病害耐性

根腐病耐性のレタス品種一覧 全104種類

根腐病耐性レタス 根腐病とは 根腐病は、レタスの根部が腐敗・壊死する病害で、施設栽培(養液栽培・水耕栽培)を中心に問題になっています。主な病原菌はPythium属(ピシウム属)の卵菌類で、Pythium aphanidermatum・Pyt

ノリタケ ファインバブル装置バナー(モバイル)

根腐病耐性について

根腐病耐性レタス

根腐病とは

根腐病は、レタスの根部が腐敗・壊死する病害で、施設栽培(養液栽培・水耕栽培)を中心に問題になっています。主な病原菌はPythium属(ピシウム属)の卵菌類で、Pythium aphanidermatum・Pythium tracheiphilumなどが主要な種として知られています。Pythium属は真菌(カビ)と似た生活環を持ちますが、分類学的にはストラメノパイル(不等毛植物)に属する卵菌類であり、一般的な糸状菌用の殺菌剤では防除効果が低い場合があります。

症状としては、まず細根が褐変・腐敗し、その後主根・茎基部に広がって株全体が萎れます。発病初期は昼間に萎れて夕方に回復する「昼萎れ」が起き、進行すると株ごと倒れて枯死します。感染初期の外見変化は少なく、地上部の生育抑制・葉色の薄れとして現れることが多いため、発見が遅れやすいという特徴があります。

Pythium属は水中での遊走子(遊泳胞子)による感染が主な感染様式で、水耕・養液栽培では培養液を通じた急速な拡散が起きやすく、被害が短時間で大規模になるリスクがあります。低温多湿の条件で発病しやすいことが知られており、秋〜冬の低温期に施設内が多湿になる条件下で特に注意が必要です。

根腐病耐性の区分

レタスにおける根腐病耐性は、品種カタログで「根腐病耐性(HR)」または「根腐病耐性(IR)」として表記されることがあります。ただし、Pythium属には複数の種が存在し、どの種に対する耐性かによって効果に差がある場合があります。

品種選定時には、カタログの耐性表記だけでなく、どのPythium種を主なターゲットとした耐性かをメーカーに確認することが精度の高い品種選定につながります。

意外と知られていないのですが、レタスの根腐病耐性は品種固有の遺伝的特性に加えて、栽培環境(水温・溶存酸素量・培養液のEC・pH)によっても発病リスクが大きく変動します。耐性品種を使用していても、培養液の管理が不適切だと発病するケースがあります。逆に言えば、耐性品種と適切な環境管理の組み合わせが最も効果的な根腐病対策になります。

歴史と豆知識

レタスにおける根腐病(Pythium病)の問題は、水耕・養液栽培の普及とともに顕在化してきました。土耕栽培では土壌の緩衝能力が菌密度の上昇を抑える効果がありますが、閉鎖循環型の養液栽培では培養液を通じて菌が循環するため、被害が拡大しやすい環境になります。

植物工場・大規模養液栽培施設での安定生産を実現するために、根腐病への耐性を備えたレタス品種の育種が国内外で進められてきました。耐性育種の技術が発展したことで、現在では根腐病に対する一定の耐性を持つ品種が複数リリースされており、養液栽培産地での採用が進んでいます。

耐性の限界と注意点

根腐病耐性レタス品種を導入しても、以下の点に注意が必要です。

Pythium属の多種性: 前述の通り、Pythium属には複数の種が存在します。特定の種に対する耐性を持つ品種でも、別の種が発生した場合は十分な効果が得られない場合があります。産地で問題になっているPythium種の情報を可能な限り把握することが重要です。

高菌密度環境での発病リスク: 耐性品種であっても、培養液中の菌密度が非常に高い条件下では発病することがあります。定期的な培養液の更新・適切な紫外線・オゾン処理による菌密度管理が耐性品種の効果を支えます。

複合感染リスク: Pythium根腐病と他の病害(ビッグベイン病・菌核病等)が複合して発生する場合は、単独感染よりも症状が重くなることがあります。根腐病耐性品種の選定と並行して、他の病害への対応も確認することが重要です。

品種の耐性だけに頼るのではなく、後述する総合的な防除との組み合わせが長期安定生産の基本です。

防除のポイント

根腐病の防除は、耐性品種の利用を軸に、培養液・環境管理を組み合わせた総合的なアプローチが基本です。

培養液の衛生管理: 紫外線照射装置・オゾン発生装置を用いた培養液の殺菌処理が有効です。閉鎖循環式の養液栽培では特に重要で、定期的な培養液の更新(循環液のリセット)も菌密度抑制につながります。

溶存酸素の確保: Pythium属は低酸素条件で増殖しやすいため、培養液中の溶存酸素量(DO)を十分に保つことが発病抑制に有効です。エアレーション・循環速度の最適化が重要な管理項目です。

水温管理: Pythium属は水温が低い条件(10〜15℃)で活性が高まる種が多いため、冬季の培養液水温を18℃以上に保つことが感染リスク低減につながります。逆に高温(25℃以上)でも活性が高くなる種もあるため、品種・産地に合わせた管理が必要です。

育苗の清潔管理: 育苗段階での感染が圃場への菌の持ち込み源になります。清潔な培地・トレイ・水の使用が定植後の発病リスク低減の出発点です。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声・実態

養液栽培・植物工場を運営するレタス産地では、根腐病(Pythium病)への対応が生産安定の大きな課題として認識されています。

施設が古くなるにつれて培養液中の菌密度が蓄積する傾向があり、新規に根腐病耐性品種を導入してもすぐに効果が出ないケースがあります。培養液の衛生管理システム(UV・オゾン装置)の整備と耐性品種の組み合わせで、発病率を大幅に低減できた事例も報告されています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、土耕・露地栽培のレタス産地では養液栽培ほど深刻な問題になりにくい場合もあります。土壌の物理・化学・生物的な緩衝作用がPythiumの増殖を抑える効果があるためです。ただし、土壌が高湿状態になる低湿地や排水不良圃場では土耕でも発生リスクが高まります。

まとめ

根腐病(Pythium属)はレタスの養液・水耕栽培で特に問題になる病害で、低温多湿・培養液中での急速な拡散が特徴です。耐性品種の導入は有効な対策の一つですが、Pythium属の多種性・高菌密度下での発病リスク・培養液管理との相乗関係を理解したうえで活用することが重要です。

品種選定では耐性の対象種・レベルを確認し、培養液の衛生管理・溶存酸素確保・水温管理を組み合わせた総合的な防除体系を構築することが、安定生産の鍵になります。ミニリスでは、根腐病耐性レタスのタグが付いた品種を一覧で確認できます。

104品種 掲載中
Dブロウ

Dブロウ

タキイ種苗株式会社

農林水産省登録品種(品種名:TEXLE17617) 玉の肥大と形状が安定!晩秋〜年内どり・春どり可能な玉レタス ■特長 ・玉の肥大力と形状維持がバランスよく安定し、扁円形の大玉で秀品率が高い。 ・晩秋〜年内どりと春どりに適するサリナス系早生種。 ・結球性が安定し玉ぞろいがすぐれるため、計画的な出荷が可能。 ・べと病と根腐病レース1に比較的強い。 ■栽培の要点 ・高温条件下では過剰な肥大や形状が乱れるおそれがあるため、適作型を守る。 ・過熟になると葉先枯れなどの生理障害が発生するため、計画的な作付けと適期収穫を心掛ける。 ・各種病害防除のために生育初期から予防散布を行う。

UC-058

UC-058

横浜植木株式会社

根腐れ病レース1,2耐病の春、秋穫り品種 ■特性 ・高冷地、準高冷地の晩春~初夏 ・秋穫りに適した早生種。 ・レタス根腐れ病レース1,2に耐病性を持つ。 ・外葉はややコンパクト、外葉形成と結球肥大が同時進行するタイプ。 ・球のサイズはL~2L中心で、球形は扁平。 ・初夏作のタケノコ球や尻部の尖りが少なく、結球安定性が高い。 ・秋作では低温肥大時の玉肥大に優れる。 ■栽培のポイント ・外葉が小さめな品種の為、多肥気味の栽培と適宜灌水で外葉形成を促進させる。 ・初夏作では遅くまで引っ張ると日焼けの危険があるため行わない。 ・秋作では早まきすると抽苔の危険があるため注意する。

UC-061

UC-061

横浜植木株式会社

根腐れ病レース1、2耐病性のロメインレタス ■特性 ・高温期の栽培に適した晩抽性の早生種。 ・レタス根腐れ病レース1、2に耐病性を持つ。 ・草姿は立性、株張りはやや横張りする白菜型。 ・高温時の葉柄のねじれが発生しにくく秀品率に優れる。 ・結球する速度は「スプラッシュ1号」より早いが、他社早生品種より数日遅い程度。 ・高温干ばつによる生育停滞や不結球症状に比較的強い。 ■栽培のポイント ・株の老化及び獲り遅れはチップバーンや縁腐れ症状の発生に繋がるので注意する。 ・ベト病、斑点細菌病の発生に注意する。

UC-101

UC-101

横浜植木株式会社

新商品 根腐れ病レース1,2 ベト病耐病性、結球安定性の高い晩抽性品種 玉レタス 5千粒コート ■特性 ・根腐病レース1・2、レタスベト耐病性の晩抽性品種。 ・結球安定性が非常に高く高温期の不結球が少ない。 ・やや立誠で結球葉への被りが良い。 ・サイズはL16中心で揃う。 ・タールや巻き込み腐敗の発生が少ない。 ・斑点細菌病状の発生が少ない。 ■栽培のポイント ・晩抽性品種だが高温期の育苗、定植後のストレスにより抽苔が早まることがあるため注意する。 ・結球性に優れる品だが、高温乾燥が原因の不結球対策は行う(特に定植~結球初期の乾燥に注意が必要)。 ・施肥量は少肥向け品種と比較して同等~1割程度増やす。 ・肥料の入れすぎは腐れを助長する為注意が必要。

UC-401

UC-401

横浜植木株式会社

根腐れ病レース1,2耐病性、晩抽系ロメインレタス ■特性 ・晩抽系ロメインレタス。 ・根腐れ病レース1 ・2耐病性。 ・生育は中早生。 ・結球はやや遅い。 ・尻のまとまり良く、作業性に優れる。 ■栽培のポイント ・レタスベト病には比較的強いが、予防は行う。

V(ヴィ)レタス

V(ヴィ)レタス

カネコ種苗株式会社

高秀品率の定番品種 特性 ●サリナスタイプの早生種です。 ●球形は扁円球で、Lサイズでそろうので一斉収穫が可能です。 ●施肥に鈍感で変形球の発生が少ないです。 ●腐敗病、根腐病レース1に耐病性を持ちます。 栽培要点 ●施肥量は多めが適します。 ●斑点細菌病予防のため、圃場排水性の改善や薬剤散布に努めます。

アーリーインパルス

アーリーインパルス

ヴィルモランみかど株式会社

生育旺盛で栽培容易な早生優良種 ■特徴 タイプ リーフ・サニー 特性-1 早晩性:早生 球の大きさ:大 抽だい性:晩 特性-2 耐暑性:強 耐寒性:やや強 おすすめポイント 根が強く株張り良く、チップバーンもでにくい。 ■品種の特性 1. 草姿は半立性で、株張りがよく大型となる。 2. 葉は鮮濃緑色で、葉面に縮みがやや多い。 3. 耐暑性・耐寒性、耐病性が強く栽培しやすい。 4. チップバーン(石灰欠乏症)等の生理障害にも強い。 5. 葉質はやや柔らかく、品質・食味・荷姿ともに良好で市場性が高い。 6. 抽だいはやや遅い品種であるが、抽だいが最も危険な作型は避ける。 7. レタス根腐病レース2に耐病性中程度。 ■栽培のポイント 極晩抽ではないので、播種期に注意。

アクアグリーン

アクアグリーン

清水種苗株式会社

【品種特性】 ●中間地1月、9月上旬~中旬および11月中旬~下旬まき。準高冷地2月上旬~5月上旬および8月上旬から中旬まき。高冷地3月中旬~5月中旬および7月下旬から8月中旬まきに適したグリーンリーフレタス。 ●レタス根腐病レース1および2に比較的強い。 ●播種から53~54日で収穫となる極早生品種。 ●低温下でも草勢がごく強く、ボリューム感がある。 ●葉は柔らかめで、葉折れが少なく収穫作業が容易。 ●チップバーンの発生は従来品種と比較して少ない。

アクセプト(L20Z202)

アクセプト(L20Z202)

住化農業資材株式会社

品種登録出願中 出願名称:JUDALINAS レタス根腐病・軟腐病につよい初夏どり品種 高冷地初夏どり作型において求められる耐病性・耐暑性を具えた中早生品種です。 第71回全日本野菜品種審査会一等特別賞受賞。 ■品種特性 ・レタス根腐病レース1・2耐病性 ・斑点細菌病・軟腐病などの細菌性病害や、べと病にも比較的強い ・在圃性があり、ガチ玉になりにくい ■担当の一押しポイント アクセプトの特徴はそのオールラウンドな耐病性です。べと病、軟腐病、レタス根腐れ病、斑点細菌病など育苗~収穫までに発生しやすい主要な病害に対して比較的強いので、安心してお使いいただけます。

アサギリ(アサギリヘッドグラス)

アサギリ(アサギリヘッドグラス)

ツルタのタネ株式会社

中温期用耐病性早生種耐病性品種(軟腐病・斑点細菌病・根腐れ病レース1・レース2) ■特性 ・サリナス系×マックソイル系の交配系統AF69系から中温期の結球性と、根腐れ病レース1・レース2の抵抗性を目的とした選抜番号20。 ・生育は早生種に属し、玉揃いがよい。 ・草勢はおとなしく、外葉はコンパクト。 ・葉色は濃緑色で葉肉は厚く、欠刻はなめらか。 ・球形は偏円球で尻張りがよい。 ・気温上昇期の病害(軟腐病・斑点細菌病)比較的強い。 ■栽培の要点 ・中温期用の品種のため、播種時期に注意する。 ・根腐れ病レース1・レース2の抵抗性品種ですが、無理な連作を避け耕種的防除を行う。

アストロ(アストログリーングラス)

アストロ(アストログリーングラス)

ツルタのタネ株式会社

農水省品種登録番号第31043号海外持出禁止 高温期用極晩抽性品種!強耐病性(チップバーン・根腐れレース1・レース2) ・グリーンリーフ系の交配交雑系統TKCG303系から極晩抽性・在圃性・生理障害の耐性・根腐れ病(レース1・レース2)の耐性を目的とした選抜番号19。 ・生育は中生種に属し、葉先枯れ等生理障害が出にくい。 ・草勢はおとなしく、草姿は開帳型。外葉は横に広い。 ・葉色は極濃緑色で葉肉は厚い。 ・葉の切れ込みは歯状型で欠刻は細かい。 ・極晩抽性で耐暑性に優れる。 ・根腐れ病(レース1・レース2)に耐性がある。 ■栽培の要点 ・高温期の品種のため、栽培作型に注意する(結球現象防止)。 ・初期成育が緩慢であると脇芽の発生の原因になる。

アネッサ(アネッサレッドグラス)

アネッサ(アネッサレッドグラス)

ツルタのタネ株式会社

農水省品種登録番号第30587号海外持出禁止 中温期用大株サニーレタス!春でも赤着色抜群! ■特性 ・草勢はやや旺盛で外葉は大きい。 ・草姿はやや開張性でボリューム感がある ・生育は中早生に属し、葉数分化は早い。 ・葉色は赤色が鮮やかで独特のテリがある。 ・葉肉は厚く、重量感がある。 ・葉柄はねじれにくく、葉折れしにくい。 ■栽培の要点 ・極端な低温・高温栽培は避ける。 ・根腐れ病菌(レース2)に強いが、無理な連作は避ける。 ※弊社品種との比較については、サニーレタス品種一覧表を参照する。

アリスト

アリスト

タキイ種苗株式会社

農林水産省登録品種(品種名:TLE513) 根腐病レース1・2複合耐病性、結球と形状のよい夏秋どりサリナス種! ■特長 ・レタス根腐病のレース1とレース2に複合耐病性をもち、発生圃場でも安心して栽培可能。 ・高温期の結球性が安定した極晩抽種で形状の乱れが少なく玉尻のまとまりがよい。 ・高温期に問題となりやすいチップバーンや日焼けの発生も比較的少なく秀品率が高い。 ■栽培の要点 ・エンパイアなど少肥栽培向きの品種に比べて2割程度増肥し、速効性のものを元肥主体に施す。 ・極端な高温干ばつ下では不結球になる恐れがあるので、結球初期まで適宜潅水を行い生育をスムーズに進める。 ・外葉形成期〜結球初期を中心に、細菌や糸状菌による病害の防除を行う。

アルゴス(アルゴスヘッドグラス)

アルゴス(アルゴスヘッドグラス)

ツルタのタネ株式会社

農水省品種登録番号 第30631号海外持出禁止 気温上昇期用耐病性中早生種!結軟腐病・根腐れ病菌(レース1・レース2)に強い! ■特性 ・サリナス系×マックソイル系の交配系統群から耐病性(軟腐病・根腐れ病)・在圃性を育種目標とした系統番号TKCS9051。 ・生育は中早生種に属し、収穫適期が長い。 ・草勢はおとなしく、外葉はコンパクト。 ・葉色は濃緑色で葉肉が厚く、欠刻はなめらか。 ・球形は偏円球で尻張りが良い。 ・気温上昇期の病害(軟腐病・斑点細菌病)に比較的強い。 ■栽培の要点 ・中温期の品種のため極端な早播き、遅まきは避ける。 ・根腐れ病レース1・レース2に強いが、無理な連作は避け耕種的防除を行う。 ・秋冷期ではガイアが最適。

アルト

アルト

カネコ種苗株式会社

業務加工向け栽培に最適な晩抽ロメインレタス 特性 ●晩抽性に優れるロメイン(コス)レタスです。 ●草勢は強めで草丈は高く、収量性、在圃性に優れる晩生品種です。 ●球頭部の抱合が遅いため、葉のねじれ、石灰欠乏症、腐敗病の発生が少ないです。 ●根腐病レース2、腐敗病に耐病性を持ちます。

アルマンドス

アルマンドス

ツルタのタネ株式会社

農水省品種登録番号第30576号海外持出禁止 中温期・耐病性品種!根腐れ病菌レース1に強い! ■特性 ・サリナス系とマック系の交配系統群から中温期から高温期の結球性・耐病性を目的とした選抜番号21。 ・生育は早生種に属する。 ・草勢はおとなしく、外葉はコンパクト。 ・葉色は濃緑色で葉肉が厚く、欠刻は少ない。 ・球形はへん平球で玉揃いが良い。 ・軟腐病・根腐れ病(レース1)に強い。 ■栽培の要点 ・早生品種のため、適期収穫に努める。 ・極端な高温期栽培を避ける。

アレス(アレスヘッドグラス)

アレス(アレスヘッドグラス)

ツルタのタネ株式会社

農水省品種登録番号 第30630号海外持出禁止 中温~高温期用耐病性早生種!大玉・根腐れ病菌(レース1・レース2)に強い!! ■特性 ・マックソイル系×サリナス系の交配系統TKCS909群から中温~高温期の肥大性・結球性・耐病性(根腐れ病・斑点細菌病)を育種目標とした選抜番号24。 ・生育は早生種に属し、結球性が安定している。 ・草勢は旺盛で、外葉は大きく、肥大性がある。 ・葉色は鮮緑色で葉肉が柔らかく、欠刻は細かい。 ・球形は豊円球でボリューム感がある。 ・秋冷期では斑点細菌病に比較的強く、肥大性があり大玉になる。 ■栽培の要点 ・変形球や病害の原因となるため、高温期の肥培管理に注意する。 ・根腐れ病レース1・レース2に強いが、無理な連作を避け耕種的防除を行う。

インターセプト

インターセプト

株式会社サカタのタネ

結球性と肥大性が優れる、根腐病レース2に耐病性がある晩抽性レタス ■特性 1. 結球性が優れるサリナス系の早生品種。 2. 根腐病レース2に耐病性があり晩抽性がある。 3. 球色はテリがあり、大玉の偏円球。変形球が少なく、切り口は小さく、尻部の形状が安定しやすい。 4. 外葉が玉を包み込むような草姿なので、日焼けが少ない。肉厚でかぶりが深く、偏円形で箱詰めが容易である。 5. チップバーンや乳管破裂が少ない。 6. 適応作型が広く、晩抽品種の中では低温肥大性がある。 ■適応性 高冷地 5月中旬~7月下旬まき→7月上中旬~9月中下旬どり 冷涼地 5月中旬~6月上旬まき →7月上中旬~7月下旬どり、7月中旬~8月上旬まき→9月条中旬~9月下旬どり 温暖地・暖地 2月上旬~2月下旬まき→5月上中旬~5月中旬どり、8月中下旬~9月上旬まき→10月中旬~11月中旬どり 極端な早まきや遅まきは、玉のとがりや肥大不足、また抽苔を招くおそれがあります。品種本来の特性をよりよく発揮させるためにも、作型図をご確認のうえ、播種期にご注意ください。 ■播種と育苗 レタスの最適発芽温度は18~20℃で、15~25℃の範囲であれば十分な発芽率が得られるといわれています。「インターセプト」は晩抽性品種で、播種期が高温期になる場合があります。播種後高温に遭遇すると種子が強制休眠に入り、発芽がそろわない恐れがあるので高温時の育苗には十分注意してください。 いかにしっかりとした苗を育てるかが、定植後の活着のスムーズさを含め、その後の生育に大きく影響を与えます。地上部ばかりが大きくなるような苗ではなく、根部と地上部のバランスがしっかりとれた苗をつくるように心がけることが重要です。また定植時期の高温干ばつは活着不良を招くことがあります。定植前にしっかり灌水してからマルチングをするなど、定植床に十分水分をもたせた状態の定植が、その後の活着を促進します。さらに、定植の時間帯や定植後の灌水にも注意してください。 ■施肥と管理 吸肥力が強い品種のため、その適性をよりよく発揮するためにも少肥品種(エンパイヤ系)に近い施肥設計が適します。定植から結球期までしっかり根を張らせ、外葉のスムーズな生育を促しましょう。また生育期間中に極端な干ばつや過湿条件にならないよう、適宜灌水や畝上げによる排水対策、定植前の準備として、完熟堆肥などを利用した土作りによる土の緩衝能力を高めておくことが、生理障害の防止や秀品率の向上につながります。 ■病害虫防除 レタス根腐病に対しては耐病性を持ちますが、まったく発病しないということではなく、菌密度の高い圃場などでは発病する恐れがあります。こういった圃場では、土壌消毒や薬剤処理、その後の土作りを含め、総合的な対策をとる必要があります。また病害虫全般に関しては、早めの防除が重要で、状況に応じて適宜農薬を使用するようにしてください。 ■収穫 玉が締まりすぎて老化すると食味が低下する恐れがあります。適期での収穫を心がけて、新鮮なレタスを消費者の皆様にお届けしましょう。

ウインダ(ウインダヘッドグラス)

ウインダ(ウインダヘッドグラス)

ツルタのタネ株式会社

強耐病性(根腐れレース2・ベト病) 農水省品種登録番号第31235号海外持出禁止 中低温期用早生種強耐病性(根腐れ病レース2・ベト病) ・サリナス系×マックソイル系の交配交雑群933から低~中温期の結球性・耐病性を目的とした系統番号24。 ・生育は早生種に属し、歯先枯れ等生理障害が出にくい。 ・草勢はおとなしく、外葉はコンパクト。 ・葉色は濃緑色で葉肉は厚く、欠刻はなめらか。 ・球形は扁平球で形状が安定している。 ・根腐れ病レース2に耐病性があり、ベト病に比較的かかりにくい。 ■栽培の要点 ・定植期の極端な干ばつは、結球不良になりやすいので注意する。 ・ベト病に比較的かかりにくいが、耕種的な対策を行う。 ・早生品種のためとり遅れに注意する。

ウォーム(ウォームグリーングラス)

ウォーム(ウォームグリーングラス)

ツルタのタネ株式会社

農水省品種登録番号第19980号海外持出禁止 極早生・耐病性・超大株リーフ栽培適期が幅広い・葉数42枚以上! 根腐れ病菌レース1・抵抗性3 根腐れ病菌レース2・抵抗性3 ■特性 ・グランドラビット系×ワールドマンズグリーン系の交配交雑群から晩抽性・肥大性の系統選抜種。 ・生育は極早生。 ・草勢は旺盛で、葉数が多い(適期で42枚)。 ・葉色は極濃緑色で、葉肉がたいへん厚く凹凸がある。 ・環境適応性に優れ栽培期間が長い。 ・生理障害に強く、チップバーンの発生が少ない。 ・晩抽性で高温期栽培が可能。 ・根腐れ病(レース2)に強い。 ■栽培の要点 ・極高温期の栽培は避ける。(極高温期にはホットグリーングラスが最適) ・極早生品種のため、適期収穫に努める。 ・極端な早播き・遅播きは避ける。

1〜20品種 / 全104品種中

レタスの関連タグ

ミノリス日誌バナー(紺)