病害耐性

青枯病耐性の大玉トマト品種一覧 全25種類

青枯病耐性大玉トマト 青枯病とは 青枯病は、土壌細菌のRalstonia solanacearum(ラルストニア・ソラナセアラム)によって引き起こされる、大玉トマト栽培における最も深刻な土壌病害の一つです。 感染すると、罹病株は急速に「青い

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青枯病耐性について

青枯病耐性大玉トマト

青枯病とは

青枯病は、土壌細菌のRalstonia solanacearum(ラルストニア・ソラナセアラム)によって引き起こされる、大玉トマト栽培における最も深刻な土壌病害の一つです。

感染すると、罹病株は急速に「青いまましおれる」という特徴的な症状を示します。葉が緑色を保ったまま急激に萎凋するため「青枯れ」という名前の由来となっています。茎の断面を水に浸すと、乳白色の細菌液が染み出す「溢出液」の観察が診断に用いられます。根から感染した菌が道管内で増殖し、水分輸送を遮断することで急速な萎凋が起きます。

青枯病菌は土壌中に広く分布し、根の傷口や自然開口部から侵入します。ナス科作物(トマト・ナス・ピーマン等)が主な宿主ですが、雑草を含む広範な植物に感染するため、圃場からの完全な排除は非常に困難です。土壌中で長期間(数年以上)生存するため、一度発生した圃場では継続的な対策が求められます。

高温・高湿の条件で発病が増加します。国内では地温が20℃を超える5月頃から発病が見られ始め、夏期(7〜9月)に被害が最も拡大します。このため夏秋作・抑制作での被害が多い一方、施設の加温栽培では冬期でも発生するケースがあります。

青枯病耐性の仕組みと区分

大玉トマトにおける青枯病耐性は、ウイルス病とは異なる仕組みで発現します。TYLCVなどのウイルス病耐性は特定の抵抗性遺伝子によって明確に制御されるのに対し、青枯病耐性はより複雑な多因子的メカニズムによるとされています。

種苗メーカーのカタログでは、「青枯病耐性」「青枯病強」「青枯病IR」といった形で記載されています。国際基準(ISF)に基づくHR・IRの区分が使われることもありますが、カタログごとに表記が異なるため、注意が必要です。

品種による耐性の程度差は大きく、「耐性あり」と記載されていても、土壌中の菌密度・土壌水分・地温条件によっては発病します。青枯病耐性は「完全耐性」ではなく「相対的な強さ」として理解することが重要です。

意外と知られていないのですが、青枯病菌には複数の生理小種(レース)が存在します。日本国内で主に問題になるのはレース1ですが、地域によって異なる系統が分布していることがあります。また、菌の系統によって毒性(病原性)の強さが異なるため、同じ耐性品種でも産地によって結果が異なることがあります。

歴史と豆知識

青枯病の研究史において欠かせない名前が、米国の植物病理学者アーウィン・F・スミス(Erwin F. Smith)です。スミスは1896年にナス科作物の青枯れ症状の原因菌を分離・同定し、Bacterium solanacearum として記載しました。その後、分類体系の整備に伴い Pseudomonas solanacearum と改名されましたが、1990年代の分子系統解析によって Ralstonia solanacearum へと再分類が行われ、現在に至っています。

日本国内での青枯病の記録は明治期にさかのぼります。1900年代初頭に九州・四国の温暖地域でナス科作物の萎凋被害として報告が集積し、その後、施設栽培の普及と大玉トマトの全国的な作付拡大に伴い、被害が広く認識されるようになりました。

耐病性育種の観点では、1970〜80年代に台木品種を活用した接ぎ木防除が本格化しました。青枯病耐性を持つ台木品種の開発は日本の種苗メーカーが先導した領域の一つで、現在流通している耐性台木の多くはこの時期に積み重ねられた育種の成果を基盤としています。耐性遺伝子のメカニズム解明は今日も研究が続いており、複数の量的抵抗性遺伝子座(QTL)が関与することが明らかになっています。

耐性の限界と注意点

青枯病耐性品種を導入しても、発病を完全に防ぐことはできません。以下の状況では耐性の効果が限定されます。

土壌中の菌密度が高い場合:
長年トマトや他のナス科作物を連作してきた圃場では、土壌中の菌密度が非常に高くなっています。耐性品種であっても、菌密度が閾値を超えると発病リスクが急上昇します。

地温が30℃以上になる条件:
高温は青枯病菌の活動を促進し、植物体の耐病性反応を低下させます。地温が30℃を超えるような条件では、耐性品種でも発病が増加します。

根への物理的ダメージ:
定植時の植え傷みや、灌水過多による根腐れ、線虫による根への傷が感染の入口になります。根を健全に保つことが耐性を機能させる前提条件です。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、青枯病が多発する圃場では、耐性品種の選定と並行して、台木の利用・土壌くん蒸・輪作を含む総合的な防除計画を立てることが実態に即した対応です。

防除のポイント

青枯病の防除は、耐性品種の利用を軸に、複数の対策を組み合わせることで効果が上がります。

耐性台木への接ぎ木:
青枯病耐性の台木品種への接ぎ木は、大玉トマトの青枯病防除において最も効果が高い対策の一つです。台木そのものが青枯病菌の感染を受けにくい特性を持つため、自根栽培と比較して発病を大幅に抑制できます。ただし、台木品種ごとに耐性レベルが異なるため、台木のカタログ記載も確認することが重要です。

土壌管理:
灌水量の管理による適正な土壌水分の維持(過湿を避ける)、土壌pHの適正化(pH6.0〜6.5前後)が菌の活動を抑制する効果があるとされています。排水性の改善も重要な対策です。

輪作:
ナス科作物の連作を避け、イネ科作物(水稲・スイートコーン等)との輪作サイクルを取り入れることで、土壌中の菌密度を低下させることが期待できます。

土壌消毒:
クロルピクリン等の土壌くん蒸剤による定植前の消毒も有効です。ただし、1回の消毒で菌を完全に除去することは難しく、毎作の実施が基本となります。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。青枯病の防除は「一つの対策で解決する」という考え方では対応が難しい病害です。耐性品種・台木接ぎ木・土壌管理・輪作・消毒を組み合わせた多層防御が、長期的な安定生産の基盤となります。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

夏秋作・抑制作のトマト産地では、青枯病は「防除が最も難しい病害の一つ」として生産者に認識されています。

「耐性品種を入れたからといって安心はできない」という声はよく聞かれます。耐性品種の導入後も発病が続くケースでは、台木の品種を変えることで改善した事例が報告されています。穂木(品種)の耐性だけでなく、台木の耐性も含めて「組み合わせ」で評価することが、現場での知恵として広まっています。

一方で、「青枯病が問題になる前から予防的に対策を取り始めた産地」では、連作年数が長くなっても被害を抑えられているケースが多い傾向があります。問題が顕在化してから対策を始めるよりも、作型設計の段階から輪作・接ぎ木・耐性品種を組み込む計画的な取り組みが重要です。

まとめ

青枯病はRalstonia solanacearumによる土壌伝染性の細菌病で、高温・高湿条件で急速に蔓延するトマト栽培の重大な病害です。青枯病耐性を持つ大玉トマト品種の導入は有効な対策ですが、耐性は完全な防護壁ではなく、菌密度・地温・土壌条件によって効果が変動することを理解しておくことが重要です。

品種選定では耐病性レベルの確認とともに、台木品種との組み合わせを検討することが実践的なアプローチです。輪作・排水管理・土壌消毒・台木接ぎ木を組み合わせた多層的な防除体制を構築することで、長期にわたる安定生産につなげることができます。青枯病耐性を持つ大玉トマト品種の詳細については、品種一覧ページからご確認いただけます。

25品種 掲載中
841

841

株式会社むさしのタネ

しっかりとした肉質と安定して高い糖度が特長 【特性】 〇初期より糖度は安定して高い。 〇しっかりとした肉質で、食味・棚持ちともに良好。 〇中葉、中茎、草勢も中位。 〇低温期・高温期ともに各段の着果がとてもよく進みも早い。熟期は早生。 〇施設栽培で周年利用できる。 〇老化苗定植は避ける。3段処理まではしおれない程度に管理し、その後徐々に追う。極端なしめ作りは避ける。 【病害虫抵抗性】 〇ToMV(Tm‐2a)、萎凋病(R1、R2)、半身萎凋病抵抗性 〇青枯病耐病性、葉カビ病耐病性 〇ネマ耐虫性

CF桃太郎ファイト

CF桃太郎ファイト

タキイ種苗株式会社

葉かび病耐病性(Cf9)の「桃太郎ファイト」タイプ! ■特長 ・従来の「桃太郎ファイト」葉かび病耐病性をCf9にレベルアップ。 ・果形は腰高でスムーズ、果重は210g程度の大玉で秀品率もよい。 ・糖度が高く、食味がよい。 ・果色は濃桃色で、色ムラの発生が少ない。 ・果実のかたさや熟期は「桃太郎ファイト」と同等。 ・根張りがよく、栽培後半までスタミナが持続する。 ・トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・抑制栽培では、本葉5~6枚の若苗定植を基本とする。 ・追肥重点型の肥培管理を行う。 ・定植後の最初の追肥は、3段花房の開花時期を目安に行う。 ・「桃太郎ファイト」に比べて初期の草勢がややおとなしいので、潅水は栽培全期間を通じて1割程度多めに施す。

TYマリオ

TYマリオ

小林種苗株式会社

小林交配 中玉トマト種子 TYマリオ 黄化葉巻病耐病性の中玉トマト新登場!食味・輸送性ともに抜群! 特性 ●果重50~60g程度の中玉トマトです。 ●糖度が7~8度と高く、甘みと酸味のバランスがよいトマトです。 ●果肉は肉厚で食べ応えがあり、輸送性も優れます。 ●トマト黄化葉巻病や葉かび病(Cf9)、半身萎凋病(V)、青枯病、根腐萎凋病(J3) 、 タバコモザイクウイルス(Tm-2a)、ネコブセンチュウ、疫病の複合耐病性があり、 栽培容易です。 栽培のポイント ●1本仕立てとし、脇芽はすべて取り除きます、 ●果実が小玉になる場合は1花房当たり6果前後に摘果してください。 ●追肥は1番果の色づきはじめに行い、 その後は草勢を確認しながら適宜行ってください。

TYみそら109

TYみそら109

ヴィルモランみかど株式会社

高品質で揃う!黄化葉巻病耐病性「みそら」品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : B:青枯病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:中強 果重:200g前後 花数:6-7 硬度:硬 果形:豊円腰高 早生性:早生 適応作型 抑制 促成 半促成 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、厳寒期のが維持しやすい。 2. 中葉で節間が短く、栽培容易。 3. 極早生で、開花着色ともに進みが早い。 4. 1花房あたり数は 6-7花で、安定した着果性を示す。 果実 1. 食味は極めて優れる。 甘みが強く、酸とのバランス取れておりコクもあり美味しい。 2/ 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく、外観が美しい。 3. 果実の大きさは200g前後となる。 4. 栽培後半も安定した果実の大きさを示す。 5. 果実が硬く店もちが良い。 6. 裂果、乱形果の発生が少なく、果実の揃いが良いため、秀品率が高い。 耐病性 ・ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1およびレース2、半身萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。 ・黄化葉巻病(イスラエル、マイルド両系統)、斑点病、ネコブセンチュウに耐病虫性中程度。 ・青枯病に比較的強い。 ■栽培のポイント 1. は種・育苗 ・極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 2. ほ場準備 ・事前にほ場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。 ・草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 3. 定植・栽培管理 ・定植は第一花房第一花の開花始めを目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避ける。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。 ・第三段花房が開花し始め頃から生育にあわせて潅水量を増やしていく。 ・追肥は草勢を見ながら第三花房開花頃に開始する。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgとする。着果負担のピーク(第4段花房開花から第6段花房開花頃まで)頃からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。 ・液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。 ・本品種は低温期の着果性が良くカリウム要求性の高い品種である為、葉先枯れを生じることもある。特に着果負担のかかる厳寒期には、カリウム成分の高い肥料で追肥を行うことで葉先枯れの予防を行う。 ■病害虫の防除 ・本品種は植物体内でウイルスの増殖を抑えることで、黄化葉巻病に耐病性を示すが、ウイルスを保毒してしまう恐れがある。また、黄化病の媒介昆虫もコナジラミ類であることから、定期的な薬剤散布を行い、コナジラミ類の防除を徹底する。 ・黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、アザミウマやアブラムシなどの防除も徹底する ・葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので、防除を行う。 ・葉先枯れが発生した際は、灰色かび病の防除を徹底する。 ・青枯病の汚染土壌では「足じまんSS」を用いて接木を行う。

TYみそら86

TYみそら86

ヴィルモランみかど株式会社

早生で特に食味の良い、黄化葉巻病耐病性品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, V1:半身萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病, B:青枯病 特性 草勢:中強 果重:220g前後 花数:5-7 果色:濃桃 果形:豊円腰高 裂果:少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 食味の良い黄化葉巻病耐病性品種。 果揃いが良く、空洞果がでにくい。 早生で草勢は中強。 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、栽培後半も草勢が維持しやすい。 2. 中葉で節間が短く、栽培が容易。芯止まり症や異常茎が出にくい。 3. 早生で、開花・着色ともに進みが早い。 4. 一花房あたり花数は5-7となり、着果性が良い。 果実 1. 黄化葉巻病耐病性を持つが、食味は極めて優れる。甘味が強く、酸味とのバランスが取れており、コクもあり美味しい。 2. 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく、外観が美しい。 3. 果実の大きさは220g前後となる。低温期の果実肥大性が優れる。 4. 障害果の発生が少なく、果実の揃いが良いため、秀品率が高い。 ■栽培のポイント 1. 播種・育苗 極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 2. 圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 3. 定植・栽培管理 定植は第一花房第一花のがく割れ~開花を目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避けることが望ましい。 活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。第一花房が確実に肥大してきていることを確認し、第二花房の着果後~第三花房が開花し始め頃から生育に合わせて潅水量を増やしていく。 追肥は草勢を見ながら行う。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgを目安とする。着果負担のピーク(第四花房開花から第六花房開花頃まで)からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。 葉先枯れが発生する場合は、カリウム主体の液肥や葉面散布を行う。多肥で過湿の条件下では軟果玉が発生する場合もあるため注意する。 4. 病害虫防除 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルシには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので防除を行う。 葉先枯れが発生した際は、灰色かび病の防除を徹底する。 青枯病の汚染土壌では「足じまんSS」を用いて接木を行う。

おおひめ

おおひめ

株式会社むさしのタネ

色よし、味よしの甘熟種 半促成~夏秋向け 【特性】 〇品質、食味共によい。 〇さらに収量性も加味した甘熟種。 〇L標準で心室数は5~6室。 〇肉のしまりがよく、糖度は早期より安定して高い。適度な酸味もあるため、食味は抜群。 〇冬期はわずかに先尖りになる。 〇中葉、中茎、節間も中位。 〇葉色はやわらかいが見かけよりも草勢が強い早生種。 〇高/低温期ともに初期から生育が旺盛。若苗定植を避け、しめ気味に作る。 【病害虫抵抗性】 〇ToMV(Tm) 〇青枯病耐病性 〇萎凋病(R1、R2)、半身萎凋病抵抗性 〇ネマ耐虫性

とまと中間母本農9号

とまと中間母本農9号

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

'とまと中間母本農9号'は青枯病に対して台木用品種'LS89'と同等ないしやや劣る強度抵抗性を有し、果色が桃色、果重が160~200gの生食用大玉トマトである。本中間母本はトマトの青枯病抵抗性品種育成の育種素材として利用できる。 ■主要特性 1. 青枯病抵抗性は市販の生食用品種や主要な台木用品種の'影武者'よりも強く、青枯病強度抵抗性の台木用品種'LS89'と同等ないしやや劣る。 2. り病性品種とのF1は両親の中間値よりも弱い抵抗性を示し、そのF2世代では'とまと中間母本農9号'と同等の抵抗性個体の出現が認められる。抵抗性は比較的少数の複数遺伝子支配である。なお、抵抗性と果実の大きさ、色、形、果実の揃い等の主要な一般形質との間に連鎖は認められない。 3. 果色は桃色で、やや偏球形、平均果重は160~200gであり、生食用大玉品種としての要件を備えている。 ■育成経過 昭和60年に'金剛'と'FV(12)-2-13-1-1-1'とを交雑し、青枯病抵抗性についてF4世代まで選抜を続 けた。F4世代の'TBwf04D-3-11'に大果で青枯病に中程度の抵抗性を有する'LS1811-2'を交雑し、抵抗性と果実形質について選抜を続 け、平成8年にF7世代で、当初の目的にほぼかなった系統を得た。本系統は'トマト安濃6号'の系統名で平成9~11年にわたり特性検定試験を実施した結 果、青枯病抵抗性素材としての優秀性が認められたので、中間母本登録を行う。

はれぞら

はれぞら

ヴィルモランみかど株式会社

果実肥大優れ、硬玉で食味の良い黄化葉巻病耐病性品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : B:青枯病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, V1:半身萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 おすすめポイント ①栽培しやすい 安定した草勢維持と黄化葉巻病耐病性 ②高い収量性 果実肥大が優れ、果形が安定 ③流通性 玉質が硬く、輸送性・店もちがよい ④おいしい 糖酸のバランスが良い食味   特性 草勢:中強 果重:220g前後 花数:6-8 果色:濃桃 果形:豊円 裂果:極少 適応作型 夏秋 抑制 促成 半促成 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、厳寒期の草勢が維持しやすい。 2. 中葉で節間長は中程度。 3. 早生の品種で花数が安定。 4. 1花房あたり花数は6-8花で、安定した着果性を示す。 果実 1. 果肉は厚く食感が良い。食味は糖酸バランスとれており、コクもあり美味しい。 2. 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく外観が美しい。 ■栽培のポイント ① は種・育苗  極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 ② ほ場準備  事前にほ場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 ③ 定植・栽培管理  定植は第一花房第一花の開花始めを目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避ける。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。第三段花房が開花し始め頃から生育にあわせて潅水量を増やしていく。  追肥は草勢を見ながら第三花房開花頃に開始する。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgとする。着果負担のピーク(第4段花房開花から第6段花房開花頃まで)頃からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。  本品種は低温期の肥大性が良くカリウム要求性の高い品種である為、葉先枯れを生じることがある。特に着果負担のかかる厳寒期には、カリウム成分の高い肥料で追肥を行うことで葉先枯れの予防を行う。  本品種は低温下で土壌水分過剰や窒素過剰になると、急激に草勢がつき、果形が乱れる恐れがある。その為12℃~14℃の夜温を確保し、少量多回数潅水を心がける。

ひなた

ひなた

ヴィルモランみかど株式会社

裂果が少なく食味の良い夏秋・抑制栽培向け品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, V1:半身萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病, B:青枯病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ) 特性 草勢:中 果重:200-220g 花数:6-8 果色:濃桃 果形:豊円腰高 裂果:極少 適応作型 夏秋 抑制 半促成 おすすめポイント 裂果が少なく果形が美しい。 早生で草勢はやや大人しめ、小葉で過繁茂になりにくい。 ■品種の特性 草姿 1. 草勢はおとなしめ、小葉で過繁茂になりにくい。 2. 節間は短く、栽培管理が容易。 3. 早生で、開花・着色ともに進みが早い。 4. 1花房あたり花数は6~8花となり、着果性が良い。 果実 1. 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく、外観が美しい。 2. 果実の大きさは200~220gとなる。 3. 裂果や奇形果の発生が少なく、果実の揃いが良いため、秀品率が高い。 4. 子室数は6~8程度となる。空洞果の発生が少ない。 5. 果実は硬く、棚持ちも良い。 6. 食味は甘味が強く、酸味とのバランスが良い。コクもありおいしい。 耐病性  ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a)、萎凋病レース1およびレース2、半身萎凋病、葉かび病(Cf9)に耐病性強。 ・斑点病、ネコブセンチュウに耐病性中程度。 ・青枯病に比較的強い ■栽培のポイント ・草勢がやや大人しく早生であるため、着果負担による草勢低下に注意する。 ・やや若苗定植をしてスムーズな活着で初期生育を促す。 ・通常より早めの2~2.5段花房開花で初期追肥をする。(通常の3段開花時では遅いので注意) ・草勢維持のため、低段1~3段は合計で10果程度に摘果することが望ましい。 ・全栽培期間のこまめな追肥と潅水で草勢を維持。 ・着果負担や温度環境で欠乏症が出る場合があるので、カリウムやマグネシウムを適宜、葉面散布する。 1. 播種・育苗 極度な潅水などは避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。低段の着果節位が決まる時期であるため、定植まで徐々に温度を下げ、順化させる。 2. 圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適正な施肥設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり12~13kg、リン酸15~20kg、カリ15~20kgとする。草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 3. 定植・栽培管理 定植は第一花房第一花の開花前から開花始めを目安に行い、セル苗定植など極端な若苗定植は避ける。また、スムーズな活着のために老化苗にならないようにする。 定植後の潅水は最低限に控え、2段花房開花頃までは花質が悪化しない程度に少量多回数の潅水に留める。 本品種は草勢がおとなしめで、着果性が良く、早生で花の展開も早いので、本格的な潅水は一般品種よりも早く、2~2.5段花房開花後に始める。 後半の草勢を維持するために、第一花房から第三花房までの果実を10果以内に摘果する。 低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。 追肥は草勢を見ながら行う。目安として、10日間隔で、1回10a当たり窒素成分で1~1.5kgとする。一度草勢が落ちてしまうと回復に時間がかかるので、早めの追肥を心がける。 4. 病害虫防除 黄化葉巻病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので、防除を行う。 青枯病の汚染圃場では「足じまんSS」を、褐色根腐病対策および、草勢の維持には「足じまんZ」を台木に用いて接木栽培をする。

ホーム桃太郎

ホーム桃太郎

タキイ種苗株式会社

家庭菜園でも楽々! 手軽に作れるおいしいトマト! ■特長 ・着果性にすぐれ作りやすい甘熟トマト。標準的耐病性を備え、家庭菜園でも栽培容易。 ・果重200~210g。果色は濃桃色。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)、半身萎凋病レース1(V1)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強いので自根栽培に向く。 ■栽培の要点 ・定植苗は1段花房開花苗にする。 ・本葉3枚までは育苗中の夜間気温を12~15℃の範囲内とし、後半は8~10℃で管理する。 ・鉢広げをして徒長を防ぎ、育苗の後半に極端なしおれがないようにする。 ・1段果房が500円玉大の時に1回目の追肥をする。 ・花の数が多く着果もよいので、1~2段果房は4果に摘果する。

ホーム桃太郎EX

ホーム桃太郎EX

タキイ種苗株式会社

葉かび病にも強くなり作りやすさがアップした家庭菜園用桃太郎! ■特長 ・葉かび病耐病性(Cf9)をもち、減農薬栽培に向く。 ・果形は腰高で、果重は210g程度。 ・初期の草勢が安定し、着果がよく栽培後半までスタミナがあるので草勢管理が容易。 ・糖度と酸味とのバランスが良好でおいしい。 ・果実は硬玉で樹上完熟ができる。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強く、十分な耐病性で家庭菜園でも安心。 ■栽培の要点 ・定植苗は1段花房開花苗にする。 ・本葉3枚までは育苗中の夜間気温を12~15℃の範囲内とし、後半は8~10℃で管理する。 ・鉢広げをして徒長を防ぎ、育苗の後半に極端なしおれがないようにする。 ・1段果房が500円玉大の時に1回目の追肥をする。 ・花の数が多く着果もよいので、1~2段果房は4果に摘果する。

マイロック

マイロック

株式会社サカタのタネ

極早生で多収、複合耐病性の赤熟出荷向き品種 ■特性 1. 萎凋病(F:R-1,2)、半身萎凋病、ToMV(Tm-2a 型)、葉かび病、斑点病に抵抗性で、サツマイモネコブセンチュウ、青枯病に耐病性の赤熟出荷向き品種です。 2. 草勢は中程度で異常茎の発生が少なく、若苗定植が可能です。極早生でスタミナもあるので栽培しやすく、収量があがります。 3. 果実は豊円腰高で極硬玉です。チャック果、窓あき果などの奇形果や空洞果の発生が極めて少ないので上物率が高いです。 4. 葉色濃く、葉先枯れなどの生理障害やすじ腐れ果の発生が極めて少ないです。 5. 食味は糖酸のバランスがよく、コクがあり極良です。 ■適応性 促成・半促成栽培に最も適し、抑制・夏秋栽培も可能です。 ■播種と育苗 播種床の地温は25~28℃とし、地温が高すぎる場合は、日中寒冷紗などで遮光します。移植は播種後12~14日くらいの本葉1.5 枚ごろに行います。灌水は毎日行い、夜温は10℃以下にならないように管理します。葉と葉が接触するころに鉢広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは、液肥などで追肥を行います。 ■定植準備 前作後、必ず土壌診断を行い適正な肥料設計を立てます。堆肥は、必ず完熟堆肥を用い、圃場は十分に灌水を行います。元肥は圃場によって差異がありますが、10a当たり成分量で窒素15㎏、リン酸20㎏、カリ15㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花ごろを基本としますが、極早生で果実の肥大がよい品種なので、やや若苗で定植して勢いをつけたほうがよいです。異常茎の発生も少なく、セル成型苗の直接定植も可能です。 定植時には育苗ポット、植え穴に十分灌水を行いスムーズに活着させます。第1回目の灌水、追肥は3段花房開花ごろを目安に行いますが、やや強めに草勢を維持したほうがよいです。低温期の追肥は、液肥の灌注、穴肥、葉面散布が有効です。初期の花数はやや少なめで、チャック果、窓あき果の発生が極めて少ないので、1段目を4果とする以外はほとんど摘果する必要がありません。晴天時のハウス内温度は、午前中25℃、午後3時ごろからは20℃、夕方15℃、夜温最低10℃を目安に管理を行います。 ■栽培上の注意点 ・ 低温期にやや果実が小さくなる傾向があるので、やや高めの温度管理を行ないます。 ・ 低段より果実の肥大がよいので、中段以降の草勢を維持し、追肥は少量多回数を基本とします。 ・ 高温期の多肥栽培は、低段でのまだら色果発生の原因となるので注意します。 ・ 極硬玉で日持ちがよく、赤熟収穫をします。高温期も未熟収穫はさけます。 ・ 低段や摘芯後の上段の果実は特に肥大がよいので、ハウス内湿度や土壌水分が安定するように的確に管理し、裂果防止を心がけます。

みそら64

みそら64

ヴィルモランみかど株式会社

裂果が少なく、果揃い抜群! 食味の良い耐病性品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, V1:半身萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病, B:青枯病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ) 特性 草勢:中強 果重:220g前後 花数:4-6 果色:濃桃 果形:豊円腰高 裂果:極少 適応作型 夏秋 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 裂果少なく果揃い抜群の定番品種。早生で草勢は中強。 ■品種の特性 用途 1. 果形、果揃いがよく、青果用として陳列したときに見栄えが良い品種。 2. 食味は、甘みと酸味のバランスが取れた味で生食に向く。 3. 調理してもトマトの味がしっかり残り、肉類の料理と良く合う。 特性 1. 草勢は中強で節間は短い。葉は中葉でやや開帳性となり、過繁茂になりくいので作業性が良い。 2. 早生で、着果性に優れ、1果房あたり4~5個で安定する。果揃いが非常によい。 3. 玉伸びが良くL玉中心となり、空洞果や裂果が非常に出にくい。そのため秀品率が高い。 4. 果実は濃桃色の豊扁円形で花落ちが小さく、外観が美しい。 耐病性 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a)、萎凋病レース1およびレース2、半身萎凋病、葉かび病(Cf9)に耐病性強。 ・斑点病、ネコブセンチュウに耐病性中程度。 ・青枯病に比較的強い。 ■栽培のポイント 草勢が強めで、基肥が多いと樹ボケしやすいので、極端な若苗定植や多肥、多潅水は避ける。 1. 育苗 育苗は極端な管理は行わず、素直な苗仕立てを心がける。鉢上げは10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは遅れないように行い、根の活力の高いしっかりした苗を作る。 2. 圃場準備 事前に畑の土壌診断を行い、適正な肥料設計を基本とする。元肥量の目安としては窒素成分で8~10kg、リン酸15~20kg、カリ15~20kgを目安とする。草勢のバランスや品質向上を図る為にも緩効性肥料や有機質肥料を上手に活用するとよい。 3. 定植・栽培管理 定植は第一花房第一花の開花はじめ程度を目安にし、極端な若苗定植を避ける。定植後に活力の高い根群を作っていく管理が大切である為、初期潅水は必要最小量に控える。一段花房の肥大開始期で第三花房開花頃までは、花質が悪化しない程度に少量多回数の潅水管理に留める。 第一段花房はホルモン処理等によって確実に着果させる。第一段花房が確実に肥大してきていることを確認し、第二段花房の着果後~第三段花房が開花し始め頃から生育にあわせて潅水量を増やしていく。 追肥は土壌条件や元肥の量によっても異なる為草勢を見ながら行う。高度化成の場合、10日から20日間隔で1回あたり窒素成分量1~1.5kgを目安とする。着果負担のピーク(第四段花房開花から第六段花房開花頃まで)からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。液肥を潅水に用いる場合も、薄くして回数を多く施す。 比較的高めの温度管理が適している品種で、気温の下がる時期には出来るだけ2段サーモや3段サーモを利用して、前夜温は12~13℃確保を目標に、その後は徐々に下げて10℃を大きく下回らないようにする。 カルシウム・ホウ素欠乏による芯止まり症や葉先枯れ症は少ない方ではあるが、発生し易い圃場では、定植後から適切な葉面散布剤を定期的に散布するようにする。 4. 病害虫防除 青枯病の汚染圃場では足じまんSS、足じまんダッシュなどを用いて接木栽培をする。CMV、TSWV、TYLCV、などに抵抗性がないのでアブラムシ、アザミウマ、コナジラミなどの防除を徹底する。 葉かび病はCf9を侵すレースが発生しているので、適切に防除を行う。

大吉

大吉

株式会社むさしのタネ

甘みと色つや抜群 【特性】 〇糖度は安定して高く、食味がいい。 〇L玉標準で、光沢のよい果実。 〇切れ込みの小さい鮮緑色の中葉、捲葉性がある。節間はやや長い。葉先の枯れ症状はない。 〇草勢は大人しい。熟期は早生。 〇高温期にも充実した花が付き、各段の着果がよい。異常茎の発生はほとんどない。 〇スジ腐れ果や乱形果の発生が少なく、裂果にも強い。 〇トンネル、雨よけ、露地、抑制作、抑促成作など、夏期中心の栽培向き。 〇適湿を保ってやや強めに作る。 【病害虫抵抗性】 〇ToMV(Tm)、青枯病耐病性 〇萎凋病(R1)、半身萎凋病抵抗性 〇ネマ耐虫性

大王

大王

株式会社むさしのタネ

ゼリーが少なく肉厚 食べ応え十分な甘熟種 【特性】 〇ネットリした食味で糖度は初期から安定して高い。 〇心室数は6~7室。 〇ゼリーが少なく、肉が厚い。 〇濃桃色のL標準果。玉揃いがよい。 〇花落ちが極めて小さい。 〇中葉、中茎で節間はやや長い。 〇草勢は大人しく、波が少ないので各段4~5果は確実に着果する。 〇植え遅れ厳禁。若苗定植がよい。 〇甘熟系に多いとされる、葉先枯れやチャック果の発生が少ない。 〇低/高温期ともに充実した花芽を沢山つけ、多くの作型に利用できる。 〇冬の最低夜温7℃でも低温伸長性、肥大性がよい。熟期は早生。 〇特に無加温半促成に適している。 【病害虫抵抗性】 〇ToMV(Tm)、青枯病耐病性 〇萎凋病(R1)、半身萎凋病抵抗性

桃太郎8

桃太郎8

タキイ種苗株式会社

青枯病に強く、食味にすぐれた夏秋用完熟トマト! ■特長 ・たいへん食味にすぐれた夏秋栽培用完熟品種。 ・果実は多肉質でかたく、日もち性もよい。 ・果重は210~220g程度、果形は豊円で秀品率が高い。 ・1花房当たり平均5~7花が着生し、安定した着果性を示す。 ・熟期は早生で、果色は濃桃色。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、半身萎凋病レース1(V1)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・若苗定植を避け、一部開花苗を定植する。 ・1段花房はホルモン処理で確実に着果させる。 ・定植後の最初の追肥は、3段花房の開花時期を目安に行う。

桃太郎ギフト

桃太郎ギフト

タキイ種苗株式会社

葉かび病に強い! 夏秋栽培用のおいしい桃太郎! ■特長 ・葉かび病耐病性(Cf9)をもち、減農薬栽培が可能。 ・果形は豊円で果重210~220g程度の大玉。 ・甘みと酸味のバランスがよく、すぐれた食味をもつ。 ・熟期は早生、果色は濃桃色で美しい。 ・初期の草勢は「桃太郎8」よりややおとなしく、中~後半は同等以上の馬力を示す。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・若苗定植を避け、一部開花苗を定植する。 ・1段花房はホルモン処理で確実に着果させる。 ・定植後の最初の追肥は、3段花房の開花時期を目安に行う。 ・水分要求量が高いので、十分な潅水量が必要。 ・低温に敏感なため育苗時~定植直後の温度管理には十分に気を配り、極端な低温管理は避ける。

桃太郎グランデ

桃太郎グランデ

タキイ種苗株式会社

高温着果性にすぐれ、多収・硬玉の抑制専用種! ■特長 ・葉かび病耐病性(Cf9)をもち、後半まで収量が上がる。 ・果形は豊円で、果重は220g程度の大玉。 ・高温期の収穫でも日もちがよい硬玉。 ・着果がよく、秀品性も高い。 ・草勢は中強で、栽培後半までスタミナがあり、上段でも大玉収穫が期待できる。 ・熟期は早生。 ・節間長は中程度。本葉は濃緑色の中葉。 ・トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・抑制栽培では、本葉5~6枚の若苗定植を基本とする。 ・追肥重点型の肥培管理を行う。 ・葉先枯れ軽減のためには、第2花房開花期からのカリウム主体の液肥や葉面散布が有効。低温期の潅水管理は地温の低下に注意する。

桃太郎サニー

桃太郎サニー

タキイ種苗株式会社

葉かび・青枯病に強い! 栽培の安定した夏秋トマト! ■特長 ・葉かび病耐病性(Cf9)をもち、減農薬栽培が可能。 ・果形はやや腰高の豊円で、秀品率が高い。 ・果重は220g程度で、低段から大玉収穫が期待できる。 ・チャック・窓あき果の発生は少なく果形がスムーズ。 ・熟期は早生、果色は濃桃色で美しい。 ・初期の草勢はややおとなしく、夏秋雨よけ栽培で安定した生育を示す。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・若苗定植を避け、一部開花苗を定植する。 ・1段花房はホルモン処理で確実に着果させる。 ・定植後の最初の追肥は、3段花房の開花時期を目安に行う。 ・低段から果実の肥大がよいので、中~後半の草勢維持のため1~2段果房は3果に摘果する。また、潅水や追肥のタイミングが遅れないように注意する。

桃太郎セレクト

桃太郎セレクト

タキイ種苗株式会社

食味と栽培性を兼ね備えた夏秋桃太郎! ■特長 ・食味のよい夏秋栽培用桃太郎。 ・変形果の発生が少なく、花痕部も小さいため秀品率が高い。 ・果形は豊円でスムーズ。果重は210~220gの大玉になる。 ・安定した着果性を示し、収量が上がりやすい。 ・熟期は早生で果色は濃桃色。 ・初期生育はおとなしめで、夏秋雨よけ栽培で安定した草勢を示す。 ・節間長は短めで、栽培後半までスタミナが持続する。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・老化苗定植を避け、開花直前苗を定植する。 ・1段花房はホルモン処理で確実に着果させる。 ・定植後の最初の追肥は、3段花房の開花直前を目安に行う。

1〜20品種 / 全25品種中

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