果実・収量特性

ノーネットのメロン品種一覧 全20種類

ノーネットメロン ノーネットメロンとは ノーネットメロンとは、果実の表皮にネット(網目模様)が入らないメロンの総称です。ネット系メロンの果皮に見られるコルク状の網目模様がなく、滑らかな表面を持つことが最大の外観的特徴です。 メロンの果皮に網

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ノーネットについて

ノーネットメロン

ノーネットメロンとは

ノーネットメロンとは、果実の表皮にネット(網目模様)が入らないメロンの総称です。ネット系メロンの果皮に見られるコルク状の網目模様がなく、滑らかな表面を持つことが最大の外観的特徴です。

メロンの果皮に網目が入る仕組みを知っておくと、品種選びの理解が深まります。ネットは、果実内部の急速な膨大に果皮の成長が追いつかず、亀裂が生じてコルク化したものです。果実の生長スピードが速い品種ほどネットが入りやすく、ノーネット品種は果皮の伸長性と果実の膨大のバランスが取れているため、網目が形成されにくい特性を持っています。

代表的なノーネット品種としては、株式会社サカタのタネの「プリンスメロン」「プリンスPF」「プリンスPF6号」が挙げられます。プリンスメロンは1962年にサカタのタネが育成した品種で、露地・トンネル栽培に適した手頃な価格帯のメロンとして、長年にわたって家庭消費市場を支えてきた歴史的な品種です。

ノーネットメロンの特性と魅力

ノーネット品種が持つ特性は、栽培面・流通面・消費面のそれぞれにメリットと注意点があります。

まず栽培面では、ネット系品種と比べて管理の難易度が相対的に低い傾向があります。ネット系品種は着果後の温度・水分管理がネットの均一な形成に影響するため、栽培技術の習熟度が品質に直結します。一方ノーネット品種は、果皮の外観品質の管理目標が「傷なし・汚れなし」に絞られるため、初心者にも取り組みやすいとされています。

消費者にとっての魅力は、手頃な価格帯と親しみやすさです。ネット系の高級メロンと比べると単価は低くなりますが、その分だけ購入の敷居が低く、日常的な果物として選ばれやすい特性があります。スーパーマーケットの青果コーナーや、道の駅・農産物直売所では、リーズナブルな価格帯のメロンとして安定した需要があります。

露地適性の高さ

ノーネット品種の多くは露地・トンネル栽培への適性が高く、施設コストをかけずに生産できる点が生産者にとっての大きなメリットです。

意外と知られていないのですが、ノーネット品種は一般的にネット系品種よりも低温適応性が高い傾向があります。春先の気温が安定しない時期でも着果しやすく、初期生育が比較的順調に進む品種が多い点が、露地栽培向きとされる理由の一つです。

また、地這い栽培(ほふく型)との相性が良いのもノーネット品種の特徴です。ネット系品種では支柱や立体誘引が必要なことが多いですが、ノーネット品種は地這い栽培でも安定した収量を確保しやすいため、労力と資材コストを抑えた生産が可能です。

一方で、降雨の多い年や多湿な圃場環境では、果皮に汚れや傷がつきやすくなるというデメリットもあります。また、地表に接する面が日焼けや変色を起こすことがあるため、敷きわらやマルチの活用が外観品質の維持に有効です。

品種と作型の関係

ノーネット品種には、品種ごとに適した作型や出荷時期があります。春〜初夏収穫向けのトンネル栽培品種と、夏〜秋収穫向けの露地品種では、種まきから収穫までの日数や、求められる温度条件が異なります。

プリンスメロン系の品種は春のトンネル栽培から露地夏栽培まで幅広く対応できる品種が多い一方、品種によって生育の最適温度帯に差があります。カタログに記載された積算温度や播種〜収穫日数を確認し、自分の栽培地域の気候条件に合っているかを事前に確認することが重要です。

株式会社サカタのタネの「リゾート」や「マルセイユ」なども、ノーネット系の系譜に位置する品種として知られており、品種の特性や耐病性の違いを比較しながら選ぶことができます。

病害対策のポイント

ノーネット品種を含むメロン全般で注意が必要な病害は、うどんこ病とべと病です。露地・トンネル栽培が中心のノーネット品種では、施設栽培と異なり気象条件のコントロールが難しいため、耐病性の有無が病害リスクに大きく影響します。

うどんこ病は葉表面に白い粉状の菌糸が広がる病害で、乾燥条件下でも発生しやすく、春から秋にかけての露地栽培で問題になることがあります。べと病は多湿条件下で発生しやすく、梅雨時期のトンネル・露地栽培では注意が必要です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。ノーネット品種の中でも、うどんこ病やべと病への耐性に差があります。品種カタログで耐病性表記を確認し、自圃場で問題になりやすい病害に対応した品種を選ぶことが、防除コストの削減と品質安定につながります。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

品種選びのコツ

ノーネットメロンの品種を選ぶ際に確認しておきたい主なポイントを整理します。

  • 作型適合性: 春トンネル・露地夏・秋どりなど、品種ごとに適した作型が異なる。気候条件と収穫時期の目標に合わせて選ぶ
  • 果皮色と果肉色: 白皮緑肉・黄皮白肉・白皮白肉など、品種によって外観と果肉色が異なる。市場や直売所でのニーズに合わせて選定する
  • 糖度・食味: ノーネット品種の中でも糖度の発現しやすさに差がある。高糖度を狙うには着果数の絞り込みと追熟管理が重要
  • うどんこ病・べと病耐性: 露地・トンネル栽培では耐病性が重要な選定基準になる
  • 日持ち性: 産地から消費地までの輸送距離に応じて、追熟の速度が適切な品種を選ぶ
  • 果実サイズの安定性: 1〜2kgの規格品を揃えられる品種かどうかは、市場出荷では特に重要

まとめ

ノーネットメロンは、滑らかな果皮を持ち、露地・トンネル栽培への適性が高い品種群です。プリンスメロン系に代表されるように、施設コストを抑えた省力的な生産が可能で、直売所や量販店向けの手頃な価格帯のメロンとして安定した需要があります。

品種選びでは、作型・気候条件・販売先のニーズに加え、うどんこ病・べと病への耐性も重要な確認ポイントです。ノーネット品種が紐づく関連タグの品種一覧も参考にしながら、栽培環境に合った品種を選定してください。

20品種 表示中
アスコット

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株式会社大和農園

草勢は旺盛で、着果が良く多収性 ■基本情報 品目 メロン タイプ 黄皮・ノーネット 糖度 16〜18度 果重 0.8〜1.1kg 登熟目安 45~50日 ■品種特徴 ○ハウス~トンネル地這栽培までの作型に適応。 ○草勢は旺盛で、着果が良く多収性。多ヅル栽培に適する。 ○登熟日数は45~50日を目安とする。 ■栽培方法 <植え付け> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥2kg・緩効性肥料100gとする。畦幅2.5m、株間60~80㎝でマルチを張り、トンネルを作る。本葉4~5枚の苗を畦端30㎝に定植する。子ヅルは畦に直角に伸ばす。 <整枝・着果> 親ヅルは4~5枚で摘芯する。揃った子ヅルを2本出し、25節位で摘芯する。子ヅルの10~15節位から出る孫ヅルの1節目に着果させる。着果までの側枝は摘除する。地這栽培の場合、メロンマットを敷く。

エロークインL

エロークインL

株式会社大和農園

黄皮ノーネット白肉大玉品種 ■基本情報 品目 メロン タイプ 黄皮・ノーネット 糖度 14〜16度 果重 1.2〜1.5kg 登熟目安 45~48日 ■品種特徴 ○黄皮ノーネット白肉大玉品種。 ○肉質は柔らかく繊維が少なくとろける美味しさ。 ○当社の黄皮ノーネット品種の中で最も低温耐性強く、早い作型でも栽培可能。 ○登熟日数は45~48日を目安とする。

サワースウィート

サワースウィート

株式会社萩原農場

新感覚のノーネットの甘酸っぱいメロンメロン ・メロンのリッチな甘みと爽やかな酸味を持ち合わせたメロンです。 ・少し黄身がかった白肌のノーネットメロンです。 ・草勢は中位で、立体でも地這いでも栽培可能です。 ■特性 ・草勢は中位で比較的おとなしい。 ・雌花の着生・着果は安定している。 ・肥大は親づる1本1果(立体):1.5㎏、子づる2本4果(地這い):1㎏程度。 ・果形は高球形である。 ・果皮は白色(収穫前に黄味がかる)である。 ・果肉は白色で厚く、緻密でなめらかな食感である。 ・糖度は適切な管理により16度程度に安定し、日持ち性が優れる。 ・甘いだけでなく爽やかな酸味があり、深い味わいが楽しめる。 ・成熟日数は交配から40~45日前後である。

月しずく

月しずく

丸種株式会社

ユニークな外観、高糖度で食味最高! 1. 純白の果皮に緑色の斑点が入る非常に珍しい外観のノーネットメロンです。 2. 果形はやや腰高球で、1.6~1.8kgになります。 3. 果肉は淡緑色、緻密な肉質で食味に優れます。糖度は15度前後に安定します。 4. 草姿は立性で節間はやや短め、葉の大きさ・草勢は中程度です。 5. 交配後45日程度で収穫できます(ハウス)。

渥美美人

渥美美人

トヨタネ株式会社

(ノーネット) 甘みが強い地這栽培用品種 品種特性 ■特長 ・ホームランスターメロンにツル割病抵抗性を付加。 ・ホームランスターメロンまでは長玉となる産地、作型に最適。 ・熟期は着果後45日程度で、ホームランスターに比べ2~3日遅い。 ・果重は、1200~1300g。 ・果型は、豊円球。 ・糖度は、16%~18%。 ・肉厚は、3.8~4.2cm。 ・白熟期日数は、着果後45~47日。 ・果皮色は、乳白に近い。 ■栽培のポイント ・地這栽培用品種で、一株2本仕立て4果獲り、もしくは3本仕立て6果獲り。 ・食味は、完熟すると甘みが強く粘質となる。早穫りは厳禁。

黄肌系メロン 黄金丸

黄肌系メロン 黄金丸

株式会社埼玉原種育成会

◎黄肌でノーネットの美味しいメロン ◎ハウス・トンネル栽培で可能 ◎登熟日数は、交配後40~45日前後で日持ちが良く  発酵果や実崩れ果が出にくい

しらゆき

しらゆき

株式会社大和農園

果皮・果肉ともに上品な乳白色 ■基本情報 品目 メロン タイプ 白皮・ノーネット 糖度 16〜18度 果重 0.8〜1.0kg 登熟目安 50日前後 ■品種特徴 ○立体、地這栽培兼用のノーネットメロン。 ○果皮、果肉ともに上品な乳白色。 ○登熟日数は50日前後を目安とする。

アルプス

アルプス

丸種株式会社

甘さと芳香のノーネットメロン 1. 露地栽培が容易なノーネットメロンです。 2. 果実は約700gとなり、芳香があり美味しいです。 3. 開花後40日位で収穫、3~5日程度後熟した頃が食べごろとなります。

イエローキング

イエローキング

株式会社萩原農場

自慢のノーネット系メロン ・鮮やかな外観を持ち、肥大性の極めて優れた黄皮・白肉メロンです。 ・食べ頃に心配がなく、いつでも食べ頃で可食期間の長いのも大きな特徴です。 ■特性 ・草勢は中位で比較的おとなしく、葉は中葉で欠刻は浅い。 ・低温・弱日照下でも生育が優れ、雌花の着生・着果は安定している。 ・肥大は栽培条件により異なるが、800~1,200gになる。 ・果形は正~やや高球形で良く揃い、稜角果等の果形の乱れは少ない。 ・果皮は濃黄色で、ひびネットや緑条果の発生が少ない。 ・果肉は淡白緑色で厚く、独特の歯触りがあり、爽やかな食感である。 ・糖度は14~15度に安定し、日持ち性が極めて優れる。 ・成熟日数は諸条件(天候・気温・草勢)により変動するが、43~48日程度である。

イエローハート

イエローハート

株式会社萩原農場

自慢のノーネット系メロン ・見栄えが良くて、食味の優れた黄皮・赤肉メロンです。 ・栽培がし易く、収量も安定しています。 ■特性 ・草勢は中位で比較的おとなしく、葉は中葉で欠刻は浅い。 ・低温・弱日照下でも生育が優れ、雌花の着生・着果は安定している。 ・肥大は栽培条件により異なるが、800~1,200gになる。 ・果形は正~やや高球形で良く揃い、稜角果等の果形の乱れは少ない。 ・果皮は濃黄色で、ひびネットや緑条果の発生が少ない。 ・果肉は淡白緑色で厚く、独特の歯触りがあり、爽やかな食感である。 ・糖度は14~15度に安定し、日持ち性が極めて優れる。 ・成熟日数は諸条件(天候・気温・草勢)により変動するが、40~45日程度である。

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