品種詳細

「豊朝交1号」は、株元着果性に優れ、果実が厚く、果肉の粉質性が高い短節間性F1品種である。 ■主要特性 - 生育初期において主枝 (つる) は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。 - 雌花の開花時期は既存セイヨウカボチャ品種の「えびす」よりも早く、「芳香青皮栗」とほぼ同等である。雄花の開花時期は、品種による大きな差はない。 - 果実重量は「芳香青皮栗」より重く、「えびす」よりやや軽い傾向にある。また、果実が扁円形で、果皮色は「芳香青皮栗」や「えびす」と比較して濃い緑色を示す。 - 「豊朝交1号」の果肉色は濃い黄色を示す。果肉は「芳香青皮栗」より厚く、「えびす」と比較して同程度からやや厚い傾向にある。果肉の食感は粉質性である。
豊朝交1号

果実・収量特性

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メーカー情報

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

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メーカー詳細

似た特性の品種

北海6号

北海6号

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

共通 高粉質 栗カボチャ

短節間形質を有する固定系統で、「ジェジェJ」、「おいとけ栗たん」の花粉親である。 ■主要特性 1. 主枝(つる)の伸長は生育初期から中期にかけて節間が詰まり、短節間性の草姿を示す。その後、つるが伸長して普通草姿となる。 2. 雌花の開花時期は「TC2A」より遅い。雄花の開花時期は「TC2A」、「えびす」とほぼ同じである。株元の着果率は高い。 3. 果実は大果でやや丸い扁球形である。果皮の地色は緑で、灰緑のすじ模様がある。果肉は橙黄色である。果肉は粉質で、oBrixは高く、乾物率は「北海1号」と同程度である。

北海1号

北海1号

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

共通 栗カボチャ 高粉質

「北海1号」は、短節間性形質を保有し、高粉質で食味の優れる固定系統で、省力・軽作業化、高品質を目的としたF1品種の親に利用できる。 ■主要特性 1. 主枝(蔓)の節間伸長は生育初期から緩慢に進み、「TC2A」よりもつる長が短く、また、側枝は少ない。生育中期以降からは徐々に主枝の節間が伸長して普通草型となる。 2. 結実する節位は「えびす」より低く、果実は株もと近くに着果する。 3. 果実の大きさは2kg程度で、果形は偏円形で尻が凸型となる。果皮色は濃緑で、果実表面に極浅い溝があり、花痕径(※)は小さい。 4. 果肉は橙黄色で、「えびす」や「つるなしやっこ」に比べて赤色が強く、色彩色差計によるa*値は高い。果肉は厚く、また、肉質の粉質度の指標である乾物率が高い。 ※ 花痕径 : 雌花の花弁がついていた部分の直径

TC2A

TC2A

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

共通 高粉質 栗カボチャ

「TC2A」は、短節間性を有した高粉質で良食味のF1品種であり、カボチャ栽培の省力・軽作業化を図ることができる。 ■主要特性 1. 主枝(親蔓)は、13節前後までは節間が短く短節間性の草型を示し、着果期以降から徐々に伸長して普通草型となる。整枝は主枝1本仕立てとし、摘心は不要である。また、側枝発生は「えびす」に比べて少なく、整枝・誘引作業も不要である。果実は株もと近くに着生するため、見つけやすく、「えびす」よりも収穫に要する時間は短い。 2. 果実は先端が凸となる心臓形で、果皮は濃緑である。果肉は橙黄色で、肉厚である。oBrixは「えびす」、「つるなしやっこ」よりも高い。また、乾物率は「えびす」、「つるなしやっこ」よりも高く、肉質は高粉質で食味に優れる。 3. 果実重量は「えびす」よりやや大きい1.8~2.0kg程度で、面積当たりの総収量は密植栽培が可能なため、「えびす」よりも多収である。また、規格内収量も「えびす」より多い。 ■栽培適地 北海道、東北の春播き露地移植地帯に適する。

おいとけ栗たん

おいとけ栗たん

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

共通 栗カボチャ 高粉質

「おいとけ栗たん」は、果実の肥大性、収量性に優れ、貯蔵後の糖度・粉質性が高く、ペースト加工にも適する短節間性F1品種である。 ■主要特性 生育初期において主枝(つる)は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。「えびす」と比べて葉は大きく、葉柄は長く、茎は太い。側枝数は1本程度と少ない。草勢は「えびす」、「雪化粧」よりも強い。 雄花の開花日は「えびす」と同じであるが、雌花の開花日は「えびす」よりも遅い。株元の着果率は高い。 果実重量は約2kgで「えびす」より大きく、「雪化粧」と同程度である。密植栽培による1株当たりの着果数は1果程度で、総収量は「えびす」、「雪化粧」より多収である。 果実は扁円形で、果皮の地色は灰緑で、果実表面には極浅い溝があり、灰色のすじと斑点模様がある。果肉は厚く、収穫直後の果肉色は黄~橙黄である。oBrixは「えびす」、「雪化粧」と同程度である。果肉の乾物率は「えびす」よりも高く、「雪化粧」と同程度で粉質性が高い。 10°Cで貯蔵3か月の腐敗率は「えびす」、「雪化粧」よりも低い傾向にある。貯蔵後の果皮は色褪せた灰緑で、果肉は橙黄~橙である。oBrix、乾物率は「えびす」より高く、「雪化粧」と同等以上で、粉質性が強い。 ペースト加工の歩留まりは高い。ペーストの状態は良好で、色調は黄色で明るく、甘味も強く、ペースト加工適性は高い。

くりゆたか

くりゆたか

ヴィルモランみかど株式会社

共通 高粉質 栗カボチャ

着果安定した強粉質多収の 大玉品種 ■特徴 タイプ 大玉 (カボチャ) 特性-1 草勢:強 葉柄長:やや長 葉色:濃緑 葉大小:大(やや丸) 特性-2 果形:やや腰高 果皮色:やや濃緑 果重:1.8~2.0kg 果肉色:黄金 食感:粉質 食味(糖度):中高 特性-3 成熟日数:50日前後 積算温度:950~1000℃ ■品種の特性 1. 果実は1.8~2.0kgの大玉。特に玉の揃いがよく、やや濃い緑色で腰高扁円形。 2. 肉質は強紛質で、甘味も強く大変おいしい。 3. 草勢はやや強く蔓太、葉はやや大きい。 4. 葉柄強く、葉折れ倒伏少なく風に強い。うどんこ病の発生も少ない。 5. 雌花着生は従来品種程度だが、着果は大変よく、収量性が高い。 6. 作型は広く、ハウス・トンネル・露地栽培または抑制栽培にも適する。 ■栽培のポイント ※栽培のポイントや特性は産地・栽培時期により変わるため注意が必要です。 1.育苗 本葉2~3枚発生時に花芽の分化が完了するので管理を入念に行う。発芽日数は3.5日ほど。定植前に地温を12℃に下げ徒長を防止する。 2.定植苗 馴化を行い鉢土の最低温度は圃場の地温より低めに管理する。老化苗定植は厳禁、10.5cmポットで本葉4枚程度で摘芯し定植。 3.施肥 元肥量は、おおまかな目安として品種による草勢の強弱と品種特性により、加減することが大切。くりゆたかは窒素成分で10~12kg/10aを目安とする。追肥は蔓が1mほど伸びたとき、畝間に待肥として施用する。目安はN-3kg、P-3kg、K-3kg/10a。また第一果の着果後、草勢が弱い、うどんこ病が懸念される、側枝の発生が少ない、玉の肥大が鈍い、生理落果が見られるなどの場合にもお薦め。 4.栽植密度 3本仕立て 畝幅3.5m×株間80~90cm 2本仕立て 畝幅3.5m×株間60~70cm 1本仕立て 畝幅3.5m×株間30~40cm また初期短節のため畝幅3.0mでも栽培可能。 5.仕立て・整枝 カボチャの蔓は1日で最大15cmも伸びる場合もあるため、誘引作業は早めに行う。 子蔓が15~20cm伸びたら、良好な2蔓を残す。(二本仕立ての場合)着果位置までの側枝は早目に除去し、雌花の子房を充実させる。株元の雄花は必ず残し、着果節の側枝はつる傷の原因となるので除去必須。 着果節位に関して、通常は12~13節に着果させるが、くりゆたかは10~12節に着果させることが理想。(蔓元から70cm~)。 6.交配 交配は早朝に行う事が必要です。省力化のためにもミツバチ交配がお勧め(曇雨天時は、ハチが飛来しないので人工交配が必要)。訪花昆虫を殺傷しないためにも、殺虫剤の使用には注意する。 7.収穫 くりゆたかの収穫日数は、一般的に交配後50日前後が目安となる。未熟果であると、粉質度が低下し貯蔵性・食味の低下に繋がる。

九重栗®

九重栗®

カネコ種苗株式会社

共通 栗カボチャ 高粉質

鮮やかな色と光沢! ずばぬけたうまさ 特性 ●果肉色は濃黄色で、果皮とのコントラストが美しいです。肉質は極めて粉質で、食味に優れます。 ●果皮は濃緑色で、光沢に優れます。ちらし模様は無く、細いストライプが入ります。 ●果実は1.8〜2.0kg前後で、基本的に果形はやや甲高のハート形です。 ●初期の着果から変形果が少なく、花落ちも小さいです。 ●草勢は旺盛で、やや大葉で葉柄は長めです。 ●雌花着生は比較的安定しています。 ●完熟果としての収穫適期は開花後45日前後です。 ●発芽適温は特に高め(28〜30℃)なので、播種時は十分な温度管理を行ってください。