結球レタス品種一覧|玉レタス・業務用向け

タグ名: 結球レタス

対象作物 • 6品種で使用中

結球レタスについて

結球レタスとは

結球レタスは、葉が何層にも重なって球状に結球するタイプのレタスです。いわゆる「玉レタス」と呼ばれるもので、スーパーで最もよく見かけるレタスがこの結球レタスです。球の大きさは品種によって異なりますが、直径15〜20cm程度、重さは400g〜600g程度が一般的です。外葉は濃い緑色、内側の葉は淡い黄緑〜白っぽい色をしており、結球が進むほど内部の葉が白く柔らかくなります。

結球レタスの最大の特徴は、パリッとした歯ごたえとみずみずしさです。生食に向いており、サラダの定番野菜として家庭でも業務用でも幅広く消費されています。結球の締まり具合や葉の厚さ、シャキシャキ感は品種によって差があり、出荷先のニーズに合わせた品種選びが収益性を左右します。

市場では周年安定した需要があり、国内生産は長野・茨城・群馬などが主産地です。産地リレーによって一年中流通しており、家庭用・業務用ともに消費量が多い、野菜の中でも特に重要な品目のひとつです。


結球レタスの魅力

  • パリッとした食感が抜群
    結球レタスのシャキシャキとした歯ごたえは、サラダや生食で特に際立ちます。新鮮なものほど食感が良く、消費者からの評価も高いです。

  • サラダの定番として需要が安定している
    家庭でも飲食店でも、サラダといえば結球レタスというくらい定番化しています。市場規模が大きく、販路が多様なのは経営の安定につながります。

  • 保存性が比較的高い
    葉物野菜の中では日持ちが良く、適切に保存すれば1週間程度品質を保てます。流通・販売の面で扱いやすい野菜です。

  • カット野菜・業務用需要が大きい
    千切りキャベツと並んで、カット野菜の主力商品です。コンビニや外食チェーンからの業務用需要も安定しており、契約栽培の選択肢も豊富です。

  • 周年栽培が可能
    産地と作型を組み合わせることで、一年中栽培・出荷できます。冷涼地では夏場、温暖地では冬春と、地域の気候を活かした栽培が可能です。


主な用途

結球レタスは生食が中心で、幅広いシーンで使われています。

サラダが最も一般的な食べ方です。千切りにしてサラダボウルに盛り付けたり、手でちぎってミックスサラダにしたり。ドレッシングとの相性も良く、家庭でも飲食店でも定番の使い方です。

ハンバーガー・サンドイッチの具材としても欠かせません。ファストフードチェーンや飲食店では大量に消費され、安定した業務用需要があります。

カット野菜では千切りレタスやミックスサラダの主要食材として流通しています。コンビニやスーパーのカット野菜コーナーでの需要は年々拡大しており、加工業者からの引き合いも強いです。

炒め物・スープにも使われます。中華料理ではレタスを炒める料理があり、加熱してもシャキシャキ感が残るのが特徴です。

焼肉・鍋の付け合わせとしても人気があります。肉を包んで食べるスタイルは定着しており、焼肉店や居酒屋での需要も安定しています。


栽培のポイント

結球レタスは冷涼な気候を好む作物で、高温期の栽培は品質管理が難しくなります。

作型は地域によって異なります。高冷地・冷涼地では春まき〜夏秋収穫が主流で、温暖地では秋まき〜冬春収穫が中心です。産地リレーによって周年供給が実現されています。

結球を揃えるための温度管理が品質を左右します。結球期に適温(15〜20℃程度)を保つことで、締まりの良い球が育ちます。高温期は結球不良や抽苔(とう立ち)のリスクが高まるため、作型設計と品種選びが重要です。

水分管理も結球の良し悪しに影響します。乾燥が続くと結球が進まず、過湿は病害のリスクを高めます。圃場の排水性を確保しつつ、適度な水分を維持することが基本です。

病害虫管理は軟腐病、べと病、菌核病、アブラムシ、ヨトウムシなどが主な対象です。特に軟腐病は高温多湿期に発生しやすく、結球部が腐敗すると全損になります。排水対策と早期防除が欠かせません。

収穫適期の見極めも重要です。結球が進みすぎると球が硬くなりすぎたり、内部が腐敗することがあります。手で押さえて適度な弾力があるタイミングで収穫するのが基本です。


品種選びのコツ

結球レタスの品種選びは、作型・地域・販売先を軸に考えるのが基本です。

結球の締まりと球形は出荷先によって求められる特性が異なります。市場出荷や量販店向けでは、締まりが良く形が揃った品種が好まれます。業務用では多少の不揃いは許容されるケースが多いです。

耐暑性・耐寒性は作型適応性に直結します。夏秋作なら耐暑性が高く抽苔しにくい品種、冬春作なら耐寒性があり低温でも結球が進む品種を選びましょう。

耐病性、特にべと病や軟腐病への抵抗性は、大面積栽培での安定生産に欠かせません。病害による減収リスクを下げるため、耐病性品種の導入は優先度が高いです。

葉質と食感も差別化のポイントになります。直売所向けや高級スーパー向けなら、シャキシャキ感が強く食味の良い品種を選ぶと販売力が上がります。

収穫期の揃いやすさは作業効率に影響します。一斉収穫を前提とする場合、同じ播種日で結球時期が揃いやすい品種を選ぶと収穫作業がスムーズになります。


市場とこれから

結球レタスの市場は、サラダ需要の拡大とカット野菜市場の成長を背景に安定した需要が続いています。健康志向の高まりとともに生野菜の消費は増加傾向にあり、結球レタスはその中心的な存在として消費を牽引しています。

カット野菜市場の拡大は特に顕著で、コンビニやスーパーのカット野菜コーナーは年々充実しています。千切りレタスやミックスサラダの需要は今後も伸びると見られており、加工業者との契約栽培は安定した販路として有望です。

外食産業でも結球レタスは欠かせない食材です。ファストフード、ファミリーレストラン、居酒屋など幅広い業態で使われており、業務用需要は底堅いです。人手不足が続く外食産業では、下処理済みのカットレタスへの需要がさらに高まると予想されます。

機能性成分への注目も追い風です。レタスに含まれるラクチュコピクリン(苦味成分)の健康効果への関心が高まっており、機能性を訴求した商品開発の動きも出てきています。

環境制御技術の進展により、植物工場での結球レタス生産も拡大しています。周年安定供給と高品質化が可能になり、新たな市場が形成されつつあります。


まとめ

結球レタスは、サラダの定番として安定した需要があり、カット野菜・業務用と販路も多様な品目です。ただし作型・地域・病害リスクによって適した品種が大きく異なるため、栽培環境と出荷先に合わせた品種選びが収益を左右します。

ミノリスの結球レタス品種一覧では、耐病性・作型適応性・結球性・食味など、各品種の特性を詳しく比較できます。安定生産と販売力を両立できる品種を、ぜひ一覧から探してみてください。

タグ情報

基本情報

タグ名
結球レタス
種別
対象作物

使用状況

関連品種数
6品種
関連作物数
1作物
関連メーカー数
4社

関連品種(6品種)

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統計情報

6
関連品種数
1
関連作物数
4
関連メーカー数
0
関連農業資材数

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