熟期・収穫時期

早生のカボチャ品種一覧 全60種類

早生カボチャ 早生カボチャとは 早生カボチャとは、着果から収穫までの日数が比較的短い品種群を指す熟期区分です。カボチャの熟期は品種によって異なりますが、早生品種は開花・着果後おおむね35〜40日程度で収穫できる品種が該当します。中生品種が4

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早生について

早生カボチャ

早生カボチャとは

早生カボチャとは、着果から収穫までの日数が比較的短い品種群を指す熟期区分です。カボチャの熟期は品種によって異なりますが、早生品種は開花・着果後おおむね35〜40日程度で収穫できる品種が該当します。中生品種が40〜50日、晩生品種が50日以上を要するのに対し、果実の成熟が速いことが大きな特徴です。播種から収穫までの全体の日数としては、おおむね85〜95日程度が早生品種の目安です。

カボチャはウリ科の作物で、日本で主に栽培されているのは西洋カボチャ(Cucurbita maxima)です。西洋カボチャは粉質でホクホクした食感が特徴で、国内市場の主流を占めています。早生品種も西洋カボチャタイプが多く、粉質感と甘みを短い栽培期間で実現できる品種が求められています。

カボチャは高温を好む作物で、生育適温は25〜30℃です。早生品種は、温度の積算が少ない条件でも果実の成熟が進む特性を持っており、露地栽培の栽培可能期間が短い地域や、他品目とのローテーションに組み込みたい場合に特に有用です。

早生品種は果実のサイズがやや小ぶりになる傾向があります。1.5〜2kg程度の中型果が多く、大型果(3kg以上)を作るのは品種特性的に難しい場合があります。ただし、近年は核家族化に伴い使い切りサイズのカボチャへの需要が高まっており、中型果のサイズは市場ニーズに合致しているとも言えます。

この特性の魅力

早生カボチャの最大の魅力は、夏場の早い時期に出荷できることによる高単価販売のチャンスです。国産カボチャの出荷は6月頃から始まりますが、端境期に早出しできる早生品種は市場価格の高い時期に出荷を合わせることが可能です。

圃場の利用効率を高められることも大きなメリットです。カボチャは蔓が広がるため、通常は広い面積を必要としますが、早生品種であれば栽培期間が短い分、後作の準備を早めに始められます。カボチャの後に秋冬野菜を作付けする計画の場合、早生品種の短い栽培期間が計画全体の余裕を生みます。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。早生品種は果実の成熟が速い反面、収穫後の追熟(キュアリング)にかける時間を含めた品質管理が重要です。カボチャは収穫直後よりも、1〜2週間程度の追熟期間を経たほうが糖度が上がりホクホク感が増すことが知られています。早生品種でも追熟は必要であり、収穫から出荷までのスケジュールに追熟期間を組み込む必要があります。

また、早生品種は貯蔵性が晩生品種と比較して劣る傾向があります。晩生品種は適切な条件で3〜4か月以上の貯蔵が可能な品種もありますが、早生品種は1〜2か月程度が限度の場合が多いです。収穫後の販売スピードを考慮した作付け計画が求められます。

適した作型と地域

早生カボチャが最も活躍するのは、トンネル栽培やマルチ栽培による早出し作型です。3〜4月に定植し、6〜7月に収穫する体系が代表的です。トンネル被覆とマルチで初期の低温をカバーし、蔓の伸長と着果を促進します。

露地栽培の春まき作型でも早生品種は広く使われます。5月に定植し、7〜8月に収穫する作型です。露地栽培では栽培コストを抑えられるため、早生品種の短い栽培期間と低コストの露地栽培を組み合わせた経営は、効率的な生産体系の一つです。

地域的には、北海道、鹿児島県、長崎県、茨城県などの主要産地で栽培されています。北海道は国内最大のカボチャ産地であり、比較的短い栽培可能期間を早生品種で有効活用するケースが多いです。暖地では早出し栽培に早生品種が活用され、全国的に出荷が始まる前の高単価時期を狙う戦略がとられています。

まず押さえておきたいのが、カボチャの着果には受粉が不可欠であるという点です。カボチャは虫媒花であり、ミツバチやマルハナバチなどの訪花昆虫による受粉が基本です。早まき栽培で開花期が5月上旬以前になる場合は、訪花昆虫の活動が不十分なことがあり、人工授粉やホルモン処理で着果を確保する必要があります。

栽培のポイント

早生カボチャの栽培では、確実な着果と果実の品質確保が管理の中心です。

育苗は、本葉2〜3枚の若苗で定植するのが一般的です。育苗日数は20〜25日程度で、過度に大きくしないことがポイントです。カボチャの苗は直根性が強いため、ポットで育苗し、根鉢を崩さないように定植します。活着を促進するために、定植直後の灌水は十分に行います。

整枝は、品種の草勢と栽培スペースに応じて行います。親蔓1本仕立てまたは子蔓2本仕立てが一般的ですが、早生品種は着果位置が低い節に設定できる品種が多く、親蔓の8〜12節目の雌花に着果させるのが目安です。着果節位が低すぎると果実が小さくなり、高すぎると収穫が遅れるため、適切な着果節位の管理が重要です。

施肥は、元肥を主体として蔓の伸長と果実の肥大をサポートします。着果後に追肥を行い、果実の肥大を促進します。窒素過多は蔓ボケ(蔓が旺盛に伸びるが着果しない状態)の原因となるため、特に元肥の窒素量に注意が必要です。

収穫の判断は、果実のヘタ部分がコルク化し、爪で押して硬くなった時期が目安です。果皮の色も品種によって異なりますが、品種固有の成熟色に達したことを確認してから収穫します。早生品種は収穫適期の判断が中生品種よりもシビアで、数日の遅れが品質に影響することがあります。

うどんこ病はカボチャの主要病害であり、特に梅雨明け以降の高温乾燥条件で発生しやすくなります。早生品種は収穫が早い分、うどんこ病の被害を受ける期間が短い傾向がありますが、着果期〜果実肥大期の葉を健全に維持することが果実品質に直結するため、予防的な防除を心がけます。

品種選びの注意点

早生カボチャの品種を選ぶ際は、果実の品質と栽培のしやすさを総合的に検討することが重要です。

粉質度と食味は、消費者の評価に直結する最重要項目です。カボチャは「ホクホク感」が求められる品目であり、粉質感が弱い品種は消費者の期待に沿えません。早生品種の中でも粉質度の高い品種を選ぶことが、販売上の基本戦略です。

着果性と安定性も品種選定の重要な基準です。早生品種は着果位置が限られるため、確実に着果させることが収量の確保に直結します。低温期でも雌花の着生が安定している品種や、着果性に優れた品種を選ぶことで、栽培の安定性が向上します。

意外と知られていないのですが、カボチャの果皮の硬さは流通上の重要な品質要素です。果皮が薄い品種は輸送中の損傷リスクが高く、遠方への出荷に向かない場合があります。直売所向けと遠距離出荷向けでは、求められる果皮の硬さが異なるため、販売経路に合った品種を選ぶことが実践的です。

貯蔵性のレベルも販売計画に応じて確認が必要です。収穫後すぐに販売する場合は貯蔵性をそれほど重視しませんが、追熟期間を含めた販売スケジュールを組む場合は、一定の貯蔵性を持つ品種を選ぶことが安心です。

市場動向とこれから

国産カボチャは、夏場を中心に安定した需要がある品目です。スーパーマーケットでは通年でカボチャが販売されていますが、冬場はニュージーランド産やメキシコ産の輸入カボチャが中心であり、国産カボチャが出回る夏〜秋が消費者にとっての旬の時期です。

早生品種は、国産カボチャの出荷シーズンの先陣を切る品種として、市場価格の高い時期に出荷できる強みを持っています。特に6月の初物カボチャは市場での引き合いが強く、産地にとって重要な収益源です。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、近年はカット野菜や総菜商材としてのカボチャ需要が拡大しています。加工用途では品質の均一性と安定供給が重視されるため、早生品種を活用して出荷期間を延長する取り組みは、産地の供給力強化に寄与しています。

育種の面では、早生性と粉質度・甘みを高いレベルで兼ね備えた品種の開発が進んでいます。また、うどんこ病耐性を持つ早生品種のニーズも高まっており、減農薬栽培への対応も品種開発の重要なテーマとなっています。今後は、使い切りサイズ(1〜1.5kg)の早生品種や、個食対応のミニカボチャ系早生品種など、消費スタイルの変化に合わせた品種ラインアップの充実が期待されます。

まとめ

早生カボチャは、着果から収穫までの日数が短く、夏場の早い時期に出荷できる品種群です。初物出荷の高単価メリットと、圃場回転率の向上が経営面の主な利点であり、後作計画の柔軟性も高まります。

品種選びにあたっては、粉質度・着果性・果皮の硬さ・貯蔵性を総合的に評価し、販売先と栽培条件に適した品種を選定することが重要です。栽培面では、確実な受粉による着果確保と、適切な着果節位の管理、収穫後の追熟管理が品質の安定した早生カボチャ生産の鍵となります。

60品種 掲載中
SB3004(品種 朱里)

SB3004(品種 朱里)

雪印種苗株式会社

色鮮やかな赤皮多収品種! スープ・ジュース等の加工にぴったり!! ■特性・特徴 ・着果が安定してつくりやすく多収。 ・開花後35~40日で収穫できる。 ・一果重は1.6~1.8kg程度。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 道央・道南:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 東北中部・南部:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 一般地:【播種期】早熟トンネル:2月上旬~2月下旬、露地:3月中旬 西南暖地:【播種期】早熟トンネル:2月上旬~2月下旬、露地:3月中旬

いかずち 早生カボチャ

いかずち 早生カボチャ

ナント種苗株式会社

交配~収穫まで40日成熟の早生。 粉質度が高く、美味しい。 【特 徴】 ● 40日で完熟する早生カボチャ。 ● 果実は偏円1.7~1.8kgで濃緑色の地に濃暗灰緑色のちらし斑が入る。 ● 果肉は高粉質で肉厚。色は濃い橙黄色。 ● 雌花つきは良く、促成栽培で3~4節毎に着生。 ● 草勢は中程度。葉は中葉の濃灰緑色で白いかすりが生じる。葉柄・節間ともにやや小型。 【栽培のポイント】 ● 着果性良いので、草勢をやや強めにして着果数を確保することがポイント。 ●うどんこ病の耐病性は中程度。 ● 施肥の割合は、元肥:追肥を5:5に。追肥は開花初期に施肥。 ● 早生種のため、適期収穫を心掛ける。

くりこし2号

くりこし2号

株式会社渡辺採種場

粉質と甘みのベストバランス! ■特性 ・収穫直後から粉質が強く、甘みもあり、早出しに最適です。 ・雌花着生はやや多めで、着果は良好で収量は安定しています。 ・果実は鮮濃緑色で、腰高扁円形です。果重は1.7kg前後です。 ・開花後40~45日位で収穫期に達します。

くりこし三号

くりこし三号

株式会社渡辺採種場

栽培容易で、日持ちが良い黒皮系品種 ■特性 ・粉質が強く、ホクホクで食味良好です。 ・果皮色は濃緑色で、果重1.6~1.8kg、果形は腰高扁円です。 ・開花後40~45日位で収穫期に達します。 ・北海道の貯蔵・遅出しにも好適です。

くりほまれ

くりほまれ

株式会社サカタのタネ

安定した着果力と肥大性を兼ね備えた黒皮大玉品種 ■特性 1.草勢は強く、低温伸長性に優れる。 2.濃緑色の葉は上向きに杯状にそり、強健で風害に強い。 3.低温期でも花粉の発生が良好で受粉が容易に行える。 4.成熟日数は開花後50日前後の中早生品種。 5.果実は2.0~2.5kg前後の大玉。黒緑果皮の偏円形で、着果性・肥大性がよく極多収となる。 6.果肉は鮮黄色で厚く、肉質は中粉質で甘く食味がよい。 ■適応性 トンネル栽培から露地栽培、抑制栽培まで幅広い作型に適応します。春作では子づる2本仕立て、抑制作では1本仕立ての整枝栽培が適しています。 ■畑づくり(圃場準備) 栽植密度はうね幅3.5~4m、つる間隔35~40㎝を標準とします。施肥量は土質や前作の残効を考慮して決定しますが、元肥は肥切れを起こさないように緩効性と速効性の肥料を組み合わせ、標準として10aあたり成分で窒素10㎏、リン酸20㎏、カリ15㎏を施します。低温期に栽培する場合は定植する圃場の地温が15℃以上確保できるよう、早めにマルチ張りやトンネルの設置を完了します。 ■播種と育苗 カボチャの発芽適温は25~30℃です。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因になるので注意します。発芽したら日中の気温で20~25℃を目安に管理し、地温は本葉1枚になるまでに18℃前後まで徐々に下げていくようにしてがっちりとした苗を作ります。本葉2~3枚以降は最低気温10℃程度の低温にあてて、雌花数の増加に努めます。灌水はその日に必要な量だけを与えるよう午前中に行います。苗が小さいとき、天候が悪いときは控えめとし、生育が進むにつれて徐々に灌水量を増加させていきます。どの生育ステージでも夕方になってもしおれが発生せず、土の表面が軽く乾いている状態が理想的です。 ■定植および定植後の管理 定植は晴天日の午前中に行います。活着を促進させるため、深植えを避けて植え込みます。トンネル栽培では、定植後数日は活着を早めるために35℃を超えないように管理します。活着後は25℃前後を目安に換気を開始し、10℃を下回らないよう管理して花芽分化に努めます。 ■整枝方法 (2本仕立て)ポット育苗では定植前に本葉4~5枚目で摘芯します。定植後、子づるが30cmほどに伸長してきたら、生育のそろったつるを2本残して不要なものを除去します。着果予定節くらいまでの雌花と脇芽をかき、つるの伸長方向をそろえていきます。 ■着果と追肥 着果は14~16節に1番果を着果させるよう調節します。天候不良や低温でミツバチの活動が悪い場合は、雌花が開花した当日に咲いた雄花を採集し交配に使用します。交配は午前10時ごろまでに完了するよう行います。また、収穫目安のために開花日を記録しておきます。追肥は1番果の着果確認後に窒素成分で10aあたり2kg程度を施用しますが、気象条件や樹の状態を確認しながら施用時期や量を調節します。幼果の果皮は淡い緑色ですが成熟が進むにしたがって濃くなっていきます。 ■収穫 若どりをさけ、開花後約50日を目安に果梗部がコルク化した完熟果実を収穫します。収穫は天気のよい日の午前中に行い、日焼けを防ぐために直射日光を避け、風通しのよい場所で風乾します。

くり大将

くり大将

トキタ種苗株式会社

早生、大型果、多収。後熟不要で収穫直後からあまくてホクホク ■特性 ●着果後45日程度で収穫可能な早生●従来の早生種に比べ、果重2kg程まで肥大●雌花着果多く多収●収穫直後から糖度が高く、果肉は粉質で食味が非常に良い●果肉色は橙黄色●早生品種の中でも最も長期間、粉質な肉質を維持する ■栽培上の注意 ●子蔓2本仕立て、親蔓1本仕立て栽培に好適。早熟性を活かせる春作が特に好適。 ●収穫直後から糖度が高く、後熟の必要が無い。長期貯蔵性は、「くり将軍」がより優れる。用途に応じ使い分けて欲しい。 ■播き時期 一般地2-3月まき(ハウス、トンネル育苗) ■播種方法 育苗後定植。春先の早い作型ではトンネル内に定植する ■植え付け 子蔓2本仕立てや親蔓1本仕立て。早熟性を生かした春作が好適。 ■土壌条件 肥沃な土壌が良い。追肥を適切に与える。 ■肥料 元肥は圃場条件、前作により異なりますが窒素、リン酸、加里それぞれ全量で10〜15cm施すのが基本 ■収穫 収穫直後から糖度がのり、後熟不要。長期の貯蔵には向かない為、出荷は収穫後50日位までを目安 ■料理 天ぷら、蒸し物、煮もの

くり姫南瓜

くり姫南瓜

中原採種場株式会社

高粉質で甘くて美味しいミニカボチャ!! ■特性 ・果重600g前後の早生ミニカボチャで、少人数家族向き。 ・果形は扁円甲高。果皮は濃緑地に灰緑色の斑が入る。 ・高粉質で、果皮は柔らかく、そのまま電子レンジで8〜10分加熱するだけでも甘味強く食味も良好。 ・長期間貯蔵ができ、鮮度を落とすことなく、美味しくたべられる。 ・直売所などの目玉として人気上昇中。

くり将軍

くり将軍

トキタ種苗株式会社

早生、大型果、多収でホクホクで甘い食味 第1回ベジワングランプリ1等特別賞受賞の味 ■特性 果重2kg前後の大果が2番、3番果でも着果後50から55日で収穫できる早生で多収の品種です。果面の条溝は目立たず、艶があります。果肉は粉質で食味に優れ、均等な肉厚で果実の切断面が褐変しにくく加工適性も高い。 また、収穫後1ヶ月以上経っても紛質が維持され、貯蔵性も高い。葉柄は太く、草勢が強く着果安定します。連続着果させても同じくらいの大きさで収穫可能で多収です。果柄が長いので玉が傷つきにくく、収穫作業も容易です。 ■栽培上の注意 定植初期のトンネル栽培の場合、親つるは10cm程度伸長したころに摘心します。摘心後の作業の都合で切除予定の蔓が長く伸びてしまった場合は、元から除かず、先端を止めるようにします。 蔓の伸長にあわせトンネルを剥がし葉やけを予防します。 子蔓の葉の直径が30cm程度になった以降の節に着果させ目安は6節から10節前後で、樹勢により前後させます。 残肥を有効活用できますが、樹勢を見て1番果着果後に適宜追肥を行います。 以上の管理で1番果の肥大促進と2番果以降の着果数が増えより多収となります。 ■播き時期 トンネル・露地・抑制各作型 ■播種方法 春播きの早い定植の作型ではハウス内で育苗します。 ハウス内の中央部とサイド側では気温が異なり、温度の差が苗の生育差につながります。苗の不揃いは定植後の生育差につながるため、苗の生育は均等になるよう管理します。 ■植え付け 1.春夏栽培:条間3.0〜3.5m、株間60〜70cmで子蔓2本仕立での栽培が最適。 2.7月以降播種の秋栽培では株間35cm前後の親蔓1本仕立てで栽培(着果時期の早期化) 子蔓2本仕立ての定植密度は10a当り450〜500株を基準とします。 1本仕立の場合は倍数の900〜1,000株。 ■肥料 施肥量は圃場条件、前作により異なるが、窒素換算で10a当り10〜20kgを施用する。 元肥と追肥の割合は70%を元肥、30%を追肥とする。(元肥一発施肥では40日型の緩効性肥料と組み合わせる) うどんこ病は、肥切れによる草勢の低下が最大要因。堆肥施用で収穫まで肥効の維持を行う。カルシウム剤(カルエキス)の葉面散布も予防効果が高い。 ■収穫 生育初期6〜7節は短節間で伸びるが、着果節の決め方は従来の品種、栽培指導にこだわらず、着果節の葉が、雌花開花時に直径35cm前後であれば積極的に着果させる。5玉サイズ、6玉サイズの収穫は十分に可能である。 ■料理 煮物、揚げ物に甘い食味を楽しめる

くり将軍ネオ

くり将軍ネオ

トキタ種苗株式会社

収量性、果色、形、揃い良好、ホクホクで甘い早生種。後熟期間も短い。花痕部もきれい。 ■特性 抜群の果実肥大性があり、1番果・2番果とも2〜2.5kg中心に良く揃う。 果皮は濃緑色で果皮面はなめらかで、収穫後の果皮の変色が極めて遅い。 花痕部は安定して小さく、果実品質が極めて高い。 収穫後の熟成が早く、7〜10日間の風乾直後から甘味があり粉質で食味良好である。 生育初期からつる伸びが早く、つるは太くガッチリ生育し、後半まで草勢が衰えにくい。 ■栽培上の注意 適期に追肥を行う。 ■播き時期 春まきが作りやすい。くり将軍とあわせて栽培することで出荷可能な期間を長く確保できる。 一番早い作型ではハウス育苗、トンネル定植。 ■肥料 「くり将軍」に比べて初期から吸肥力が強い。元肥窒素成分を10a当たり、「くり将軍」12kgに対して「くり将軍ネオ」は10kg程度と控えめにする。親蔓の本葉4枚目を摘芯し子蔓2〜3本仕立て、適期に追肥を行い2〜2.5cm前後の果実収穫を目標とする。 ■収穫 着果後50日程、積算温度1000℃が収穫適期。 「くり将軍」より糖化が早い。収穫後から1週間程度の後熟、2ヶ月程度までの貯蔵を目安に販売する。 ■料理 煮物、天ぷらは定番。ほくほくした食感に自然な甘さが楽しめる。

くり王子

くり王子

トキタ種苗株式会社

直売所ジャストサイズ 「くり将軍」の美味しさを直売所で 1玉売りにちょうどいい1.5kgの大きさ ■特性 ・平均果実重約1.5kgで直売所等で1個売りに向く ・着果後45日程度(積算温度900℃)で収穫可能な早生品種 ・収穫後7~10日間の風乾直後から甘みがあり粉質の食感 ・果皮は濃緑色で収穫後の果皮の変色が遅い ■植え付け 子蔓2本仕立てや親蔓1本仕立て。 ■土壌条件 肥沃な土壌が良い。追肥を適切に与える。 ■収穫 着果後45日程度(積算温度900℃)目安。収穫後7~10日間の風乾。貯蔵は1か月目安。 ■料理 天ぷら、煮つけ、ホクホク食感で甘い。

シェンろん

シェンろん

宝種苗株式会社

ろんろんシリーズ 美しい南瓜!甘くホクホクで皮まで柔らかい ■シリーズ展開 ・まっかろん(赤朱皮) ・ゆうひろん ・まっしろん ・シェンろん ※宝種苗の「ろんろんシリーズ」の一品種。シリーズ全体として「美しい南瓜・甘くホクホクで皮まで柔らかい」が共通の特長。個別品種の詳細特性はメーカー公式サイトおよび2025年版カタログに掲載なし。

すずなりカボちゃん

すずなりカボちゃん

ナント種苗株式会社

食糧危機も救える!?びっくり多収のミディ南瓜。 大きすぎず、小さすぎずのベストサイズでおいしい 【特 徴】 ● 整枝栽培で1kg前後、放任栽培で700g程のミディ南瓜。各家庭でまるごと使用しやすいサイズで包丁も入れやすい大きさ。果形の揃いが良い。 ● 果皮色は濃緑色。灰緑色の条斑とちらし斑が入る。 ● 果肉は濃黄色。肉厚3cmと厚く食べ応えがあり、粉質度も高めで甘み強い。 ● ツルの太さ・葉の大きさは中程度。 ツルの太さ・葉の大きさは中程度。 ● 雌花が50~70%着生し、着果性・収量性が極めて高い。 ● 成熟日数35~37日の極早生種。 ● 低節位の節間が短く詰まる半ツル性のため、畝幅2mで一方整枝栽培が出来、特に早出し栽培に好適。 ● 「鈴成錦2号」 「鈴成錦2号」のリニューアル名称となります。 【栽培のポイント】 ● 定期的にツル先に追肥して草勢維持することが多収のポイント。

すずなりパンプティ

すずなりパンプティ

ナント種苗株式会社

栗系本来の味。 特濃クオリティと鈴なりの収量性が共存。 【特 徴】 ● 肉質はホクホクの高粉質。甘くて美味しいミニ南瓜。 ● 果皮色は濃緑の黒皮。 ● 果重は平均700gの食べ切りサイズ。 ● 樹勢強く栽培しやすいので放任栽培にも最適。 ● 高粉質系ミニ南瓜の中では、着果数多く、高収量。 ● 交配後37~39日で収穫となる早生。着果数が多い場合は、特に後から着果した果実を+5日ほど在圃し、食味を乗せる。 【栽培のポイント】 ● 初期節間が詰まるセミブッシュ型。蔓伸びが遅いだけで展開葉数は従来品種と変わらない。従来通りの節数、日数で着果させる。 ● 立体栽培の場合、初期節間が短いので吊り上げタイミングが遅くなる。その分、しっかり根を張ってから吊り上げる事になるので、 着果位置の高さは従来よりも低くて問題ない。 ● 放任栽培の場合、短節間性を活かして、畝幅を従来よりも狭くして栽培する事も可能。

ダイナーEX

ダイナーEX

タキイ種苗株式会社

ウイルス病、うどんこ病に耐病性をもつ早生で多収の緑皮ズッキーニ! ■特長 ・果実は濃緑色で円筒形。 ・節間が短く倒伏に強いため栽培が容易。 ・濃黄色果皮の「オーラムEX」の姉妹品種で、雌花の着生がよく連続して収穫できる。 ・交配後4〜6日、果径4cm、長さ20cm前後が収穫適期。 ・うどんこ病、ウイルス病(CMV、ZYMV、WMV、PRSV)に耐病性をもつ。 ■栽培の要点 ・栽植株数は10a当たり1,200株が目安。 ・本葉4枚までの苗を定植し、植え傷みを防いで、初期の生育を順調に促す。 ・栽培初期から収量が上がるため、収穫開始ごろから追肥と潅水を心掛け、草勢維持に努める。 ・長期収穫を目指す場合は、収穫始めより2〜3回の追肥を行って果実の肥大を促す。 ・果実肥大が安定しているため、適期収穫を心掛ける。

とみふく南瓜

とみふく南瓜

中原採種場株式会社

果肉は濃橙黄色で、おいしい南瓜!! ■特性 ・早生で美味しい、トンネル利用の早出し栽培と露地に最適の人気種。 ・果重1.8kg位で、果形は扁円果、果皮は濃緑色に緑色の美しいチラシ斑と淡緑色の条斑があり外観も良い。 ・果肉は濃橙黄色で厚く、緻密な粘質がかった粉質で若どりでも味は良い。 ・早期より着果旺盛で豊産多収型。 ・草勢強く施肥はやや少なめで良く、粗放な大面積の多収栽培に好適。

バターナッツ

バターナッツ

タキイ種苗株式会社

ひょうたん形の小型南瓜! 粘質で味よし! ■特長 ・果皮は黄褐色でつやがあり、滑らか。果形はヒョウタン形で、果重は800g程度。 ・果肉は濃黄色。肉質は粘質で食味がよい。 ・雌花が多く、1つるに2〜3個着果し果ぞろいがよい。 ・交配後30日程度で収穫できる極早生種。 ・作りやすいので家庭菜園でも手軽に栽培できる。ねっとりした肉質と甘みでスープにおすすめ。 ■栽培の要点 ・畝幅2.5m、株間75〜80cm、本葉5枚程度で親づるを摘芯し子づる3〜4本仕立てとする。 ・草勢を維持し、2〜3番果を連続収穫するために的確な追肥を行う。

ハニーブラウン

ハニーブラウン

ナント種苗株式会社

早い。美味い。日焼けに強い。 【特 徴】 ● 成熟日数は約40日、積算温度850℃。高温期は35日でも早く果肉が色付き、美味しく食べられる。「特濃こふき」よりも1週間程度早く収穫が可能。 ● 高粉質であるが糖化が早く、早いタイミングで粉質と甘味が共存する。 ● 果肉色が早く濃くなりやすく、収穫後の色付きも早い。 ● 草勢は強めでツルが残りやすく、日焼けも発生しにくい。 ● 果実サイズは5~6玉サイズ。 ● 果皮色は濃緑。早生系品種の中でも濃い果皮外観。 ● 初期節間が詰まるセミブッシュタイプ。 ● 果梗コルクが発現しにくいため、果梗の際(ギワ)の縦ヒビで収穫時期を判断する。 POINT1:肉色の乗りが早くて濃い ! POINT2:草勢強めで日焼けに強い ! POINT3:果梗のこの部分に縦ヒビが入れば収穫始めの目安

はやと

はやと

タキイ種苗株式会社

極早生で着果がよい小型の日本カボチャ! ■特長 ・低温時期のつる伸びがよく、極早生で、着果のよい小型の菊座カボチャ。 ・果重700〜800g程度。果皮は濃黒緑色で、果ぞろいが良好な多収種。 ・果肉は着色がよく、煮物などに適した肉質。 ・交配後30〜35日が収穫適期。 ■栽培の要点 ・早出し栽培ではつるを早く伸ばし、早期着果を図るため大苗定植とする。 ・畝幅2.5m、株間75〜80cm、本葉5枚程度で親づるを摘芯し、子づる3〜4本仕立てとする。 ・草勢を維持し、2〜3番果を連続収穫するために的確な追肥を行う。

プリメラ115

プリメラ115

朝日アグリア株式会社

大玉の豊産色 〜美しい果色は食欲をそそる〜 【品種特性】 1.果実は2.5kg以上の大玉。特に玉の揃いが良く、濃緑色で偏円形。 2.交配後45~50日で収穫できる中早生種で、肉質は粉質で甘味も強く 大変おいしい。 3.葉柄強く、葉折れ倒伏少なく風に強い。うどんこ病の発生も少ない。 4.高温時期でも雌花着生が良く、歩留まりが高いため収量があがる。 5.適作型は広く、ハウス・トンネル・露地栽培または抑制栽培にも適する。 6.吸肥力が強いため、施肥量は促成栽培で窒素成分5~8kg/10aとする。

プリメラ117

プリメラ117

朝日アグリア株式会社

短節間で省力化!果肉色良くカット売りにも最高 【品種特性】 1.果実は1.8kg以上の大玉。特に玉の揃いが良く 濃緑色でやや腰高。 2.交配後40~45日で収穫できる中早生種で、肉質は粉粘質で食味抜群。 3.葉柄が強いため葉折れや倒伏が少なく強風にも耐える。 4.雌花は株元から発生し、初期は短節間性を有するため省力栽培が可能。 5.適作型は広く、ハウス・トンネル・露地栽培または 抑制栽培にも適する。 【プリメラ117の特徴】 ①短節間で省力! ②肥大性よく安定して多収 ③とってすぐ甘くておいしい。果皮色も濃く外観も優れる

1〜20品種 / 全60品種中

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