果実・収量特性

葉折れに強いの葉ネギ品種一覧 全33種類

葉折れに強いとは 葉ネギにとって「葉折れに強い」とは、風雨や栽培管理作業(灌水・調製・収穫後の取り扱い)によって葉が折れたり倒伏したりしにくい性質を指します。具体的には、株の姿勢が直立気味(立性)であること、葉肉(葉の断面の肉質部分)が厚く

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葉折れに強いについて

葉ネギにとって「葉折れに強い」とは、風雨や栽培管理作業(灌水・調製・収穫後の取り扱い)によって葉が折れたり倒伏したりしにくい性質を指します。具体的には、株の姿勢が直立気味(立性)であること、葉肉(葉の断面の肉質部分)が厚くしっかりしていること、茎部の強度が高いことが、この特性の裏付けとなります。

ここで整理しておきたいのは、「葉折れ」と「倒伏」は似て非なる現象であるという点です。葉折れは、個々の葉が途中から折れ曲がる現象を指します。一方、倒伏は株全体が根元や茎の基部から傾いて倒れる現象です。どちらも商品価値を損なう事態ですが、葉折れは葉肉の厚さや葉組織の強さが関係し、倒伏は株元の強度や草丈と茎径のバランスに左右されます。「葉折れに強い葉ネギ」と表現される品種は、主に前者(葉単体の折れにくさ)に優れた品種を指すことが多いですが、立性で茎がしっかりしている品種は倒伏にも比較的強い傾向があります。

農業品種カタログでは「葉折れ少なく、極立性」「葉折れや倒伏することがない」「葉肉厚く葉折れ少ない」等の記述でこの特性が表現されています。市場性・歩留まりに直結する重要形質として、葉ネギ産地では品種選びの際に重視されることが多い特性です。

葉折れに強い葉ネギの魅力

まず押さえておきたいのが、葉折れは見た目の問題にとどまらず、歩留まりと直接結びついているという点です。折れた葉は調製(出荷前の整え作業)の段階で除去しなければならず、可食部でありながら廃棄せざるを得ない部位が増えます。葉折れが多い品種では、この廃棄ロスが積み重なり、面積当たりの出荷量の低下につながります。葉折れに強い品種はこのロスを抑えられるため、単純な収量差以上に出荷効率を高める効果があります。

調製・束ね作業のしやすさも大きなメリットです。立性でまっすぐに伸びた葉は揃えやすく、規格通りの束をつくる際の手間が少なくて済みます。逆に葉折れが多い品種では、折れた葉を引き抜いたり方向をそろえたりする作業に余計な手間がかかります。省力化が求められる現場では、このわずかな差が積み重なって大きな労働時間の違いになります。

輸送・店頭での見栄えの維持も重要なポイントです。折れにくい葉は輸送中の振動や重さに耐えやすく、店頭に並んだ時点でも葉が立ったままの状態を保ちやすいとされています。青々と立った葉ネギは消費者の目を引き、鮮度の良さを視覚的に訴える効果があります。流通距離が長い産地ほど、この特性の重要性が増します。

消費者・市場ニーズ

業務用葉ネギの需要が拡大するなかで、葉折れに強い特性は出荷規格の安定に直結するとして評価が高まっています。カット野菜工場や外食チェーンへの納入では、規格外品の混入率や廃棄ロス率が納入条件に関わることがあります。葉折れが少ない品種は、原料として受け入れた際の歩留まりが高く、加工効率が上がるため、実需者から好まれる傾向があります。

小袋パックで流通する小ネギの場合、パック内での葉の折れや乱れは外観品質に直接影響します。スーパーマーケットの青果売場では、パックを通して葉の状態が見えるため、折れた葉が目立つと消費者の購買意欲が低下する要因になります。葉折れに強い品種は、パック出荷での商品品質を安定させやすい特性があります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、業務用の大口契約では品質クレームの発生頻度が取引継続の判断材料になることもあります。葉折れが原因で発生した外観不良クレームを防ぐためにも、葉折れに強い品種を基幹に据える産地が増えています。

栽培のポイント

品種が持つ「葉折れに強い」という特性は、栽培管理の方法次第で発揮度合いが大きく変わります。これ、実は業務用でもかなり重要なポイントです。品種の素質に加えて、適切な栽培管理の組み合わせが葉折れリスクの低減につながります。

密植下での管理は特に注意が必要です。株間が狭い密植栽培は収量確保の手法として有効ですが、株間が詰まりすぎると葉同士が干渉し合い、相互に折れる力が加わりやすくなります。葉折れに強い品種を使っていても、適正な栽植密度を守ることが葉の立性を維持する前提条件になります。

灌水は、タイミングと強度に注意が必要です。上からの灌水(スプリンクラー等)は、水の当たる力で葉が押し曲げられることがあります。特に草丈が伸びた株では、灌水時に葉先に水圧が集中するため、灌水の水圧を抑えるか、点滴灌水に切り替えるかを検討することも選択肢のひとつです。

施肥バランスも葉折れ耐性に影響します。窒素が過多になると、葉は急速に伸長しますが葉肉の充実が追いつかず、葉組織が柔らかくなって折れやすい状態になることがあります。カリウムは植物体の茎葉を充実させる働きがあるため、窒素とカリウムのバランスを意識した施肥が、葉折れに強い株をつくるうえで参考になります。

収穫後の取り扱いも、葉折れを最小限にするうえで重要です。収穫した葉ネギを積み重ねる際は、重さが葉に集中しないよう注意します。収穫コンテナや輸送箱への詰め方を工夫することで、折れのリスクを減らすことができます。

品種選びのコツ

「葉折れに強い」という特性は、品種カタログの記述から判断する場合、表現が多様なため読み取りに注意が必要です。「極立性」「葉折れ少ない」「葉肉厚い」「立性で調製しやすい」「倒伏少ない」等の複数の表現が類似した意味合いで使われています。カタログの文章全体から品種の立性傾向と葉肉の充実度合いを総合的に読み取ることが基本です。

合わせて確認しておきたいポイントを以下に整理します。

  • 立性の度合い:カタログで「極立性」と「立性」では程度が異なる場合があり、求める用途に合わせて確認する
  • 葉肉の厚さ:「葉肉厚い」は加工向けの原料品質にも影響するため、業務用途では重要な確認ポイント
  • 草丈と茎径のバランス:草丈が極端に長い品種は茎径に対して上部が重くなり、葉折れリスクが高まる場合がある
  • 葉色とのバランス:葉肉が厚い品種は葉色が濃くなる傾向があるが、薄葉で軽快な食感を求める市場では過剰に肉厚な品種は合わない場合もある
  • 作型との適合:夏どりでは高温による徒長で葉が柔らかくなりやすいため、夏どり適性と葉折れ耐性を両立した品種かどうかを確認する
  • 収穫規格(小ネギ・中ネギ)との整合:小ネギ規格では細い葉でも問題になりにくいが、中ネギ以上の規格では葉肉の充実が商品価値に直結する

意外と知られていないのですが、同じ品種でも夏と冬では葉折れの発生しやすさが大きく異なります。高温多湿の夏場は葉組織が柔らかくなりやすく、葉折れが起きやすいのに対し、冬の低温期は葉が締まって折れにくい傾向があります。品種の葉折れ耐性の評価がどの季節・条件下で行われたものかを意識して、試作段階では複数の季節・作型で特性を確認しておくことが望まれます。

市場動向とこれから

葉ネギ産地の機械化・省力化の流れは、葉折れに強い品種の重要性をさらに高めています。収穫機械を導入した産地では、機械が葉を掴んで引き抜く際に、葉折れが起きにくい品種の方が収穫損失が少なく、機械との相性が良いとされています。また、調製ラインの自動化においても、立性でまっすぐな葉は機械に通しやすく、作業効率が高まります。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。業務用比率の上昇にともない、安定した歩留まりを保証できる産地・品種への需要が高まっています。加工・外食向けの契約取引では、単なる量の供給だけでなく、品質の均一性と廃棄ロスの少なさが評価の基準になりつつあります。葉折れに強い品種を中心に作付けを組む産地は、こうした業務用需要に応えやすい体制をつくりやすいといえます。

輸送距離の長期化も、この特性に対する関心を後押ししています。産地から消費地まで長距離を輸送する場合、輸送中の振動や積み重ねによる葉折れは不可避なリスクです。葉折れ耐性が高い品種は、この輸送ダメージを軽減できるため、遠隔産地での生産品種として採用が進んでいます。流通の広域化が続くなかで、葉折れに強い特性は今後も継続的に重視される形質の一つといえます。

なお、「葉折れに強い」特性だけで品種を決めるのは適切ではありません。販売先の要求する葉質(葉肉の厚さ・葉色)、作型(夏どり・冬どり)、収穫規格(小ネギ・中ネギ)、耐病性(さび病・べと病等)と総合的に検討したうえで、葉折れ耐性が高いことを重要な要件のひとつとして位置づける判断が現実的です。

まとめ

葉折れに強い葉ネギとは、立性で葉肉が厚く茎が強い品種が持つ形質で、風雨や栽培管理・輸送時の葉の折れ・倒伏を最小限に抑えます。この特性は、歩留まりの改善・調製作業の省力化・輸送後の外観品質維持に直接つながるため、業務用出荷の多い産地を中心に品種選定の重要な基準として重視されています。

葉折れと倒伏は完全に同義ではない点、立性・葉肉厚・茎強度それぞれの要素が組み合わさることで特性が発揮される点を理解したうえで品種を評価することが大切です。また、高温期は葉組織が柔らかくなりやすいため、夏どり作型では特に葉折れ耐性の高い品種を選ぶ意義が増します。

栽培管理においては、適正な栽植密度の維持・灌水方法の工夫・窒素とカリウムのバランスを意識した施肥が、品種本来の葉折れ耐性を引き出すうえで重要です。品種の素質と栽培管理の両方を整えることで、歩留まりと市場性の高い葉ネギ生産につながります。

ミノリスの葉ネギ品種一覧では、葉折れに強い葉ネギをはじめ、夏どり葉ネギ・冬どり葉ネギ・周年栽培向き葉ネギ・小ネギ向き葉ネギ・一本ネギ系葉ネギ・水耕栽培向き葉ネギなど、作型や特性ごとにタグで絞り込んで品種を比較できます。また、葉ネギ九条ネギ露地栽培向きネギの各タグページも、関連する品種情報の確認にお役立てください。

33品種 掲載中
1413小葱

1413小葱

宝種苗株式会社

葉先枯れが少なく、揃いが良い! <特性> ●耐暑性に大変優れ、生育が早い ●草姿は立性で、草勢は旺盛、収量性が高い ●葉色は濃緑で葉折れが少ない ●葉太りしやすいので、厚めに播種して下さい ●露地栽培可能(タカラホワイト使用) <栽培適期> 播種 3月~10月末

MKS-N501

MKS-N501

ヴィルモランみかど株式会社

葉色が濃く、倒伏しにくい!夏どり葉ネギ! ■特徴 特性-1 は種期:4-7月 収穫期:6-9月 特性-2 葉色:濃緑 耐暑性:良 おすすめポイント 葉色濃く、倒伏しにくい夏どり葉ねぎ。 ■品種の特性 1. 耐暑性強く、初夏~秋まきで小ネギとして特性を発揮する。 2. 周年栽培用小ネギ品種としても使用可能。 3. 草姿は立性で、倒伏しにくく栽培し易い。 4. 葉色が極めて濃く、葉鞘部の白さと青さのコントラストが美しい。 5. 小ネギから中ネギ(中太ネギ)まで幅広く使用可能。 6. 刻んだ際の香りが良い。 ■栽培のポイント 1. 窒素肥料の過剰施用は、葉を柔らかくし易く葉折れの原因となるので注意する。 2. 葉の伸長は中位でやや細身である。風の強いところでは、強風対策を施す。 3. 葉先枯れを防ぐために、土耕栽培では過度の水切りを行わない。 4. 小ネギとして栽培する場合、3~4L/10aの種子を使用し、季節に応じては種量を調節する。 5. 冬春どりの小ネギとして使用する際は、葉身の太さを抑えるため、4L/10aのは種量とする。 6. 分けつ性ではないため、中ネギ(中太ネギ)として使用する場合は、128穴のプラグトレーに10 ~ 15粒をは種し、育苗した後に本ぽに定植する。

TSX-505

TSX-505

トキタ種苗株式会社

葉折れ少なく、極立性、極早生(周年栽培) ■特性 生育旺盛で耐暑性に優れ、幅広い作型で栽培可能な、小ネギ専用F1品種。葉は極濃緑色、草姿は立性で、葉折れが極少なく作業性に優れる。分けつ性はほとんど無く、高温乾燥条件下でも葉鞘基部が肥大しないので荷姿が美しく秀品率が高い。 ■栽培上の注意 ハウス等の施設内ならば、オールシーズン播種可能。水耕栽培でも品種力を発揮する。均一な生育が大切なので、生育期の潅水に気を配る。冬春どりはハウス、トンネル等を用い、やや多肥気味の保温栽培を心がけると良い。 ■播き時期 9月〜2月播き・12〜5月どりの作型が特に好成績。

かみなり葱

かみなり葱

中原採種場株式会社

極立性で濃緑、伸長力抜群の小ネギ専用夏ねぎ!! ■特性 ・耐暑性にすぐれ、病気に強く作りやすい夏まき専用種。 ・葉は細く極立性でよく揃い、伸長力は強く、葉先は折れにくく倒伏はない。 ・葉身部は濃緑色で、葉先のそりはなく、葉身分岐部のしまりはよく、葉鞘は白くツヤがあり、分ケツは特性上多少発生する。 ・高温乾燥期の葉先枯れ、基部のふくらみがなく、出荷調整が容易。 ・4〜8月まきの夏期の小ネギ栽培に最適する ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。

さんさん葱

さんさん葱

中原採種場株式会社

極立性で作業性抜群、濃緑の夏まき専用種!! ■特性 ・耐暑性にすぐれ、病気に強く作りやすい夏まき専用種。 ・葉は極立性でよく揃い、草勢はやや強く、葉先は折れにくく倒伏はない。 ・葉身部は濃緑色で、葉先のそりはなく、岐部のしまりはよく、葉鞘は白くツヤがあり、分けつはしない。 ・高温乾燥期の葉先枯れ、基部のふくらみが少なく、出荷調整が容易。 ・4〜8月まきの夏期の小〜中ネギ栽培に最適する。 ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。

スーパー京香

スーパー京香

丸種株式会社

周年出荷に最適なF1葉ネギ 1. 草姿は立性、葉肉厚く濃緑で色つやがよく葉先の枯れ、葉折れの少ないF1葉ネギです。 2. 根部はラッキョ根にならず葉肉厚く、収穫調整が容易で日持ちが特によい品種です。 3. 耐暑・耐寒性に優れ周年栽培が可能で、小葱から中葱出荷に最適です。

ストレート

ストレート

八江農芸株式会社

耐暑性に優れ、収量性のある夏場用品種の決定版 ■特長 ・ 夏場専用のF1品種です。 ・ 草姿は極立性で、葉色は濃緑色を呈し収量性があります。 ・ 高温期や多湿期における葉先枯れ、徒長がほとんど見られず、秀品率の高い品種です。 ・ 揃いは抜群で、葉先の反りはなく葉折れやなびきが見られず、出荷調整のしやすい品種です。

ふくいち葱

ふくいち葱

中原採種場株式会社

極濃緑色で多収、作業性抜群のオールシーズンタイプ!! ■特性 ・耐暑・耐寒性に優れ、周年栽培に適したボリュームある小~中葱専用の多収種。 ・生育(土耕・水耕)は、初期より旺盛で葉先枯れや葉折れは少なく作り易い。 ・葉肉は厚く極濃緑色、極立性で皮むき調整作業が容易。 ・病害にかなり強く、高温期での栽培では色落ちせず、低温期の伸長性は高い。 ・荷姿・収量・作業性ともに抜群で、日持ち・食味・香りともに優れる。

ブラックキング葱

ブラックキング葱

中原採種場株式会社

極立性で濃黒緑色、収量性の高い夏どり専用種!! ■特性 ・夏場(3〜8月まき)に特性を発揮できる小〜中ネギ。 ・耐暑性に優れ、高温乾燥期の葉先枯れ、基部の膨らみが少ない。 ・葉は肉厚の濃黒緑色、ガッチリとした極立性でよく揃い、倒伏には強い。 ・葉柄部から基部にかけての締まりは良く、収量性が高い。 ・葉は折れにくく収穫・出荷調整時の作業が容易である。 ・荷姿・収量に優れ、食味香りともに市場での評価は上々。

ブラックサマー葱

ブラックサマー葱

中原採種場株式会社

4〜8月まき、極立性で濃黒緑色、耐暑性抜群の風味豊かな葉ねぎ!! ■特性 ・夏場(4〜8月まき)に特性を発揮できる小〜中ネギ。 ・耐暑性に優れ、高温乾燥期の葉先枯れ、基部の膨らみが少ない。 ・葉は濃黒緑色、ガッチリとした極立性でよく揃い、倒伏には強い。 ・葉柄部から基部にかけての締まりは良く、収量性が高い。 ・葉は折れにくく収穫・出荷調整時の作業が容易である。 ・荷姿・収量に優れ、食味・香りともに市場での評価は上々。

ブラックスター葱

ブラックスター葱

中原採種場株式会社

極立性で濃黒緑色、伸長力抜群の夏どり専用種!! ■特性 ・耐暑性にすぐれ、病気に強く作りやすい夏どり専用種。 ・葉はやや細目の極立性でよく揃い、伸長力は強く、葉先は折れにくく倒伏はない。 ・葉身部は濃黒緑色で、葉先のそりは少なく、葉身分岐部のしまりはよく、葉鞘は白くツヤがある。 ・高温乾燥期の葉先枯れ、基部のふくらみもなく、出荷調整が容易。 ・3〜8月まきの高温期の小ネギ栽培に最適する。 ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。

わかさま黒

わかさま黒

株式会社武蔵野種苗園

品質抜群、調製しやすい周年栽培用の小ネギ 特性 ●葉鞘部、葉身部のグリーンが濃く、葉折れ、葉先枯れ少なく、輸送性、店持ちが良いので、市場性が極めて高い。 ●根尻は、ラッキョウ根にならず葉肉が厚く一本重が重いので、出荷調製がし易い。 ●耐暑、耐寒性が強く、ブルームの発生が極めて少なく、栽培し易く、周年栽培が可能な品種。 栽培のポイント ●周年栽培・周年出荷するためには、厳寒期や雨の多い時期の栽培、または春・秋の病害虫の発生する時期は品質低下が問題になるので、安定生産のためにもビニールハウスや鉄骨ハウスなどの施設栽培が不可欠である。

万来葱

万来葱

株式会社タカヤマシード

■特性 1.本種は九条葱系の改良種であり生育、分けつ力が極めて旺盛な品種である。 2.葉鞘部は太く、葉身部の折れが少なく、葉色は濃緑で葉鞘部は純白かつ柔軟であり、品質が秀れている。 3.耐暑、耐寒性に秀れ、低温時にも生長を続け、収量も極めて多い。 4.小葱用としては周年栽培ができる。 ■ポイント 1.秋蒔きの場合、播種が遅れると寒害、乾燥害を受けやすいので注意する。 又、早過ぎると翌春抽苔が多くなり生育、分けつが妨げられるので注意する。 2.春蒔きの場合、播種が遅れると高温害を受けやすくなり生育が劣る。

博多くろねぎ(夏用)

博多くろねぎ(夏用)

中原採種場株式会社

小ねぎの周年栽培にピッタリ!! ■特性 ・風による葉折れや倒伏がほとんどなく、作業性のよい系統を厳選採種したもので、小葱品種のうちの一本系で分けつはしない。 ・葉色は小葱用品種の中では濃く葉鞘部は柔軟で、歯切れがよく、特に食味、香りとも良い。 ・近年水耕栽培に多く利用されている。 ・耐暑、耐寒性の強い小葱専用種。 ・葉は細長い多収型で伸長が旺盛、小葱としての周年栽培ができる。

博多九条葱

博多九条葱

中原採種場株式会社

市場性抜群、濃緑で上質の九条ねぎ!! ■特性 ・分ケツ九条葱の大苗母本を厳選し品質・作業性に重点をおき改良したもので九条葱の早生藍黒系に属する。 ・葉は、いままでの九条葱と比較して、より濃緑色で葉身部の折れが少ない。 ・耐暑・耐寒性に優れ、低温期にも成長を続け収量も極めて高い。 ・葱の中では、品質・食味・香りとも最高の品種。 ・葉葱用として、特に低温伸長性が優れているので低温期栽培に適している。

夏作ねぎ

夏作ねぎ

中原採種場株式会社

初夏〜夏〜秋どりを中心に、色ツヤ抜群のF1葉ネギ!! ■特性 ・耐暑性にすぐれた系統と、耐病性で色ツヤの良い系統との交配によって育成された夏どり専用品種である。 ・葉は濃緑色の太茎となり、「雷山葱」より色ツヤが良い。 ・葉肉は厚く「葉先枯れ」や「葉折れ」の心配も少ない。作業性に優れた一本系葉葱で分けつはしない。 ・市場性に優れ日持ち良く、食味香りともに良い。

夏剣美

夏剣美

トヨタネ株式会社

夏用で濃緑、生育旺盛な葉葱。 品種特性 ■特長 ・耐暑性が強く、高温期の生育は旺盛で、周年栽培も可能であるが、特に初夏から秋穫りに向く葉葱。 ・草姿は立性で葉折れがなく、葉色は濃緑色で色つやが非常に良い。 ・高温乾燥下でもラッキョ球の発生がなく、品質が良い。 ・各種病害に強く、葉先の枯れが少なく、調整作業が早い。

延暦葱

延暦葱

株式会社タカヤマシード

分けつ系のニュータイプの小~中ネギ種で、特に耐寒性があり低温期の伸長力に秀れるため、冬期にも葉枯れが少なく栽培が容易である。もちろん、従来の品種と同様に葉ネギとして周年栽培できる。葉は極濃緑色で葉身は九条葱に比しやや細長いが容姿極めて美しく荷姿よく市場性が高い。根群の発育よく葉鞘基部の肥大は全くない。又葉折れや倒伏することもない。葉ネギとして利用する場合、草丈55cmぐらいのとき葉鞘径4~5mmぐらいとなり80日を経過すると分けつが見られる ■ポイント 1.冬期には、トンネル・ハウス栽培にその特性を発揮する。 2.葱苗定植の中葱栽培にも適する。 3.堆肥や廐肥を施し、保水力を高め初期生育の促進に努める。

春京香

春京香

丸種株式会社

春~初夏の端境期収穫に 最適の晩抽葉ネギ 1. 草姿は立性、葉肉厚く濃緑で色つやがよく葉先の枯れや葉折れ少ない葉葱です。 2. 根部はラッキョ根にならず収穫調整が容易です。 3. 耐暑耐寒性に優れ周年栽培が可能ですが、特に晩抽性に優れているので5~6月収穫の端境期出荷に好適です。

永洛黒葱

永洛黒葱

株式会社タカヤマシード

本種は一本葱系の小葱専用種で、葉は濃緑色でツヤがありブルームの発生少なく葉肉厚く葉折れや倒伏することがない。耐暑性強く、根の伸長がよくガッチリと生育し、高温期の葉鞘基部の肥大は全くなく市場性が高い。葉ネギとして、ハウスやトンネルを利用すれば周年栽培も可能で品質、食味、香り共に秀れた栽培容易な品種である。 ■ポイント 1.均一に播種、灌水に留意して発芽を揃え、間引きは早めに行って初期生育の促進に努める。 2.堆肥や廐肥を施し、生育初期に徒長しないように灌水にも注意する。 3.連作圃場では土壌消毒を必ず行う。

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