果実・収量特性

裂果に強いのミニトマト品種一覧 全108種類

裂果とは 裂果とは、果実の表面が裂けてしまう生理障害のことです。ミニトマト栽培では、着果数が多いことや果実が小粒であることなど、大玉トマトとは異なる固有の事情があります。大玉トマトであれば裂果が1個生じても損失は1個分ですが、ミニトマトの施

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裂果に強いについて

裂果とは、果実の表面が裂けてしまう生理障害のことです。ミニトマト栽培では、着果数が多いことや果実が小粒であることなど、大玉トマトとは異なる固有の事情があります。大玉トマトであれば裂果が1個生じても損失は1個分ですが、ミニトマトの施設長期栽培では1株に何百個もの果実が連なるため、裂果が広がると秀品率への影響が大きくなります。

裂果には大きく分けて2つのタイプがあります。1つ目は「放射状裂果」で、ヘタ周辺から果実の赤道方向に向かって放射状に亀裂が入るタイプです。2つ目は「同心円状裂果」で、ヘタ周辺に同心円状の亀裂が入るタイプです。ミニトマトでは果実の表皮が薄い品種も多く、降雨や多灌水の後に同心円状裂果が一時に多発することがあります。

裂果が発生する主なメカニズムは、果実内部の水分量の急激な変動です。土壌の急激な水分変化(長期乾燥後の一時的な多雨・多灌水など)によって果実が急激に膨張し、それに果皮の伸張が追いつかない場合に亀裂が入ります。また、果皮そのものの硬さ(果皮強度)と弾力性が品種によって異なり、これが裂果発生率の差を生んでいます。

裂果に強い品種の魅力

裂果に強い品種を選ぶことは、秀品率の向上と廃棄ロスの削減に直結します。ミニトマトは1花房あたりの着果数が多く、また複数の花房が同時に生育しているため、集中的に発生する裂果が秀品率全体を押し下げるリスクがあります。

裂果に強い品種では、雨天が続く時期や灌水後に多発しやすい裂果を抑制できるため、天候に左右されにくい安定出荷が可能になります。直売所や産直ルートなど、外観品質への要求が高い販路を持つ生産者にとっては、裂果耐性は品種選択の優先事項の一つです。

また、完熟に近い段階まで木上で充分に成熟させてから収穫できるため、食味の向上にも寄与します。ミニトマトは大玉トマトよりも追熟の管理が難しく、青めで収穫すると甘みや風味が乗らないことがあります。裂果に強い品種では赤熟した状態での収穫が可能になり、消費者が感じる品質の向上につながります。

消費者・市場ニーズ

量販店や市場では、ミニトマトの外観品質として「割れなし・傷なし・つやがある」が基本的な要求水準となっています。特にミニトマトは1パック当たりの個数が多いため、数個でも裂果品が混入していると返品・クレームの原因になります。パック詰めの段階でのはじき作業が増えると、出荷効率も低下します。

業務用(外食・中食)では、裂果した果実が調理加工で使用できる場合もありますが、流通過程での変色・腐敗リスクが高まるため、仕入れ側が厳選する傾向にあります。特に生食サラダや前菜として使用する飲食店では、見た目が整ったミニトマトが求められます。

直売所向けでは、外観への要求が高く、「見栄えの良いミニトマト」が売上に直結します。産直ルートや贈答用商品では、揃いの良さと外観の美しさが付加価値として機能します。裂果に強い品種を選ぶことは、こうした付加価値を維持するための実践的な戦略でもあります。

栽培のポイント

品種の裂果耐性は、栽培管理と組み合わせてはじめて最大限の効果を発揮します。ここからが実際の栽培で差がつくところです。品種が裂果に強くても、土壌水分管理を誤ると裂果リスクは残ります。

灌水管理が最も重要なポイントです。土壌の水分変動を小さく保つことが裂果予防の基本です。マルチ被覆による土壌水分の蒸発抑制、点滴灌水による均一な水分補給、天候の変化に合わせた灌水量の調整が求められます。ミニトマトの施設長期栽培では培地や養液管理が精密にできる環境が多いため、灌水制御を活用した裂果抑制が可能です。

ミニトマト特有の注意点として、着果数の管理があります。1花房あたりの着果数が多すぎる状態では、果実一つひとつへの水分・養分の供給がばらつきやすく、急激な肥大による裂果が起きやすくなります。品種特性に合わせた摘果管理や、花房内の均一な着果を心がけることが品質安定の鍵です。

カルシウム不足による果皮強度の低下にも注意が必要です。カルシウムは細胞壁の強化に不可欠な栄養素であり、カルシウム欠乏は果皮が割れやすくなる一因とされています。土壌pHの管理(pH6.0〜6.5が目安)とカルシウム補給(石灰施用・葉面散布)を適切に行うことが品質向上につながります。

品種選びのコツ

ミニトマトの品種を裂果耐性の観点から選ぶ際は、以下の点を総合的に確認することが重要です。

  • 果皮の硬さ: 果皮が厚めで硬い品種は裂果耐性が高い傾向がありますが、食感(ぱりっとした歯ごたえか、やわらかいか)との兼ね合いがあります。販売先の消費者の好みを考慮して選ぶことが重要です
  • 糖度と裂果耐性のバランス: 高糖度品種は果汁が多く果皮に圧力がかかりやすい傾向があり、裂果耐性との両立が育種上の課題になっています。近年は高糖度かつ裂果に強い品種の育種も進んでいます
  • 収穫適期の幅: 裂果に強い品種は、完熟まで待っても割れにくいため、収穫タイミングの余裕が生まれます。忙しい時期に収穫日を柔軟に調整できる特性は、作業管理の観点でも有利です
  • 他の耐病性とのバランス: TYLCV・ToMV等の耐病性と裂果耐性を兼ね備えた品種を選ぶことで、複数のリスクを一度に管理できます

意外と知られていないのですが、同じ品種でも台木の種類によって裂果の発生率が変わることがあります。根の吸水力が強い台木を使うと、着果後の急激な水分吸収による裂果リスクが高まる場合があります。穂木(品種)の裂果耐性だけでなく、台木との組み合わせも検討する価値があります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、露地栽培や雨よけ栽培が主体の産地では裂果発生リスクが高く、品種選定での裂果耐性の優先度は高まります。一方、灌水制御が精密にできる施設環境では、管理技術による裂果抑制も可能です。

市場動向とこれから

ミニトマト市場全体において、外観品質の安定への需要は引き続き高い状況です。量販店での販売では、パック内の全粒が揃って美しいことが標準的な品質要件となっており、裂果耐性品種の重要性は増しています。

種苗メーカーの開発動向として、食味・糖度と裂果耐性を両立する品種の育種が活発です。従来は「甘くて柔らかい品種は裂果しやすい」というジレンマがありましたが、近年の品種では果皮強度を高めながら食味を維持した品種が登場しています。

直売所・農産物直売所での販売を重視している生産者にとって、赤熟収穫可能な裂果耐性品種は訴求力の高い商材になります。「完熟で収穫したミニトマト」という付加価値は消費者への説明のしやすさにもつながり、直売所でのPOP作りにも活用できます。

まとめ

裂果に強いミニトマトは、着果数が多いミニトマト栽培において特に重要な特性です。秀品率の安定と廃棄ロスの削減を実現し、赤熟収穫を通じた食味向上にも寄与します。

品種の裂果耐性は、灌水管理・摘果管理・カルシウム補給といった栽培技術と組み合わせることで最大限発揮されます。台木との組み合わせや栽培環境によって結果が変わるため、産地の実績データや試作によって適合性を確認することが大切です。糖度・食味・耐病性とのバランスを見ながら、自分の販路と栽培環境に合った品種を選ぶことが安定生産への近道です。

裂果に強いミニトマト品種の詳細については、ミニトマトの品種一覧からご確認ください。

108品種 掲載中
アサヒ交配 キキ

アサヒ交配 キキ

株式会社アサヒ農園

甘い・おいしい フルーティー!! 商品特性 ■特性 糖度は9~10度と甘味が強く食味が良好である。 鮮紅色のプラム型果実で15g内外、色あがりもよく果肉は粘質で厚く裂果も少ない。 完熟しても肉くずれせず日持ちがよい。 着果性はきわめて良く、1花房に30果位の着果となる。2本整枝で1株当り400果位の豊産種。 バイラス病等に強く、草勢の旺盛な高性種である。 播種後85~90日位で収穫出来る。 >> ぐるたねスタッフのイチオシ 悩んだ時は個人的には「キキ」をオススメします!! 栽培初心者の私でも、とっても簡単に甘くて美味しいトマトに育てることができました。 その時は同時に他のメーカーさんのミニトマト3種類と計4種のミニトマトを同時に育てましたが、その中でも一番甘みが強く、たくさん収穫できたのが「キキ」でした。 裂果も少なく、完熟後、実を付けたままにしていても崩れず日持ちしたのも嬉しいポイント!! どんどん実が付き、しかも採ってその場ですぐ食べる事ができるので、子どもも喜んで収穫のお手伝いをしてくれました! 育て方 ■栽培のポイント 収穫前裂果防止の為一週間位灌水を控えるとよい。

華キュート

華キュート

福井シード株式会社

【予約期間】 11月上旬~3月下旬 【販売期間】   4月下旬~5月下旬 ・甘さ抜群のミニトマトです。 ・果皮も柔らかく、食味はもちろん食感も最高です。 ・裂果も少なく、栽培性にも優れています。 ・ビタミンCは通常のミニトマトの約1.5倍です。 ・平均果重:10~15g ・TMV抵抗性:Tm-2a

CFプチぷよⅡ

CFプチぷよⅡ

株式会社渡辺採種場

赤ちゃんのほっぺのような新食感ミニトマト ■特性 ・果皮が極く薄く、とろけるような食感のミニトマトです。 ・糖度が高く、トマトの風味に富んで食味は極良です。 ・果実は赤色で、強い光沢があり、一果重13~15g程度です。果皮に弾力があり、ほとんど裂果しません。 ・葉は淡緑色で、節間は短く、草勢はやや強めです。 ・葉かび病抵抗性(Cf9)を持っています。 ■栽培ポイント・注意点 ・接ぎ木を行う場合は、Tm-2型またはTm-2ª型の台木を使ってください。 ・一般種に比べ葉質がやわらかいため、強風や高圧での農薬散布による擦り傷などに注意が必要です。 ・高温期は果実や葉の日焼けに注意してください。 ■特記事項 台木:Tm-2型、Tm-2ª型

CFプチぷよイエロー

CFプチぷよイエロー

株式会社渡辺採種場

「CFプチぷよⅡ」のイエロー品種!酸味が少なく甘みが強く、子供に大人気! ■特性 ・果皮が極く薄く、赤ちゃんのほっぺのような新食感のイエロー種ミニトマトです。 ・糖度が高く、酸味は少なく、お子様にも好まれるおいしさです。 ・果実は黄色で、光沢強く一果重は13~15g程度です。果皮に弾力があり、ほとんど裂果しません。 ・葉は淡緑色で、節間は短く、草勢は中程度です。 ・葉かび病抵抗性(Cf9)を持っています。 ■栽培ポイント・注意点 ・接ぎ木を行う場合は、Tm-1型の台木を使ってください。 ・一般種に比べ葉質がやわらかいため、強風や高圧での農薬散布による擦り傷などに注意が必要です。 ・高温期は果実や葉の日焼けに注意してください。 ■特記事項 台木:Tm-1型

CFプチぷよグリーン

CFプチぷよグリーン

株式会社渡辺採種場

緑色なのに、驚きの美味しさ!赤・黄と合わせて見栄えアップ! ■特性 ・果皮が極く薄く、赤ちゃんのほっぺのような新食感のグリーン種ミニトマトです。 ・糖度が高めで、酸味は少なく、風味に富んで食味優れる品種です。 ・果実は緑色で、光沢強く一果重は13~15g程度です。果皮に弾力があり、ほとんど裂果しません。 ・葉は淡緑色で、節間は短く、草勢は中程度です。 ・葉かび病抵抗性(Cf9)を持っています。 ■栽培ポイント・注意点 ・接ぎ木を行う場合はTm-2型、又はTm-2ª型の台木を使ってください。 ・一般種に比べ葉質がやわらかいため、強風や高圧での農薬散布による擦り傷などに注意が必要です。 ・高温期は果実や葉の日焼けに注意してください。 ■特記事項 台木:Tm-2型、Tm-2ª型

CFルル トマト

CFルル トマト

宝種苗株式会社

葉カビ病(Cf9)耐病性。ゼリー飛び出さず美味。プラム型、果重25~30g 【特性】 1.楕円形で果肉が硬く、日持ちが良く、表面につやがある。ゼリーが飛び出さず、大変美味。 2.平均糖度9~10度で果重が25~30g前後のミニでは中~大の大きさ。 3.葉カビ病(Cf9)に耐病性で裂果が少なく、作りやすいミニトマト。 4.ウイルス(Tm2a型)萎凋病(F1)葉カビ病(Cf9)耐病性。 【栽培上の注意】 ※裂果防止のため雨よけ栽培が原則で、冬期のハウス内温度は10度以上を確保して下さい。 ※長期栽培では栽培後半まで草勢維持が必要なので接木栽培をして下さい。

Cf小鈴

Cf小鈴

ヴィルモランみかど株式会社

裂果が少なく食味の良いミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g 花数:20-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 裂果が少なく食味の良い越冬栽培向けミニトマト。厳寒期でも安定した草勢を維持しやすい。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く草勢は強いが、土壌水分や肥料に鈍感で芯止まり症や異常茎が出にくく栽培し易い。 2. 花房は3-4段目付近から2-3本に枝分かれすることが多く、着果性に優れ、1花房あたり20-25果程度で安定する。 3. 一果重15-20gで果揃いが良く、省力的である。果色は濃赤色でやや光沢があり、荷姿が非常に美しい。食味は甘みとコクがあって美味。 4. 果実は硬く、収穫・調整時の作業性や輸送性・店もち性に優れる。裂果は極めて少ない。 5. ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 6. 越冬長期どり、半促成および抑制栽培に適する。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 元肥は窒素成分量で10kg/10aをおよその目安とし、前作の肥料残効を考慮して施用する。育苗ハウスや定植するハウスの周囲に網を張って害虫の侵入を防止する。 元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.育苗 育苗は素直な苗作りを心がける。潅水を控え気味にし、鉢ずらしを早めに行い、節間が短めのがっちりした苗を養成する。定植苗は蕾が小さく見える程度~第一花房の第一花が開花する少し前程度を目安とする。若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。 3.定植 高温期に定植する場合、活着するまでに株元に少量多潅水し、必要に応じ軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂になり過ぎないよう注意する。 高温時に花数が極端に多くなる場合、先端を摘果する。着色し始めたら3枚位ずつ下葉かくが、最低でも葉数18枚は確保し良品生産を心がける。 追肥・潅水は第三花房開花頃から草勢と土壌水分の状態を見ながら開始し、少量多潅水を基本とする。 収穫期が高温や多日照のときには、着色時の障害(果実表面の硬化による裂果・着色不良・食味低下など)を防ぐため、果実に直接日光が当たらないよう葉陰を作るか、日中の数時間の遮光により果実を保護する。

MKS-T820

MKS-T820

ヴィルモランみかど株式会社

黄化葉巻病耐病性で斑点病耐病性を付与したミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g前後 花数:25-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント Cf小鈴の黄化葉巻病耐病性品種。着果数が多く、食味も優れる。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く栽培しやすい。 2. 草勢は強め。 3. 着果性に優れ、花房当たり25 ~ 30果程度で安定する。 4. 果実は濃赤色で、1果重は15 ~ 20g程度で揃う。 5. 裂果が非常に少ない。果実は硬く、作業性や輸送性、店もち性に優れる。 6. 食味は甘味と酸味のバランスが良く、コクがあって美味。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.定植 若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として定植する。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスの軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、株張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 3.栽培管理 液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畝肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めの草勢に管理し、厳寒期の草勢維持を図る。高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。 4.耐病性・病害虫の防除 ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。TYLCV(イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。黄化葉巻病に中程度の耐病性を持つが、高温時や生育初期は発病しやすくなるため注意する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生する地域があるので、防除を行う。 青枯病の汚染圃場では、足じまんSSを用いて接木栽培をする。

MKS-T821

MKS-T821

ヴィルモランみかど株式会社

黄化葉巻病耐病性で、果実肥大性の優れるミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:18-22g前後 花数:20-25 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 小鈴エルの黄化葉巻病耐病性品種。食味が良く、果実肥大性や果揃いが優れる。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く栽培し易い。 2. 草勢は強め。 3. 着果性に優れ、花房当たり20 ~ 25果程度で安定する。 4. 果実は濃赤色で、1果重は18 ~ 22g程度で揃う。 5. 裂果が非常に少ない。果実は硬く、作業性や輸送性、店もち性に優れる。 6. 食味は甘味と酸味のバランスが良く、コクがあって美味。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.定植 若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として定植する。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスの軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、株張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 3.栽培管理 液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畝肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めの草勢に管理し、厳寒期の草勢維持を図る。高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。 4.耐病性・病害虫の防除 ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。TYLCV(イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。黄化葉巻病に中程度の耐病性を持つが、高温時や生育初期は発病しやすくなるため注意する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生する地域があるので、防除を行う。 青枯病の汚染圃場では、足じまんSS、褐色根腐病対策には足じまんZを用いて接木栽培をする。

NEWナイアガラスイート

NEWナイアガラスイート

山陽種苗株式会社

多収で糖度がのりやすく、露地栽培にも最適!! 特性 ⃝果色のツヤが抜群の鮮赤色の丸玉のミニトマト。 ⃝果重10~20gで果皮は薄く、糖度は安定し、食味は抜群。 ⃝草勢管理がしやすく、露地栽培でも栽培がしやすく、空洞果や裂果などの障害果の発生が少ない。 ⃝タバコモザイクウィルスToMV(Tm-2a)抵抗性。 栽培のポイント ⃝低温期での育苗は障害果発生防止の為、必ず温床育苗を行う。 ⃝極端な水切りを行うと果実が小さくなるので適宜灌水を行う。 ⃝草勢の低下は収量の減少につながるので、後半まで草勢を弱めないように心掛ける。 ⃝早どりは行わず、十分に着色させ、糖度をのせてから収穫を行う。

TSX-019TYオレンジミニトマト

TSX-019TYオレンジミニトマト

トキタ種苗株式会社

黄化葉巻病耐病性オレンジミニトマト ■特性 草勢強く、異常茎・芯止まりの発生がなく栽培しやすい。 草姿は節間が長く誘引遅れに注意が必要で、葉サイズは中葉となる。 花房はシングル・ダブル中心で、果房あたり12〜20果と安定して着果する。 果実の果色は橙色で、1果重20g前後で花房内でのサイズ揃いがよい。 また、裂果に強く、糖度8〜9度と高品質である。 黄化葉巻耐病性(イスラエル型・マイルド型)、葉かび(Cf-9)抵抗性とToMV(Tm-2a)。 ■播き時期 適作型は特にTYLCVへの危険性のある越冬・促成に推奨。

TSX-827

TSX-827

トキタ種苗株式会社

無駄花が咲かない TYLCV 耐病性ミニトマト ■特性 花数が一定で花数を調整する必要がなく、果実の大きさがよく揃う。裂果・軟果などもでずらく収穫後の調製ロスなども少ない。 生産ー調製段階での無駄な作業やロスを低減して人手不足に対応する品種。 ■播き時期 定植初期から黄化葉巻病が問題になる抑制作をはじめ各作型。

TYイエローミミ

TYイエローミミ

カネコ種苗株式会社

食味に優れたTYLCV耐病性品種!イエローミニトマトの決定版! ■特性 ●果実は鮮やかな黄色で甘みが強く、食味は極めて良好です。 ●平均1果重18g程度。複花房が発生しますが、花数が極端に増え過ぎないため、果実そろいにも優れます。 耐裂果性・店持ち性にも優れます。 ●トマト黄化葉巻病(TYLCV)イスラエル・マイルド両系統に対して耐病性を有し、トマト黄化えそ病(TSWV)、葉かび病(Cf-9)、ToMV(Tm-2a)、サツマイモネコブセンチュウにも安定した複合耐病虫性を有します。

TYグラッセ・オレンジプラス

TYグラッセ・オレンジプラス

有限会社フタバ種苗卸部

トマト黄化葉巻病(イスラエル型、マイルド型の両タイプ) に対して耐病性を示す。 果重22~25gのやや大きめのミニトマト。 糖度は約9度に安定する。 裂果が少なく揃いが良い。 TYLCVへの耐病性のほか、ToMV(Tm-2a)、萎凋病(R-1)に 抵抗性を示す。

TYグラッセ・レッドプラス

TYグラッセ・レッドプラス

有限会社フタバ種苗卸部

トマト黄化葉巻病(イスラエル型、マイルド型の両タイプ) に対して耐病性を示す。 果重22~25gのやや大きめのミニトマト。 糖度は約9度に安定する。 裂果が少なく揃いが良い。 TYオレンジに比べTYレッドはやや豊円型になる。 TYLCVへの耐病性のほか、ToMV(Tm-2a)、萎凋病(R-1)に 抵抗性を示す。

TYジュエルアイボリートマト

TYジュエルアイボリートマト

中原採種場株式会社

高糖度、食感が良いプラム型のミニトマト!! 特性 ●トマト黄化葉巻病(Ty-2)に対し耐病性のほか、トマトモザイク(Tm-2a)、葉かび病(Cf9)、半身萎凋病(V2)にも耐病性を示す。やや丸みを帯びたプラム型のミニトマト。●吸肥力が高く、生育旺盛。1花房に20果以上着果する多収型。●下段より多く着果し、果重18~20g程度のサイズで、揃いが良い。●果皮はテリのあるアイボリーで、果肉は硬めで弾力があり、裂果が少ない。●糖度は9~10度と高く、歯切れの良い食感。

TYジュエルイエロートマト

TYジュエルイエロートマト

中原採種場株式会社

高糖度、食感が良いプラム型のミニトマト!! 特性 ●トマト黄化葉巻病(Ty-2)に対し耐病性のほか、トマトモザイク(Tm-2a)、根腐萎凋病(J3)にも耐病性を示す。プラム型のミニトマト。●吸肥力が高く、生育旺盛。1花房に20〜25果着果する多収型。●下段より多く着果し、果重18~20g程度のサイズで、揃いが良い。●果皮はテリのあるイエローで、果肉は硬めで弾力があり、裂果が少ない。●糖度は8~9度と高く、歯切れの良い食感。

TYジュエルオレンジトマト

TYジュエルオレンジトマト

中原採種場株式会社

高糖度、食感が良いプラム型のミニトマト!! 特性 ●トマト黄化葉巻病(Ty-2)に対し耐病性のほか、トマトモザイク(Tm-2a)、根腐萎凋病(J3)にも耐病性を示す。やや長目のプラム型のミニトマト。●吸肥力が高く、生育旺盛。1花房に20〜25果着果する多収型。●下段より多く着果し、果重18~20g程度のやや大きめサイズで、揃いが良い。●果皮はテリのあるオレンジで、果肉は硬めで弾力があり、裂果が少ない。●糖度は9~10度と高く、歯切れの良い食感。

TYジュエルレッドトマト

TYジュエルレッドトマト

中原採種場株式会社

高糖度、甘い香りのプラム型のミニトマト!! 特性 ●トマト黄化葉巻病(Ty-2)に対し耐病性のほか、トマトモザイク(Tm-2a)、萎凋病(F1)にも耐病性を示す。やや丸みを帯びたプラム型のミニトマト。●吸肥力が高く、生育旺盛。1花房に20〜25果着果する多収型。●下段より多く着果し、果重16~18g程度のサイズで、揃いが良い。●果皮はテリのある濃赤色で、果肉は硬めで弾力があり、肉厚でゼリーが少ない。●糖度は9~10度と高く、歯切れの良い食感。

TYティエロ

TYティエロ

ナント種苗株式会社

黄化葉巻病耐病性で 食味の良いイエローミニトマトが いよいよ登場! ■特徴 ・草勢は中程度。 ・節間は長い(プラム型ミニと同程度の節間長)。 ・花房は基本的にシングル花房。草勢強い場合にダブルが混じる程度。着果数はあまり多くない(赤丸ミニの80~90%程度)。 ・葉はコンパクト。誘引は大変容易。 ・糖度9度前後と高く、酸味もやや強めでインパクトのある食味。果重は15~20g程度。 ・肉質は黄色品種としては硬く、店持ち優れる。 ・裂果・裂皮がとても少ない。 ・晩生で既存黄色ミニと比べ、収穫開始がやや遅いが、その後はコンスタントに収量が出る。 ・黄化葉巻病(イスラエル・マイルド両系統)に耐病性。葉かび病・斑点病への耐病性はなく、予防から薬剤散布を行うこと。ToMV(2a)、萎凋病レース1、半身萎凋病、ネコブセンチュウに対して耐病/抵抗性を有す。

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