品種詳細

耐病性が優れ葉色が濃緑で見栄えのよいチンゲンサイ ■特性 1.耐病性に優れる中~大柄のチンゲンサイです。 2.葉色が極めて濃いのが特徴です。生育は早生で草姿は立性、葉は細長く、葉枚数が多いです。葉柄はやや長めで首部の締まりがよいです。 3.温暖地で3~4月まき、9月~11月の秋まき向きです。節間の間伸び、尻部の乱れが見られる高温期の栽培は避けます。また、抽苔が早いため、冬~早春の栽培も避けます。 4.萎黄病、白さび病、根こぶ病に耐病性です。ただし、根こぶ病はレースによって発病することがあるので注意します。 ■適応性 秋冬栽培が基本で、春作でも利用できます。 温暖地では9月~11月播種で後半低温にあたるため、より葉色がのり、特徴が発揮されます。これ以降の播種では、抽苔の恐れがあります。10月下旬以降の管理ではハウスやトンネルによる保温が必要になります。春は露地栽培の4月まき中心で利用できます。高温条件下では尻張りが悪く、徒長して形状が崩れてしまうため適しません。 ■播種と育苗と定植 直播、移植栽培どちらも可能ですが、圃場の効率的利用や低温期の抽苔防止では移植栽培が適します。 株間は15×15cmを標準とします。尻張りのよい品種ですので株間を狭くしすぎないよう注意してください。 直播栽培の場合、1穴に3粒ほど播種します。間引きは本葉3~4枚のときに行ない、1本立ちにします。 移植栽培では、288穴トレーの播種を基本とし、播種後20℃~25℃で管理し発芽をそろえます。低温期の育苗では低温感応による抽苔を防ぐため、最低気温が13℃を下回らないように管理します。本葉2~3枚が定植適期です。 低温時は本葉3~4枚のときに株の中心部にアントシアンが発生することがあります。本品種の特徴なのですが、収穫時には株のなかに入ってしまうので問題ありません。 肥培管理 連作が多くなるチンゲンサイ栽培では土作りが大切です。保水力のある健全な土壌を作るために、堆肥やバイオエースなどの有機肥料を積極的に利用します。 生育期間が短いため元肥中心の施肥設計となります。窒素成分で7kg/10aが目安です。栽培期間の長い低温期は多めに施し、高温期は葉を作り過ぎないように少なめに施します。圃場を使用する1週間ほど前には施肥してなじませます。微量要素剤(FTEなど)も併せて施用してください。 ■病害虫防除 虫食いあとは商品性を著しく低下させます。しかし、栽培期間が短く農薬が残存する可能性があります。コナガ、アブラムシの防除には防虫ネットによるトンネル被覆栽培で風水害と併せて虫害を防ぎます。性フェロモンを利用したフェロモントラップを圃場に設置するのも減農薬につながる技術として有効です。 ■収穫 草丈25cmくらいになり、尻部が張ってきたら収穫です。尻の充実は比較的遅い品種です。収穫が遅れるとかたくなり品質低下の原因となるので注意してください。
艶帝

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

青冴

青冴

株式会社サカタのタネ

共通 ハウス・トンネル栽培向き 根こぶ病耐性

食味がよい高品質チンゲンサイ ■特性 1.耐病性に優れ、生理障害にも強い中大型のチンゲンサイです。低温伸長性があるので、秋から春まきでとくに優れます。 2.生育は中生で草姿はやや開帳します。葉は細長型に近く首部の締まりはよいです。 3.葉柄は長めで幅は広く、厚肉で尻張りは滑らかです。 4.葉柄部のテリが強く収穫物の見栄えに優れます。食味はクセがなく、歯切れもよいため生食でも利用できます。 5.萎黄病、根こぶ病耐病性です。ただし、根こぶ病はレースによって発病することがあるので注意が必要です。 ■適応性 低温伸張性がある品種なので秋から春にかけて利用できます。温暖地では9月~4月播種で利用できますが、12月から2月播種では抽苔を防ぐため、加温育苗が必要です。定植後も抽苔を避けるため十分保温します。高温下では生育が旺盛で暴れすぎてしまうので避けてください。 ■肥培管理 連作が多くなるチンゲンサイ栽培では土作りが大切です。保水力のある健全な土壌を作るために、堆肥やバイオエースなどの有機肥料を積極的に利用します。 生育期間が短いため元肥中心の施肥設計となります。窒素成分で7kg/10aが目安です。栽培期間の長い低温期は多めに施し、高温期は葉を作りすぎないように少なめに施します。圃場を使用する1週間ほど前には施肥してなじませます。微量要素剤(FTEなど)も併せて施用してください。 根張りがよく、土壌の水分を吸い上げる力の強い品種なので、収穫時期には多湿になり過ぎないよう注意してください。 ■播種と育苗と定植 直播、移植栽培どちらも可能ですが、圃場の効率的利用や低温期の抽だい防止では移植栽培が適します。 株間は15×15cmを標準とします。尻張りがよく、外葉も長めの品種なので、密植は避けます。 晩抽性は「青美」並みで比較的安定していますが、低温期の育苗では低温感応による抽苔を防ぐため、最低気温が13℃を下回らないように管理します。 ■収穫 虫食いあとは商品性を著しく低下させます。しかし、栽培期間が短く農薬が残存する可能性があります。コナガ、アブラムシの防除には防虫ネットによるトンネル被覆栽培で風水害と併せて虫害を防ぎます。性フェロモンを利用したフェロモントラップを圃場に設置するのも減農薬につながる技術として有効です。

夏双子

夏双子

株式会社野崎採種場

共通 白さび病耐性 ハウス・トンネル栽培向き

夏双子の特徴 ●高温期の節間伸長が少なくて形状が整うので、盛夏での栽培で威力を発揮する夏専用品種。 ●葉は丸みのある長楕円形で、色は濃い。葉柄の幅は広く、厚みがある。尻張りもよいので重量も出やすい。 ●葉先のチップバーンなどの生理障害に非常に強い。また白さび病にも比較的強く、栽培が容易。 ●初夏から秋の栽培では40~45日、初冬から春のトンネル・ハウス栽培では50~55日で収穫できる。 ●吸肥力が強く盛夏時にも旺盛に生育し、早期に収穫することができる。肥効を控えぎみにすることにより、病害を抑制し形状もさらに整う。

翠勲

翠勲

株式会社サカタのタネ

共通 白さび病耐性

葉色が濃緑で、低温伸長性に優れたおいしいチンゲンサイ ■特性 1. 低温伸長性が非常に優れる、大柄のチンゲンサイ。 2. 生育は極早生で、草姿は立性である。葉は大葉・極濃緑で葉枚数は比較的多い。葉柄は長く、首部の締まりが比較的よい。 3. 尻の下膨れがなく、芯も柔らかいため、収穫調整作業を行いやすい。 4. 一般地の10月下旬~1月上旬播種向きで、高温期栽培は生育が早過ぎるため避ける。 5. 晩抽性は比較的よいが、「武帝」などの晩抽品種に比べると劣るため、冬まき春収穫の作型では注意が必要である。 6. 萎黄病、白さび病耐病性である。 7. クセがなく、生食でも利用できるほど、食味が優れる。 ■適応性 圃場の土質は特に選びませんが、排水性・保水性のバランスに優れた圃場での作付けが重要です。 播種作型は、晩秋まき冬どり栽培が基本となります。 冬まき早春どり栽培も可能ですが、低温期の播種は、生育初期の低温遭遇で花芽が形成され、生育後期の抽だいにつながりやすいです。加温・保温育苗や栽培初期の本圃で温度確保を徹底し、生育後半のトウ立ちを予防しましょう。 秋まき年内どりなどの作型では、年によって温暖な天候が続くと、生育が進み過ぎてしまうことがあります。極端な早まきを避け、適切に換気を行うことで、生育スピードの調整を行いましょう。 ■播種と育苗と定植 直播、移植栽培のどちらも可能ですが、圃場の効率的利用や低温期の抽苔防止の観点から、移植栽培が適します。 直播栽培の場合、1穴に2~3粒ほど播種し、本葉3~4枚のときに間引きを行ない、1本立ちにした方が、より高品質なものを収穫できます。 移植栽培では、200穴トレーでの播種を基本とし、播種後20~25℃で管理し発芽をそろえます。生育初期の低温感応による花芽形成や生育終盤のトウ立ちを防ぐため、低温期の育苗では、最低気温が13℃を下回らないように管理しましょう。老化苗定植は品質低下につながるため、本葉3枚前後での適期定植が重要です。 株間は15×15cmを標準とし、高温期の栽培では栽植密度をやや広げて栽培しましょう。 ■病害虫防除 虫食い痕は商品性を著しく低下させます。防虫ネット利用や予防的な薬剤散布を行い、効率的な害虫対策を行いましょう。春や秋の低温多湿時期に問題になりやすい白さび病に対しては耐病性を持っていますが、予防的な薬剤散布や適切な換気を行い、各種病害を発生させないように管理することが最も重要です。 ■収穫 草丈25~28cm位になり、比較的大柄な品種です。尻部が張ってきたら収穫となります。生理障害や病気に対しては比較的強いですが、適期での収穫を心がけましょう。

頼光

頼光

株式会社サカタのタネ

共通 白さび病耐性

耐暑性に優れ、白さび病に耐病性のチンゲンサイ ■特性 1. 耐病性に優れる中~大型の品種。 2. 生育は中早生で、草姿は立性。葉は大葉・濃緑で葉枚数が多い。葉柄はやや長めで首部の締まりがよい。 3. 一般地の3月下旬~5月まき、8~10月まき向きで、酷暑期の栽培は節間伸長や石灰欠乏症の発生が見られるので避ける。高冷地・冷涼地では、晩春~秋口までの幅広い時期での播種が可能。 4. 晩抽性は中程度のため、冬から早春の栽培は避ける。 5. 萎黄病、白さび病に耐病性がある。 ■適応性 土壌の適応性は幅広いですが、排水性・保水性のバランスに優れた圃場での作付けが重要です。 一般地では、酷暑期を除いた春・秋栽培が基本となりますが、高冷地では夏も通して栽培が可能です。 一般地の10月下旬以降の播種では、気温の低下に伴い生育の停滞が起こりやすいため、保温資材の利用やハウスでの作付けが必要になります。11~3月上旬の播種は、生育初期の低温遭遇で花芽が形成され、生育後期の抽苔につながりやすいため、基本的に作付けは避けましょう。栽培する際は初期に保温・加温育苗を行うことで、花芽の分化を遅らせる必要があります。春は露地栽培の4月まきを中心に利用できますが、生育終盤にかけて高温・長日照となり、石灰欠乏症などの生理障害が発生しやすいため、遮光資材や高機能液肥などを適切に利用して栽培しましょう。 ■播種と育苗と定植 直播、移植栽培のどちらも可能ですが、圃場の効率的利用や低温期の抽苔防止の観点から、移植栽培が適します。 直播栽培の場合、1穴に2~3粒ほど播種し、本葉3~4枚のときに間引きを行い1本立ちにした方が、より高品質なものを収穫できます。 移植栽培では、200穴トレーでの播種を基本とし、播種後20~25℃で管理し発芽をそろえます。生育初期の低温感応による花芽形成や生育終盤の抽苔を防ぐため、低温期の育苗では、最低気温が13℃を下回らないように管理しましょう。老化苗定植は品質低下につながるため、本葉3枚前後での適期定植が重要です。 株間は15×15cmを標準とし、高温期の栽培では栽植密度をやや広げて栽培しましょう。 ■病害虫防除 虫食い痕は商品性を著しく低下させます。防虫ネット利用や予防的な薬剤散布を行い、効率的な害虫対策を行いましょう。春や秋の低温多湿時期に問題になりやすい白さび病に対しては耐病性がありますが、予防的な薬剤散布や適切な換気を通して、各種病害を発生させないような管理を行うことが最も重要です。 ■収穫 草丈25cm程度になり、尻部が張ってきたら収穫となります。生理障害や病気に対して比較的強い品種ですが、適期での収穫を心がけましょう。

青軸パクチョイ

青軸パクチョイ

株式会社サカタのタネ

共通 ハウス・トンネル栽培向き

栽培しやすくおいしい中国野菜の代表品種 ■特性 ● 草丈が詰まり葉柄が青く、品質がよい。 ● 強健で栽培しやすい。生育が早く、5~8月まきでは播種後35日くらいから収穫できる。 ● 抽だいは遅く、耐寒性は中程度であるが、ハウストンネルを利用すればほぼ周年栽培できる。

青帝

青帝

株式会社サカタのタネ

共通 ハウス・トンネル栽培向き

生育旺盛で強健、早生。そろいよく、とくにトウ立ち遅い ■特性 1. 草姿立性で株元の張りがよく、荷姿よく商品性が高い。 2. 発芽時より生育旺盛で、そろいがよく早生で強健です。夏まきをはじめ、周年栽培しやすい。 3. 低温下でも生育もよいので、秋の遅まきから春まきで最も特性を発揮する。 4. 葉、軸とも繊維分が少なくてやわらかく、油いため、煮食、漬物、汁の実など、幅広い料理に向く。 ■適応性 生育適温としては、20℃前後の温暖な気候が最も適します。 高温には比較的強いですが、生育の前半に寒冷紗トンネルを利用することで、病害虫も少なく、よい成績を上げることができます。低温にはやや弱いですが、トンネル、ハウスの利用により、冬期でもよくできます。 土壌の適応性が広く、一般野菜の栽培地帯なら、ほとんどのところで栽培できます。 ■畑づくり(圃場準備) 一般に幅120~150㎝、通路60㎝、高さ10㎝ぐらいの床栽培が行われており、株数が多く収穫できます。 ■肥培管理 元肥中心で、10a当たり各成分13㎏程度を標準とし、高温期は少なめ、低温期は多めに施します。堆肥施用は効果が高いです。 ■播種と育苗 一般的には直まきが多く、バラまきまたは1穴3粒の点まきとし、本葉2~3枚ごろまでに1株に間引きます。移植栽培の際は、ポットまきし、本葉3~5枚で定植します。マルチ利用は生育促進と泥よけ効果があり、収穫調整が容易となります。 ■播種 栽植距離として、高温期は15×15㎝、低温期は12×12㎝以上とします。 ■病害虫防除 害虫防除にはパオパオ90、寒冷紗などを用いたトンネル密閉栽培が効果的です。被覆資材は収穫1~2週間前に除去し、葉色や光沢などの品質向上を図ります。 ■収穫 1株重100~150gぐらいでの出荷が多いです。株元から収穫し、開いた下葉を2枚ほど除去して、2~3㎏詰めダンボールに入れて出荷します。