品種詳細

生理障害が少なく極濃緑で日持ちがよい早生品種 ■特性 1. 低節位から着果する早生品種。 2. 小葉で節間が詰まり、草丈がやや低いので作業性がよく密植に向く。 3. 果実は濃緑色で、やや胴が張る。 4. 日もち性がよく、店持ちする。 (注)商品名は、商品の特性を保証するものではありません。 ■適応性 温暖地や暖地のハウス、トンネル~露地栽培に適しています。露地栽培では遅霜の心配のない4月下旬頃から播種を始めます。トンネルやハウス栽培では4月上旬からの播種が目安になります。その際、霜には十分注意が必要です。 ■畑づくり(圃場準備) オクラは作土が深く、排水のよい土壌を好みます。また堆肥の効果が大きいので施用します。元肥は前作や圃場により異なりますが、窒素成分が多すぎると過繁茂となり着果不良の原因となってしまうので元肥は控えめにし、追肥で調節します。 ■播種 直播、定植どちらでも栽培可能ですが、直根性が非常に強いので直播栽培の方が適しています。発芽適温が25℃~30℃と比較的高いので、早めにマルチやトンネルの準備を行い地温を確保します。ハウスやトンネル栽培などの播種期が比較的早い作型の場合は特に注意が必要です。一穴あたり5粒播種し、十分に灌水または灌注を行います。より発芽をそろえるためには不織布のべたがけも有効です。べたがけを行った場合、徒長しやすくなるので発芽がそろったらできるだけ早く不織布を取り外します。 定植栽培の場合は、根傷みや活着不良の原因となるので、徒長と定植遅れに注意します。 栽植密度は株間15cm、条間45cm、一穴あたり3株を目安とします。 ■病害虫防除 ネコブセンチュウによる被害を防ぐために圃場準備の段階で殺センチュウ剤を使用し防除に努めます。 ヨトウムシやオオタバコガ、メイガ類による果実や株への食害による品質低下や減収があるので、防除は定期的に行います。花の中に入り込むことがあるので、開花している午前中に行うとより効果的です。アブラムシはウィルスを媒介する場合があるので、定期的に防除します。 発芽後には立ち枯れ病が発生しやすいので、播種時に薬剤の灌注を行います。また一部の立ち枯れ病に関しては不織布のべたがけも有効です。その他の病害についても予防的な防除を行います。 ■収穫 収穫サイズは8~10cmが適期となります。収穫遅れは、果実の繊維質が強くなりすぎてしまい食用に適さなくなるので、適期収穫を心がけます。 イボ果や曲がり果は草勢が強すぎる、弱すぎるときに発生しやすいので、摘葉や追肥で草勢を調節します。
ずーっとみどり

果実・収量特性

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

ガリバー

ガリバー

カネコ種苗株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き 濃緑 節間短

初期収量が上がり、作業性に優れる! 特性 ●さやは極濃緑で光沢があり、稜角のはっきりした五角形で、市場性が高いF₁品種です。 ●極早生種で、曲がり果やイボ果の発生が非常に少なく、秀品率が高いです。 ●草丈は低めで、節間は短く、葉は小さく立性です。また分枝は中程度です。 ●作型は、露地栽培はもちろんハウス栽培まで高い適応性があります。

スーパー翠星オクラ

スーパー翠星オクラ

中原採種場株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き 濃緑 節間短

極濃緑、秀品率抜群のF1五角オクラ!! ■特性 ・莢は、極濃緑で光沢があり稜角のはっきりした市場性が高いF1五角オクラ。 ・極早生種で、草勢低下による莢の曲がりや、イボ果、アントシアンの発生が非常に少なく秀品率が高い。 ・草丈と節間長は中短、葉は小さく立性で、また分枝は少ない。 ・作型は、露地栽培はもちろんハウス栽培まで高い適応性がある。

アーリーファイブ

アーリーファイブ

タキイ種苗株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き 濃緑 節間短

極早生で濃緑の5角莢種! イボ果や曲がり果の発生が少ない! ■特長 ・莢色はつやのある濃緑色で、稜角がはっきりしている5角形オクラ。 ・莢の曲がりやイボ果の発生は少なく、秀品率が高い。 ・草丈と節間は短めで中小葉。主枝の着莢数は低節位から多く、極早生のためハウス栽培でも良品の多収が望める。 ■栽培の要点 ・直播の場合は、遅霜の心配がなくなってから播種する。 ・育苗の場合は本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズに活着させる。 ・生育初期の過湿は生育不良や立ち枯れを招き、収穫期の乾燥は草勢と品質低下につながるので注意が必要。 ・追肥は1〜2果収穫したころから始める。

ペンタゴン

ペンタゴン

丸種株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き 濃緑 節間短

ツヤのある濃緑五角 極早生で品質抜群 1. 葉は濃緑小葉、節間短く草丈はやや低めでがっちりしているので倒伏しにくく、密植栽培に適しています。 2. 莢色はつやのある濃緑色で美しい正五角型、肉厚なので日持ちよく、イボ果の発生も少なく市場性に優れた一代交配オクラです。 3. 草勢は中位、低節位より節成に着莢する極早生種で露地栽培はもちろんのことハウス栽培としても好適な品種です。

翠星オクラ

翠星オクラ

中原採種場株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き 濃緑 節間短

色ツヤの良いF1五角オクラ!! ■特性 ・莢の色は濃緑で、稜角が特にはっきりした、ツヤのあるイボの少ないF1五角オクラで、市場性は最高。 ・極早生の豊産種で、葉は小さく、草丈が低いので、ハウスの密植栽培やトンネル早熟栽培にも適する。 ・分枝力が旺盛で、切り返し剪定後の側枝の発生力が強い。

ピークファイブ

ピークファイブ

株式会社サカタのタネ

共通 ハウス・トンネル栽培向き 濃緑

濃緑でイボ莢の少ない高品質オクラ ■特性 1.小葉の切れ葉で、密植でき、草丈低く倒伏しにくいです。生育旺盛で、着莢節位の低い早生品種です。 2.莢は五角で濃緑、稜角がはっきりしており、多角莢の発生がきわめて少ないです。イボ莢の発生も非常に少なく、肉厚で品質すぐれ、上物収量が多いです。 3.露地栽培だけでなく、暖地のハウス栽培まで適応性が広いです。 ■適応性 一般地・暖地の露地マルチ栽培では、晩霜の心配が少ない4月下旬ごろから播種を行います。トンネルマルチ・ハウスマルチ栽培では、露地栽培の1ヵ月前を目安に3月下旬ごろからの播種とします。その際、霜には十分注意が必要です。 ■畑づくり(圃場準備) 土壌適応性は広く、土質もとくに選びませんが、ネコブセンチュウには弱いので、汚染圃場はさけます。被害のおそれのある場合は、あらかじめ湛水や薬剤消毒をします。また、乾燥には強いですが過湿に弱いので、低湿地はさけます。 直根性作物なので、圃場はあらかじめ堆肥、苦土石灰、熔リンなどを施用して深耕します。元肥は10a当たり窒素20kg、リン酸30kg、カリ25kgを標準とします。初期窒素が効きすぎると過繁茂となり、下位節の着果不良の原因となるので、窒素は有機質または暖効性肥料を用います。定植準備は早めに行い、地温を高めておきます。 栽植距離は畝幅1.8~2m、ベット幅80cmの床をつくり、条間50cmの2条植えで株間15~20cm程度とします。 ■播種 直根性で移植性が弱い高温作物なので、最低地温16℃以上に上がってから直まきするのを基本とします。播種は1穴4~5粒程度まき、本葉3枚くらいで2~3本に間引きます。低温期の栽培や、早熟栽培では、育苗して栽培します。セルトレー50穴に2~3粒まきとし、定植は本葉1枚程度でトレーに根が回ってから行います。 ■播種 高温作物なので、ハウスやトンネル栽培では30℃を超えない範囲で高めに管理します。水分は初期は株元をやや乾かしぎみとして立ち枯れを防ぎ、じっくり育てます。着果期以降の水分は草勢を見ながら多めにやります。 追肥は2~3果収穫後草勢を見ながら施しますが、1回当たりの量は10a当たり窒素1.5~2kg前後とし、月に2~3回施用します。 ■摘葉と側枝の管理 摘葉は、収穫作業の能率化と草勢のコントロールのため、適切に行う必要があります。収穫開始ごろから下葉をかき、常時4~6枚程度残します。一般には収穫節位から下を摘葉しますが、草勢の弱いときは多めに残します。下位節から出た側枝は、そのまま伸ばして結果枝としますが、込みすぎの場合は適当に整理します。長期栽培の場合、背が高くなりすぎたら1m程度の高さで切りもどし、側枝に更新します。一度に切断すると収穫がとぎれるので、一部ずつ徐々に行うとよいです。 ■病害虫防除 発芽直後から生育初期は立枯病とネキリムシ、ヨトウムシなどによる食害が多いので、播種後、殺虫、殺菌剤を混合して土壌灌注するとよいです。収穫期以降はアブラムシ、スリップス類、ヤガなどによる被害が出やすいので、定期的に薬散を行います。 イボ莢の発生の少ない品種ですが、光線不足、窒素過多、肥料切れなどで発生するといわれているので、適正な栽培管理を行って発生減少に努めます。 ■収穫 開花後4~5日の長さ8~10cmで収穫します。曲がり果やイボ果、収穫遅れの不良果も必ず取り除かないと、草勢が低下し、肥大の遅れや不良果が増加する原因となります。