国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

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130品種 28作物
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取り扱い作物

取り扱い品種

全130品種
山形N1号

山形N1号

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

山形N1号は、薄皮丸なす(山形県在来品種)と単為結果性品種あのみのり(農研機構野菜花き研究部門育成)の交雑後代から育成した固定系統を両親にもつ、山形県と共同育成した単為結果性の一代雑種(F1)品種です。 ■主要特性 「山形N1号」は単為結果性を有し、「薄皮丸なす」よりも早期からの収穫が可能です。 栽培期間を通した商品収量は「薄皮丸なす」より多く、露地多収品種の「梵天丸」並みです。 草丈は「薄皮丸なす」よりも大きく、「梵天丸」並みです。 果形は巾着型~短卵型が主です。 果実の着色は「薄皮丸なす」より濃く良好で、へた下も淡く着色します。果皮のアントシアニン含量は、「梵天丸」より多く、着色が良好です。 花痕の大きさは「薄皮丸なす」より小さく外観に優れます。 「梵天丸」と比較すると、果皮が軟らかく、果肉が硬いため、漬物加工した果実は歯切れのよい食感となります。

豊朝交1号

豊朝交1号

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「豊朝交1号」は、株元着果性に優れ、果実が厚く、果肉の粉質性が高い短節間性F1品種である。 ■主要特性 - 生育初期において主枝 (つる) は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。 - 雌花の開花時期は既存セイヨウカボチャ品種の「えびす」よりも早く、「芳香青皮栗」とほぼ同等である。雄花の開花時期は、品種による大きな差はない。 - 果実重量は「芳香青皮栗」より重く、「えびす」よりやや軽い傾向にある。また、果実が扁円形で、果皮色は「芳香青皮栗」や「えびす」と比較して濃い緑色を示す。 - 「豊朝交1号」の果肉色は濃い黄色を示す。果肉は「芳香青皮栗」より厚く、「えびす」と比較して同程度からやや厚い傾向にある。果肉の食感は粉質性である。

af01

af01

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品種詳細 「af01」は、青木フルーツ株式会社との共同育成による促成栽培向け品種です。近年需要が拡大しているジュース、ケーキ等に利用される業務需要に対応した良食味で、アスコルビン酸等の健康機能性成分含量が高く、加工時に不要となる蕚(がく)の除去に関わる調製作業の省力化が可能な品種です。また、四季成り性を有し、暖候期においても花芽分化が安定しており、収穫期間の延長と安定生産が期待できます。 ■主要特性 ・四季成り性を有し、促成栽培において収穫期間の延長と安定生産が期待できます。早晩性は「とちおとめ」並で、普通促成栽培では「とちおとめ」より2割程度多収です。 ・果実の平均果重は15.8gと「とよのか」、「さちのか」よりも大きく、果形は短円錐~円錐、果皮色は赤色、果肉色は淡赤~赤色ではやや鈍~中。果実は「さちのか」並に硬く、糖度も「さちのか」並に高く、香りの強さは中で、食味はやや良。また、総ポリフェノール含量やアスコルビン酸含量が高く、高い抗酸化活性を有します。 ・草姿は立性で草勢が強く、冬季の草勢管理が容易です。また、果房伸長性が優れるため、着色を良くするための作業が省力化できます。蕚の離脱性が高く、調製作業の省力化が可能です。 ・炭疽病、萎黄病には罹病性です。また、うどんこ病については真性抵抗性でないため、育苗期を含め予防的な防除に努めてください。 ■適応地 全国の促成栽培地域。

サンロキア

サンロキア

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「サンロキア」は臭いや黄変の原因となる成分グルコラファサチンを含まない紫ダイコンF1品種です。シアニジン系アントシアニンを高含有するため、色素用のキャベツやカンショに代わる食品色素原料として利用できます。 ■主要特性 「サンロキア」はシアニジン系アントシアニンを高含有します。野菜用の紫ダイコン品種「あきたおにしぼり紫」と比較し、10aあたりの色素収量が30倍以上です。 「サンロキア」には、たくあん臭や黄変の原因となるグルコラファサチンが含まれません。そのためキャベツやカンショ由来のアントシアニン系色素と同様に、お菓子や飲料など様々な食品の着色料として利用できます。 先に育成した色素用赤ダイコン品種「セントルージュ」の色素と混合することで、黄みの強い赤色から紫みの強い赤色まで幅広い色調で着色することができます。 ■活用点 飲料、キャンディー、デザート、漬物などの着色に幅広く利用されることが期待されます。 ■留意点 一般的な作型は暖地・温暖地での秋まき栽培ですが、寒冷地での夏まき秋どり栽培も可能です。 夏まき作型で早まきすると抽苔しやすいことから、適期播種に努めます。

ゴールデンライト

ゴールデンライト

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種子食用ペポカボチャF1品種「ゴールデンライト」は、既存品種と比べて果実は小型で軽く、短節間性および株元着果性に優れる。果実や種子は軽いが、種子収量は既存品種と同程度以上である。 ■主要特性 主枝の伸長は生育初期から中期にかけてゆっくりと進み、短節間性の草姿を示す。しかし、生育中期以降から徐々に主枝は伸長して普通草姿となる。その特性は既存の「ストライプペポ」と類似しているが、主枝の伸長速度は「ゴールデンライト」の方が遅い。 雌花および雄花の開花時期は福種株式会社の「食用種子カボチャ」(以降、「福種」と略記)より早く、「ストライプペポ」とほぼ同等である。着果節位は「福種」や「ストライプペポ」に比べて低節位、株元付近で結実する。株あたりの果実数は「福種」や「ストライプペポ」と比較して多い。 果実重は「福種」や「ストライプペポ」に比べて軽く、果実の形状は円筒型で、橙色の果皮で小斑点を有する。 種子は既存の種子食用ペポカボチャ品種に比べて軽い。しかし、株あたりの果実数が多いことから、単位面積あたりの種子数ならびに種子収量は「福種」より多く、「ストライプペポ」と比べて同程度以上になる。

MS1615-01

MS1615-01

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

三好アグリテック株式会社との共同育成による観賞用品種です。世界で初めての完全八重咲き品種で、ボリュームのある花は高い観賞価値を有します。ピンクの花弁を付けたままの丸くてかわいい果実は食べることができます。 ■主要特性 ・野生種の核置換系統に出現した、雄しべが花弁化する系統を素材にして育成した観賞用品種です。 ・連続開花性が優れ、満開時の開花位置が葉上に出ます。 ・花弁が落ちにくく花持ちが非常に優れます。 ・果実は球形で、鮮やかな橙赤色です。果実が熟してもピンク色の花弁は落ちません。 ■活用点・留意点 ・雄しべがないので、果実を実らせる場合には他品種と一緒に植える必要があります。人工授粉を行うと着果が良くなります。 ・2024年の春に販売開始予定です。

MA16-18-06

MA16-18-06

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株式会社ミヨシとの共同育成による促成栽培向け品種です。草勢の強い多収品種で、外観や食味に優れた大玉な果実です。三好アグリテック株式会社から「ほしうらら」と言う名前(商標)で苗が販売されています。 ■主要特性 ・三好アグリテック株式会社育成の種子親に農研機構育成の花粉親AN02(促成栽培用13品種を元集団とする循環選抜第3次改良集団の自殖第1世代である強草勢・大果系統)を交雑した実生集団から選抜した促成栽培向き品種です。 ・冬期の草勢維持が容易で収穫期間内のランナー発生や展開葉数が少ない省力的品種です。 ・果形はやや短い円錐形、果皮色は鮮やかな赤で光沢があり外観が優れ、果肉の色は淡赤色で内部まで着色します。 ・香りはやや強く、特有のコクがあり食味は優れます。

ぽりっちご

ぽりっちご

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「ぽりっちご」は、抗酸化活性が高い既存品種「おいCベリー」より総ポリフェノール量が多く、40%程度高い抗酸化活性を有します。商品果率が高く、収量や食味は「とちおとめ」と同程度で、日持ち性に優れる促成栽培向けの品種です。 ■主要特性 1.果実の総ポリフェノール量が既存品種より高く、抗酸化活性は高ビタミンC品種「おいCベリー」より3年間の平均で40%高い値を示します。 2.草姿は"立性"で、冬期の草勢は強く、果房伸長性に優れます。頂果房花数は「とちおとめ」より少なく、「とよのか」と同程度です。 3.花芽分化期は、ポット育苗では9月中下旬であり、促成栽培での開花日は「とちおとめ」よりも10日程度遅い品種です。収穫開始日は「とちおとめ」より19日程度遅いため、2月末までの早期収量が少ないが、商品果率が高く4月末までの全期収量は「とちおとめ」と同等です。果実は15g程度で果形は"長円錐"、果皮色は"赤~濃赤色"であり、萼片が直立する特徴的な外観を有します。糖度は「おいCベリー」と同等で酸度はやや低く、食味は"良"です。硬度は「おいCベリー」と同等で、日持ち性は"やや良"です。 ■活用面・留意点 1.うどんこ病および萎黄病に対する抵抗性は中程度、炭疽病に対する抵抗性は低いため、健全な親株から増殖を行うとともに、育苗期を含め防除に努める必要があります。 2.普通促成栽培では、収穫開始日が「さちのか」並みでやや晩生のため、早出し作型を狙う場合は、短日夜冷処理などを行うことが望まれます。

夏のしずく

夏のしずく

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

四季成り性イチゴ品種で、端境期である夏秋期に収穫できる。寒冷地の夏秋どり栽培において収量が多い。輸送性や日持ち性に関わる果実硬度が高く、また、糖度、酸度ともに高くケーキ等の業務需要に適する。 ■主要特性 1. 四季成り性であり、日本におけるイチゴの端境期である6~11月前後に収穫できる。 2. 収量は多く、寒冷地や高冷地における夏秋どり栽培では3t/10aの商品果収量が見込める。 3. 草姿は立性で、草勢は強い。ランナーの発生本数は多く、増殖は容易。 4. 果実は円錐~長円錐形で、輸送性や日持ち性に関わる果実硬度は高く、また、糖度、酸度ともに高く爽やかな食味で、ケーキ等の業務需要に適する。 5. 各種病虫害に対して特に強い抵抗性はもたないため、適切な防除が必要である。 ■栽培適地 北海道や東北、関東・中部地方などの寒冷地・高冷地

夏もえか

夏もえか

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

近年、業務加工用ネギの需要が高まり、ネギの流通量全体の6割程度まで増加していますが、根深ネギでは高温期の収量や品質の低下が著しく、重大な問題となっています。そこで周年安定供給のため、高温期でも生育が旺盛な夏どり用ネギ品種を育成しました。 ■主要特性 現在の夏どり用ネギ主要品種「夏扇3号」および「夏扇4号」(いずれも(株)サカタのタネ)と比較した特性を以下に解説します。 ■形態的特性 葉身部は「夏扇3号」と同等、「夏扇4号」より短く、葉鞘は「夏扇3号」や「夏扇4号」よりやや短くなります。葉鞘径は「夏扇3号」と同等で「夏扇4号」よりやや太く、収穫物がよく揃います。分げつ発生頻度は両品種と同様に極めて低く、ほぼ発生しません。葉色は両品種よりやや淡く、草姿は両品種と比べ、やや開張性です。 ■収量性 夏季収穫時の40cm長に調製した重量は両品種より重く、また総収量、調製収量および葉鞘収量は「夏扇3号」より優れ、「夏扇4号」と同等もしくはそれ以上です。 ■生態的特性 抽苔時期は両品種よりも遅く、低温期に葉先がやや黄化するものの、休眠性は低い品種です。 ■活用点・留意点 ・夏季の高温による生育停滞や外観品質の低下が少ないため、定量生産が必要となる業務加工用の根深ネギとしての利用に向いています。 ・植え付けは、深さ10cm程度の浅溝もしくは平床に行い、2~3回程度の土寄せ後、収穫することができ、省力的な栽培が可能です。 ・生育が旺盛なため、収穫が遅れると葉身や襟部が裂けることがあります。 ・低温期においても生育は旺盛であり、播種期が早いと抽苔することがあります。

1〜10品種 / 全130品種中