導入・農作業の衛生管理・圃場消毒を組み合わせた総合的な防除体系を整備することで、安定したミニトマト生産につなげることができます。

ToMV耐病性を持つミニトマト品種の詳細については、ミニトマトの品種一覧からご確認ください。

128品種 掲載中
コレットロング

コレットロング

福井シード株式会社

【予約期間】 11月上旬~3月下旬 【販売期間】   4月下旬~5月下旬 ・ゼリーが少なく、グミのような独特の食感を持ったミニトマト。 ・酸味は少なめで、糖度が際立つ品種です。 ・熟してくるとヘタが黄色くなる性質があり、収穫の目安になります。 ・ヘタ取れがよく、収穫後の手間を軽減できます。 ・平均果重:10~15g ・TMV抵抗性:Tm-2a

ティポ

ティポ

福井シード株式会社

【予約期間】 11月上旬~3月下旬 【販売期間】   4月下旬~5月下旬 ・これまでにない食感を持ったミニトマトです。 ・肉厚でサックリとした歯ごたえがあり、パクパク食べれます。 ・果実はプラム型でピーナッツのようなくびれが少しあり、差別化に最適です。 ・単為結果性があり、着果が非常に良い品種です。 ・平均果重:10~15g ・TMV抵抗性:Tm-1

ミニョン

ミニョン

福井シード株式会社

【予約期間】 11月上旬~3月下旬 【販売期間】   4月下旬~5月下旬 ・旨味爆発ミニトマト ・プラム型がかわいいミニトマト。 ・甘味に加えて、旨味を強く感じる品種です。 ・甘いだけじゃない、旨いトマトがここにあります。 ・平均果重:10~15g ・TMV抵抗性:Tm-1

華オーバル

華オーバル

福井シード株式会社

とにかくうまい!おいしさ『極』立つミニトマト! ● 食味が極めておいしいミニトマト。 ● 糖度は10度前後で、皮残りが少ない。 ● 果色は光沢のある鮮赤色で、果形はプラム型。 ● 果重は15g前後のミニで、果揃いがよい。 ● 葉がコンパクトで密植栽培が可能。 ● 葉カビ病、トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、黄化葉巻病 (Ty-1)。 平均果重:15g   平均糖度:10   TMV抵抗性:Tm-2a 【予約期間】 11月上旬~3月下旬  【販売期間】   4月下旬~5月下旬

華カミカミ

華カミカミ

福井シード株式会社

噛めば噛むほど味があるミニトマト! ● 果肉が厚く、ゼリーが少なく噛めば噛むほどおいしい新食感。 ● 糖度は9度前後で、果色は朱色、果重は20g前後のミニ。 ● 着果性がよく、果揃いも良い。 ● 1果房当たりの花数は15~30花で、シングルとダブル果房が混在。 ● 節間が短く、草勢は強い。 ● 台木はTm-1型を使用。 平均果重:20g前後   平均糖度:9   TMV抵抗性:Tm-1 【予約期間】 11月上旬~3月下旬  【販売期間】   4月下旬~5月下旬

華キュート

華キュート

福井シード株式会社

【予約期間】 11月上旬~3月下旬 【販売期間】   4月下旬~5月下旬 ・甘さ抜群のミニトマトです。 ・果皮も柔らかく、食味はもちろん食感も最高です。 ・裂果も少なく、栽培性にも優れています。 ・ビタミンCは通常のミニトマトの約1.5倍です。 ・平均果重:10~15g ・TMV抵抗性:Tm-2a

華ころころ

華ころころ

福井シード株式会社

ころころ穫れるミニトマト! ● 糖度は8度前後で、酸味が少なく、食味は抜群。 ● 果重は25~30g前後。 ● 着果性が非常に優れ、果揃いも良い。 ● 1果房当たりの花数は15~30程度で、シングルとダブル果房が混在。 ● 葉カビ病、トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)。 平均果重:25~30g   平均糖度:8   TMV抵抗性:Tm-2a 【予約期間】 11月上旬~3月下旬  【販売期間】   4月下旬~5月下旬

CFココ

CFココ

タキイ種苗株式会社

葉かび病(Cf9)・斑点病耐病性で多収・長期どりのミニトマト! ■特徴 ・葉かび病に耐病性(Cf9)を示すほか、斑点病にも中程度の耐病性を示す。その他、トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病(F1)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ・吸肥力が強く、長期栽培に向く。 ・果重20~25gでL玉によくそろい、中玉とミニの中間的なサイズで食べ応えがある。 ・果皮は鮮やかな赤色で光沢があり、かための肉質で食味がよい。 ・早生種のため、栽培初期より収量が上がる。 ■栽培の要点 ・異常主茎の発生を防ぐため、元肥を抑え、1段花房開花苗を定植する。 ・追肥は草勢を見ながら、4~5段花房開花時から始めるのが目安。 ・裂果防止のため、施設内の過湿には注意する。

CFスイートミニトマト

CFスイートミニトマト

宝種苗株式会社

葉カビ病(Cf9)耐病性。肉厚でジューシーな味わい。プラム型、果重15~20g 【特性】 1.楕円形のミニトマト。日持ちが良く、ゼリーが飛び出さず大変美味。 2.平均糖度9~10度で果重が20g前後のミニでは中型サイズ。 3.葉カビ病(Cf9)に耐病性で作りやすいミニトマト。 4.ウイルス(ToMV)、萎凋病(F1)、葉カビ病(Cf9)耐病性。 【栽培上の注意】 ※裂果防止のため雨よけ栽培が原則で、冬期のハウス内温度は10度以上を確保して下さい。 ※長期栽培では栽培後半まで草勢維持が必要なので接木栽培をして下さい。

CFルル トマト

CFルル トマト

宝種苗株式会社

葉カビ病(Cf9)耐病性。ゼリー飛び出さず美味。プラム型、果重25~30g 【特性】 1.楕円形で果肉が硬く、日持ちが良く、表面につやがある。ゼリーが飛び出さず、大変美味。 2.平均糖度9~10度で果重が25~30g前後のミニでは中~大の大きさ。 3.葉カビ病(Cf9)に耐病性で裂果が少なく、作りやすいミニトマト。 4.ウイルス(Tm2a型)萎凋病(F1)葉カビ病(Cf9)耐病性。 【栽培上の注意】 ※裂果防止のため雨よけ栽培が原則で、冬期のハウス内温度は10度以上を確保して下さい。 ※長期栽培では栽培後半まで草勢維持が必要なので接木栽培をして下さい。

CF千果

CF千果

タキイ種苗株式会社

葉かび病(Cf9)・斑点病耐病性をもつ高品質ミニトマト! ■特長 ・葉かび病に耐病性(Cf9)を示すほか、斑点病にも中程度の耐病性を示す。 ・「千果」同様の極早生種で、栽培初期より収量が上がる。また、鮮赤色でつやがあり果ぞろい良好。 ・栽培特性も「千果」同様であるが、異常主茎がやや発生しやすいため、強勢にならないように注意する。 ・葉かび病(Cf9)以外に、トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・異常主茎軽減のためには、元肥を控えめに、追肥重点型の肥培管理を行う。 ・低温期にはハウス内の湿度を下げ、潅水に注意し、裂果を防ぐ。

Cf小鈴

Cf小鈴

ヴィルモランみかど株式会社

裂果が少なく食味の良いミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g 花数:20-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 裂果が少なく食味の良い越冬栽培向けミニトマト。厳寒期でも安定した草勢を維持しやすい。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く草勢は強いが、土壌水分や肥料に鈍感で芯止まり症や異常茎が出にくく栽培し易い。 2. 花房は3-4段目付近から2-3本に枝分かれすることが多く、着果性に優れ、1花房あたり20-25果程度で安定する。 3. 一果重15-20gで果揃いが良く、省力的である。果色は濃赤色でやや光沢があり、荷姿が非常に美しい。食味は甘みとコクがあって美味。 4. 果実は硬く、収穫・調整時の作業性や輸送性・店もち性に優れる。裂果は極めて少ない。 5. ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 6. 越冬長期どり、半促成および抑制栽培に適する。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 元肥は窒素成分量で10kg/10aをおよその目安とし、前作の肥料残効を考慮して施用する。育苗ハウスや定植するハウスの周囲に網を張って害虫の侵入を防止する。 元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.育苗 育苗は素直な苗作りを心がける。潅水を控え気味にし、鉢ずらしを早めに行い、節間が短めのがっちりした苗を養成する。定植苗は蕾が小さく見える程度~第一花房の第一花が開花する少し前程度を目安とする。若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。 3.定植 高温期に定植する場合、活着するまでに株元に少量多潅水し、必要に応じ軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂になり過ぎないよう注意する。 高温時に花数が極端に多くなる場合、先端を摘果する。着色し始めたら3枚位ずつ下葉かくが、最低でも葉数18枚は確保し良品生産を心がける。 追肥・潅水は第三花房開花頃から草勢と土壌水分の状態を見ながら開始し、少量多潅水を基本とする。 収穫期が高温や多日照のときには、着色時の障害(果実表面の硬化による裂果・着色不良・食味低下など)を防ぐため、果実に直接日光が当たらないよう葉陰を作るか、日中の数時間の遮光により果実を保護する。

MKS-T820

MKS-T820

ヴィルモランみかど株式会社

黄化葉巻病耐病性で斑点病耐病性を付与したミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g前後 花数:25-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント Cf小鈴の黄化葉巻病耐病性品種。着果数が多く、食味も優れる。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く栽培しやすい。 2. 草勢は強め。 3. 着果性に優れ、花房当たり25 ~ 30果程度で安定する。 4. 果実は濃赤色で、1果重は15 ~ 20g程度で揃う。 5. 裂果が非常に少ない。果実は硬く、作業性や輸送性、店もち性に優れる。 6. 食味は甘味と酸味のバランスが良く、コクがあって美味。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.定植 若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として定植する。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスの軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、株張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 3.栽培管理 液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畝肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めの草勢に管理し、厳寒期の草勢維持を図る。高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。 4.耐病性・病害虫の防除 ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。TYLCV(イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。黄化葉巻病に中程度の耐病性を持つが、高温時や生育初期は発病しやすくなるため注意する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生する地域があるので、防除を行う。 青枯病の汚染圃場では、足じまんSSを用いて接木栽培をする。

MKS-T821

MKS-T821

ヴィルモランみかど株式会社

黄化葉巻病耐病性で、果実肥大性の優れるミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:18-22g前後 花数:20-25 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 小鈴エルの黄化葉巻病耐病性品種。食味が良く、果実肥大性や果揃いが優れる。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く栽培し易い。 2. 草勢は強め。 3. 着果性に優れ、花房当たり20 ~ 25果程度で安定する。 4. 果実は濃赤色で、1果重は18 ~ 22g程度で揃う。 5. 裂果が非常に少ない。果実は硬く、作業性や輸送性、店もち性に優れる。 6. 食味は甘味と酸味のバランスが良く、コクがあって美味。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.定植 若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として定植する。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスの軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、株張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 3.栽培管理 液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畝肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めの草勢に管理し、厳寒期の草勢維持を図る。高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。 4.耐病性・病害虫の防除 ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。TYLCV(イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。黄化葉巻病に中程度の耐病性を持つが、高温時や生育初期は発病しやすくなるため注意する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生する地域があるので、防除を行う。 青枯病の汚染圃場では、足じまんSS、褐色根腐病対策には足じまんZを用いて接木栽培をする。

NEWナイアガラスイート

NEWナイアガラスイート

山陽種苗株式会社

多収で糖度がのりやすく、露地栽培にも最適!! 特性 ⃝果色のツヤが抜群の鮮赤色の丸玉のミニトマト。 ⃝果重10~20gで果皮は薄く、糖度は安定し、食味は抜群。 ⃝草勢管理がしやすく、露地栽培でも栽培がしやすく、空洞果や裂果などの障害果の発生が少ない。 ⃝タバコモザイクウィルスToMV(Tm-2a)抵抗性。 栽培のポイント ⃝低温期での育苗は障害果発生防止の為、必ず温床育苗を行う。 ⃝極端な水切りを行うと果実が小さくなるので適宜灌水を行う。 ⃝草勢の低下は収量の減少につながるので、後半まで草勢を弱めないように心掛ける。 ⃝早どりは行わず、十分に着色させ、糖度をのせてから収穫を行う。

TSX-019TYオレンジミニトマト

TSX-019TYオレンジミニトマト

トキタ種苗株式会社

黄化葉巻病耐病性オレンジミニトマト ■特性 草勢強く、異常茎・芯止まりの発生がなく栽培しやすい。 草姿は節間が長く誘引遅れに注意が必要で、葉サイズは中葉となる。 花房はシングル・ダブル中心で、果房あたり12〜20果と安定して着果する。 果実の果色は橙色で、1果重20g前後で花房内でのサイズ揃いがよい。 また、裂果に強く、糖度8〜9度と高品質である。 黄化葉巻耐病性(イスラエル型・マイルド型)、葉かび(Cf-9)抵抗性とToMV(Tm-2a)。 ■播き時期 適作型は特にTYLCVへの危険性のある越冬・促成に推奨。

TYグラッセ・オレンジプラス

TYグラッセ・オレンジプラス

有限会社フタバ種苗卸部

トマト黄化葉巻病(イスラエル型、マイルド型の両タイプ) に対して耐病性を示す。 果重22~25gのやや大きめのミニトマト。 糖度は約9度に安定する。 裂果が少なく揃いが良い。 TYLCVへの耐病性のほか、ToMV(Tm-2a)、萎凋病(R-1)に 抵抗性を示す。

TYグラッセ・レッドプラス

TYグラッセ・レッドプラス

有限会社フタバ種苗卸部

トマト黄化葉巻病(イスラエル型、マイルド型の両タイプ) に対して耐病性を示す。 果重22~25gのやや大きめのミニトマト。 糖度は約9度に安定する。 裂果が少なく揃いが良い。 TYオレンジに比べTYレッドはやや豊円型になる。 TYLCVへの耐病性のほか、ToMV(Tm-2a)、萎凋病(R-1)に 抵抗性を示す。

TYジュエルアイボリートマト

TYジュエルアイボリートマト

中原採種場株式会社

高糖度、食感が良いプラム型のミニトマト!! 特性 ●トマト黄化葉巻病(Ty-2)に対し耐病性のほか、トマトモザイク(Tm-2a)、葉かび病(Cf9)、半身萎凋病(V2)にも耐病性を示す。やや丸みを帯びたプラム型のミニトマト。●吸肥力が高く、生育旺盛。1花房に20果以上着果する多収型。●下段より多く着果し、果重18~20g程度のサイズで、揃いが良い。●果皮はテリのあるアイボリーで、果肉は硬めで弾力があり、裂果が少ない。●糖度は9~10度と高く、歯切れの良い食感。

TYジュエルイエロートマト

TYジュエルイエロートマト

中原採種場株式会社

高糖度、食感が良いプラム型のミニトマト!! 特性 ●トマト黄化葉巻病(Ty-2)に対し耐病性のほか、トマトモザイク(Tm-2a)、根腐萎凋病(J3)にも耐病性を示す。プラム型のミニトマト。●吸肥力が高く、生育旺盛。1花房に20〜25果着果する多収型。●下段より多く着果し、果重18~20g程度のサイズで、揃いが良い。●果皮はテリのあるイエローで、果肉は硬めで弾力があり、裂果が少ない。●糖度は8~9度と高く、歯切れの良い食感。

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