品種詳細

厳寒期の肥大性に優れる晩抽性品種 ■特性 ・晩抽性があり、一般地の早春どりトンネル栽培に加え、露地またはマルチ栽培の越冬どりの2作型での栽培が可能。 ・草姿は中大葉でやや開張性。 ・抜群の肥大性があり早期収穫が可能。 ・厳寒期収穫で問題となる肩こけがしにくい。 ・肌がきれいで、肉質は緻密でみずみずしく甘みがある。 ・吸い込み性で曲がりが少なく、そろいがよいので作業性に優れる。 ・首色はやや淡く青首内部が青肉になりにくく純白で、アメ肉になりにくいため生食はもちろん加工・業務用途にも適する。 ■適応性 一般地(千葉基準)の10月下旬~11月上旬まき2~3月下旬どり、9月末~10月上旬まき1~3月中旬どり、暖地(鹿児島基準)の10月下旬~11月上旬まき2月どりに適します。 ■畑づくり(圃場準備) 【一般地の早春どりトンネル栽培】 土壌水分が多い状態でのロータリー耕うんやマルチ張りは、土を締め根の変形が出やすいので避けます。逆に土壌が乾燥しすぎた状態でのマルチ張りは発芽不良を引き起こし、側根や横縞症の発生を助長し品質低下につながるので注意します。 ■肥培管理 【一般地の早春どりトンネル栽培】 緩効性肥料をおすすめします。肥料は10aあたり成分量で窒素7~9kg、リン酸15kg、カリ10kgを目安とします。前作の残肥を考慮し、多窒素栽培による葉勝ちにならないように注意します。またこの時期問題となる乾燥横縞症対策としてホウ素や過燐酸石灰の施用をおすすめします。 ■播種 【一般地の早春どりトンネル栽培】 栽植密度は地域や作型によって異なりますが、一般地基準でマルチは3~4条で条間30~35㎝×株間23~25㎝を標準とし高畝にします。無理な早まきは葉が繁りやすく根のまとまりが悪くなり、遅まきは短根や抽だいの危険性があるため避けます。 ■収穫 【一般地の早春どりトンネル栽培】 極早生品種のため、早め早めの収穫を心がけます。一度にたくさんの播種を行う場合は、極晩抽性で低温伸長性に優れるやや晩生品種の「濱のはる」との組み合わせをおすすめします。 ■一般地、暖地の越冬どり露地・マルチ栽培 施肥は追肥体系を基本とし、生育前半は葉を旺盛にせずじっくり育てる管理が大切です。そのため元肥は緩効性肥料をおすすめします。栽植密度は条間55cm、株間23cmを目安とします。厳寒期の栽培となるため、追肥の際は窒素、カリウムに加えマグネシウムやカルシウムといった微量要素の施用をおすすめします。特に生育後半の肥料切れは耐寒性の低下による生育遅延に加え、黒斑細菌病などの病害の発生を助長するので注意します。冬の寒さが厳しい地域では、霜が降り始めるころに不織布によるべたがけやトンネル被覆を行うことで、抽根部の凍害や霜による葉の傷みを軽減し、歩留まり向上につながります。
冬馬力

栽培環境・条件

熟期・収穫時期

果実・収量特性

用途・販売ターゲット

苗注文サービス

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

冬みねセブン

冬みねセブン

株式会社サカタのタネ

共通 加工用 青首 耐寒性

晩抽性で肌ツヤがよく、青首内部に青肉が入りにくい越冬どり青首ダイコン ■特性 1. 草姿が非常にコンパクトで、暖地の密植栽培や、一般地の露地栽培、トンネル霜よけ栽培に適する。 2. 低温伸長性があり、短根になりにくい。 3. 肌に非常にテリがあり、肩コケしにくい。 4. 青首内部が青肉になりにくく肉質は緻密。生食のほか、おでん、ツマなどの加工・業務用途にも適する。 ■適応性 温暖地と暖地に大きく使い分けられます。温暖地では、露地、マルチ・トンネル霜よけ栽培で9月下旬~10月上旬まき、1月中旬~2月上旬どり、暖地では、露地で10月上旬まき、2月~3月中旬どりで能力を発揮します。 この品種は、比較的、早いステージで根形がまとまり、その後根長・肥大のバランスを保ちつつ、上から下まで均一に成長していきます。 土壌適応性は、火山灰土、砂壌土の他、粘質壌土での栽培にも適します。 気候によっても変わりますが、3月中旬以降になると抽苔の危険性があります。 ■畑づくりと施肥設計 何をつくるにもまず土作りが重要となりますが、とくにダイコンでは、未熟堆肥の投入は、岐根の原因やセンチュウ、雑草などの混入を招く恐れがあります。十分に完熟させた無臭微生物肥料「バイテクバイオエース」などの堆肥が安心して使うことができ、連作圃場の土壌改良にも有効です。播種前に十分に深耕しておき、元肥は10a当たり成分量で窒素10㎏、リン酸15㎏、カリ10㎏を標準とします。 ■播種 栽植密度は、地域や栽培型によって異なりますが、標準は畝間50cm×株間25㎝。畝間45㎝×株間20㎝ぐらいまでの密植は可能です。早まきは長根や曲がりの原因に、遅まきは短根や生育不良の原因となるのでさけます。 ■品種の使い分け 同作型に「冬みね」という暖地で幅広く愛用されている品種があります。「冬みね」は露地栽培専用品種で、「冬みねセブン」は露地、マルチ・トンネル霜よけの兼用品種です。また、根長の出にくい畑にも適します。

冬みね2号

冬みね2号

株式会社サカタのタネ

共通 加工用 青首 耐寒性

抜群の耐寒性がある、越冬どり晩抽性青首ダイコン ■特性 1. 耐寒性が強く、暖地の越冬栽培および一般地の霜よけ被覆栽培に適する。マルチ栽培は肩コケを助長するので避ける。 2. 肌にテリがあり、肉質・外観共に秋ダイコンに近く、高品質。 3. 青首内部の青肉が少なく、肉質がしっかりしているため、生食のほか、おでん、刺身のツマなどの加工・業務用途にも適する。 4. 黒斑細菌病に比較的強い。 5. 極晩抽性の青首総太りダイコン。 6. 低温期でも短根になりにくく、尻部の肉付きがよく、そろいがよい。 7. 肌にテリがあり、青首が鮮明。肉質がよく、食味が優れる。 8. 適応性が広く、家庭菜園や直売所出荷にもおすすめ。 ■適応性 晩抽性と耐寒性を有する上に、ゆっくりと肥大する性質があるので、温暖地において、秋冬どりと春どりの間に収穫することができます。 一般地(千葉基準)9月下旬~10月上旬まき、1月上中旬~3月中旬どり、暖地(三浦基準)10月上中旬まき、2月中旬~3月中旬どり、暖地(鹿児島基準)10月中下旬まき、2月どりに適します。 ■畑づくりと施肥設計 良質な土壌にするためには、堆肥や緑肥等の施用による土壌の団粒構造化が有効です。無臭微生物肥料「バイテクバイオエース」施用や「バイオ21」で発酵させた良質な完熟堆肥を施用することにより、有効菌による病害虫軽減も期待できます。 施肥については、元肥を少し控えめにし、追肥をこまめに行います。収穫間際の肥料切れは、葉の耐寒性が落ちるので注意が必要です。 ■播種 栽植密度は、地域や作型によって異なりますが、本品種は比較的密植栽培が可能で、畝間40~50㎝×株間20~25㎝くらいが適当です。 ■収穫 収穫適期を過ぎてもす入りの心配が少なく、良質のダイコンが収穫できますが、収穫期を極端に遅らせると葉の枯れや抽苔、各種障害が出やすくなるので注意します。 ■「冬みね」「冬みねセブン」との比較 「冬みねセブン」よりも少し根が短く、曲がりが少なめだが、根形、肌質は「冬みねセブン」よりも「冬みね」に近い。「冬みね」と比べると草姿がコンパクトで、根長が少し長く、そろいがよい。

江都青長

江都青長

株式会社サカタのタネ

共通 青首 早生 加工用

青首、緑肉で肉質緻密、甘みがあり漬物に適する秋まき早生品種 ■特性 1. 中国江蘇省より導入し、選抜改良を加えた秋作用の早生青長ダイコンです。 2. 根形は円筒形で、太さ6cmぐらい、長さ20~25cm、重さ500~600gぐらいとなります。根長の2/3ぐらい抽根し、地上部は緑色となります。 3. 外皮の緑色部分は、肉色も緑色となります。肉質ち密ででんぷんの含量が高く、水分は少なめ、甘みに富みます。皮の部分はやや辛みがあります。貯蔵性は高いです。漬物や生食に適します。 4. 草姿はごく開帳ですが、葉数が少なく、葉長が短いので密植できます。切り葉です。 ■適応性 ・ 排水、保水のよい、地力のあるところに最も適します。 ・ 畝幅50cm、株間20cmにとり、点まきします。早まきは病害虫が多くなり、遅まきは肥大不良となります。

R-981

R-981

株式会社久留米種苗園芸

共通 加工用 青首 耐寒性

【特性】 1.播種後60~65日前後で収穫できる総太り型青首大根です。 2.根長33~38㎝程度、根茎7~8㎝程度、根重1.2~1.5kg程度になります。 3.首の部分は、鮮緑色の明るい青首で、曲がりが少なく、細毛が極めて少なく、肌は純白で光沢があり美しく、尻詰まりが極めて良く、しかも収穫作業が容易です。 4.葉は極黒葉で切れ込みが深く、立性で短く、葉数が少ないので密植栽培が可能です。 5.スイリが遅く、抽台も遅く、耐寒性が強いので遅穫栽培が出来ます。 6.肉質は、緻密で甘みがあり、生食・漬物用と幅広く利用できます。

晩抽つやこまち大根

晩抽つやこまち大根

中原採種場株式会社

共通 青首 耐寒性 早生

光沢のある肌で尻部の肉付が早い総太大根!! ■特性 ・肌は白くなめらかで光沢(テリ・ツヤ)があり、肉質は緻密でス入りも遅く品質は優れる。 ・首部は鮮緑で、尻部の肉付きが早い総太り大根。 ・耐暑・耐寒性があり、ウイルス、萎黄病等にもかなり強い。 ・葉は鮮緑色でややコンパクト。半開帳性で適期栽培では播種後60日頃から収穫できる早生タイプ。 ・根長37~38cm、根径8cm程度、根重1.2Kg内外でスマートな根形となる。 ・「秋こまち」より、更に強い晩抽性を利用した春まき栽培もできるが、早まきは避け適期播種とする。 ・冷涼地の初夏まき栽培にも利用できる。

YR春の浦

YR春の浦

カネコ種苗株式会社

共通 早生 青首 耐寒性

晩抽性で、耐寒性・低温伸長性に優れる越冬春どり用青首ダイコン! 特性 ●根形は尻詰まりの良い総太り型で、低温期でも短根や中太りになりにくい品種です。 ●首部は淡い緑色、ひげ根が細く、肌はなめらかです。 ●肉質緻密で、す入りは遅く、青首内部の変色(青肉)は比較的少ないです。 ●晩抽性で、耐寒性も強く、草姿は中間型、草勢は中程度です。 ●作型は、暖地の10月まき、3月どり栽培等に適しています。 栽培要点 ●葉の比較的おとなしい品種ですので、肥料切れにならないように注意します。 ●病害虫(わっか症、細菌病等)の予防を行います。