イチゴ

イチゴの品種一覧

野菜 • 40品種から最適な品種を見つけましょう

イチゴについて

イチゴとは

イチゴは、バラ科の多年草で、花托が肥大化した果実を収穫する作物です。果実の大きさは品種によって様々で、重さは10〜50g程度、色は赤、白、ピンクなどがあります。甘味が強く、香りが良いため、生食からデザートまで幅広く使われる人気の果物です。

市場では、春が旬の作物として知られていますが、品種改良により秋から春まで長期間収穫できるようになりました。特に甘味の強い品種は、生食やデザートに使われ、人気が高く、家庭菜園から大規模農場まで幅広く栽培されています。また、加工用の品種もあり、ジャムやジュースの原料としても使われています。


イチゴの魅力

  • 甘くて美味しい
    イチゴは、糖度が高く、酸味とのバランスが良いです。特に、完熟したイチゴは、甘味が際立ち、食感も良くなります。

  • 香りと食感
    イチゴ特有の香りと、ジューシーな食感が魅力です。この香りは、エステル類という成分によるものです。

  • 栄養価と健康効果
    ビタミンC、食物繊維、カリウムなどを豊富に含み、免疫力向上や美肌効果に効果的です。また、抗酸化作用のあるアントシアニンも含まれています。

  • 栽培の楽しさ
    花が咲き、実がなる過程を観察できるのが魅力です。家庭菜園でも育てやすく、収穫の喜びを味わえます。

  • 多様な品種
    大きいもの、小さいもの、甘いもの、酸っぱいものなど、味わいが多様な品種があります。また、色や形も品種によって違います。


主な用途

  • 生食
    そのまま食べる、サラダやデザートのトッピングなど。イチゴの甘味と香りが料理に彩りを添えます。

  • 加熱調理
    ジャム、ジュース、スイーツなど。加熱すると甘味が増し、また違った美味しさを楽しめます。

  • 和食
    イチゴの和え物、イチゴの天ぷらなど。イチゴの食感と味わいが和食に深みを加えます。

  • 洋食
    イチゴのタルト、イチゴのサラダなど。イチゴの食感と味わいが洋食に彩りを添えます。

  • 加工品
    ジャム、ジュース、スイーツなど。イチゴの甘味と香りが加工品に活かされます。


栽培のポイント

イチゴの栽培は、露地栽培と施設栽培があります。

栽培時期は、地域によって異なりますが、一般的には秋植えと春植えがあります。秋植えは9〜10月に植え付けて翌年4〜6月に収穫、春植えは3〜4月に植え付けて6〜7月に収穫します。

土壌条件は、排水性が良く、深く耕された土壌が適しています。イチゴは根が浅く張るので、土壌の表面が重要です。

病害虫対策は、イチゴ栽培の重要なポイントです。アブラムシ、ハダニ、うどんこ病、灰色かび病などが発生しやすいので、予防的な防除が大切です。耐病性のある品種を選ぶことで、農薬の使用量を減らせます。

受粉も重要です。イチゴは虫媒花なので、適切な受粉により、品質の良い果実ができます。また、人工授粉も効果的です。

収穫時期は、果実が十分に熟し、色が濃くなった頃が適期です。収穫後は、冷蔵庫で保存します。


品種選びのコツ

イチゴの品種選びは、栽培環境と用途を考慮して決めるのがベストです。

果実の形状では、大きいもの、小さいもの、丸いもの、長いものなどがあります。大きいものは生食用に適し、小さいものは加工用に適しています。

味と食感では、甘味の強さ、酸味の強さ、食感の違いを確認します。生食重視なら甘味が強く、食感の良い品種を。加工用なら、甘味が強く、香りの良い品種を選びましょう。

耐病性は、地域で発生しやすい病気に強い品種を選ぶことが重要です。うどんこ病や灰色かび病に強い品種は、農薬の使用量を減らせて、環境にも優しい栽培ができます。

作型適応性も重要です。秋作、春作、抑制栽培など、栽培時期に合った品種を選ぶことで、安定した収穫が期待できます。

収量性と管理のしやすさも考慮しましょう。家庭菜園なら、手間がかからず長く収穫できる品種がおすすめです。大規模栽培なら、収量が高く、機械化に対応した品種を選びます。


市場とこれから

イチゴの市場は、日本の食文化に深く根付いているため、安定した需要があります。特に、健康志向の高まりとともに、栄養価の高いイチゴへの関心が高まっています。

差別化の傾向として、生食しやすい甘味の強い品種、色や形が珍しい品種、有機栽培や減農薬栽培のイチゴなどが注目されています。また、ミニイチゴや色付きイチゴも、直売所やオンライン販売で人気です。

ブランド化では、地域ブランドや農園ブランドのイチゴが増えています。品質の良さと安心感をアピールすることで、高値での販売が可能になります。

輸出の可能性も見逃せません。特に、アジア諸国では日本のイチゴの品質が高く評価されており、輸出市場の拡大が期待されています。

品種を絞り込む

品種名で検索

種苗会社

統計情報

40

登録品種数

総数

0

栽培農場数

合計

40品種中 2140件を表示

利用可能な品種

ベリーポップ すずの画像

ベリーポップ すず

三好アグリテック株式会社

果実が硬く、甘くてコクがあります。果皮、果肉とも赤い品種です。 三重県との共同育成品種。 ■甘さ 5.0 ■酸味 2.0 ■硬さ 4.0 三重県とミヨシの共同育成品種 種子からの育苗のため、イチゴの苗...

ベリーポップ はるひの画像

ベリーポップ はるひ

三好アグリテック株式会社

果実が硬く、酸度と糖度のバランスが取れた美味しい 品種です。果皮色は橙赤色。 日本初、民間企業オリジナルのF1種子イチゴです。 甘さ 5.0 酸味 3.0 硬さ 4.0 ■交配品種 交配品種/自社所有...

ほしうららの画像

ほしうらら

三好アグリテック株式会社

三好アグリテック株式会社育成のオリジナル栄養系品種第3弾。 山梨県北杜市から望むことのできる満天の星空のように輝いてほしいという思いと、春先のうららかな季節にも力を発揮できる品種であることから「ほしう...

ぽりっちごの画像

ぽりっちご

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「ぽりっちご」は、抗酸化活性が高い既存品種「おいCベリー」より総ポリフェノール量が多く、40%程度高い抗酸化活性を有します。商品果率が高く、収量や食味は「とちおとめ」と同程度で、日持ち性に優れる促成栽...

みくのかの画像

みくのか

三好アグリテック株式会社

多収性で果実が硬く、収穫時のロス軽減や輸送性に優れる品種です。 ランナーの発生率も良く、初めてでも安心して栽培できます。 甘さ 5.0 酸味 2.0 硬さ 5.0

めちゃウマッ!いちごの画像

めちゃウマッ!いちご

日本デルモンテ株式会社

品種名HD06-1 登録品種 収穫期間が長い四季成りイチゴ。高糖度で育てやすい。 ■特長 収穫期間が長い四季成りイチゴです。 花芽が連続してできるので、イチゴがたくさん収穫できます。 糖度が高いのが特...

めちゃデカッ!いちごの画像

めちゃデカッ!いちご

日本デルモンテ株式会社

品種名HD06-11 登録品種 収穫期間が長い四季成りイチゴ。大粒で育てやすい。 ■特長 収穫期間が長い四季成りイチゴです。 花芽が連続してできるので果実がたくさん収穫できます。 大粒のイチゴがなりま...

もういっこの画像

もういっこ

三好アグリテック株式会社

糖度と酸度のバランスが良く、そのすっきりとした甘さには、大粒の果実にもかかわらず、ついつい‘もう一個’手を伸ばしてしまう魅力があります。 大きな果実は硬く濃赤色で、光沢があり、日持ち性に優れています。...

やよいひめの画像

やよいひめ

三好アグリテック株式会社

一般的に味が落ちやすい春先に,この品種の優れた特性が維持される事から名づけられました。 淡紅色の果実は、糖度が高く、糖度、酸味のバランスが良く、大果です。 甘さ 4.0 酸味 4.0 硬さ 5.0 3...

よつぼしの画像

よつぼし

三好アグリテック株式会社

「甘味」、「酸味」、「風味」が揃って「よつぼし」級に「美味」しい種子から育てたいちごです。 甘さ 4.0 酸味 4.0 硬さ 3.0 甘みが強く酸味が少ない、コクのあるイチゴです。 花芽の連続性に優れ...

四季成りいちご あまごこちの画像

四季成りいちご あまごこち

株式会社ハクサン

甘いいちごが自宅で何度でも収穫できる♪初心者におすすめの育てやすさ ■POINT ・春から秋まで何度も収穫ができます ・四季成りでありながら高糖度のいちごが収穫できます ・自然受粉しやすく簡単に収穫で...

夏のしずくの画像

夏のしずく

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

四季成り性イチゴ品種で、端境期である夏秋期に収穫できる。寒冷地の夏秋どり栽培において収量が多い。輸送性や日持ち性に関わる果実硬度が高く、また、糖度、酸度ともに高くケーキ等の業務需要に適する。 ■主要特...

女峰の画像

女峰

三好アグリテック株式会社

東日本を中心に広く栽培されてきた品種です。小粒で酸味があり、業務用には根強い人気を誇る品種です。 甘さ 2.0 酸味 4.0 硬さ 3.0 花数が多いので摘果をこまめにする必要があります。

宝交早生の画像

宝交早生

三好アグリテック株式会社

「宝交早生」の名前の由来は宝塚で交配された品種で「宝交」、そして開発当時、他品種と比較すして早くから出荷出来る品種ということで「早生」、この二つを合わせ「宝交早生」と名付けられました。 果皮、果肉とも...

恋みのりの画像

恋みのり

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

イチゴ「恋みのり」は促成栽培に適し、連続出蕾性に優れた多収品種である。冬期の草勢が強く草勢維持が容易で、大果で秀品率が高く、収穫・調製作業の省力化が可能である。果実硬度が高く、貯蔵に伴う黒ずみ果の発生...

恋みのりの画像

恋みのり

三好アグリテック株式会社

酸味が少なくあっさりした味わい、丸い形が特徴のイチゴです。 果実が硬く、日持ちする品種です。九州で多く作られています。 甘さ 4.0 酸味 1.0 硬さ 5.0 ■九州沖縄農業研究センター育成の新品種...

星の煌めきの画像

星の煌めき

三好アグリテック株式会社

三好アグリテック(株)育成のオリジナル品種。 星がきれいな地で開発され、これらの星のように煌めいてほしいと願いをこめて命名しました。 甘みと酸味のバランスが良く、コクのあるおいしいイチゴです。 コクと...

東京おひさまベリーの画像

東京おひさまベリー

三好アグリテック株式会社

露地栽培用に開発された、大果で硬く棚持ちの良いイチゴの品種です。 糖度は、宝交早生と同程度で酸度がやや高いので甘みと酸味のバランスが良く、美味しい品種です。果肉が赤く、香り高いので、ジャムなどの加工に...

紅ほっぺの画像

紅ほっぺ

三好アグリテック株式会社

紅ほっぺという名前の由来は、果皮が美しい紅色で果肉も中心まで赤くなること、そしてほっぺが落ちるような食味のよさを表現しているそうです。 人気の品種で、大果で適度な酸味、糖度があります。 甘さ 4.0...

章姫の画像

章姫

三好アグリテック株式会社

果実の酸味が少なく、甘みの強い品種です。 イチゴ狩り園の定番で、お子様でも食べやすい品種です。 静岡県の育成者の萩原章弘氏の名前から 章姫(あきひめ)と名づけられました。 甘さ 4.0 酸味 1.0...

40品種中 2140件を表示