品種詳細

春どり・夏どり・秋どりと適応幅が広く、おいしい春キャベツ! ■特長 ・玉は甲高でツヤのある鮮緑色。ジューシーでやわらかく、食味のよい春キャベツ。 ・生育旺盛で、抽苔や小玉となる心配が少なく栽培容易。 ・土壌・作型適応性が広く、冷涼地の夏秋どりのほか、中間・暖地の春〜初夏どり、秋どりができる。 ■栽培の要点 ・いずれの作型においても健苗育成に努める。 ・高温期の栽培では乾燥を避け、適湿を保つ。 ・肉質がやわらかいため、完熟後の腐敗を避けるためにチッソの多用を避け、適期収穫に努める。 ・夏まきでは施肥量を控えめとする。
北ひかり

果実・収量特性

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メーカー情報

タキイ種苗株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

味春

味春

タキイ種苗株式会社

共通 春系

春一番の早どりでも肥大がよく、裂球が遅い春キャベツ! ■特長 ・生育旺盛で、抽苔や小玉となる心配が少ない秋まきの極早生種。 ・玉は肥大力にすぐれ、甲高で鮮緑色。ジューシーでやわらかく、食味のよい春キャベツ。 ・春キャベツとしては裂球が比較的遅いので、収穫期に幅がある。 ■栽培の要点 ・秋まき栽培では播種期を守り、年内の生育をあまり進めないようにして、春先から肥効を高めて一気に玉を仕上げる。 ・秋まきでは、越年時の苗齢は落葉を含めて11枚程度とする。 ・施肥は、秋まき栽培では追肥で速やかな結球を図るが、春作では元肥主体で初期から生育を旺盛に促す。

春ひかり七号

春ひかり七号

タキイ種苗株式会社

共通 春系

春一番の早どりに適するジューシーでやわらかい春キャベツ! ■特長 ・早熟性にすぐれ、秋まきで春の早どりができる極早生種。 ・玉は甲高で鮮緑色。ジューシーでやわらかく、食味のよい春キャベツ。 ・畑作・水田裏作いずれにも適し、土壌適応性が広く栽培しやすい。 ■栽培の要点 ・抽苔を避けるため、極端な早まきはせず播種適期を守る。 ・越年時の苗齢は落葉を含め本葉10〜11枚程度が適当。 ・追肥主体で3月に肥効を旺盛に上げて株を作り、一気に玉を仕上げる。

湖水

湖水

タキイ種苗株式会社

共通 春系

作りやすく、食味・食感にすぐれるおいしい良質系! ■特長 ・萎黄病に耐病性で、食味・食感にすぐれる冬〜早春どりの良質系。 ・玉はつやがあり濃緑色。形状は甲高でしまりがよく、肥大性にすぐれる。 ・肉質はやわらかくて甘みに富み、品質・食味良好。 ・低温結球性にすぐれ、播種期幅が広い。また、耐寒性にもすぐれ、収穫期の幅も広く多収。 ■栽培の要点 ・本種は大株に育つので多肥・粗植を避ける。 ・施肥は追肥主体とし、生育後期まで肥効を持続させる。 ・春系同様に、菌核病に対しては発病前から予防する。

春波

春波

タキイ種苗株式会社

共通 春系

甲高扁円で肥大が安定! 栽培容易でおいしい春キャベツ! ■特長 ・晩抽性と低温肥大性にすぐれ、栽培容易な秋まきの極早生種。 ・生育旺盛で玉がよく肥大し、尖り玉や小玉になりにくく形状が安定する。 ・玉は甲高扁円、鮮緑色でアントシアンの着色が少ない。 ・肉質はやわらかくジューシーで、品質は良好。 ・萎黄病に耐病性。 ■栽培の要点 ・秋まき栽培では、抽苔を避けるため極端な早まきを避け播種適期を守る。 ・元肥はやや控えめとし、結球期の肥効を促す追肥主体の施肥が適する。

かおるだま

かおるだま

株式会社サカタのタネ

共通 春系

形状安定性、在圃性が優れる春から初夏どり中早生キャベツ ■特性 ● 萎黄病抵抗性で、3季まきが可能であるが、特に一般地、暖地の秋まき春どりおよび春まき初夏どりに適する。 ● 春どりおよび初夏どりで特に問題となるとがりが少なく、甲高の偏円球で形状が安定する。 ● 草勢はやや強く、肥大性が優れ、水田裏作などの重い土壌でも安心して栽培できる。 ● 裂球や腐れが少なく在圃性が優れ、秋まきできる品種としては非常に収量が上がる。 ■適応性 春に抽だいしにくくしっかりと結球し、とがりや形状の乱れが少ないので秋まきに適します。また、年内に定植すると特に能力を発揮します。越冬時の低温・乾燥に耐えるように、スムーズに活着させてがっちりした株をつくるのがコツです。抽だいを起こす場合があるので、トンネル被覆などで厳寒期の生育を早めることは避けます。 草勢がやや強く旺盛に成育し、土質を選ばず安定した肥大性を発揮します。水田裏作などの重い土壌でも安心です。 ■肥培管理 土質や気候によって異なりますが、10aあたり成分量(元肥+追肥)で窒素20~30kg、リン酸10 ~25kg、カリ20~30kgが目安です。秋まき春どり栽培では、追肥は2回に分け、1回目は活着後の生育を促すため年内に施し、2回目は厳寒期が終わり結球し始める直前に施します。 ■播種 地域に適した播種期を守ってください。不抽だい性の安定した品種ですが、播種が早すぎると芯伸びを起こし、軟結球となる場合があります。4月どりを目指す春キャベツや中早生キャベツと同時期に播種することをおすすめします。これらの収穫を終えたあとに「かおるだま」を収穫でき、収穫作業の分散化や出荷数量の安定が見込めます。 ■定植および定植後の管理 秋まき春どり栽培では、苗を本圃にしっかりと活着させた状態で越冬することがポイントです。そのために、植え遅れや苗の老化を避け、なるべく11月中に定植を終えるようにします。また、必要に応じて灌水・中耕を行い、スムーズな活着を促します ■病害虫防除 秋まき春どり栽培では、温度上昇に伴い菌核病が発生する場合があるので、薬剤散布による予防を徹底します。また、株の老化に伴い黒腐病が発生することがあるので、結球期に薬剤散布による防除を行うとよいでしょう。 ■収穫 結球初期からよくしまるので、青果用のLサイズでしっかりと重さの乗った球を収穫できます。また、畑に置いて2L以上の大玉サイズを収穫することも可能です。しかし、畑に置きすぎると球表面が裂皮して品質が低下しますので、その前に収穫を終えるようにします。

金瑛

金瑛

株式会社サカタのタネ

共通 春系

耐寒性・晩抽性が優れる、冬から早春どり春系キャベツ ■特性 ● 萎黄病抵抗性で、冬から早春どりに適した春系キャベツ。濃緑の腰高球で収量性が高い。 ● 耐寒性が強く、厳寒期でも腐敗が少ない。 ● 形質として芯が短く、また晩抽性も優れており、芯伸びが極めて遅い。 ● 玉の肥大がゆっくりで、L玉出荷できる期間が長く裂球も遅い。 ● 尻部の形状がスムーズなため、収穫作業がしやすい。 ■適応性 耐寒性が優れ、厳寒期の収穫となる、一般地・暖地の年明け~早春どりに最適です。3月収穫は球内抽だいにより特に品質が低下しやすい時期ですが、本品種は極めて優れた晩抽性があるため、この時期の収穫に適します。また、幅広い土壌適応性があり、黒ボク土などの軽い土壌でもしっかりと詰まって重量感のある球となるほか、水田裏作などの重い土壌でも、しっかりと肥大しL玉を収穫できます。 ■肥培管理 土質や気候によって異なりますが、10aあたり成分量(元肥+追肥)で窒素20~30kg、リン酸10~25kg、カリ20~30kgが目安です。多肥栽培をすると、腐敗の原因となる場合もありますので注意してください。栽培期間の長い作型になるので、生育後半に肥切れしないように、液肥による葉面散布を併用するのもよいでしょう。 ■播種 地域に適した播種期を守りましょう。抽だいの遅い品種ですが、播種が遅れると結球が不十分となり、球内抽だいを起こす場合があります。一般地では8月下旬、暖地でも9月上旬までに播種して下さい。 ■育苗・育苗管理 播種が高温期のため、なるべく涼しい時間帯(朝か夕方)に播種・灌水を行い、子葉が展開するまでの期間は、日中にネットや新聞紙で遮光して温度が上がりすぎないようにすると、発芽のそろいがよくなります。 本葉が展開してからは水をやりすぎないようにして、苗床の風通しをよくし、ガッチリした苗を育てるように心がけてください。徒長苗は立ち枯れの原因となるので注意しましょう。 ■定植および定植後の管理 条間60cm×株間30cm(約5,500本/10a)程度を標準とします。一般地では9月いっぱい、暖地では10月10日までに定植すること、およびスムーズに根を活着させ、生育が遅れないようにすることが重要です。特に3月収穫を狙う場合、定植・生育があまりにも遅れると結球する前に抽だいしてしまい、本来の特性を発揮できないおそれがあるので注意しましょう。 ■病害虫防除 生育初期には、黒腐病の対策を心がけましょう。特に台風や大雨、大風の直後には茎葉にできた傷口から病原菌が侵入し、畑全面に発病することがあります。まん延後に薬剤を散布してもなかなか止まらないので、予防に努めることが重要です。 冬~早春どりでは、菌核病の発生が問題となります。結球途中から結球直前に発生することが多いですが、発生に気づいてからの防除は困難です。結球初期から定期的に薬剤散布を行い、しっかりと予防することが重要です。 ■収穫 従来の春系品種よりも晩生で、しまりながらゆっくりと肥大します。したがって、従来の感覚で収穫に入ると若どりとなり、肥大が十分でないため、注意が必要です。裂球が遅い上に寒さによる腐れや色あせが少なく、在圃期間が長いので、収穫を急がなくても良質の春系キャベツを収穫することができます。市場の価格変動を見ながら出荷時期を遅らせることができることが、最大のメリットです。特に、3月後半は全国的に春系キャベツが少なくなりがちな時期なので、3月上旬に玉を仕上げておき、優れた在圃性を生かして、市場動向を見ながら高価格での出荷を狙いましょう。