品種詳細

葉が強健で、肥大力に優れた多収型品種 特性 ●夏まき冬どり用のF₁品種です。 ●地上部は濃緑・立性で草勢が強く、黒葉枯病の耐病性、耐寒性に優れ、機械収穫に適します。 ●根部は肩の肉付きが良く、肥大が優れます。また、吸込み性が強く、青首や肩部の高温障害の発生が少ないです。 ●根色は鮮やかな橙色で、光沢に富み、肌は凹凸少なく滑らかです。 ●肉質は硬く、収穫機や洗浄・選別機での作業に適します。 ●適期栽培では、播種後110日で根長18cm、根重230g程度になります。 栽培要点 ●吸肥力が強い品種ですので、減肥栽培に適しています。施肥量は10aあたり窒素成分で6~8kgを標準とします。 ●播種後の乾燥に注意し、初期生育を順調にするよう努めます。 ●地上部は黒葉枯病等に強く作りやすいですが、病害虫を予防するため定期的に防除します。 ●吸込み性は強いですが、収穫が1月以降になる場合には、凍害防止のため十分に土寄せを行います。
あけみ五寸

栽培環境・条件

果実・収量特性

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メーカー情報

カネコ種苗株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

紅映二号(こうえい)

紅映二号(こうえい)

丸種株式会社

共通 多収性 五寸 黒葉枯病耐性 耐暑性 耐寒性

早太りで秀品率が高く、収量性抜群!色・形・肉質の良い美味しいニンジン 1. 夏~冬~春まきと播種期の幅が広い黒田系の総太り型五寸ニンジンで、耐暑・耐病性(黒葉枯病、しみ腐れ症)が強く、低温肥大性・低温着色性に優れています。 2. 夏まきの場合、播種後80~90日で根長16~18cm、根重200~250gとなり、根色・芯色とも濃鮮紅色で、揃いも良く上物率の高い短期多収型です。 3. 葉は立性、濃緑でやや大きめ、首部はしっかりしているので機械収穫での適性も十分です。 根部は比較的吸込性が強いので、肩部の変色や低温期の傷みは少ないです。

おいしい人参

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丸種株式会社

共通 五寸 黒葉枯病耐性 多収性 耐暑性 耐寒性

煮て柔らかく、生で甘い。味が自慢の美味しいニンジン! 1. 煮物からサラダまで和・洋を問わず幅広い料理に使え る美味しい五寸人参です。煮物などの加熱料理に適しま すが、生でも甘味がありサラダやデザートにもおすすめ です。 2. 夏~冬~春まきと播種期の幅が広い黒田系の総太り型 五寸人参で、耐暑性・耐病性(黒葉枯病・しみ腐れ病) が強く、低温肥大・低温着色性に優れた品種です。 3. 夏まきの場合、播種後80 ~ 90 日で根長16 ~ 18cm・ 根重200 ~ 250g となり、根色・芯色とも濃鮮紅色で揃 いも良く、秀品率の高い短期多収型です。

ひとみ®五寸

ひとみ®五寸

カネコ種苗株式会社

共通 耐暑性 五寸 黒葉枯病耐性 耐寒性

根色、根形よく、肉質に優れた冬どりニンジン 特性 ●夏まき冬どり用品種で、播種後110日位から収穫でき、さらに低温条件下での肥大性に優れるため、遅まきでの越冬栽培も可能です。 ●根色、芯色が特に優れ、濃紅橙色となり、また肉質は軟らかく甘みが強いため、食味は大変良好です。 ●適期収穫では、根部が根長約18cm、根重200g程のやや肩張りの円筒形となります。 ●吸込み性が強いので、肩部のひび割れや腐敗など凍害を受けにくく、また青首の発生が極めて少ないです。 ●草姿は半立性で、葉がちとなりにくく、さらに黒葉枯病に強いため、大変作りやすい品種です。 栽培要点 ●吸肥力が強い品種ですので、少肥栽培でも十分に肥大する能力を備えています。多肥栽培では過繁茂になりやすく、根部の品質や秀品率の低下につながりますので注意が必要です。 ●元肥には緩効性肥料が向いています。施肥量は10aあたり成分量で窒素:6~8kg、リン酸:10~12kg、カリ:8~10kg程度を標準とします。また、前作の肥料が残っている圃場では、追肥だけで栽培したほうが良品が生産できます。 ●播種適期は、中間地では8月上中旬です。2~3月どりには8月15日から20日位に播種します。 「ひとみ®五寸」の機能性 「ひとみ®五寸」は芯まで真っ赤な色と、食べて美味しい味の良さで、 大変人気のあるニンジンです。また機能性成分として注目されているカロテンを豊富に含んでお り、「ひとみ®五寸」は一般的なF₁品種と比較して、1.3~1.4倍の量の カロテンを含んでいます(α-カロテンで1.3~2.1倍、β-カロテンで 1.2~1.3倍)。

クリスティーヌ

クリスティーヌ

ヴィルモランみかど株式会社

共通 五寸 黒葉枯病耐性 耐暑性 耐寒性

揃い性抜群、総太り型で高収量、黒葉枯病に強い ■特徴 耐病性 IR : 黒葉枯病, しみ腐病 特性-1 適作型:春どり・秋どり・冬どり 早晩性:中早生 吸込性:極強 黒葉枯れ病:極強 特性-2 根色:濃鮮紅色 根長:18-20cm 根形:総太型 おすすめポイント カロテン含量高く、作りやすく美味しい。 熟期110~120日の周年栽培可能品種。揃い性抜群、総太型で高収量で黒葉枯病に強い。 ■品種の特性 1. 熟期110~120日の周年栽培可能品種。 2. 極晩抽性で、地上部の病害に強く黒葉枯病、斑点病、うどんこ病耐性に優れる。 3. 草勢はややおとなしめで、耐寒性に優れる。 4. 円筒形に近い形状で尻詰まりが良い。 5. 根長18~20cmで根色・肉色ともに濃鮮紅色。 6. 吸い込み性が強く、青首が少ない。 7. 肌つや良好で洗い上がりが美しい、また首回りも細く見た目が美しい。 8. 在圃性に優れ、圃場での裂根が少ない。 9. しみ腐病に比較的強い。 10. ニンジン臭が少なく食味に優れる、またカロテン含有量が高い ■栽培のポイント ・初期生育が緩慢であるため、深まきを避け(覆土1.5~2cm程度)、播種後の継続的な潅水など本葉展開までの水分管理に注意。 ・雑草負けするケースがあるため、しっかり初期の雑草防除を行う。 ・土壌水分管理の難しいトンネル栽培での1粒まきは極力避ける。 ・10a当たり5~6万粒程度での密植栽培が望ましい。 ・洗浄時の裂根の割合を抑えるため、雨天直後の収穫を避け、収穫の翌日に洗浄する。 1.圃場準備 良品収穫のため、にんじんの連作は避ける。圃場の排水性を高めるため、作付け前に深耕を行うことが望ましい。作付け前の未熟堆肥施用は、岐根やしみ腐病発生の原因となるため避ける。岐根やネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウによる被害低減のため、センチュウ防除の土壌消毒を実施する。 2.施肥 前作の残肥を考慮して設計する。10a当たり窒素5~15kg、リン酸10~25kg、カリ5~15kgを目安とする。ただし、火山灰土ではリン酸を10a当たり20kg以上施用することが望ましい。 本品種は生育後半に肥大するため、緩効性肥料の使用若しくは追肥の施用をすることが望ましい。 低pHは、初期生育不良やしみ腐病の発生を助長するため、苦土石灰等を使用して土壌pHを6.0~6.5に補正することが望ましい。 3.播種 夏まきの播種期は、中間地(関東地区)では7月25日~8月15日、暖地(九州)では8月15日~31日を目安とし、播種期に応じて株間を調整する。春まきの播種期は、中間地(関東地区)では12月下旬~3月上旬、暖地(九州)では11月下旬~3月上旬を目安とし、夏まき同様播種期に応じて株間を調整する。黒葉枯病に強く、しみ腐病に強いため、6月以降の収穫でより特性が活きる。冷涼地の初夏まき秋どりの播種期は、5月初旬~6月下旬を目安とする。 夏まきの作型で過度の早まき(7月25日以前)とすると、欠株が発生しやすくなり、根形の乱れや根部形状の不揃い、根長が20cmを超える青果物の割合が増加しやすくなるため、播種適期を守る。 青果出荷用の場合にはやや密植気味の株間5~6cm、加工業務用の場合には株間7~10cmを基準とし、栽植密度を設定する。 深まきは避けて覆土は1~2cm程度とする。 1粒まきも可能であるが、欠株を避けるために2~3粒まきを行うとともに、ネキリムシの防除を行うことが望ましい。 4.潅水 本品種は、発芽に際して水分要求度が高い。発芽と初期生育を揃えるため、播種直後から本葉2~3枚展開時まで十分に潅水を行うことが、本品種の特性を発揮させるための要点である。 5.雑草防除 初期生育が緩慢で雑草の生育に負けるケースがあるため、初期の雑草防除をしっかり行う。なお、圃場に発生する雑草の種類を考慮して除草剤を選定する。散布時期やニンジンの生育ステージ、気温、土質によって薬害を生じ易い除草剤があるため、除草剤の選定と散布時期の設定に際して、最寄りの普及所の指示に従うことが望ましい。 6.間引き 必要に応じ、本葉4~5枚期に間引きを実施する。 7.追肥 間引き後、生育状況に応じて追肥、中耕を行う。追肥は、窒素とカリ主体に、10a当たり窒素3kg程度を施用する。砂質土壌で肥料が流亡しやすい場合は、追肥の施用量を増やす。夏まき越冬どり栽培で土寄せを行う場合は、通路が葉で覆われる前、もしくは降霜前に実施する。本品種は吸い込み性が非常に強いため、従来の慣行栽培で土寄せを実施していない場合は土寄せは不要である。 8.病害虫防除 適宜、薬剤散布を行い、早めの防除を心がける。 9.収穫 洗浄時の裂根の割合を抑えるため、雨天直後の収穫を避ける。収穫の翌日に洗浄を行うとより望ましい。

紅あかり

紅あかり

株式会社サカタのタネ

共通 黒葉枯病耐性 五寸 耐暑性 耐寒性

そろいよく、大変栽培しやすいニンジン ■特性 1. 根長約17cm、そろいのよい中早生品種。 2. 収穫期の幅が広く、在圃性が優れる。 3. 耐暑性、耐寒性が優れ、黒葉枯病に強い。 4. 肥大がよく、裂根が少なく、肥料に鈍感で栽培しやすい。 5. 土寄せを軽く行う方がよい。 ■適応性 黒田五寸に似て晩抽性は強くないので、夏まき栽培での年内どりから越冬どりに最も適します。 ■畑づくり(圃場準備) 根物であるニンジンにとって、良品を収穫するには 肥沃な畑作りが重要になります。播種の1か月前までには良質の完熟堆肥を10a当たり2,000~3,000kg施し、完全に土となじませて土壌を膨軟にし、保水性・排水性・通気性のすぐれた土作りをします。 土壌病害の心配される圃場では登録農薬で土壌消毒をして、十分にガス抜きを行います。 ■畝立て 排水・通気性のよい圃場では平畝栽培でもよいですが、土質が重く、排水の悪い圃場では畝立てをし、排水をよくします。ニンジンは排水が悪く過湿になると、根先が腐りやすく、土壌病害も多くなります。 ■肥培管理 酸性土壌では良質のニンジンができませんので、苦土石灰などで土壌のpH矯正(pH6.0~6.5)を行います。肥料は土質や前作での残肥や堆肥の種類や量にもよりますが、標準的に10a当り窒素15㎏、リン酸20㎏、カリ15㎏を標準とします。 ■播種 品質のよいニンジンを収穫するには、発芽を均一にそろえ、初期生育を順調に推移させることが一番重要となります。播種前に十分灌水を行うか、または降雨後の土壌水分が十分にある時に播種します。 覆土は灌水設備があれば種子が隠れる程度で十分ですが、灌水設備のない圃場や土質の軽く乾燥しやすい圃場では1㎝程度にして、鎮圧します。ニンジンは吸水力が弱く、発芽まで水分を多く必要としますので、発芽がそろうまでは乾燥させないように十分注意します。 ■間引き・追肥・土寄せ 間引きは徒長しないように注意しながら本葉4~5枚まで行います。また、肥効の落ちやすい圃場では間引き後直ちに追肥中耕を行います。「紅あかり」は吸い込み性が中くらいなので、土寄せを適時行ってください。株間は8~10㎝を基準とし、収穫時期により加減します。 ■間引き 間引きは徒長しないように注意しながら本葉4~5枚まで行います。また、肥効の落ちやすい圃場では間引き後直ちに追肥中耕を行います。「紅あかり」は吸い込み性が中くらいなので、土寄せを適時行ってください。株間は8~10㎝を基準とし、収穫時期により加減します。 ■病害虫防除 ニンジンの初期生育は暖慢で弱いため、立枯病やネキリムシ、ヨトウムシなどの害虫による食害に注意します。病害虫が発生した場合には速やかに登録農薬を灌注して被害を抑えます。生育中期以降の黒葉枯病、うどんこ病などの病気やアブラムシ、キアゲハの幼虫などの害虫については、被害が大きくなる前に予防的な早めの薬剤散布を心がけてください。 ■収穫 「紅あかり」は中早生種ですが、在圃性にすぐれ収穫期の幅が非常に広いため、収穫期に達したものから順次収穫を行います。ただし、春先の2次成長が始まるまでには収穫を終えるようにして品質の低下を防ぎます。

ベーター536

ベーター536

株式会社サカタのタネ

共通 五寸 黒葉枯病耐性 耐寒性 耐暑性

夏まきで幅広く使える中早生ニンジン ■特性 1. 根長約18cm、根径約5cm、形状はやや肩張りし尻詰まりがよいです。 2. 播種後100~110日で収穫可能な中早生品種です。 3. 初期生育が早く、発芽後の管理が容易です。 4. 早生性と在圃性のバランスがよく、収穫適期の幅が広いです。 5. 葉は生育旺盛で黒葉枯病や斑点病に強く、寒さによる枯れにも比較的強いです。 6. しみ腐病に強く、栽培しやすいです。 ■適応性 夏まき秋冬収穫の作型では、播種時期と株間を調整することで、年内から年明けまで収穫が可能です。一般地では8月上旬~下旬播種、暖地では8月上旬~9月上旬播種の作型に適します。土壌や気象条件に左右されにくい品種のため、作場は選びません。冬まきトンネル栽培や春まき露地栽培では、抽苔する可能性が高いため栽培を避けてください。 ■圃場準備・土づくり ニンジン栽培では、pH6~6.5になるように酸度矯正をし、完熟した堆肥を10a当たり2~3tを目安に投入します。未熟堆肥や播種直前の堆肥投入は肌荒れや又根の原因になるため注意して下さい。地下水位が高い圃場や排水性が悪い圃場では高畝などの措置をとり、排水性の確保に努めます。「ベーター536」は葉の生育が旺盛なので、葉を大きく作りすぎないように窒素成分量を慣行栽培基準より控えてください。過剰施肥は病気の発生や根の生育遅延につながるので注意してください。 ■播種 ニンジンは発芽が難関となる作物です。深さ5~10mm程度の溝に、1~2cm間隔で播種を行います。その後、種子が隠れる程度に覆土を行い、しっかりと鎮圧を行います。ニンジンは発芽に多くの水分を必要とするため、播種後は乾燥させないよう灌水をします。播種してから発芽がそろうまで7~10日ほど日数がかかりますので、その間の乾燥は避けるように注意してください。 ■栽培管理 本葉が2~3枚頃から間引きを開始し、5~6枚までには株間5~8cmになるよう1本立ちさせます。株間は収穫期に合わせて広げることが重要となります。追肥は間引きした後を目安に、生育に応じて施して下さい。ニンジンが肥大し始めてから追肥を行うと、裂根の原因になるので注意して下さい。肩部に日が当たると青首・赤首に着色するため、葉が条間を覆う前に必ず土寄せを行ってください。「ベーター536」は黒葉枯病や斑点病には強いですが、発病した場合は生育に大きな影響を及ぼすため、予防中心の防除を心掛けるようにしてください。 ■収穫 一般地夏まきで播種後100~110日後で収穫可能となります。根長約18cm、根径約5cmで根先が詰まってきたときが収穫適期となります。裂根などが少なく、収穫適期の幅が広いため、用途に応じて収穫時期をずらすことが可能です。葉は寒さによる枯れに比較的強いため、機械収穫に適しています。甘皮がやや厚めなので、洗果時間は従来品種よりやや長めに行ってください。収穫・洗果後は品質保持のため、速やかに日が当たらない低温条件下に置いてください。