TA-4
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
■主要特性 「TA4」は、F1品種「すずわらべ」の花粉親です。 また、F1品種「こいわらべ」の種子親である「MSS-TA-4」の維持品種です。 葉が短く、葉鞘の太りが速く、晩抽性を有します。
坊主不知ネギとは、抽台(ちゅうだい)しにくい、すなわちネギ坊主(花茎)が出にくい特性を持つネギの品種群を指します。「坊主不知(ぼうずしらず)」の名は、文字通り「ネギ坊主を知らない=ネギ坊主が出ない」ことに由来しています。
通常のネギは、一定期間の低温に遭遇した後に長日条件を迎えると花芽が分化し、春先にネギ坊主(花茎)が抽出します。ネギ坊主が出ると、茎の中に花茎の芯ができて硬くなり、食味と食感が著しく低下します。また、抽台が始まると栄養が花茎に集中するため、軟白部や葉身部の品質も落ちます。
坊主不知ネギは、この抽台が起こりにくい遺伝的特性を持っているため、春から初夏にかけての時期にもネギ坊主が出にくく、長期間にわたって品質の良い状態を維持できます。ただし、「坊主不知」とはいえ完全に抽台しないわけではなく、極端な低温遭遇や長期間の栽培では抽台が見られることがあります。あくまで「抽台しにくい」特性であるという理解が正確です。
坊主不知ネギの最大の魅力は、春どりの作型において品質を維持しやすいことです。通常のネギは3月〜5月頃に抽台が始まり、この時期の出荷品は芯が硬くなるリスクがあります。坊主不知タイプの品種を使うことで、この時期の出荷品質を安定させることが可能になります。
まず押さえておきたいのが、春先はネギの端境期に当たり、市場価格が高くなりやすい時期であるという点です。冬ネギの出荷が終了し、春夏ネギの本格出荷が始まるまでの間、市場への供給量が減少します。この時期に品質の良いネギを出荷できることは、経営面で大きなメリットとなります。
在圃性が高いことも重要な魅力です。坊主不知ネギは抽台が遅いため、収穫適期の幅が広くなります。天候不順や労働力不足で収穫が遅れた場合でも、品質の劣化が比較的緩やかであるため、出荷スケジュールの柔軟性が高まります。
周年出荷体系を組む産地にとっては、春先の品質低下リスクを軽減できる坊主不知品種は、出荷の連続性を確保するための重要なピースとなります。秋冬出荷用の品種、春出荷用の坊主不知品種、夏出荷用の耐暑性品種を組み合わせることで、年間を通じた安定供給が実現しやすくなります。
消費者にとって、ネギの芯が硬いことは品質低下として明確に認識される要素です。加熱しても硬い芯が残るネギは、食べたときの食感が悪く、消費者の購買意欲を低下させます。坊主不知ネギは、このネガティブ要因を回避できる品種として、流通側からも評価されています。
量販店のバイヤーにとっては、春先のネギの品質クレームを減らせることが大きなメリットです。抽台したネギは見た目にはわかりにくいことがありますが、調理したときに芯の硬さが発覚し、消費者からの不満につながるケースがあります。坊主不知品種を導入することで、このリスクを軽減できます。
ここからが実際の栽培で差がつくところです。坊主不知ネギの市場価値は、「抽台していないこと」がある種の当たり前として期待されるため、表面的には特別な付加価値として認識されにくい面があります。しかし、春先に安定して品質の良いネギを供給できること自体が、産地としての信頼性を高め、長期的な取引関係の構築につながります。
業務用市場では、加工・カット野菜向けの需要が堅調です。ネギのカット加工では、芯が硬い部分があると均一なカットが困難になり、歩留まりが低下します。坊主不知品種は、春先のカット加工用途においても品質の安定性が評価されています。
坊主不知ネギの栽培では、品種の持つ晩抽性を最大限に活かすための作型設計が重要です。
主な作型としては、秋播き→翌春〜初夏どりが基本です。播種時期は8月〜9月、定植は10月〜11月に行い、冬を越して翌年3月〜6月に収穫する流れが一般的です。冬季の低温遭遇後も抽台しにくいことが坊主不知品種の持ち味ですが、播種が早すぎると株が大きくなりすぎ、低温遭遇量が増えて抽台リスクが高まることがあります。
品種によって晩抽性の程度には差があるため、自分の栽培地域の気象条件に合った品種を選ぶことが重要です。暖地では晩抽性がそれほど強くなくても問題ないことがありますが、寒冷地では高い晩抽性を持つ品種が必要になる場合があります。
土寄せのタイミングについても注意が必要です。春先の気温上昇期に土寄せを行うと、軟白部が急激に伸びて品質が不安定になることがあります。生育の状態を観察しながら、適切なタイミングで土寄せを行うことが品質維持のポイントです。
病害虫対策としては、春先の気温上昇と降雨の増加に伴い、べと病やさび病の発生リスクが高まります。特に坊主不知品種は在圃期間が長くなりがちであるため、病害虫が蓄積しやすい点に注意が必要です。定期的な圃場観察と、予防的な防除を心がけてください。
坊主不知ネギの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。
意外と知られていないのですが、坊主不知品種であっても、苗が大きく育った状態で厳しい低温に遭遇すると抽台する場合があります。このため、育苗時のサイズ管理も重要な要素です。定植時の苗のサイズ(太さ・草丈)を適正に保つことで、不要な低温感応を避けることができます。
試作時には、春先の抽台の有無だけでなく、軟白部の品質や食味も併せて評価することが大切です。抽台しないことは前提条件であり、その上で品質面でも満足できる品種を選定してください。
坊主不知ネギの市場は、春どりネギの安定供給に対する需要の高まりを背景に、着実に拡大しています。周年出荷体制を構築する産地が増える中で、春先の品質リスクを軽減できる坊主不知品種は欠かせない存在になりつつあります。
品種育成の面では、晩抽性と軟白部の品質を高いレベルで両立する品種の開発が進んでいます。かつては坊主不知品種は軟白部がやや細い傾向がありましたが、近年の品種では太さ・締まりとも改善が見られ、市場で求められる品質基準を十分に満たす品種が増えています。
産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、消費者がネギの品質に対して敏感になっている現在、春先に芯が硬くないネギを安定的に供給できることは、産地のブランド力に直結します。今後も坊主不知品種のニーズは底堅く推移すると考えられます。
また、気候変動に伴い春先の気温変動幅が大きくなっている地域では、抽台リスクの管理がより難しくなっています。こうした環境変化に対応する手段の一つとして、坊主不知品種の活用は今後ますます重要になるでしょう。
坊主不知ネギは、春先の抽台(ネギ坊主の発生)が起こりにくい特性を持つ品種群で、春どりの作型において品質の安定性に大きく貢献します。端境期に当たる春先に品質の良いネギを出荷できることは、経営面のメリットが大きく、周年出荷体制を目指す産地では欠かせない品種です。
品種選びにあたっては、晩抽性の程度に加え、軟白部の品質、耐病性、在圃性を総合的に検討することがポイントです。栽培管理では、播種時期と育苗サイズの適正化による不要な低温感応の回避が、抽台リスクの低減につながります。春先の安定出荷を実現するための品種選定と管理技術を、試作を通じて確立していくことが重要です。
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
■主要特性 「TA4」は、F1品種「すずわらべ」の花粉親です。 また、F1品種「こいわらべ」の種子親である「MSS-TA-4」の維持品種です。 葉が短く、葉鞘の太りが速く、晩抽性を有します。
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
「こいわらべ」は、葉の短いコンパクトサイズのネギで、極晩抽性を有し、春どり~初夏どりの作型で高収量が得られます。収穫物の襟部の締まりがよく形状の揃いに優れ、秀品率も高くなります。葉身、葉鞘ともに軟らかく、辛みが少ない特徴を持ちます。 ■主要特性 1. 「こいわらべ」の外観は、一般のネギ品種よりも短く太い特徴をもちます(写真1)。「ゆめわらべ」と比べ、葉身・葉鞘はやや短く、葉鞘径は太く、収穫物の形状の揃いにも優れます(表1)。 2. 「ふゆわらべ」及び「ゆめわらべ」より抽だい時期が遅く、9月中旬以降に播種した場合、翌年5~6月に抽だいがほとんど発生せず収穫に至り、両品種より収量が多くなります(表1、写真2)。 3. 辛みの程度は低く(表1)、葉身・葉鞘ともに軟らかい食感をもち、全体を食すことができます。 4. 冬季積雪のない温暖地又は暖地において夏~秋に播種し、春~初夏に収穫する露地栽培又はトンネル栽培に適しています。 5. 「こいわらべ」は、極晩抽性をもち短葉で軟らかく辛みの少ない「MSS-TA-4」を母親、短葉で葉鞘肥大の旺盛な「TAM-3」を父親とするF1品種です。
丸種株式会社
安定した晩抽性!!太りよく幅広い作型に適する一本ネギ! 1. 極晩抽性の品種で耐暑性、耐寒性にも強く、春どり、夏秋どり、冬どりと幅広い作型に適する一本ネギです。 2. 草姿は立性で草勢はやや旺盛、葉色は濃緑で折れにくく作業性が高い品種です。また、太りよく揃いにも優れ、収穫調整作業が容易です。 3. 美しい荷姿で、さび病、黒斑病、白斑病に比較的強く、秀品率が高いです。
株式会社サカタのタネ
風に強く、夏越ししやすい冬どり用一本ネギ ■特性 1. 低温時の肥大、伸長性に優れる中生品種。 2. 草姿は立性で締まりがよく、そろい・秀品性が高い。 3. 高温期の欠株が少なく、夏越ししやすい。 4. 生育中期までの太りは比較的ゆっくり進み、10月以降気温が低下してからの肥大性および伸長性がよい。 5. 強風による倒伏の被害が少なく、曲がりが少ない。 6. やや晩抽性があり、3月末まで抽苔なく収穫が可能 ■適応性 関東以西の一般地で、4~5月まき、12~翌年3月どりに適します。中生品種で、低温時に肥大性が発揮されます。そのため、12月以降に適度な太さとなり、1月には十分な太さに達し、3月まで収穫が可能です。晩抽性は「春扇」より1週間程度早く、関東では4月10~15日ごろです。冬の寒波で枯れ込みが強くなった場合でも、3月以降の葉の展開を待ち、出荷ができます。ただし、4月以降に収穫する春どり栽培は「春扇」「初夏扇」が適します。 ■圃場準備・土づくり 土質を選ばず栽培できますが、極端に湿害が出やすい圃場は避けます。通気性、排水性のよい土づくりを心がけ、夏越ししやすくするために、元肥は控えめにしてください。 ■播種・育苗管理 トレー育苗では、40~50本/mとなるように播種を行います。発芽をそろえ適度に換気して、がっちりとした苗を育てます。 ■定植・栽培管理 定植は丁寧に行い、必要に応じて定植後の灌水を行います。本品種に限らず、7~8月の高温期は、土壌病害が多く発生します。そのため、高温期の追肥・土寄せは控え、防除に努めます。9月までは太りがやや遅く細葉のため、台風など風の被害を受けにくく、耐倒伏性を発揮します。 夏越し後の追肥は、9月10日を過ぎてから夜温の低下を見て行います。9月の追肥は、慣行品種より20~30%増しで、肥大を促します。肥大が遅れると首の締まりが緩くなったり、葉枚数が不足したりする要因になります。9月以降はしっかり肥料を効かせるのがポイントです。 土寄せは葉鞘部の太り具合を見ながら小まめに行ってください。葉枚数がやや少ない品種のため、止め土を強くすると襟が伸び上がり、3枚目の外葉の切れが発生することがあります。秋以降の土寄せは強くせず、本葉4~5枚が出ている状態で土寄せしていくと、太りと葉枚数を確保しやすいです。 ■病害虫防除 高温期の白絹病、軟腐病に注意し、適宜防除を行うことが大切です。秋以降は、さび病に注意が必要です。 ■収穫 止め土をして、軟白に必要な日数を置いて試し掘りを行うなど、適期の収穫を心がけます。
タキイ種苗株式会社
濃緑で首部のしまりのよい晩抽一本ネギ! ■特長 ・合柄系の晩抽一本ネギ。 ・首部のしまりがよく、ばらけにくいため、歩どまりが高い。 ・草姿は小葉・立性で、土寄せ管理作業が容易。 ・葉は濃緑で葉鞘部の軟白部分はつやがきれいなため、コントラストが際立つ。 ・そろってよく太るので秀品率がよく、クズの発生が少ない。 ■栽培の要点 ・吸肥力が強いため、一度で多量に肥料を効かすと分けつする恐れがある。 ・秋まきの場合、極端な早まきは避ける。早まきで株を作りすぎると抽苔する恐れがある。 ・赤さび病、べと病には、適宜予防で薬剤散布を行う。 ・夏場は30℃を超えると生育が緩慢になり、病気の発生が増えるため、適期での収穫を心掛ける。
株式会社サカタのタネ
晩抽性があり、耐暑性のある合黒系一本ネギ ■特性 1.春どりおよび初夏どりに適する合黒系一本ネギ。 2.太りがよく襟締まりのよい晩抽品種。「春扇」よりも抽台が遅い。 3.草勢は「春扇」よりややおとなしく、過肥大や襟割れの発生が少ないため在圃性が優れる。 4.葉色が濃く草姿はコンパクト。葉は立性で機械管理作業の適応性が高い。 ■適応性 春どりおよび初夏どりに適します。一般地の春どりでは6月播種の4月どりにおいて特に能力を発揮します。「春扇」ではやや難しい4月下旬〜5月初旬どりがおすすめです。初夏どりでは6〜7月どりに適します。その中でも10月上旬に播種し、12月中旬〜3月下旬までトンネルを使用する6月どりに特に適します。 ■栽培:春どり 播種密度は株間2〜2.5cmが基準です。春どりでは定植期が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えてこまめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽苔は生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、およその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 播種密度は株間2.5〜3cmが基準です。無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽苔が起こりやすくなるので注意します。 初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを確認しながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後〜9 月までの防除、初夏どりでは5〜6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。
株式会社サカタのタネ
極晩抽性で草姿コンパクト。耐暑性に優れる一本ネギ ■特性 1.極晩抽性で「春扇」および「初夏扇」よりも抽苔が遅く、一般地では5月上旬までの出荷が可能※ 2.「春扇」および「初夏扇」より肥大がゆっくりな中生品種で、伸びすぎや太りすぎる心配が少ない。在圃性に優れる。 3.襟部の締まり・葉鞘部の締まりに優れ、晩春や初夏の温度上昇期でも耐暑性があり、品質が低下しにくい。 4.葉がコンパクトで風に強く、管理しやすい。皮むきがしやすいため、出荷効率がよい。 5.「春扇」や「初夏扇」と比較してさび病、葉枯病などの葉の病害にやや強い。 ※晩抽性については、気象や栽培条件によって差が生じることがあります。 ■適応性 温暖地の春どりおよび初夏どりに適応し、中生品種として作型後半の収穫に適します。収穫時期が3~5月上旬までの春どり作型の中では、最も晩抽性が必要とされる4月下旬~5月上旬どりに適します。春どり全般では、太りがよく、収量性の高い「春扇」、太りと在圃性のバランスに優れる「初夏扇」を主力で使用することをおすすめします。 一方、トンネルなど被覆資材を使用する初夏どり(10月まき6月どり)でも適応性がありますが、太りはゆっくりのため、収穫時期は6月下旬ごろになります。収量性は「初夏扇」にやや劣りますが、耐暑性が優れるため、6月下旬~7月上旬収穫で締まりよく重量感のあるネギが期待できます。一方で、9月まきなど無理な早まきでは、抽だいしやすいので、早まきしないよう注意が必要です。 ■栽培:春どり 栽植密度は株間2~2.5cmが基準です。春どりでは定植が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えて小まめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽だいは生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、おおよその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 栽植密度は株間2.5~3cmが基準です。9月下旬などの無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽だいが起こりやすくなるので注意します。初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを優先させながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後~9月までの防除、初夏どりでは5~6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。
株式会社武蔵野種苗園
端境期の5~6月出荷で評価抜群 特性 ●草姿は半開、草丈は中位。葉長は短く、葉枚数はやや多く、葉色はやや濃い。 ●端境期にあたる、5~6月どりが可能で5月どりでは分げつネギとして、6月どりでは、極晩抽の一本ネギとして出荷できる。また、トンネルを利用した栽培では、5月中旬からの出荷も可能である。 ●元来分げつネギのため、2㎝以上太くすると、分げつを始め締まりが悪くなる。 ●ネギの特産地埼玉県の篤農家、鈴木雅晴氏が育成。 栽培のポイント ●葉鞘部が2㎝以上の太さになると分げつを始めるので、極端な早まきは避け適期播種を心掛ける。 ●積雪地帯の春どり栽培では、雪解け時に欠株してしまうことがあるので、排水対策をを十分に行う。
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
近年、業務加工用ネギの需要が高まり、ネギの流通量全体の6割程度まで増加していますが、根深ネギでは高温期の収量や品質の低下が著しく、重大な問題となっています。そこで周年安定供給のため、高温期でも生育が旺盛な夏どり用ネギ品種を育成しました。 ■主要特性 現在の夏どり用ネギ主要品種「夏扇3号」および「夏扇4号」(いずれも(株)サカタのタネ)と比較した特性を以下に解説します。 ■形態的特性 葉身部は「夏扇3号」と同等、「夏扇4号」より短く、葉鞘は「夏扇3号」や「夏扇4号」よりやや短くなります。葉鞘径は「夏扇3号」と同等で「夏扇4号」よりやや太く、収穫物がよく揃います。分げつ発生頻度は両品種と同様に極めて低く、ほぼ発生しません。葉色は両品種よりやや淡く、草姿は両品種と比べ、やや開張性です。 ■収量性 夏季収穫時の40cm長に調製した重量は両品種より重く、また総収量、調製収量および葉鞘収量は「夏扇3号」より優れ、「夏扇4号」と同等もしくはそれ以上です。 ■生態的特性 抽苔時期は両品種よりも遅く、低温期に葉先がやや黄化するものの、休眠性は低い品種です。 ■活用点・留意点 ・夏季の高温による生育停滞や外観品質の低下が少ないため、定量生産が必要となる業務加工用の根深ネギとしての利用に向いています。 ・植え付けは、深さ10cm程度の浅溝もしくは平床に行い、2~3回程度の土寄せ後、収穫することができ、省力的な栽培が可能です。 ・生育が旺盛なため、収穫が遅れると葉身や襟部が裂けることがあります。 ・低温期においても生育は旺盛であり、播種期が早いと抽苔することがあります。
トキタ種苗株式会社
まだネギ坊主をとってるの?ネギ栽培成功への近道は品種選択!太る!伸びる!晩抽!夏越し性良好な一本ネギ(苗のみ販売) ■特性 3月に植えると、7〜8月に収穫の夏ネギ。 一般的な品種と異なり、5月頃のネギ坊主とりが不要。 4〜6月に植えると、10〜4月中旬収穫の秋冬ネギ。 8〜10月に植えると、4〜5月収穫の春ネギ。一般的な品種より晩抽なので春先のネギ坊主の発生が2週間くらい遅く、その分長く畑においておける。<ahref=https://www.tokitaseed.co.jp/futonegi/>特集ページwww.tokitaseed.co.jp/futonegi/ 定植時期別の栽培管理解説など掲載 ■栽培上の注意 夏の間は無理な土寄せ、追肥は避ける。 ■播き時期 3〜6月、8−10月定植(苗で販売) ■植え付け 抜き苗ならば3本ずつ束ねて株間7cm目安。土寄せ作業を考えると畝幅は90cm〜1m。 ■土壌条件 日当たりよく肥沃な土壌がよい。 ■肥料 春・秋のよく伸びる時期は肥料を切らさないようにする。 ■料理 炒めて、焼いて、鍋にして1年中便利に使えます。
株式会社サカタのタネ
良品多収で食味抜群の晩抽一本ネギ ■特性 1.合黒系晩抽一本ネギ。分けつの発生はほとんどない。 2.立葉で葉折れが少なく、機械管理作業が容易である。 3.早生で太りが早く、特にトンネルの5月収穫では、秀品率が高く極多収となる。 4.軟白部は繊維質が少なく、肉厚で食味がよい。 5.苗のそろいや定植後の生育がよいため露地育苗のほか、チェーンポットやセル育苗での栽培で特に能力を発揮する。 ■要点 1.早まきは抽だいの原因となるので、収穫時期および栽培地域にあった播種適期を厳守します。 2.10月まき栽培では、定植時にトンネル被覆を行い、防寒および抽だいの防止に努めます。 3.苗作りは良品多収の第一歩。苗の肥料切れ、老化苗の定植や厳寒期の肥料不足は、抽だいや分けつを誘発する原因になるので特に注意します。 4.5〜7月まきは、定植期が高温乾燥期なので、定植後は灌水し、スムーズな活着を促してください。 5.高温期はヨトウムシ、ハモグリバエ、アザミウマ等の活動が活発で、致命的な被害を及ぼすことがあるので、病害虫防除に努めましょう。
中原採種場株式会社
適応作型が広く、豊産性の晩抽系一本太葱!! ■特性 ・晩抽系一本太葱で耐暑、耐寒性に優れ、適応作型が広く作りやすい。 ・草姿は立性で草勢は旺盛、葉長はやや長目で収量性が高い。 ・葉色は濃緑で葉折れは少なく管理作業がしやすい。 ・首部の襟揃いと締りは特に良く品質、食味ともに優れる。 ・低温でも葉鞘部の伸び、肥大が早いので冬〜春どり・夏どり栽培にと幅広く適応する。
渡辺農事株式会社
耐寒・耐病・良質の分けつ晩生葱 ■特性 ・抽苔が遅く、5月上旬まで坊主が出ない。 ・生育旺盛で数本に分けつし、軟白部は30〜40cmにも伸長する。 ・寒さに強く、春先から分けつし、多収性。 ・耐病性、特にウイルス病に最も強く安定収穫ができる。
トキタ種苗株式会社
分けつ葱。葉質軟らかく、味が良く、晩抽性で作りやすい。 ■特性 1本の苗が10-15本に分かれる分けつ葱。葉質は軟らかく、味が良く、晩抽性で作りやすい品種です。 ■栽培上の注意 抽だいは遅く、関東地方では5月下旬まで収穫できる。 ■播き時期 種まきは3月から5月、定植6-8月の春まき、9月-10月に種まき翌年の4-5月に定植の秋まきが適期です。秋まきは早まきしすぎて大株で冬越しすると春先に抽たいの危険性があります。 ■播種方法 育苗時には株を太らせるため2,3回刈り込みし、鉛筆程度の太さの苗をつくるようにします。 ■植え付け 畝幅80cm程度に幅15cm、深さ20cmの植え溝の片側に仕上がりの株間10cm程度になるように並べ、根が隠れる程度に畝間の土をかけます。土の上にはわらなどでマルチし乾くのを防ぎます。7-8月に土寄せを行い、あわせて追肥を行います。その後1ヶ月ごとに2回程度土寄せを行います。 ■土壌条件 粘土質の畑で過度の土寄せは曲がりや生育不良の原因になります。真夏に土寄せするとネギへの負担が大きいので秋口から2-3回の土寄せでも大丈夫です。1回の土寄せは7-10cm程度とします。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も100g/平方メートル程度を与えよく混和します。追肥は30g/平方メートル程度土寄せ時に与えます。(30cmの植え溝幅でしたら、1平方メートルの量で3m位の長さの植え溝に施肥できます) ■収穫 小さいうちに葉ねぎとして収穫しても良いですが、草丈90-100cm、太さ2.5-3cmになります。定植時に1本だった葱が束になって収穫できます。春先に葱坊主を切り、分割した株を植え直せば再度収穫できます。 ■料理 炒め物、鍋料理、焼き物等でおいしく食べられます。葉質が軟らかいのでぬたや焼き鳥などがおすすめです。
トキタ種苗株式会社
濃緑、伸長肥大型立性。初夏どりで高値販売を狙う(営利栽培むけ)試作名TSX−513 ■特性 黒柄草姿の晩抽系F1品種です。立性で荷姿が美しく、市場性に秀でています。晩抽性を兼ね備えているため、播種期を変えることで幅広い作型を組めます。斉一性は良好でM、L等の単価の高い株に良く揃います。土壌病害や生理障害に強く、歩留まり良いです。伸長性に優れ、同時に肥大してくるため、初夏どり作においてトンネルを外した後の早出しが容易です。葉先枯れが出にくく、茎葉病害に比較的強い品種です。 ■栽培上の注意 栽培上のストレスにより抽だい、分けつを生じることがあります。適期管理、適期収穫を心掛けてください。 ■播き時期 春どり:4月下旬から6月中旬、3月下旬から5月上旬どり 初夏どり(トンネル):10月上旬から11月上旬、5月下旬から7月上旬どり ■播種方法 セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれます。土壌酸度pH5.7〜7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1〜2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10〜15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さに植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3〜4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1〜2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3〜4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながるので、最終的な本圃のチッソ成分は平方メートルあたり、20〜25g程度が目標。元肥に全チッソ量の1/3〜1/2、残りを土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 適期管理、適期収穫を心掛けてください。 ■料理 一本葱の用途ならば何にでも好適。
トキタ種苗株式会社
深緑のいざない(TSX-513)をより晩抽に改良した伸張性、肥大性に秀でた黒柄系晩抽系F1 一本ネギ ■特性 柄系晩抽系F1一本ネギです。 深緑のいざない(TSX-513)をより晩抽に改良した伸張性、肥大性に秀でた品種です。 価格が高くなるトンネルを用いた初夏ねぎ作の早期出荷に好適です。 葉身部は硬く茎葉病害に強く、初夏ねぎに見られる首部の緩みによる品質の劣化の少ない品種です。 揃い良好で分けつも無いため高単価な規格に歩留まり良く仕上がります。 ■栽培上の注意 伸長性、肥大性に秀でた品種です。適期収穫をお勧めします ■播き時期 初夏ネギトンネル作にお勧め
渡辺農事株式会社
濃緑で在圃性に優れる春~初夏どりに適する極晩抽性一本太ネギ ■特性 ・極晩抽性の春~初夏どりのF1合黒系一本太ネギ ・葉は濃緑で葉先枯れの発生が少なく、べと病・さび病の病害に強い。 ・草姿は立性で葉は丈夫で折れにくく、作業性が良い。 ・首部の締まりが良く、葉鞘部の光沢が強い。 ・伸び上がりはゆっくりしており、収穫遅れによる棒ネギの発生が少ない。 ■栽培のポイント ・極晩抽性品種だが、極端な早まきは、地力や環境条件の影響を受け、抽苔する危険があるため播種適期を守る。 ・トンネル換気は気温上昇とともに徐々に行い、最初の中耕・土寄せ前後には殺菌剤の散布を行う。
カネコ種苗株式会社
極濃緑色で伸長性・襟しまりに優れる晩抽性F₁品種! 特性 ●春~初夏どりに向く晩抽性F₁品種です。 ●肥大性・伸長性に優れるため、軟白部の確保が容易です。 ●葉色は極濃緑色で、葉先枯れが少ないです。 ●襟しまりが強いため、在圃性に優れます。 ●高温期収穫においても一本重が重く収量性に優れます。 栽培要点 ●極端な早まきは抽苔の恐れがあるため、播種時期を守りましょう。 ●草勢が強く、肥料に敏感な品種のため、多肥栽培よりも減肥栽培が向きます。 ●病害虫防除は予防を中心に行い、収穫時期に発生しやすいべと病やさび病は特に注意しましょう。
株式会社武蔵野種苗園
襟締まり抜群のF1品種じっくり生育し在圃性に優れる 特性 ●首部は襟揃い、締まりがとても良く品質良好。 ●草姿は極立性で草勢は比較的おとなしい。葉色は濃緑で草丈は短く葉折れは少ない。 ●抽苔はやや遅く耐暑性に優れ、襟のばらけも比較的遅いため、適応作型が広く作りやすい。
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
■主要特性 「TA4」は、F1品種「すずわらべ」の花粉親です。 また、F1品種「こいわらべ」の種子親である「MSS-TA-4」の維持品種です。 葉が短く、葉鞘の太りが速く、晩抽性を有します。
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
「こいわらべ」は、葉の短いコンパクトサイズのネギで、極晩抽性を有し、春どり~初夏どりの作型で高収量が得られます。収穫物の襟部の締まりがよく形状の揃いに優れ、秀品率も高くなります。葉身、葉鞘ともに軟らかく、辛みが少ない特徴を持ちます。 ■主要特性 1. 「こいわらべ」の外観は、一般のネギ品種よりも短く太い特徴をもちます(写真1)。「ゆめわらべ」と比べ、葉身・葉鞘はやや短く、葉鞘径は太く、収穫物の形状の揃いにも優れます(表1)。 2. 「ふゆわらべ」及び「ゆめわらべ」より抽だい時期が遅く、9月中旬以降に播種した場合、翌年5~6月に抽だいがほとんど発生せず収穫に至り、両品種より収量が多くなります(表1、写真2)。 3. 辛みの程度は低く(表1)、葉身・葉鞘ともに軟らかい食感をもち、全体を食すことができます。 4. 冬季積雪のない温暖地又は暖地において夏~秋に播種し、春~初夏に収穫する露地栽培又はトンネル栽培に適しています。 5. 「こいわらべ」は、極晩抽性をもち短葉で軟らかく辛みの少ない「MSS-TA-4」を母親、短葉で葉鞘肥大の旺盛な「TAM-3」を父親とするF1品種です。
丸種株式会社
安定した晩抽性!!太りよく幅広い作型に適する一本ネギ! 1. 極晩抽性の品種で耐暑性、耐寒性にも強く、春どり、夏秋どり、冬どりと幅広い作型に適する一本ネギです。 2. 草姿は立性で草勢はやや旺盛、葉色は濃緑で折れにくく作業性が高い品種です。また、太りよく揃いにも優れ、収穫調整作業が容易です。 3. 美しい荷姿で、さび病、黒斑病、白斑病に比較的強く、秀品率が高いです。
株式会社サカタのタネ
風に強く、夏越ししやすい冬どり用一本ネギ ■特性 1. 低温時の肥大、伸長性に優れる中生品種。 2. 草姿は立性で締まりがよく、そろい・秀品性が高い。 3. 高温期の欠株が少なく、夏越ししやすい。 4. 生育中期までの太りは比較的ゆっくり進み、10月以降気温が低下してからの肥大性および伸長性がよい。 5. 強風による倒伏の被害が少なく、曲がりが少ない。 6. やや晩抽性があり、3月末まで抽苔なく収穫が可能 ■適応性 関東以西の一般地で、4~5月まき、12~翌年3月どりに適します。中生品種で、低温時に肥大性が発揮されます。そのため、12月以降に適度な太さとなり、1月には十分な太さに達し、3月まで収穫が可能です。晩抽性は「春扇」より1週間程度早く、関東では4月10~15日ごろです。冬の寒波で枯れ込みが強くなった場合でも、3月以降の葉の展開を待ち、出荷ができます。ただし、4月以降に収穫する春どり栽培は「春扇」「初夏扇」が適します。 ■圃場準備・土づくり 土質を選ばず栽培できますが、極端に湿害が出やすい圃場は避けます。通気性、排水性のよい土づくりを心がけ、夏越ししやすくするために、元肥は控えめにしてください。 ■播種・育苗管理 トレー育苗では、40~50本/mとなるように播種を行います。発芽をそろえ適度に換気して、がっちりとした苗を育てます。 ■定植・栽培管理 定植は丁寧に行い、必要に応じて定植後の灌水を行います。本品種に限らず、7~8月の高温期は、土壌病害が多く発生します。そのため、高温期の追肥・土寄せは控え、防除に努めます。9月までは太りがやや遅く細葉のため、台風など風の被害を受けにくく、耐倒伏性を発揮します。 夏越し後の追肥は、9月10日を過ぎてから夜温の低下を見て行います。9月の追肥は、慣行品種より20~30%増しで、肥大を促します。肥大が遅れると首の締まりが緩くなったり、葉枚数が不足したりする要因になります。9月以降はしっかり肥料を効かせるのがポイントです。 土寄せは葉鞘部の太り具合を見ながら小まめに行ってください。葉枚数がやや少ない品種のため、止め土を強くすると襟が伸び上がり、3枚目の外葉の切れが発生することがあります。秋以降の土寄せは強くせず、本葉4~5枚が出ている状態で土寄せしていくと、太りと葉枚数を確保しやすいです。 ■病害虫防除 高温期の白絹病、軟腐病に注意し、適宜防除を行うことが大切です。秋以降は、さび病に注意が必要です。 ■収穫 止め土をして、軟白に必要な日数を置いて試し掘りを行うなど、適期の収穫を心がけます。
タキイ種苗株式会社
濃緑で首部のしまりのよい晩抽一本ネギ! ■特長 ・合柄系の晩抽一本ネギ。 ・首部のしまりがよく、ばらけにくいため、歩どまりが高い。 ・草姿は小葉・立性で、土寄せ管理作業が容易。 ・葉は濃緑で葉鞘部の軟白部分はつやがきれいなため、コントラストが際立つ。 ・そろってよく太るので秀品率がよく、クズの発生が少ない。 ■栽培の要点 ・吸肥力が強いため、一度で多量に肥料を効かすと分けつする恐れがある。 ・秋まきの場合、極端な早まきは避ける。早まきで株を作りすぎると抽苔する恐れがある。 ・赤さび病、べと病には、適宜予防で薬剤散布を行う。 ・夏場は30℃を超えると生育が緩慢になり、病気の発生が増えるため、適期での収穫を心掛ける。
株式会社サカタのタネ
晩抽性があり、耐暑性のある合黒系一本ネギ ■特性 1.春どりおよび初夏どりに適する合黒系一本ネギ。 2.太りがよく襟締まりのよい晩抽品種。「春扇」よりも抽台が遅い。 3.草勢は「春扇」よりややおとなしく、過肥大や襟割れの発生が少ないため在圃性が優れる。 4.葉色が濃く草姿はコンパクト。葉は立性で機械管理作業の適応性が高い。 ■適応性 春どりおよび初夏どりに適します。一般地の春どりでは6月播種の4月どりにおいて特に能力を発揮します。「春扇」ではやや難しい4月下旬〜5月初旬どりがおすすめです。初夏どりでは6〜7月どりに適します。その中でも10月上旬に播種し、12月中旬〜3月下旬までトンネルを使用する6月どりに特に適します。 ■栽培:春どり 播種密度は株間2〜2.5cmが基準です。春どりでは定植期が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えてこまめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽苔は生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、およその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 播種密度は株間2.5〜3cmが基準です。無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽苔が起こりやすくなるので注意します。 初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを確認しながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後〜9 月までの防除、初夏どりでは5〜6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。
株式会社サカタのタネ
極晩抽性で草姿コンパクト。耐暑性に優れる一本ネギ ■特性 1.極晩抽性で「春扇」および「初夏扇」よりも抽苔が遅く、一般地では5月上旬までの出荷が可能※ 2.「春扇」および「初夏扇」より肥大がゆっくりな中生品種で、伸びすぎや太りすぎる心配が少ない。在圃性に優れる。 3.襟部の締まり・葉鞘部の締まりに優れ、晩春や初夏の温度上昇期でも耐暑性があり、品質が低下しにくい。 4.葉がコンパクトで風に強く、管理しやすい。皮むきがしやすいため、出荷効率がよい。 5.「春扇」や「初夏扇」と比較してさび病、葉枯病などの葉の病害にやや強い。 ※晩抽性については、気象や栽培条件によって差が生じることがあります。 ■適応性 温暖地の春どりおよび初夏どりに適応し、中生品種として作型後半の収穫に適します。収穫時期が3~5月上旬までの春どり作型の中では、最も晩抽性が必要とされる4月下旬~5月上旬どりに適します。春どり全般では、太りがよく、収量性の高い「春扇」、太りと在圃性のバランスに優れる「初夏扇」を主力で使用することをおすすめします。 一方、トンネルなど被覆資材を使用する初夏どり(10月まき6月どり)でも適応性がありますが、太りはゆっくりのため、収穫時期は6月下旬ごろになります。収量性は「初夏扇」にやや劣りますが、耐暑性が優れるため、6月下旬~7月上旬収穫で締まりよく重量感のあるネギが期待できます。一方で、9月まきなど無理な早まきでは、抽だいしやすいので、早まきしないよう注意が必要です。 ■栽培:春どり 栽植密度は株間2~2.5cmが基準です。春どりでは定植が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えて小まめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽だいは生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、おおよその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 栽植密度は株間2.5~3cmが基準です。9月下旬などの無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽だいが起こりやすくなるので注意します。初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを優先させながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後~9月までの防除、初夏どりでは5~6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。
株式会社武蔵野種苗園
端境期の5~6月出荷で評価抜群 特性 ●草姿は半開、草丈は中位。葉長は短く、葉枚数はやや多く、葉色はやや濃い。 ●端境期にあたる、5~6月どりが可能で5月どりでは分げつネギとして、6月どりでは、極晩抽の一本ネギとして出荷できる。また、トンネルを利用した栽培では、5月中旬からの出荷も可能である。 ●元来分げつネギのため、2㎝以上太くすると、分げつを始め締まりが悪くなる。 ●ネギの特産地埼玉県の篤農家、鈴木雅晴氏が育成。 栽培のポイント ●葉鞘部が2㎝以上の太さになると分げつを始めるので、極端な早まきは避け適期播種を心掛ける。 ●積雪地帯の春どり栽培では、雪解け時に欠株してしまうことがあるので、排水対策をを十分に行う。
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
近年、業務加工用ネギの需要が高まり、ネギの流通量全体の6割程度まで増加していますが、根深ネギでは高温期の収量や品質の低下が著しく、重大な問題となっています。そこで周年安定供給のため、高温期でも生育が旺盛な夏どり用ネギ品種を育成しました。 ■主要特性 現在の夏どり用ネギ主要品種「夏扇3号」および「夏扇4号」(いずれも(株)サカタのタネ)と比較した特性を以下に解説します。 ■形態的特性 葉身部は「夏扇3号」と同等、「夏扇4号」より短く、葉鞘は「夏扇3号」や「夏扇4号」よりやや短くなります。葉鞘径は「夏扇3号」と同等で「夏扇4号」よりやや太く、収穫物がよく揃います。分げつ発生頻度は両品種と同様に極めて低く、ほぼ発生しません。葉色は両品種よりやや淡く、草姿は両品種と比べ、やや開張性です。 ■収量性 夏季収穫時の40cm長に調製した重量は両品種より重く、また総収量、調製収量および葉鞘収量は「夏扇3号」より優れ、「夏扇4号」と同等もしくはそれ以上です。 ■生態的特性 抽苔時期は両品種よりも遅く、低温期に葉先がやや黄化するものの、休眠性は低い品種です。 ■活用点・留意点 ・夏季の高温による生育停滞や外観品質の低下が少ないため、定量生産が必要となる業務加工用の根深ネギとしての利用に向いています。 ・植え付けは、深さ10cm程度の浅溝もしくは平床に行い、2~3回程度の土寄せ後、収穫することができ、省力的な栽培が可能です。 ・生育が旺盛なため、収穫が遅れると葉身や襟部が裂けることがあります。 ・低温期においても生育は旺盛であり、播種期が早いと抽苔することがあります。
トキタ種苗株式会社
まだネギ坊主をとってるの?ネギ栽培成功への近道は品種選択!太る!伸びる!晩抽!夏越し性良好な一本ネギ(苗のみ販売) ■特性 3月に植えると、7〜8月に収穫の夏ネギ。 一般的な品種と異なり、5月頃のネギ坊主とりが不要。 4〜6月に植えると、10〜4月中旬収穫の秋冬ネギ。 8〜10月に植えると、4〜5月収穫の春ネギ。一般的な品種より晩抽なので春先のネギ坊主の発生が2週間くらい遅く、その分長く畑においておける。<ahref=https://www.tokitaseed.co.jp/futonegi/>特集ページwww.tokitaseed.co.jp/futonegi/ 定植時期別の栽培管理解説など掲載 ■栽培上の注意 夏の間は無理な土寄せ、追肥は避ける。 ■播き時期 3〜6月、8−10月定植(苗で販売) ■植え付け 抜き苗ならば3本ずつ束ねて株間7cm目安。土寄せ作業を考えると畝幅は90cm〜1m。 ■土壌条件 日当たりよく肥沃な土壌がよい。 ■肥料 春・秋のよく伸びる時期は肥料を切らさないようにする。 ■料理 炒めて、焼いて、鍋にして1年中便利に使えます。
株式会社サカタのタネ
良品多収で食味抜群の晩抽一本ネギ ■特性 1.合黒系晩抽一本ネギ。分けつの発生はほとんどない。 2.立葉で葉折れが少なく、機械管理作業が容易である。 3.早生で太りが早く、特にトンネルの5月収穫では、秀品率が高く極多収となる。 4.軟白部は繊維質が少なく、肉厚で食味がよい。 5.苗のそろいや定植後の生育がよいため露地育苗のほか、チェーンポットやセル育苗での栽培で特に能力を発揮する。 ■要点 1.早まきは抽だいの原因となるので、収穫時期および栽培地域にあった播種適期を厳守します。 2.10月まき栽培では、定植時にトンネル被覆を行い、防寒および抽だいの防止に努めます。 3.苗作りは良品多収の第一歩。苗の肥料切れ、老化苗の定植や厳寒期の肥料不足は、抽だいや分けつを誘発する原因になるので特に注意します。 4.5〜7月まきは、定植期が高温乾燥期なので、定植後は灌水し、スムーズな活着を促してください。 5.高温期はヨトウムシ、ハモグリバエ、アザミウマ等の活動が活発で、致命的な被害を及ぼすことがあるので、病害虫防除に努めましょう。
中原採種場株式会社
適応作型が広く、豊産性の晩抽系一本太葱!! ■特性 ・晩抽系一本太葱で耐暑、耐寒性に優れ、適応作型が広く作りやすい。 ・草姿は立性で草勢は旺盛、葉長はやや長目で収量性が高い。 ・葉色は濃緑で葉折れは少なく管理作業がしやすい。 ・首部の襟揃いと締りは特に良く品質、食味ともに優れる。 ・低温でも葉鞘部の伸び、肥大が早いので冬〜春どり・夏どり栽培にと幅広く適応する。
渡辺農事株式会社
耐寒・耐病・良質の分けつ晩生葱 ■特性 ・抽苔が遅く、5月上旬まで坊主が出ない。 ・生育旺盛で数本に分けつし、軟白部は30〜40cmにも伸長する。 ・寒さに強く、春先から分けつし、多収性。 ・耐病性、特にウイルス病に最も強く安定収穫ができる。
トキタ種苗株式会社
分けつ葱。葉質軟らかく、味が良く、晩抽性で作りやすい。 ■特性 1本の苗が10-15本に分かれる分けつ葱。葉質は軟らかく、味が良く、晩抽性で作りやすい品種です。 ■栽培上の注意 抽だいは遅く、関東地方では5月下旬まで収穫できる。 ■播き時期 種まきは3月から5月、定植6-8月の春まき、9月-10月に種まき翌年の4-5月に定植の秋まきが適期です。秋まきは早まきしすぎて大株で冬越しすると春先に抽たいの危険性があります。 ■播種方法 育苗時には株を太らせるため2,3回刈り込みし、鉛筆程度の太さの苗をつくるようにします。 ■植え付け 畝幅80cm程度に幅15cm、深さ20cmの植え溝の片側に仕上がりの株間10cm程度になるように並べ、根が隠れる程度に畝間の土をかけます。土の上にはわらなどでマルチし乾くのを防ぎます。7-8月に土寄せを行い、あわせて追肥を行います。その後1ヶ月ごとに2回程度土寄せを行います。 ■土壌条件 粘土質の畑で過度の土寄せは曲がりや生育不良の原因になります。真夏に土寄せするとネギへの負担が大きいので秋口から2-3回の土寄せでも大丈夫です。1回の土寄せは7-10cm程度とします。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も100g/平方メートル程度を与えよく混和します。追肥は30g/平方メートル程度土寄せ時に与えます。(30cmの植え溝幅でしたら、1平方メートルの量で3m位の長さの植え溝に施肥できます) ■収穫 小さいうちに葉ねぎとして収穫しても良いですが、草丈90-100cm、太さ2.5-3cmになります。定植時に1本だった葱が束になって収穫できます。春先に葱坊主を切り、分割した株を植え直せば再度収穫できます。 ■料理 炒め物、鍋料理、焼き物等でおいしく食べられます。葉質が軟らかいのでぬたや焼き鳥などがおすすめです。
トキタ種苗株式会社
濃緑、伸長肥大型立性。初夏どりで高値販売を狙う(営利栽培むけ)試作名TSX−513 ■特性 黒柄草姿の晩抽系F1品種です。立性で荷姿が美しく、市場性に秀でています。晩抽性を兼ね備えているため、播種期を変えることで幅広い作型を組めます。斉一性は良好でM、L等の単価の高い株に良く揃います。土壌病害や生理障害に強く、歩留まり良いです。伸長性に優れ、同時に肥大してくるため、初夏どり作においてトンネルを外した後の早出しが容易です。葉先枯れが出にくく、茎葉病害に比較的強い品種です。 ■栽培上の注意 栽培上のストレスにより抽だい、分けつを生じることがあります。適期管理、適期収穫を心掛けてください。 ■播き時期 春どり:4月下旬から6月中旬、3月下旬から5月上旬どり 初夏どり(トンネル):10月上旬から11月上旬、5月下旬から7月上旬どり ■播種方法 セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれます。土壌酸度pH5.7〜7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1〜2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10〜15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さに植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3〜4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1〜2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3〜4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながるので、最終的な本圃のチッソ成分は平方メートルあたり、20〜25g程度が目標。元肥に全チッソ量の1/3〜1/2、残りを土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 適期管理、適期収穫を心掛けてください。 ■料理 一本葱の用途ならば何にでも好適。
トキタ種苗株式会社
深緑のいざない(TSX-513)をより晩抽に改良した伸張性、肥大性に秀でた黒柄系晩抽系F1 一本ネギ ■特性 柄系晩抽系F1一本ネギです。 深緑のいざない(TSX-513)をより晩抽に改良した伸張性、肥大性に秀でた品種です。 価格が高くなるトンネルを用いた初夏ねぎ作の早期出荷に好適です。 葉身部は硬く茎葉病害に強く、初夏ねぎに見られる首部の緩みによる品質の劣化の少ない品種です。 揃い良好で分けつも無いため高単価な規格に歩留まり良く仕上がります。 ■栽培上の注意 伸長性、肥大性に秀でた品種です。適期収穫をお勧めします ■播き時期 初夏ネギトンネル作にお勧め
渡辺農事株式会社
濃緑で在圃性に優れる春~初夏どりに適する極晩抽性一本太ネギ ■特性 ・極晩抽性の春~初夏どりのF1合黒系一本太ネギ ・葉は濃緑で葉先枯れの発生が少なく、べと病・さび病の病害に強い。 ・草姿は立性で葉は丈夫で折れにくく、作業性が良い。 ・首部の締まりが良く、葉鞘部の光沢が強い。 ・伸び上がりはゆっくりしており、収穫遅れによる棒ネギの発生が少ない。 ■栽培のポイント ・極晩抽性品種だが、極端な早まきは、地力や環境条件の影響を受け、抽苔する危険があるため播種適期を守る。 ・トンネル換気は気温上昇とともに徐々に行い、最初の中耕・土寄せ前後には殺菌剤の散布を行う。
カネコ種苗株式会社
極濃緑色で伸長性・襟しまりに優れる晩抽性F₁品種! 特性 ●春~初夏どりに向く晩抽性F₁品種です。 ●肥大性・伸長性に優れるため、軟白部の確保が容易です。 ●葉色は極濃緑色で、葉先枯れが少ないです。 ●襟しまりが強いため、在圃性に優れます。 ●高温期収穫においても一本重が重く収量性に優れます。 栽培要点 ●極端な早まきは抽苔の恐れがあるため、播種時期を守りましょう。 ●草勢が強く、肥料に敏感な品種のため、多肥栽培よりも減肥栽培が向きます。 ●病害虫防除は予防を中心に行い、収穫時期に発生しやすいべと病やさび病は特に注意しましょう。
株式会社武蔵野種苗園
襟締まり抜群のF1品種じっくり生育し在圃性に優れる 特性 ●首部は襟揃い、締まりがとても良く品質良好。 ●草姿は極立性で草勢は比較的おとなしい。葉色は濃緑で草丈は短く葉折れは少ない。 ●抽苔はやや遅く耐暑性に優れ、襟のばらけも比較的遅いため、適応作型が広く作りやすい。
1〜20品種 / 全30品種中