品種詳細

極濃緑色で伸長性・襟しまりに優れる晩抽性F₁品種! 特性 ●春~初夏どりに向く晩抽性F₁品種です。 ●肥大性・伸長性に優れるため、軟白部の確保が容易です。 ●葉色は極濃緑色で、葉先枯れが少ないです。 ●襟しまりが強いため、在圃性に優れます。 ●高温期収穫においても一本重が重く収量性に優れます。 栽培要点 ●極端な早まきは抽苔の恐れがあるため、播種時期を守りましょう。 ●草勢が強く、肥料に敏感な品種のため、多肥栽培よりも減肥栽培が向きます。 ●病害虫防除は予防を中心に行い、収穫時期に発生しやすいべと病やさび病は特に注意しましょう。
白翠

栽培環境・条件

ミノリスタイマーバナー(紺)

メーカー情報

カネコ種苗株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

夏もえか

夏もえか

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

共通 耐暑性 根深 多収性 坊主不知

近年、業務加工用ネギの需要が高まり、ネギの流通量全体の6割程度まで増加していますが、根深ネギでは高温期の収量や品質の低下が著しく、重大な問題となっています。そこで周年安定供給のため、高温期でも生育が旺盛な夏どり用ネギ品種を育成しました。 ■主要特性 現在の夏どり用ネギ主要品種「夏扇3号」および「夏扇4号」(いずれも(株)サカタのタネ)と比較した特性を以下に解説します。 ■形態的特性 葉身部は「夏扇3号」と同等、「夏扇4号」より短く、葉鞘は「夏扇3号」や「夏扇4号」よりやや短くなります。葉鞘径は「夏扇3号」と同等で「夏扇4号」よりやや太く、収穫物がよく揃います。分げつ発生頻度は両品種と同様に極めて低く、ほぼ発生しません。葉色は両品種よりやや淡く、草姿は両品種と比べ、やや開張性です。 ■収量性 夏季収穫時の40cm長に調製した重量は両品種より重く、また総収量、調製収量および葉鞘収量は「夏扇3号」より優れ、「夏扇4号」と同等もしくはそれ以上です。 ■生態的特性 抽苔時期は両品種よりも遅く、低温期に葉先がやや黄化するものの、休眠性は低い品種です。 ■活用点・留意点 ・夏季の高温による生育停滞や外観品質の低下が少ないため、定量生産が必要となる業務加工用の根深ネギとしての利用に向いています。 ・植え付けは、深さ10cm程度の浅溝もしくは平床に行い、2~3回程度の土寄せ後、収穫することができ、省力的な栽培が可能です。 ・生育が旺盛なため、収穫が遅れると葉身や襟部が裂けることがあります。 ・低温期においても生育は旺盛であり、播種期が早いと抽苔することがあります。

群翠

群翠

カネコ種苗株式会社

共通 耐暑性 根深 坊主不知

耐病性に優れ、幅広い作型に適応する黒柄系F₁ネギ 特性 ●8~11月収穫に適した黒柄系F₁ネギです。比較的低温伸長性にも優れているので、広範囲の作型に適応します。 ●やや長葉になりますが草姿は立性で作業性が良く、葉折れや倒伏も少ない品種です。 ●夏期の生育が早く、葉鞘部の伸びも良いので、軟白部分が作りやすいです。 ●多肥や連作で発生が多くなる軟腐病、白絹病に強く、また葉枯れ病等の茎葉病害にも強い品種です。 ●肥大性と伸長性に優れますが、襟しまりが良いので在圃性が高い品種です。 ●葉色は濃く、軟白部の白さが際立ち、荷姿も良い品種です。 ●一般的な黒柄品種より抽苔が遅く、また耐暑性があり、高温期でも襟部の崩れが遅いので、8月に収穫する夏ネギとして最適です。 栽培要点 ●比較的多肥を好む品種で、生育も早いので、葉鞘部の伸長・肥大に応じて計画的に追肥、土寄せ等の管理を行います。 ●黒柄系品種であるため、発芽には一般的な合黒系品種より温度を要求する性質があります。厳寒期の12~2月播種の場合、保温資材の除去を他品種より2~3日程遅らせて、発芽をそろえます。

初夏扇2号

初夏扇2号

株式会社サカタのタネ

共通 耐暑性 多収性 坊主不知

極晩抽性で草姿コンパクト。耐暑性に優れる一本ネギ ■特性 1.極晩抽性で「春扇」および「初夏扇」よりも抽苔が遅く、一般地では5月上旬までの出荷が可能※ 2.「春扇」および「初夏扇」より肥大がゆっくりな中生品種で、伸びすぎや太りすぎる心配が少ない。在圃性に優れる。 3.襟部の締まり・葉鞘部の締まりに優れ、晩春や初夏の温度上昇期でも耐暑性があり、品質が低下しにくい。 4.葉がコンパクトで風に強く、管理しやすい。皮むきがしやすいため、出荷効率がよい。 5.「春扇」や「初夏扇」と比較してさび病、葉枯病などの葉の病害にやや強い。 ※晩抽性については、気象や栽培条件によって差が生じることがあります。 ■適応性 温暖地の春どりおよび初夏どりに適応し、中生品種として作型後半の収穫に適します。収穫時期が3~5月上旬までの春どり作型の中では、最も晩抽性が必要とされる4月下旬~5月上旬どりに適します。春どり全般では、太りがよく、収量性の高い「春扇」、太りと在圃性のバランスに優れる「初夏扇」を主力で使用することをおすすめします。 一方、トンネルなど被覆資材を使用する初夏どり(10月まき6月どり)でも適応性がありますが、太りはゆっくりのため、収穫時期は6月下旬ごろになります。収量性は「初夏扇」にやや劣りますが、耐暑性が優れるため、6月下旬~7月上旬収穫で締まりよく重量感のあるネギが期待できます。一方で、9月まきなど無理な早まきでは、抽だいしやすいので、早まきしないよう注意が必要です。 ■栽培:春どり 栽植密度は株間2~2.5cmが基準です。春どりでは定植が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えて小まめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽だいは生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、おおよその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 栽植密度は株間2.5~3cmが基準です。9月下旬などの無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽だいが起こりやすくなるので注意します。初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを優先させながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後~9月までの防除、初夏どりでは5~6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。

天の剣

天の剣

トキタ種苗株式会社

共通 耐暑性 多収性 根深

【販売終了】剣シリーズの中生タイプ 在圃性、秀品率重視の方にお勧め。作柄は常に安定。 ■特性 首の纏まりが早く、耐暑、耐寒性に優れる。 肥大性(特に高温期)に優れるため、秋播き夏穫り、春播き秋穫りで収量が上がる早出し可能な早太りタイプである。 首部は丸く肥大し、扁平になることが無いため秀品率抜群である。 純黒柄系の品種なので、病気に強く、葉質がしっかりしており、耐倒伏性がある。 ■栽培上の注意 軟腐病に強い。 空梅雨、酷暑、巨大台風、集中豪雨等、天候不順が非常に目立ちます。このような条件下でも、畑に長く置ける生理的に強健で在圃性に優れるネギです。 ■播き時期 一般地11~3月、暖地3~5月 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれます。土壌酸度pH5.7~7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1~2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10~15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3~4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1~2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3~4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながるので、最終的な本圃のチッソ成分は平方メートルあたり、20~25g程度が目標。元肥に全チッソ量の1/3~1/2、残りを土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 最後の土寄せから夏どりで20~30日、秋どり30~40日、冬どり40日以上経過したら畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 ■料理 一本葱の用途ならば何にでも好適。

春扇

春扇

株式会社サカタのタネ

共通 多収性 根深 坊主不知

良品多収で食味抜群の晩抽一本ネギ ■特性 1.合黒系晩抽一本ネギ。分けつの発生はほとんどない。 2.立葉で葉折れが少なく、機械管理作業が容易である。 3.早生で太りが早く、特にトンネルの5月収穫では、秀品率が高く極多収となる。 4.軟白部は繊維質が少なく、肉厚で食味がよい。 5.苗のそろいや定植後の生育がよいため露地育苗のほか、チェーンポットやセル育苗での栽培で特に能力を発揮する。 ■要点 1.早まきは抽だいの原因となるので、収穫時期および栽培地域にあった播種適期を厳守します。 2.10月まき栽培では、定植時にトンネル被覆を行い、防寒および抽だいの防止に努めます。 3.苗作りは良品多収の第一歩。苗の肥料切れ、老化苗の定植や厳寒期の肥料不足は、抽だいや分けつを誘発する原因になるので特に注意します。 4.5〜7月まきは、定植期が高温乾燥期なので、定植後は灌水し、スムーズな活着を促してください。 5.高温期はヨトウムシ、ハモグリバエ、アザミウマ等の活動が活発で、致命的な被害を及ぼすことがあるので、病害虫防除に努めましょう。

早太り一本

早太り一本

株式会社渡辺採種場

共通 耐暑性 多収性 根深

肉質やわらかく、耐寒多収の一本葱 ■特性 ・分げつが少なく、揃いの良い寒地系一本葱です。 ・葉は濃緑色で、生育は旺盛です。 ・軟白部は太めで、長さ40㎝位、やわらかく食味良好です。 ・耐暑性・耐寒性が強く、春まき栽培・秋まき栽培のいずれにも適します。