品種詳細

甘くておいしい淡い黄橙色のかわいいミニカボチャ ■特性 1. 草勢が強く耐暑性があるので、低温期を除けばいつでも安定した栽培が可能。 2. 果実は200~300g、淡い黄橙色の地にオレンジ色の縦縞模様が入る。肉質は紛質で甘みがありおいしい。 3. 雌花率が高く、1つるに3~4果連続着果する。肥大が早く、播種してから90日前後で収穫可能。 4. 日持ちがよく、通常室内で2~3カ月は貯蔵可能。飾りカボチャとしても好適。 ■適応性 温暖地の無加温ハウス栽培で2月中旬、トンネル栽培だと3月上旬からハウスの7月下旬まで播種できます。露地栽培は4月上旬~6月下旬まきができます。 ■播種 小ぶりでしっかりした苗をつくるため培養土は肥料分の少ないものを使います。播種は8㎝×2㎝で予措はせず直接播種したほうがよいです。  発芽温度は28~30℃。発芽後22℃とし、子葉が展開したら10.5㎝ポットに移植します。 ■育苗・育苗管理 低温期は雄花が十分に発育せず花粉が出ないことがあるので、本葉1.5枚までは最低気温は15℃を確保し、定植前10℃以下にならないようにします。 播種後30~35日で本葉4枚程度になったら定植します。 ■定植準備 草勢が強いと果実が大きくなりすぎ商品価値が下がるので、元肥は10a当たり成分量で窒素8~12㎏、リン酸15㎏、カリ10㎏を標準とします。残効肥料のある圃場では元肥を減らします。 ■定植および定植後の管理 乾いた圃場はあらかじめ十分な灌水を行い、畝立て後表面がうっすら乾いてからマルチをします。地温15℃、最低気温10℃が保てる条件で定植します。定植後なじみ水を行いスムーズな活着をうながします。 栽植本数は地ばいで子づる2~3本仕立てで畝間×株間2.0~2.5m×0.8~1.0m、つるの間隔30cm前後(10a当たり500株)を標準とします。本葉4枚が展開したころ、5~6節を残して主枝を摘芯します。 ■整枝方法 勢いのそろった側枝を2~3本伸ばして主づるとします。茎が折れやすいので風にまわされないように、つるの扱いに注意します。雄花は最初から残しておきます。 ■着果 果実の大きさを抑え、そろいをよくするため、10節目から着果させます。できるだけ連続4果着果させるのがよいです。 着果は時期によっては訪花昆虫でよいですが、より確実な着果を得るため、ミツバチの放飼や人工交配を行います。 ■収穫 開花後40日前後で収穫できます。果皮が淡黄色から淡い黄橙色に変わり、オレンジ色の縦じまがはっきりしてきたら収穫適期です。
プッチィーニ

果実・収量特性

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

栗っプチ

栗っプチ

株式会社サカタのタネ

共通 ハウス・トンネル栽培向き ミニ 貯蔵性

強粉質で甘みが強く食味がよい洋種系黒緑色のミニカボチャ ■特性 1.草勢は強く初期生育は緩慢であるが気温の上昇とともに旺盛となる。 2.果実は500〜600g前後で偏円形の黒緑色のチラシ斑が入る。 3.肉質は強紛質で、甘みは強く食味がよい。 4.雌花は3〜4節おきに着生し、1つる3〜4果着果させる。 5.果梗部がコルク化した果実から順次収穫する。 6.食べ方は従来の煮物に加え、種子部をくり抜いて詰め物料理にも適し、電子レンジで10分前後加熱してもおいしく食べられる。 ■適応性 洋種系カボチャは果菜類の中では冷涼な気候を好み、トンネル促成栽培から露地抑制栽培まで幅広く適します。土質の適応性は砂壌土から埴壌土まで幅広く、特に排水のよい土壌に適します。 ■栽培時期 発芽温度は25〜30℃で、発芽してきたら地温を20℃程度にまで下げ、子葉が展開後9〜10.5cmポットに鉢上げします。最低気温は本葉1〜2枚展開時までは10〜15℃。その後徐々に温度を下げ10℃前後で管理します。地温は最低気温より5℃程度高めを目標に管理します。灌水は移植活着後は控えめにし、硬めの苗に育てます。育苗の後半は葉が重ならないように早めに鉢を広げ、株元まで十分に光が当たるようにします。育苗日数は鉢の大きさにもよりますが、30〜35日育苗で本葉4枚展開苗を目安にします。 ■肥培管理 施肥量は土質や前作の残効を考慮して決めますが、元肥は10aあたり成分量で窒素8〜10kg、リン酸15〜20kg、カリ10〜13kg程度が標準です。肥料切れを起こさないように緩効性と速効性の肥料を組合せ、つるのバランスを見ながら追肥を行います。 ■定植および定植後の管理 定植後の活着を促進させるため、早めに定植準備を行い、地温を15℃以上確保できるようにします。裁植密度は畝間3〜4m×株間1mで10aあたり、250〜330株程度を標準とします。定植後の4〜7日間はトンネル内の温度が33℃を超えないように管理をし、最低気温は10℃を確保するようにします。トンネルの密閉が長引くと、着果不良や変形果の原因となるので、活着後は25〜30℃目安に換気を行います。 ■整枝方法 本葉4〜5枚で摘芯して、子づるのそろった3〜4本を伸ばします。着果節位は10節以降とし、着果節位までの側枝と果実は早めに摘除します。その後適宜枝整理を行います。 ■収穫 開花後40日もしくは、果梗部のコルク化を目安に収穫します。貯蔵中の腐敗を防ぐために必ず天気のよい日に収穫します。収穫後10日程度風乾すると、貯蔵中腐敗が少なくなり、日持ちや食味がさらによくなります。 ■立体栽培 立体栽培は大型のトンネルパイプやキュウリネットを利用した栽培方法で、立体栽培の利点としては以下のことが挙げられます。 1)果実が直接地面につかないため、泥はねなどによる果実の傷みが少なく、変形果の発生も少なくなり上物率が高まる。 2)栽培管理や収穫等で腰を曲げて作業することが少なく、作業容易である。 3)通気性がよくなるため病害が少なくなる。 4)単位面積あたりの裁植本数は地這い栽培よりも多くできる。 立体栽培の管理は基本的には通常の栽培に準じて行います。畝間2mでパイプアーチを作り、株間を1mとします。本葉4〜5枚で摘芯して3〜4本仕立てにします。10節までは側枝と果実を摘除、その後側枝の伸びに応じて適宜側枝を摘除します。誘引はつるがずり落ちてこないように適宜行い、ネットの間に挟まった果実があれば、誘引時に取り出します。

栗てまり

栗てまり

雪印種苗株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き ミニ 貯蔵性

着果が安定して果揃い良好なミニカボチャ ■特性・特徴 ・雌花の着生多く着果が安定、1つる当たり4~5果収穫できる。 ・開花後40日程度で収穫できる。 ・1果重は400g程度、果形は偏平で果揃いが良好。 ・果皮は濃い黒緑色、退色が遅い。 ・果肉は濃黄色で鮮やか、肉質はやや粉質で滑らか。 ・貯蔵性に優れる。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地:4月中旬~6月上旬 道央・道南:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地:4月中旬~6月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地:4月中旬~6月上旬 東北中部・南部:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地:4月中旬~6月上旬 一般地:【播種期】トンネル:2月中旬~3月上旬、露地:3月中旬~3月下旬、抑制:7月下旬~8月上旬 西南暖地:【播種期】トンネル:2月中旬~3月上旬、露地:3月中旬~3月下旬、抑制:7月下旬~8月上旬 ■使用上の留意点 ・子つる3本仕立て、畝幅3m、株間70cm程度とする。 ・着果は10節程度からを目標として、着果節以降は放任とする。 ■用途・機能・特性 抑制栽培可

雪化粧

雪化粧

株式会社サカタのタネ

共通 ハウス・トンネル栽培向き 貯蔵性

強粉質で食味のよさに定評がある白皮カボチャ ■特性 ・草勢は非常に強い。雌花着生性は遠なりである。 ・開花後35日ごろから果肉は強粉質となり、開花後50日前後で粉質度が最高となる。 ・果実は2.3kg前後で偏円形。果皮は灰白色(未熟のときは「芳香」に似る)の個性的なカボチャ。 ・果肉はやや淡い黄色。ゆでると鮮やかな黄色となり、強粉質である。 ・収穫後の腐敗や肉質の劣化が少なく、日持ちがよい。 ・収穫直後は極粉質で甘みが乏しいため、1カ月程度の貯蔵期間をおいてからの消費が好ましい。貯蔵を経ることで甘みが増して食味が最高となる。 ■適応性 洋種系カボチャは果菜類のなかでは冷涼な気候を好みます。草勢が非常に強いので、トンネル・露地栽培での粗放栽培に向く品種で、収量性よりも品質を重視した品種です。土質の適応性は広く、好適pHは5.8~6.8で、耐乾性、吸肥性もあり、やややせ地のほうが栽培しやすいです。 ■肥培管理 施肥量は土質、前作などの残効により一概に決められませんが、草勢が強いので元肥は10a当たり窒素5㎏前後、リン酸15~18㎏、カリ10~13㎏を標準とします。とくに窒素肥料は「みやこ」の4割程度とし、つるバランスを見ながら追肥します。 ■育苗・育苗管理 発芽温度は、25~28℃です。発芽をはじめたら新聞紙をとり、十分に換気をして床温を18~20℃に下げ、徒長を防ぎます。子葉が7分展開したころに、10~12㎝ポリ鉢に移植します。移植床は播種と同時に準備し、適温・適湿にしておきます。夜間の最低気温は本葉1~1.5枚展開時までは10~15℃、本葉2枚後は8~10℃、地温は14~15℃で管理します。また、灌水も移植活着後は控えめとし、かための苗に育てます。 育苗後半は、十分に光線を当てるため、葉が重ならないよう早めにずらしを行います。定植の数日前から灌水し、新根が旺盛に発生し始めたころを見計らって定植します。 ■定植および定植後の管理 栽植密度は畝間4m、株間1mの2~3本仕立て(10a当たり約250株)。定植の5~7日前からトンネルまたはマルチをかぶせて、定植時に14~15℃以上の地温を確保するように努めます。露地栽培では、定植直後の風による被害を防ぐために、パオパオ90などの被覆資材を使うとよいです。 トンネル栽培では活着促進を目的に定植後7日程度は密閉管理をします。密閉が長びくと高温で枯死しないまでも、雌花着生不良、花落ち部が大きくなるなど子房の奇形を招きます。そこで、定植後、33℃を超えないよう早めに換気をします。なお、最低気温は8~10℃を確保します。 ■着果 雌花は、13節前後とやや遠成りですが、1つる1果は着果します。側枝の発生も旺盛なので、着果節までの側枝は必ず除去します。13節前後の着果で2.3㎏前後の果実が収穫できます。 ■収穫 開花後40日程度で十分な食味となりますが、この品種の特長を出すには、開花後50日程度おくと、粉質で甘みも強く最高の品質となります。

マッチャン

マッチャン

株式会社サカタのタネ

共通 ミニ ハウス・トンネル栽培向き

外はサクッと中はトロッとした食感、ズッキーニ泣かせの若どりカボチャ ■特性 ・ウリ科のつる性作物。 ・病気に強く、草勢やや強くスタミナがあり着果性に優れつくりやすい。 ・円筒形の果実を長さ20cm前後、重さ300~500gサイズの若どりで収穫する。 ・ズッキーニよりもアクが少なく、色々な料理に相性抜群。 ■適応性 露地トンネル促成栽培から露地抑制栽培まで幅広い作型に適します。土質の適応性は砂壌土から植壌土まで幅広く、特に排水のよい土壌に適します。 ■播種と育苗 発芽適温は25~30℃で、寒さにはさほど強くないため極端な早まきは避けます。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因になるので注意してください。発芽したら日中の気温で20~25℃を目安に管理し、地温は本葉1枚になるまでに18℃前後まで徐々に下げていくようにしてがっちりとした苗を作ります。 ■育苗・育苗管理 カボチャのように地這いで栽培できます。露地栽培の栽植密度は畝幅3m、株間1mを標準とします。露地栽培の場合は一般地では5月上旬定植、暖地では4月下旬定植で、霜の心配がなくなってから定植します。立体栽培やつる降ろし栽培にすると果実が変形しにくく、色回りがよくなります。立体栽培は畝間2mでパイプアーチを作り、株間1mとします。 ■整枝方法 ポット育苗では定植前に本葉4~5枚目で摘芯します。定植後、子づる2~4本仕立てとし、各主枝のわき芽と雌花は5節程度までかきます。このときに雄花をかかないように注意します。つる降ろし栽培の場合は各主枝から発生するわき芽は全て除去し、主枝が伸びた分つる降ろしをします。 ■収穫 開花から収穫まではおよそ10日程度、長さ約20cm、太さ約5cm、重さ300~500g程度で収穫します。地這い栽培2本仕立ての場合、1株あたり30~35本程度の収穫が可能です。収穫時間帯は早朝収穫が望ましく、高温期は朝夕2回収穫します。とり遅れは草勢の低下を招くため適期での収穫を心がけてください。果実の表面は「ズッキーニ」より柔らかく傷がつきやすいので収穫時や出荷調整時には注意して取り扱います。

まろあじ

まろあじ

株式会社サカタのタネ

共通 ミニ 貯蔵性

食べきりサイズのバターナッツ ■特性 •ミニサイズのバターナッツ。 •ウリ科のつる性作物でカボチャの仲間であるが、西洋カボチャとは種が異なる。 •暑さ、病気に強く、草勢も強くスタミナがあり着果性に優れ栽培しやすい。 •果実は長さ約15~20cm、重さ1.0~1.5kgのサイズで通常のバターナッツよりも肉質は繊維質が無く粘質で、ナッツのような風味がある。 •完熟果実は貯蔵性に非常に優れ、長期間保存が可能。 ■適応性 露地栽培から抑制栽培まで幅広い作型に適します。土質の適応性は砂壌土から埴壌土まで幅広く、特に排水のよい土壌に適します。 ■播種と育苗 発芽適温は25~30℃で、西洋カボチャに比べて寒さに弱いため極端な早まきは避けます。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因になるので注意してください。発芽したら日中の気温で20~25℃を目安に管理し、地温は本葉1枚になるまでに18℃前後まで徐々に下げていくようにしてがっちりとした苗を作ります。 ■定植および定植後の管理 西洋カボチャのように地這栽培が可能です。露地栽培の栽植密度は畝幅3~5m、株間75~100cmを標準とします。寒さに特に弱いので、露地栽培の場合は一般地では5月上旬定植、暖地では4月下旬定植で、霜の心配がなくなってから定植します。 ■整枝方法 ポット苗定植後、整枝は行わない放任栽培も可能ですが、子づる2~4本仕立てとしたほうが、果形が安定します。2~4本に仕立てる場合、ポット育苗では定植前に本葉4~5枚目で摘芯します。定植後、子づる2~4本仕立てとし、各主枝のわき芽と雌花は5節程度までかきます。このときに雄花をかかないように注意します。6節目以降は雌花の開花節のわき芽のみ除去できればよいですが、放任気味での管理も可能です。 ■収穫 開花から収穫まではおよそ40日程度、長さ約15cm、重さ900g程度で収穫します。果実が濃いベージュ色に変わったころが収穫適期です。 バターナッツは煮崩れしやすいので煮物に向きません。果肉の色のよさを生かした、スープやグリルなどにするのがおすすめです。

ブラックのジョー®

ブラックのジョー®

株式会社サカタのタネ

共通 貯蔵性 ハウス・トンネル栽培向き

着果性に優れ多収性!黒く輝くホックホク栗カボチャ ■特性 1. 成熟日数45〜50日の黒皮大玉の中晩生品種。 2. 草勢は強いが雌花がよく着生し、着果性が優れる。 3. 葉は収穫期まで丈夫に保てる。 4. 果実は偏円形で2.0kg前後。果皮は濃い黒緑色で貯蔵後の変色が少ない。 5. 果肉は黄橙色。粉質で甘み強く食味が優れる。 ■適応性 露地栽培、抑制栽培に適応します。整枝栽培では春作では子づる2本、抑制作では1本の仕立て方が適しますが、整枝を行わない放任栽培にも適応します。低温条件下では偏平果やサイズ不良の恐れがあるため、比較的遅い作型での栽培が推奨されます。 ■畑づくり(圃場準備) 栽植密度は畝幅3.5~4.0m、つる間隔35~40㎝(2本仕立てや放任栽培では株間60~70cm)を標準とします。施肥量は土質や前作の残効を考慮して決定しますが、「ブラックのジョー」は草勢が強いため、緩効性肥料を主体とした施肥設計が推奨されます。標準施肥量の目安として10aあたり成分で窒素10㎏、リン酸20㎏、カリ15㎏を施します。低温期に栽培する場合は、定植する圃場の地温が15℃以上確保できるよう播種時期を調整するとともに、早めにマルチ張りやトンネルの設置を完了します。 ■播種と育苗 カボチャの発芽適温は25〜30℃です。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因につながるので注意します。発芽したら日中の気温を20〜25℃を目安に管理し、地温は本葉1枚になるまでに18℃前後まで徐々に下げていくようにしてがっちりとした苗を作ります。ポット育苗では本葉2~3枚以降は最低気温10℃程度の低温にあてて雌花数の増加に努めます。また、セルトレー育苗では播種してから2週間程度で定植となるため、育苗中の肥切れや乾燥に注意するとともに圃場準備の遅れが出ないように注意します。 灌水はその日に必要な量だけを与えるよう午前中に行います。苗が小さいとき、天候が悪いときは控えめとし、生育が進むにつれて徐々に灌水量を増加させていきます。どの生育ステージでも夕方になってもしおれが発生せず、土の表面が軽く乾いている状態が理想的です。 ■定植および定植後の管理 気温の低い時期に定植する場合は、晴天日の午前中から遅くとも午後3時までに定植を完了させます。トンネル栽培では、定植後数日は活着を促進するために35℃を越えないように注意しながら管理します。活着後は日中25℃前後を目安に換気を開始し、最低気温が10℃を下回らないよう管理して花芽分化に努めます。 2本仕立てに整枝する場合は本葉4~5枚目で摘芯します。摘芯後、子づるが30cmほどに伸長してきたら生育のそろったつるを2本残して不要なものを除去します。着果予定節位までの雌花とわき芽をかき、つるの伸長方向をそろえていきます。 ■着果と追肥 着果は14~16節に1番果を着果させるよう調節します。着果にはミツバチを使用すると便利です。天候不良や低温でミツバチの活動が悪い場合は、雌花が開花した当日に咲いた雄花を採集し交配に使用します。交配は午前10時ごろを目安に完了すると着果率がよくなります。また、収穫目安のために開花の始まった日を記録しておきます。 追肥は1番果の着果を確認してから窒素成分で10aあたり2kg程度を施用しますが、気象条件や草勢を確認しながら施用時期や量を調節します。 ■収穫 若どりをさけ、開花後約45~50日を目安に果梗部がコルク化した完熟果実を収穫します。収穫は天気のよい日の午前中に行い、日焼けを防ぐために長時間直射日光にさらされないように注意します。収穫する際は果実表面に傷がつかないように丁寧に扱いましょう。その後、倉庫や遮光したハウスなど、風通しのよい場所で果実をしっかりと乾燥させます。 ■貯蔵 長期貯蔵を行う場合は、風乾の完了した果実を気温10℃、湿度50~70%を目安とした場所に保管します。扇風機や換気扇を使用して空気を循環させると腐敗の低減に効果があります。また、気温低下の著しい晩秋以降は保管場所の気温が下がりすぎないように注意します。