品種詳細

■品質と収量性を改良したシン・甘とう ・頒布品種「甘とうがらし(自農系)」を改良し、黒あざ果の発生を抑えた品種。 ・草姿は半立性。強勢で、「甘とうがらし(自農系)」より収量性が高い。 ・辛味の発生もなく、果長15cm程度で収穫し、果肉厚く柔らかで、甘みがある。 ・シシトウと同様に利用でき、完熟果も甘みと酸味があっておいしい。 ■育成経過 地方品種や固定種を素材に自然農法や有機栽培に適した品種開発を目標に2010年から育種を開始した。現行品種「甘とうがらし(自農系)」に甘とうがらし系の市販品種を素材に、3回交配(戻し交雑)したあと選抜し、現行品種の果実形状に近い特徴をもち、辛味果実がなく、アントシアニン着色果実(黒あざ果)が少ないといった形質に着目して選抜を行い、2022年に固定した。 現行品種より黒あざ果の発生は抑えられ、ウイルス病の被害も少なく、収量性も高い品種である。
新緑甘とう

果実・収量特性

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メーカー情報

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

自生えピーマン

自生えピーマン

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

共通 肉厚

■ボリュームある果実が特長のベル形ピーマン ・自然生えから選抜育成したベル形の中果種。 ・草姿はやや立性で、葉は中位。分枝も多く旺盛に生育する。 ・果実はツヤのある濃緑色で果重は約40g。尻は3~4凸に分かれ、果肉厚くボリュームがある。 ・収穫始めはやや遅いが、スタミナがあり、長期露地栽培に適する。

甘とうがらし(自農系)

甘とうがらし(自農系)

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

共通 甘トウガラシ

■完熟にするとさらに甘いトウガラシ ・果長15cm程度で収穫する甘トウガラシ。 ・シシトウ類とピーマンとの交雑に由来。 ・果肉厚く柔らかで、甘みがあり、シシトウと同様に利用できる。 ・黒アザ果(低温条件下で、直接太陽光に当たった幼果に発生が見られる。食用には問題ない)が発生しやすいため出荷には注意。

伏見甘長(長形種)

伏見甘長(長形種)

タキイ種苗株式会社

共通 甘トウガラシ

辛みが少なく良食味! 分枝性にすぐれる多収の青トウ! ■特長 ・果長は10〜12cm程度の長形で、早生の多収種。 ・果実にテリがあり、曲がりが少なく、そろいがよい。 ・草勢旺盛で作りやすい。 ・小葉で草姿は中開性となり、着果数が非常に多い。 ・辛みが少なく、油炒め、焼きトウガラシ、天ぷら、煮食などに適する。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・追肥は収穫始めより10〜15日間隔に施すことを目安とし、草勢に応じて間隔を調整する。 ・草勢の低下は奇形果や辛味果の発生を促すため、こまめな肥培管理で草勢維持に努める。

甘長娘®(あまながむすめ)

甘長娘®(あまながむすめ)

渡辺農事株式会社

共通 甘トウガラシ

辛味がなく、甘みがありおいしいトウガラシ ■特性 ・辛味成分(カプサイシン)が少なく、柔らかく、甘みがあり美味しい。 ・株当りの収穫個数が多く、収量性が髙い。 ・果実は長さ15cm程度、10本当りの重量が300g以上で充実して重みがある。 ・色は濃緑でツヤがあり鮮度感に優れる。 ・甘長トウガラシとしては果実の曲がりが少なく、荷姿が美しい。 ・カルシウム欠乏症に強く、尻腐症が出にくい。 ■栽培のポイント ・長期間収穫するには樹勢を維持することが重要。肥料切れを起こさないよう、収穫はじめめ頃から適宜追肥を施す。 ・肥大はゆっくりであるため収穫期幅は広いが、取り遅れのないように心掛ける。 ・栽培期間が長いため、薬剤散布等の病害虫防除をしっかりと行う。

福耳®ジロー

福耳®ジロー

株式会社サカタのタネ

共通 甘トウガラシ

サイズも、おいしさもパワーアップ!うま辛ジャンボトウガラシ ■特性 1.果実サイズは果長25cm前後となる大型のトウガラシ。 2.未熟果の果色は「福耳」より濃緑となり、果肉はやや薄めで首部のしわが深く食感が非常によい。 3.やや若どりするか、辛みの強いタネとワタを外せば、ほどよい辛さになる。高温・乾燥条件下で辛みが非常に強くなるため注意が必要。 4.草勢旺盛で着果性がよく、多収。完熟果は鮮やかな赤色になる。 ■適応性 高冷地から一般地・暖地まで、春まき夏秋栽培に適します。また、一般地、暖地における8月上旬まきの加温ハウスでの促成栽培、11月中旬まきの加温育苗・無加温ハウスでの半促成栽培が可能です。圃場は、水はけが悪いと疫病などで枯れることがあるので、水はけのよい場所を選びます。 ■畑づくり(圃場準備) 長期間良品を収穫するには土づくりが重要となります。完熟堆肥の施用や深耕を心がけ、排水性と保水性、通気性や保肥性を兼ね備えた土づくりを目指します。未熟堆肥の施用は作物の生育を阻害するため、「バイオ21®」を利用した優良なボカシ堆肥や、無臭性微生物肥料「バイテクバイオエース®」、「金の有機」などの有機肥料を積極的に利用することをおすすめします。 元肥は10aあたり成分量で窒素20kg、リン酸25kg、カリ20kgを目安とします。 水はけの悪い場所では高畝とし、排水対策をしっかりと行うことが秀品率を上げるポイントです。 ■播種と育苗と定植 苗床には無病培養土である「スーパーミックスA」や苗当番シリーズ「タネまき用」などを利用し、播種します。本葉が見えてきたら鉢上げを行います。 定植の1週間前までにはマルチをしておき、地温確保を心がけます。栽植密度は、畝間180 cm、株間50cm程度で、放任栽培の場合は株間80cm程度を基準とします。第一分枝の蕾が膨らんだころに定植して、生育後半まで株がもつように、やや強めの株作りを目指します。 ■定植および定植後の管理 定植後は第一分枝の下を仮支柱で誘引し、倒伏を防ぎます。放任栽培も可能ですが、主枝4本仕立てとし、株内部の採光性と通風性を確保することで秀品率が上がり、病害虫の発生を減らすことができ、さらに収穫や整枝の作業性もよくなります。花数が初期から多く、着果性もよい上、果実がとても大きくなるので、特に乾燥、肥切れには注意しましょう。草勢が衰えると、果実が極端に小さくなり、曲がりも生じやすくなります。このため、良品を収穫し続けるためにはこまめな灌水と追肥が必要です。追肥は収穫開始ごろから2~3週間おきに施し、1回の施肥量は10aあたり窒素成分で2kg程度とします。高温・乾燥条件下で辛みが非常に強くなるため注意が必要です。

甘とう美人

甘とう美人

タキイ種苗株式会社

共通 甘トウガラシ

食味のよい甘長トウガラシ! 秀品率が高く多収! ■特長 ・そろいがよく、栽培容易なF1甘長トウガラシ。 ・果実は大きく、曲がり果の発生が少なくて秀品率が高い。 ・肉質がやわらかく、食味と風味にすぐれる。 ・辛味果の発生は比較的少ない。 ・低温性にすぐれ、ハウス栽培にも向く。 ・草勢は強めで、分枝の発生が多く多収。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・追肥は収穫始めより10〜15日間隔に施すことを目安とし、草勢に応じて間隔を調整する。 ・草勢の低下は奇形果や辛味果の発生を促すため、こまめな肥培管理で草勢維持に努める。 ・果長15cmのころが収穫適期。