果実・収量特性

一本ネギ系の葉ネギ品種一覧 全17種類

一本ネギ系葉ネギとは 一本ネギ系葉ネギとは、分げつ(株分かれ)せず、1株から1本の茎が立ち上がる形態をとる葉ネギの品種群です。同じ葉ネギの中でも、株元から複数の茎が発生する「分げつ型」(九条系に多い)と対比される形質として位置づけられます。

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一本ネギ系について

一本ネギ系葉ネギとは、分げつ(株分かれ)せず、1株から1本の茎が立ち上がる形態をとる葉ネギの品種群です。同じ葉ネギの中でも、株元から複数の茎が発生する「分げつ型」(九条系に多い)と対比される形質として位置づけられます。

名称について注意が必要な点があります。ミノリスには別途「一本ネギ」(ID269)というタグが存在しますが、こちらは土寄せによって白い部分(軟白部)を長く仕上げる根深ネギ(長ネギ)の栽培様式を指す概念です。本記事で解説する「一本ネギ系葉ネギ」は、葉ネギの中で分げつしない株型を持つ品種群を指しており、別の概念です。混同しないようご注意ください。

一本ネギ系葉ネギの株型の特徴として、茎が太く充実しやすい点が挙げられます。分げつ型の葉ネギは複数の茎が株元で競合するため、1本あたりの茎径は細くなる傾向があります。一方、一本系は株のエネルギーが1本に集中するため、茎が均一に太く育ちやすく、「白い部分は根深ネギのように太く、緑の部分は葉ネギのようにやわらかい」という特性を持つ品種も存在します。小ネギ〜中ネギサイズを中心に品種展開されており、密植栽培との相性が良いことも、この株型の大きな特徴です。

一本ネギ系の魅力

一本ネギ系葉ネギの最大の魅力は、揃いの良さと作業効率の高さです。

分げつ型の葉ネギは、1株から発生する茎数が品種や管理条件によって変わるため、収穫物のサイズや本数にばらつきが出やすい面があります。一本系であれば、播種した種の数がそのまま収穫本数に対応するため、出荷規格への適合率が安定しやすいという特性があります。揃いの良さは、カット野菜工場や業務用出荷において特に重視されるポイントです。

作業面では、間引き作業が大幅に省力化される点が実用上の大きなメリットです。分げつ型では、1株から出過ぎた分げつを適宜間引いて1本あたりの太さを調整する作業が発生しますが、一本系では発芽後の管理がシンプルになります。機械収穫との相性も良く、茎が一本立ちしているため、引き抜き・刈り取り等の機械作業に対応しやすいという声が産地では聞かれます。

収量面では、密植栽培で単位面積あたりの収穫本数を確保する戦略と相性が良いです。条間・株間を詰めた密植体系を組むことで、1本あたりの収量は分げつ型に劣っても、面積あたりの収量を確保することが可能です。

適した品種の特徴

一本ネギ系葉ネギに分類される品種には、いくつかの共通した傾向が見られます。

まず、茎(葉鞘部)が太く充実しやすい品種が多い点です。分げつしない分、1本に養分が集中するため、葉鞘部が根深ネギに近い太さになる品種もあります。細いネギを求める小ネギ専用出荷よりも、中ネギ〜大ネギサイズで出荷する用途に向いている品種が多い傾向があります。

葉色については、品種によって濃緑〜中緑と幅があります。葉肉の厚みも品種によって異なり、薬味用途の細い仕上がりを求める場合と、加熱調理向けのボリューム感を求める場合とで品種選びの方向が変わります。

葉折れ(葉身が途中で折れ曲がる現象)への耐性も、品種選定において重要な観点の一つです。一本系の品種は茎径が太くなる分、葉が自重で倒れやすいケースがあります。葉の立性(直立しやすさ)と倒伏耐性の強さは、機械収穫や束ねる作業の効率に直結するため、品種カタログで確認しておくことが望まれます。

栽培のポイント

ここからが実際の栽培で差がつくところです。一本ネギ系葉ネギの特性を最大限に引き出すには、以下の管理を意識することが重要です。

株間・条間の設定

一本系品種は分げつしないため、密植によって単位面積あたりの本数を確保する栽培体系が基本です。ただし、過度な密植は株間の通気性を悪化させ、病害(べと病・さび病・軟腐病等)のリスクを高めます。品種ごとに推奨される栽植密度が異なるため、カタログの指示に従って設定することが基本です。条まき栽培では、播種後の間引きで適正株間を確保しますが、一本系では分げつ性品種ほど細かな間引き管理を要しないのが利点です。

追肥タイミング

一本系品種で太く充実した茎を仕上げるには、生育後半の追肥管理が重要です。葉鞘部の肥大期に窒素を切らさないよう、生育ステージに合わせた追肥計画を立てることが品質の安定につながります。ただし、窒素過多は葉が柔らかくなりすぎて倒伏しやすくなるため、施肥量は品種の特性に合わせて調整する必要があります。

土寄せ・覆土の活用

一本ネギ系品種の中には、軟白部(白い茎の部分)の太さを活かして出荷することを前提とした品種があります。このような品種では、適度な土寄せや覆土を行うことで軟白部の長さと太さを引き出すことができます。一方、小ネギとして若採りする場合は土寄せが不要なケースも多く、栽培の目標サイズと出荷用途に応じて管理方法を選択することが重要です。

品種選びのコツ

意外と知られていないのですが、一本ネギ系と一括りに言っても、用途によって求めるべき品種像はかなり異なります。以下の観点を整理して選定することが、失敗を防ぐ上で重要です。

  • 出荷サイズの確認: 小ネギ(葉径3〜6mm程度)向けか、中ネギ〜大ネギ向けかで品種特性が大きく変わる。小ネギとして密植・若採りを前提とする品種と、太く育てて出荷する品種を混同しないよう注意が必要
  • 分げつ性の記述を必ず確認: 「分げつしない」「一本系」「1本立ち」等の記述がある品種が対象。カタログに明記されていない品種は、試作で分げつ性を確認してから本格導入することが望ましい
  • 九条系との比較: 分げつ型の九条系(九条ネギ等)は収量が上がりやすい一方、揃いや機械作業での対応に課題が出ることがある。一本系はその逆で、揃いの良さと作業性を重視する場合に適する
  • 葉折れ・倒伏耐性: 茎が太い品種ほど自重で倒れやすい傾向がある。密植栽培では特に重要な確認ポイント
  • 耐病性: 葉ネギ全般に共通するが、べと病・さび病への耐性は安定生産の鍵。べと病耐性ネギ等の関連タグも参考に
  • 作型適性: 夏どり・冬どりなど作型ごとの適性を確認する。耐暑性・耐寒性の違いが品種によって大きい

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、業務用出荷や機械収穫を前提とする産地では一本系のメリットが発揮されやすく、直売所や少量多品目の産地では分げつ型の方が管理しやすいケースもあります。まずは少量で試作し、自分の栽培体系に合う品種を見極めることが重要です。

市場動向とこれから

葉ネギ市場全体において、業務用需要と機械化の流れが一本ネギ系品種に追い風をもたらしています。

外食産業やカット野菜工場では、規格が揃った原料を安定的に調達するニーズが年々強まっています。カット工場では、茎の太さや葉の長さが不揃いな原料は歩留まりが悪くなるため、揃いの良い原料を産地に求める傾向が強まっています。この点で、一本系品種は業務用途との相性が良いとされています。

農業現場では、担い手の高齢化と人手不足を背景に、収穫・調製作業の機械化・省力化が急務となっています。一本系の株型は機械収穫に対応しやすいとされており、機械収穫を前提とした栽培体系を組む産地での一本系品種の導入が徐々に広がっています。人件費の上昇が続く中で、省力化できる品種形質への関心はさらに高まると予想されます。

一方で、九条ネギに代表される分げつ型のブランド品種は、食味・ぬめり・地域性などの付加価値で存在感を維持しています。「揃いと効率を優先するか、食味とブランドを優先するか」という選択は、販売先や経営スタイルによって変わります。今後は、一本系の作業効率と優れた食味を両立させた品種の開発も進んでいくことが期待されます。

まとめ

一本ネギ系葉ネギは、分げつせずに1本立ちで育つ株型を持つ葉ネギの品種群です。揃いの良さ、間引き管理の省力化、機械収穫との相性の良さが主な特長です。業務用出荷や大規模生産を志向する産地での導入事例が増えており、人件費上昇・機械化の流れの中で注目されています。

品種選びにあたっては、出荷サイズ(小ネギ専用か中ネギ以上か)の確認、葉折れ・倒伏耐性、耐病性(特にべと病・さび病)を重点的にチェックすることが重要です。分げつ型(九条系)との特性の違いを理解したうえで、自分の栽培体系・販売先のニーズに合った品種を選定することが、安定生産への近道です。

なお、ミノリスには「一本ネギ」(ID269)という根深ネギ系の別タグも存在します。名称が似ているため混同しやすいですが、本タグ「一本ネギ系葉ネギ」は葉ネギの分げつしない株型という、全く異なる概念です。品種一覧を確認する際はタグを使い分けてください。

葉ネギ品種の全体像については葉ネギの品種一覧を、分げつ型の代表である九条系については九条ネギの品種一覧を、露地栽培での品種比較については露地栽培向きネギの品種一覧をあわせてご参照ください。また、夏どり葉ネギ・冬どり葉ネギ・周年栽培向き葉ネギ・小ネギ向き葉ネギ・水耕栽培向き葉ネギ・葉折れに強い葉ネギなど、関連する属性タグの品種一覧も品種選びの際に役立てていただけます。ネギ全品種の検索はミノリスの葉ネギ作物ページからどうぞ。

17品種 掲載中
MKS-N501

MKS-N501

ヴィルモランみかど株式会社

葉色が濃く、倒伏しにくい!夏どり葉ネギ! ■特徴 特性-1 は種期:4-7月 収穫期:6-9月 特性-2 葉色:濃緑 耐暑性:良 おすすめポイント 葉色濃く、倒伏しにくい夏どり葉ねぎ。 ■品種の特性 1. 耐暑性強く、初夏~秋まきで小ネギとして特性を発揮する。 2. 周年栽培用小ネギ品種としても使用可能。 3. 草姿は立性で、倒伏しにくく栽培し易い。 4. 葉色が極めて濃く、葉鞘部の白さと青さのコントラストが美しい。 5. 小ネギから中ネギ(中太ネギ)まで幅広く使用可能。 6. 刻んだ際の香りが良い。 ■栽培のポイント 1. 窒素肥料の過剰施用は、葉を柔らかくし易く葉折れの原因となるので注意する。 2. 葉の伸長は中位でやや細身である。風の強いところでは、強風対策を施す。 3. 葉先枯れを防ぐために、土耕栽培では過度の水切りを行わない。 4. 小ネギとして栽培する場合、3~4L/10aの種子を使用し、季節に応じては種量を調節する。 5. 冬春どりの小ネギとして使用する際は、葉身の太さを抑えるため、4L/10aのは種量とする。 6. 分けつ性ではないため、中ネギ(中太ネギ)として使用する場合は、128穴のプラグトレーに10 ~ 15粒をは種し、育苗した後に本ぽに定植する。

TSX-505

TSX-505

トキタ種苗株式会社

葉折れ少なく、極立性、極早生(周年栽培) ■特性 生育旺盛で耐暑性に優れ、幅広い作型で栽培可能な、小ネギ専用F1品種。葉は極濃緑色、草姿は立性で、葉折れが極少なく作業性に優れる。分けつ性はほとんど無く、高温乾燥条件下でも葉鞘基部が肥大しないので荷姿が美しく秀品率が高い。 ■栽培上の注意 ハウス等の施設内ならば、オールシーズン播種可能。水耕栽培でも品種力を発揮する。均一な生育が大切なので、生育期の潅水に気を配る。冬春どりはハウス、トンネル等を用い、やや多肥気味の保温栽培を心がけると良い。 ■播き時期 9月〜2月播き・12〜5月どりの作型が特に好成績。

くろかみ葱

くろかみ葱

中原採種場株式会社

極立性で作業性抜群、濃緑色でスマートな夏ねぎ!! ■特性 ・耐暑性にすぐれ、ツヤのある濃緑色で耐病性を持つ小葱用夏ねぎ。 ・葉は硬く、極立性の細葉で、分けつなく作り易い、土耕・水耕兼用種。 ・高温期の栽培では葉の伸長が良く、また色おちせず、3月中旬〜8月まきの栽培に利用でき荷姿・収量・作業性とも人気の品種。 ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。 ・根が可成り強いので近年水耕栽培にも多く利用されている。

さんさん葱

さんさん葱

中原採種場株式会社

極立性で作業性抜群、濃緑の夏まき専用種!! ■特性 ・耐暑性にすぐれ、病気に強く作りやすい夏まき専用種。 ・葉は極立性でよく揃い、草勢はやや強く、葉先は折れにくく倒伏はない。 ・葉身部は濃緑色で、葉先のそりはなく、岐部のしまりはよく、葉鞘は白くツヤがあり、分けつはしない。 ・高温乾燥期の葉先枯れ、基部のふくらみが少なく、出荷調整が容易。 ・4〜8月まきの夏期の小〜中ネギ栽培に最適する。 ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。

さんぺい葱

さんぺい葱

中原採種場株式会社

収量、作業性は抜群、極濃緑色のオールシーズンタイプ!! ■特性 ・耐暑、耐寒性にすぐれ、ツヤのある極濃緑色で揃いと、収量性抜群の小〜中葱用品種。 ・葉は肉厚で硬く、極立性のガッチリタイプ。 ・葉先枯れ、基部肥大、分けつもなく皮むき調整作業が容易。 ・低温期の栽培では葉の伸長が良く、また高温期の栽培でも徒長、色おちせずに利用でき荷姿・収量・作業性とも最高の品種。 ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。

冬彦ねぎ

冬彦ねぎ

中原採種場株式会社

極濃緑色、立性でスマートな細葉の耐暑・耐寒性品種!! ■特性 ・耐暑、耐寒性にすぐれ、ツヤのある極濃緑色で耐病性を持つ小葱用品種。 ・葉は硬く、立性のスマートな細葉で、分けつなく作り易い、土耕・水耕兼用種。 ・低温期の栽培では葉の伸長が良く、また高温期の栽培でも色おちせず、周年に利用でき荷姿・収量・作業性とも最高の品種。 ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。

博多くろねぎ(冬用)

博多くろねぎ(冬用)

中原採種場株式会社

低温、乾燥期の伸長力は抜群!! ■特性 ・小葱用品種のうちの一本系で分けつはしない。 ・葉色は小葱品種の中では薄いが食味、香りとも良い。 ・近年水耕栽培にも利用されている。 ・耐寒性の強い小葱専用種。 ・葉は細長く多収型で低温と乾燥期の伸長力が旺盛、小葱としての周年栽培にも利用できる。

博多くろねぎ(夏用)

博多くろねぎ(夏用)

中原採種場株式会社

小ねぎの周年栽培にピッタリ!! ■特性 ・風による葉折れや倒伏がほとんどなく、作業性のよい系統を厳選採種したもので、小葱品種のうちの一本系で分けつはしない。 ・葉色は小葱用品種の中では濃く葉鞘部は柔軟で、歯切れがよく、特に食味、香りとも良い。 ・近年水耕栽培に多く利用されている。 ・耐暑、耐寒性の強い小葱専用種。 ・葉は細長い多収型で伸長が旺盛、小葱としての周年栽培ができる。

夏作ねぎ

夏作ねぎ

中原採種場株式会社

初夏〜夏〜秋どりを中心に、色ツヤ抜群のF1葉ネギ!! ■特性 ・耐暑性にすぐれた系統と、耐病性で色ツヤの良い系統との交配によって育成された夏どり専用品種である。 ・葉は濃緑色の太茎となり、「雷山葱」より色ツヤが良い。 ・葉肉は厚く「葉先枯れ」や「葉折れ」の心配も少ない。作業性に優れた一本系葉葱で分けつはしない。 ・市場性に優れ日持ち良く、食味香りともに良い。

夏彦ねぎ

夏彦ねぎ

中原採種場株式会社

極濃緑色、立性でガッチリ育つ夏まき専用品種!! ■特性 ・耐暑性が特にすぐれ、ツヤのある極濃緑色で耐病性を持つ小葱用品種。 ・葉は硬く、立性で分けつなく、作り易いが、水管理には多少テクニックを要する、プロ向きの土耕・水耕兼用品種。 ・草姿はガッチリとでき、特に夏場の収量性が高く、他の品種と比較して大きく差がでる。 ・市場性に優れ、日持ち・食味・香りともに良い。

永洛黒葱

永洛黒葱

株式会社タカヤマシード

本種は一本葱系の小葱専用種で、葉は濃緑色でツヤがありブルームの発生少なく葉肉厚く葉折れや倒伏することがない。耐暑性強く、根の伸長がよくガッチリと生育し、高温期の葉鞘基部の肥大は全くなく市場性が高い。葉ネギとして、ハウスやトンネルを利用すれば周年栽培も可能で品質、食味、香り共に秀れた栽培容易な品種である。 ■ポイント 1.均一に播種、灌水に留意して発芽を揃え、間引きは早めに行って初期生育の促進に努める。 2.堆肥や廐肥を施し、生育初期に徒長しないように灌水にも注意する。 3.連作圃場では土壌消毒を必ず行う。

葉もうまい一本太ねぎ 祇園(ぎおん)

葉もうまい一本太ねぎ 祇園(ぎおん)

株式会社トーホク

白い部分は根深ねぎのように太くみずみずしく、緑の部分は葉ねぎのようにやわらかく、風味があって美味しく食べられる一本太系の葉ねぎです。小さいうちは小ねぎとして利用し、土寄せして根深ねぎのように太らせれば、根元の白い部分から緑の葉先までとてもやわらかく味わえます。

鋭山20号小ネギ

鋭山20号小ネギ

トキタ種苗株式会社

M・L比率高く、収量性の高い小ネギ専用F1品種 第56回全日本そ菜原種審査会上位入賞 (周年栽培・特に夏収穫) ■特性 販売単価の高いM・L株比率が高く、斉一性、収量性に優れる。比較的若い生育ステージから株重が上がるので草丈50から60cmの小ぶりな収穫に好適。気温上昇条件下の作型でも徒長することが少なく葉鞘部のコシが強いため倒伏しにくい。基部肥大や分岐部の割れが少ないので収穫調製作業が容易。 ■栽培上の注意 全作型を通して分けつの発生はほとんど見られない。周年栽培可能(最適播種:2月から9月)。秋冬栽培においても色の変化、生育停滞がない。水耕栽培にも最適。

鋭山22号小ネギ

鋭山22号小ネギ

トキタ種苗株式会社

栽培条件を問わず葉太りしにくい小ネギ専用F1品種。2009年度静岡県野菜品種選定協議会審査会上位入賞(周年栽培・特に秋収穫) ■特性 葉ネギ特有の食味、香味を持つ九条ネギ選抜系と葉鞘部のコシの強い千住系1本ネギから育成されたF1小ネギ品種で、栽培条件を問わず葉太りしにくくスマートな草姿を保つ。葉色は濃緑で、低温期のアントシアン発生なく、乾燥条件下での葉先枯れが少なく、非常にコントロールし易い。60cm前後で収穫する栽培に至適。 ■栽培上の注意 最も周年栽培に適した品種であり露地での厳寒期栽培以外の全ての作型に対応することが可能。 特にハウス栽培では夏季高温期を避けた作型、東北、北海道では春季-冬季の作型で特性が発揮される。全作型を通して分けつの発生はほとんど見られず葉鞘基部肥大は無い。 ■播き時期 周年各作型で栽培できますが、7〜8月播き・9〜11月収穫の秋どり栽培では、特に乾燥条件下での葉先枯れの少なさが際立ちます。 ■播種方法 露地でも栽培できますが、パイプハウスを利用すると秋冬も良品が収穫できます。 ■植え付け 畝幅130cm、高さ5〜10cm、条間20cmに直播 ■土壌条件 水はけ、水持ちよく肥沃な土壌が良い。 ■肥料 元肥として、平方メートルあたり、苦土石灰150g、完熟堆肥5リットル、低度化成肥料100g。 追肥は、チッソとカリ主体に成分量で15g目安に草丈20cmのころから3週おきくらいに収穫まで4回程度与える。 ■収穫 草丈60cm程度で抜き取り収穫します。 ■料理 香りと食味を生かして薬味等に。

雷山ねぎ

雷山ねぎ

中原採種場株式会社

株の揃い、作業性抜群、濃緑のF1葉ねぎ!! ■特性 ・博多くろ葱と耐寒性を持つ葉づまり系冬葱との交配に依って作り出された交配種。 ・葉色は極濃緑色で、博多くろ葱より濃く、色ツヤもすぐれ揃い抜群となる。 ・葉肉は厚く葉折れの心配なく腰の強さも最高で、分けつのない耐病性の作りやすい葉葱専用種。

雷王ねぎ

雷王ねぎ

中原採種場株式会社

生育が早く、葉先の美しいF1葉ねぎ!! ■特性 ・博多くろ葱と耐暑・耐病性を持つ夏系統の交配によって育成された交配種。 ・葉は濃緑色の太茎となり色ツヤ良く腰の強さ、見栄えともに最高である。 ・葉肉は厚く、葉折れの心配なく分ケツはない。 ・草勢は、生育旺盛で今までの葉葱と比べ生育スピードが早い。 ・食味・香りともに最高に良く市場性の高い品種である。

鴨頭ねぎ

鴨頭ねぎ

中原採種場株式会社

極立性で伸びの良い濃緑のF1葉ねぎ!! ■特性 ・極立性で風による葉折れや倒伏がほとんどなく、密植栽培に適し作業性のよい系統に品種改良したもので、小葱用品種のうちの一本系で分けつはしない。 ・葉色は小葱品種の中では、濃く葉鞘部は柔軟で、歯切れがよく、特に食味、香りともに良い。 ・他品種に比べ根が可成り強いので近年水耕栽培にも多く利用されている。 ・葉は細長い多収型で葉数が多く、高・低温期の伸長力も旺盛、小葱用として周年栽培に利用できる。

葉ネギの関連タグ

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