用途・販売ターゲット

家庭菜園向きのホウレンソウ品種一覧 全12種類

家庭菜園向きホウレンソウとは 家庭菜園向きホウレンソウとは、一般家庭の畑やプランターでも比較的容易に育てられる特性を持つホウレンソウ品種の総称です。農業用の品種が高収量・出荷規格への均一性を重視するのに対して、家庭菜園向き品種は、栽培の容易

関連タグ: サラダ18 加工用8
ノリタケ ファインバブル装置 — 株重量+27% 糖度+31% 病害抑制

家庭菜園向きについて

家庭菜園向きホウレンソウとは

家庭菜園向きホウレンソウとは、一般家庭の畑やプランターでも比較的容易に育てられる特性を持つホウレンソウ品種の総称です。農業用の品種が高収量・出荷規格への均一性を重視するのに対して、家庭菜園向き品種は、栽培の容易さ・病害への耐性・家庭での用途への適性を重視しています。

ホウレンソウは秋〜春の比較的冷涼な時期に育つ野菜で、夏の高温期はとう立ち(抽苔)して食用に適さなくなります。家庭菜園向き品種の中には、夏でも比較的育てやすい「耐暑性品種」や、春先のとう立ちが遅い「晩抽性品種」が含まれており、栽培できる期間の幅が広がっています。

病害耐性の面では、ホウレンソウの主要病害であるべと病(多くのレースが存在する)への耐性を持つ品種が多く揃っています。べと病は多湿・低温条件で発生しやすく、特に秋〜春の家庭菜園シーズンに問題になりやすい病害です。耐病性品種を選ぶことで、農薬への依存度を下げた管理が可能になります。

家庭菜園でホウレンソウを育てる魅力

ホウレンソウは栄養価が高く、鉄分・βカロテン・ビタミンCを豊富に含む野菜として知られています。旬の時期に自家栽培したホウレンソウは、甘みが強く、アクが少ない傾向があり、採れたての風味はスーパーで購入するものとは一線を画します。特に霜にあたって甘みが増した「寒締めホウレンソウ」は、冬の家庭菜園ならではの楽しみです。

栽培のサイクルが短い(種まきから収穫まで概ね30〜50日程度)ため、他の野菜の合間に栽培しやすく、小さなスペースを有効活用できます。プランターでも十分に栽培できるため、庭がなくてもベランダで楽しめる点も魅力です。

時期をずらしながら少量ずつ播いていくことで、長期間にわたって収穫を楽しむことが可能です。家庭菜園のスケジュール設計のしやすい野菜の一つと言えます。

家庭菜園での栽培のポイント

酸性土壌への対策が重要

ホウレンソウは酸性土壌を非常に嫌う野菜です。土壌のpHが5.5以下になると生育が著しく悪化し、葉が黄変したり枯れたりする症状が出ます。石灰(苦土石灰など)を施して土壌pHを6.0〜7.0程度に調整することが、ホウレンソウ栽培の第一歩です。

プランター栽培の場合も、市販の培養土は概ねpH調整済みですが、ホウレンソウ専用の培養土や、石灰を混ぜた培土を使うと安心です。

発芽の安定化

ホウレンソウの種はやや発芽しにくい傾向があります。一般に、種を一晩水に浸してから播くことで発芽率が向上するとされています。覆土は1cm程度にとどめ、種まき後は乾燥させないよう管理することが基本です。

種まきの適期は地域によって異なりますが、秋まき(9〜10月)が最も安定して発芽・育成しやすい時期です。春まき(3〜4月)は気温の上昇とともにとう立ちが早まりやすいため、晩抽性品種の選択や早播きの工夫が必要です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。

ホウレンソウは間引きを適切に行うことで、茎が太く葉が充実した品質の良い株に仕上がります。発芽後、本葉が1〜2枚のタイミングで株間2〜3cm、本葉が3〜4枚のタイミングで株間5〜6cm、最終的に株間8〜10cmになるよう間引きます。間引いた小さなホウレンソウはサラダや炒め物に使えるため、無駄がありません。

追肥は本葉2〜3枚のタイミングで1回行うのが基本です。窒素分が過多になると、硝酸態窒素が葉に蓄積しやすくなるため、施しすぎには注意が必要です。

収穫のタイミング

草丈が20〜25cm程度になったら収穫の目安です。株元からハサミや包丁で切り取って収穫する「株ごと収穫」が一般的ですが、外側の葉から順次摘み取る方法を採れる品種もあります。収穫が遅れると葉が硬くなり、食味が低下するため、適期での収穫を心がけましょう。

品種選びのコツ

家庭菜園向きホウレンソウの品種選びでは、以下の観点を確認することが重要です。

  • べと病耐性:対応するレース数が多い品種ほど広い条件で有効。品種説明で「べと病レース1〜5対応」などの記載を確認する
  • 晩抽性・耐暑性:春まきや夏まきを想定する場合は晩抽性・耐暑性の記載を確認する
  • 葉の形状・食感:東洋種(葉に切れ込みがある)・西洋種(葉が丸みを帯びている)・交配種の違いが食感に影響する
  • 生食適性:サラダ利用を主に考える場合は、シュウ酸が少なく柔らかい品種を選ぶ
  • プランター適性:「プランター栽培可」「コンテナ向き」と明記されている品種を選ぶと失敗が少ない

意外と知られていないのですが、ホウレンソウはアク(シュウ酸)の量が品種によって大きく異なります。生食を前提とするサラダホウレンソウ系の品種はシュウ酸含量が少なく設計されているため、用途に合わせた品種選びが食味の向上につながります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、軟水の地域と硬水の地域では土壌のカルシウム含有量が異なり、ホウレンソウの生育に差が出ることがあります。地域の農業改良普及センターで土壌診断を受けてから栽培に臨むと、より安定した結果が得られます。

まとめ

家庭菜園向きホウレンソウは、べと病への耐性や晩抽性などの特性を持ち、初心者でも育てやすい品種群です。栽培サイクルが短く、少量ずつ播き継ぐことで長期間の収穫を楽しめます。

土壌の酸性対策(pH調整)と適切な間引き管理が、品質の良いホウレンソウを育てるための基本です。品種選びでは、べと病耐性・晩抽性・食用用途(加熱用か生食用か)を確認してから選ぶことが重要です。ミノリスの品種一覧ページで、家庭菜園向き品種の詳細を比較してみてください。

12品種 表示中
ジュリオン

ジュリオン

トキタ種苗株式会社

生育早く、極めて多収、 耐暑・晩抽で播種期が長い ■特性 1.収量性 葉・軸共にボリュームがあるので、株重が出にくい夏収穫でも収量 が期待できます。 2.耐暑性 高温期でも伸長が止まらず、徒長することなく、バランス良く生育します。 3.晩抽性 マジェスタと同様に春夏秋と幅広い作型に対応します。プリウス系統の前後の作型で利用するのがオススメです。営利目的のみならず家庭菜園にも適します。 4.春〜夏は播種後30〜35日で25cm超の収穫サイズになります。 ■播き時期 耐暑性で、暑さで生育が鈍らないので、春夏秋の幅広い作型に使用できます。 ■播種方法 直まきの場合、本葉1−2枚の時と3−4枚の時に間引きをして株間5-6cmになるようにします。 ■植え付け 株間5-6cm条間15cmが標準です。家庭菜園では、大きくなったものから順次、間引き収穫。 ■土壌条件 肥沃な土壌、作土は深い方が良い 排水の悪い畑の場合はやや高うねにしましょう。酸性に弱いので苦土石灰などを施用します。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も80-100g/平方メートル程度を与えよく混和します。夜間街灯の明かりが当たらないところで栽培します。 ■収穫 葉が20-25cmになれば大株として収穫できます。根元から引き抜くか、地際で切断します。大きくなったものから順次間引き収穫します。 ■料理 炒め物、おひたし、キッシュ、汁の具等幅広い料理ででおいしく食べられます。

スーパーヴィジョン

スーパーヴィジョン

トキタ種苗株式会社

立性で葉数多く多収。収穫作業性良好な中生種。べと病抵抗性1〜9、11〜13(秋〜春まき) 第66回全日本野菜品種審査会加工ホウレンソウ2等2位 ■特性 1.草姿は極立性となり、葉柄もしなやかで収穫調製が容易な秋冬品種です。 2.葉質は滑らかで、葉身と葉柄のバランスに優れ、荷姿が美しくなります。 3.葉は光沢のある濃緑色で土壌条件による色ムラ等が出にくいです。 4.葉数が多く、収穫期になると株が張るので、少ない株数で束を作れ、束数が出ます。 5.べと病レース1〜9、11〜13抵抗性です。 6.秋冬品種としては中生の生育です。年内収穫の秋播きおよび1月〜3月播種に好適です。 ■栽培上の注意 耐寒性はありますが、極端に遅い播種は避けてください。 ■播き時期 一般地で、年内収穫の秋播きおよび1月〜3月播種。 ■播種方法 直まきの場合、本葉1−2枚の時と3−4枚の時に間引きをして株間5-6cmになるようにします。 ■植え付け 株間5-6cm条間15cmが標準です。家庭菜園では、大きくなったものから順次、間引き収穫。 ■土壌条件 肥沃な土壌、作土は深い方が良い 排水の悪い畑の場合はやや高うねにしましょう。酸性に弱いので苦土石灰などを施用します。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も80-100g/平方メートル程度を与えよく混和します。夜間街灯の明かりが当たらないところで栽培します。 ■収穫 葉が20-25cmになれば大株として収穫できます。根元から引き抜くか、地際で切断します。大きくなったものから順次間引き収穫します。 ■料理 炒め物、おひたし、キッシュ、汁の具等幅広い料理ででおいしく食べられます。

味サラダほうれんそう

味サラダほうれんそう

丸種株式会社

アクが少なく、やわらかで生食に最適! 1. ビタミンやミネラル、鉄分、食物繊維、多くの栄養素を含んでいます。葉肉はやわらかくアクが少ないので、サラダ等の生食に最適なホウレンソウです。また、おひたしや炒め物にも適します。 2. 草姿は極立性で揃いよく、収穫調整が容易です。葉はテリのある鮮緑色で、浅い切れ込みが入ります。 3. べと病レース1~4に抵抗性をもち、秋及び早春まきに適しています。露地栽培はもちろんのこと、プランターでも栽培出来ます。

夏用味サラダほうれんそう

夏用味サラダほうれんそう

丸種株式会社

アクが少なくやわらかで生食に最適の夏用サラダほうれんそう! 1. ビタミンやミネラル、鉄分、食物繊維、多くの栄養素を含んでいます。葉肉は厚くやわらかくアクが少ないのでサラダ等の生食に最適なほうれんそうです。また、おひたしや炒め物にも適します。 2. 草姿は半開張性で揃いよく、在圃性に優れ収穫調整が容易です。葉はテリのある鮮緑色で、やや縮みがある切れ込みの少ない丸葉です。 3. べと病レース1~9に抵抗性をもち、春~夏まきに適しています。露地栽培はもちろんのこと、プランターでも栽培出来ます。

早生サラダほうれん草

早生サラダほうれん草

トキタ種苗株式会社

早生・多収・サラダでおいしく新登場 ■特性 ●草勢は非常に旺盛で、大葉になるので多収が見込める。 ●葉色は、淡緑色で鮮明。葉質は軟らかく、アクやエグミが少なく、生のままサラダでもおいしい。 ■栽培上の注意 早生であるため、穫り遅れに注意。べと病に関しては耐病性品種だが耕種的な防除も必要。春まきの抽だい程度は、サラダほうれんそうよりやや早い。花茎も軟らかい。 ■播き時期 ●秋まきの年内収穫から、1月まきの春収穫がおすすめ。 ■播種方法 直まきの場合、本葉1−2枚の時と3−4枚の時に間引きをして株間5-6cmになるようにします。 ■植え付け 株間5-6cm条間15cmが標準です。家庭菜園では、大きくなったものから順次、間引き収穫。 ■土壌条件 肥沃な土壌、作土は深い方が良い 排水の悪い畑の場合はやや高うねにしましょう。酸性に弱いので苦土石灰などを施用します。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も80-100g/平方メートル程度を与えよく混和します。夜間街灯の明かりが当たらないところで栽培します。 ■収穫 5-10cmの頃にベビーリーフとして、葉が20-25cmになれば大株として収穫できます。根元から引き抜くか、地際で切断します。大きくなったものから順次間引き収穫します。 ■料理 生のままホウレンソウサラダ、おひたし、炒めもの汁の具など。

春まき サラダほうれん草

春まき サラダほうれん草

株式会社トーホク

葉も茎もやわらかく、アクが少ないので生のままサラダで美味しく食べられる品種です。とう立ちも遅く、暑さや病気にも強く作りやすいので、家庭菜園などで手軽に栽培できます。

エルサ

エルサ

トキタ種苗株式会社

中早生、汎用型、べと病レース1~11、13抵抗性 スパイダーとヴィジョンの中間型で、葉はやや丸くなる葉重型タイプで多収が期待できる。万人受けする品種で極濃緑で光沢があり高品質。 ■特性 1.大葉、軸太で一株重が出る多収型秋冬品種です。 2.徒長することなく葉柄と葉身のバランスが良好な品種です。 3.葉身は極濃緑色で光沢があり、色ムラの出にくい品種です。 4.べと病レース1〜11、13抵抗性です。 5.秋冬品種としては中早生の生育です。降霜期でもジックリ生育しますがトンネル等保温栽培を推奨します。 6.年内収穫の秋播きおよび1月〜3月播種に好適。 ■栽培上の注意 1.近年の異常気象の影響で播種時期により収穫時期が大幅にずれることも考えられます。 2.べと病抵抗性レース1〜11、13まで兼ね備えていますが、近年はレースの分化が激しいので生育初期より防除を徹底してください。 ■播き時期 一般地の8月〜3月まきに好適 ■播種方法 条まきか点まきで直播し、本葉1−2枚の時と3−4枚の時に間引きをして株間5-6cmになるようにします。 ■植え付け 株間5-6cm条間15cmが標準です。家庭菜園では、大きくなったものから順次、間引き収穫。 ■土壌条件 肥沃な土壌、作土は深い方が良い 排水の悪い畑の場合はやや高うねにしましょう。酸性に弱いので苦土石灰などを施用します。 ■肥料 石灰を効かせること 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も80-100g/平方メートル程度を与えよく混和します。夜間街灯の明かりが当たらないところで栽培します。 ■収穫 葉が20-25cmになれば大株として収穫できます。根元から引き抜くか、地際で切断します。大きくなったものから順次間引き収穫します。 ■料理 炒め物、おひたし、キッシュ、汁の具等幅広い料理ででおいしく食べられます。比較的肉厚なので、炒めたときの食感が楽しい。

サラダ向き 赤茎ほうれん草

サラダ向き 赤茎ほうれん草

株式会社トーホク

鮮紅色の茎色は健康的で味も良く、調理の彩りなどに重宝し、サラダなどに好適。生育スピードも早くプランターでも手軽に作れ、ベビーリーフとしても利用できます。

リーガル法蓮草

リーガル法蓮草

宝種苗株式会社

生育の早さはNo.1! 家庭菜園にも最適! ●ベト病R1~3に抵抗性。 ●生育も株の肥大も他品種に比べて抜群に早い。 ●揃いが良く、荷姿良好で市場性抜群。 ●葉は肉厚で鮮やかな緑色をし、結束しやすい。 ●従来の品種より葉が肉厚のため1株当り重量がある。

ヴィジョン

ヴィジョン

トキタ種苗株式会社

(販売終了) 耐病性と夏から春まきまでの播種期の広さを兼ね備える栽培しやすい品種 第57回全日本そ菜原種審査会1等特別賞受賞 ■特性 草姿は極立性で、極濃緑色、光沢があり、株揃いが非常に良好です。 じっくり型の生育スピードで在圃性に優れます。茎だけが伸びることなくバランスの良い草姿を保ちます。 晩抽性と耐暑性を兼ね備え、根が強く乾燥、低温に遭遇しても葉巻き、葉縮みしにくく商品価値の高い青果を安定して生産できます。 (抽たい回避のため、作型設定は'07年発行のカタログ掲載で下記のように変更になりました。) ■栽培上の注意 近年の異常気象の影響で播種時期により収穫時期が大幅にずれることも考えられます。じっくり生育する品種なので、極端な遅播きは避けてください。 べと病抵抗性レース7まで兼ね備えていますが、近年はレースの分化が激しいので生育初期より防除を徹底してください。 ■播き時期 一般地8月下旬から12月上旬。1月から4月上旬。寒冷地2、3月。8、9月。 ■播種方法 直まきの場合、本葉1から1.5枚の時と3から3.5枚の時に間引きをして株間5-6cmに。 ■植え付け 株間5-6cm条間15cmが標準です。家庭菜園では、大きくなったものから順次、間引き収穫。 ■土壌条件 pH:適6.0から6.8/5.5から7.0 (5.5以下生育難) EC:0.5から0.8ms/cm 表層は団粒構造による通気性!下層は水分補給の保水性+柔らかな根毛を育む膨軟性が欲しい。耕土深く耕盤の形成注意。 団粒構造と腐植の充実には、有機物、堆肥の投与。堆肥にもN成分あり、豚プン、鶏糞堆肥を用いる場合は硝酸体窒素残留対策も含め注意が必要。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も80-100g/平方メートル程度を与えよく混和します。 ■収穫 葉が20-25cmになれば大株として収穫できます。大きくなったものから順次、根元から引き抜いて間引き収穫します。 ■料理 炒め物、おひたし等でおいしく食べられます。

残り2品種を見る ›

ホウレンソウの関連タグ

苗注文サービス

苗の注文サービス

ミノリスでは苗の注文・見積もり依頼が可能です。

  • 見積もり無料・キャンセル可
  • 2〜3営業日以内に回答
  • 有機栽培対応
詳しくはこちら ›