品種詳細

高温乾燥に強く、耐病性にも優れる ●一般暖地では、定植後70日くらいで収穫できる。 ●黒腐病、立枯病に抵抗性。 ●高温乾燥下で母体選抜をくりかえして育成のため、夏の栽培、特に高温乾燥下で威力を発揮する。 ●球葉濃緑で葉うすく、みずみずしく生食用として好評である。
宝甘藍

栽培環境・条件

病害耐性

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メーカー情報

宝種苗株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

夏ごろも甘藍

夏ごろも甘藍

株式会社カイヤ採種場

共通 黒腐病耐性 耐暑性

病気に強く、鮮緑扁円で、品質が大変良い 全日本野菜品種審査会1等特別賞受賞! ■特性 ・耐暑・耐病性が高い春~夏まき早生種。萎黄病には完全抵抗性で、黒腐れ病への耐病性は比較的高いです。また、浮き玉のため尻腐れは少ないです。 ・外葉は収穫期にやや開張気味となりますが、玉のサイズの割には小さいので密植可能です。 ・結球は最初に小さく形を作り、後半は肥大するタイプで、L玉中心の良く揃った玉を収穫できます。 ・玉はやや艶のある鮮緑色をしており、固く結球し、食味も極めて良い扁円美球となります。 ■栽培上の注意 ・降雨が適度にある気象下で肥沃な圃場での栽培では、やや外葉が大ぶりとなるので元肥は控えめとする(特に高冷地栽培)。 ・逆に、生育初期が乾燥する地域、作型においては、外葉の伸びを促進させるために、元肥中心の栽培とする(特に平坦地栽培)。 ・裂球は極端に遅い品種ではないので、追肥の多すぎ、遅すぎには注意する。 ・サワー型に近い品種ですが、高温乾燥下ではブルームの発生が見られ、硬いイメージとなります。

味豊2号

味豊2号

有限会社フジミ・オフィス

共通 耐暑性 黒腐病耐性

高温期の肥大、結球力抜群 特性 1)高冷地の春蒔き夏~夏秋穫り、平暖地の早春~春蒔き晩春~初夏穫り、初夏~夏蒔き初秋~秋穫り栽培に適する 2)萎黄病、黒腐病に強く栽培容易 3)高温期の肥大、結球性に優れ、在圃性も良い 4)高温期の肥大、結球性に優れ、在圃性も良い。味は最高で甘い 5)定植後60日~65日で収穫できる早生種 栽培の要点 ●耐暑性は強いが高温期栽培では適度の潅水を行う ●6月蒔きは結球期が高温となるので病害虫の駆除を必ず行う ●葉質が柔らかいので適期収穫に努める ●窒素過多、過度の潅水、高温期の乾燥に注意する

甘緑

甘緑

有限会社フジミ・オフィス

共通 耐暑性 黒腐病耐性

高冷地の春蒔き、平暖地の春蒔き及び夏蒔きに最適 特性 1)萎黄病、黒腐病に強く栽培容易である 2)外葉は丸葉で濃緑、やや立性となる 3)定植後70日くらいで収穫できる中早生種 4)球重1.5㎏の甲高扁円で良く揃い、球色濃緑美色で市場性も抜群である 5)収穫期の幅広く、耐暑性強く、在圃しても裂球遅く、長期収穫も可能 である

藍天

藍天

株式会社サカタのタネ

共通 耐暑性 黒腐病耐性

高温期に強い、おいしいキャベツ ■特性 ● 「新藍」より約10日早い中早生から中生品種(定植後60〜65日)。 ● 石灰欠乏症などの生理障害に強く、高温期に栽培しやすい。萎黄病抵抗性、黒腐病耐病性。 ● 「新藍」と同様に甘みがあり食味がよい。肉質はしっかりしていて、歯切れよく、食感は滑らかでゴワゴワ感が少ない。 ● 歩留まりよく、加工・業務用に適する。高温期でも腐れや裂球が遅いため、大玉での収穫が可能。玉ぞろいがよく、一斉収穫に適する。 ● 暑さに強いので、高冷地の夏どり、一般地・暖地の初秋どりに適する。低温期には結球が緩くなる。 ■適応性 暑さに強いので、高冷地・冷涼地の夏どり、一般地・暖地の初夏どりに最適です。結球が緩くなるため、低温期には適しません。 ■肥培管理 「新藍」と同様に、定植後の活着から外葉形成までをスムーズに進行させるのがポイントです。土質や気候によって異なりますが、全成分量で10a当たり、窒素20~30kg、リン酸10~25kg、カリ20~30kgを標準とします。元肥をしっかりと効かせて、早い時期から大きさのそろった外葉を作ることにより、収穫時の玉ぞろいが格段によくなります。逆に生育初期の不ぞろいは生育後期まで影響しますので注意します。また生育状況を見ながら適時追肥(1~2回)を行います。特に定植後に雨が続いて元肥が流亡してしまった場合は、追肥のタイミングを少し早め、後半の追肥の回数(もしくは量)を増やして調節します。 ■播種 品種に適した播種期を守ることが大切です。「新藍」を無理に長期間播種しないで、高温期栽培では「藍天」を、低温期栽培では「冬藍」を播種します。 一般地・暖地の夏まきでは、高温期に播種をするため、なるべく涼しい時間帯(朝か夕方)に播種・灌水を行い、子葉が展開するまでの期間は、日中にネットや新聞紙で遮光して温度が上がりすぎないようにすると、発芽のそろいがよくなります。 ■育苗・育苗管理 本葉が展開してからは水をやり過ぎないようにして、苗床の風通しをよくし、しっかりとした苗を育てるように心がけます。徒長苗は立ち枯れの原因となるので注意します。 ■定植および定植後の管理 畑では無理な密植はさけ、条間60㎝、株間35㎝(5,200株/10a)程度で定植します。加工・業務用として2~3kgの大玉で収穫する場合は、条間65㎝、株間40㎝(4,200株/10a)程度に広げて、しっかりと大きな外葉を作ることにより肥大がよくなります。老化苗での定植は活着遅れの原因となりますので、苗がトレーから抜けるようになったら、根の先端が白いうちに(茶色くなる前に)定植し、定植後3~4日は畑が極端に乾かないように注意します。 ■病害虫防除 多湿条件でべと病が発生することがあるので、圃場の排水をよくし、結球前には殺菌剤を散布して、しっかりと予防します。「新藍」は根こぶ病耐病性がありますが、「藍天」にはありません。根こぶ病が問題となる地域では活着促進資材の使用をおすすめします。 フェロモン剤などを使用して害虫の数を減らすことも効果的です。 ■収穫 玉の形ができた後に内側から外枠を満たすように肥大充実が進行します。そのため、結球初期では玉の形ができていても内部が十分にしまっていないことがあります。玉の内部がしっかりと締まっていることを確認してから収穫をしてください。無理な遅どりは輸送中の裂球や品質低下の原因となります。

しずはま1号

しずはま1号

有限会社石井育種場

共通 黒腐病耐性 耐暑性

黒腐病、萎黄病に強い上質種 冷涼地・高冷地・中間地・暖地 YR/70日 ■特性 1. 高温肥大性の優れた葉深系に春系を一部組み入れた初夏~夏まき用の秋どり種。春まきもできる。 2. 萎黄病抵抗性をもち、黒腐病にも強く、耐暑性もあって育苗、栽培は容易。 3. 肥大性、耐圃性に優れ収量が多い。家庭菜園用にも好適。 4. 甲高扁円球で球揃いよく、定植後60~65日で1.2~1.3kg、70日余りで1.5kgに肥大する。 5. 葉色は明るい緑色、葉の波打ちは少ないが、葉質は柔らかく、食味が大変よい上質種。 ■栽培の要点・注意 1. 低温結球性、耐寒性は劣るので夏まきは播種、定植が遅れないように注意する。 2. 元肥が多いと大玉になり易いので、同タイプの品種より窒素分は控える。 3. 窒素過多、高温乾燥の場合、石灰欠乏症が出ることがあるので施肥、乾燥防止に留意する。

ふうりん

ふうりん

株式会社サカタのタネ

共通 黒腐病耐性 耐暑性

そろいがよく、耐倒伏性に優れる、黒腐病耐病性の中生キャベツ ■特性 1. 耐暑性に優れる中生・平玉品種(定植後約75日)。 2. 草姿はコンパクトで外葉は濃緑、生育の後半まで健全な状態がを維持しやすい。 3. 玉ぞろいが非常によく、倒伏(ころび)の発生が少ないため、収穫作業性に優れる。 4. 球色は鮮やかな濃緑色で、青果品質に優れる。偏円球のほどよいサイズでそろい、箱詰めしやすい。 5. 萎黄病抵抗性、黒腐病およびバーティシリウム萎凋病に強い耐病性がある。 ■適応性 耐暑性に優れ、高冷地・冷涼地の8月中旬~10月中旬どり、一般地・暖地の10月下旬~11月どりに好適な品種です。一般地・暖地の10~11月どりは、黒腐病の発生が問題になりやすく、キャベツの栽培に大きな影響を与える作型です。しかし、本品種は黒腐病耐病性に優れるため、安定した収穫が見込めます。 春まきなど温度上昇期の作付けは、球形がボール状、小玉になりやすいため避けるようにしてください。 ■播種・育苗 作型図を確認の上、極端な早まきや遅まきを避け、地域に適した播種期を守ってください。一般地・暖地の7月まきは高温となるため、朝からや夕方などの涼しい時間帯に播種・灌水をします。発芽までの期間は、寒冷紗などの遮光で地温が上がり過ぎないように寒冷紗などの遮光をすることで、発芽ぞろいがよくなります。 発芽後は、灌水量を調節するとともに、苗床の風通しをよくすることが重要です。地上部と根地下部のバランスが取れた、がっちりとした苗を育てるよう心がけてください。高温多湿・日照不足は、徒長の原因となります。徒長苗は、立ち枯れの原因となるため注意します。により、苗が徒長すると立ち枯れの原因にもなるため注意します。 ■定植・管理 条間60cm×株間30cm(約5500本/10a)程度を標準とします。本品種は、外葉がコンパクトですが、過度な密植は株張りが不良になります。小玉にならないよう、適切な株間で定植してください。結球期までにしっかりと外葉を張らせることが大玉収穫のポイントです。定植後に根をスムーズに活着させ、適宜、中耕・追肥を行うなどして初期生育を促しましょう。 ■病害防除 黒腐病に対して耐病性がある品種ですが、台風や大雨の後は風雨でできた傷口から病原菌が侵入しやすくなります。薬剤散布による予防を行います。耕種的な対策と品種が持つ耐病性の両面から黒腐病を防ぎましょう。 収穫期は高温多湿になりやすいため、株腐れ病には注意が必要です。結球後に発病することが多い病害ですが、発生に気付いてからの防除では手遅れとなってしまいます。特に生育中盤から収穫期にかけて定期的に薬剤散布します。 ■収穫 とても玉ぞろいのよい品種なので、収穫遅れにならないよう計画的に作付けします。温度の高い時期の収穫は生育が進みやすく、過熟による病害発生のリスクも高くなります。適期収穫を心がけましょう。