栽培環境・条件

露地栽培向きのスイカ品種一覧 全34種類

露地栽培向きスイカ 露地栽培向きスイカとは 露地栽培向きスイカとは、ビニールハウスなどの恒久的な施設を用いず、屋外の畑で栽培することに適した特性を持つスイカ品種の区分です。スイカは国内でも露地栽培の作付面積が大きく、6月下旬〜8月上旬の収穫

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露地栽培向きについて

露地栽培向きスイカ

露地栽培向きスイカとは

露地栽培向きスイカとは、ビニールハウスなどの恒久的な施設を用いず、屋外の畑で栽培することに適した特性を持つスイカ品種の区分です。スイカは国内でも露地栽培の作付面積が大きく、6月下旬〜8月上旬の収穫が主産期にあたります。

まず押さえておきたいのが、露地とハウス・トンネルの境界のとらえ方です。スイカ栽培では、定植直後の活着期にトンネルや小型のべたがけ資材で一時的に被覆し、気温が安定してきた段階で被覆材を除去する管理が広く行われています。このように、活着を助けるための短期間の被覆は、露地栽培の一般的な管理技術の一つとして扱います。一方で、出荷時期そのものを大きく前倒しする目的で、加温設備を持つハウスや、長期間トンネルを維持する半促成体系を組む栽培は、ハウス栽培向きスイカタグが対象とする範囲にあたります。露地とハウス・トンネル半促成の境界は、産地や資材の使い方によって曖昧になりやすく、両方の特性を併せ持つ品種として両タグに紐づく場合もあります。

露地栽培向きスイカの魅力

露地栽培の大きな利点は、施設投資を必要とせず、比較的広い面積での作付けが可能な点です。ハウスの建設・維持にかかるコストや、加温にかかる燃料費が不要なため、初期投資を抑えた経営が可能になります。産地の生産体制として見ても、露地栽培は面積の拡大がしやすく、夏の需要期にまとまった出荷量を確保しやすいという特徴があります。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。露地栽培では、気象条件の変動に品種の特性がそのまま反映されます。梅雨時期の多雨や、盛夏の高温・乾燥といった気象リスクに対する耐性を持つ品種を選ぶことが、露地栽培の安定生産に直結します。

露地栽培の制約とリスク

露地栽培には、コスト面での利点がある一方、天候リスクを直接受けるという制約があります。開花・着果期に長雨が続くと、訪花昆虫の活動が低下して着果不良になりやすく、逆に盛夏の高温が続くと、着果不良や果実の日焼け、糖度の伸び悩みといった問題が生じることがあります。

病害の面でも、露地栽培は降雨に直接さらされるため、つる枯病や炭疽病など、降雨によって伝染・蔓延しやすい病害のリスクが施設栽培より高くなる傾向があります。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、梅雨の時期が長引く年や、台風などの強風・大雨に見舞われやすい地域では、つるの損傷や病害の発生に注意が必要です。また、収穫時期が主産期に集中しやすいため、出荷が重なり市場価格が下がりやすいという構造的な課題もあります。

栽培のポイント

露地栽培では、整枝と敷きわらが基本的な管理作業になります。整枝はつるの数を制限し、養分を果実に集中させるとともに、圃場内の通風を確保して病害の発生を抑える効果があります。敷きわらは、果実と地面の直接的な接触を避けて汚れや傷みを防ぐほか、地温の急激な変化や土壌水分の蒸発を緩和する役割も持ちます。

定植前後の管理としては、活着を助けるためのトンネルやべたがけ資材の一時利用が有効です。気温が十分に上がった段階で被覆を除去し、以降は屋外の気象条件のもとで生育させます。着果後は、玉直し(果実の座りを整える作業)や、適度な着果数への制限によって、果実の肥大と品質を均一に保つことが重要です。

病害虫対策としては、つる枯病・炭疽病などの糸状菌病害への予防的な防除と、アブラムシ類やウリハムシといった害虫の早期発見・防除が基本になります。露地では発生を完全に予測することが難しいため、圃場の見回りと早期対応が実務上のポイントです。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

品種選びのコツ

露地栽培向きの品種を選ぶ際に確認しておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 熟期のタイプ。出荷計画に合わせて主産期のどの時期を狙うか
  • 耐暑性・耐乾性。盛夏の着果安定性に関わる特性
  • つる枯病・炭疽病など、露地で問題になりやすい病害への耐性
  • つるの伸長性や草勢のバランス。整枝作業のしやすさに関わる
  • 裂果や日焼け果の発生しにくさ
  • カタログ上の「適応作型」に露地が明記されているか

意外と知られていないのですが、品種によっては露地栽培・ハウス栽培(半促成)の両方の作型に適応するとされているものもあります。カタログで「露地・トンネル栽培向き」といった記載がある場合は、被覆の使い方次第でどちらの作型にも活用できる可能性があるため、自身の栽培体系に合わせて確認することが重要です。

市場動向とこれから

露地スイカは、夏の風物詩としての消費イメージが定着しており、7月〜8月を中心に需要が安定しています。一方で、主産期に出荷が集中しやすいため、価格変動の影響を受けやすいという課題もあります。熟期の異なる品種を組み合わせて出荷時期を分散させる取り組みは、多くの産地で継続的に行われています。

気候変動に伴う盛夏の高温・少雨や、局地的な大雨の増加は、露地栽培における気象リスクへの対応をこれまで以上に重要な検討事項にしています。耐暑性・耐病性を備えた品種の育成は、露地栽培の安定生産に向けた継続的な課題です。

まとめ

露地栽培向きスイカは、施設投資を必要とせず、面積の拡大がしやすい栽培形態に適した品種群です。一方で、気象条件の変動を直接受けるため、耐暑性や病害耐性が品種選びの重要な基準になります。活着期の一時的なトンネル被覆は露地栽培の管理技術として扱われますが、出荷時期の前倒しを目的とした長期の施設利用はハウス栽培向きスイカタグの範囲にあたり、両方の特性を持つ品種も存在します。整枝・敷きわらといった基本管理を丁寧に行いながら、自身の作型と出荷計画に合った品種を選ぶことが、露地栽培の安定生産につながります。スイカの品種情報については、スイカの品種一覧もあわせてご確認ください。

34品種 掲載中
アジアン小町

アジアン小町

株式会社大和農園

肉質しっかり高糖度 直売所出荷にオススメ ■基本情報 品目 スイカ タイプ 小玉・黒皮・黄肉 糖度 12〜13度前後 果形 楕円型 果重 2〜3kg前後 最適作型 ハウス〜露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[強]収穫期[強] 積算温度 900℃ 低温適性 ○ 高温適性 ◎ 低温着果性 ○ 担果力 ◎ 肉質 硬 糖度上がり 早 発色 早 日持ち 長 ■品種特徴 ○高温期にも栽培可能で甘味も強い。 ○果重は2〜3kg前後の小玉品種。 ○珍しいため直売所でのアピールには最適。 ○糖度は12〜13度前後。

イエローブッシュ

イエローブッシュ

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 手を入れずに美味しい西瓜が出来る 草勢が強く、葉が大きくて節間が詰まり省スペース栽培! 家庭菜園にも最適!ベランダで栽培できる! ◆果実は黄皮のやや円形で、果肉はオレンジ色である。 ◆肉質はやや硬くしまって糖度が12度以上になり、味が良い。 ◆節間が短く坪当たりの定植本数が多くなるので総じて収穫果数の増加につながり、収量が多い。 ◆葉が肉厚で、種無しスイカの様な生育をし、草勢が強い。 ◆普通の西瓜より、生長点が上に伸びるような生育をする。 ◆通常3本仕立ての1果採りで6~8kgの果実が収穫出来る。 ◆栽植本数10a当たり1000~1100株定植で7,000kg程度の果実を収穫出来る。 ◆成熟日数は促成で50日程度、半促成で40日程度、トンネル等の栽培で35日程度である。 ◆交配着果後の子蔓等の整枝を行わず放任とする事が出来るのでらくらく栽培が出来る。 【適応作型】 トンネル露地栽培に適する。 【栽培上の注意点】 ◆普通の西瓜より種子が小さく又、種皮が硬いので発芽がやや遅れる場合がある。 ◆覆土には軽い土(バ―ミキューライト等)を使ってください。 ◆種無しスイカのように、肉厚葉で草勢が強い品種なので元肥は通常品種より20%程度減らす。 ◆畝幅1.8~2.0m、株間45~50cm、10a当たり1000~1100株、植え穴を掘り、植え穴潅水をして、定植をし、活着促進を図る。以降、潅水を極力控え、着果し易い様に生育させる。 ◆整枝方法は親枝1本を伸ばし、株元より順次子枝が発生するので、2本の子枝を伸ばし、親蔓1本子蔓2本の3本仕立て1果収穫で6~8kg程度、2果収穫で4~6kgの大きさになる。以降の子~孫枝は半放任とする。 ◆草勢が強い場合は、着果が悪くなるので交配する時交配する株の生長点を摘芯する。但し、大きさが小さくなる傾向がある。 ◆交配は23~25節程度の3番果が最も大玉になる。着果が確認出来たら少量の潅水を始める。以降順次肥大に合わせて少量潅水をする。 ◆1~2番果に着荷させると子枝の発生が遅くなり小玉傾向になる。 収穫は着果後35~50日程度を目安とする。

いつつぼし

いつつぼし

株式会社大和農園

大玉並のシャリ感、驚異の棚持ち! ■基本情報 品目 スイカ タイプ 小玉・縞皮・赤肉 糖度 12~13度 果形 正球型 果重 2.2~2.6kg 最適作型 ハウス〜露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[中]収穫期[中] 積算温度 900℃ 低温適性 ○ 高温適性 ◎ 低温着果性 ◎ 担果力 ○ 肉質 極硬 糖度上がり 中 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○肉質は硬くシャリ感が強いため、今までの小玉スイカにない食感を味わえる。 ○草勢は比較的強いが雌花着生が安定するため着果に優れる。 ○果重は6本5果どり栽培で2~2.5㎏程度、糖度は13度前後。 ○果形は丸く仕上がり、裂果しにくい。 ○7~8月収穫期の作型で着果後33~38日で収穫。 ■栽培方法 <植え付け> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥3kg・有機入り化成肥料100gとする。畦幅2.5~3.0m、株間1mでポリマルチを張る。トンネルまたはホットキャップをして、本葉4~5枚の苗を畦端30㎝に定植する。子ヅルは畦方向に対し直角に伸ばす。 <整枝・着果> 親ヅルを7~8枚で摘芯する。子ヅルの20節前後に出る雌花に着果させる。人工授粉は遅くとも朝9時までに行う。着果までの側枝は早めに摘除する。子ヅル1本につき1玉着果が目安。

くろぼー赤西瓜

くろぼー赤西瓜

宝種苗株式会社

果重3.0kg前後の黒緑皮赤肉小玉西瓜 作りやすく、食味が特に良い ●黒緑皮、果重3kg前後のやや甲高の丸西瓜。 ●肉質はシャリが大変良く、糖度も12度と食味が大変良い。 ●果肉食は鮮桃紅色で球揃いが良く、裂果も大変少ない。 ●日持ちが大変良く、多少収穫期を過ぎても食味が落ちにくい。 ●半促成~トンネル~露地~抑制と幅広い栽培に適す。 ※収穫日数は3月開花で40日前後、5月開花で33日前後。 ※1番花、2番花の一斉着花をし、開花ころより肥効を高め、肥料切れにならないように追肥する。

ゴールド小町

ゴールド小町

株式会社大和農園

アピールに抜群! 直売所や贈答用にも最適 ■基本情報 品目 スイカ タイプ 小玉・黄皮・赤肉 糖度 11〜12度前後 果形 楕円型 果重 2〜3kg前後 最適作型 ハウス~露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[中]収穫期[中] 積算温度 1,000℃ 低温適性 ○ 高温適性 ◎ 低温着果性 ○ 担果力 ◎ 肉質 やや硬 糖度上がり 中 発色 中 日持ち 中 ■品種特徴 ○大変希少な黄皮楕円の赤肉西瓜。 ○話題性・アピール力抜群の外観。 ○果重は4本3果どり栽培で2〜3kg前後。 ○糖度は11〜12度前後。 ※品種本来の特性は黄皮であるが遺伝的特性上の原因にて、縞皮や濃緑皮及び黄皮マダラ皮等の発生が有り得ます。(1〜3%位)

サマージャンボ

サマージャンボ

株式会社萩原農場

ブロックカットに最適な品種なら・・・ ・果実は15~20kgの楕円形ジャンボスイカである。 ・糖度は11~12度程度で、爽やかな風味がある。 ・収穫日数は7~8月収穫の露地栽培で交配後40~45日程度である。 ■収穫日数の目安 ・7~8月収穫:交配後 40~45日 ■特性 ・果実は15~20kgの楕円形ジャンボスイカである。 ・糖度は11~12度程度で、爽やかな風味がある。 ・収穫日数は7~8月収穫の露地栽培で交配後40~45日程度である。

サマータイム

サマータイム

株式会社大和農園

作りやすさと美味しさの両立した名品種 ■基本情報 品目 スイカ タイプ 中玉・縞皮・赤肉 糖度 12〜13度前後 果形 卵型 果重 3〜4kg前後 最適作型 トンネル~露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[中]収穫期[中] 積算温度 900℃ 低温適性 ○ 高温適性 ○ 低温着果性 ○ 担果力 ○ 肉質 軟 糖度上がり 早 発色 早 日持ち 短 ■品種特徴 ○玉売り、直売にて需要が高まる中玉品種。 ○果重は4本3果どり栽培で3〜4kg前後。 ○栽培しやすいので家庭菜園においても人気。 ○糖度は12〜13度前後でシャリ感が強い。 ■栽培方法 <植え付け> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥3kg・有機入り化成肥料100gとする。畦幅2.5~3.0m、株間1mでポリマルチを張る。トンネルまたはホットキャップをして、本葉4~5枚の苗を畦端30㎝に定植する。子ヅルは畦方向に対し直角に伸ばす。 <整枝・着果> 親ヅルを7~8枚で摘芯する。子ヅルの20節前後に出る雌花に着果させる。人工授粉は遅くとも朝9時までに行う。着果までの側枝は早めに摘除する。

せみしぐれ

せみしぐれ

株式会社大和農園

卵形の大玉すいか ■基本情報 品目 スイカ タイプ 大玉・縞皮・赤肉 糖度 13度前後 果形 卵型 果重 7〜9kg 最適作型 トンネル〜露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[強]収穫期[強] 積算温度 1,200℃ 低温適性 △ 高温適性 ◎ 低温着果性 △ 担果力 ◎ 肉質 硬 糖度上がり 早 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○卵形をした秀品率の高い品種。 ○糖度は13度前後で濃厚な甘みが特徴。 ○果重は7〜9kg前後で良く揃う。

タイガーブッシュ

タイガーブッシュ

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 手を入れずに美味しい西瓜が出来る 草勢が強く、葉が大きくて節間が詰まり省スペース栽培! 家庭菜園にも最適!ベランダで栽培できる! ◆果実は縞皮のやや円形で、縞がはっきりしている ◆果肉は紅色で、肉質はやや硬くしまって糖度が12度以上になり、味が良い。 ◆節間が短く坪当たりの定植本数が多くなるので総じて収穫果数の増加につながり、収量が多い。 ◆葉が肉厚で、種無しスイカの様な生育をし、草勢が強い。 ◆普通の西瓜より、生長点が上に伸びるような生育をする。 ◆通常3本仕立ての1果採りで6~8kgの果実が収穫出来る。 ◆栽植本数10a当たり1000~1100株定植で7,000kg程度の果実を収穫出来る。 ◆成熟日数は促成で50日程度、半促成で40日程度、トンネル等の栽培で35日程度である。 ◆交配着果後の子蔓等の整枝を行わず放任とする事が出来るのでらくらく栽培が出来る。 【適応作型】 トンネル露地栽培に適する。 【栽培上の注意点】 ◆普通の西瓜より種子が小さく又、種皮が硬いので発芽がやや遅れる場合がある。 ◆覆土には軽い土(バ―ミキューライト等)を使ってください。 ◆種無しスイカのように、肉厚葉で草勢が強い品種なので元肥は通常品種より20%程度減らす。 ◆畝幅1.8~2.0m、株間45~50cm、10a当たり1000~1100株、植え穴を掘り、植え穴潅水をして、定植をし、活着促進を図る。以降、潅水を極力控え、着果し易い様に生育させる。 ◆整枝方法は親枝1本を伸ばし、株元より順次子枝が発生するので、2本の子枝を伸ばし、親蔓1本子蔓2本の3本仕立て1果収穫で6~8kg程度、2果収穫で4~6kgの大きさになる。以降の子~孫枝は半放任とする。 ◆草勢が強い場合は、着果が悪くなるので交配する時交配する株の生長点を摘芯する。但し、大きさが小さくなる傾向がある。 ◆交配は23~25節程度の3番果が最も大玉になる。着果が確認出来たら少量の潅水を始める。以降順次肥大に合わせて少量潅水をする。 ◆1~2番果に着荷させると子枝の発生が遅くなり小玉傾向になる。 収穫は着果後35~50日程度を目安とする。

タヒチ

タヒチ

株式会社サカタのタネ

円形、黒皮の大玉品種、病気に強く、甘みが強い ■特性 ・生育は旺盛、炭そ病に耐病性があり、着果性が優れる栽培容易な多収の中晩生品種。 ・果重は7.0~8.0kgの中大果。球形でそろいがよく、外皮は紫黒色(黒皮品種)。 ・果肉はやや締まるがシャリ気があり、輸送性、日もちが特に優れる。肉色は鮮やかな紅赤色。糖度は11~12度と安定し、食味が優れる。 ・成熟日数は6~7月収穫で開花後45~48日。 ・外観が真っ黒で人目を引くので、直売所の差別化商品としても人気がある。 ■適応性 タヒチは、小型トンネル~露地栽培の作型(7月中旬~8月出荷)に適しています。露地栽培用の品種としては、大玉で草勢が強く、高温乾燥でも着果後つるが弱りにくいです。また、炭そ病などの病害に強く、肉質がしっかりして過熟になりにくく、日もちがよいです。しかし、晩春~初夏出荷では肉質がかたくなる傾向があります。また、やや早生性に欠けますので、5~6月出荷では温度不足で肉質がかたくなり、品質低下をまねきます。早くても7月中旬以降に出荷する栽培にしてください。 土質はとくに選びません。通気性のよい、土壌病害の比較的少ない畑では、自根でも栽培できます。 ■畑の選定 梅雨期を経て、高温・乾燥期の栽培になるので、梅雨期に地下水が高くなると通気性がわるくなり、根張りが浅くなって、その後の乾燥で被害を受けて草勢が急激に衰えやすいため、排水のよい畑を選んで作付けし、根が深く張るように心がけることが大切です。 ■肥培管理 スイカの施肥には、骨粉、米ぬか、菜種油かすなど有機質肥料が用いられますが、これは、3成分の割合がよいこと、肥効がゆるやかなため、草勢のバランスがよく、着果・品質・甘みが増すためで、元肥は有機質を主体にした肥料設計が大切です。

たべて味

たべて味

株式会社大和農園

小玉種でありながら大玉スイカと同等の食味を実現! 裂果しにくい小玉スイカの新品種 ■基本情報 品目 スイカ タイプ 小玉・縞皮・赤肉 糖度 12度前後 果形 正球型 果重 2kg前後 最適作型 ハウス〜露地栽培向き 草勢 初期[弱]交配期[中]収穫期[中] 積算温度 900℃ 低温適性 ○ 高温適性 ◎ 低温着果性 ○ 担果力 ○ 肉質 硬 糖度上がり 早 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○果形は正球型、糖度は12度前後。 ○果肉は大玉同等の肉質でシャリ感を有する。 ○果肉の軟化が遅くシャリ感持続。 ○果重は6本5果どり栽培で2kg前後。 ○2番果収穫でも良質の果実が収穫可能。 ■栽培方法 <植え付け> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥3kg・有機入り化成肥料100gとする。畦幅2.5~3.0m、株間1mでポリマルチを張る。トンネルまたはホットキャップをして、本葉4~5枚の苗を畦端30㎝に定植する。子ヅルは畦方向に対し直角に伸ばす。 <整枝・着果> 親ヅルを5~6枚で摘芯する。子ヅルの20節前後に出る雌花に着果させる。人工授粉は遅くとも朝9時までに行う。着果までの側枝は早めに摘除する。 栽培適期表(近畿標準)

たべほうだい赤王

たべほうだい赤王

株式会社大和農園

シャリ感・甘みも強いタネなしスイカ‼ サイコロカットにおすすめ ■基本情報 品目 スイカ タイプ 大玉・縞皮・赤肉・3X種 糖度 12~13度 果形 正球型 果重 7〜8kg 最適作型 トンネル〜露地栽培向き 草勢 初期[強]交配期[強]収穫期[強] 積算温度 1,000℃ 低温適性 △ 高温適性 ◎ 低温着果性 △ 担果力 〇 肉質 硬 糖度上がり 早 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○美味しいタネなしスイカの決定版。 ○シャリ感に富み、糖度13度前後。 ○果重は4本2果どり栽培で7~8㎏前後。 ○着果や玉肥大も安定。 ■栽培方法 ○三倍体スイカですので、発芽のための床土温度は普通種よりもやや高めに設定します。良好な発芽を促すには設定温度を30~32℃とすることで発芽が安定します。 ○着果には花粉用(普通、二倍体)品種が必要です。虫媒交配では本品種を2に対して花粉用に普通品種を1の割合で混植します。花粉用には、外観で三倍体品種との区別が可能な品種が適します。※黒皮品種の「くろあま」などが区別しやすくお勧めです。 ○3本1果収穫、あるいは4本2果収穫の栽培に適します。着果位置は子づるの第18~20 節(3番花)を目標とします。 ■栽培上の注意点 ○草勢が強く、側枝の発生が旺盛な品種です。子づるから発生した側枝は着果節までは全て摘除し、その後は草勢をみながら放任あるいは摘除とします。 ○生育期間を通して草勢をややおとなしめに管理することで、着果不良や変形果の発生が抑えられます。着果後は順調な玉肥大を促すため、急激な草勢変動のもととなる、過潅水や極端な潅水制限は避けてください。 ○熟期は7月収穫で48~50日が目安ですが、気候や栽培条件により前後しますので、熟期判定には必ず試し切りを行ってください。 ○果実成熟の緩慢な作型では、着色シイナ(茶色のタネ)が発生する率が高くなるため、作型の選定には注意が必要です。種無しとしての品質を重視される場合、7月以降の収穫を推奨します。

ナショナル

ナショナル

ナント種苗株式会社

耐病性で作り易く味が良い ・果重8~10kg以上の大玉で外皮は網目、無地皮の楕円形。 ・肉色は明るい紅桃色で肉質はシャリが強い。 ・草勢が強いので、トンネル、露地栽培に良い粗放栽培向き。

ひとりじめNEO

ひとりじめNEO

株式会社萩原農場

プラス1度の高糖度ひとりじめ!低温期から安定栽培が可能 ・糖度が非常に上がりやすく、従来の小玉スイカ+1度の高糖度が期待できます。 ・低温期でも着果が非常に安定しています。 ・裂果や裂皮が非常に少なく、収量性も高いのが特徴です。 ■収穫日数の目安 ・3~4月収穫:交配後 41~49日 ・5~6月収穫:交配後 34~40日 ・7月収穫:交配後 30~34日 ■特性 ・糖度が上がりやすく、14度以上も望める。 ・草勢は中~やや強で、雌花の着生がよく着果揃いがよい。 ・果皮は2mm前後で薄いが、硬めで栽培中の生理裂果が少なく、輸送にも耐える。 ・果実は肩張りのよいやや円球形。 ・果肉色は、鮮やかな紅色で、やや硬めの肉質だが、シャリ感が強く店持ちもよい。 ・高温条件下でも、糖度が13度以上で高く安定する。 ・果皮は、薄いが弾力性があり、裂果や裂皮がなく、二次肥大での変形果も少ない。 ・果皮色は、濃緑で濃く、2番果以降も皮色の低下が少ない。 ・耐暑性に優れ、後半までツル持ちがよく、高品質な2番果の収穫も可能。 ・トンネル、露地栽培でも作り易く、高品質な果実が収穫可能。 ■栽培上の留意点 ・整枝栽培を基本とし、株間45~50cm3本仕立て2果収穫もしくは株間55~60cm4本仕立て3果収穫とし、3~4番果を中心に一斉着果させる。 ・適期収穫を徹底するため、2日ごとに交配日表示を必ず行う。

ブラックブッシュ

ブラックブッシュ

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 手を入れずに美味しい西瓜が出来る 草勢が強く、葉が大きくて節間が詰まり省スペースで栽培できる! 家庭菜園にも最適!ベランダで栽培できる! ◆果実は黒皮の円形で、薄い縞模様がある。 ◆果肉は紅色で、肉質はやや硬くしまって糖度が12度以上になり、味が良い。 ◆節間が短く坪当たりの定植本数が多くなるので総じて収穫果数の増加につながり、収量が多い。 ◆葉が肉厚で、種無しスイカの様な生育をし、草勢が強い。 ◆普通の西瓜より、生長点が上に伸びるような生育をする。 ◆通常3本仕立ての1果採りで6~8kgの果実が収穫出来る。 ◆栽植本数10a当たり1000~1100株定植で7,000kg程度の果実を収穫出来る。 ◆成熟日数は促成で50日程度、半促成で40日程度、トンネル等の栽培で35日程度である。 ◆交配着果後の子蔓等の整枝を行わず放任とする事が出来るのでらくらく栽培が出来る。 【適応作型】 トンネル露地栽培に適する。 【栽培上の注意点】 ◆普通の西瓜より種子が小さく又、種皮が硬いので発芽がやや遅れる場合がある。 ◆覆土には軽い土(バ―ミキューライト等)を使ってください。 ◆種無しスイカのように、肉厚葉で草勢が強い品種なので元肥は通常品種より20%程度減らす。 ◆畝幅1.8~2.0m、株間45~50cm、10a当たり1000~1100株、植え穴を掘り、植え穴潅水をして、定植をし、活着促進を図る。以降、潅水を極力控え、着果し易い様に生育させる。 ◆整枝方法は親枝1本を伸ばし、株元より順次子枝が発生するので、2本の子枝を伸ばし、親蔓1本子蔓2本の3本仕立て1果収穫で6~8kg程度、2果収穫で4~6kgの大きさになる。以降の子~孫枝は半放任とする。 ◆草勢が強い場合は、着果が悪くなるので交配する時交配する株の生長点を摘芯する。但し、大きさが小さくなる傾向がある。 ◆交配は23~25節程度の3番果が最も大玉になる。着果が確認出来たら少量の潅水を始める。以降順次肥大に合わせて少量潅水をする。 ◆1~2番果に着荷させると子枝の発生が遅くなり小玉傾向になる。 収穫は着果後35~50日程度を目安とする。

三男坊

三男坊

株式会社大和農園

群を抜く低温適性 異常気象でも安定した収量・品質 肥大性良くワンサイズアップを狙えます ■基本情報 品目 スイカ タイプ 大玉・縞皮・赤肉 糖度 12度前後 果形 正球型〜やや腰高型 果重 7〜9kg 最適作型 ハウス〜露地栽培向き 草勢 初期[強]交配期[強]収穫期[中] 積算温度 1,050℃ 低温適性 ◎ 高温適性 ○ 低温着果性 ◎ 担果力 ◎ 肉質 中 糖度上がり 遅 発色 遅 日持ち 中 ■品種特徴 ○糖度は12度前後。 ○果実は正球型〜やや腰高。 ○果重は4本2果どり栽培で7〜9kg。 ○低温着果性に優れる。 ○肥大力も優れ、収量アップも狙える。 ■栽培方法 <植え付け> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥3kg・有機入り化成肥料100gとする。畦幅2.5~3.0m、株間1mでポリマルチを張る。トンネルまたはホットキャップをして、本葉4~5枚の苗を畦端30㎝に定植する。子ヅルは畦方向に対し直角に伸ばす。 <整枝・着果> 親ヅルを5~6枚で摘芯する。子ヅルの20節前後に出る雌花に1株2果で着果させる。人工授粉は遅くとも朝9時までに行う。着果までの側枝は早めに摘除する。

味きらら

味きらら

株式会社大和農園

深いコクのある甘み、 味わうスイカの定番品種 ■基本情報 品目 スイカ タイプ 大玉・縞皮・赤肉 糖度 12〜13度前後 果形 やや腰高型 果重 6〜8kg 最適作型 ハウス〜露地栽培向き 草勢 初期[弱]交配期[中]収穫期[強] 積算温度 1,100℃ 低温適性 ○ 高温適性 ◎ 低温着果性 ○ 担果力 ◎ 肉質 やや硬 糖度上がり 中 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○糖度は12〜13度前後。 ○完熟収穫では独特のコクのある甘みが口に広がる。 ○果実はやや腰高球。 ○果重は4本2果どり栽培で6〜8kg。 ■栽培方法 <植え付け> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥3kg・有機入り化成肥料100gとする。畦幅2.5~3.0m、株間1mでポリマルチを張る。トンネルまたはホットキャップをして、本葉4~5枚の苗を畦端30㎝に定植する。子ヅルは畦方向に対し直角に伸ばす。 <整枝・着果> 親ヅルを5~6枚で摘芯する。子ヅルの20節前後に出る雌花に1株2果で着果させる。人工授粉は遅くとも朝9時までに行う。着果までの側枝は早めに摘除する。

味きららtype2

味きららtype2

株式会社大和農園

味きららの強勢版 作型を選ばないオールラウンダー ■基本情報 品目 スイカ タイプ 大玉・縞皮・赤肉 糖度 12〜13度前後 果形 やや腰高型 果重 7〜9kg 最適作型 トンネル〜露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[中]収穫期[強] 積算温度 1,100℃ 低温適性 ○ 高温適性 ◎ 低温着果性 ○ 担果力 ◎ 肉質 やや硬 糖度上がり 中 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○糖度は12〜13度前後。 ○果実はやや腰高果。 ○果重は4本2果どり栽培で7〜9kg。

夏きらら

夏きらら

株式会社大和農園

盛夏期に適した”きらら” ■基本情報 品目 スイカ タイプ 大玉・縞皮・赤肉 糖度 12〜13度前後 果形 やや腰高型 果重 7〜9kg 最適作型 トンネル後半〜露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[強]収穫期[中] 積算温度 1,200℃ 低温適性 △ 高温適性 ◎ 低温着果性 △ 担果力 ○ 肉質 硬 糖度上がり 中 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○糖度は12〜13度前後。 ○果肉が硬めで日持ち性に優れる。 ○果実はやや腰高果。 ○果重は4本2果どり栽培で7〜9kg。

夏爽赤

夏爽赤

株式会社大和農園

暑さに強い!バテにくい! 露地盛夏期収穫向け品種 ■基本情報 品目 スイカ タイプ 大玉・縞皮・赤肉 糖度 12〜13度 果形 正球型 果重 6〜8kg 最適作型 トンネル〜露地栽培向き 草勢 初期[中]交配期[強]収穫期[強] 積算温度 1,100℃ 低温適性 ◎ 高温適性 ◎ 低温着果性 ◎ 担果力 ◎ 肉質 硬 糖度上がり 中 発色 中 日持ち 長 ■品種特徴 ○収穫が7~8月の盛夏期の露地栽培に向き、多収性で品質維持が可能。 ○草勢は生育全般を通して強く、着果負担が少なく、高温時期でのつるもちに優れる。 ○果実は6~8㎏の正球型で、果形崩れや日焼け症状が出にくく、秀品率が高い。 ○シャリ感強く食味に優れ、中心糖度は12~13度、中心と皮際の糖度差も少ない。 ○登熟日数は積算温度1,100℃目安、在圃性に優れ、果肉の緩みや果肉色のウルミが生じにくい。 ■栽培方法 <植え付け> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰100g・堆肥3kg・有機入り化成肥料100gとする。畦幅2.5~3.0m、株間1mでポリマルチを張る。トンネルまたはホットキャップをして、本葉4~5枚の苗を畦端30㎝に定植する。子ヅルは畦方向に対し直角に伸ばす。 <整枝・着果> 親ヅルを5~6枚で摘芯する。子ヅルの20節前後に出る雌花に1株2果で着果させる。子ヅル2本で1果着果を目安とする。人工授粉は遅くとも朝9時までに行う。着果までの側枝は早めに摘除する。 栽培適期表(近畿標準)

1〜20品種 / 全34品種中

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