病害耐性

斑点病耐性の大玉トマト品種一覧 全67種類

斑点病耐性大玉トマト 斑点病とは 斑点病は、糸状菌のStemphylium spp.(ステンフィリウム属菌)によって引き起こされるトマトの病害です。施設栽培・露地栽培の両方で発生しますが、施設栽培の普及した産地で特に問題になることが多く、下

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斑点病耐性について

斑点病耐性大玉トマト

斑点病とは

斑点病は、糸状菌のStemphylium spp.(ステンフィリウム属菌)によって引き起こされるトマトの病害です。施設栽培・露地栽培の両方で発生しますが、施設栽培の普及した産地で特に問題になることが多く、下葉から上位葉へと被害が拡大する病害として知られています。

主な症状は、葉に形成される不整形〜円形の病斑です。初期は黄色いハローを伴う小さな斑点として現れ、拡大すると褐色〜暗褐色の壊死病斑になります。病斑の中心部が灰色〜白色になることもあります。病状が進行すると葉全体が黄化・落葉し、光合成能力の低下を招きます。果実には通常直接感染しませんが、早期落葉により果実が日射に直接さらされ、日焼け果の発生につながることがあります。

発生条件としては、温度20〜25℃前後の比較的温暖な条件と、高湿度・葉面結露が要因となります。施設内で換気が不十分な状態が続くと、発生リスクが高まります。また、葉かび病と同様に施設内での胞子飛散による感染拡大が問題になります。

意外と知られていないのですが、斑点病はその症状がマグネシウム欠乏症などの生理障害と混同されることがあります。正確な診断のためには、症状の現れ方や発生パターン、罹病葉の検鏡(胞子の確認)が参考になります。

斑点病耐病性の区分

斑点病(Stemphylium spp.)の耐病性は、カタログ上では「St」または「Ss」の略号で表記されることがあります。ただし、耐病性の表記方式は種苗メーカーによって異なるため、カタログの耐病性表の凡例を必ず確認することが重要です。

HR(高度耐病性)・IR(中程度耐病性)の区分は、他の病害耐病性と同様の概念が適用されます。斑点病耐病性の程度は品種によって差があり、「耐病性あり」という記載でも実際の耐病性レベルは品種間で異なります。

大玉トマトで斑点病耐病性を持つ品種は、ミノリスに登録された146品種中約67品種(約46%)です。萎凋病耐病性(約61%)に次いで比較的多くの品種が耐病性を持っており、施設栽培に対応した品種群では斑点病への耐病性を持つものが多い傾向があります。タキイ種苗の「CF桃太郎J」、サカタのタネの「かれん」「麗妃」「麗月」、ハウスパルトなどが代表的な耐病性品種として知られています。

品種選びで見落としがちなのが、斑点病耐病性の確認です。萎凋病・半身萎凋病への耐病性は確認するものの、斑点病はそれほど目立った病害でないと思われがちです。しかし、施設栽培で長期にわたって栽培を続けると、下葉の斑点病被害が蓄積して摘葉の手間が増えたり、落葉による品質低下につながることがあります。

斑点病耐病性育種の背景

斑点病は昭和期から施設トマト産地で発生が確認されてきましたが、萎凋病やトマト黄化葉巻病(TYLCV)ほど急激に社会問題化したわけではなく、比較的地味な病害として認識されてきました。

しかし、施設栽培の周年化・長期栽培化が進む中で、施設内の病原菌密度が高まりやすくなり、斑点病の被害が表面化する産地が増えてきました。特に、下葉処理(摘葉)作業の省力化が求められる現代の栽培体系において、斑点病による早期落葉は労力と品質の両面から無視できない問題になっています。

各種苗メーカーは施設向けの複合耐病性品種の開発において、萎凋病・半身萎凋病・葉かび病・斑点病などへの耐病性を組み合わせることを育種目標の一つとしてきました。CF桃太郎シリーズはその代表例であり、複数の病害への耐病性を一品種に集約することで、産地での防除負担を軽減することに貢献してきました。

耐病性の限界と注意点

ここからが実際の栽培で差がつくところです。斑点病耐病性品種を選んでも、高湿度の施設環境下では発病リスクが完全になくなるわけではありません。

Stemphylium spp.は複数の種が存在し、地域や施設によって優勢な系統が異なることがあります。特定の系統に対して耐病性を持つ品種でも、別の系統には感受性を持つ可能性があります。

また、斑点病の耐病性は葉かび病・萎凋病・半身萎凋病・根腐萎凋病・ネコブセンチュウなど他の病害の耐病性とは独立したものです。斑点病耐病性を確認したからといって、他の病害への対策が不要になるわけではありません。複数の病害が問題になる産地では、各病害への耐病性をカタログで個別に確認する作業が重要です。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、斑点病が深刻な産地では施設の老朽化・換気不足・密植が複合的に絡んでいることが多く、品種の耐病性だけでは解決しきれないケースもあります。

防除のポイント

斑点病の防除においても、施設内の環境管理が最も重要な手段の一つです。高湿度・葉面結露を防ぐための換気管理を徹底することが、発病リスクを下げる基本的なアプローチです。

環境管理:

  • 施設の換気: 天窓・サイドカーテンを適切に開閉し、施設内の湿度を低下させます。朝の早い時間帯の換気開始が効果的です
  • 適正な栽植密度: 株間・条間を確保し、株の周囲の通気性を高めることで葉面の乾燥を促します
  • 灌水管理: 夕方遅い時間の灌水を避け、朝方に灌水を行うことで夜間の葉面湿度上昇を防ぎます

耕種的防除:

  • 罹病した下葉の摘葉・圃場外での処理: 発病した葉は胞子の供給源となるため、早期に除去します。摘葉した葉は圃場内に放置せず、施設外で適切に処理することが重要です
  • 輪作: トマト以外の作物との輪作により、施設内の菌密度低下が期待できます

化学的防除:

  • 斑点病の登録農薬による予防的な散布が有効です。発病初期からの対応と薬剤ローテーションが感受性低下菌の出現を防ぐ上で重要です

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

施設トマト産地での斑点病対策について、生産者からは「萎凋病やTYLCVほど激烈な被害が出るわけではないが、長期作になると下葉の斑点が増えてきて、摘葉の頻度が上がる」という声が聞かれます。被害が徐々に蓄積するタイプの病害であるため、問題として認識されるまでに時間がかかりやすい側面があります。

耐病性品種を導入した産地では「下葉の斑点が減ったことで摘葉作業の労力が軽減された」という効果を実感している生産者がいます。特に高齢化が進み、作業省力化が課題となっている産地では、斑点病耐病性品種の導入が作業負担の軽減に貢献しているとの報告があります。

また、換気設備の改善と耐病性品種の組み合わせが最も効果的という現場の知見も蓄積されています。品種の耐病性と施設環境の改善を合わせて取り組むことで、より安定した効果が得られるとされています。

まとめ

斑点病はStemphylium spp.が引き起こすトマト病害で、施設内の高湿度条件下で発生しやすい傾向があります。葉かび病とは病原菌が異なりますが、発生環境の条件(高湿度・施設内環境)は共通しており、同様の環境管理が防除に有効です。

大玉トマトでは登録146品種中約67品種(約46%)が耐病性を持ちます。施設栽培で長期作を行う生産者にとっては、摘葉作業の省力化や品質維持の観点から確認が有効な耐病性です。品種選びの際は、萎凋病・葉かび病など他の施設病害の耐病性とあわせて確認し、換気管理・適切な摘葉・必要な薬剤防除を組み合わせることが安定した栽培の基盤となります。

斑点病耐病性を持つ大玉トマトの品種一覧は、ミノリスの品種検索からご確認いただけます。

67品種 掲載中
CFハウス桃太郎

CFハウス桃太郎

タキイ種苗株式会社

葉かび病耐病性(Cf9)の「ハウス桃太郎」タイプ! ■特徴 ・「ハウス桃太郎」に葉かび病(Cf9)耐病性を付与した品種で、国内で発生している葉かび病のレースに安定した耐病性を示す。 ・冬型草姿で栽培後半までスタミナがあり、作りやすい。 ・極早生で色回りがよく、食味は「ハウス桃太郎」同様美味。 ・果形は腰高で果重は200~210g程度。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・栽培管理は、「ハウス桃太郎」に準ずる。ただし、潅水量は栽培全期間を通じて「ハウス桃太郎」より1~2割多めが適量。

Cf優福

Cf優福

カネコ種苗株式会社

後半まで続く果実肥大性と秀品性!葉かび病に強い春無加温~抑制作型用品種 ■特性 ●栽培後半までL級中心の果実肥大性を有し、食味の良さも兼ね備えた完熟タイプの品種です。 ●草勢は中強で生育後半まで安定しています。 ●低、高温条件下でも着果、着色が安定しており、異常主茎(めがね)等の生理障害が少ない点が特長です。 ●葉かび病に対して強い耐病性(Cf-9)を有します。 ●その他、ToMV(Tm-2ª)、萎凋病(レース1・2)、半身萎凋病、サツマイモネコブセンチュウ、斑点病に安定した耐病虫性を有します。 ■栽培要点 ●初期の草勢維持のため、やや若苗での定植を行います。 ●元肥は極力抑え気味とし、3段花房開花期頃から追肥で追い上げる栽培方法が適します。 ●摘芯後、追肥は一切行わず、灌水のみ継続します。

CF桃太郎J

CF桃太郎J

タキイ種苗株式会社

葉かび病に強い、低温下で肥大力のよいおいしい「桃太郎」! ■特長 ・葉かび病(Cf9)の耐病性をもつ品種で、国内で発生している葉かび病のレースに安定した耐病性を示す。 ・低温・少日照下でも果実肥大力がすぐれる大玉完熟品種で、長期栽培にも適する。 ・果形は腰高豊円で肥大力にすぐれ、果重220~230g程度の大玉になる。 ・果色は美しい濃桃色で食味もたいへんよい。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・果実の肥大がよいので、長期栽培では定期的に追肥を施し、草勢維持に努める。

CF桃太郎はるか

CF桃太郎はるか

タキイ種苗株式会社

低温伸長性にすぐれる葉かび病に強い冬春用「桃太郎」! ■特長 ・葉かび病(Cf9)耐病性を付与した品種で、国内に発生している葉かび病のレースへ安定した耐病性を示す。 ・低温・少日照下での果実肥大力がたいへんよく、長期栽培にも適する。 ・果形は豊円で肥大力にすぐれ、果重220g程度の大玉となる。 ・トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・果実の肥大がよいので、長期栽培では定期的に追肥を施し、草勢維持に努める。 ・春先の極端な蒸し込みは軟化玉発生の原因となるので注意する。

CF桃太郎ファイト

CF桃太郎ファイト

タキイ種苗株式会社

葉かび病耐病性(Cf9)の「桃太郎ファイト」タイプ! ■特長 ・従来の「桃太郎ファイト」葉かび病耐病性をCf9にレベルアップ。 ・果形は腰高でスムーズ、果重は210g程度の大玉で秀品率もよい。 ・糖度が高く、食味がよい。 ・果色は濃桃色で、色ムラの発生が少ない。 ・果実のかたさや熟期は「桃太郎ファイト」と同等。 ・根張りがよく、栽培後半までスタミナが持続する。 ・トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性のほか、青枯病(B)にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・抑制栽培では、本葉5~6枚の若苗定植を基本とする。 ・追肥重点型の肥培管理を行う。 ・定植後の最初の追肥は、3段花房の開花時期を目安に行う。 ・「桃太郎ファイト」に比べて初期の草勢がややおとなしいので、潅水は栽培全期間を通じて1割程度多めに施す。

CF桃太郎ヨーク

CF桃太郎ヨーク

タキイ種苗株式会社

葉かび病耐病性(Cf9)の「桃太郎ヨーク」タイプ! ■特長 ・国内で発生している葉かび病のレースに安定した耐病性を示すCf9をもつ。 ・果形は腰高豊円で肥大力にすぐれ、果重220~230g程度の大玉になる。 ・節間長が短めで栽培管理が容易。 ・熟期は早生。 ・トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)およびレース2(F2)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病レース1(V1)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・ハウス抑制栽培の元肥は、10a当たりのチッソ成分量で5~10kgが基準。 ・草勢は「桃太郎ヨーク」よりおとなしいので、早めの追肥を心掛け、潅水量も1割増を目安とする。

NTO-TY21

NTO-TY21

ナント種苗株式会社

抑制作のみならず、越冬促成作でも高いパフォーマンス。 裂果に強く、高温期でも、 歩留り・秀品率が秀逸。 果実形状の安定感が圧巻。 抑制作だけでなく、 越冬作でも驚きの 高秀品率。 ■特徴 ・高温期の耐裂果性は「夏和恋」並みに高い。裂果・軟果も少ないので、抑制作のみならず、「プリマドンナ」の裂果対策としても越冬作型の初期で安定した可販果収穫が見込める。 ・草勢は「夏和恋」と比べやや大人しい。「プリマドンナ」と比較した場合、草勢やや強めに推移し、葉色濃い。 ・節間長は「夏和恋」よりも短く、「プリマドンナ」と比べて同等~やや短めとなり、管理しやすい。 ・平均果重は180~200g。高温期は「夏和恋・プリマドンナ」よりもやや小さめ。 ・早生性は「プリマドンナ」「TY20」よりもやや遅い中生。「夏和恋」よりも早生。 ・果形の安定性は抜群に良い。果形は「プリマドンナ」よりもやや甲高気味の扁平形状。「夏和恋」と比べて扁平。「TY20」のような肩部の凹凸はなくスムーズ。草勢強くなった場合の形状安定性は「プリマドンナ」を上回る。 ・越冬長段穫りにも適したスタミナ草勢で越冬時も花飛び・乱形果が少ない。 ・葉先枯れの発生については「プリマドンナ」同様に非常に少ない。 ・糖度は「夏和恋」よりも高く、「プリマドンナ」と同等~やや劣るが、食味水準は総じて高い。硬玉で棚持ち良好。 ・黄化葉巻病(イスラエル型・マイルド型)/斑点病/葉かび病(Cf-9)/TOMV(Tm-2a)/萎凋病レース1・2/ネコブセンチュウに耐病性・抵抗性を有する。半身萎凋病に対する耐病性は無い。

SR彩福

SR彩福

カネコ種苗株式会社

トマト黄化えそ病(TSWV)抵抗性品種!葉かび病にも強い! ■特性 ●高温適性に優れ、高秀品率と耐裂果性を有し、食味と果実硬度・店持ち性に優れた完熟タイプの春無加温~抑制作型品種です。 ●平均果重は200g位、尻腐れ・すじ腐れ等の生理障害が少ない点が特長です。 ●高温時期の着果性と低温時期にかけての耐裂果性に優れます。 ●トマト黄化えそ病(TSWV)、ToMV(Tm-2ª)、萎凋病(レース1・2)、半身萎凋病、サツマイモネコブセンチュウ、葉かび病(Cf-9)、斑点病の各病虫害に耐病虫性を有します。 ※トマト黄化えそ病は「トマト黄化えそウイルス(TSWV)」によるウイルス病です。一度発病すると結実した果実もえそ斑を生じ奇形果となるため収穫皆無となります。

TYプリマドンナ

TYプリマドンナ

ナント種苗株式会社

秀品率・着果性能、 そして可販収量が、グンを抜く! 早生で回転早く年内から高収量。 バツグンの花芽安定性が、 美しい果実形状と玉ぞろいをお届け。 越冬適性高く、葉先枯れ極めて少ない。 ■特徴 【早生性】早生でかつ果房段数の回転進度も早いことから、夏定植の長期作における年内収量が多く、可販果総収量が多い。 【越冬適性】 厳寒期は夜間実温11℃前後でも葉先枯れ発生少なく、着果性や秀品性に大きな影響もないので省コスト的、作りやすい。 【果実形状】果重200g程で肥大良い。やや扁平形。果形が非常に安定し、空洞果少ない。 【果実品質】「風林火山」と桃太郎系の中間的な果実硬度で、高温期の軟化が僅少。冬季でも硬すぎない。糖度が安定して高く、食味品質に優れる。 【草勢・節間】草勢は中程度。節間長も中程度。「風林火山シリーズ」と比べ短節間でパイプハウスでも栽培容易。 【耐裂果性】シーズン通して裂果が少なく、春~初夏に問題となる黄変果にも強い。 【スジ果耐】スジ腐れ果の発生が少なく、環境不良時の追肥も安心。 【耐病性】黄化葉巻病(イスラエル・マイルド両系統)の他、葉かび病、斑点病、 萎凋病レース1・2、半身萎凋病、ToMV(2a)、ネコブセンチュウ に抵抗/耐病性。 ■栽培のポイント ・年内収量が多く、冬場の着果性も良好なことから、追肥は早め・多めとし、越冬前・越冬時の草勢維持に努めることが重要。 果実が小ぶりになった際は低温管理し、草勢維持を優先する。

TYみそら109

TYみそら109

ヴィルモランみかど株式会社

高品質で揃う!黄化葉巻病耐病性「みそら」品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : B:青枯病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:中強 果重:200g前後 花数:6-7 硬度:硬 果形:豊円腰高 早生性:早生 適応作型 抑制 促成 半促成 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、厳寒期のが維持しやすい。 2. 中葉で節間が短く、栽培容易。 3. 極早生で、開花着色ともに進みが早い。 4. 1花房あたり数は 6-7花で、安定した着果性を示す。 果実 1. 食味は極めて優れる。 甘みが強く、酸とのバランス取れておりコクもあり美味しい。 2/ 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく、外観が美しい。 3. 果実の大きさは200g前後となる。 4. 栽培後半も安定した果実の大きさを示す。 5. 果実が硬く店もちが良い。 6. 裂果、乱形果の発生が少なく、果実の揃いが良いため、秀品率が高い。 耐病性 ・ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1およびレース2、半身萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。 ・黄化葉巻病(イスラエル、マイルド両系統)、斑点病、ネコブセンチュウに耐病虫性中程度。 ・青枯病に比較的強い。 ■栽培のポイント 1. は種・育苗 ・極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 2. ほ場準備 ・事前にほ場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。 ・草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 3. 定植・栽培管理 ・定植は第一花房第一花の開花始めを目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避ける。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。 ・第三段花房が開花し始め頃から生育にあわせて潅水量を増やしていく。 ・追肥は草勢を見ながら第三花房開花頃に開始する。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgとする。着果負担のピーク(第4段花房開花から第6段花房開花頃まで)頃からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。 ・液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。 ・本品種は低温期の着果性が良くカリウム要求性の高い品種である為、葉先枯れを生じることもある。特に着果負担のかかる厳寒期には、カリウム成分の高い肥料で追肥を行うことで葉先枯れの予防を行う。 ■病害虫の防除 ・本品種は植物体内でウイルスの増殖を抑えることで、黄化葉巻病に耐病性を示すが、ウイルスを保毒してしまう恐れがある。また、黄化病の媒介昆虫もコナジラミ類であることから、定期的な薬剤散布を行い、コナジラミ類の防除を徹底する。 ・黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、アザミウマやアブラムシなどの防除も徹底する ・葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので、防除を行う。 ・葉先枯れが発生した際は、灰色かび病の防除を徹底する。 ・青枯病の汚染土壌では「足じまんSS」を用いて接木を行う。

TYみそら86

TYみそら86

ヴィルモランみかど株式会社

早生で特に食味の良い、黄化葉巻病耐病性品種 ■特徴 タイプ 大玉 (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, F2:萎凋病レース2, V1:半身萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病, B:青枯病 特性 草勢:中強 果重:220g前後 花数:5-7 果色:濃桃 果形:豊円腰高 裂果:少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 食味の良い黄化葉巻病耐病性品種。 果揃いが良く、空洞果がでにくい。 早生で草勢は中強。 ■品種の特性 草姿 1. 草勢は中強で、栽培後半も草勢が維持しやすい。 2. 中葉で節間が短く、栽培が容易。芯止まり症や異常茎が出にくい。 3. 早生で、開花・着色ともに進みが早い。 4. 一花房あたり花数は5-7となり、着果性が良い。 果実 1. 黄化葉巻病耐病性を持つが、食味は極めて優れる。甘味が強く、酸味とのバランスが取れており、コクもあり美味しい。 2. 濃桃色の豊円形となり、花落ちが小さく、外観が美しい。 3. 果実の大きさは220g前後となる。低温期の果実肥大性が優れる。 4. 障害果の発生が少なく、果実の揃いが良いため、秀品率が高い。 ■栽培のポイント 1. 播種・育苗 極度な潅水は避け、細やかな管理を行う。鉢上げの際は10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは葉が重ならないように適宜行う。 2. 圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分で10aあたり8-10kg、リン酸15-20kg、カリ15-20kgとする。草勢のバランスを良くするために緩効性肥料や有機質肥料の使用が望ましい。 3. 定植・栽培管理 定植は第一花房第一花のがく割れ~開花を目安に行う。初期生育が旺盛な品種のため、セル苗定植など極端な若苗定植は避けることが望ましい。 活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 低段花房はホルモン処理などによって確実に着果させる。第一花房が確実に肥大してきていることを確認し、第二花房の着果後~第三花房が開花し始め頃から生育に合わせて潅水量を増やしていく。 追肥は草勢を見ながら行う。目安として、10日から20日間隔で、1回10aあたり窒素成分で1.0-1.5kgを目安とする。着果負担のピーク(第四花房開花から第六花房開花頃まで)からは徐々に追い上げていくが、肥料は急激に効かせるのではなく、途切れずに効き、草勢維持できるように工夫する。液肥を潅水に用いる場合、濃度を薄くして回数を多く施す。 葉先枯れが発生する場合は、カリウム主体の液肥や葉面散布を行う。多肥で過湿の条件下では軟果玉が発生する場合もあるため注意する。 4. 病害虫防除 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルシには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生しているので防除を行う。 葉先枯れが発生した際は、灰色かび病の防除を徹底する。 青枯病の汚染土壌では「足じまんSS」を用いて接木を行う。

TY夏和恋

TY夏和恋

ナント種苗株式会社

黄化葉巻が酷い!割れる!そもそも暑すぎて着果しない! 抑制の大玉トマトは「もう無理だ」と諦めないで。 酷暑に苦しむ抑制トマト産地の皆様、 お待たせしました! かつてないレベルの高温環境適性を持ち、 高温期の耐裂果性・着果性が極めて高い 抑制作型専用品種の登場です! ■特徴 ・草勢は初期から強いが芯どまり少なく、中盤以降も草勢維持。 ・節間長は抑制作用品種としては長め。 ・果形やや甲高な扁平。果重200g程度で肉質非常に硬い。 ・他の耐裂果性品種と比べても高温期の耐裂果性が極めて優れる。 ・他のTY耐病性品種と比べても黄化葉巻耐病性に優れる。 ・高温環境での着果性・花芽着生に優れる。 ・高温期の着色・果皮ツヤに優れ、尻腐れも少ない。 ・やや晩生で収穫開始がやや遅い。収穫後の色回りもやや遅い。 ・ベースグリーン薄め。 ・黄化葉巻病(イスラエル型・マイルド型)/斑点病/葉カビ病(Cf-9)/TOMV(Tm-2a)/萎凋病レース1・2/ネコブセンチュウに耐病/抵抗性を有する。

TY秀福

TY秀福

カネコ種苗株式会社

良食味・早生性・耐裂果性を兼ね備えたトマト黄化葉巻病(TYLCV)耐病性品種! ■特性 ●トマト黄化葉巻病(TYLCV)のイスラエル・マイルド両系統に対し耐病性を有します。 ●平均1果重200g位、果実硬度、耐裂果性に優れ、食味も良好な完熟タイプの品種です。 ●生育期間を通じて早生性、着色性に優れ、草勢は中位で生育後半まで安定しており、節間やや長く管理しやすい草姿です。 ●TYLCVのほか、トマト黄化えそ病(TSWV)、葉かび病( Cf-9)、ToMV(Tm-2ª)、萎凋病(レース1・2)、半身萎凋病 、サツマイモネコブセンチュウ、斑点病の各種病虫害に安定した耐病虫性を有します。 ●特に10段以下収穫の短期作型で能力を発揮します。 ※「TY秀福」のTYLCVに対する耐病性は体内でのウイルス増殖を抑えるタイプであり、感染を阻止するものではありません。コナジラミの無防除による高密度化や極端な高温は、耐病性品種であっても発病につながる恐れがあります。必要なコナジラミ防除は必ず行ってください。 ■栽培要点 ●初期の草勢を強めにする事が最重要ポイントです。若苗定植、早め多めの灌水、確実な摘果を行い、初期草勢を確保すると好結果に繋がります。

アニモTY-12

アニモTY-12

朝日アグリア株式会社

TY耐病性品種の代名詞 ■黄化葉巻病は総合的に防ぎましょう アニモTY-12はトマト黄化葉巻病ウイルスに感染すると植物体内にウイルスを保毒し感染源となる可能性があります。また、ウイルスに継続して大量に感染した場合や、高温等の強いストレスがかかった場合は病徴が現れることがあります。タバココナジラミを防除したり、遮光資材を利用しハウス内温度を下げたりするなど適切な栽培管理に努めてください。特に育苗~定植直後は上記の対策を徹底してください。 ■特徴 1. 9大病害に強い トマト黄化葉巻病に耐病性のほか、黄かび病(Cf-9)、萎ちょう病レース1、レース2、根腐れ萎ちょう病、半身萎ちょう病レース1、斑点病、ネコブセンチュウ、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a型)に耐病・耐虫性。 2. 着果が安定 草勢は中程度、葉はコンパクトで栽培管理しやすい。果形は腰高、奇形が少なく、秀品率が高い。果重は200g程度。果色は濃いピンク色、グリーンベースは薄い。花数が多く、着果も良い。 3. 果実硬い 食味良好 ゼリー部が少なく果肉が多いため、果実は硬く、ずっしり重い。甘味が強く、酸味が少ないため食べやすい。 4. 早生 熟期は早生。節間はやや短い。あらゆる作型に向く。 ■栽培の要点 「定植後1ヶ月間の草勢を強く維持する」 1. 台木 草勢が強い台木を使用する。青枯病が発生する圃場では「台本命」、褐色根腐れ病が発生する圃場では「あおおに」を奨め。 2. 育苗・定植 極端な「しめ作り」や低温管理を避け、のびのびと育て、草勢のある苗にする。定植は促成・夏秋はがく割れ、越冬・抑制は本葉4~5枚期の若苗とする。 3. 元肥 元肥の10a当たり窒素量は、越冬・促成・夏秋が15~23kg、抑制は0~10kgが目安。窒素よりも加里の成分量を多くすることにより、果実の肥大と色上がりの向上が期待される。土壌分析し、適正な施肥に努める。 4. 草勢管理 初期の草勢を確保するため、第1、第2花房は摘果する。促成・夏秋は3~4果、越冬・抑制は2~3果にする。 追肥開始が遅れないようにする。越冬・促成・夏秋が第3花房開花時、抑制が第2花房開花時から始める。夜温は9~10℃とし、節間が詰まりすぎる場合は夜温を上げる。

うま美

うま美

株式会社大和農園

糖度が高く、酸味とのバランスも良い 美味な大玉トマト! 品種特徴 ○果皮は濃桃色で糖度が高く、酸味とのバランスも良くとてもおいしい。 ○肉質なめらかな豊円型の硬玉で果重は180g前後。 ○草勢はやや強く、着果は上位まで安定しており作りやすい。 ○葉カビ病(Cf9)抵抗性で、萎凋病(F1、F2)、TMV(Tm-2a)、斑点病(LS)等に複合耐病性がある。 栽培方法 <種まき・育苗> ポットに2〜3粒種をまく。発芽適温は20〜30℃なので低温期は保温・加温する。発芽後は正常葉で生育の良いものを残し1本立てにする。 <定植・着果> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥2kg・化成肥料80gとする。本葉8枚前後で第1花房の1〜2花が咲き始めている苗を株間50cmで定植する。苗は浅植えにし、子葉は埋めないようにする。支柱は長さ150cm以上のものを使用し、花房の反対側に立てる。 <その他の管理> 第1果房の実がピンポン玉大の頃に最初の追肥を行い、以降は20日おきを目安に1株につき化成肥料20~30gを追肥する。また、わき芽は早めに除去する。1果房あたり3~4果に摘果する。

ガブリツキ

ガブリツキ

トキタ種苗株式会社

ガブッと食べたい 味・食感最高の夏秋どり専用種 ■特性 濃桃色の果実は、果重200-230gで日持ちよく、果肉は粘質。家庭菜園や直売に多い夏秋どりの栽培適性と食味を追求した早生品種。果皮は軟らかめで、甘さ、酸味、食感をあわせた夏の食味は抜きんでる。萎凋病(R-1)、半身萎凋病、ネコブセンチュウ、ToMV(Tm-2a/+)、斑点病に抵抗性。草勢は強く、ガッチリした草姿。1花房の花数5-6花、開花が一斉で果実が揃い、生育後半までバテない。 ■栽培上の注意 直径30cm程度の鉢もしくは、トマトベリーガーデンおいしく栽培土ならば1株定植します。ベット幅100cm、株間40cm程度。肥沃で日当たりのよい場所で栽培します。元肥は窒素成分を控えめに、第一花房を確実に着果させます。わき芽は8cm程度の長さになったら切除します。3段目の着果を確認したら、樹勢が衰えない程度に加減しながら追肥をはじめます。 土壌水分が一定だと生育が安定するので、雨除け、梅雨明け後は株元マルチがお勧めです。果実の色が変わり、果皮にはりがありつつ軟らかになったころが適期。

かれん

かれん

株式会社サカタのタネ

黄化葉巻病耐病性で食味良好。節間が詰まる抑制栽培向け品種 ■特性 1.萎凋病(F:R-1,2)、ToMV(Tm-2a型)、半身萎凋病、葉かび病、斑点病に抵抗性でネマトーダに耐虫性、黄化葉巻病(TYLCVイスラエル系統、マイルド系統)に耐病性の赤熟出荷向き大玉トマト。 2.草勢は中程度、栽培の後半までスタミナがある。チャック果、窓あき果、空洞果、スジ腐れ果の発生が少なく、秀品率が高い。 3.果実は豊円で果色・色まわりに優れ、硬玉で日もちがよい。裂果の発生が少なく、赤熟収穫が可能。 4.果実の肉質がよく、糖度が上がりやすいので食味が特に優れる。 5.着果性がよく、下段より果実の肥大力があり、多収。 ■適応性 抑制栽培に最も適し、促成・半促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日くらいの本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触するころに苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは液肥などで追肥を行います。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10aあたり成分量で窒素12~15㎏、リン酸15~20㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植はがく割れ~第1花開花前ごろを基本とし、極端な若苗定植は避けるようにします。灌水は、第1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3~4段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■病害虫防除 青枯病の汚染圃場では、「シャットアウト」、「アシスト」、「バックアタック」などを用いて接木栽培を行います。また、CMV、TSWVに対する耐病性はなく、TYLCVに対しても保毒型耐病性なので、アブラムシ、アザミウマ、コナジラミなどの防除を徹底してください。 ■栽培上の注意点 ・草勢が中程度でスタミナのある品種であるが、着果性がよく、低段から果実の肥大もよいので、草勢の維持がポイントとなります。 ・灌水不足は尻腐れ果の発生を助長するので、天候に合わせて、少量多回数の灌水管理を行います。 ・果実が硬く、日持ちのよい、赤熟収穫向き品種であるが、強日射や圃場の乾燥、窒素過剰により、栽培初期に同心裂皮が発生することがあるので注意してください。 ・節間が詰まる品種なので、厳寒期は摘葉、玉出しを行い、果実温を十分に確保します。 ・葉先枯れが少ないため、灰色かび病に比較的強く、葉かび病抵抗性で農薬散布をかなり軽減できるが、疫病、すすかび病、うどんこ病などの防除を怠らないようにしましょう。 ・低日射、低温管理で肥大した果実は果形が平玉になりやすく、特に2月以降、日中のハウス内温度が高く、灌水が不足すると、果実の肥大不良により、果実尻部がへこむ場合があるので注意してください。

ごほうび

ごほうび

株式会社サカタのタネ

高糖度で食味のよい赤熟出荷向き大玉トマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1,2)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、半身萎凋病、葉かび病、斑点病に抵抗性でネマトーダに耐虫性の赤熟出荷向け大玉トマトです。 2.草勢はやや強く、中生で栽培の後半までスタミナがあります。チャック果、窓あき果、空洞果、すじ腐れ果の発生が少なく、花落ちが小さく上物率が高いです。 3. 果実は豊円腰高で果色・色まわりにすぐれます。硬玉で日もち性極良です。 4. 食味は肉質よく、コクがあり高糖度で極良です。 5. 着果性よく、低温肥大性があり、多収です。 ■適応性 促成・半促成栽培に最も適しています。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10a当たり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花ごろを基本とし、極端な若苗定植を行わないようにします。灌水は、1段果実肥大期ごろを目安に行い、追肥は4段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■栽培上の注意点 ・草勢がやや強く、とくに初期の強草勢は中段の空洞果、乱形果の発生につながるため、圃場条件をよく考慮して定植時期を決めるようにします。 ・極端なしめづくりは、尻腐れ果の発生を増加させるので行わないようにします。発生予防、軽減のために定期的にCa剤を散布します。 ・温度管理は最低夜温で8~9℃を目安に管理し、マルハナバチを使用する場合は、やや高めに管理します。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。 ・果実が硬く、日持ち性がよく、赤熟収穫向け品種ですが、高温期に赤熟状態で水分の流入、吸収がなされると裂皮することがあるので注意します。

サターン

サターン

タキイ種苗株式会社

作型適応性が広い! 昔懐かし夏秋トマト! ■特長 ・食味のすぐれた極早生の大玉種。 ・果形は豊円で、果重240g程度。果色は明るい桃色。 ・花痕は小さく、裂果が少なくて秀品率が高い。 ・着果性がよく、吸肥力は中強で耐暑性にすぐれ作りやすい。 ・トマトモザイクウイルス(Tm-1型)、萎凋病レース1(F1)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・若苗定植を避け、一部開花苗を定植する。 ・1段花房はホルモン処理で確実に着果させる。 ・定植後の最初の追肥は、3段花房の開花時期を目安に行う。

サングランデ

サングランデ

サントリーフラワーズ株式会社

「トマト黄化葉巻病」耐病性の大玉トマト ■特長 ・近年家庭菜園でも被害が増えているトマト黄化葉巻病に耐病性を有します。 ・安定した着果能力で上段までよく実る作りやすい大玉トマト。 ・ジューシーな果肉、飽きのこない爽やかな味わいの生食ピンク系トマト。 ・糖度:5~6度 ・果形:腰高豊円 ・果重:180~200g ・収穫数目安:20~25個程度 ・栽培適性:プランター向け、畑向け ■耐病性 TYLCV※(マイルド株、イスラエル株)、ToMV(Tm-2a型)、萎凋病(レース1、2)、葉カビ病、斑点病 ■栽培の要点 ・花数が多くなることがあるため、4~5果/房になるよう摘果します。

1〜20品種 / 全67品種中

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