エルーゴ
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・暑さ寒さに強く、抽台が遅いサラダ菜。 ・葉は明緑色の丸葉で厚く丈夫。 ・刻みやちぢみが少ない。葉肉はクセがなく甘みがあり、食味が良い。 ・耐病性強く、生育期間が短いため、周年栽培可能。
リーフレタスとは、結球せずに葉が広がるように生育する非結球タイプのレタスの総称です。学名は Lactuca sativa var. crispa で、キク科に分類されます。結球レタスが葉を内側に巻いて球を形成するのに対し、リーフレタスは葉が外側に開張するように展開するのが形態上の大きな違いです。
リーフレタスの葉は、品種によって形状や色が多様です。葉の縁が波打つフリル状のもの、切れ込みが深いギザギザした形状のもの、葉面が平滑なものなど、見た目のバリエーションが豊富です。葉色も明るい黄緑色が主流ですが、品種によっては濃緑色のものもあります。なお、赤紫色に着色するタイプは一般的に「サニーレタス」として区別されることが多いため、「リーフレタス」と言った場合は主に緑葉系のものを指すのが国内市場での慣例です。
まず押さえておきたいのが、リーフレタスは結球レタスと比較して食感や味わいが異なるだけでなく、栽培管理や流通面でも異なる特性を持っているという点です。結球しないため生育期間が短く収穫回転が速い一方、葉が傷みやすく日持ちが結球レタスに比べて短いという側面があります。
リーフレタスの最大の魅力は、柔らかくふんわりとした食感と、鮮やかな葉色による彩りの良さです。結球レタスのパリッとした食感とは対照的に、リーフレタスは口当たりが優しく、サラダの「土台」として他の食材を引き立てる役割を果たします。葉にボリューム感があるため、少量でも皿の上に立体感を出しやすく、盛り付けの見栄えが良くなるのも特徴です。
味わいの面では、結球レタスよりもやや風味が濃く、野菜としての味がしっかり感じられる品種が多い傾向にあります。ドレッシングとの絡みも良く、葉の表面に凹凸やフリルがあるためドレッシングが適度に留まりやすいという利点もあります。
生産者にとっての魅力は、栽培期間の短さと収穫の柔軟性です。リーフレタスは結球レタスと比べて生育期間が短く、播種から収穫まで40〜60日程度で収穫できる品種が多くあります。また、外葉からかき取り収穫する方法を採用すれば、同一株から複数回の収穫が可能であり、長期間にわたって出荷を続けることもできます。
直売所やマルシェでの販売に適していることもリーフレタスの強みです。結球レタスは大量流通向きの品目ですが、リーフレタスは多品種少量生産との親和性が高く、少量多品目経営の中に組み込みやすい品目です。
リーフレタスに対する消費者ニーズは、サラダ文化の多様化とともに拡大しています。従来、家庭での「サラダ」といえば結球レタスをちぎって盛り付けるスタイルが主流でしたが、近年はリーフレタスをベースにしたグリーンサラダや、ベビーリーフとの組み合わせなど、多様なスタイルが浸透しています。
外食産業での需要も堅調です。レストランやカフェでは、料理の付け合わせやガーニッシュとしてリーフレタスが多用されています。葉の形状が華やかで、皿の上での見栄えが良いことが業務用での採用理由の一つです。特に、葉の縁がフリル状になった品種は盛り付けのアクセントとして重宝されています。
ここからが実際の栽培で差がつくところです。リーフレタスは鮮度劣化が結球レタスよりも速いため、収穫から消費者の手に届くまでのスピードが品質評価に直結します。直売所での販売が好まれる理由の一つは、この「鮮度の近さ」にあります。量販店向けの出荷では、予冷と低温流通の徹底が欠かせません。
カット野菜市場では、リーフレタスはサラダミックスの構成素材として需要が伸びています。緑色の葉物としてキャベツやほうれん草との差別化が図りやすく、カット後の見た目の良さと食感の軽さが評価されています。
価格面では、リーフレタスは結球レタスよりもg当たりの単価が高くなる傾向があります。ただし、重量が軽いため1株当たりの売価は結球レタスより低くなることもあり、面積当たりの収益性は品種・作型・販路によって大きく異なります。
リーフレタスの栽培管理は、基本的にレタス栽培の一般原則に従いますが、非結球タイプならではの注意点もあります。
温度管理はリーフレタスでも重要です。生育適温は15〜20℃で、高温期の栽培ではとう立ち(抽苔)が起こりやすくなります。とう立ちすると葉が硬くなり、苦みが増して商品価値が失われます。夏季の栽培では、遮光ネットの利用やハウス内の換気管理が品質維持のポイントになります。
播種密度と株間の設定は、リーフレタスの品質に大きく影響します。密植にすると1株あたりの葉数が減り、ボリュームのない商品に仕上がります。反対に株間が広すぎると面積当たりの収量が落ちるため、品種の草姿に合わせた適正な株間設定が求められます。一般的には条間25〜30cm、株間20〜25cm程度が目安ですが、品種によって異なります。
灌水管理では、土壌の過湿を避けることが重要です。リーフレタスは根が浅い作物であるため、過湿条件では根腐れが起こりやすく、軟腐病などの土壌病害のリスクも高まります。マルチの利用は、土壌水分の安定化と泥はね防止の両面で効果があります。
病害虫対策としては、べと病、菌核病、灰色かび病が主な病害です。べと病はレタス類全般に発生する重要病害であり、耐病性品種の選定が防除の基本です。害虫ではアブラムシ類の被害に注意が必要で、生食で消費されるため残留農薬への配慮も求められます。
収穫のタイミングは品質に直結します。葉が十分に展開し、ボリュームが出た段階で株ごと収穫するのが基本です。収穫が遅れると葉が硬くなり、苦みが出る傾向があります。収穫後は速やかに予冷を行い、鮮度を保った状態で出荷することが重要です。
リーフレタスの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。
意外と知られていないのですが、リーフレタスは品種によって苦みの出方に差があります。特に高温期の栽培では苦みが強くなりやすい傾向がありますが、品種の選定によってこのリスクをある程度軽減できます。高温期に出荷する産地では、苦みが出にくい品種を選ぶことが消費者評価の維持につながります。
試作時には、同一圃場で複数品種を並べて栽培し、ボリューム感・葉色・食味・日持ち性・耐病性を総合的に比較評価することが、最適な品種選定への近道です。
リーフレタスの市場は、サラダ消費の多様化を追い風に拡大傾向が続いています。量販店では、結球レタスの横にリーフレタスやサニーレタスが並ぶ光景が定着しており、消費者の選択肢として認知されています。
カット野菜・パッケージサラダ市場の拡大は、リーフレタスの需要を底上げする要因となっています。カット野菜メーカーにとって、緑色のリーフレタスは商品の彩りと食感のバランスを整える重要な素材であり、安定した供給への要望が強まっています。
産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、今後は水耕栽培(植物工場を含む)によるリーフレタスの供給が増加する可能性があります。水耕栽培は天候に左右されない安定生産が可能であり、農薬使用量も抑えやすいことから、特にカット野菜向けの業務用需要においてシェアを伸ばしています。露地栽培・土耕栽培の産地としては、水耕栽培との差別化(食味の良さ、地域ブランド力)を意識した品種選定と販売戦略が課題になるでしょう。
品種育成の面では、べと病の新レースへの対応、高温期の品質安定性、日持ち性の向上が各種苗メーカーの重要な育種目標です。消費者の健康志向の高まりに伴い、栄養価の高さや機能性成分を訴求できる品種への関心も出てきています。
リーフレタスは、結球しない非結球タイプのレタスであり、柔らかくふんわりとした食感と鮮やかな葉色が魅力の品目です。サラダ文化の多様化に伴い、家庭用・外食用・カット野菜用のいずれにおいても需要が拡大しています。栽培期間が短く収穫回転が速い一方、鮮度劣化が速いため、収穫後の取り扱いに注意が必要です。
品種選びにあたっては、葉形・葉色・ボリューム感・べと病耐性・晩抽性・日持ち性を総合的に検討し、自分の栽培環境と販路に合った品種を選定することが、安定した生産と販売の基盤となります。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・暑さ寒さに強く、抽台が遅いサラダ菜。 ・葉は明緑色の丸葉で厚く丈夫。 ・刻みやちぢみが少ない。葉肉はクセがなく甘みがあり、食味が良い。 ・耐病性強く、生育期間が短いため、周年栽培可能。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ 【人気ナンバー4】 ■特性 ・鮮やかなグリーンの葉は樫(オーク)の葉に似ており、ソフトな味わいが特徴。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ ■特性 ・赤と緑のコントラストが美しく、ナッツに似た香りをもつ葉を多数つける。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ ■特性 ・丸葉に近い大葉のサラダ菜タイプで、葉肉が厚く、抽苔が極めて遅い。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
株式会社トーホク
しなやかな葉質はお肉を巻きやすく、肉厚でシャキシャキとした食感がおいしい。独特の葉質は様々な調理にも使えます。比較的暑さに強くプランターでも手軽に栽培できます。
タキイ種苗株式会社
農林水産省登録品種(品種名:TLE416) 鮮赤色でボリュームにすぐれる極晩抽種! ■特長 ・高温期のボリュームと晩抽性向上に加え、発色の安定を図った品種。 ・葉先は鮮やかな赤色で、多雨や曇天などの不良環境下でも発色が安定する。 ・高温期でも芯葉の伸びが旺盛で、ボリュームがある極晩抽種。 ・草姿立性で形状が安定し、箱詰めしやすい。 ■栽培の要点 ・圃場を適湿に保ち、若苗定植で栽培期間を通じてスムーズに生育させる。 ・低温期栽培や老化により葉柄にアントシアンの発生する恐れがあるので、播種期を守り適期収穫を心掛ける。 ・風雨により葉が傷んだ場合は、早期に予防的な薬剤散布を行う。
タキイ種苗株式会社
農林水産省登録品種(品種名:TLE557) べと病と根腐病レース1・2・3に複合耐病性! 幅広い作型でボリュームが安定! ■特長 ・べと病と根腐病レース1・2・3複合耐病性。斑点細菌病にも比較的強いため幅広い作型で安心して栽培できる。 ・生育は旺盛でボリュームがあり、形状が安定する。 ・抽苔は比較的遅く、低温ストレスによるわき芽発生が少ない。 ・葉はしなやかで収穫時の箱詰め作業が容易。 ■栽培の要点 ・圃場を適湿に保ち、若苗定植で栽培期間を通じてスムーズに生育させる。 ・凍霜害の発生が懸念される場合には、トンネルやベタがけでの被覆管理を行う。 ・冬〜厳寒期どりではトンネル栽培が基本。平均気温10℃を目安に被覆を開始する。 ・病害に対しては予防的に早期防除に努める。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ ■特性 ・葉色が鮮やかな丸葉に近い赤サラダ菜タイプ。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
株式会社トーホク
柔軟性のあるやや硬めの葉質で、焼肉などを包みやすい。シャキシャキとした食感で、鮮やかな色合いは料理映えします。比較的暑さに強くプランターでも手軽に栽培できます。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・暑さ寒さに強く、抽台が遅いサラダ菜。 ・葉は明緑色の丸葉で厚く丈夫。 ・刻みやちぢみが少ない。葉肉はクセがなく甘みがあり、食味が良い。 ・耐病性強く、生育期間が短いため、周年栽培可能。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ 【人気ナンバー4】 ■特性 ・鮮やかなグリーンの葉は樫(オーク)の葉に似ており、ソフトな味わいが特徴。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ ■特性 ・赤と緑のコントラストが美しく、ナッツに似た香りをもつ葉を多数つける。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ ■特性 ・丸葉に近い大葉のサラダ菜タイプで、葉肉が厚く、抽苔が極めて遅い。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
株式会社トーホク
鮮やかで優しい濃緑色の葉で、肉厚なのにしなやかなやわらかさで、ふわふわとした心地よい食感。おいしくサンドイッチなどに最適。プランターでも手軽に栽培できます。
株式会社トーホク
しなやかな葉質はお肉を巻きやすく、肉厚でシャキシャキとした食感がおいしい。独特の葉質は様々な調理にも使えます。比較的暑さに強くプランターでも手軽に栽培できます。
タキイ種苗株式会社
農林水産省登録品種(品種名:TLE416) 鮮赤色でボリュームにすぐれる極晩抽種! ■特長 ・高温期のボリュームと晩抽性向上に加え、発色の安定を図った品種。 ・葉先は鮮やかな赤色で、多雨や曇天などの不良環境下でも発色が安定する。 ・高温期でも芯葉の伸びが旺盛で、ボリュームがある極晩抽種。 ・草姿立性で形状が安定し、箱詰めしやすい。 ■栽培の要点 ・圃場を適湿に保ち、若苗定植で栽培期間を通じてスムーズに生育させる。 ・低温期栽培や老化により葉柄にアントシアンの発生する恐れがあるので、播種期を守り適期収穫を心掛ける。 ・風雨により葉が傷んだ場合は、早期に予防的な薬剤散布を行う。
タキイ種苗株式会社
農林水産省登録品種(品種名:TLE557) べと病と根腐病レース1・2・3に複合耐病性! 幅広い作型でボリュームが安定! ■特長 ・べと病と根腐病レース1・2・3複合耐病性。斑点細菌病にも比較的強いため幅広い作型で安心して栽培できる。 ・生育は旺盛でボリュームがあり、形状が安定する。 ・抽苔は比較的遅く、低温ストレスによるわき芽発生が少ない。 ・葉はしなやかで収穫時の箱詰め作業が容易。 ■栽培の要点 ・圃場を適湿に保ち、若苗定植で栽培期間を通じてスムーズに生育させる。 ・凍霜害の発生が懸念される場合には、トンネルやベタがけでの被覆管理を行う。 ・冬〜厳寒期どりではトンネル栽培が基本。平均気温10℃を目安に被覆を開始する。 ・病害に対しては予防的に早期防除に努める。
中原採種場株式会社
ナカハラのハイドロレタス・シリーズ ■特性 ・葉色が鮮やかな丸葉に近い赤サラダ菜タイプ。 ■注意 ・レタス類は、一般地での夏場(4~8月)の露地栽培には適しません。 ・水耕施設では、温度や水質管理などにより一年を通しての栽培も可能です。
株式会社トーホク
柔軟性のあるやや硬めの葉質で、焼肉などを包みやすい。シャキシャキとした食感で、鮮やかな色合いは料理映えします。比較的暑さに強くプランターでも手軽に栽培できます。