品種詳細

■主要特性 「さきこま」は、球形で濃赤色の果実となるジュース加工用品種です。多収で、半身萎凋病抵抗性、萎凋病レースJ-1及びJ-2抵抗性を有します。
さきこま

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メーカー情報

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

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メーカー詳細

似た特性の品種

にたきこま

にたきこま

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

共通 萎凋病耐性 半身萎凋病耐性 加工用

近年、トマトを加熱調理に用いる場面が増えているが、国内栽培に適した加熱調理適性の高い品種はほとんどない。'にたきこま'は、加熱調理適性が優れ栽培の容易なクッキングトマト用新品種である。 ■主要特性 1. 'にたきこま'の加熱調理適性について、多汁性の指標となる落下液量は生食用品種'桃太郎'の約1/2であり、炒め物等の加熱調理時に問題になる水の浸出が非常に少ない。また、加熱濃縮したトマトソースの粘度が'桃太郎'の3倍程度と高いため、パスタ料理では麺によくからむ。さらに'桃太郎'や近年加熱調理に用いられている'なつのこま'のトマトソースと比較して色調が優れ、酸度が高いため濃厚な味となる。 2. 'こたきこま'を各種調理に用いた場合の官能評価は、'桃太郎、なつのこま'と同等以上で、特にトマトソースの評価が高い。 3. 果実は60~70g程度の卵形で、消費者にとって生食用品種との識別が容易である。また、果実が堅く完熟で収穫しても輸送性・貯蔵性が高く、棚持ちが良い。 4. 加熱調理用に栽培されている主要品種'なつのこま'より4割程度多収である。 5. 心止まり型でジョイントレス果柄を持つ無支柱栽培用品種で、さらに果実の貯蔵性も高いことから、省力栽培・省力収穫(1週に1回収穫)が可能である。 6. 萎ちょう病(レース1・2)と半身萎ちょう病に対する抵抗性を有する。 ■育成経過 1989(平成元)年より、トマトの高品質・省力適性素材の選定とF1組み合わせ能力検定を実施した。その結果、フランスからの導入品種間のF1が優秀な 成績を示し、'盛岡交28号'の系統名を付した。1993(平成5)年以降、特性検定試験・系統適応性検定試験等を実施した結果、収量・果実形質・加熱調 理適性・病害抵抗性等に優れることが評価されたため、命名登録を行った。

とよこま

とよこま

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

共通 加工用 萎凋病耐性 半身萎凋病耐性

'とよこま'は'さきこま'を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため 省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用 トマトである。 ■主要特性 1. 心止まり型で、無支柱省力栽培に適する。開張度はやや大きい。熟期は中生~やや晩 生である。現在の主要品種である'NDM051(一挙収穫用)、カゴメ77(手取り収穫用)' はもとより、多収性と評価される'さきこま'と比較してもさらに収量が多い。また、ジョイントレス果柄を持つため、一挙収穫・手取り収穫のいずれでも省 力化が可能である。 2. 果実は60~70g のほぼ球形で'さきこま'と同程度に堅く、さらに裂果も少ないた め、圃場貯蔵性に優れる。糖度は'さきこま'より高く、酸度は同程度で、ジュース加 工適性は高い。 3. 防除の難しい土壌伝染性病害である萎ちょう病(レース1・2)と半身萎ちょう病に 対する複合抵抗性を有する。 ■育成経過 平成元(1989)年より、トマトの高品質・省力適性素材の選定とF1組み合わせ能力検 定試験を実施した。この試験に おいて、野茶試(盛岡)で育成した系統とフランス国立 農業研究所(INRA)からの導入品種とを用いたF1が多収で糖度が高く他の形質も優れていたた め、'盛岡交29号'の系統名を付した。平成8(1996)年より平成10(1998)年まで 特性検定試験・系統適応性検定試験を実施した結果、収量・ 果実形質・病害抵抗性等に ついて優秀性が認められ、ジュース加工用に有望であると評価されたため、命名登録を行った。

ボンリッシュ

ボンリッシュ

サントリーフラワーズ株式会社

共通 萎凋病耐性 半身萎凋病耐性 加工用

「だし」のような濃厚なうまみ ■特長 ・サントリーの人気No.1調理用トマト。 ・「だし」のような濃厚なうまみ。何にでも使える万能調理用トマト。 ・日本の土壌でも尻腐れしにくくたくさん実る! ・販売時期:3月中旬~5月下旬 ・栽培適性:畑向け ・加熱適性:加熱調理 ・糖度:5~6度 ・果形:砲弾形 ・果重:80~120g ・収穫数目安:25~40個程度 ■耐病性 ・ToMV(Tm-2型)、萎凋病(レース1)、半身萎凋病、葉カビ病、ネマトーダ(耐病性) ■栽培の要点 ・実割れしにくいため、しっかり完熟してから収穫してください。

YAR-011

YAR-011

住化農業資材株式会社

共通 萎凋病耐性 半身萎凋病耐性 加工用

肥大性に優れ、加工に適した大玉トマト 肥大性に優れ、大玉な果実をつける加工適性に優れた赤系トマトです。 ■品種特性 ・果重200g前後の果実をつける高収量品種 ・樹勢が落ちにくく、長期どりに適する ・ゼリー部が落ちにくく、ドリップが少ないため、カット・スライスに最適 ・果実形状は豊円で、肩部も滑らかなため、カット・スライス時の歩留まり向上が期待できる ・黄化葉巻病(イスラエル系、イスラエルマイルド系)、葉かび病(Cf9)、萎凋病(レース1,2)、半身萎凋病、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a)、黄化えそ病、ネコブセンチュウに対して病虫害耐病性を持つ

紅旬

紅旬

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

共通 半身萎凋病耐性 萎凋病耐性

・完熟収穫できる大玉トマト。 ・草勢は妙紅よりおとなしく着果が安定。 ・果重210g程度で偏豊円形の濃桃色果。 ・裂果に強く玉張りと秀品率が良い。 ・甘味と酸味のバランスが良くコクのある食味。 ・葉かび病、萎ちょう病レース1・2、半身萎ちょう病、サツマイモネコブセンチュウ、ToMV(Tm2a)に耐病性を持つ。 雨除け栽培や施設栽培に適する。

ごほうび

ごほうび

株式会社サカタのタネ

共通 萎凋病耐性 半身萎凋病耐性

高糖度で食味のよい赤熟出荷向き大玉トマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1,2)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、半身萎凋病、葉かび病、斑点病に抵抗性でネマトーダに耐虫性の赤熟出荷向け大玉トマトです。 2.草勢はやや強く、中生で栽培の後半までスタミナがあります。チャック果、窓あき果、空洞果、すじ腐れ果の発生が少なく、花落ちが小さく上物率が高いです。 3. 果実は豊円腰高で果色・色まわりにすぐれます。硬玉で日もち性極良です。 4. 食味は肉質よく、コクがあり高糖度で極良です。 5. 着果性よく、低温肥大性があり、多収です。 ■適応性 促成・半促成栽培に最も適しています。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10a当たり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花ごろを基本とし、極端な若苗定植を行わないようにします。灌水は、1段果実肥大期ごろを目安に行い、追肥は4段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■栽培上の注意点 ・草勢がやや強く、とくに初期の強草勢は中段の空洞果、乱形果の発生につながるため、圃場条件をよく考慮して定植時期を決めるようにします。 ・極端なしめづくりは、尻腐れ果の発生を増加させるので行わないようにします。発生予防、軽減のために定期的にCa剤を散布します。 ・温度管理は最低夜温で8~9℃を目安に管理し、マルハナバチを使用する場合は、やや高めに管理します。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。 ・果実が硬く、日持ち性がよく、赤熟収穫向け品種ですが、高温期に赤熟状態で水分の流入、吸収がなされると裂皮することがあるので注意します。