サマーポイント
住化農業資材株式会社
耐暑性にすぐれ、花蕾腐敗病にも強い ■品種特性 ・耐暑性があり高冷地の夏~初秋どり、中間地の春~初夏どり・秋どりに適する ・草勢は中程度、草姿は半立性 ・花蕾は小粒で揃いが良く、締りの良いドーム型となる ・高温条件下で花蕾腐敗病、キャッツアイの発生が比較的少ない
花蕾腐敗病は、ブロッコリーの花蕾部分が褐変・軟化・腐敗する病害の総称です。黒腐れ病が葉縁から侵入してV字病斑を形成するのとは異なり、花蕾腐敗病は花蕾そのものが直接傷む点で、出荷に与えるダメージが極めて大きい病害です。
花蕾腐敗病の病原菌については、Pseudomonas属やErwinia属などの細菌が主要な関与菌として知られています。複数の病原菌が関与することがあり、発生条件や症状が若干異なる場合もあります。発病状況や被害程度を正確に診断するには、都道府県の農業試験場や普及センターへの相談が有効です。
感染経路は、傷口・水孔・虫害部位からの浸入が中心です。雨水や灌水時の水しぶき、収穫作業時の傷、害虫(アブラムシ・アザミウマ・コナガなど)による食害跡が侵入口になります。高温・多湿条件で発生が急増し、花蕾が高温にさらされて細胞が弱ったところに二次感染する形で被害が拡大するケースが多く見られます。
症状は、花蕾表面の一部に水浸状の変色が生じ、その後急速に褐変・軟化が進むのが特徴です。外から見た状態では問題がないように見えても、花蕾内部から腐敗が進んでいる場合があります。このため、収穫直前まで被害に気づかないケースがあり、出荷箱の中での発生(輸送中の腐敗)が産地・流通の大きな頭痛の種になっています。
花蕾腐敗病の耐性区分は、現時点では標準化された国際的な区分(HR/IRなど)が確立されておらず、種苗メーカーごとに「花蕾腐敗病に強い」「花蕾腐敗病耐病性品種」などの形で記載されています。
品種によって耐性の程度が異なることはもちろん、どのような条件(気温・湿度・害虫密度)で評価された数値かによって、実際の栽培現場での効果が変わります。カタログの試験データが自産地の気候条件と近いかどうかを確認することが重要です。
また、花蕾腐敗病の原因菌が複数あることも、耐性評価を複雑にする要因です。ある病原菌系統に対して耐性がある品種でも、別の系統に対しては感受性を持つ場合があります。産地で優勢な病原菌系統の情報を、都道府県の農業試験場等から収集することが品種選定の精度を高める一つの方法です。
花蕾腐敗病は、ブロッコリーの需要が拡大した1980年代〜1990年代以降、産地での被害が顕在化した比較的新しい位置づけの病害です。日本でのブロッコリー栽培面積の急増に伴い、連作圃場での発病リスクが蓄積され、被害が問題化してきたという経緯があります。
意外と知られていないのですが、花蕾腐敗病は収穫後の流通段階でも被害が進行することがあります。花蕾の冷却が不十分な状態で輸送・保管されると、内部から腐敗が進んで店頭で問題になることがあります。産地での予冷(収穫後速やかに花蕾を低温にすること)が、流通段階での品質維持にも重要な意義を持っています。
育種面では、花蕾腐敗病耐性と収量性・外観品質を同時に満たす品種の育成が各社で進められています。特に、夏〜秋どり作型向けの品種育成において花蕾腐敗病耐性が重要な育種目標の一つとなっています。
花蕾腐敗病耐性品種は有効な選択肢ですが、以下の点には注意が必要です。
高温多湿条件が極端な場合(連続する猛暑・台風後の高温など)には、耐病性品種でも発病することがあります。品種の耐性は「一定条件下での抵抗性」であり、極端な環境条件下では保証外となる場合があります。
害虫との関係も重要です。花蕾腐敗病菌は、害虫の食害跡から侵入することが多いとされています。耐病性品種であっても、害虫防除が不十分な圃場では発病リスクが高くなります。病害防除と害虫防除の両立が、花蕾腐敗病リスクを低減する上で欠かせません。
収穫後の取り扱いも発病に関係します。花蕾への傷(収穫時のカット面・輸送中の打撲など)が新たな感染口になります。丁寧な収穫作業と適切なコンテナへの積み付けが、収穫後の品質維持に重要です。
花蕾腐敗病の防除は、耐病性品種の利用を基本に、複数の対策を組み合わせることが重要です。
水管理と圃場環境の整備: 花蕾への水分の滞留が発病を促します。高畝・株間の通気確保・排水路の整備によって多湿環境を作らないことが基本的な耕種的防除です。灌水は朝に行い、夜間に花蕾が濡れた状態にならないよう注意します。
害虫の防除徹底: 食害跡が病原菌の侵入口になるため、アオムシ・コナガ・アブラムシなどの害虫を早期に防除することが花蕾腐敗病の二次発生防止につながります。
花蕾の被覆: 収穫適期前に外葉で花蕾を覆う対応は、直接の雨水・高温ストレスから花蕾を守る効果があります。ただし、過度な被覆で湿度が上がりすぎると逆効果になることがあるため、通気性の確保とのバランスが必要です。
収穫後の予冷: 収穫後できるだけ速やかに花蕾を低温(0〜5℃程度)に保つことで、菌の増殖を抑制できます。予冷施設の活用が、産地全体の品質維持に貢献します。
農薬による防除: 花蕾腐敗病(軟腐病・腐敗性の細菌病)に登録のある農薬を発病初期に散布することで、発病の拡大を抑えることが期待できます。花蕾形成期の散布タイミングが重要です。
※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。
ブロッコリーの主産地では、花蕾腐敗病は「梅雨明け後の高温・多湿期」と「収穫期の台風接近時」に特に発生が増える病害として認識されています。
産地の生産者からは、「花蕾に症状が出てからでは手遅れで、予防が全て」という声が多く聞かれます。耐病性品種の採用に加え、予防的な農薬散布と害虫防除の両立が、ベテラン生産者が年間を通じた防除計画の中で最重視するポイントになっています。
夏〜秋どり作型での花蕾腐敗病被害を軽減するために、品種の切り替えと収穫後の予冷体制の整備を同時に進めた産地では、出荷規格外品の発生割合が減少したという報告があります。品種と産地インフラ(予冷施設)の両方が整うことで、より高い効果が得られる事例です。
ここからが実際の栽培で差がつくところです。花蕾腐敗病は発生してから対応するのではなく、「発生させない環境作り」が防除の本質です。圃場の排水・通気・害虫密度の管理を日常的に徹底することが、長期的な被害の軽減につながります。
花蕾腐敗病は、ブロッコリーの花蕾部分が直接腐敗するため、出荷に直結するダメージが大きい重要病害です。主に高温多湿条件と害虫食害跡からの感染が発病を引き起こし、収穫前後の両段階で品質被害をもたらします。
耐病性品種の採用は有効な対策の一つですが、品種の耐性の限界を理解し、害虫防除・圃場環境の整備・収穫後の予冷管理を組み合わせた総合防除体系を構築することが重要です。黒腐れ病とは病原菌・症状・侵入経路が異なる別の病害であり、同時対策の場合は両者の特性を理解した防除計画が必要です。
ブロッコリーの品種一覧ページでは、花蕾腐敗病耐性を含む病害耐性別に品種を絞り込んで確認することができます。産地の病害リスクに合わせた品種選定の参考にしてください。
住化農業資材株式会社
耐暑性にすぐれ、花蕾腐敗病にも強い ■品種特性 ・耐暑性があり高冷地の夏~初秋どり、中間地の春~初夏どり・秋どりに適する ・草勢は中程度、草姿は半立性 ・花蕾は小粒で揃いが良く、締りの良いドーム型となる ・高温条件下で花蕾腐敗病、キャッツアイの発生が比較的少ない
丸種株式会社
耐寒性・頂花蕾冬獲り早生種 1. 本種は夏まき年内獲り及び冬獲りとして適応性の高い頂花蕾獲り種で、播種後(8月中旬まき)85~90日で収穫適期となる早生種です。 2. 花蕾は直径12~15cm、山型で濃緑、粒が小さく、しまりが良いので在圃性は抜群です。出蕾後の耐寒性は非常に強く、花腐病の発生が極少です。
株式会社サカタのタネ
根こぶ病耐病性で、花蕾形状に優れる中生品種 ■特性 ● 播種後115日前後で収穫できる中生品種。 ● 草姿は立性で、草勢は中程度。側枝の発生は少ない。 ● 根こぶ病に耐病性がある。 ● 花蕾は小粒で濃緑色、スムーズなドーム形で締まりがよい。 ● 茎はやわらかく、出荷調整がしやすい。 ■適応性 夏まき秋冬どり専用品種です。春まき栽培には適しません。 一般地8月1~15日まき・11~12月どり、暖地8月10~25日まき・12~1月どりに適します。極端な早まき栽培は、花蕾の緩みや死花の発生を誘発し、一方極端な遅まき栽培は、低温による生育の遅延や花蕾のアントシアン発生を助長するので注意が必要です。 ■畑づくりと施肥設計 総施肥量(元肥と追肥)は、10a当たり成分で窒素20kg、リン酸25kg、カリ20kg程度を標準とします。収穫期が厳寒期になる遅まき栽培では、肥効の低下による生育の遅延や花蕾のアントシアン発生を防ぐため、良質堆肥の施用・追肥を適宜施し、肥効を持続させることが大切です。根こぶ病汚染圃場では、石灰質肥料の施用によるpHの調整、排水溝の設置、定植前の薬剤散布など総合的防除を行います。 ■播種と育苗 通風、日当たりのよい場所を選び、播種後十分に灌水し、発芽まで乾燥させないように管理します。発芽適温は20~25℃なので、遮光などをして極端な高温にならないよう心がけます。 ■定植および定植後の管理 栽植密度は、10a当たり約4,000本を標準とするが、栽培時期によって株の大きさが異なるので多少の増減を行います。セル育苗では、活着促進のため老化苗にならないように定植します。特に根こぶ病汚染圃場へ定植する場合、活着不良やその後の初期生育の遅れは根こぶ病の被害を拡大させるので、定植後の灌水、活着後の中耕などを状況に応じて適切に行い、初期生育を促します。また、12~1月収穫の極低温条件下では生育がやや緩慢になる傾向があるので、出蕾前後に追肥を施し肥切れしないようにします。 ■病害虫防除 根こぶ病に対して完全な抵抗性を示すわけではないので、圃場準備および定植時の薬剤散布や、排水対策など総合的防除を行います。その他の病害虫対策についても、通常のブロッコリー栽培に準じます。雨が多い年は、黒腐病や花蕾腐敗病(軟腐病)など細菌病が発生する場合があるので、予防的防除に努めます。 ■収穫 高温下での収穫では死花が発生しやすい場合があるので、適期収穫を心がけるとともに、できるだけ高温条件にならないよう涼しい時間帯で収穫、出荷調整するようにします。
雪印種苗株式会社
在圃性が良く、花蕾腐敗しにくい 耐寒性に優れる中生品種 ■特性・特徴 ・播種後120日前後で収穫できる中生品種。 ・花蕾は濃緑色でなめらかなドーム状となり、変形が遅い。 ・花粒が細かく揃い、花蕾腐敗しにくい。 ・草姿は半開張性で草勢旺盛、ボリュームのある花蕾を収穫できる。 ・耐寒性に優れ、寒さによる花蕾の斑点や脱色が発生しにくい。 ■使用時期 一般地:【播種期】7月下旬~8月中旬 西南暖地:【播種期】8月中旬~9月上旬 ■使用上の留意点 ・排水の悪い畑は、排水溝を作り、堆肥や緑肥などで土づくりを行う。 ・肥料切れの場合は、アントシアンが発生しやすいので注意する。 ・追肥は定植から3週間前後を目安に行い、草姿の状況を確認しながら必要に応じて2回目以降の追肥を行う。
ナント種苗株式会社
別称「びっくり大漁ブロッコリーおかわりクン」 頂花蕾収穫後、大きな側枝が3〜4本穫れるセカンドーム型極早生ブロッコリー コーンのような甘みのある食味も魅力です 【特 徴】 ● 平坦地7~8月蒔きで約85日で頂花蕾収穫となる極早生。秋冬作は早い時期から遅い時期まで栽培可能。 ● 平坦地1~2月蒔きの春穫り作型や高冷涼地の初夏収穫作型ではややゆっくり目に生育し、特に品質安定。ボトニング発生も少ない。 ● 花蕾は濃緑色のドーム型。扁平になりにくく、花蕾の締まり・ビーズの細かさ・揃いも良好。 ● 草勢は中強。草姿は立性。根が強いため環境適応性に優れ、生育ブレ少なく倒伏にも強い。 ● 死花の発生少ない。夏穫り作で問題となる花蕾腐敗病にも強い。 ● 頂花蕾収穫後から約30日で太い側枝「セカンドーム」が4本前後収穫できる。 【栽培のポイント】 ● 肥料切れや急激な気温低下でアントシアンが発生するので、むやみな遅蒔きは避ける。 ● 「セカンドーム」を狙う際は、頂花蕾収穫前~収穫時に追肥を行い、肥料切れを避ける。 ● 厳寒期になる前にセカンドームが収穫できるように、作型を少し前倒しするのが良い。また、春~夏収穫のセカンドーム狙いは生育ムラや品質低下がみられるため、お勧めしません。
ナント種苗株式会社
高温期の定植から、ほれぼれするような厚みある圧巻ボリュームのハイドーム。 年内穫り100日タイプの中早生 【特 徴】 ● 平坦地7月下旬~8月中旬蒔きで、盆明け~9月中旬が定植最適期。10月下旬~1月上旬収穫となる播種後100日タイプのアントシアンフリー中早生。 ● 暑さ・寒さに対する環境適応能力が高く、播種幅が広い。 ● 花蕾は厚みがでやすく、非常にボリュームがある。 ● 花蕾粒は細かく揃い、見た目が美しい。 ● 夏秋作の高温期でもキャッツアイ発生少なく、品質安定。 ● 暖冬傾向が顕著な冬においても、急な気温上昇に対して鈍感で、じっくり仕上がる「在圃性」があり、収穫作業に追われにくい。 【栽培のポイント】 ● 肥料吸収の良い品種のため、特に高温期の栽培・肥えた畑においては、花蕾腐敗を防ぎ、形状を安定させるために2~3割の減肥をおすすめします。 ● 12月以降の収穫作型ではべと病に留意する。
住化農業資材株式会社
耐暑性にすぐれ、花蕾腐敗病にも強い ■品種特性 ・耐暑性があり高冷地の夏~初秋どり、中間地の春~初夏どり・秋どりに適する ・草勢は中程度、草姿は半立性 ・花蕾は小粒で揃いが良く、締りの良いドーム型となる ・高温条件下で花蕾腐敗病、キャッツアイの発生が比較的少ない
丸種株式会社
耐寒性・頂花蕾冬獲り早生種 1. 本種は夏まき年内獲り及び冬獲りとして適応性の高い頂花蕾獲り種で、播種後(8月中旬まき)85~90日で収穫適期となる早生種です。 2. 花蕾は直径12~15cm、山型で濃緑、粒が小さく、しまりが良いので在圃性は抜群です。出蕾後の耐寒性は非常に強く、花腐病の発生が極少です。
株式会社サカタのタネ
根こぶ病耐病性で、花蕾形状に優れる中生品種 ■特性 ● 播種後115日前後で収穫できる中生品種。 ● 草姿は立性で、草勢は中程度。側枝の発生は少ない。 ● 根こぶ病に耐病性がある。 ● 花蕾は小粒で濃緑色、スムーズなドーム形で締まりがよい。 ● 茎はやわらかく、出荷調整がしやすい。 ■適応性 夏まき秋冬どり専用品種です。春まき栽培には適しません。 一般地8月1~15日まき・11~12月どり、暖地8月10~25日まき・12~1月どりに適します。極端な早まき栽培は、花蕾の緩みや死花の発生を誘発し、一方極端な遅まき栽培は、低温による生育の遅延や花蕾のアントシアン発生を助長するので注意が必要です。 ■畑づくりと施肥設計 総施肥量(元肥と追肥)は、10a当たり成分で窒素20kg、リン酸25kg、カリ20kg程度を標準とします。収穫期が厳寒期になる遅まき栽培では、肥効の低下による生育の遅延や花蕾のアントシアン発生を防ぐため、良質堆肥の施用・追肥を適宜施し、肥効を持続させることが大切です。根こぶ病汚染圃場では、石灰質肥料の施用によるpHの調整、排水溝の設置、定植前の薬剤散布など総合的防除を行います。 ■播種と育苗 通風、日当たりのよい場所を選び、播種後十分に灌水し、発芽まで乾燥させないように管理します。発芽適温は20~25℃なので、遮光などをして極端な高温にならないよう心がけます。 ■定植および定植後の管理 栽植密度は、10a当たり約4,000本を標準とするが、栽培時期によって株の大きさが異なるので多少の増減を行います。セル育苗では、活着促進のため老化苗にならないように定植します。特に根こぶ病汚染圃場へ定植する場合、活着不良やその後の初期生育の遅れは根こぶ病の被害を拡大させるので、定植後の灌水、活着後の中耕などを状況に応じて適切に行い、初期生育を促します。また、12~1月収穫の極低温条件下では生育がやや緩慢になる傾向があるので、出蕾前後に追肥を施し肥切れしないようにします。 ■病害虫防除 根こぶ病に対して完全な抵抗性を示すわけではないので、圃場準備および定植時の薬剤散布や、排水対策など総合的防除を行います。その他の病害虫対策についても、通常のブロッコリー栽培に準じます。雨が多い年は、黒腐病や花蕾腐敗病(軟腐病)など細菌病が発生する場合があるので、予防的防除に努めます。 ■収穫 高温下での収穫では死花が発生しやすい場合があるので、適期収穫を心がけるとともに、できるだけ高温条件にならないよう涼しい時間帯で収穫、出荷調整するようにします。
雪印種苗株式会社
在圃性が良く、花蕾腐敗しにくい 耐寒性に優れる中生品種 ■特性・特徴 ・播種後120日前後で収穫できる中生品種。 ・花蕾は濃緑色でなめらかなドーム状となり、変形が遅い。 ・花粒が細かく揃い、花蕾腐敗しにくい。 ・草姿は半開張性で草勢旺盛、ボリュームのある花蕾を収穫できる。 ・耐寒性に優れ、寒さによる花蕾の斑点や脱色が発生しにくい。 ■使用時期 一般地:【播種期】7月下旬~8月中旬 西南暖地:【播種期】8月中旬~9月上旬 ■使用上の留意点 ・排水の悪い畑は、排水溝を作り、堆肥や緑肥などで土づくりを行う。 ・肥料切れの場合は、アントシアンが発生しやすいので注意する。 ・追肥は定植から3週間前後を目安に行い、草姿の状況を確認しながら必要に応じて2回目以降の追肥を行う。
ナント種苗株式会社
別称「びっくり大漁ブロッコリーおかわりクン」 頂花蕾収穫後、大きな側枝が3〜4本穫れるセカンドーム型極早生ブロッコリー コーンのような甘みのある食味も魅力です 【特 徴】 ● 平坦地7~8月蒔きで約85日で頂花蕾収穫となる極早生。秋冬作は早い時期から遅い時期まで栽培可能。 ● 平坦地1~2月蒔きの春穫り作型や高冷涼地の初夏収穫作型ではややゆっくり目に生育し、特に品質安定。ボトニング発生も少ない。 ● 花蕾は濃緑色のドーム型。扁平になりにくく、花蕾の締まり・ビーズの細かさ・揃いも良好。 ● 草勢は中強。草姿は立性。根が強いため環境適応性に優れ、生育ブレ少なく倒伏にも強い。 ● 死花の発生少ない。夏穫り作で問題となる花蕾腐敗病にも強い。 ● 頂花蕾収穫後から約30日で太い側枝「セカンドーム」が4本前後収穫できる。 【栽培のポイント】 ● 肥料切れや急激な気温低下でアントシアンが発生するので、むやみな遅蒔きは避ける。 ● 「セカンドーム」を狙う際は、頂花蕾収穫前~収穫時に追肥を行い、肥料切れを避ける。 ● 厳寒期になる前にセカンドームが収穫できるように、作型を少し前倒しするのが良い。また、春~夏収穫のセカンドーム狙いは生育ムラや品質低下がみられるため、お勧めしません。
ナント種苗株式会社
高温期の定植から、ほれぼれするような厚みある圧巻ボリュームのハイドーム。 年内穫り100日タイプの中早生 【特 徴】 ● 平坦地7月下旬~8月中旬蒔きで、盆明け~9月中旬が定植最適期。10月下旬~1月上旬収穫となる播種後100日タイプのアントシアンフリー中早生。 ● 暑さ・寒さに対する環境適応能力が高く、播種幅が広い。 ● 花蕾は厚みがでやすく、非常にボリュームがある。 ● 花蕾粒は細かく揃い、見た目が美しい。 ● 夏秋作の高温期でもキャッツアイ発生少なく、品質安定。 ● 暖冬傾向が顕著な冬においても、急な気温上昇に対して鈍感で、じっくり仕上がる「在圃性」があり、収穫作業に追われにくい。 【栽培のポイント】 ● 肥料吸収の良い品種のため、特に高温期の栽培・肥えた畑においては、花蕾腐敗を防ぎ、形状を安定させるために2~3割の減肥をおすすめします。 ● 12月以降の収穫作型ではべと病に留意する。