品種詳細

■特性 ・温度下降期でも肥大・形状ともに抜群に安定するサリナスタイプの早生種 ・球は豊円球で肥大力がある。外葉はやや大きめで、外葉形成と結球肥大が同時進行する。 ・球形が非常に良好で球尻は滑らか。 ・タコ足、タケノコ球などの変型球の発生が少ない。 ・結球後の耐寒性に優れ霜害が少ない。 ・根腐病レース1に中程度の耐病性を持つ。 ■栽培のポイント ・エンパイアータイプの品種や当社スパークと比較すると抽苔は早いため盆明け後から9月上旬までの播種に適する。 ・高温期の土壌水分不足は結球に必要な葉の伸長が抑制され、結球の遅れやばらつきを引き起こすので干ばつ時には必ず潅水を行う。
フレッシュアース

熟期・収穫時期

果実・収量特性

ミノリス日誌バナー(紺)

メーカー情報

渡辺農事株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

ウインダ(ウインダヘッドグラス)

ウインダ(ウインダヘッドグラス)

ツルタのタネ株式会社

共通 結球 べと病耐性 根腐病耐性 早生

強耐病性(根腐れレース2・ベト病) 農水省品種登録番号第31235号海外持出禁止 中低温期用早生種強耐病性(根腐れ病レース2・ベト病) ・サリナス系×マックソイル系の交配交雑群933から低~中温期の結球性・耐病性を目的とした系統番号24。 ・生育は早生種に属し、歯先枯れ等生理障害が出にくい。 ・草勢はおとなしく、外葉はコンパクト。 ・葉色は濃緑色で葉肉は厚く、欠刻はなめらか。 ・球形は扁平球で形状が安定している。 ・根腐れ病レース2に耐病性があり、ベト病に比較的かかりにくい。 ■栽培の要点 ・定植期の極端な干ばつは、結球不良になりやすいので注意する。 ・ベト病に比較的かかりにくいが、耕種的な対策を行う。 ・早生品種のためとり遅れに注意する。

春P

春P

株式会社武蔵野種苗園

共通 べと病耐性 結球 根腐病耐性 早生

L・2Lサイズで良く揃い、春どりに最適。結球性に優れた早生品種。 特性 ●球色はツヤのある濃緑色で見栄えも良い。 ●従来のカルマー品種よりも5~7日早く収穫できる、低温肥大性・形状安定性に優れた早生品種。 ●球形は扁円球で結球性・包合性に優れ不結球になりにくくタケノコ球・腰高球(気球状)・大玉軟球の発生が少ない。 ●球尻も平滑で形状が安定していて秀品率が高い。 ●耐寒性・耐病性(根腐病レース2・べと病・腐敗病)に優れ、チップバーンにも強い。 栽培のポイント ●適期収穫を心掛け、収穫遅れのないように注意する。 ●極低温期収穫の場合は、生育前半に十分な保温を行い必要な外葉枚数を確保する。 ●各種病害には強いが慣行防除は行う。

ガナル(ガナルヘッドグラス)

ガナル(ガナルヘッドグラス)

ツルタのタネ株式会社

共通 結球 べと病耐性 根腐病耐性 早生

農水省品種登録番号第31042号海外持出禁止 低温期形状安定性(結球・球形)!耐病性(ベト病・根腐れレース1)! ・カルマー系とサリナス系の交配系統TKCSD925系から低温期の結球性とベト病の耐性を目的とした選抜番号2。 ・生育は早生種に属し、玉揃いが良い。 ・草勢は旺盛で外葉は大きい。 ・葉色は濃緑色で葉肉は厚く、欠刻は細かい。 ・球形は扁円球でボリューム感がある。 ・ベト病・根腐れ病レース1に耐性がある。 ■栽培の要点 ・扁平球のため、菌核病等下葉の病気に注意する。 ・早生種のため、とり遅れに注意する。 ・ベト病対策はその病害の性質上必ず行うこと。

ヒートガイ

ヒートガイ

タキイ種苗株式会社

共通 結球 べと病耐性 根腐病耐性 早生

農林水産省品種登録出願中(品種名:TLE595) 高温期に結球と肥大が安定する夏〜秋どり極晩抽種 ■特長 ・夏〜秋どり可能な極晩抽早生種。 ・高温期の生育がスムーズで結球が安定し結球スピードは比較的早い。 ・玉の肥大にすぐれ、尻部の形状が安定して乱れにくく大玉で秀品率が高い。 ・根腐病レース1・2と黒根病に耐病性をもち、べと病、斑点細菌病、軟腐病にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・結球が安定して進み、とり遅れると過熟になるため、計画的な作付けと適期収穫を心掛ける。 ・干ばつ時には潅水を実施してスムーズな生育を促す。 ・施肥量は夏〜秋どりで慣行と同じか1割減が適する。

チアフル

チアフル

カネコ種苗株式会社

共通 べと病耐性 根腐病耐性 結球 早生

耐候性に優れる春、冬どり品種 特性 ●サリナスタイプの中早生品種です。 ●結球性、肥大性、球尻形状に優れ、変形球が発生しにくく、豊円~扁円形でよくそろいます。 ●玉形成は早いですが、玉しまりはゆっくりで収穫期間が長いです。 ●葉は肉厚・強健で強風害や凍霜害に強く、耐候性に優れます。 ●根腐病レース1・2、べと病に耐病性を持ちます。 栽培要点 ●施肥量は同時期のサリナス系品種よりやや控えめが適します。 ●登録のある殺菌剤で、斑点細菌病などの予防を行います。

ブルラッシュ

ブルラッシュ

株式会社サカタのタネ

共通 べと病耐性 結球 根腐病耐性 早生

根腐病レース1、2および黒根病に耐病性があり、結球性と肥大性が優れる晩抽性品種 ■特性 1. サリナス系の中でも結球性に優れた早生品種。 2. 根腐病レース1、2および黒根病に耐病性がある晩抽性品種。 3. 球色は濃緑でテリがあり、大玉で偏円球。切り口が小さく尻部の形状が安定しやすい。 4. 外葉が包み込むような草姿なので、日焼けが少ない。 5. 葉は肉厚でかぶりが深く、偏円形で箱詰めが容易。 6. 適応作型が広く、豪雨による葉の傷みが少ない。 ■適応性 高冷地 5月中旬~7月中下旬まき→7月中旬~9月どり 冷涼地 5月中旬~6月上旬まき→7月上旬~8月中旬どり、7月中~下旬まき→9月上旬~10月上旬どり 温暖地 2月上~下旬まき→5月上旬~6月上旬どり、8月中下旬~9月初旬まき→10月中旬~11月中旬どり 暖地  2月上~下旬まき→5月どり、8月中下旬~9月上旬まき→10月中旬~11月下旬どり 極端な早まきや遅まきは、玉のとがりや肥大不足、抽だいを招く恐れがあります。品種本来の特性をよりよく発揮させるためにも、作型図を確認し、播種期に注意してください。 ■播種と育苗 レタスの最適発芽温度は18~20℃で、15~25℃の範囲であれば十分な発芽率が得られると言われています。しかしながら「ブルラッシュ」は晩抽性品種のため、播種期が夏場になる場合があります。播種後高温に遭遇すると種子が強制休眠に入り、発芽がそろわない可能性があります。夕方以降に播種したり、高温にならない涼しい場所で育苗するなど十分に注意してください。 レタス全般に言えることですが、いかにしっかりとした苗を育てるかが、定植後の活着のスムーズさを含め、その後の生育に大きく影響を与えます。地上部ばかりが大きくなるような苗ではなく、根部と地上部のバランスがしっかりとれた苗を作るように心がけるのが大切です。 また定植時の高温干ばつは活着不良を招くことがあります。マルチングの前に乾燥しすぎていたために定植後の活着が遅れたり、定植後の灌水が不足したために生育が不ぞろいになることが近年増えています。定植前にしっかり灌水してからマルチングをするなど、定植床に十分水分を持たせた状態で定植します。さらに定植の時間帯や定植後の灌水にも気をつけます。 ■施肥と管理 当品種は吸肥力が比較的強い品種のため、その特性をよりよく発揮するためにも少肥品種(エンパイヤ系)に近い施肥設計が適します。 また生育期間中に極端な干ばつや過湿条件にならないよう、適宜灌水や畝上げによる排水対策、定植前の準備として、完熟堆肥などを利用した土作りによる土の緩衝能力を高めておくことが、生理障害の防止や秀品率の向上につながります。 活着から結球期までにしっかり根を張らせ、外葉の生育をスムーズにするのが秀品率を高めるポイントとなります。特に結球初期に水が不足すると不結球になってしまう可能性があり、このころに乾燥させないことが大切です。 ■病害虫防除 レタス根腐病は耐病性なので、全く発病しないということではなく、菌密度の高い圃場などでは発病する可能性があります。こういった圃場では、土壌消毒や薬剤処理、その後の土作りを含め、総合的な対策をとることが必要になります。 また病害虫全般に関しては、べと病も含め早め早めの予防が重要で、状況に応じて適宜農薬を使用するようにしてください。