栽培環境・条件

抑制栽培向きのインゲン品種一覧 全10種類

抑制栽培向きインゲン 抑制栽培とは何か — 春夏作との違いを整理する インゲンの主流の作型は、春〜初夏にかけて播種し、初夏から夏にかけて収穫する「春夏作」です。これは温暖な気候を好むインゲンの生態に合わせた自然な作型であり、日本全国の露地栽

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抑制栽培向きについて

抑制栽培向きインゲン

抑制栽培とは何か — 春夏作との違いを整理する

インゲンの主流の作型は、春〜初夏にかけて播種し、初夏から夏にかけて収穫する「春夏作」です。これは温暖な気候を好むインゲンの生態に合わせた自然な作型であり、日本全国の露地栽培でもっとも普及しています。

これに対して「抑制栽培」は、夏〜初秋に播種し、秋から初冬にかけて収穫する作型のことです。農業用語としての抑制栽培は、「高温期に生育させて、自然の収穫期より遅くに収穫する」栽培方法を指します。インゲンの場合は夏の高温期に播種し、秋の気温低下に向かっていく時期に開花・結莢・収穫を迎える流れになります。

春夏作と抑制栽培の大きな違いは「気温の方向性」にあります。春夏作は播種から収穫にかけて気温が上昇していく環境下で生育します。一方、抑制栽培は開花期以降に気温が低下していく環境下で結莢・収穫を迎えます。この温度の方向性が品種の挙動に大きく影響を与えます。同じインゲン品種でも、春夏作では問題なく収穫できた品種が、抑制栽培では着莢が不安定になったり、ツルぼけ(栄養成長が過剰になり実がつかない状態)を起こしたりすることがあります。

さらに、抑制栽培では短日条件(日長が短くなる方向)が播種後から徐々に進行します。日本で普及しているさやいんげん品種の多くは日長無反応型(day-neutral)に改良されており、開花に特定の日長条件を必要としません。ただし品種によって日長感応性の程度は異なり、花成のタイミングや着莢の安定性に日長が影響する場合があります。このため「抑制栽培向き」として選抜された品種を使うことが重要です。

抑制栽培の作型と主要産地

インゲンの抑制栽培は、暖地・温暖地を中心に行われています。寒冷地では抑制作型の収穫可能期間が短く、低温障害のリスクも高いため、実施される地域が限られます。

播種時期の目安は地域によって異なりますが、おおむね以下の2つのパターンに分けられます。一つは「夏播き秋どり」で、7月〜8月上旬に播種し、9月〜10月に収穫するタイプです。もう一つは「秋播き初冬どり」で、9月に播種し、11月〜12月にかけて収穫するタイプです。後者は特に暖地(関東以西の温暖な平野部、南九州など比較的温暖な地域)で行われます。なお、沖縄など地域によっては秋冬作として定番化しており、必ずしも「抑制栽培」とは位置づけられない場合があります。秋播き初冬どりでは、収穫期が低温期と重なるため、トンネル被覆や簡易ハウスの利用が一般的です。

主な産地としては、千葉県・埼玉県・長野県・北海道などがインゲンの主要産地として知られていますが、抑制作型については暖地(九州・四国・関東南部等)での実施が多い傾向があります。一方で、夏涼しい高冷地では標高を利用した夏播き秋どり(準抑制的な作型)も行われます。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、地域の農業改良普及センターや種苗会社の営農資料を参考に作型設計をするのが現実的な出発点です。

抑制栽培で品種差が大きく出る理由

抑制栽培でインゲン品種の差が顕著に出る理由は、主に「ツルぼけ」「着莢安定性」「低温期の連続収穫性」の3点にあります。

まず押さえておきたいのが、ツルぼけの問題です。ツルぼけとは、茎葉(栄養器官)の生育が旺盛になりすぎて、花・莢(生殖器官)の発達が抑制される状態を指します。インゲンは窒素施肥量が多い条件や、日照条件・気温条件によってツルぼけを起こしやすくなります。抑制栽培では高温多雨の夏に播種するため、初期生育が旺盛になりやすく、ツルぼけが発生しやすい条件が重なります。品種によってツルぼけへの感応性が異なり、抑制栽培向き品種はこの条件下でも生殖成長と栄養成長のバランスが保たれやすい特性を持っています。

次に、着莢安定性です。開花期に高温や低温が重なると、着花数の減少や花落ちが起きることがあります。抑制栽培では開花期(品種・作型によって差がありますが、目安として播種から数週間後)が真夏の高温期と重なることもあれば、晩播きの場合は気温低下が始まった時期と重なることもあります。どちらのストレスにも対応できる着花・着莢の安定性が、抑制向き品種の選抜基準となっています。

そして低温期の連続収穫性です。インゲンの収穫適期は莢が充実してから短く、抑制栽培では収穫期が10月以降の気温低下期と重なるため、低温でも収穫ピークが持続する品種が求められます。品種・作型によって開花から収穫までの日数は異なりますが、目安として開花期から収穫まで2〜3週間程度かかることが多いです。低温になると生育が急激に鈍化し、追い莢(後から着莢する莢)の充実が遅れてしまう品種では、収穫期間が短く収量が安定しません。

栽培のポイント

抑制栽培向きインゲンを安定して生産するためには、播種時期・施肥設計・トンネル被覆の判断が特に重要です。

播種時期については、地域の平均気温推移を参考にして、開花期が極端な高温期にも低温期にもかからないよう逆算して決める必要があります。一般的に高温(30℃以上)や低温(15℃以下)は着花・着莢に影響するとされています。開花・着莢期の気温は20℃前後が安定しやすいとされますが、品種や地域条件によって差があるため、種苗会社の栽培マニュアルや地域の農業改良普及センターの資料で目安を確認することが望ましいです。播種が早すぎると夏の高温にさらされる期間が長くなり、遅すぎると収穫前に低温・霜のリスクが高まります。

施肥設計はツルぼけ防止の観点から、窒素の施用量を控えめにすることが基本です。特に元肥の窒素を抑え、着莢を確認してから少量の追肥を行う方法が安全です。リン酸は根張りと花成の促進に寄与するため、基肥でやや多めに施用する考え方もあります。

トンネル・ハウス被覆の使い分けについて、秋播き初冬どり作型では収穫期(11月以降)の低温対策として簡易トンネルが有効です。霜が降りる前から被覆を始めることで、収穫期間を延長できます。この場合、既存の「ハウス・トンネル栽培向きインゲン」タグが示す施設適性(低温着果性・草勢バランス)と重なる部分があります。ハウス・トンネル栽培向きとされる品種が抑制栽培にも適している場合がありますが、抑制栽培の序盤(夏の露地管理期)の高温耐性や短日対応は別途確認が必要です。両タグを持つ品種は、抑制作型でのトンネル利用にも対応しやすい傾向があります。

病害虫については、播種直後は夏の高温期にあたるためアブラムシ・ハダニが発生しやすく、ウイルス病(モザイク病)の感染リスクも高まります。防虫ネットやシルバーマルチによるアブラムシの飛来抑制が有効です。また、開花期前後の高温と湿度が重なる時期は炭疽病の発生に注意が必要です。梅雨明け後でも局所的な降雨が続く地域では、べと病・さび病も発生することがあります。

品種選びのコツ

抑制栽培向きインゲンの品種を選ぶ際は、以下の点を総合的に確認することが重要です。

  • 抑制適性の明示: カタログや品種説明に「抑制栽培向き」「秋播き適性」等の記載があるか
  • ツルぼけ耐性: 高温多肥条件下でも栄養成長が過剰にならないか
  • 着莢安定性: 高温期・低温期の両ストレスに対して安定した着花・着莢が見込めるか
  • 莢のタイプ(丸莢・平莢): 販売先の市場ニーズに合わせて選択する(丸莢・平莢の違いは関連タグを参照)
  • スジの有無: スジなし品種は業務用・直売所問わず好まれる傾向があるが、品種により軟莢性の程度が異なる
  • つるあり・つるなし: つるなし品種は管理が省力化される一方、つるあり品種は収穫期間が長い傾向がある
  • 草丈・草勢: 施設内で抑制栽培する場合はコンパクトな草勢の品種が管理しやすい
  • 熟期と収穫期間: 播種から初収穫までの日数と連続収穫できる期間の長さ

ここからが実際の栽培で差がつくところです。抑制栽培向き品種を選んでも、施肥設計(特に窒素量)と播種適期を外すとツルぼけや早霜被害が起きます。品種の潜在能力を引き出すには、栽培管理の精度が品種性能と同じくらい重要です。

試作の際は、同一圃場で複数品種を比較播種し、着莢開始時期・着莢数・収穫期間・低温期の連続着莢性を観察することが、自分の作型・地域に最適な品種を絞り込む最も確実な方法です。種苗会社の担当者に地域の気候条件や作型を伝えた上で相談することも、有効な情報源となります。

市場動向とこれから

インゲンは国内の野菜生産において重要な品目の一つであり、農林水産省の作物統計によると国内の収穫量は年間数万トン規模で推移しています。主な作型は春夏の露地作型ですが、秋〜初冬の端境期(秋の国産インゲンが市場に少なくなる時期)には、抑制栽培産地からの出荷が市場で評価される傾向があります。

業務用・加工用需要の観点では、インゲンは冷凍加工原料としても重要な品目です。加工用向けにはスジなし・丸莢・食感が重視される傾向があり、安定した収量と品質均一性が求められます。抑制作型での栽培は秋の原料供給として加工業者から需要がある一方、収量の安定性確保が課題となる場合があります。

直売所・産直チャネルでは、「秋採れインゲン」の鮮度と地場産の訴求力が有効です。スーパーや量販店向けでは規格の均一性が重視されますが、農産直売所では多少のばらつきがあっても鮮度や地域産であることの優位性が認められやすい側面があります。

今後の展望として、省力化技術(不耕起播種・マルチ利用)や被覆資材の改良による抑制作型の安定化が進んでいます。また、機械収穫に適した品種(莢の着生位置が揃っている、莢の硬さが適度)への需要も、大規模産地を中心に高まっています。意外と知られていないのですが、スジなし品種の普及は収穫後の調製(スジ取り)作業の省力化に直結するため、産地の労働力不足対策としても注目されています。

まとめ

抑制栽培向きインゲンは、夏播き〜秋播きで秋から初冬にかけて収穫する難度の高い作型に対応した品種群です。春夏作と最も大きく異なるのは「気温が下がっていく中での着莢・収穫」という環境条件であり、ツルぼけ耐性・着莢安定性・低温期の連続収穫性という3つの品種特性が重要な選定基準となります。

品種選びでは、カタログの「抑制適性」の記載を確認しつつ、莢のタイプ(丸莢・平莢・スジなし)、つるあり・つるなし、草勢のバランスも合わせて確認することが重要です。ハウス・トンネル栽培向きインゲン(ハウス・トンネル栽培向きインゲン)との関係では、秋播き初冬どり作型でのトンネル利用時に両特性が重なる場合がありますが、夏の高温・短日条件への対応は別途品種ごとに確認が必要です。

栽培管理面では、播種適期の精度、窒素施肥量の抑制、晩秋のトンネル被覆開始タイミングが収量と収穫期間を大きく左右します。地域の気候特性と販売先のニーズに合わせて品種と作型を設計し、試作を重ねることが安定した抑制インゲン生産への近道です。

インゲンの品種一覧はこちら

10品種 表示中
カリーノ

カリーノ

渡辺農事株式会社

■特性 ・莢色が濃い、すじなしの丸莢種。莢の長さは12〜14cmで、曲がりが少ない ・肉質はやわらかで、若どりはもちろん大きくしてからの収穫でも品質・食味が良い。 ・トンネル栽培で60日位、適温期の露地栽培で54日位で収穫できる早生種。抑制栽培でもツルぼけしにくい。 ・手軽に栽培、豊産のつるなしインゲン

スーパー平莢菜豆

スーパー平莢菜豆

中原採種場株式会社

耐暑性が強い早生豊産種!! ■特性 ・熊本県の一地方で栽培されていた、つるあり、平莢の選抜品種。 ・生育は旺盛で、開花後15〜20日で収穫となり、収穫期間が長くて多収である。 ・莢は13cm内外の平莢、淡緑色で曲り少なく、スジができにくく、食味がすぐれ、市場性が高い。 ・夏期の収穫を主体とした冷涼地の抑制栽培、ハウス抑制、促成栽培に適している。

フィルダー

フィルダー

小林種苗株式会社

小林交配 インゲン種子 フィルダー つるなしインゲン 品質極上!すじなし丸莢つるなしインゲン! 特性 ・すじなしの丸莢で色は光沢の有る濃緑、莢の長さは13~14cm、揃い良く、秀品率の高いどじょういんげんになります。 ・塾期は、トンネル栽培の場合播種後約53日で収穫できる極早生種です。 ・白花で草丈は約55cm、矮性のつるなしで葉は中小葉で着莢良く、低温下でも収量性が高いのが特長です。暖地の抑制栽培にも向き、市場性が高い品種です。 栽培のポイント ・土質はあまり選ばないが排水、保水の良い地力有る圃場を選んでください。 ・酸性土壌に弱いので、栽培前に苦土石灰を全面に散布して矯正しておいてください。10アール当たりの施肥量は窒素15kg、リン酸15kg~20kg、カリ15kgを基準とし、前作の残効肥料分を考えて増減してください。 ・連作すると、病害虫が多くなり、年々収量が落ちてくるので2~3年間の休栽期間を置いてください。 ・マメ科の中では、肥料は多めに施肥した方が良く、特に開花後、莢が肥大する時に肥料切れすると曲り莢になりやすいので注意してください。 ・病気はあまり心配ないが、雨が続いた時、炭そ病が発生することがあります。ダコニール、ジマンダイセン等を散布してください。害虫はウイルス病を媒介するアブラムシに注意して、ケルセンなどを散布してください。 ・草勢は強く、草丈も、高い方なので、やや株間を広く取ってください。一応の基準は畝幅120cm、株間35cmの2条植えが良いでしょう。

つるあり ジャンビーノ

つるあり ジャンビーノ

株式会社サカタのタネ

収量性、夏場のスタミナが抜群の平莢つるありインゲン ■特性 1.莢の形は平莢で、色は鮮緑色で、つるありのスジなし品種です。 2.長さ15~17㎝。幅約1.8㎝。やわらかく、食味にすぐれます。 3.播種後58日前後で収穫できる極早生品種です。 ■適応性 ハウス栽培から露地栽培のほか、パイプハウスを利用した抑制栽培までいずれの作型にも適します。ただし高温期は莢がつかなくなるので注意します。 ■畑づくり(圃場準備) マメ科の野菜のなかでは肥料は多めに施したほうがよく、とくに開花後、莢が肥大するときに肥料切れすると、曲がり莢などの下物が多くなるので注意します。 早めに完熟堆肥と石灰を施し、深耕して通気性のよい土づくりをします。施肥量は前作や土壌条件によって異なりますが、10a当たり窒素12kg、リン酸20kg、カリ15kgを標準とします。 マルチ栽培は地温の確保、土壌水分の安定、泥はねによる莢の汚れを防ぎ、腐敗防止にも役立ちます。 ■畑の選定 土質はあまり選びませんが排水、保水のよい地力のあるところが最適です。過湿地では高畝にして、排水対策を立てます。乾燥地には堆肥を施して灌水し、酸性土壌は石灰で矯正して栽培します。 ■移植栽培 移植栽培はセル苗を利用すると管理、定植作業の労力を軽減できます。セルに肥料分の少ない軽めの土を用いて播種します。地温は23~25℃を目標に適湿にします。発芽後は換気をし、がっちりとした苗に育て上げ、初生葉が展開した段階のごく若苗で定植します。定植前は温度をやや低めに管理し、苗の順化を行います。株間は30~40㎝を標準とし、極端な密植はさけるようにします。 ■直播栽培 土壌病害虫が発生、加害されやすいので防除に努めます。1穴3~4粒まきとし、本葉展開時に生育のよい株を1本残します。なお覆土は約3cmとし、播種後に多雨が予想される場合はやや浅めに、覆土過多による酸素不足での発芽障害を防ぐようにします。 ■病害虫防除 病気では炭そ病、さび病、灰色かび病、菌核病が発生したり、害虫についてはアブラムシ、メイガ類、オンシツコナジラミ、ダニ類が発生したりするので、いずれも早期防除を徹底します。 ■収穫 莢の長さは15~17㎝で収穫します。収穫が遅れると樹への負担が増え、莢の品質も落ちてきますので、若莢の適期収穫に心がけます。収穫は高温期をさけ、朝夕の涼しいときに行い、病害虫に侵されたものは選別して取り除きます。

つるなし ジャンビーノ

つるなし ジャンビーノ

株式会社サカタのタネ

莢がやわらかく、硬くなりにくい平莢インゲン ■特性 1.莢の形は平莢で、色は鮮緑色で、つるなしのスジなし品種です。 2.長さ14~15㎝。幅約1.5㎝。やわらかく、食味にすぐれます。 3.播種後55日前後で収穫できる極早生品種です。 ■適応性 ハウス栽培から露地栽培のほか、パイプハウスを利用した抑制栽培までいずれの作型にも適します。ただし高温期は莢がつかなくなるので注意します。 ■畑づくり(圃場準備) マメ科の野菜のなかでは肥料は多めに施したほうがよく、とくに開花後、莢が肥大するときに肥料切れすると、曲がり莢などの下物が多くなるので注意します。 早めに完熟堆肥と石灰を施し、深耕して通気性のよい土づくりをします。施肥量は前作や土壌条件によって異なりますが、10a当たり窒素12kg、リン酸20kg、カリ15kgを標準とします。 マルチ栽培は地温の確保、土壌水分の安定、泥はねによる莢の汚れを防ぎ、腐敗防止にも役立ちます。 ■畑の選定 土質はあまり選びませんが排水、保水のよい地力のあるところが最適です。過湿地では高畝にして、排水対策を立てます。乾燥地には堆肥を施して灌水し、酸性土壌は石灰で矯正して栽培します。 ■移植栽培 移植栽培はセル苗を利用すると管理、定植作業の労力を軽減できます。セルに肥料分の少ない軽めの土を用いて播種します。地温は23~25℃を目標に適湿にします。発芽後は換気をし、がっちりとした苗に育て上げ、初生葉が展開した段階のごく若苗で定植します。定植前は温度をやや低めに管理し、苗の順化を行います。株間は30cmを標準とし、極端な密植はさけるようにします。 ■直播栽培 土壌病害虫が発生、加害されやすいですので防除に努めます。1穴3~4粒まきとし、本葉展開時に生育のよい株を1~2本残します。なお覆土は約3㎝とし、播種後に多雨が予想される場合はやや浅めに、覆土過多による酸素不足での発芽障害を防ぐようにします。 ■病害虫防除 病気では炭そ病、さび病、灰色かび病、菌核病が発生したり、害虫についてはアブラムシ、メイガ類、オンシツコナジラミ、ダニ類が発生したりするので、いずれも早期防除を徹底します。 ■収穫 莢の長さは14~15㎝で収穫します。収穫が遅れると倒伏してくるだけでなく、莢の品質も落ちてきますので、若莢の適期収穫に心がけます。収穫は高温期をさけ、朝夕の涼しいときに行い、病害虫に侵されたものは選別して取り除きます。

シーガル

シーガル

カネコ種苗株式会社

大きな葉で花粉を守る!高確率の着莢と食味で勝負! 特性 ●促成から抑制栽培まで幅広く栽培可能な丸莢のつるありすじなしインゲンで、低節位から着莢する早生種です。 ●葉面積が大きいため、花をかくして暑さによる花粉のダメージや花落ちを防ぐことができ、高確率の着莢が見込めます。 ●みずみずしく甘みのある食感で、リピーターも多く人気が高いです。

にぎわい48

にぎわい48

株式会社渡辺採種場

鈴なり豊産!一斉収穫も可能 すじなし丸莢インゲン! ■特性 ・莢が老化しにくく、凹凸の小さい中生種で、なりはじめから着莢よく多収です。 ・莢は鮮緑色で、すじなしです。収穫サイズは長さ13㎝、太さ8㎜程度です。 ・立性・小葉なので倒伏しにくく、密植やエダマメのように一斉収穫栽培も可能です。 ・「ハウス早出し」「ハウス抑制」栽培にも適します。 ■栽培ポイント・注意点 ・開花~着莢期に高温・乾燥に遭遇すると花落ちや奇形莢が発生することがあります。

プロバイダー

プロバイダー

丸種株式会社

美味で作り易い豊産種 1. 丸莢で莢の色は濃緑、長さ14cm位で曲がりは殆どありません。 2. 軟莢で上物率が高く、食味最高。経済性の高い、つるなし・すじなし菜豆です。 3. 熟期は山城黒三度菜豆と同じ程度(50日)で非常に早く、一斉着莢による短期多収性の有望種です。 4. ハウス、トンネル栽培から抑制栽培など、いずれの作型にも適し作り易く、各種病害にも強く、草勢は極めて旺盛で栽培容易です。

バイカル

バイカル

丸種株式会社

多肉質 軟莢広幅の多収種 1. 莢の色は濃緑、長さ14cm位、幅1.8cm程度で広幅の平莢、曲がりなく多肉質で非常に軟らかい、食味上々のつるなし・すじなし菜豆です。 2. 草丈45~50cm位で生育旺盛、収穫期間が長く非常に作りやすく極めて豊産です。市場出荷はもちろん、家庭菜園にも向く有利な品種です。 3. 促成栽培からトンネル早熟栽培、寒冷地の夏栽培、暖地のハウス抑制栽培にも適します。

インゲンの関連タグ

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