イエローホープ
カネコ種苗株式会社
売り場で目を引くイエローカラー! 食味も良好! ■特性 ●鮮やかな黄色の中玉トマトです。 ●食味がよく、店持ちにも優れます。 ●平均1果重40~45g位によくそろいます。 ●葉かび病(Cf-9)、萎凋病(レース2)、半身萎凋病、ToMV(Tm-2ª) に対して安定した耐病性を有します。 ●草勢は強く、スタミナがあります。 ●1花房あたり8~12果程度です。 ■栽培要点 ●過剰な元肥や追肥は、果実の過肥大やすじ腐れ果の発生につながりますので注意します。
萎凋病とは 萎凋病は、糸状菌の一種であるFusarium oxysporum f. sp. lycopersici(フザリウム・オキシスポルム菌)によって引き起こされる、トマト栽培において最も影響力の大きな土壌伝染性病害のひとつです。 感染
萎凋病は、糸状菌の一種であるFusarium oxysporum f. sp. lycopersici(フザリウム・オキシスポルム菌)によって引き起こされる、トマト栽培において最も影響力の大きな土壌伝染性病害のひとつです。
感染は主に根の傷口から始まり、菌が道管内(植物体内で水分を運ぶ管)を塞ぐことで株全体の水分輸送が障害されます。外観上の症状としては、下位葉から始まる萎凋(しおれ)と黄化が特徴で、病状が進行すると株全体が枯死します。茎を縦断してみると、道管部が褐色に変色していることが確認できます。これが萎凋病の診断上の重要なサインです。
萎凋病菌には現在、レース1とレース2の2系統が国内で確認されており、レース1は以前から全国的に広く分布しています。レース2はレース1への耐病性品種の導入が進んだ後に問題化した系統で、耐病性の有無を確認する際はどのレースに対応しているかを把握することが重要です。
なお、萎凋病は名称が似た「半身萎凋病」(Verticillium dahliae)や「根腐萎凋病」(Fusarium oxysporum f. sp. radicis-lycopersici)と混同されることがありますが、病原菌が異なるまったく別の病害です。症状も類似しているため、圃場での診断には注意が必要です。
種苗メーカーのカタログでは、萎凋病耐病性は主に以下の形式で記載されています。
カタログでのレース表記は各社で異なります。代表的な記載形式は以下の通りです。
なお、「F1・F2」という表記が使われている場合は萎凋病のレース1・レース2を指しており、一代交配種(F1品種)とは意味が異なります。カタログの文脈を確認し、「萎凋病レース1・レース2」として読み取ることが重要です。
品種選びで見落としがちなのが、このレース区分の確認です。「萎凋病耐病性あり」と記載されている品種でも、レース1のみ対応でレース2には弱い場合があります。圃場でどのレースが問題になっているかを地域の農業普及指導センター等に確認しておくことが、品種選びの精度を高めます。
中玉トマト品種のデータを確認すると、萎凋病耐病性を持つと明示されている品種が複数確認できます。タキイ種苗の品種(萎凋病レース1・レース2への耐病性を複合耐病性として持つ)、サカタのタネの品種(萎凋病レース1への耐病性)、大和農園の品種(萎凋病レース1への耐病性)など、各社が競い合って耐病性品種を開発しています。
トマト萎凋病は戦前から日本のトマト産地で記録されており、特に施設栽培が普及した1960〜70年代に深刻な被害をもたらしました。連作が行われる施設圃場では土壌中の菌密度が年々高まり、被害が蓄積する問題がありました。
ここからが実際の栽培で差がつくところです。耐病性品種が開発される前は、クロルピクリン等の土壌くん蒸剤による消毒が主な対策でしたが、コストと環境負荷の面で課題がありました。また、耐病性台木への接ぎ木栽培も有効な手段として普及しました。
その後、品種改良によってレース1に対するHR品種が育成され、産地での萎凋病被害は大きく減少しました。しかし、HR品種の普及が進むにつれて選択圧がかかり、レース2が問題化するようになったのが1990年代以降のことです。現在では、レース1・レース2の両方に対応したHR品種が主流となっています。
意外と知られていないのですが、萎凋病菌は土壌中で厚膜胞子(クラミドスポア)の形態で長期間(10年以上ともいわれる)生存することができます。一度圃場に定着した菌を完全に除去することは非常に難しく、耐病性品種の利用を含む継続的な対策が不可欠です。
萎凋病耐病性品種を導入しても、それだけで完全に防除できるわけではない点を理解しておくことが重要です。
まず、土壌中の菌密度が極めて高い場合には、HR品種であっても発病することがあります。長年にわたって萎凋病が多発してきた圃場では、土壌中の菌密度が非常に高くなっているケースがあり、品種の耐病性だけで対処することには限界があります。
次に、新レースの出現リスクがあります。現在対応しているレース1・レース2以外の系統が出現した場合、既存の耐病性品種が有効でなくなる可能性があります。
また、萎凋病(Fusarium oxysporum f. sp. lycopersici)と半身萎凋病(Verticillium dahliae)、根腐萎凋病(Fusarium oxysporum f. sp. radicis-lycopersici)は別の病原菌による別の病害です。萎凋病耐病性の記載は萎凋病にのみ有効であり、半身萎凋病や根腐萎凋病に対する耐病性は別途確認が必要です。この点は大玉トマトと中玉トマトで共通する重要な注意点です。
産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、複数の土壌病害が混在する圃場では、各病害への対応状況をカタログで個別に確認することが欠かせません。
萎凋病の防除は、耐病性品種の利用を基本としながら、土壌管理・耕種的対策・化学的防除を組み合わせた総合防除(IPM)の考え方で取り組むことが重要です。
※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。
施設中玉トマト産地では、萎凋病耐病性品種の導入が産地維持に大きく貢献した事例が各地で報告されています。
かつては毎年のように萎凋病による枯死株が発生し、圃場全体が大きな被害を受けることもありました。耐病性品種への切り替えと土壌くん蒸の組み合わせにより、被害を大幅に抑制できた産地が多くあります。
中玉トマト産地での声として、「萎凋病耐病性だけでなく、半身萎凋病・根腐萎凋病・葉かび病耐性・ToMV耐性まで複数の耐病性がセットになった品種を選ぶと管理が楽になった」という生産者の声が聞かれます。中玉トマトは大玉と比べて品種数は少ないものの、主要な病害への複合耐病性を持つ品種は一定数存在します。
萎凋病はFusarium oxysporum f. sp. lycopersiciによる土壌伝染性病害で、中玉トマット栽培における重要な病害のひとつです。国内ではレース1・レース2への対応が必要で、カタログで各レースへの対応状況を確認することがポイントです。
萎凋病・半身萎凋病・根腐萎凋病は病原菌が異なる別の病害であるため、それぞれの耐病性を個別に確認することが重要です。耐病性品種の導入を軸にしながら、輪作・接ぎ木・土壌くん蒸を組み合わせた総合的な防除体系を構築することで、安定した中玉トマト生産を実現できます。萎凋病耐病性を持つ中玉トマトの品種一覧については、ミノリスの品種検索からご確認いただけます。ミニトマトや大玉トマトの関連品種情報もあわせてご参照ください。ネコブセンチュウ耐性や葉かび病耐性など複数の病害耐性を組み合わせて品種を絞り込むことで、栽培リスクをさらに低減できます。
カネコ種苗株式会社
売り場で目を引くイエローカラー! 食味も良好! ■特性 ●鮮やかな黄色の中玉トマトです。 ●食味がよく、店持ちにも優れます。 ●平均1果重40~45g位によくそろいます。 ●葉かび病(Cf-9)、萎凋病(レース2)、半身萎凋病、ToMV(Tm-2ª) に対して安定した耐病性を有します。 ●草勢は強く、スタミナがあります。 ●1花房あたり8~12果程度です。 ■栽培要点 ●過剰な元肥や追肥は、果実の過肥大やすじ腐れ果の発生につながりますので注意します。
宝種苗株式会社
作りやすくおいしい中玉トマト 【特性】 1.ToMV(Tm-2a型)・萎凋病(レース1)に耐病性。 2.草勢は中程度で、節間は少し長めで葉は中大葉。 3.果実は50g前後で球~腰高で一房当り約8~12果程度で着果する。 果房はシングル中心で小玉傾向の時は8果残して摘果する。 4.食味が大変良く、果色は濃い赤色・熟期は早生・肉質はなめらかで糖 度が高く酸味は少ない。 【栽培上の注意】 ※裂果防止のため雨よけ栽培が原則で、冬期のハウス内温度10度以上を 確保して下さい。 ※長期栽培では栽培後半まで草勢維持が必要なので接木栽培をして下さい。
タキイ種苗株式会社
栽培容易な中玉トマト! 果重60gで果ぞろい良好! ■特長 ・果重は60g程度の中玉トマトで、果色は鮮赤色。熟期は早生。 ・果形は球~腰高で、子室数は2~3室。 ・糖度6~7度で適度の酸味があり、食味良好。 ・1果房当たりの着果数は8果程度で、果ぞろいが特によく、秀品率が高い。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・異常主茎の発生を抑えるため、元肥は少なめとする。 ・活着後は潅水をできるだけ控え、根を深く張らせる。 ・追肥は草勢を見ながら、4段花房開花時から始めるのが目安。 ・長期栽培では冬季の着果数を6~8果に制限し、草勢の維持を図る。
株式会社サカタのタネ
甘酸のバランスがよい濃厚な味。色回りなど外観が優れる中玉トマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1)、ToMV(Tm-2a型)、斑点病に抵抗性で根腐萎凋病に耐病性、ネマトーダに耐虫性の中玉トマト。 2. 草勢は中程度。節間がやや伸びる。裂果の発生が少なく、秀品率が高い。 3. 果重は約35〜40g。果実はテリがあり、果色が鮮やか。甘みと酸味のバランスがよい。 4. 下段はシングル花房で、上段からダブル花房となり、1花房当たり10〜15果程度着果する。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日位の本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触するころに苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは液肥などで追肥をします。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10a当たり成分量で窒素10~12㎏、リン酸12~15㎏、カリ10~15㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花前を基本とし、若苗定植が向いています。灌水は、1段果実肥大期ごろを目安に行いますが、異常茎の発生に注意します。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見てします。 ■栽培上の注意点 ・ 草勢が初期ややおとなしく、早生で着果性がよいので、やや早めの灌水、追肥による樹勢の維持を心がけます。 ・ 温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保するようにします。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。 ・ 裂果に強く、果肉が厚く、日持ち性がよいので、赤熟収穫を心がけます。 ・ 抑制栽培などの高温期の栽培や多肥栽培では、花数が多くなり、小玉傾向となることがあるので、状況によっては花数を制限します。 ・ 節間はやや伸びるので、長段栽培では斜め誘引を行います。 ・ 低温期の越冬長段どり栽培などでは、ダブル花房となり第1果がやや奇形果となりやすいので摘果します。また、ホルモン処理をやや薄めの濃度で行うようにします。
カネコ種苗株式会社
新感覚トマト、甘さ抜群、フルーツ感覚の中玉トマト ■特性 ●ピンポン玉大の中玉サイズで、果形は球形。平均1果重は40~50g位、濃赤色に着色し店持ちにも優れます。最大の特徴はフルーティな食味にあり、高糖度かつ低酸度で粘質な食感は、これまでのトマトの常識からかけ離れた素晴らしさです。 ●草姿は伸長型、草勢は中強で、長段栽培でもスタミナ切れしにくいタイプです。葉はやや大葉となりますが、欠刻が強いので光線のとおりは十分です。花房はシングルが基本で、1花房当り8~12果程度の着果数となります。 ●萎凋病(レース1)、ToMV(Tm-2ª)に耐病性を有します。また異常主茎、尻腐れ、すじ腐れ、奇形果の発生が極めて少ない点が特徴です。 ■栽培要点 ●冬場の最低夜温は12℃程度とします。 ●葉かび病にやや弱いので、防除に努めます。
株式会社大和農園
フルーティで食味バッチリ! 栽培しやすいミディトマト 品種特徴 ○平均果重40~50g、1果房あたり8~12果前後着果する。 ○果皮は濃赤色、フルーティで甘味が強く、濃厚な味わい。 ○草勢は中強程度で着果性も安定しており栽培しやすい。 ○萎凋病(レース1)、ToMV(Tm-2a)に耐病性がある。 栽培方法 <種まき・育苗> ポットに2〜3粒種をまく。発芽適温は20〜30℃なので低温期は保温・加温する。発芽後は正常葉で生育の良いものを残し1本立てにする。 <定植・着果> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥2kg・化成肥料80gとする。本葉8枚前後で第1花房の1〜2花が咲き始めている苗を株間50cmで定植する。苗は浅植えにし、子葉は埋めないようにする。支柱は長さ150cm以上のものを使用し、花房の反対側に立てる。 <その他の管理> 第1果房がふくらみ始めた頃に最初の追肥を行い、以降は20日おきを目安に1株につき化成肥料15gを追肥する。また、わき芽は早めに除去し、主枝は5〜6段で摘芯する。
株式会社大和農園
芯止り型の調理用中晩生トマト 品種特徴 ○芯止り型の調理用中晩生トマト。 ○果実は50g前後のプラム型で果肉が厚くしっかりしている。 ○萎凋病(レース1)、半身萎凋病に抵抗性を示す。 栽培方法 <種まき・育苗> ポットに2〜3粒種をまく。発芽適温は20〜30℃なので低温期は保温・加温する。発芽後は正常葉で生育の良いものを残し1本立てにする。 <定植・着果> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥1kg・化成肥料40gとする(普通のトマトの1/3~1/2を目安とする)。本葉8枚前後で第1花房の1〜2花が咲き始めている苗を、畝幅80~100cm、株間70~80cmで定植し、密植は避ける。かまぼこ型の高畝で地這い栽培にし、脇芽はとらない。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・萎凋病(F:R-1、2)、ToMV(Tm2a)、半身萎凋病、葉かび病、サツマイモネコブセンチュウに耐病性。 ・草勢は中強程度でスタミナがある。節間はやや長く、小葉のため草姿はすっきりとする。 ・シングル花房で着果性に優れ、1花房あたり8~10果程度着果する。 ・果実は硬玉で裂果の発生が少ない。1果重は約45~50g。果形は腰高で、果色は鮮やかなオレンジ色でツヤがある。 ・糖度は8程度あり、食味は酸味が控えめで甘みを感じやすく、フルーツのような食感。 ・βカロテン当量が「メニーナ」の約4倍、「妙紅」の約5倍 ■育成経過 育てやすくて美味しいトマトを目標に、複合耐病性の大玉トマトと橙色で甘みの強いミニトマトを掛け合わせた一代交配種。2019年から組合せ能力検定を行い,2021年に育種目標にかなう品種として育成しました。 種子親には当センター頒布品種,大玉トマト「妙紅」の種子親を素材としました。この系統は2005年に選抜固定し,特徴は草姿が立性で草勢ややおとなしく、果実は肉質硬く裂果に強く,多室構造で着果肥大が極めて良い複合耐病性の大玉系統です。 花粉親には2016年に選抜固定した濃橙色のミニトマト系統です。果形が丸形で果色が橙色で糖度が高く(9~11),味が濃厚でカロテン臭がありとろける食感です。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・疫病に強く露地栽培に適する桃色中大玉トマト。 ・果実は80~100g、糖度は7~8度、甘さと酸味がミックスしさっぱりした味。 ・耐裂果性が強く完熟収穫できる。 ・半身萎ちょう病、萎ちょう病、サツマイモネコブ、ToMV(Tm2)に耐病性がある。 ■育成経過 露地栽培に向く自然農法センター最初のトマト品種として開発し、育種目標に適う品種として2000年に育成完了しました。種子親は「桃太郎後代固定系統×ミニキャロル後代固定系統」の後代から選抜固定しました。花粉親は、「疫病に強い米国導入赤玉大玉系統×桃太郎後代固定系統」から育成した玉質が固く食味に優れた桃色大玉系統を選抜固定しました。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・生食・調理兼用の赤色中玉トマト。 ・果重60~80gサイズで良く揃い、完熟後の裂果がほとんど出ない。 ・適度な甘さと酸味があり、生食でも美味しく、煮込みや炒め物など加熱調理するとコクが出る。 ・半身萎ちょう病、萎ちょう病、サツマイモネコブ、ToMV(Tm2)に耐病性がある。 ・収量性高く、露地/雨よけ栽培に適する。 ■育成経過 夏秋露地栽培に適し、栽培容易な生食調理兼用品種を育成目標として開発し、育種目標に適う品種として2004年に育成完了しました。花粉親は、ブラジルの日系人農家が育成し、栽培されてきた「サンタクルース」と「サンタクララ」の2品種を育種素材とし、これらから個別に耐裂果系統を育成しました。これらを組み合わせたF1はブラジルクックと同じであり、サンティオはこのF1を花粉親としています。このF1に既往品種の「メニーナ」の種子親を交配した3元交配がサンティオです。種子親は甘み強く生食向きで、各種病害虫への耐性を保有しています。
カネコ種苗株式会社
売り場で目を引くイエローカラー! 食味も良好! ■特性 ●鮮やかな黄色の中玉トマトです。 ●食味がよく、店持ちにも優れます。 ●平均1果重40~45g位によくそろいます。 ●葉かび病(Cf-9)、萎凋病(レース2)、半身萎凋病、ToMV(Tm-2ª) に対して安定した耐病性を有します。 ●草勢は強く、スタミナがあります。 ●1花房あたり8~12果程度です。 ■栽培要点 ●過剰な元肥や追肥は、果実の過肥大やすじ腐れ果の発生につながりますので注意します。
宝種苗株式会社
作りやすくおいしい中玉トマト 【特性】 1.ToMV(Tm-2a型)・萎凋病(レース1)に耐病性。 2.草勢は中程度で、節間は少し長めで葉は中大葉。 3.果実は50g前後で球~腰高で一房当り約8~12果程度で着果する。 果房はシングル中心で小玉傾向の時は8果残して摘果する。 4.食味が大変良く、果色は濃い赤色・熟期は早生・肉質はなめらかで糖 度が高く酸味は少ない。 【栽培上の注意】 ※裂果防止のため雨よけ栽培が原則で、冬期のハウス内温度10度以上を 確保して下さい。 ※長期栽培では栽培後半まで草勢維持が必要なので接木栽培をして下さい。
タキイ種苗株式会社
栽培容易な中玉トマト! 果重60gで果ぞろい良好! ■特長 ・果重は60g程度の中玉トマトで、果色は鮮赤色。熟期は早生。 ・果形は球~腰高で、子室数は2~3室。 ・糖度6~7度で適度の酸味があり、食味良好。 ・1果房当たりの着果数は8果程度で、果ぞろいが特によく、秀品率が高い。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・異常主茎の発生を抑えるため、元肥は少なめとする。 ・活着後は潅水をできるだけ控え、根を深く張らせる。 ・追肥は草勢を見ながら、4段花房開花時から始めるのが目安。 ・長期栽培では冬季の着果数を6~8果に制限し、草勢の維持を図る。
株式会社サカタのタネ
甘酸のバランスがよい濃厚な味。色回りなど外観が優れる中玉トマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1)、ToMV(Tm-2a型)、斑点病に抵抗性で根腐萎凋病に耐病性、ネマトーダに耐虫性の中玉トマト。 2. 草勢は中程度。節間がやや伸びる。裂果の発生が少なく、秀品率が高い。 3. 果重は約35〜40g。果実はテリがあり、果色が鮮やか。甘みと酸味のバランスがよい。 4. 下段はシングル花房で、上段からダブル花房となり、1花房当たり10〜15果程度着果する。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日位の本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触するころに苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは液肥などで追肥をします。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10a当たり成分量で窒素10~12㎏、リン酸12~15㎏、カリ10~15㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花前を基本とし、若苗定植が向いています。灌水は、1段果実肥大期ごろを目安に行いますが、異常茎の発生に注意します。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見てします。 ■栽培上の注意点 ・ 草勢が初期ややおとなしく、早生で着果性がよいので、やや早めの灌水、追肥による樹勢の維持を心がけます。 ・ 温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保するようにします。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。 ・ 裂果に強く、果肉が厚く、日持ち性がよいので、赤熟収穫を心がけます。 ・ 抑制栽培などの高温期の栽培や多肥栽培では、花数が多くなり、小玉傾向となることがあるので、状況によっては花数を制限します。 ・ 節間はやや伸びるので、長段栽培では斜め誘引を行います。 ・ 低温期の越冬長段どり栽培などでは、ダブル花房となり第1果がやや奇形果となりやすいので摘果します。また、ホルモン処理をやや薄めの濃度で行うようにします。
カネコ種苗株式会社
新感覚トマト、甘さ抜群、フルーツ感覚の中玉トマト ■特性 ●ピンポン玉大の中玉サイズで、果形は球形。平均1果重は40~50g位、濃赤色に着色し店持ちにも優れます。最大の特徴はフルーティな食味にあり、高糖度かつ低酸度で粘質な食感は、これまでのトマトの常識からかけ離れた素晴らしさです。 ●草姿は伸長型、草勢は中強で、長段栽培でもスタミナ切れしにくいタイプです。葉はやや大葉となりますが、欠刻が強いので光線のとおりは十分です。花房はシングルが基本で、1花房当り8~12果程度の着果数となります。 ●萎凋病(レース1)、ToMV(Tm-2ª)に耐病性を有します。また異常主茎、尻腐れ、すじ腐れ、奇形果の発生が極めて少ない点が特徴です。 ■栽培要点 ●冬場の最低夜温は12℃程度とします。 ●葉かび病にやや弱いので、防除に努めます。
株式会社大和農園
フルーティで食味バッチリ! 栽培しやすいミディトマト 品種特徴 ○平均果重40~50g、1果房あたり8~12果前後着果する。 ○果皮は濃赤色、フルーティで甘味が強く、濃厚な味わい。 ○草勢は中強程度で着果性も安定しており栽培しやすい。 ○萎凋病(レース1)、ToMV(Tm-2a)に耐病性がある。 栽培方法 <種まき・育苗> ポットに2〜3粒種をまく。発芽適温は20〜30℃なので低温期は保温・加温する。発芽後は正常葉で生育の良いものを残し1本立てにする。 <定植・着果> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥2kg・化成肥料80gとする。本葉8枚前後で第1花房の1〜2花が咲き始めている苗を株間50cmで定植する。苗は浅植えにし、子葉は埋めないようにする。支柱は長さ150cm以上のものを使用し、花房の反対側に立てる。 <その他の管理> 第1果房がふくらみ始めた頃に最初の追肥を行い、以降は20日おきを目安に1株につき化成肥料15gを追肥する。また、わき芽は早めに除去し、主枝は5〜6段で摘芯する。
株式会社大和農園
芯止り型の調理用中晩生トマト 品種特徴 ○芯止り型の調理用中晩生トマト。 ○果実は50g前後のプラム型で果肉が厚くしっかりしている。 ○萎凋病(レース1)、半身萎凋病に抵抗性を示す。 栽培方法 <種まき・育苗> ポットに2〜3粒種をまく。発芽適温は20〜30℃なので低温期は保温・加温する。発芽後は正常葉で生育の良いものを残し1本立てにする。 <定植・着果> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥1kg・化成肥料40gとする(普通のトマトの1/3~1/2を目安とする)。本葉8枚前後で第1花房の1〜2花が咲き始めている苗を、畝幅80~100cm、株間70~80cmで定植し、密植は避ける。かまぼこ型の高畝で地這い栽培にし、脇芽はとらない。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・萎凋病(F:R-1、2)、ToMV(Tm2a)、半身萎凋病、葉かび病、サツマイモネコブセンチュウに耐病性。 ・草勢は中強程度でスタミナがある。節間はやや長く、小葉のため草姿はすっきりとする。 ・シングル花房で着果性に優れ、1花房あたり8~10果程度着果する。 ・果実は硬玉で裂果の発生が少ない。1果重は約45~50g。果形は腰高で、果色は鮮やかなオレンジ色でツヤがある。 ・糖度は8程度あり、食味は酸味が控えめで甘みを感じやすく、フルーツのような食感。 ・βカロテン当量が「メニーナ」の約4倍、「妙紅」の約5倍 ■育成経過 育てやすくて美味しいトマトを目標に、複合耐病性の大玉トマトと橙色で甘みの強いミニトマトを掛け合わせた一代交配種。2019年から組合せ能力検定を行い,2021年に育種目標にかなう品種として育成しました。 種子親には当センター頒布品種,大玉トマト「妙紅」の種子親を素材としました。この系統は2005年に選抜固定し,特徴は草姿が立性で草勢ややおとなしく、果実は肉質硬く裂果に強く,多室構造で着果肥大が極めて良い複合耐病性の大玉系統です。 花粉親には2016年に選抜固定した濃橙色のミニトマト系統です。果形が丸形で果色が橙色で糖度が高く(9~11),味が濃厚でカロテン臭がありとろける食感です。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・疫病に強く露地栽培に適する桃色中大玉トマト。 ・果実は80~100g、糖度は7~8度、甘さと酸味がミックスしさっぱりした味。 ・耐裂果性が強く完熟収穫できる。 ・半身萎ちょう病、萎ちょう病、サツマイモネコブ、ToMV(Tm2)に耐病性がある。 ■育成経過 露地栽培に向く自然農法センター最初のトマト品種として開発し、育種目標に適う品種として2000年に育成完了しました。種子親は「桃太郎後代固定系統×ミニキャロル後代固定系統」の後代から選抜固定しました。花粉親は、「疫病に強い米国導入赤玉大玉系統×桃太郎後代固定系統」から育成した玉質が固く食味に優れた桃色大玉系統を選抜固定しました。
公益財団法人自然農法国際研究開発センター
・生食・調理兼用の赤色中玉トマト。 ・果重60~80gサイズで良く揃い、完熟後の裂果がほとんど出ない。 ・適度な甘さと酸味があり、生食でも美味しく、煮込みや炒め物など加熱調理するとコクが出る。 ・半身萎ちょう病、萎ちょう病、サツマイモネコブ、ToMV(Tm2)に耐病性がある。 ・収量性高く、露地/雨よけ栽培に適する。 ■育成経過 夏秋露地栽培に適し、栽培容易な生食調理兼用品種を育成目標として開発し、育種目標に適う品種として2004年に育成完了しました。花粉親は、ブラジルの日系人農家が育成し、栽培されてきた「サンタクルース」と「サンタクララ」の2品種を育種素材とし、これらから個別に耐裂果系統を育成しました。これらを組み合わせたF1はブラジルクックと同じであり、サンティオはこのF1を花粉親としています。このF1に既往品種の「メニーナ」の種子親を交配した3元交配がサンティオです。種子親は甘み強く生食向きで、各種病害虫への耐性を保有しています。