とよこま
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'とよこま'は'さきこま'を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため 省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用 トマトである。 ■主要特性 1. 心止まり型で、無支柱省力栽培に適する。開張度はやや大きい。熟期は中生~やや晩 生である。現在の主要品種である'NDM051(一挙収穫用)、カゴメ77(手取り収穫用)' はもとより、多収性と評価される'さきこま'と比較してもさらに収量が多い。また、ジョイントレス果柄を持つため、一挙収穫・手取り収穫のいずれでも省 力化が可能である。 2. 果実は60~70g のほぼ球形で'さきこま'と同程度に堅く、さらに裂果も少ないた め、圃場貯蔵性に優れる。糖度は'さきこま'より高く、酸度は同程度で、ジュース加 工適性は高い。 3. 防除の難しい土壌伝染性病害である萎ちょう病(レース1・2)と半身萎ちょう病に 対する複合抵抗性を有する。 ■育成経過 平成元(1989)年より、トマトの高品質・省力適性素材の選定とF1組み合わせ能力検 定試験を実施した。この試験に おいて、野茶試(盛岡)で育成した系統とフランス国立 農業研究所(INRA)からの導入品種とを用いたF1が多収で糖度が高く他の形質も優れていたた め、'盛岡交29号'の系統名を付した。平成8(1996)年より平成10(1998)年まで 特性検定試験・系統適応性検定試験を実施した結果、収量・ 果実形質・病害抵抗性等に ついて優秀性が認められ、ジュース加工用に有望であると評価されたため、命名登録を行った。
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