品種詳細

株ぞろいと収穫作業性に優れる ■特性 1. 非結球タイプのミニロメイン系レタス。 2. 葉枚数が多い。葉肉は厚く、しっかりとした食感で歯応えがある。 3. 立性で密植栽培も可能。吸肥力強めの傾向。(しおれ注意) 4. 晩抽性強く、石灰欠乏症の発生も少ない。
グリーンウォール

栽培環境・条件

果実・収量特性

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

にしなべに

にしなべに

株式会社サカタのタネ

共通 ス入り耐性 春まき向き 晩抽性

株張り旺盛、栽培容易なサニーレタス ■特性 1. 春の上昇気温にも赤色の発現がよい、晩抽系早生種です。 2. 葉は濃赤色で、葉肉厚くボリューム感があるので荷姿がよく、日持ちもよいです。 3. 草勢強く、株張り旺盛で低温伸長性に優れ、栽培は容易です。 ■適応性 温暖地・暖地の春まき初夏どり、夏まき秋~年内どり、寒冷地の春まき初夏どりに最適です。 土壌はとくに選びませんが、酸性土壌では生育が悪く収量は上がりません。 ■育苗・育苗管理 セル、ペーパーポット、ソイルブロックなどを用いて育苗します。発芽ぞろいまでは乾燥に十分注意し、一斉発芽させます。レタス類の発芽最適温度は18~20℃なので、低温期は温床線などで加温し、高温期は寒冷紗やヨシズなどで気温を下げてあげるとよいです。ビニールハウスなどでの育苗は高温になりやすく、軟弱徒長ぎみとなるので、十分換気して20~22℃の温度を目標とします。低温期の定植では苗を十分に順化させ、活着不良や生育の遅れにつながらないようにします。 ■定植準備 遅くとも定植2週間前に、10a当たり堆肥2,000kg苦土石灰100㎏を全面散布して耕起し、他の肥料はベッドにすき込みます。 施肥量は10a当たり秋どりで、窒素、リン酸、カリそれぞれ18~20㎏を標準とします。トンネル春どりは、施肥量を40%ほど少なくし、初夏~夏どりでは30%ほど少なくします。定植ベッドは3~4条植えで条間30㎝、株間27~30㎝とします。 マルチは生育の促進、安定にきわめて有効です。春まき、晩夏まきは黒マルチ、秋まきは透明マルチを用います。夏まきでは地温上昇の抑制効果がある白黒マルチがよいです。 ■定植および定植後の管理 本葉4~5枚ごろに定植を行います。外葉を傷めないように浅植えとし、定植後は速やかに灌水し、順調な活着をはかります。 ■病害虫防除 各作型により発生する病気や害虫が異なりますが、肥培管理を適切に行うとともに、早期防除を心がけます。 ■収穫 中心葉が伸び、株が盛り上がってきたら、重さ300gを目安に行います。収穫遅れは鮮度が落ち、商品性の低下を招くので、熟期に入ったら早めに収穫します。

春扇

春扇

株式会社サカタのタネ

共通 ス入り耐性 春まき向き

良品多収で食味抜群の晩抽一本ネギ ■特性 1.合黒系晩抽一本ネギ。分けつの発生はほとんどない。 2.立葉で葉折れが少なく、機械管理作業が容易である。 3.早生で太りが早く、特にトンネルの5月収穫では、秀品率が高く極多収となる。 4.軟白部は繊維質が少なく、肉厚で食味がよい。 5.苗のそろいや定植後の生育がよいため露地育苗のほか、チェーンポットやセル育苗での栽培で特に能力を発揮する。 ■要点 1.早まきは抽だいの原因となるので、収穫時期および栽培地域にあった播種適期を厳守します。 2.10月まき栽培では、定植時にトンネル被覆を行い、防寒および抽だいの防止に努めます。 3.苗作りは良品多収の第一歩。苗の肥料切れ、老化苗の定植や厳寒期の肥料不足は、抽だいや分けつを誘発する原因になるので特に注意します。 4.5〜7月まきは、定植期が高温乾燥期なので、定植後は灌水し、スムーズな活着を促してください。 5.高温期はヨトウムシ、ハモグリバエ、アザミウマ等の活動が活発で、致命的な被害を及ぼすことがあるので、病害虫防除に努めましょう。

リバーグリーン

リバーグリーン

株式会社サカタのタネ

共通 ス入り耐性 春まき向き

食感のよい半結球タイプのレタスでサラダのほか、油炒めなどでおいしい ■特性 1. 濃緑色の葉で光沢があり、葉肉が暑く、甘みがあって歯切れのよい半結球の極長球。 2. 抽苔は遅めで耐病性が優れ、春の気温上昇下でも変形球が少ない。 3. 施肥は一般の結球レタス並み。株間は25~27cmが標準で外葉10枚くらいで葉が立ち上がり、株同士の葉が触れ合うぐらいがちょうどよい状態。 ■要点 ・ 根が強く、吸収力が強いです。施肥は一般の結球レタス並みです。 ・ 若苗定植とし、活着をスムーズにさせ、灌水を十分にして初期生育をすすめることが、特性を発揮させるうえで重要です。 ・ 標準の株間は27㎝とし、外葉10枚くらいで葉が立ち上がり、株同士の葉が触れあうくらいがちょうどよい状態です。 ・ 低温期の栽培では、15℃の地温(最低でも10℃以上です)を確保できるよう不織布資材のべたがけ、さらにトンネルが必要な場合もあります。気温・地温が確保できずに、初期生育がこじれると、葉長が十分に伸びず、結球してしまうことがあり、本来の特性が発揮されないので注意が必要です。 ・ すそ枯病やチップバーンに対して強く、またほかの病気にも比較的強いです。根腐れ病に対しては、一般レタス並みです。 ■収穫 ・ 収穫適期の幅が広く、半結球から、頭部が少し巻き始めた状態が収穫期です。出荷先に合わせて、収穫の形状と適期を判断する必要があります。 ・ 収穫時期には、太りが非常に早く、収穫サイズにまで大きくなるスピードが早いので、とり遅れにならないように注意が必要です。 ・ 収穫・箱詰めがしやすい形状をしています。

湘南一本

湘南一本

株式会社サカタのタネ

共通 春まき向き ス入り耐性

肉質はやわらかく、甘み・風味がよい一本ネギ ■特性 1、 甘くやわらかい食感が特長であり、煮ても、焼いても、鍋物にしてもおいしいです。 2、 春まき冬どり栽培や秋まき秋冬どり栽培に適します。 3、 軟白部の色上がりが白くきれいで、ツヤがあり、締まりも優れています。 4、 耐暑性、耐寒性があり、特に霜に当たるとやわらかさや甘みが増します。 ■要点 ・ 植え付けは、畝幅90~100cm、株間2.5cm~3cmで、植え溝の深さは10~15cmとします。 ・ 伸びが早いので土寄せは遅れないように心がけ、3~4回に分けて追肥と併せて実施します。1回当たりの土寄せは5~7cm程度とし、最後の土寄せは、軟白に必要な日数から逆算して、11月どりで30日前、12月どりで40日前、1~2月どりで50日前に行います。 ・ 肉質がやわらかいので、機械掘りでは表面を傷付けないように注意をします。

雷帝下仁田

雷帝下仁田

株式会社サカタのタネ

共通 ス入り耐性 春まき向き

食味のよい、下仁田ネギから選抜した優良品種 ■特性 1. 群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとして作られている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。 2. 軟白部は18~25㎝、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。 3. 他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でも栽培しやすいです。 ■適応性 乾燥には強いですが、過湿には弱いので保水力のある、排水のよい有機物の多く入った重粘土質の土壌を好みます。このような土であれば味もよく、良品質のものが収穫できます。軟白部が短いですので比較的耕土の浅いところにも適応します。水はけのわるい軽砂土は避けます。なお暖地の栽培では多少味が落ちます。 ■肥培管理 定植1カ月前に、10a当たり苦土石灰100~120㎏と堆肥2,000㎏を施し、深く施しておきます。肥料は成分で窒素40㎏、リン酸50㎏、カリ40㎏を標準として、定植時に2/3の量を施し、残りを2回に分けて追肥とします。 ■播種と育苗と定植 一般に秋まきとし、9月20日~10月中旬が播種適期となります。播種前に1a当たり苦土石灰6kg、溶リン6kg、堆肥40kgを施して苗床を作ります。窒素肥料は苗床の肥沃度に応じて0~7㎏の範囲で加減します。苗床は普通のネギと同じくスジまきか、120㎝のベッドに薄くバラまきする。一般には寒さに強いのでそのまま越冬させますが、乾燥地や厳寒地ではもみ殻を敷くか、寒冷紗を直接かけて防寒します。 4月上旬~下旬にかけて密植の害が出ないうちに、畝幅40㎝、株間4~5㎝の間隔に仮植を行います。できるだけよい苗を作ることが大切です。 7月上旬~8月上旬にかけて、畝幅75㎝、株間10~12㎝に定植します。 ■土寄せ 根深系のネギと異なり過度の土寄せは品質を損なうので避け、出荷70~60日くらい前に一度行う程度でよいです。中耕は根張りをよくするために2~3回は行います。なお春まき秋どり栽培もありますが、乾燥害とウイルス病の発生に注意します。 ■収穫 煮物用に優れた品質の品種で、うまいネギとして市場人気が高く、贈答用などの特殊需要が多いので、12月はじめより12月下旬までに収穫し、箱詰にして出荷したいです。収穫後は風通しのよい乾燥した半日陰の軒下のような場所に保存すれば味を損なわずに2~3カ月は日持ちします。一本太ネギ系のように根を埋めると味が変わり、長持ちしません。

ターンオーバー

ターンオーバー

株式会社サカタのタネ

共通 ス入り耐性 晩抽性

根腐病レース1、2および黒根病に複合耐病性を持ち、形状安定性の高い晩抽性品種 ■特性 ● 形状安定性の高いサリナス系の晩抽性品種。 ● 根腐病レース1、2および黒根病に複合耐病性品種。 ● 球色が濃緑でテリがあり、偏円球。 ● 切り口が小さく、変形球も少ない。葉は肉厚でかぶりが深く、偏円形で箱詰めが容易である。 ● べと病にも耐病性がある。※べと病のレースによっては発病する場合があります。 ■適応性 ● 高冷地:5月中旬~7月中下旬まき→7月中旬~9月中下旬どり 冷涼地:5月中旬~6月上旬まき→7月上旬~8月中旬どり 7月中旬~8月上旬まき→9月上中旬~10月中旬どり 温暖地:2月まき→5月どり 8月中旬~9月上旬まき→10月中旬~11月中旬どり 暖地:2月まき→5月どり 8月中下旬~9月上旬まき→10月中旬~11月下旬どり 極端な早まきや遅まきは、玉のとがりや肥大不足、抽苔を招く恐れがあります。品種本来の特性をよりよく発揮させるためにも、作型図を確認し、播種期に注意してください。 ■圃場準備・土づくり 近年、盛夏期の異常高温、局所的な集中豪雨の被害など気候変動の影響を受け、レタス作りが非常に難しくなってきており、このような時だからこそ土づくりの重要性が増しています。改めて基本に立ち返り、連作の回避、堆肥の投入や状況に応じた土壌消毒など、土をしっかり作れているかが、環境変化への対応力向上につながります。 ■播種・育苗管理 高温期の育苗は、発芽不良や生育のふぞろいのリスクが高くなります。播種してから発芽するまでは、涼しい場所か資材などを利用して育苗場所が高温にならないように注意してください。 また風通しが悪い場所では、苗が徒長しやすくなるので、徒長を防ぐために循環機扇や扇風機などを利用して空気の循環を試みるとよいでしょう。発芽がそろえば露天育苗がおすすめです。 ■定植・栽培管理 定植時の高温干ばつは、活着不良を招くことがあります。近年、マルチングの前に乾燥し過ぎていたために定植後の活着が遅れたり、定植後の灌水が不足したために生育がふぞろいになったりする事象が増えています。 定植前にしっかり灌水(かんすい)してからマルチングをするなど、定植床に十分な水分を持たせた状態で定植をして、さらに、定植の時間帯や定植後の灌水にも気を付けてください。特に高温期の定植時の灌水は活着を促進し、その後の結球までの生育まで関わってくるので積極的に行います。 ■病害虫防除 斑点細菌病、軟腐病、腐敗病、べと病は、従来品種と同様に早期から予防に努め、病害の侵入を防ぎましょう。 ■収穫 じっくり生育するタイプですが、適期を見極めて収穫してください。 ■栽培上の注意点 生育期間中に極端な干ばつや過湿条件にならないように適宜、灌水や畝上げによる排水対策を行います。 定植前の準備としては、完熟堆肥などを利用した土づくりで土の緩衝能力を高めておくことが、生理障害の防止や秀品率の向上につながります。さらに、活着から結球期までにしっかりと根を張らせ、いかに外葉の生育をスムーズにするかが秀品率を高めるポイントになります。特に、結球初期で水が不足すると不結球になってしまう可能性があるので、この時期に乾燥状態にさせないようにします。 また、根腐病に耐病性がありますが、菌密度の高い圃場などでは発病する可能性があるので、土壌消毒や薬剤処理、その後の土づくりを含め、総合的な対策を取ることが必要となります。