病害耐性

トマト黄化葉巻病耐性の大玉トマト品種一覧 全41種類

トマト黄化葉巻病耐性大玉トマト トマト黄化葉巻病とは トマト黄化葉巻病は、トマト黄化葉巻ウイルス(Tomato yellow leaf curl virus、略号: TYLCV)によって引き起こされる、大玉トマト栽培において特に警戒が求めら

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トマト黄化葉巻病耐性について

トマト黄化葉巻病耐性大玉トマト

トマト黄化葉巻病とは

トマト黄化葉巻病は、トマト黄化葉巻ウイルス(Tomato yellow leaf curl virus、略号: TYLCV)によって引き起こされる、大玉トマト栽培において特に警戒が求められるウイルス病の一つです。

感染すると、新葉の葉縁が上方に巻き上がり、葉全体が黄化・縮小します。症状が進行すると株全体の生育が著しく抑制され、着果数の減少・果実の肥大不良が起きます。大玉トマトの場合、果重が要求されるため、生育抑制の影響は収量に直結します。発症した株は回復が難しく、発見した時点で防除対策を講じても収量の回復は見込みにくいのが実情です。

主な感染経路は、タバコナジラミ(Bemisia tabaci)による媒介です。タバコナジラミはTYLCVを体内に取り込んだのち、健全株に吸汁することでウイルスを移します。一度感染した個体が伝染源となり、施設内で急速に蔓延するケースがあります。特に、夏秋の高温期はタバコナジラミの密度が上昇しやすく、TYLCV感染リスクが高まります。

国内では1990年代後半から被害が拡大しており、九州・四国から始まり現在では全国の施設トマト産地に分布が広がっています。

TYLCV耐病性の区分

種苗メーカーのカタログでは、TYLCV耐病性は以下の区分で表記されます。

  • HR(High Resistance / 高度耐病性): 通常の病原体密度の条件下で、発病をほぼ抑制できる高いレベルの耐性を示します
  • IR(Intermediate Resistance / 中程度耐病性): 感受性品種と比べて発病が抑制されますが、ウイルス密度が高い条件や特定系統では発病する可能性があります

TYLCVには複数の系統が存在します。国内で主に問題になるのはイスラエル系統(TYLCV-IL)とマイルド系統(TYLCV-Mld)で、品種によってどの系統に対応しているかが異なります。カタログに「TYLCV HR」とあっても、対応系統によっては効果が限られるケースがあります。地域の農業試験場や農業普及指導センターへの問い合わせで、現地の発生系統を確認しておくことが品種選定の精度を高めます。

品種選びで見落としがちなのが、このHR・IRとレース区分の組み合わせです。同じ「TYLCV耐病性品種」でも、耐病性のレベルと対応する系統の幅には品種間で差があります。カタログの表記をそのまま鵜呑みにせず、栽培地域で優勢な系統への対応状況を確認することが重要です。

歴史と豆知識

TYLCVが日本で初めて確認されたのは1990年代初頭で、九州・四国の施設トマト産地から報告が相次ぎました。当初は九州・四国を中心に被害が報告されていましたが、タバコナジラミの分布拡大とともに、現在では東北・北海道を除く多くの産地で発生が確認されています。

耐病性品種の育種は1990年代後半から本格化し、2000年代に入ると各種苗メーカーから続々とTYLCV耐病性を持つ大玉トマト品種が登場しました。タキイ種苗の「桃太郎ピース」「桃太郎ホープ」、サカタのタネの「麗旬」「麗妃」、ハウスパルトなどが耐病性品種の先駆けとして広く産地に普及しました。

意外と知られていないのですが、TYLCVに対する耐病性遺伝子は複数の型が存在します。Ty-1(染色体6番由来)、Ty-2(染色体11番由来)、Ty-3(Ty-1と同一遺伝子座のアレル)などが代表的です。近年はこれらの遺伝子を複数組み合わせ(スタック)した品種も登場しており、耐病性の安定性向上が図られています。

耐病性の限界と注意点

TYLCV耐病性品種を導入すれば安全というわけではありません。以下の点を理解しておくことが重要です。

タバコナジラミの密度が著しく高い条件下では、HR品種であっても発病することがあります。施設内のタバコナジラミ密度の管理は、耐病性品種の効果を最大化するための重要な前提条件です。

新系統の出現リスクも見逃せません。TYLCVは変異しやすいウイルスであり、既存の耐病性品種が対応していない系統が出現する可能性があります。国内では現時点での新系統報告は限定的ですが、海外産地での発生情報には継続的な注意が必要です。

また、TYLCVとは別に、「トマト黄化葉巻ウイルス」と症状が似た別のウイルスが混在している地域もあります。症状が出た場合は、専門機関による診断を行い、原因となっているウイルスを特定することが適切な対処につながります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、耐病性品種への過度な依存はリスクの一因になります。品種の選定とともに、タバコナジラミの防除を含む総合的な管理体制を維持することが長期的な安定生産の基盤です。

防除のポイント

TYLCVの防除は、耐病性品種の利用を軸にしながら、タバコナジラミの密度管理と侵入防止を組み合わせる総合的な体制が基本です。

物理的防除:
施設入口や開口部への防虫ネット(0.4mm目以下)の設置が効果的です。タバコナジラミの侵入を物理的に遮断することで、感染リスクを大幅に低減できます。また、紫外線(UV)カットフィルムの使用がタバコナジラミの誘引を抑制する効果があるとの報告があります。

耕種的防除:
定植前の苗の健全性確認は基本中の基本です。育苗段階での感染は圃場全体への蔓延につながるため、苗床での防虫ネット使用や徹底した防除が求められます。発症株は早期に除去し、ビニール袋等に密封して圃場外に搬出します。

化学的防除:
タバコナジラミに登録のある殺虫剤を活用した予防散布も有効な対策です。薬剤抵抗性を回避するため、系統の異なる薬剤のローテーション散布が推奨されます。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

西南暖地の施設トマト産地では、TYLCV耐病性品種の導入が産地維持の前提条件として定着しています。

「TYLCV耐病性がない品種は、今の産地環境では選択肢に入らない」という声が多く聞かれます。一方で、耐病性品種を導入したにもかかわらず発病が見られたケースでは、育苗段階での感染や、防虫ネットの破れからのタバコナジラミ侵入が原因であることが多いとされています。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。耐病性品種の選定だけでなく、施設の開口部管理・育苗時の防虫・定期的な巡回による早期発見という「3点セット」を維持できている産地が、安定して高い成果を出しています。品種の耐病性は完全な防護壁ではなく、適切な管理体制と組み合わせて初めて機能します。

比較的TYLCVの発生が少ない地域でも、近年はタバコナジラミの分布が拡大傾向にあり、「今まで大丈夫だったから」という油断は禁物です。TYLCV耐病性品種への切り替えと防除体制の見直しを、栽培計画の中に組み込んでおくことが大切です。

まとめ

トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)は、タバコナジラミが媒介する大玉トマトの重要なウイルス病で、感染すると生育・収量・品質のすべてに重大な影響をもたらします。国内では1990年代後半から分布が拡大し、現在では多くの産地で防除対策が不可欠となっています。

品種選定では、HR・IRの区分と対応系統(TYLCV-IL・TYLCV-Mldなど)をカタログで確認し、栽培地域の発生状況に合った品種を選ぶことがポイントです。Ty-1・Ty-2・Ty-3といった複数の耐病性遺伝子を持つ品種は耐病性の安定性が高く、発生リスクの高い産地での選択肢として有効です。

耐病性品種の導入とともに、タバコナジラミの防除・施設の開口部管理・育苗段階の防虫対策を組み合わせた総合防除体制を整えることが、安定した大玉トマト生産の基盤となります。TYLCV耐病性を持つ大玉トマト品種の詳細は、品種一覧ページからご確認いただけます。

41品種 掲載中
NTO-TY21

NTO-TY21

ナント種苗株式会社

抑制作のみならず、越冬促成作でも高いパフォーマンス。 裂果に強く、高温期でも、 歩留り・秀品率が秀逸。 果実形状の安定感が圧巻。 抑制作だけでなく、 越冬作でも驚きの 高秀品率。 ■特徴 ・高温期の耐裂果性は「夏和恋」並みに高い。裂果・軟果も少ないので、抑制作のみならず、「プリマドンナ」の裂果対策としても越冬作型の初期で安定した可販果収穫が見込める。 ・草勢は「夏和恋」と比べやや大人しい。「プリマドンナ」と比較した場合、草勢やや強めに推移し、葉色濃い。 ・節間長は「夏和恋」よりも短く、「プリマドンナ」と比べて同等~やや短めとなり、管理しやすい。 ・平均果重は180~200g。高温期は「夏和恋・プリマドンナ」よりもやや小さめ。 ・早生性は「プリマドンナ」「TY20」よりもやや遅い中生。「夏和恋」よりも早生。 ・果形の安定性は抜群に良い。果形は「プリマドンナ」よりもやや甲高気味の扁平形状。「夏和恋」と比べて扁平。「TY20」のような肩部の凹凸はなくスムーズ。草勢強くなった場合の形状安定性は「プリマドンナ」を上回る。 ・越冬長段穫りにも適したスタミナ草勢で越冬時も花飛び・乱形果が少ない。 ・葉先枯れの発生については「プリマドンナ」同様に非常に少ない。 ・糖度は「夏和恋」よりも高く、「プリマドンナ」と同等~やや劣るが、食味水準は総じて高い。硬玉で棚持ち良好。 ・黄化葉巻病(イスラエル型・マイルド型)/斑点病/葉かび病(Cf-9)/TOMV(Tm-2a)/萎凋病レース1・2/ネコブセンチュウに耐病性・抵抗性を有する。半身萎凋病に対する耐病性は無い。

TYアルバ

TYアルバ

丸種株式会社

揃い性に優れた美味しいTY耐病性大玉トマト! ● 特性 1. 果実はM~Lサイズを中心によく揃う 2. 草勢はやや強めで、樹勢は安定している 3. 栽培は容易で着果は安定している 4. 果実の締まりも良く、店持ちにも優れる 「TYアルバ」は黄化葉巻病に対して増殖抑制型の耐病性を持つ品種なので、発病していなくても感染源になる場合がある。 また環境条件によっては病微が発生する可能性があり、栽培期間中の防除が必要となる。

TYファースト

TYファースト

愛三種苗株式会社

■ 「TYファースト」の特性 生育特性は、草勢が「スーパーファースト」よりややおとなしく、節間長がやや長い。 果実特性は、従来のファーストトマト品種より揃いが良く、重さは230g程度である。形状は、やや扁平で果実の先端 がとがりやすく、子室数が多いファーストトマトの特徴を備えている。 果実はトマトらしい香りが強く、甘さと酸味のバランスがよく、食味は良好である。 病害抵抗性は、愛知県で主に広がっているTYLCVイスラエルマイルド系統のトマト黄化葉巻病に耐病性を持つほか、萎 凋病(レース1)、根腐萎凋病、タバコモザイクウイルス(Tm-2a )に抵抗性を持つ。 適用作型は、トマト黄化葉巻病の被害が大きい促成作型に適する。 ■栽培上の注意点 「TYファースト」は、日本国内で蔓延しているTYLCVイスラエル系統とイスラエルマイルド系統のうち、特にイスラエルマイルド系統に高い耐病性を示す。しかし、いず れのウイルス系統においても、発病しなくてもウイルスが感染している場合があるため、周囲へTYLCVを拡大させないように、従来どおり媒介虫であるタバココナジラミの防除 を徹底する必要がある。また、昼温が35℃以上となる高温条件では、耐病性品種であっても発病する場合がある。

TYプリマドンナ

TYプリマドンナ

ナント種苗株式会社

秀品率・着果性能、 そして可販収量が、グンを抜く! 早生で回転早く年内から高収量。 バツグンの花芽安定性が、 美しい果実形状と玉ぞろいをお届け。 越冬適性高く、葉先枯れ極めて少ない。 ■特徴 【早生性】早生でかつ果房段数の回転進度も早いことから、夏定植の長期作における年内収量が多く、可販果総収量が多い。 【越冬適性】 厳寒期は夜間実温11℃前後でも葉先枯れ発生少なく、着果性や秀品性に大きな影響もないので省コスト的、作りやすい。 【果実形状】果重200g程で肥大良い。やや扁平形。果形が非常に安定し、空洞果少ない。 【果実品質】「風林火山」と桃太郎系の中間的な果実硬度で、高温期の軟化が僅少。冬季でも硬すぎない。糖度が安定して高く、食味品質に優れる。 【草勢・節間】草勢は中程度。節間長も中程度。「風林火山シリーズ」と比べ短節間でパイプハウスでも栽培容易。 【耐裂果性】シーズン通して裂果が少なく、春~初夏に問題となる黄変果にも強い。 【スジ果耐】スジ腐れ果の発生が少なく、環境不良時の追肥も安心。 【耐病性】黄化葉巻病(イスラエル・マイルド両系統)の他、葉かび病、斑点病、 萎凋病レース1・2、半身萎凋病、ToMV(2a)、ネコブセンチュウ に抵抗/耐病性。 ■栽培のポイント ・年内収量が多く、冬場の着果性も良好なことから、追肥は早め・多めとし、越冬前・越冬時の草勢維持に努めることが重要。 果実が小ぶりになった際は低温管理し、草勢維持を優先する。

TYマリオ

TYマリオ

小林種苗株式会社

小林交配 中玉トマト種子 TYマリオ 黄化葉巻病耐病性の中玉トマト新登場!食味・輸送性ともに抜群! 特性 ●果重50~60g程度の中玉トマトです。 ●糖度が7~8度と高く、甘みと酸味のバランスがよいトマトです。 ●果肉は肉厚で食べ応えがあり、輸送性も優れます。 ●トマト黄化葉巻病や葉かび病(Cf9)、半身萎凋病(V)、青枯病、根腐萎凋病(J3) 、 タバコモザイクウイルス(Tm-2a)、ネコブセンチュウ、疫病の複合耐病性があり、 栽培容易です。 栽培のポイント ●1本仕立てとし、脇芽はすべて取り除きます、 ●果実が小玉になる場合は1花房当たり6果前後に摘果してください。 ●追肥は1番果の色づきはじめに行い、 その後は草勢を確認しながら適宜行ってください。

TYみそら109

TYみそら109

ヴィルモランみかど株式会社

高品質で揃う!黄化葉巻病耐病性「みそら」品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : B:青枯病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:中強 果重:200g前後 花数:6-7 硬度:硬 果形:豊円腰高 早生性:早生 適応作型 抑制 促成 半促成 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、厳寒期のが維持しやすい。 2. 中葉で節間が短く、栽培容易。 3. 極早生で、開花着色ともに進みが早い。 4. 1花房あたり数は 6-7花で、安定した着果性を示す。 果実 1. 食味は極めて優れる。 甘みが強く、酸とのバランス取れておりコクもあり美味しい。 2/ 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく、外観が美しい。 3. 果実の大きさは200g前後となる。 4. 栽培後半も安定した果実の大きさを示す。 5. 果実が硬く店もちが良い。 6. 裂果、乱形果の発生が少なく、果実の揃いが良いため、秀品率が高い。 耐病性 ・ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1およびレース2、半身萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。 ・黄化葉巻病(イスラエル、マイルド両系統)、斑点病、ネコブセンチュウに耐病虫性中程度。 ・青枯病に比較的強い。 ■栽培のポイント 1. は種・育苗 ・極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 2. ほ場準備 ・事前にほ場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。 ・草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 3. 定植・栽培管理 ・定植は第一花房第一花の開花始めを目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避ける。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。 ・第三段花房が開花し始め頃から生育にあわせて潅水量を増やしていく。 ・追肥は草勢を見ながら第三花房開花頃に開始する。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgとする。着果負担のピーク(第4段花房開花から第6段花房開花頃まで)頃からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。 ・液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。 ・本品種は低温期の着果性が良くカリウム要求性の高い品種である為、葉先枯れを生じることもある。特に着果負担のかかる厳寒期には、カリウム成分の高い肥料で追肥を行うことで葉先枯れの予防を行う。 ■病害虫の防除 ・本品種は植物体内でウイルスの増殖を抑えることで、黄化葉巻病に耐病性を示すが、ウイルスを保毒してしまう恐れがある。また、黄化病の媒介昆虫もコナジラミ類であることから、定期的な薬剤散布を行い、コナジラミ類の防除を徹底する。 ・黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、アザミウマやアブラムシなどの防除も徹底する ・葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので、防除を行う。 ・葉先枯れが発生した際は、灰色かび病の防除を徹底する。 ・青枯病の汚染土壌では「足じまんSS」を用いて接木を行う。

TYみそら86

TYみそら86

ヴィルモランみかど株式会社

早生で特に食味の良い、黄化葉巻病耐病性品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, V1:半身萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病, B:青枯病 特性 草勢:中強 果重:220g前後 花数:5-7 果色:濃桃 果形:豊円腰高 裂果:少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 食味の良い黄化葉巻病耐病性品種。 果揃いが良く、空洞果がでにくい。 早生で草勢は中強。 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、栽培後半も草勢が維持しやすい。 2. 中葉で節間が短く、栽培が容易。芯止まり症や異常茎が出にくい。 3. 早生で、開花・着色ともに進みが早い。 4. 一花房あたり花数は5-7となり、着果性が良い。 果実 1. 黄化葉巻病耐病性を持つが、食味は極めて優れる。甘味が強く、酸味とのバランスが取れており、コクもあり美味しい。 2. 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく、外観が美しい。 3. 果実の大きさは220g前後となる。低温期の果実肥大性が優れる。 4. 障害果の発生が少なく、果実の揃いが良いため、秀品率が高い。 ■栽培のポイント 1. 播種・育苗 極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 2. 圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 3. 定植・栽培管理 定植は第一花房第一花のがく割れ~開花を目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避けることが望ましい。 活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。第一花房が確実に肥大してきていることを確認し、第二花房の着果後~第三花房が開花し始め頃から生育に合わせて潅水量を増やしていく。 追肥は草勢を見ながら行う。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgを目安とする。着果負担のピーク(第四花房開花から第六花房開花頃まで)からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。 葉先枯れが発生する場合は、カリウム主体の液肥や葉面散布を行う。多肥で過湿の条件下では軟果玉が発生する場合もあるため注意する。 4. 病害虫防除 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルシには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので防除を行う。 葉先枯れが発生した際は、灰色かび病の防除を徹底する。 青枯病の汚染土壌では「足じまんSS」を用いて接木を行う。

TY夏和恋

TY夏和恋

ナント種苗株式会社

黄化葉巻が酷い!割れる!そもそも暑すぎて着果しない! 抑制の大玉トマトは「もう無理だ」と諦めないで。 酷暑に苦しむ抑制トマト産地の皆様、 お待たせしました! かつてないレベルの高温環境適性を持ち、 高温期の耐裂果性・着果性が極めて高い 抑制作型専用品種の登場です! ■特徴 ・草勢は初期から強いが芯どまり少なく、中盤以降も草勢維持。 ・節間長は抑制作用品種としては長め。 ・果形やや甲高な扁平。果重200g程度で肉質非常に硬い。 ・他の耐裂果性品種と比べても高温期の耐裂果性が極めて優れる。 ・他のTY耐病性品種と比べても黄化葉巻耐病性に優れる。 ・高温環境での着果性・花芽着生に優れる。 ・高温期の着色・果皮ツヤに優れ、尻腐れも少ない。 ・やや晩生で収穫開始がやや遅い。収穫後の色回りもやや遅い。 ・ベースグリーン薄め。 ・黄化葉巻病(イスラエル型・マイルド型)/斑点病/葉カビ病(Cf-9)/TOMV(Tm-2a)/萎凋病レース1・2/ネコブセンチュウに耐病/抵抗性を有する。

TY秀福

TY秀福

カネコ種苗株式会社

良食味・早生性・耐裂果性を兼ね備えたトマト黄化葉巻病(TYLCV)耐病性品種! ■特性 ●トマト黄化葉巻病(TYLCV)のイスラエル・マイルド両系統に対し耐病性を有します。 ●平均1果重200g位、果実硬度、耐裂果性に優れ、食味も良好な完熟タイプの品種です。 ●生育期間を通じて早生性、着色性に優れ、草勢は中位で生育後半まで安定しており、節間やや長く管理しやすい草姿です。 ●TYLCVのほか、トマト黄化えそ病(TSWV)、葉かび病( Cf-9)、ToMV(Tm-2ª)、萎凋病(レース1・2)、半身萎凋病 、サツマイモネコブセンチュウ、斑点病の各種病虫害に安定した耐病虫性を有します。 ●特に10段以下収穫の短期作型で能力を発揮します。 ※「TY秀福」のTYLCVに対する耐病性は体内でのウイルス増殖を抑えるタイプであり、感染を阻止するものではありません。コナジラミの無防除による高密度化や極端な高温は、耐病性品種であっても発病につながる恐れがあります。必要なコナジラミ防除は必ず行ってください。 ■栽培要点 ●初期の草勢を強めにする事が最重要ポイントです。若苗定植、早め多めの灌水、確実な摘果を行い、初期草勢を確保すると好結果に繋がります。

TY美ごと

TY美ごと

株式会社むさしのタネ

硬玉、裂果に強く、果形が大変美しい 黄化葉巻耐病性で長期越冬栽培、促成栽培に向く 【特性】 〇果重は170g、果形は腰高で赤桃色。 〇草勢は、初期はやや大人しく、後半はやや強い。中早生。 【病害虫抵抗性】 〇ToMV(Tm-2a)、黄化葉巻病(イスラエル型、マイルド型)、葉カビ病(Cf9) 【“ ココ ” に注目】 ◎良食味と美しい果形 果形は大変美しく、3L玉が出にくい手頃なサイズ。 果肉は緻密で甘みがある。

YAR-011

YAR-011

住化農業資材株式会社

肥大性に優れ、加工に適した大玉トマト 肥大性に優れ、大玉な果実をつける加工適性に優れた赤系トマトです。 ■品種特性 ・果重200g前後の果実をつける高収量品種 ・樹勢が落ちにくく、長期どりに適する ・ゼリー部が落ちにくく、ドリップが少ないため、カット・スライスに最適 ・果実形状は豊円で、肩部も滑らかなため、カット・スライス時の歩留まり向上が期待できる ・黄化葉巻病(イスラエル系、イスラエルマイルド系)、葉かび病(Cf9)、萎凋病(レース1,2)、半身萎凋病、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a)、黄化えそ病、ネコブセンチュウに対して病虫害耐病性を持つ

アニモ TY-12

アニモ TY-12

株式会社武蔵野種苗園

トマト黄化葉巻病に耐病性で、秀品率の高い早生品種 ■特性 ・葉かび病に対しても、抵抗性(Cf-9)である。 ・花数が多く、着果も良く花房内の果実の大きさがよく揃う。 ・果実が硬く、軟化玉が発生しにくいので完熟出荷に向く。 ■栽培のポイント ・花数が多く、着果個数が多い場合は摘果を行う。 ・草勢がややおとなしい品種なので、追肥を行って草勢の維持に努める。

アニモTY-12

アニモTY-12

朝日アグリア株式会社

TY耐病性品種の代名詞 ■黄化葉巻病は総合的に防ぎましょう アニモTY-12はトマト黄化葉巻病ウイルスに感染すると植物体内にウイルスを保毒し感染源となる可能性があります。また、ウイルスに継続して大量に感染した場合や、高温等の強いストレスがかかった場合は病徴が現れることがあります。タバココナジラミを防除したり、遮光資材を利用しハウス内温度を下げたりするなど適切な栽培管理に努めてください。特に育苗~定植直後は上記の対策を徹底してください。 ■特徴 1. 9大病害に強い トマト黄化葉巻病に耐病性のほか、黄かび病(Cf-9)、萎ちょう病レース1、レース2、根腐れ萎ちょう病、半身萎ちょう病レース1、斑点病、ネコブセンチュウ、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a型)に耐病・耐虫性。 2. 着果が安定 草勢は中程度、葉はコンパクトで栽培管理しやすい。果形は腰高、奇形が少なく、秀品率が高い。果重は200g程度。果色は濃いピンク色、グリーンベースは薄い。花数が多く、着果も良い。 3. 果実硬い 食味良好 ゼリー部が少なく果肉が多いため、果実は硬く、ずっしり重い。甘味が強く、酸味が少ないため食べやすい。 4. 早生 熟期は早生。節間はやや短い。あらゆる作型に向く。 ■栽培の要点 「定植後1ヶ月間の草勢を強く維持する」 1. 台木 草勢が強い台木を使用する。青枯病が発生する圃場では「台本命」、褐色根腐れ病が発生する圃場では「あおおに」を奨め。 2. 育苗・定植 極端な「しめ作り」や低温管理を避け、のびのびと育て、草勢のある苗にする。定植は促成・夏秋はがく割れ、越冬・抑制は本葉4~5枚期の若苗とする。 3. 元肥 元肥の10a当たり窒素量は、越冬・促成・夏秋が15~23kg、抑制は0~10kgが目安。窒素よりも加里の成分量を多くすることにより、果実の肥大と色上がりの向上が期待される。土壌分析し、適正な施肥に努める。 4. 草勢管理 初期の草勢を確保するため、第1、第2花房は摘果する。促成・夏秋は3~4果、越冬・抑制は2~3果にする。 追肥開始が遅れないようにする。越冬・促成・夏秋が第3花房開花時、抑制が第2花房開花時から始める。夜温は9~10℃とし、節間が詰まりすぎる場合は夜温を上げる。

かれん

かれん

株式会社サカタのタネ

黄化葉巻病耐病性で食味良好。節間が詰まる抑制栽培向け品種 ■特性 1.萎凋病(F:R-1,2)、ToMV(Tm-2a型)、半身萎凋病、葉かび病、斑点病に抵抗性でネマトーダに耐虫性、黄化葉巻病(TYLCVイスラエル系統、マイルド系統)に耐病性の赤熟出荷向き大玉トマト。 2.草勢は中程度、栽培の後半までスタミナがある。チャック果、窓あき果、空洞果、スジ腐れ果の発生が少なく、秀品率が高い。 3.果実は豊円で果色・色まわりに優れ、硬玉で日もちがよい。裂果の発生が少なく、赤熟収穫が可能。 4.果実の肉質がよく、糖度が上がりやすいので食味が特に優れる。 5.着果性がよく、下段より果実の肥大力があり、多収。 ■適応性 抑制栽培に最も適し、促成・半促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日くらいの本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触するころに苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは液肥などで追肥を行います。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10aあたり成分量で窒素12~15㎏、リン酸15~20㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植はがく割れ~第1花開花前ごろを基本とし、極端な若苗定植は避けるようにします。灌水は、第1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3~4段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■病害虫防除 青枯病の汚染圃場では、「シャットアウト」、「アシスト」、「バックアタック」などを用いて接木栽培を行います。また、CMV、TSWVに対する耐病性はなく、TYLCVに対しても保毒型耐病性なので、アブラムシ、アザミウマ、コナジラミなどの防除を徹底してください。 ■栽培上の注意点 ・草勢が中程度でスタミナのある品種であるが、着果性がよく、低段から果実の肥大もよいので、草勢の維持がポイントとなります。 ・灌水不足は尻腐れ果の発生を助長するので、天候に合わせて、少量多回数の灌水管理を行います。 ・果実が硬く、日持ちのよい、赤熟収穫向き品種であるが、強日射や圃場の乾燥、窒素過剰により、栽培初期に同心裂皮が発生することがあるので注意してください。 ・節間が詰まる品種なので、厳寒期は摘葉、玉出しを行い、果実温を十分に確保します。 ・葉先枯れが少ないため、灰色かび病に比較的強く、葉かび病抵抗性で農薬散布をかなり軽減できるが、疫病、すすかび病、うどんこ病などの防除を怠らないようにしましょう。 ・低日射、低温管理で肥大した果実は果形が平玉になりやすく、特に2月以降、日中のハウス内温度が高く、灌水が不足すると、果実の肥大不良により、果実尻部がへこむ場合があるので注意してください。

サングランデ

サングランデ

サントリーフラワーズ株式会社

「トマト黄化葉巻病」耐病性の大玉トマト ■特長 ・近年家庭菜園でも被害が増えているトマト黄化葉巻病に耐病性を有します。 ・安定した着果能力で上段までよく実る作りやすい大玉トマト。 ・ジューシーな果肉、飽きのこない爽やかな味わいの生食ピンク系トマト。 ・糖度:5~6度 ・果形:腰高豊円 ・果重:180~200g ・収穫数目安:20~25個程度 ・栽培適性:プランター向け、畑向け ■耐病性 TYLCV※(マイルド株、イスラエル株)、ToMV(Tm-2a型)、萎凋病(レース1、2)、葉カビ病、斑点病 ■栽培の要点 ・花数が多くなることがあるため、4~5果/房になるよう摘果します。

ぜっぴん!トマト

ぜっぴん!トマト

日本デルモンテ株式会社

甘さ抜群のおいしさ。 ■特長 人気の大玉トマト「ぜいたくトマト®」の糖度となめらかな食感を受け継いだトマトです。 葉カビ病、黄化葉巻病に耐病性をもち、初めて大玉トマトを育てる方におすすめの品種です。 キュウリモザイクウイルス(CMV)の予防接種をした病気に強い接木苗です。 ■販売時期 4月下旬~5月下旬頃(接木苗) ■育て方ポイント ふつうの大玉トマトの育て方に準じます。 糖度が上がりやすい品種特性の反面、果実の下部・お尻にあたる部分が黒くなる「尻腐れ果」が発生することがあります(果実内部の細胞に局所的に生じるカルシウム欠乏)。 水不足による「しおれ」が続いたり、肥料の効きが強すぎる(葉が大きく色が濃く茎が太すぎる)ことがないか注意してください。 水や養分の過不足が起きやすいプランター栽培では特に注意が必要です。 ※ 肥料入り培養土「キッチンガーデン トマト用」のご利用がおすすめです。

トマト

トマト

住化農業資材株式会社

安定着果で果形がきれいな早生品種 安定着果で果形・サイズのそろいが良い大玉トマトです。 ■品種特性 ・果形は豊円形で、果重は220g程度 ・花房内の果実の揃いが良好で異常果の発生が少なく秀品率・可販収量が高い ・果肉はジューシーで、酸味と甘みのバランスが良く良食味 ・比較的早生だが、スタミナがあり長期どり栽培に適する ・黄化葉巻病(イスラエル系、イスラエルマイルド系)、葉かび病(Cf9)、萎凋病(レース1,2)、根腐萎凋病、半身萎凋病、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a)、ネコブセンチュウに対して病虫害耐病性を持つ

はれぞら

はれぞら

ヴィルモランみかど株式会社

果実肥大優れ、硬玉で食味の良い黄化葉巻病耐病性品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : B:青枯病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, V1:半身萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 おすすめポイント ①栽培しやすい 安定した草勢維持と黄化葉巻病耐病性 ②高い収量性 果実肥大が優れ、果形が安定 ③流通性 玉質が硬く、輸送性・店もちがよい ④おいしい 糖酸のバランスが良い食味   特性 草勢:中強 果重:220g前後 花数:6-8 果色:濃桃 果形:豊円 裂果:極少 適応作型 夏秋 抑制 促成 半促成 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、厳寒期の草勢が維持しやすい。 2. 中葉で節間長は中程度。 3. 早生の品種で花数が安定。 4. 1花房あたり花数は6-8花で、安定した着果性を示す。 果実 1. 果肉は厚く食感が良い。食味は糖酸バランスとれており、コクもあり美味しい。 2. 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく外観が美しい。 ■栽培のポイント ① は種・育苗  極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 ② ほ場準備  事前にほ場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 ③ 定植・栽培管理  定植は第一花房第一花の開花始めを目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避ける。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。第三段花房が開花し始め頃から生育にあわせて潅水量を増やしていく。  追肥は草勢を見ながら第三花房開花頃に開始する。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgとする。着果負担のピーク(第4段花房開花から第6段花房開花頃まで)頃からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。  本品種は低温期の肥大性が良くカリウム要求性の高い品種である為、葉先枯れを生じることがある。特に着果負担のかかる厳寒期には、カリウム成分の高い肥料で追肥を行うことで葉先枯れの予防を行う。  本品種は低温下で土壌水分過剰や窒素過剰になると、急激に草勢がつき、果形が乱れる恐れがある。その為12℃~14℃の夜温を確保し、少量多回数潅水を心がける。

らくなりごろごろ大玉トマト

らくなりごろごろ大玉トマト

サントリーフラワーズ株式会社

締まった肉質!良食味大玉トマト! ■特長 ・短節間の草姿で育てやすく、早生で安定して果実サイズが揃う。 ・締まった肉質の食味の良い大玉トマト! ・糖度:6~6.5度 ・果形:球形 ・果重:200~220g ・収穫数目安:15~25個程度 ・栽培適性:プランター向け、畑向け ■耐病性 ToMV(Tm-2a型)、萎凋病(レース1,2)、葉カビ病、TYLCV(マイルド株,イスラエル株)、斑点病(耐病性) ■栽培の要点 ・大玉品種特有の給肥力の強さがあります。栽培初期の多肥は控えましょう。

大安吉日

大安吉日

ナント種苗株式会社

本当に美味しい黄化葉巻病耐病性トマトを貴方に。 ■特徴 ・黄化葉巻病(イスラエル株・マイルド株の両タイプ)に対して耐病性因子を有した品種で葉かび病(Cf-9)、斑点病(LS)の耐病性を併せ持ち、農薬散布回数が軽減できる。 ・果重200g前後の豊円形で肉質は硬い。デベソ・尻腐れが少なく、果形は非常に安定。秀品出荷率が高い。 ・糖度が出やすく、甘み・酸味のバランス良く、美味しい。 ・草勢は初期は強く、中盤以降はややおとなしめ。元肥は少なめで追肥主体の施肥が適する。 ・花粉能力が高く、着果性に優れ、下段より肥大し多収性。⃝促成・半促成の作型にも適する。 ・早晩性はやや晩生。 ■栽培のポイント ・この品種は比較的「肥料食い・水食い」。そのため「強めの草勢維持」が(特に長期栽培において)好結果を生むための最重要ポイントとなる。初期草勢は強いが、3段目開花以降の草勢低下は顕著となるため、追肥量は一般品種と比べ3割程度増やす。低温期に入っていったん草勢が低下すると、花数の減少や角張り果の発生、葉先枯れなどの問題の要因になる。 ・低温期の輪状裂果対策として、最低夜温確保や早朝加温が非常に効果的。4段サーモの場合、日の出前後2~3時間が15~16℃、昼20~25℃、夕方13~15℃、最低夜温10~12℃を目安に。

1〜20品種 / 全41品種中

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