果実・収量特性

多収性のニンジン品種一覧 全29種類

多収性ニンジン 多収性ニンジンとは 多収性ニンジンとは、単位面積あたりの収穫量が多い特性を持つニンジン品種群のことを指します。ニンジンの収量は、栽植密度、根部の肥大性、揃いの良さ、そして秀品率など複数の要因で決まりますが、多収性品種はこれら

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多収性について

多収性ニンジン

多収性ニンジンとは

多収性ニンジンとは、単位面積あたりの収穫量が多い特性を持つニンジン品種群のことを指します。ニンジンの収量は、栽植密度、根部の肥大性、揃いの良さ、そして秀品率など複数の要因で決まりますが、多収性品種はこれらのうち一つまたは複数に優れた特性を備えています。

ニンジンは根菜類の中でも作付面積が大きく、周年供給が求められる主要野菜の一つです。面積あたりの収量は生産コストに直結するため、収量性の高い品種を導入することは経営改善の直接的な手段となります。

まず押さえておきたいのが、ニンジンの「多収性」には根の肥大性だけでなく秀品率の高さが含まれるという点です。ニンジンは裂根、岐根、とう立ちなどの原因で出荷できない個体が一定割合発生しますが、多収性品種はこれらの規格外品の発生率が低く、結果として実質的な出荷量が多くなる品種を指すことが一般的です。

多収性を支える形質としては、根部の肥大速度の速さ、根形の揃いの良さ、裂根の少なさ、在圃性の高さなどが挙げられます。根形が均一に揃うことで、出荷時の規格選別ロスが減少し、実質的な収量が向上します。

多収性ニンジンの魅力

多収性ニンジンの最大のメリットは、生産コストの低減と面積あたりの収益性の向上です。ニンジンは播種から収穫まで3〜4か月程度の栽培期間を要し、間引き・除草・防除などの管理作業が必要です。同じ作業量で収穫量が増えれば、1本あたりの生産コストが下がります。

生産者にとっての経営面の利点は、出荷量の安定確保です。量販店や加工業者との契約栽培では、一定量の安定納品が取引条件になることが多く、多収性品種は契約達成の確実性を高めます。特にカット野菜やジュース加工向けの原料供給では、まとまった量の安定調達が重視されるため、多収性品種のメリットが発揮されやすい場面です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。多収性品種の収量ポテンシャルを引き出すには、適切な栽植密度の設定が不可欠です。ニンジンは密植栽培が一般的ですが、過密になると根の肥大が不十分になり、逆に疎植では面積あたりの本数が減少します。品種の根の肥大特性に合わせた最適な栽植密度を見つけることが、安定多収の第一歩です。

また、揃いの良さは出荷効率にも影響します。根のサイズが揃っていれば、箱詰めや袋詰めの作業効率が上がり、出荷調製にかかる労力が削減されます。多収性品種の中には揃いの良さに定評がある品種も多く、収量と作業効率の両面でメリットを得ることが可能です。

消費者・市場ニーズ

ニンジンは家庭の常備野菜として安定した需要がある作物であり、消費者は外観品質(色・形・サイズ)と食味を重視します。「多収性品種」を消費者が直接意識することはありませんが、産地の供給力を支える品種特性として多収性は重要な要素です。

量販店では、ニンジンは周年を通じて売場に並ぶ定番商品であり、安定した仕入れ量の確保がバイヤーにとっての最優先事項です。品切れは売場の信頼を損なうため、安定出荷ができる産地が優先的に取引先として選ばれます。多収性品種の導入は、産地の供給力を底上げし、取引先との信頼関係強化に寄与します。

加工・業務用市場では、ニンジンの需要は極めて大きく、カット野菜、冷凍野菜、ジュース、ベビーフードなど多様な加工品の原料として使用されています。加工用途では、サイズの均一性と安定した原料供給量が重要視されるため、多収性かつ揃いの良い品種への需要は強い傾向にあります。

これ、実は業務用では色の濃さも重要なポイントです。多収性品種の中には、肥大が早いぶん内部色がやや薄くなる傾向の品種もあります。加工用途では根の内部まで均一に濃いオレンジ色が求められることが多いため、色と収量のバランスも品種選びの基準になります。

栽培のポイント

多収性ニンジンの収量ポテンシャルを最大限に引き出すための栽培管理では、土づくり・播種管理・間引きが特に重要です。

土づくりは、ニンジン栽培の基本中の基本です。ニンジンは直根性の作物であり、岐根や裂根の発生を抑えるためには、耕盤が深く、石や有機物の粗大片がなく、適度な保水性と排水性を兼ね備えた土壌が理想です。多収性品種は根の肥大力が強いぶん、土壌条件が悪いと岐根率が高まり、秀品率が低下することがあります。深耕と丁寧な砕土を行い、根が素直に伸びる土壌環境を整えることが重要です。

播種管理では、発芽率の確保と均一な発芽が多収の前提です。ニンジンは発芽率がやや不安定な作物であり、播種後の土壌水分管理が発芽揃いに大きく影響します。コーティング種子の利用やシーダーテープ播種による均一な播種間隔の確保は、最終的な収量の安定につながります。

間引きは、栽植密度の最適化と根の肥大促進のために重要な作業です。適切なタイミングで間引きを行い、品種の特性に合った株間を確保することが多収の鍵です。間引きが遅れると根の肥大が抑制され、収量低下につながります。

施肥管理では、ニンジンは窒素の過剰施用で葉が繁りすぎ、根の肥大が遅れることがあります。土壌診断に基づいた適正施肥を心がけ、元肥と追肥のバランスをとることが重要です。

病害虫対策としては、しみ腐病、黒葉枯病、キアゲハの幼虫などに注意が必要です。病害の発生は収量低下に直結するため、品種の耐病性を確認のうえ、適切な防除を実施します。

品種選びのコツ

多収性ニンジンの品種を選ぶ際は、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 収量性の実績: 栽培試験データや産地での収量実績を確認する。10aあたりの出荷量(秀品量)で比較することが実用的
  • 根形の揃い: 根の長さ、太さ、形の揃いが良い品種は秀品率が高く、実質的な出荷量が多い
  • 根色: 内部まで均一に濃いオレンジ色の品種は、青果・加工の両用途で評価が高い
  • 裂根の少なさ: 多収性品種でも裂根が多い品種は実質的な収量が低下する
  • 播種適期の幅: 春まき・夏まき・秋まきなど、複数の作型に対応できる品種は栽培計画の柔軟性が高い
  • 在圃性: 収穫適期を過ぎても品質が維持される在圃性の高い品種は、出荷調整がしやすい
  • 耐病性: しみ腐病やその他の主要病害への耐性を確認する
  • 抽苔耐性: 春まき栽培では、とう立ちの遅い品種を選ぶことが安定収量の前提

意外と知られていないのですが、ニンジンの収量は土壌条件と播種精度に大きく左右されるため、同じ品種でも圃場によって収量差が大きくなることがあります。多収性品種を導入する際は、品種の特性だけでなく、圃場の土壌条件が品種の能力を発揮できる状態にあるかを確認することが重要です。試作段階では複数の圃場で比較し、自分の栽培環境での適性を見極めることが現実的なアプローチです。

市場動向とこれから

多収性ニンジン品種に対する需要は、ニンジンの周年安定供給体制の維持と生産コスト低減のニーズから、引き続き高い水準にあります。

国産ニンジンの主要産地は北海道、千葉県、徳島県などで、産地リレーにより周年供給が行われています。各産地では、限られた面積と労働力で最大の収量を確保するために、多収性品種の重要性が認識されています。

種苗メーカー各社は、収量性と品質の両立を目指した品種開発を進めており、根の揃いが良く秀品率の高い品種が増えています。従来は耐病性や根色が主要な育種目標でしたが、近年は収量性も重要な選抜基準として位置づけられるようになっています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、多収性品種の導入は生産効率の改善に直結する施策です。ただし、ニンジンは食味や外観品質に対する消費者の目も厳しい作物であるため、収量だけを追求するのではなく、品質とのバランスを重視した品種選定が長期的な産地の信頼につながります。

今後の展望としては、機械収穫体系との適合性が高い多収性品種の開発、高温環境下でも安定した収量を維持できる品種の改良、そして加工適性(カット適性、色の均一性)と多収性を兼ね備えた品種の充実が期待されています。

まとめ

多収性ニンジンは、単位面積あたりの収穫量に優れた品種群であり、生産コストの低減と安定出荷に寄与する特性を持っています。揃いの良さや秀品率の高さが実質的な多収を支えており、加工用途や契約栽培で特に価値を発揮します。

栽培面では、深耕による土づくり、均一な播種、適切な間引きが多収のポテンシャルを引き出す鍵です。品種選びにあたっては、収量性だけでなく根形の揃い・根色・裂根の少なさ・耐病性を総合的に評価し、自分の栽培条件や販売先のニーズに合った品種を選定することが重要です。

29品種 掲載中
(B)紅芯五寸

(B)紅芯五寸

丸種株式会社

不抽苔性の時無五寸ニンジン 1. 時無系早生種の大型五寸ニンジンで、抽苔が遅く根長約17cm、尻が丸く詰まって全体に肉付きの良い美しい総太り型の豊産種です。 2. 根の揃いは良く、肌は橙紅色にさえて紅芯。肉質が柔らかく甘味に富みます。

Dr.カロテン5

Dr.カロテン5

タキイ種苗株式会社

甘くて、うまい! 栄養たっぷり! 春夏OK! ■特長 ・根部は内部まで鮮やかな濃紅色で、食味にすぐれる。 ・草勢が強く、たいへん作りやすい。減農薬・減肥栽培におすすめ。 ・夏まきで根長17cm、根重220g程度によく太る。 ・トウ立ちが遅いので、春まき栽培も可能。 ■栽培の要点 ・排水性のよい土壌で栽培することが、良品多収につながる。 ・施肥量の基準は「向陽二号」の2割減程度を基準とする。 ・8〜12cm間隔でまき、本葉5〜6枚までに2〜3回間引いて1本とする。 ・間引き遅れは、生育の遅延や不ぞろいの原因になるので、早めに行う。 ・最終間引き後は土の表面を軽く耕して株元に軽く土寄せをし、青首になるのを防ぐ。

T号新国分

T号新国分

カネコ種苗株式会社

早太り多収、根形のそろい抜群 特性 ●根長55~60cm位。太りが早く、そろいの良い長ニンジンです。根色は芯まで鮮紅色となり、甘みに富みます。早生で耐寒性が強いので、秋~3月出荷が可能です。

あけみ五寸

あけみ五寸

カネコ種苗株式会社

葉が強健で、肥大力に優れた多収型品種 特性 ●夏まき冬どり用のF₁品種です。 ●地上部は濃緑・立性で草勢が強く、黒葉枯病の耐病性、耐寒性に優れ、機械収穫に適します。 ●根部は肩の肉付きが良く、肥大が優れます。また、吸込み性が強く、青首や肩部の高温障害の発生が少ないです。 ●根色は鮮やかな橙色で、光沢に富み、肌は凹凸少なく滑らかです。 ●肉質は硬く、収穫機や洗浄・選別機での作業に適します。 ●適期栽培では、播種後110日で根長18cm、根重230g程度になります。 栽培要点 ●吸肥力が強い品種ですので、減肥栽培に適しています。施肥量は10aあたり窒素成分で6~8kgを標準とします。 ●播種後の乾燥に注意し、初期生育を順調にするよう努めます。 ●地上部は黒葉枯病等に強く作りやすいですが、病害虫を予防するため定期的に防除します。 ●吸込み性は強いですが、収穫が1月以降になる場合には、凍害防止のため十分に土寄せを行います。

アサヒ 新黒田五寸人参

アサヒ 新黒田五寸人参

株式会社アサヒ農園

肉付き良好な早生豊産種。色鮮やかなおいしい人参 商品特性 ■特性 耐病性、耐暑性が強く、家庭菜園に好適の早生豊産種。 根身15~20cm位の肩張り、尻の肉付良好な五寸人参です。 橙赤色で着色良く、肉質、味、栄養価共抜群の優良種です。 ■利用法 甘味に富み煮物、炒め物、サラダ等に好適です。 間引いた時の人参の葉はおひたし、汁の具等に利用出来ます。 育て方 ■土づくり ・種まき前に石炭を散布し、よく耕して土を中和させておきます。 ・肥料は堆肥、油かす等を元肥に施しますが、肥料の塊があると分岐根になりやすく注意。 ■たねまき ・40cm幅のうねにスジまきします。 ・タネがかくれる程度、土をかけます。 ・発芽まで土が乾燥しないように水を与え、適度な湿度を保ちます。 ■栽培のポイント ・発芽後は順次間引きし株間を10cm位にします。根部が肥大すると土寄せします。 ・肥料は間引き後と生育に伴い化成肥料等を時々与えます。

ウインナーキャロット

ウインナーキャロット

中原採種場株式会社

糖度が高くスマートなF1ナンテス人参!! ■特性 ・晩抽系で早太りナンテス系人参。 ・根型は、肩から尻部まで肉付きよく同じ太さとなり(ソーセージタイプ)揃い抜群。 ・根色は、美しい鮮橙紅色となり肉質は緻密で糖度が高くおいしい。 ・春トンネル栽培では播種後、110~120日で根長18~20cm、根重160~180g。 ・葉は小ぶりでかなり密植栽培が出来る多収穫品種。 ・栽植本数は6万本(10a)が標準で、この場合1m当り50粒を目安に播種する。

おいしい人参

おいしい人参

丸種株式会社

煮て柔らかく、生で甘い。味が自慢の美味しいニンジン! 1. 煮物からサラダまで和・洋を問わず幅広い料理に使え る美味しい五寸人参です。煮物などの加熱料理に適しま すが、生でも甘味がありサラダやデザートにもおすすめ です。 2. 夏~冬~春まきと播種期の幅が広い黒田系の総太り型 五寸人参で、耐暑性・耐病性(黒葉枯病・しみ腐れ病) が強く、低温肥大・低温着色性に優れた品種です。 3. 夏まきの場合、播種後80 ~ 90 日で根長16 ~ 18cm・ 根重200 ~ 250g となり、根色・芯色とも濃鮮紅色で揃 いも良く、秀品率の高い短期多収型です。

グランプリ

グランプリ

タキイ種苗株式会社

太り良好! そろいのよい黒田系大型ニンジン! ■特長 ・大型で根色が非常に鮮やかな濃紅色。業務加工にも適する。 ・根形は長めの円筒形で先までよく太る。 ・適期栽培では根長20cm、根重300g程度によくそろう。 ・草勢がやや旺盛で作りやすい。晩抽性はあまりないので、夏まき栽培専用とする。 ■栽培の要点 ・耕土が深く、排水のよい畑で栽培することが、良品多収につながる。 ・無理な早まきは異常根形になることがあるため、適期播種を心掛ける。 ・間引き後の栽植密度は株間8cm、条間15〜20cm程度を目安とし、さらに大型サイズをねらう場合は株間を広くするとよい。 ・緩効性肥料の利用や追肥を行い、生育途中に肥効が切れないよう注意する。

べによし五寸

べによし五寸

渡辺農事株式会社

カロテン・甘味に富んだ早生種 ■特性 ・あまくて、やわらかく、カロテンなど栄養価が高い。 ・抽苔が少なく、春蒔きできる。 ・尻詰りの良い短円錐形で肥大が早い ・肌は滑らかで根色、芯色とも良く着色する。 ■栽培のポイント ・肥沃で水はけの良い畑を選び、元肥を主体に多めの施用をする。発芽から順調に生育させることで良品が多収となる。 ・一般の火山灰土壌では、10aあたり、チッソ15kg、リンサン30kg、カリ15kgを標準とし、夏蒔きは少なめ、低温期蒔きは多めとする。 ・肥大が早いため、無理な早蒔きはせず、順調に生育させ、早めに収穫する。 ・播種を遅らせて肥料を多めにすると肥大が早まり、シミなどの障害が少なくなる。 ・生育中に中耕して除草、排水改善をし、青首を防止する。弱い雨の後中耕して土中に酸素を供給すると肥大促進となる。

ローラ

ローラ

ヴィルモランみかど株式会社

色づきがよく、晩抽性を備えた多収性品種 ■特徴 耐病性 IR : 黒葉枯病, しみ腐病 特性-1 適作型:春どり・秋どり 早晩性:中早生 吸込性:極強 黒葉枯れ病:極強 特性-2 根色:濃鮮紅色 根長:19-21cm 根形:総太型 おすすめポイント 熟期100~110日。揃い性抜群、総太型で高収量で黒葉枯病に強い。 ■品種の特性 1. は種後100~110日で収穫できる中早生品種で夏まきと冬春まきに適する。 2. 草姿は半開帳性、草勢は中程度で黒葉枯れ病に強い。 3. 根長は19~21cmになる円筒形に近い形状で、肌つや・尻詰りのよいものが収穫できる。 ■栽培のポイント ・株間はMサイズで5cmを目安に、希望する規格(サイズ)に応じて調整する。 ・極端な早まきと遅まきは根形に乱れが生じるので、適期は種に努める。(中間地では7/25 ~ 8/10が適期) ・収穫時期は遅くとも1月中旬までとする。とり遅れは根尻部の白化が現れるので避ける。 ① ほ場準備 連作は避けるとともにほ場の排水性を高めるため、作付け前には深耕を行うことが望ましい。 未熟堆肥の施用は岐根やしみ腐病発生の原因となる。また、岐根やセンチュウなどによる被害軽減のため、土壌消毒を行う。 ② 施肥 低pHは初期の生育不良やしみ腐病の発生を助長するので苦土石灰などを施用してpH6.0~6.5に補正する。 前作の残肥を考慮して、10a当たり窒素8~15kg、リン酸15~20kg、カリ10~15kgを標準施肥量とする。 ただし、火山灰土壌ではリン酸20kg以上を施用し、また肥効を持続させるために緩効性肥料の使用や追肥を行うことが望ましい。 ③ は種 夏まきは、中間地(関東地区)で7月25日~8月10日、暖地(九州)で8月20日~9月15日を目安とし、時期に応じて株間を調整する。冬春まきでは中間地で1月上旬~3月上旬、暖地で11月中旬~3月上旬を目安とし、夏まきと同様に時期に応じて株間を調整する。 冷涼地の初夏まき秋どりでは4月上旬~6月下旬を目安とする。 夏まきでは過度の早まき(7月25日以前)をすると、欠株が発生しやすくなり、根部形状の不揃いや根長20cmを超える青果物の割合が増しやすくなるため、は種適期を守る。 株間は青果出荷用で5~6cm、加工業務用では7~10cmを基準とし、時期に応じては種密度を調整する。 ④ 灌水 本品種は発芽時の水分要求量が高いので、は種直後から本葉2~3枚展開時までは十分に潅水を行い、発芽と初期生育を揃えることが、本品種の特性を発揮させるための要点である。 ⑤ 追肥・中耕•土寄せ 追肥は窒素とカリを主体に10a当たり3kg程度を施用し、中耕を施す。また、砂質土壌や肥料が流亡しやすいほ場では施肥量を増やす。本品種は吸い込み性が強いので、慣行栽培で土寄せを実施していない場合は不要である。 夏まき越冬どりの作型では年末に土寄せを行い、防寒対策を行う。 ⑥病害虫防除 適宜、薬剤散布を行い、早めの防除を心がける。 ⑦収穫 洗浄時の裂根の発生割合を抑えるため、雨天直後の収穫を避ける。洗浄は収穫の翌日が望ましい。

七寸にんじん 紅華(べにはな)

七寸にんじん 紅華(べにはな)

株式会社トーホク

馬力があって長さ18cm位になる大型品種。揃い良く、色、味ともに優れる多収タイプです。とう立ちしにくいので安心して栽培でき、特に冷涼地の早まきなどには最適です。

万福寺大長

万福寺大長

株式会社日本農林社

煮物に最適な昔ながらの大長ニンジン ■特性 ・年末・年始の煮物に欠かせない昔ながらの食味の良い長ニンジン。 ・草勢強く作り易い豊産種。根型はなで肩で全体として、 肉付きがとても良く尻こけしない。 ・根長60cm以上に達する長根種。 揃い良く、秀品率が多い高収益型。 根色は鮮紅色、芯は細く紅芯で着色も早い。 肉質は緻密で香気良く食味は良好。 ・適期栽培では130日前後で収穫となり、 国分種より8~10日程遅れるが、 強健多収で10a当り3500kg以上の大豊産種である。 ■栽培の注意 ・注意点として、耕土は膨軟で深く、 有機質に富んでいる事が望ましく、 耕土の浅い所での栽培は困難である。 五寸人参の様な密植栽培は不適で、 最終的には株間を20~25cmとする。

博多時無五寸人参

博多時無五寸人参

中原採種場株式会社

多収・高品質を誇る!! ■特性 ・洋種系大型五寸人参から育成した大型で豊産性の品種である。 ・早太りで外皮、肉芯とも橙紅色にとみ軟らかで食味がよい。 ・根長は18~20cm内外で尻部までよく肉がつき、そのうえ品質、揃いとも優れている。 ・特に抽苔が安定しているので年内蒔(暖地の11~12月蒔)からトンネル栽培、春蒔と巾広く利用できる。

博多金時人参

博多金時人参

中原採種場株式会社

鮮紅色・良品質が定評!! ■特性 ・博多特産の博多人参と本紅金時人参の交雑後代より育成された品種。 ・根長30cm内外、首径6cm余の肩の張った、早太りする大型の金時人参。 ・草勢は旺盛で栽培極めて容易な豊産種、肉質柔軟で甘味に富み香気有り独特の味わいで珍重されている。

夏蒔鮮紅五寸

夏蒔鮮紅五寸

タキイ種苗株式会社

暑さに強く栽培容易! 年内〜冬どりの多収種! ■特長 ・耐暑性にすぐれ、草勢が強く生育旺盛で作りやすい年内〜冬どりの五寸ニンジン。 ・根形は尻づまりがよく、肌・芯ともにやや濃いめの鮮紅色。 ・適期栽培では根長20cm、根重250g程度となる。 ・冷涼地では秋どりが適する。 ■栽培の要点 ・発芽時から生育初期の乾燥には特に注意し、生育を順調にする。 ・間引きは的確に行うとともに、太りがよいので適期収穫を心掛ける。 ・肥料切れは病害の発生を招くため、天候に合った肥培管理に注意する。

恋ごころ

恋ごころ

タキイ種苗株式会社

色よし! 味よし! ジュースやサラダにも! ■特長 ・サラダなど生食に適する色よしニンジン。根形は円筒形で先までよく太る。 ・適期栽培では根長18cm、根重200g程度によくそろう。 ・抽苔が遅いので春まき栽培も可能。 ・草勢は旺盛で作りやすく、減肥栽培にも向く。 ■栽培の要点 ・無理な早まきは、短根になることがあるため適期栽培を心掛ける。 ・排水性のよい土壌で栽培することが、良品多収につながる。 ・元肥は少なめにして、追肥をこまめに行うのがよい。 ・畝幅60〜90cm(2〜4条)、株間8〜12cmを目安とする。 ・春まきでは生育が旺盛になりやすいことから、夏まきより施肥量を2割程度少なくした肥培管理がよい。

新大型五寸(チャンテネー・インプルーブド)

新大型五寸(チャンテネー・インプルーブド)

タキイ種苗株式会社

暑さ寒さに強く、抽苔の安定した春・夏兼用種! ■特長 ・肩張りがよく、尻の肉付きのよい多収種。 ・収穫までの生育日数は110〜120日程度で、抽苔も比較的遅く、冷涼地の夏秋どりと、中間・暖地の春どりおよび秋冬どりに適する。 ・根色は肌・芯ともに鮮紅色で、肌が滑らかでツヤのある五寸ニンジン。 ■栽培の要点 ・発芽〜生育初期の乾燥に注意して、適期に間引きをするよう努め、順調に生育させる。 ・施肥は元肥に緩効性肥料を重点に施し、生育全期を通じて肥料切れに注意し追肥を施す。

新黒田五寸

新黒田五寸

タキイ種苗株式会社

早太りで尻づまりよく、色ツヤのすぐれる多収種! ■特長 ・「黒田五寸」より短いが、やや肩張りで肉付きがよい、暑さと病気に強い多収種。 ・根色は鮮紅色で、肌は滑らかでツヤがあり、肉質は緻密で甘みに富む。 ・適期栽培では、根長18cm程度となる。 ■栽培の要点 ・中間・暖地は7〜8月まき、冷涼地は6〜7月まきに適する。早まきは抽苔の危険がある。 ・発芽初期の乾燥に特に注意し、本葉4〜5枚までに最終間引きを終え、初期生育を順調に進める。

新黒田五寸人参

新黒田五寸人参

八江農芸株式会社

■特長 ・夏蒔き年内どりから、冬越しに能力を発揮する五寸系ニンジンの代表種です。 ・草姿は草丈が高く、半開張性となります。 ・根形は尻詰まり、胴部の肉付きが良くなで肩で、冬越しでは総太形を感じさせます。 ・肌は滑らかで、根色は濃橙紅色を呈し、肉質は軟らかく多汁性でジュース加工にも最適です。 ・根長は18cm前後が標準で、重量型の豊産種です。

旭光三寸人参

旭光三寸人参

株式会社アサヒ農園

生育旺盛で作りやすく、食味、栄養価も満点 商品特性 ■特性 根身は10cm位の短型で鮮やかな紅朱色、揃いの良い豊産種。 草勢強く、寒暖何れの土地でもよく生育し作りやすい。 甘味に富み、栄養価も高くサラダ等生食として美味です。 ■利用法 甘味に富み煮物、炒め物、サラダ等に好適です。 間引いた時の人参の葉はおひたし、汁の具等に利用出来ます。 直売所にもオススメの野菜(品種)です。 育て方 ■土づくり 種まき前に石灰を散布し、よく耕して土を中和させておきます。 肥料は堆肥、油かす等を元肥に施しますが、肥料の塊があると分岐根になりやすく注意 ■たねまき 40cm幅のうねににスジまきします。 タネがかくれる程度土をかけます。 発芽まで土が乾燥しないように水を与え、適度な湿度を保ちます。 ■栽培のポイント 発芽後は、順次間引きし、株間を10cm位にします。根部が肥大すると土寄せします。 肥料は間引き後と生育に伴い化成肥料等を時々与えます。

1〜20品種 / 全29品種中

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