果実・収量特性

石灰欠乏症に強いのハクサイ品種一覧 全69種類

石灰欠乏症に強いハクサイ 石灰欠乏症に強いハクサイとは 石灰欠乏症(カルシウム欠乏症)とは、ハクサイの結球内部の若い葉の縁が褐色に変色し、壊死する生理障害のことです。「芯腐れ」や「心腐れ」とも呼ばれ、結球の外見からは判別しにくいにもかかわら

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石灰欠乏症に強いについて

石灰欠乏症に強いハクサイ

石灰欠乏症に強いハクサイとは

石灰欠乏症(カルシウム欠乏症)とは、ハクサイの結球内部の若い葉の縁が褐色に変色し、壊死する生理障害のことです。「芯腐れ」や「心腐れ」とも呼ばれ、結球の外見からは判別しにくいにもかかわらず、内部の品質を著しく損なうため、出荷時に重大な問題を引き起こす障害です。

石灰欠乏症に強いハクサイとは、この生理障害の発生が少ない品種特性を持つハクサイのことを指します。品種によって石灰欠乏症の出やすさには差があり、育種段階でこの障害への耐性を選抜基準に組み込んだ品種が「石灰欠乏症に強い」として位置づけられています。

まず押さえておきたいのが、石灰欠乏症は土壌中のカルシウムが不足しているとは限らないという点です。多くの場合、土壌にはカルシウムが十分に存在しているにもかかわらず、生育が旺盛で葉の展開が速い時期に、根からのカルシウム吸収と球内部の若い葉へのカルシウム転流が追いつかないために発生します。カルシウムは植物体内での移動(転流)が遅い元素であるため、急速に成長する組織にカルシウムが供給されにくいことが原因です。

石灰欠乏症の発生を助長する条件としては、高温・乾燥による蒸散の抑制、急激な球の肥大、窒素やカリウムの過剰施用(カルシウムの吸収を拮抗的に阻害)、土壌の過湿による根の活性低下などが知られています。品種の耐性と栽培条件の両方が発生に関与するため、品種選びと栽培管理の両面からの対策が必要です。

石灰欠乏症に強いハクサイの魅力

石灰欠乏症に強い品種を導入する最大のメリットは、内部品質の安定による秀品率の向上です。石灰欠乏症は結球の外見からは判別が困難であるため、出荷後に流通段階やカット販売時に初めて発覚するケースが少なくありません。このリスクを低減できることは、産地と流通の信頼関係を維持するうえで極めて重要です。

生産者にとっての経営面の利点として、クレームリスクの低減があります。内部障害のあるハクサイが量販店の売場でカットされた際に消費者の目に触れると、産地への信頼が損なわれ、取引に影響することがあります。石灰欠乏症に強い品種を導入することで、こうした品質クレームのリスクを大幅に低減できます。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。石灰欠乏症は、栽培管理だけで完全に防ぐことが難しい障害です。高温期の栽培や、急激な天候変化が起きた場合に発生リスクが高まりますが、これらは人為的にコントロールできない要因です。石灰欠乏症に強い品種を選ぶことは、管理ではカバーしきれないリスクを品種の力で軽減するという、合理的なリスク管理手段です。

また、石灰欠乏症に強い品種は、高温期の栽培(夏まき秋どり等)で特にメリットが大きくなります。高温条件下では蒸散と生育のバランスが崩れやすく、石灰欠乏症が発生しやすいため、この時期の品種選定では石灰欠乏症耐性が重要な基準の一つです。

消費者・市場ニーズ

石灰欠乏症に対する流通側の認識は、ハクサイの内部品質管理の中で最も注意が払われるポイントの一つです。

量販店のバイヤーにとって、ハクサイの内部障害は最も避けたい品質問題です。カット販売時に内部の褐変が見えると、消費者は「腐っている」と誤認して購入を避けるだけでなく、売場全体の鮮度イメージに悪影響を及ぼします。石灰欠乏症が少ない産地・品種からの仕入れを優先するバイヤーが増えており、この耐性は産地の取引条件にも影響しています。

カット野菜市場の拡大に伴い、内部品質の重要性はさらに高まっています。1/2カットや1/4カットで販売されるハクサイは、内部が直接消費者の目に触れるため、石灰欠乏症が発生した球は商品として販売できません。カット販売比率が高まるほど、石灰欠乏症耐性品種の需要は大きくなります。

これ、実は業務用でもかなり深刻な問題です。加工業者やカット野菜工場では、原料のハクサイをカットした際に石灰欠乏症が見つかると、その球は廃棄となります。廃棄率が高まると加工コストが増加するため、石灰欠乏症の少ない原料を求める声は強まっています。安定した内部品質のハクサイを供給できる産地は、業務用取引での信頼を獲得しやすくなります。

栽培のポイント

石灰欠乏症に強い品種を選んだうえで、発生リスクをさらに低減するための栽培管理が重要です。

土壌のカルシウム管理が基本です。石灰資材(苦土石灰、炭酸カルシウム等)を適切に施用し、土壌中のカルシウムを十分に確保します。ただし、石灰欠乏症は土壌中のカルシウム量が十分でも発生することがあるため、石灰資材の施用だけでは完全な対策にはなりません。土壌pHの適正化と合わせて、カルシウムの吸収を阻害しないような施肥バランスを心がけることが重要です。

水分管理は石灰欠乏症対策の重要なポイントです。乾燥条件では根からのカルシウム吸収が低下し、過湿条件では根の活性が低下して同様にカルシウム吸収が妨げられます。適度な土壌水分を維持するための灌水管理やマルチの活用が有効です。特に高温乾燥時には灌水を怠らないようにすることが大切です。

施肥のバランスも石灰欠乏症に影響します。窒素やカリウムの過剰施用は、カルシウムの吸収を拮抗的に阻害するとされています。土壌診断に基づいた適正な施肥設計を行い、特定の元素が過剰にならないよう管理することが発生リスクの低減につながります。

高温期の栽培では、急激な球の肥大を抑えるための管理も有効です。球が急速に肥大する時期にカルシウムの転流が追いつかないことが石灰欠乏症の直接的な原因であるため、生育のペースを穏やかに保つ管理(適度な栽植密度、過度な追肥を避ける等)が発生リスクの低減に寄与します。

葉面散布によるカルシウム補給も補助的な対策として行われることがあります。塩化カルシウムや硝酸カルシウムの葉面散布は、結球内部への直接的なカルシウム供給として一定の効果が報告されていますが、品種の耐性と土壌管理の重要性に比べると補助的な位置づけです。

品種選びのコツ

石灰欠乏症に強いハクサイの品種を選ぶ際は、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 石灰欠乏症耐性の明記: カタログに「石灰欠乏症に強い」「芯腐れに強い」等の記載があるかを確認する
  • 栽培適期との適合: 高温期の栽培(夏まき秋どり等)では石灰欠乏症の発生リスクが特に高いため、この時期の品種選定では耐性の重要度が増す
  • 球の肥大特性: 急激に球が肥大する品種は石灰欠乏症のリスクが高まる傾向がある。穏やかに肥大する品種を選ぶことも一つの対策
  • 耐病性との両立: 根こぶ病やべと病などの耐病性と石灰欠乏症耐性の両方を備えた品種を選ぶことが望ましい
  • 結球品質: 球の締まり、内部の葉の充実度、食味を確認する。石灰欠乏症耐性が高くても、結球品質が劣る品種では市場評価が上がらない
  • ゴマ症耐性との両立: 石灰欠乏症とゴマ症は異なる生理障害であるが、いずれも内部・外観品質に影響するため、両方の耐性を備えた品種が理想的

意外と知られていないのですが、石灰欠乏症は収穫後の貯蔵中に症状が進行することがあります。収穫時には軽微な症状でも、貯蔵期間中に褐変が拡大するケースがあるため、貯蔵出荷を行う場合は石灰欠乏症耐性の重要度がさらに高まります。試作段階では、収穫後に球を半割して内部を確認し、石灰欠乏症の発生程度を実際に確認しておくことが品種選定の精度を高めます。

市場動向とこれから

石灰欠乏症に強いハクサイ品種に対する需要は、年々高まる傾向にあります。特にカット販売の拡大と業務用需要の増加に伴い、ハクサイの内部品質に対する要求はかつてないほど厳しくなっています。

種苗メーカー各社も、石灰欠乏症耐性を育種目標に組み込んだ品種開発を積極的に進めています。従来は耐病性(根こぶ病、べと病等)と結球性が主要な育種目標でしたが、近年は石灰欠乏症やゴマ症などの生理障害耐性を兼ね備えた品種のラインナップが充実しつつあります。

今後の展望としては、温暖化の進行に伴い高温期の栽培機会が増えることが予想されるため、石灰欠乏症耐性の重要性はさらに増すと見られています。高温下でも安定した結球品質を維持できる品種の開発は、今後のハクサイ育種の重要なテーマの一つです。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、石灰欠乏症対策は品種選びと栽培管理の両面から取り組むことが基本です。石灰欠乏症に強い品種の導入を検討する際は、既存品種との食味や収量の比較を試作で行い、総合的な品種評価を行ったうえで判断することが現実的なアプローチです。

まとめ

石灰欠乏症は、ハクサイの結球内部の若い葉が褐変する生理障害で、外見からは判別しにくいにもかかわらず商品価値を大きく低下させます。石灰欠乏症に強い品種を選ぶことで、内部品質の安定と秀品率の向上、クレームリスクの低減が期待できます。

栽培面では、適切な水分管理と施肥バランスの確保が石灰欠乏症の発生リスクを低減するポイントです。品種選びにあたっては、石灰欠乏症耐性だけでなく、栽培適期・耐病性・結球品質・ゴマ症耐性を総合的に検討し、自分の圃場条件と販売先のニーズに合った品種を選定することが重要です。

69品種 掲載中
CRRエンペラー

CRRエンペラー

小林種苗株式会社

根こぶ病に強力な抵抗性を持つ大型ハクサイ! 1. 外葉が濃緑・球内が黄色でコントラストの美しい90日タイプの中晩性品種。 2. 耐寒性は非常に強く、厳寒期どりに適する。 3. 冷涼地の7/中~8/上、中間地・暖地の8/中~9/上蒔きに適する。 4. 根コブ病に対して強力な抵抗性を持ち、軟腐病・ウィルス病などの一般病害、石灰欠乏症・ゴマ症等の生理障害にも強い。 5. 無理な早蒔きは病害の発生する可能性が高く、遅まきは葉数不足で不結球になるので適期蒔きを心がけて下さい。

CRご黄げん70

CRご黄げん70

株式会社タカヤマシード

病気に負けない!おいしい白菜 ■特性 1.本種は播種後約67~70日で収穫期に達する中早生の黄芯系F1品種である。 2.抽苔性は非常に安定しており、春蒔き栽培にも適する。 3.ベト病の対病性が特に優れ、ウイルス病・ネコブ病にも強く、また石灰欠乏症等の生理障害にも強いので、栽培が容易である。 4.外葉は濃緑で、草姿は半立性である。球は尻張り胴張りの良い砲弾型で球内色は鮮やかな黄色になる。 5.食味に秀れ、鍋物や漬け物等に最適である。 ■ポイント 1.極端な早蒔きは避け、適正な育苗温度を保つ。 2.ネコブ病には多くのレースがあり、一部のレースによっては罹病する可能性がある。

CR健黄白菜

CR健黄白菜

山陽種苗株式会社

根コブ病抵抗性品種。 67日の早生黄芯系白菜 ■特性 ・草姿は立性で球揃いが良く、生育日数67日位で2.5kg位になる早生タイプの白菜。 ・球内部色は濃黄で、球頭は軽包被で胴張り・尻張りが良い。 ・根コブ病・諸病害・生理障害に強く、作りやすい。 ・中間地の8月下旬〜9月上旬播きに適する。 ■栽培のポイント ・耐寒性はないので、適期播き適期収穫に努める。 ・極端な窒素過多は中肋が厚くなり、軟腐病・ゴマ症・芯腐れ症などの発生要因につながるので注意する。 ・根コブ病は、レースによっては着生する場合がある。

CR宝月65白菜

CR宝月65白菜

宝種苗株式会社

根コブ病抵抗性あり! 播種後65日で2.5kg前後の早生種 ●平暖地の10~12月どりに適する。生育日数は適期蒔で65日前後。 ●黄芯系で結球の形の良い早生種。 ●根こぶ病抵抗性で、石灰欠乏症・ゴマ症に強く栽培が容易。 ●芯は短く、胴張り・尻張りの良い砲弾葉重型品種。 ●適期栽培で2.5kg、日を置けば3kg以上に肥大する。

CR宝月75白菜

CR宝月75白菜

宝種苗株式会社

根こぶ病抵抗性あり! 播種後75日で3~3.5kgの黄芯系 ●平暖地の11月~1月どりに適する。 ●生育日数は適期蒔で75日前後。 ●根こぶ病抵抗性で、石灰欠乏症・ゴマ症に強く栽培が容易。 ●胴張り・尻張りの良い円筒型で、球頭は軽く包皮する。 ●適期蒔75日で3kg~3.5kgくらいになる豊産種。 ●濃緑の黄芯系で完全結球しても黄色がさめにくく、尻張りが良い。

CR寒次郎

CR寒次郎

株式会社日本農林社

12~1月収穫に向く強度根こぶ病抵抗性の寒次郎 ■特性 品種登録番号 第26177号 海外持出禁止(公示(農水省HP)参照) 平坦地12月から1月収穫に向く中晩生品種「寒次郎」に、強度根こぶ病抵抗性をの実装を育種目標につくられた品種です。 ・播種後約85日で球重3.5kg以上になる、大型黄芯中晩生白菜。 ・幅広い根こぶ病に抵抗性を示すため、従来の品種に比べ、土壌殺菌剤の投与を抑え、より発生地での栽培が可能になった。 ・石灰欠乏症(芯腐れアンコ、縁腐れ)などの生理障害が極めて少なく、耐寒性と低温期の肥大性があり、平坦地での年内~1月収穫に適する。 ・球型は尻張り、胴張りの良い砲弾型。球内は濃黄色で、多少過熟しても色あせが少なく市場性が極めて高い。 ・外葉はやや大きいが、当社寒みどりに比べて一回り小さいので、結束作業は良い。 ・葉質が非常に良く食味が良いので、漬物加工に評判が良い。 ■栽培の注意 ・播種時期が遅れると結球が不十分になります。ご注意ください。 ・強度根こぶ病抵抗性品種ですが「あきめき」と同等ではありません。 ・弊社の根こぶ病抵抗性品種は、日本で見つかっている代表的な根こぶ病菌の混合菌を使用し、幼苗検定を繰返し行い育成しておりますが、他にも菌の系統があり地域によっては根こぶの着生があるかもしれませんので、あらかじめご了承下さい。

CR歓喜No.100

CR歓喜No.100

株式会社日本農林社

石灰欠乏症、根こぶ病に強い中早生種 ■特性 ・ネコブ病抵抗性品種で、は種後70~75日で収穫期に達する中早生種。 ・葉は濃緑色で葉数型に属し、立性で余り大きくないので栽培管理が容易である。 ・玉はやや長型で胴張り、尻張り共に良い理想的な砲弾型で、3.5~4kgになる豊産種。 ナンプ・白斑・黒斑・ウイルス病等や石灰欠乏症(アンコ)にも非常に強く栽培し易い。 ■栽培の注意 ・日本で見つかっている代表的なネコブ病菌の混合菌を使用し、 幼苗検定を繰返し行い育成したネコブ病抵抗性品種ですが、 他にも菌の系統があり地域によってはネコブの着生があるかもしれませんので、 あらかじめ御了承下さい。

CR清雅(せいが)65

CR清雅(せいが)65

有限会社石井育種場

根こぶ病に強い良質の黄芯系 安定した晩抽性 冷涼地で大好評 CR/65日 ■特性 1. 根こぶ病抵抗性で石灰欠乏症にも強い。 2. 生育日数は適期播種で65日位、9月まきで75日位、冷涼地の4~7月まき育苗栽培は定植後58~65日位。 3. 草勢、根張りが強く、栽培が容易。 4. 特に晩抽性で芯の伸びが遅い。秋まきでは結球後60日前後、圃場に置いても裂球がなく収穫期の幅が広い。高冷地、冷涼地の春、初夏まきでも芯が短く、在圃性が高いので収量が多い。 5. 球高28cm位、球径18~20cm、球重は2.5kg、日数をおけば3kg以上に太る。砲弾型で球頭の合わせ、胴張り、尻張りがよく、長く圃場においても球頭が開かない。 6. 色つやのよいやや淡緑色で球内は濃い黄色になり、葉質は柔らかく多汁で食味がよい。 ■栽培の要点・注意 1. 冷涼地、中間地の低温時、暖地春まきの播種、育苗は15~25℃で管理する。 2. 6~7月どりの高温多湿期は軟腐病の防除に努める。

CR清雅(せいが)75

CR清雅(せいが)75

有限会社石井育種場

尻張り、胴張りのい黄芯系 根こぶ病に強い CR/75日 ■特性 1. 根こぶ病抵抗性でべと病、白斑病等の病害や石灰欠乏症にも強く栽培が容易。 2. 結球後60日前後、在圃しても裂球がなく、芯の伸びも遅いので収穫期の幅が広く収量が多い。 3. 球高28~29cm、球径18~20cm、球重3kg位、日数をおけば3.5kg位に太る。尻張り、胴張りのよい円筒型で球頭の包合がよい。 4. 色つやのよい濃緑球で球内はCR清雅65よりさらに濃い黄色になり、完熟後も球内の黄色が低下しにくい。葉質は柔らかく多汁で食味がよい。

CR秋園一号

CR秋園一号

有限会社フジミ・オフィス

根こぶ抵抗性の黄芯系 特性 1)ウィルス、軟腐病、ベト病、石灰欠乏症に強く栽培容易 2)平暖地の適期栽培では播種後60日~65日、高冷涼地の春~初夏蒔き 栽培では55日~65日位で収穫できる 3)球重2.5㎏~3㎏の砲弾型、外葉は濃緑色で内部は濃黄色の綺麗な コントラストとなる 4)晩抽性で芯の伸びが遅いため裂球が少なく在圃性が良い 5)平暖地の8月中旬~9月中旬蒔き10月中旬~年内穫り、結束すれば1月穫りも可能。又、早春~春蒔き5月~初夏穫りもできる 6)高冷地の4月~7月蒔き7月~10月穫り 栽培の要点 ●高冷地の春蒔き夏穫りに最適 ●早蒔きは軟腐病発生の恐れがあるので避ける

CR黄さらぎ

CR黄さらぎ

トヨタネ株式会社

(黄芯) 播種幅の広い栽培容易な中生種 品種特性 ■特長 ・石灰欠乏症・ゴマ症などの生理障害に強く、栽培容易。 ・低温肥大性と耐寒性にすぐれ、播種期の幅が広い。 ・播種後80日程度で収穫となる中生品種。 ・外葉が強健で立性のため、作業性にも収量性にも富む。 ・球の揃いがよく、球内色、葉質も極めて良い。 ■栽培のポイント ・軟腐病やウイルス病の発生を避けるため、極端な早蒔きはしない。 ・定植の際は、若苗定植で初期生育を順調に進めること。 ・根こぶ病には通常の防除を行う。 ・1~2月の冬どりでは、12月中下旬に結束が必要。

CR黄駒

CR黄駒

小林種苗株式会社

第44回全日本原種審査会一等賞受賞 良質な黄芯系白菜で食味は良く、市場性の高い品種です。 根コブ病に抵抗性があり、作りやすく、球内色鮮やかな多収性中早生種。外葉は濃緑でやや大きく葉面に縮みがあります。草姿は立性で株揃いに優れています。 球頭はよく包皮し、円筒型で胴張り、尻張りともに良く、適期蒔きで、播種後70から75日で3kg程度に達します。 生育は旺盛で、根コブ病のほかウイルス病や軟腐病などの病害に強く、石灰欠乏病などの生理障害にもなりにくい強健種です。 栽培のポイント ・播種後20日位の若苗を定植する。活着後の根張りが良くなり、がっしりと生育します。 ・施肥はやや多めにし、結球完了まで肥効が続くようにしてください。 ・根コブ病には多数のレースがあり、またその分化により抵抗性品種にも根コブのつく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

NC-079

NC-079

ナント種苗株式会社

鮮やかなパープル発色を大幅に改良。 春作もできる晩抽性。ゴマ症・アンコに強い。 紫奏子の最終進化版がいよいよ登場。 【特 徴】 ● 「紫奏子」より収穫5日遅く、播種後75日タイプの中生。 ● 発色が大幅に進化!鮮やかな紫色(中肋部にも紫入る)。 ● 晩抽度が高く、春栽培も可能! ● ゴマ症、アンコ(石灰欠乏)など生理障害が非常に少ない。 【栽培のポイント】 ● 結球ステージが高温および低温期では結球が緩くなることがあるため、播種期を守ることが重要。 ● 秋蒔き限界8月下旬まで(一般地)。春蒔き限界2/20迄。

アサヒ交配 秋まかせ85

アサヒ交配 秋まかせ85

株式会社アサヒ農園

冬に強い黄芯、キムチ・鍋物に!! 商品特性 ■特性 1.播種後約85日で収穫できる、中晩性品種です。 2.草姿は立性で、尻張り・胴張りのよい砲弾型。1球3.0kg程で良く揃います。 3.生理障害(石灰欠乏症「あんこ・縁腐れ」に強く、作りやすいです。 4.外葉は濃緑、球内色は鮮やかな黄色を示し、コントラストがたいへん綺麗です。 5.耐寒性と肥大性に優れ、年内収穫から1~2月収穫が可能です。 育て方 ■土づくり 10平方メートルあたり、苦土石灰1kg、化成肥料(成分量窒素10%・リン酸10%・カリ10%)を施します。 ■たねまき 畝間60~70cm、株間40~45cmで1穴4~5粒の種を蒔きます。 ■管理 間引 1回目…本葉2枚頃。2回目…本葉7~8枚頃に1本立ちにします。 追肥 1回目…2回めの間引きの後。2回目…結球の始まりかけ頃。 結束 1~2月収穫の場合は、12月中下旬に頭部の結束作業をして下さい。

おもむき

おもむき

カネコ種苗株式会社

抜群の在圃性と耐寒性で安心品質! 特性 ●冬どり栽培に最適な、黄芯系晩生品種です。 ●根こぶ病に強い耐病性を持ちます。 ●耐寒性が優れ、暖冬年でも過熟になりにくいので、収穫期後半まで良品生産が可能です。 ●球形は尻張り、胴張り共に優れ、よくそろいます。 ●外葉色は極濃緑色になり、球内の黄色を収穫期後半まで維持します。 ●芯腐れ、ごま症等の生理障害の発生が少ないです。 ※根こぶ病に対しては、弊社従来品種より高い抵抗性を持ちますが、地域により異なるレースがあり、発病する場合もございます。あらかじめご了承ください。

キムさん 75

キムさん 75

ナント種苗株式会社

ウマ味が逃げないから、 お鍋でこそ美味しい! キムチだけではもったいない! 【特 徴】 ● 日本の気象にマッチした韓国の人 日本の気象にマッチした韓国の人気品種をお届けします。 ● 球重3〜3.5kg。葉数系、半包皮 の75日中生種で在圃性良好。 ● 外葉の黄化が少なくべと病に強く 軟腐・ウィルス病には中程度。ゴマ症、縁腐れ、ホウ素欠乏などの生理障害に強い。 ● 従来の日本の品種と比較して球内水分が少なく、繊維が緻密なため、キムチ・浅漬けにするとしっかりした歯ごたえ。白菜本来のウマ味が外に逃げ難いため、鍋料理や炒め料理でも非常に美味しい。

きらぼし65SP

きらぼし65SP

タキイ種苗株式会社

幅広い根こぶ病耐病性! 春まきも可能な晩抽早生種! ■特長 ・幅広い根こぶ病に耐病性をもつ「きらぼし」シリーズの早生65日タイプ。 ・秋どりはもちろん、晩抽性を生かした春まき栽培にも適する早生種。 ・玉は尻張り・胴張りのよい濃緑の砲弾形。 ・適期栽培では2.5kg程度に、よくそろい、一斉収穫に向く。 ・石灰欠乏症(縁腐れ・芯腐れ)やゴマ症などの生理障害の発生が少ない。 ■栽培の要点 ・早まきは避け、播種期を厳守する。 ・春まきの育苗では、最低気温13℃以上、最高気温25℃以下を目安に温度管理する。 ・苗の順化をしっかりと行い、スムーズな活着を図る。 ・定植後は初期から生育を促進して、早めに十分な外葉を作ることが重要。 ・芯葉が立ち上がるころの乾燥は、芯腐れや生育遅延による抽苔の原因となるので、適湿を保つよう適宜潅水を行う。

きらぼし85

きらぼし85

タキイ種苗株式会社

幅広い根こぶ病に耐病性! 黄芯の冬どり中生種! ■特長 ・幅広い根こぶ病に耐病性をもつ「きらぼし」シリーズの中生85日タイプ。 ・適期栽培では、3kg程度に太る。 ・石灰欠乏症(縁腐れ・芯腐れ)などの生理障害の発生が少ない。 ・耐寒性が強く、低温結球性・肥大性に加え晩抽性にもすぐれるので、栽培適期幅が広い。 ・玉は尻張り・胴張りのよい円筒形、球内色は濃黄色で品質良好。 ■栽培の要点 ・極端な早まきは、軟腐病・ウイルス病の発生原因となるので、適期播種に努める。 ・チッソの過剰施肥はゴマ症などの生理障害の発生につながるので注意するとともに、適期収穫を心掛ける。

きらぼし90

きらぼし90

タキイ種苗株式会社

幅広い根こぶ病に耐病性! 耐寒・晩抽性にすぐれる中晩生種! ■特長 ・幅広い根こぶ病に耐病性をもつ「きらぼし」シリーズの中晩生90日タイプ。 ・耐寒・晩抽性にすぐれ、収穫期幅が広い。適期栽培では3kg程度に太る。 ・石灰欠乏症(縁腐れ・芯腐れ)などの生理障害の発生が少ない。 ・外葉は強健で立性なので、追肥・薬剤散布・結束などの管理作業が容易。 ■栽培の要点 ・耐寒性にすぐれる反面、低温結球性がやや劣るため、適期播種に努める。 ・1〜2月どり栽培では年内に結束が必要。 ・結球期の肥料切れや乾燥は玉肥大が劣るので、収穫時まで肥効を保つ。

さとぶき613

さとぶき613

株式会社サカタのタネ

栽培しやすくて食味のよい中早生品種 ■特性 ●播種後70日程度から収穫できる年内どり向きの中早生品種。肥大性が優れ、球形は尻張りのよい円筒形。球長28〜30cm、球重3.0kg前後になる。 ● 球内色は全体的に黄色が回り美しく、カット販売での商品性が高い。加工、調理後の色のりもよく見栄えが優れる。 ● 繊維質がやわらかくみずみずしいため、食感がよい。風味、甘みがのりやすく、品質のよいハクサイ生産に適する。 ● 根こぶ病に耐病性がある。耐湿性、耐寒性が優れ、石灰欠乏症、ゴマ症などの生理障害にも強く、栽培しやすい。 ■適応性 本品種は主に寒冷地の夏まき晩秋どり栽培、温暖地、暖地の秋まき年内どり栽培に向きます。根こぶ病はレースによって発病することがあるので注意してください。 ■肥培管理 定植前に元肥を施用しておきます。窒素成分で15~18㎏/10aが標準となります。有機肥料、微量要素材を併せて施してください。追肥は窒素成分で2~3㎏/10aで2~3回に分けて施します。1回目は定植10日後程で株元に施します。2回目は定植20~30日後ほど(結球始め)で畝間に施し、除草も兼ねて中耕します。 ■播種と育苗と定植 育苗期間は18日前後、本葉3枚程度で定植となります。苗の管理は徒長防止のため高床にします。灌水は天候を見ながらになりますが、過剰な灌水、午後2時以降の灌水も徒長の原因になるので避けましょう。老化苗を使うと定植後の活着、生育がわるくなり石灰欠乏症の原因ともなりますので注意してください。 ■生理障害対策 石灰欠乏症などの生理障害は、圃場に十分な石灰、ホウ素があっても発生します。原因としては、老化苗の定植、過剰な施肥、過湿、結球期の極度な乾燥、気温の変化などで根の働きがこじれ、必要成分を十分吸収できない際に発生します。これにはハクサイの根張りをよく作ることが大切です。圃場へ「バイテクバイオエース」などの有機質肥料や、完熟堆肥を投入し健全な土づくりを心がけることによって、生理障害の発生を軽減させます。有機質に富んだ圃場のハクサイは風味がよく、品質の向上にもつながります。 ■収穫 頭部を押さえて硬くなり中身がある程度締まっていたら収穫です。過熟になるとどうしても食味が落ちてしまいます。高品質なハクサイですので適期収穫を心がけます。

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