果実・収量特性

短節間のミニトマト品種一覧 全19種類

短節間ミニトマトとは 短節間ミニトマトは、節間(葉と葉の間の長さ)が短く、草丈が締まりやすいタイプのミニトマトです。果実は直径2〜3cm程度が中心で、丸型からプラム型まで幅があります。草姿がコンパクトなので、高密植・多段採り・長期どりに向き

短節間について

短節間ミニトマトは、節間(葉と葉の間の長さ)が短く、草丈が締まりやすいタイプのミニトマトです。果実は直径2〜3cm程度が中心で、丸型からプラム型まで幅があります。草姿がコンパクトなので、高密植・多段採り・長期どりに向き、限られた施設空間でも収量を積み上げやすいのが特長です。輸送性や日持ちに優れた系統も多く、直売から量販、外食向けまで用途は幅広い。
市場では安定出荷が期待できる「計画生産の主力品目」として位置づきやすく、色物を組み合わせたミックスパックや、やや高糖度を訴求するラインなど、差別化の設計もしやすい作物なんです。


短節間ミニトマトの魅力

  • 省スペースでも積算収量を伸ばせる
    節間が詰まるぶん段数を重ねやすく、同一棟・同一面積あたりの出荷量を押し上げやすい。

  • 樹勢管理が安定しやすい
    草が暴れにくく、誘引・摘葉の手間が読みやすい。作業標準化に向きます。

  • 果実のそろい・見映え
    小粒でも艶が出やすく、揃いが良い系統が多い。ミックス展開のベースにしやすいのが強みでしょう。

  • 品質の再現性
    節間が伸びにくいので、環境の揺れに対して形が崩れにくい。結果として味・サイズのブレが小さくなります。

  • 高糖度設計との相性
    灌水・EC・着果バランスを詰めれば糖度8度以上を狙う運用も可能。“甘さ×そろい”で訴求力を上げられます。


主な用途

  • 生食用(家庭・外食)
    サラダや前菜、惣菜の彩りに。サイズが均一で盛り付けがきれい。ピンチョスやビュッフェにも扱いやすいです。

  • ミックスパック・ギフト
    赤を軸に黄・オレンジ・チョコ系を組み合わせたカラーMIX。短節間ミニトマトをベースにすると歩留まりが安定。

  • 加工・半加工
    セミドライ、低温ロースト、ピクルス。小粒でも味が残りやすく、規格外の受け皿としても機能します。

  • 業務用ロット
    箱詰め規格でサイズが揃い、割れロスが少ない品種は厨房での扱いがラク。定期納品の核になりやすいです。


栽培のポイント

短節間ミニトマトは「コンパクトさ」を武器に、収量・品質を安定させる設計が鍵です。露地と施設で着眼点を分けます。

  • 施設栽培(ハウス・温室)
    ・高密植・多段採りに向く。1本仕立て〜2本仕立て、花房間隔と果数のコントロールで樹勢を均一化
    ・養液栽培ではECを上げ気味にし、日射比例灌水で果実の味を乗せる。夜温は抑え、昼夜較差を確保
    ・湿度管理(灰色かび・うどんこ対策)と換気計画。葉かび病への耐病性表示も実用面で重要です

  • 露地栽培
    ・雨除けやマルチで水分変動を緩和し裂果を抑制。短節間でも梅雨〜高温期は急激な灌水変化を避ける
    ・カルシウム欠乏による尻腐れはpH・EC・潅水リズムで予防。着果過多になりやすい畝では摘果も検討

  • 作型・地域適応
    ・冬春作は日射確保と加温コストの見極め。夏秋作は高温障害とコナジラミ対策を優先
    ・長期どり前提なら、葉かび・ToMV・根腐等の耐病性と、草勢持続のしやすさを最優先に

  • 病害虫と管理
    ・TYLCV地帯は防虫ネット・苗健全化・天敵+選択剤の体系化。初期密度を上げないこと
    ・アザミウマ、ハダニの早期発見。短節間は葉密度が上がるため巡回点検をルーチン化
    ・誘引・摘葉の省力化。コンパクトさを活かし、作業日を固定して安定運用に落とし込む


品種選びのコツ

短節間ミニトマトは「短い=万能」ではありません。現場で効く基準を押さえましょう。

  1. 味・食味(糖度と酸味のバランス)
    直売・EC向けなら甘味の乗り(糖度8度以上が目安)と後味のキレ。外食向けは皮の口離れとカット時の汁回りを確認。

  2. 草姿と樹勢
    本当に短節間か、環境で伸びやすくならないか。暴れにくさ、芯止まりリスクの少なさ、更新のしやすさをチェック。

  3. 耐病性パッケージ
    葉かび・うどんこ・ToMV・萎凋病・根腐など。長期どり・高密植ほど耐病性の差が歩留まりに直結します。

  4. 果形・色・サイズの揃い
    丸・プラム・洋ナシ型。赤一色の主力か、カラーミックス運用かで選定を変える。サイズバラつきの少なさは業務用で効く。

  5. 収量性×作業性
    高密植での可販果率、選果のしやすさ、輸送耐性。“作りやすいのに売りやすい”が理想です。

  • 例:冬春の施設長期どり(量販+外食)
    → 短節間・葉かび耐性・割れにくい赤丸玉。花房5〜6段で更新、糖度は8度前後で安定狙い。
  • 例:直売・ECのミックス強化
    → 赤(短節間・多収)をベースに、黄・オレンジはやや長節だが高糖度系を少量組み合わせ、見映えと味で差別化。
  • 例:加工・セミドライ併用
    → 肉厚・ゼリー少なめのプラム型短節間を採用。規格外を半加工に回して粗利改善。

市場とこれから

家庭内の“簡便・彩り需要”は底堅く、外食では均一サイズで扱いやすい果実が選ばれています。短節間ミニトマトは計画生産と歩留まりの良さで、産地・法人の主力にフィット。今後は、

  • 高密植・環境制御と組み合わせた省力多収モデル
  • 糖度8度以上の安定ライン+カラーMIXでの付加価値化
  • 規格外のセミドライ・ロースト化による“二毛作”設計
  • IPMや脱化石資材の取り組みを可視化したブランド化
    が伸び筋です。輸出は割れにくい果皮・冷蔵物流・選別基準の作り込みでチャンスが広がります。

まとめ

短節間ミニトマトは、コンパクトな草姿で面積当たりの収量を押し上げ、作業の標準化と品質の再現性を両立しやすい作物です。品種選びでは、味(糖度・酸味・口離れ)、耐病性、果形・色、作業性を総合評価。作型と販売先に合わせ、灌水・EC・着果数を丁寧に設計すれば、糖度8度以上の“おいしさ”と安定出荷を同時に目指せます。
次は、短節間ミニトマトの具体的な品種一覧を見比べて、用途別の最適解を絞り込みましょう。現場で再現できる選択が、収益とリピートに直結します。

19品種 表示中
サマー千果

サマー千果

タキイ種苗株式会社

短節間で高温着果性と耐裂果にすぐれ、ヘタどれに強い高品質ミニ ■特長 ・短節間で管理しやすく、高温期の着果性にすぐれる。 ・裂果が少なくヘタがとれにくいので出荷率が上がる。 ・果実サイズは20~25gで安定しつやがある濃赤色の果実とヘタの見ばえがよく果ぞろいもすぐれる。 ・葉かび病(Cf9)に耐病性、斑点病(LS)にも中程度の耐病性を示すほか、トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病性。 ■栽培の要点 ・初期強勢になると果実の過肥大につながるため、元肥は控え追肥主体の施肥設計を実施し、1段目の着果処理は確実に行う。 ・極端な高温乾燥は避け、低温期の栽培ではハウス内の温度確保に努める。特に上昇気温下での作型では初期の温度確保により、果実の過肥大を防ぐ。

ルージュジャポネーゼ

ルージュジャポネーゼ

サナテックシード株式会社

赤丸ミニ品種で複合耐病性を持った多収品種です。 単為結果性を持っているのでマルハナバチの導入やホルモン処理などの受粉作業も不要で省力化を図れます。 ■特徴 果肉の質が良く、豊産性でダブル、トリプルの発生も多く、短節間で裂果にも強い特徴を持ちます。 ■栽培のポイント 適作型...露地(寒高冷地・一般地・暖地)/半促成、促成/抑制 豊産性なので樹勢を維持するためにこまめな追肥管理を行い、3段着果を確認後、強めに樹を作ことを心がけてください。(窒素の吸収力が強いので注意が必要。) カルシウム、マグネシウム、微量要素の管理が重要。 ToMV(Tm-2a型)・葉かび病(Cf-9)・萎ちょう病(F1・F2)に抵抗性あり。

ホームルビー

ホームルビー

株式会社大和農園

家庭菜園向けベランダミニトマト 皮も薄く、甘くて美味しい‼ 品種特徴 ○節間短く、草丈1m程の矮性非停芯ミニトマト。 ○1果房当りの着果数は6〜8果、果重20g前後。 ○草丈が伸びないのでベランダ等でのプランター栽培向き。 ○葉がコンパクトなので果実が葉の陰に隠れず収穫し易い。 栽培方法 <種まき・育苗> トマトの発芽適温は20℃~30℃と高温ですので、播種適期の2月~3月頃では温度が不足しているため、加温設備を用いることが望ましいですが、準備の無い場合は陽当たりのいい窓際など、暖かい場所を選んで種まきを行ってください。 種まきは播種用の小さいポット等に行い、最初の花が咲くころまで育苗します。育苗期間は昼20℃~30℃程度、夜は10℃を下回らないような環境が理想的です。 水のやり過ぎには注意して下さい。日光をじゅうぶん当てて、しっかりした苗づくりに努めます。接木を行う際、台木はTm-1 型を使用して下さい。 <本植え> 初めの花が開花する頃、育苗用のポットから大きいプランターに移植します。プランターに用いる用土は、はじめから肥料成分が施されてある園芸用培土が使い勝手が良いでしょう。 <整枝・誘引> 本品種は節間が短く、草丈50cm程の矮性非停芯タイプのミニトマトです。脇芽は早いうちに摘み取り、主枝1本仕立てとします。とくに花房のすぐ下から伸びる脇芽は強く、すぐに大きくなるため摘み遅れないように注意します。 <追肥> 第一果房が色づき始めた頃に、株元に一つまみ(約5g)の追肥を施します。その後は株の様子をみながら2週間おきに行って下さい。

ミニトマトまゆか

ミニトマトまゆか

松永種苗株式会社

食味にトコトンこだわったミニトマト ■Point 家庭菜園向けの露地栽培でも、小さなお子さんから年配の方までパクパク食べられる美味しいミニトマトがたくさんできるよう、従来の組み合わせとはやや異なる方法で育成した品種です。 ■商品の特徴 1. TMV(Tm2a型)、葉かび病、サツマイモネコブセンチュウに耐病虫性があります。 2. 果形はやや縦長で1果重は13~18g前後、果色は濃赤色でツヤがあり、高温期でも色回りが良いです。 3. 糖度は8~10度が中心で、酸味が少なく食味は極めて良好です。完熟させれば酸味が抜けて食べやすく、香りが増して風味があります。 4. 果実は堅く、輸送性、日持ち性に優れ、完熟させても裂果の発生は少ないです。 5. 花房は3~4段目からダブル花房になり、中段花房以降は花数が増え収量が上がります。 6. 熟期は早生。草勢は中強。節間は短いが異常主茎や芯止まり症にはなりにくいです。 ■栽培ポイント 1. 食味が大変良いので、栽培期間を通して極端なしめ作りをせず、のびのびと育てて下さい。 2. 花数が多いので、適宜潅水、追肥を行い草勢の維持に努めて下さい。最初の追肥は第1段花房が肥大を始めた頃から、草勢や着果状況を見ながら適宜、施用して下さい。草勢はやや強めのほうが栽培は楽になります。 3. 高温期の栽培では花数が多くなり過ぎることがあるので、定植は極端な若苗定植は避け、第1花房が開花した後に行い、基肥えは慣行よりも控えめにして下さい。 4. 葉かび病に対してはレースによって発病することがあるので、すすかび病等、他の病害の予防、防除を兼ねて定期的に薬剤散布をして下さい。 ■播種期・収穫時期 10月中旬~11月中旬播種4月上旬~6月上旬収穫

TYべにすずめ

TYべにすずめ

公益財団法人園芸植物育種研究所

黄化葉巻病耐病性&単為結果性 すずなりごく甘ミニトマト ・単為結果性をもつため、ホルモン処理やマルハナバチが不要で高温・低温下でも着果が安定している ・一果房に着く花数が多い(必要に応じて摘果が必要) ・糖・酸ともに高く良食味 ・草勢は中程度、葉は小葉で節間は短い ・極早生で裂果の発生は少ない ・果実色は明るい赤色

かむり

かむり

公益財団法人園芸植物育種研究所

黄化葉巻病耐病性 単為結果性ミニトマト ・単為結果性を持つためホルモン処理、マルハナバチが不要で高温・低温下でも着果が安定している ・ヘタが肉厚で収穫後の巻き上がりが少ない(ヘタまで美しい) ・草勢は中程度、葉は小葉で節間は短い ・果実色は明るい赤色(収穫のタイミングに留意、下図参照) ・糖・酸のバランスが良く良食味 ・裂果の発生は少ない ・極早生(生育の進みや果実の色まわりが早い) (品種登録名称 ET-1807)

CFプチぷよⅡ

CFプチぷよⅡ

株式会社渡辺採種場

赤ちゃんのほっぺのような新食感ミニトマト ■特性 ・果皮が極く薄く、とろけるような食感のミニトマトです。 ・糖度が高く、トマトの風味に富んで食味は極良です。 ・果実は赤色で、強い光沢があり、一果重13~15g程度です。果皮に弾力があり、ほとんど裂果しません。 ・葉は淡緑色で、節間は短く、草勢はやや強めです。 ・葉かび病抵抗性(Cf9)を持っています。 ■栽培ポイント・注意点 ・接ぎ木を行う場合は、Tm-2型またはTm-2ª型の台木を使ってください。 ・一般種に比べ葉質がやわらかいため、強風や高圧での農薬散布による擦り傷などに注意が必要です。 ・高温期は果実や葉の日焼けに注意してください。 ■特記事項 台木:Tm-2型、Tm-2ª型

CFプチぷよイエロー

CFプチぷよイエロー

株式会社渡辺採種場

「CFプチぷよⅡ」のイエロー品種!酸味が少なく甘みが強く、子供に大人気! ■特性 ・果皮が極く薄く、赤ちゃんのほっぺのような新食感のイエロー種ミニトマトです。 ・糖度が高く、酸味は少なく、お子様にも好まれるおいしさです。 ・果実は黄色で、光沢強く一果重は13~15g程度です。果皮に弾力があり、ほとんど裂果しません。 ・葉は淡緑色で、節間は短く、草勢は中程度です。 ・葉かび病抵抗性(Cf9)を持っています。 ■栽培ポイント・注意点 ・接ぎ木を行う場合は、Tm-1型の台木を使ってください。 ・一般種に比べ葉質がやわらかいため、強風や高圧での農薬散布による擦り傷などに注意が必要です。 ・高温期は果実や葉の日焼けに注意してください。 ■特記事項 台木:Tm-1型

小鈴スィート

小鈴スィート

ヴィルモランみかど株式会社

食味良く管理しやすい 後半までスタミナがある品種 ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : F1:萎凋病レース1, For:根腐萎凋病(J3), CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病, ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ) ■品種の特性 1. 短節間であるが異常茎になりにくい。草勢はやや強めで後半までスタミナがある。 2. 肉厚でヘタも美しい。また裂果に強いため可販果収量が高く店舗棚持ち性が高い。 3. 食味は良く、ショルダーグリーンも軽減している。 4. 葉先枯れなど一般的な生理障害に強い。 5. 夏秋作向けの品種で、特に夏でも昼夜の寒暖差がある栽培地が適している。 品種登録 第29069号 登録名:MKS-T833 ■栽培のポイント 1. 黄化葉巻病耐病性はないため、同病害が多発する地域での栽培は避ける。 2. 元肥は少なめに施用するが、前作の窒素残肥がある場合は考慮の上、施肥量を調整する。 3. 夏場の日差しが強い場合は遮光を行う。 4. 葉かび病、斑点病の耐病性はあるが、定期的な防除をすること。

小鈴キング

小鈴キング

ヴィルモランみかど株式会社

美味しさそのまま、黄化葉巻病の耐病性を強化した小鈴シリーズ ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ) 特性 草勢:強 果重:18-22g前後 花数:20-25 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 耐病性・病害虫の防除 ・ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。 ・ネコブセンチュウに耐虫性中程度。 ・斑点病に耐病性中程度。 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので防除を行う。 ■品種の特性 1. 中葉で節間はやや短く誘引作業の手間が少ない。草勢が強く、厳寒期でも安定した草勢を維持しやすい。 2. 花房は3-4段目前後付近からダブル花房になることが多く、着果性が優れる。1花房あたりの花数は20-25程度。 3. 果実は18~22g程度、濃赤色でやや光沢があり、へたが取れにくく荷姿が非常に美しい。 4. 裂果は極めて少ない。果実は硬く、収穫、調整時の作業性や輸送性、店もち性に優れる。 5. 食味は甘みと酸味のバランスが良く、コクがあり美味しい。 ■栽培のポイント 1. ほ場準備 事前にほ場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2. 定植 定植は第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として行う。若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。セル苗定植を行う場合は、若苗定植は避けて根鉢が十分に成型された苗を定植し初期草勢がつき過ぎないようにする。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスに軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 3. 栽培管理 液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畦肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めに草勢を管理し、厳寒期の草勢維持を図る。 高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。

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