品種詳細

■特性 ・葉柄が太くボリュームがあり、多収となる秋冬~春どり用品種。 ・葉形は幅の広い剣葉、葉色は極濃緑で光沢が強い。 ・草姿は立性で、葉の絡みが少ないため収穫作業性に優れる。 ・べと病レース1~12、14、15、19に抵抗性をもつ。 ■栽培のポイント ・べと病のレースは多様化しているため、栽培環境の改善や殺菌剤散布による予防が不可欠。 ・厳寒期栽培では保温に努め、生育を順調に進める。 ・抽苔を避けるため、推奨播種期を守り、無理な春の遅まきはしない。
ショータイム

果実・収量特性

病害耐性

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メーカー情報

渡辺農事株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

但馬

但馬

吉谷農芸株式会社

共通 剣葉 べと病耐性 多収性

■特徴 ●ベト病に強く、栽培容易。草勢旺盛な丸種の交配種。 ●草姿は立性で、株張り・株揃いにすぐれ、葉は濃緑で2~3段に浅く切れ込みがある。市場好みの形状で商品性の高い良質、増収穫。 ●耐暑・耐寒性強く、栽培適応性の幅が広い。 ■栽培要点 ●圃場は排水の良い場所を選びあらかじめ堆肥などの有機質肥料をできるだけたくさん投入して、地力をつけておく。 ●肥料は元肥主力とし、10a当り成分量でチッソ20kg、リンサン15kg、程度が標準。追肥は薄い液肥などを必要に応じて施し、一気に株を上げることがポイント。

ゴードン

ゴードン

株式会社サカタのタネ

共通 べと病耐性 剣葉 多収性

秋冬まき用。暖冬・厳冬でも適度な伸長性の多収型ホウレンソウ ■特性 1. べと病R-1~9、11~16、18~20に抵抗性がある。 2. 濃緑色、平滑な剣葉で、葉先がややとがり、浅く欠刻が入る。 3. 立性で葉の絡みが少なく、葉軸がしなやかで下葉が取れやすいため、収穫作業性が優れる。 4. 葉枚数が多いため、収量性が高い。 5. 比較的低温伸長性があるため、温暖地・暖地の露地での9月中旬〜10月上旬まき、ハウス・トンネルでの10月まき、高冷地・冷涼地の9月中〜下旬まきに適する。 ■適応性 土壌適応性は広く火山灰土から水田裏作まで幅広い土質で栽培できます。 耐寒性があり比較的低温伸長性があるため、秋冬作で幅広い間播種できます。低温期の出荷に適しますが、温暖地の露地で1~2月出荷する場合は被覆資材を用いたトンネル栽培で生育を促進させるほうが安定出荷できるでしょう。また、年明けまきの場合は少し株間を広げた方がゆとりを持って収穫できます。 ■畑づくり(圃場準備) 完熟堆肥の施用と深耕は、ホウレンソウ作りの基本です。連作障害を回避し、排水性、保水性を高め良品多収を目指すためにも、普段から土作りを心がけます。 ■播種 条間15~20cm、株間3~5cmのスジまきとします。水田裏作や排水不良の畑では、明渠をつくるなど排水対策をしっかり行い高畝にしてください。 ■管理 通常の秋まき品種と同様に管理します。特に生育に水分を必要とする品種ではないため、ハウスでは乾き過ぎないよう灌水する程度で十分です。 ■病害虫防除 露地ではシロオビノメイガ、ハスモンヨトウなどが問題になります。いずれも被害が拡大する前に早期防除を徹底します。 秋冬から春にかけてはハウスではホウレンソウケナガコダニが出やすい季節です。被害に気付いてからの対策では被害の拡大を抑えることが難しいため、薬剤の予防的散布を徹底してください。 秋、春はべと病が発生しやすい季節です。病気が発生する前から適切な薬剤を使用し、蒸しこまないような管理を心がけます。 ■収穫 比較的在圃性はよいですが、年が明けて温度上昇期に収穫する場合は生育が早くなることがあるので、とり遅れのないよう適期収穫を心がけます。外葉を落としやすいため、収穫後の調整作業が容易にできます。 ■べと病に関する注意 ※近年べと病のレース分化が著しく早まっています。いつ更なる新レースが発生してもおかしくない状況なので、抵抗性の品種を使用している場合でも決して安心せず、予防的な薬剤散布や適切な乾季など耕種的防除を心がけてください。

寒締め吾郎丸

寒締め吾郎丸

株式会社サカタのタネ

共通 べと病耐性 剣葉 多収性

昔ながらの葉形に作業性と収量性を兼ね備えたおいしい秋冬まき用ホウレンソウ ■特性 1. べと病R-1~10、15、20に抵抗性がある。 2. 切れ葉の東洋系品種で、濃緑色、平滑で葉先がややとがり、深く欠刻が入る。 3. 葉枚数が非常に多くなるため、収量性が高い。 4. 葉柄が極めて柔軟なため、厳寒期に開張型になっても、収穫時に葉折れしにくい。 5. あくが少なく甘みがあり、食味がよい。冬季に収穫すると、さらに甘みがのる。 ■適応性 温暖地・暖地は9月中旬~10月中旬まき、高冷地・冷涼地は9月中旬まきが適します。寒締め栽培の場合、温暖地・暖地は10月上~中旬まき、高冷地・冷涼地は9月中~下旬まきが適します。 ■土づくりと施肥 完熟堆肥の施用と深耕は、ホウレンソウ栽培の基本です。連作障害を回避し、高品質のホウレンソウを生産するために、良質な土づくりはを普段から心がけます。 ■播種 条間15~20cm、株間5cmのすじまきにします。他の秋まき品種と同様に、この栽植密度が基本ですが、株間を広げることでさらに葉枚数が増え、株が太ります。株間を調整することで、出荷形態に合わせることができます。火山灰土から水田裏作まで幅広く栽培できますが、排水不良の畑では高畝にしてください。 ■管理 通常の秋まき品種と同様の管理でよいです。特に生育に水を要するタイプではありません。ハウス栽培では乾き過ぎないよう灌水する程度で十分です。温暖地・暖地でも露地無被覆で寒さに当てると非常においしいホウレンソウが収穫できます。 ■病害虫防除 秋口はシロオビノメイガ、ハスモンヨトウなどが問題になります。被害が拡大する前に、早期防除を徹底します。ハウスの越冬の作型では、ケナガコナダニの被害が近年、特に増加しています。被害に気付いてから防除しても手遅れの場合がほとんどです。過去に発生が見られた圃場や作型では、必ず生育初期に予防のための薬剤散布などを行ってください。 ■収穫 寒さのピークを越え、暖かくなってくると、再び生育を始め、一気に糖度が下がってしまいます。とり遅れのないように注意してください。 通常出荷も可能ですが、現在、市場に流通している主流品種とは大きく形状が異なるので、差別化に適します。葉枚数が非常に多いため、一本一本の茎が太くなり過ぎることがありません。また、すじが残らず食べやすく、東洋種の長所であるあくの少なさと相まって、本品種の食味を向上させています。寒さにあうと、甘みが増して、より一層おいしくなります。横詰めスタイルの「ちぢみホウレンソウ」とは異なり、縦詰めスタイル、あるいは結束での「寒締めホウレンソウ」の出荷もできます。 ■べと病に関する注意 ※近年、ホウレンソウべと病のレース分化が著しく早まっています。いつ、さらなる新レースが発生してもおかしくない状況です。品種の抵抗性だけに頼らず、予防のための薬剤散布など化学的防除や、適切な換気など耕種的防除を組み合わせるよう心がけてください。

アステアブラック

アステアブラック

朝日アグリア株式会社

共通 剣葉 多収性 べと病耐性

極立性で非常に葉色が濃い 【特 性】 ① 病気に強い ペト病レース1~ 11、13、15に耐病性。近年レース分化が進行しているベ卜病対策に最適な最新品種。 ② 極濃緑・立性 葉色は極濃緑色で差別性があり、店頭での見映えが良く鮮度が感じられます。草姿は極立性で、生育が良く揃います。 ③ 品質良好 葉形は楕円形で葉肉が厚く、1~2段に浅く切れ込みが入ります。葉面は平滑で縮みは少ない。 ④ 秋・春播き可能 近年気温が高く推移しがちな秋口や春の気温上昇期でも軸伸びし過ぎず安心して栽培できる。 軟弱な生育をせず、葉身と葉柄のバランスが良く多収となる。 【栽培の要点】 ① 酸性土壌を嫌うため、あらかじめ土壌分析を行い、pHを矯正しておく。 ② 栽培に当たっては、排水の良い土壌を選ぷことが重要ですが、堆肥等の有機物の投入や深耕によリ土壌の物理性を改善することが重要。 ③ 低温伸長性は強くありませんので、晩秋から厳寒期の播種は避け適期播種を行って下さい。 また、日長の長くなる4月以降は抽苔の危険性がありますので播種は避けて下さい。

オリバー

オリバー

トキタ種苗株式会社

共通 べと病耐性 剣葉 多収性

■特性 1.株張りよく茎太で多収、晩夏・秋・春蒔きと幅広く播種できる西洋系X東洋系のF1種です。 2.葉は極濃緑色で光沢があり肉厚で、葉先が尖り少し切れ込みがはいる広葉タイプです。葉と葉柄のバランスが良く、葉巻き、葉縮みの発生が少なく市場性に優れます。 3.葉柄は太くガッチリ生育し、茎折れしがたく収穫・調製が容易です。 4.べと病(レース1−7)の抵抗性を持っています。 5.じっくり型の生育スピードで在圃性に優れます。 ■栽培上の注意 1.晩抽性も兼ね備えているので春まきが可能ですが、天候土壌条件により抽だいすることがあるので、順調な生育をさせることが大切です。 2.じっくり型の生育スピードですので低温期の播種では、トンネルやハウス等による保温栽培を心がけてください。 3.べと病抵抗性レース7まで兼ね備えていますが、近年レースの分化が激しいので生育初期より防除を徹底してください。

トラッド

トラッド

株式会社サカタのタネ

共通 べと病耐性 剣葉 多収性

剣葉の多収で播種期の広い秋まき品種 ■特性 1. 濃緑平滑な広葉で葉先が尖り、浅く欠刻が入る。根色が赤みを帯びているため、見栄えがよい。 2. 株張りがよく、葉軸が太くなるため、収量性が高い。 3. 立性で軸が折れにくく、非常に収穫作業性に優れる。 4. 寒冷地の8月中旬~10月上旬まき、2月下旬~3月下旬まき、および温暖地、暖地での8月下旬~3月まきに適する。 5. 業務用など、大きなサイズでの収穫にも適する。 6. べと病R-1~5,8,9,11,12,14~16に抵抗性を持ちます。 ■適応性 土壌適応性が広く、火山灰土から水田裏作まで幅広く栽培することができます。作型の適応性が非常に広いのも本品種の大きな特長です。初秋~早まきまでトラッド1本で通していけます。特に収量性を求める産地には最適の品種です。 ■畑づくり(圃場準備) 完熟堆肥の施用と深耕は、ホウレンソウ作りの基本です。連作障害を回避し高品質のホウレンソウを生産するために、普段から土作りを心がけます。最近葉菜類の硝酸態窒素が問題視されているので、窒素肥料の投与は適量を守ります。 ■播種 条間15~20㎝、株間3~5㎝のスジまきとします。水田裏作や排水不良の畑では、高畝にしてください。 ■収穫 とり遅れのないように、適期に一斉収穫します。