品種詳細

食味良好、香り絶妙、風味抜群な中小(ミニ)ネギ (周年各作型) ■特性 通常の中小ネギと比べて、葉身、葉鞘部ともに太く生育しながら軟らかで、加熱調理時の自然な甘みは絶品。一本ネギと比べ細身なので、火の通りが早く、軟らかさと甘みのある食味を鍋料理、炒め物、おひたし、バーベキューなど多くの料理でいつでもおいしく楽しめる。 通常の小ネギ品種と比較し、非常に多収。中ネギとして栽培した際の収量性にも優れる。 直播栽培は株間、条間10-15cmに5-10株(9515マルチ使用等)およびチェーンポットを用いての移植栽培等、多くの栽培法が利用可能。 ■栽培上の注意 アントシアンの発生はないが、厳寒期(5℃以下)や酷暑期(30℃以上)は生育が緩慢になる。施設、トンネルを用いて、ほぼ周年栽培が可能であるが、春秋収穫、施設資材を用いた冬収穫に特に好適。 冬から春には透明もしくは銀ネズのマルチ。3月彼岸までは穴あきの農PO 0.05をトンネルに使用した方が生育がスムーズにいく。彼岸以降はスリップス避に防虫ネットをトンネルに用いると良い(確実に防ぐには0.6mm目合が必要) ■播き時期 12℃から22℃の時(長袖シャツ1枚で快適)に生育旺盛になり、5℃以下、25℃以上では生育停滞するのがネギの基本生理。 この温度条件の時期を見計らい露地栽培すると、関東では、4から7月、9から11月。 施設を用いる場合、管理次第で幅広く栽培可能。 ■播種方法 直播にも対応しますが、栽培管理の計画を立てやすいポット育苗をお勧め。 128穴ポットや220穴ポットを用いて1穴あたり5粒から10粒播種。培土はガッチリくんネギ用ならば無追肥で育苗可能。 チェーンポットを用いる場合は3粒/1穴が標準的(CP303使用)。 ■植え付け 本葉3枚目が展開し終わり、本葉4枚目展開時(草丈15から20cm前後)が定植適期。 定植直後の活着をスムーズに促すために、草丈10cm程に葉を切りそろえポットにタップリと潅水しましょう。 条間、株間10から15cm前後に1ポット(5から10株)定植しましょう。この場合、防草、土壌水分保持の目的で9515マルチや3715マルチを用いると株揃いが良くなります。チェーンポット利用時は、畝幅30cmから45cmで十分です。 機械での中耕を考えている方は60cm程度畝幅を取りましょう。いずれの定植方法でも定植時に粒状殺虫剤を散布しアザミウマ、ハモグリバエ、タネバエ、ネキリムシを防除しましょう。 霜の危険性がある時期は不織布やトンネルを用います。 ■土壌条件 施設栽培等でECの測定が可能な場合は、 0.3から0.6ms/cmで窒素、カリ成分を上記施肥量の2/3から1/2量施肥、 0.3から0.6ms/cmで1/2から1/3量施肥。0.8ms/cm以上の場合は無施用で栽培。 ■肥料 PH6.0から6.5に酸度矯正し、10aあたり窒素:リン酸:カリ=10:10:10kg基肥施肥 強い降雨の危険性がある季節には雨よけトンネルや防虫トンネルが有効です。施設を利用する場合は、既述の生育適温を維持できるよう遮光資材や換気でコントロールしてください。 葉が命のネギです!薬剤ローテーションの実施やウィンドスター等の忌避剤を利用しアザミウマやヨトウムシ、べと病やさび病の防除を徹底してください。 草丈45cmの頃、様子を見て10aあたり窒素:リン酸:カリ=6:2:6kg程度追肥。 ■収穫 草丈60cm、株径1.5cm前後が収穫適期です。 2、3株で約100gになります。 ちゃんこ葱の出荷袋を利用して出荷すると良いでしょう。 夫婦労力だと1000から1500袋/日出荷が限界です。計画的な作付け出荷を心がけましょう。 ■料理 香り、風味を生かして薬味、浅漬け。焼きネギ、鍋料理、炒め物と様々な用途で利用できます。
ちゃんこ葱(TSX-507)

栽培環境・条件

果実・収量特性

ミノリス苗注文バナー

メーカー情報

トキタ種苗株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

鋭山22号小ネギ

鋭山22号小ネギ

トキタ種苗株式会社

共通 葉ネギ 露地栽培向き

栽培条件を問わず葉太りしにくい小ネギ専用F1品種。2009年度静岡県野菜品種選定協議会審査会上位入賞(周年栽培・特に秋収穫) ■特性 葉ネギ特有の食味、香味を持つ九条ネギ選抜系と葉鞘部のコシの強い千住系1本ネギから育成されたF1小ネギ品種で、栽培条件を問わず葉太りしにくくスマートな草姿を保つ。葉色は濃緑で、低温期のアントシアン発生なく、乾燥条件下での葉先枯れが少なく、非常にコントロールし易い。60cm前後で収穫する栽培に至適。 ■栽培上の注意 最も周年栽培に適した品種であり露地での厳寒期栽培以外の全ての作型に対応することが可能。 特にハウス栽培では夏季高温期を避けた作型、東北、北海道では春季-冬季の作型で特性が発揮される。全作型を通して分けつの発生はほとんど見られず葉鞘基部肥大は無い。 ■播き時期 周年各作型で栽培できますが、7〜8月播き・9〜11月収穫の秋どり栽培では、特に乾燥条件下での葉先枯れの少なさが際立ちます。 ■播種方法 露地でも栽培できますが、パイプハウスを利用すると秋冬も良品が収穫できます。 ■植え付け 畝幅130cm、高さ5〜10cm、条間20cmに直播 ■土壌条件 水はけ、水持ちよく肥沃な土壌が良い。 ■肥料 元肥として、平方メートルあたり、苦土石灰150g、完熟堆肥5リットル、低度化成肥料100g。 追肥は、チッソとカリ主体に成分量で15g目安に草丈20cmのころから3週おきくらいに収穫まで4回程度与える。 ■収穫 草丈60cm程度で抜き取り収穫します。 ■料理 香りと食味を生かして薬味等に。

一光

一光

株式会社大和農園

共通 露地栽培向き 葉ネギ

葉先の枯れ、折れが少なく品質最高 ■基本情報 品目:ねぎ 品種名:F1 一光[いっこう] ■品種特徴 ・耐暑・耐寒性に優れ、周年出荷が可能な葉ネギ。 ・葉先枯れが気になる作型でも発生が少なく栽培し易い。 ・草姿は立性で葉色が濃くて光沢が強い。 ・肉厚で葉折れが少なく、品質・収量に優れる。 ■栽培方法 <施肥> 元肥は 10aあたり N:P:K=17kg:17kg:17kg(通常の葱施肥設計より1割程度多め)を推奨する。 根張りが大人しい品種のため、生育初期では、根の成長を促すために慣行より基肥の即効成分を 1割程度多めとする。また中ネギ規格で収穫する場合は肥効を収穫期まで継続させるために、追肥型または緩効性肥料を併用した施肥設計を推奨する。ただし、収穫時期に収穫適サイズを逃さないよう過度の追肥は控える。 <種まき・定植> 直播き・育苗どちらも可。低温伸長性に優れるため、とくに厳寒期収穫の作型では、栽植密度を調節して収穫幅を広げるような栽培計画が可能。9月下旬播きにて 1月収穫から 2月収穫(近畿標準露地)までの調整が可能。一例として、奈良県内では耕種概要 畝幅 50cm、株間 10cm、条間 30cm、1穴 6~8粒の直播または育苗にて栽培。 <収穫> 中ネギとしては葉長 50cm で株あたり重量目安は20~25g。分けつの発生は少なく、外葉除去などの作業性に優れる。また葉の折れ、葉先枯れも少ないため、葉先のカットなどの出荷調整の手間が省け歩留まりが良い。 ■栽培上の注意点 品種の特性上、葉先枯れの発生は少ないが、作型に応じて以下の点に注意する。梅雨明け後の収穫を狙った作型では、長雨の後の乾燥や高温により根痛みが発生しやすく溝きり・高畝など圃場の排水を心がける。一方春先の気温が上がる時期は急激な生育に伴い、求肥量が増加するため厳冬期から春先にかけては十分な肥効を得られるような施肥設計で栽培する。 また、盛夏期など中耕時の根傷みが原因で葉先枯れが懸念される圃場においては中耕の代わりにマルチ掛けなどで雑草の発生を防ぐ。 PDF版資料(0.75MB)

菊千代

菊千代

株式会社サカタのタネ

共通 露地栽培向き 葉ネギ

濃緑で収量性に優れる周年用小ネギ ■特性 1.低温伸長性があり、低温期でも葉太りしにくく長さが確保できる。 2.葉肉が厚く、重量が乗るため箱数が出る。 3.草姿は立性で、葉色は濃緑。 4.葉がむきやすく、出荷調整作業がしやすい。 5.香りがよく、食味良好。 ■適応性 ハウス栽培(冬期)、露地栽培(周年)、刈り戻し栽培(周年)まで幅広い作型に適合します。ただし、伸長性が強い品種のため、高温期のハウス栽培ではなびきやすいので不向きです。露地栽培において排水性の悪い土壌では高温期に湿害が発生する可能性があるため、排水性のよい土壌を選定します。 ■播種と育苗 露地では移植栽培、ハウスでは直播栽培が一般的です。ネギの最適発芽温度は18~20℃です。移植栽培においては発芽適温を考慮し、温度管理に注意してください。露地栽培での育苗では1穴あたりの播種粒数が10粒前後になり、かなりの密植になります。灌水が多いと軟弱になり倒伏し、立枯病の発生を助長するので、水を絞ってガッチリした苗作りを心がけます。また15cmくらいを目安に適宜刈り戻しを行い、倒伏させないように注意します。刈り払った葉が株元に落ちたままだと、立枯れが発生するため、しっかりと刈り払います。定植1~2週間前にはハウス外に出し順化させておきます。 直播栽培では発芽・初期生育のそろいが非常に重要です。高温期においては播種後に強い日差しに当たると土壌の高温多湿・水ムラによって発芽がそろいません。遮光資材などを用いて、発芽~本葉1枚目までは丁寧に管理しましょう。低温期は発芽に時間がかかるため、ネギの発芽適温を目安にハウス内温度を管理し発芽を促しましょう。 ■病害虫防除 小ネギでの食害痕は著しく商品価値を低下させます。予防的な薬剤防除、周辺の除草、トラップを用いた予察などを徹底して、害虫防除に努めます。また病害に関しても予防的な防除を心がけます。 ■収穫 露地栽培では草丈70~80cm、ハウス栽培では50~60cmが収穫の目安です。「菊千代」は低温伸長性が特徴ですが、低温期以外ではやや伸び過ぎる場合があるので収穫遅れにならないよう適期収穫を心がけます。

竹千代

竹千代

株式会社サカタのタネ

共通 露地栽培向き 葉ネギ

濃緑で立性、高温期も収量性の高い夏用小ネギ ■特性 1.播種後60~70日で収穫できる中早生品種。 2.播種時期は3月中旬~9月中旬である夏用品種(低温期は伸びにくいので、10月以降の播種は控える)。 3.葉肉が厚く、収量性が高い。葉色は濃く立性で、極端に水切りをしなくても倒伏しにくく色抜けしにくい。 4.浅根性で水を好む。 5.そろいがよく、皮むきがしやすいため、出荷効率が非常によい。 6.種子サイズはやや大粒のため、薄まきにならないよう注意する。 ■適応性 夏期栽培の中でも、特に暑くなる6月以降の播種で品種の特性を発揮します。根張りやや浅めで、水を好む品種のため、水を絞りすぎない方が品質よく仕上がります。露地栽培でも立性で収量性が高くなりますが、疎植になると葉太りして長さも取りにくくなるので、圃場によって定植密度の調節が必要となります。 ■畑づくり(圃場準備) 基本的には排水がよく、適度に水分保持ができる圃場を準備します。圃場によって排水がコントロールしにくい場合は、ハウスの内回りに溝を切り排水性を調整します。施肥・耕うん後、しっかり灌水し地水を確保します。トラクターが入れる程度に乾いたら耕うん・整地します。元肥は10aあたり窒素20kg、リン酸20kg、カリ20kg程度を標準とします。ただし、本品種の場合、初期生育が早いため多肥栽培では過繁茂による葉の倒伏が発生する場合があるので、その場合は元肥を控えめにして、追肥で調整するようにします。4月~11月はネギの生育が旺盛な時期のため、徒長を防止するためハウスの側面換気を行い、ハウス内が蒸れないように注意します。 ■播種 播種量は10a当たり3ℓを標準としますが、圃場や時期によっては「葉太り」や「なびき」が生じるため、適宜播種量を調節します。播種から発芽までは、5~10分程度の灌水を分けて行い、表面が乾きすぎないように注意します。ここで1回の灌水量が多いと、柔らかい土が締まって硬くなり、今後の生育に影響するので注意します。また高温期には地表面が直射日光で煮えるので、遮光します(ネギの発芽適温は15~20℃)。発芽から本葉1枚目までは、地表面が濡れていると立枯病が発生しやすいため、水を控え乾燥気味にします。 ■病害虫防除 耐病性品種ではないので、慣行通り防除が必要です。春・秋はさび病・べと病・葉枯病などの葉の病気が増えるので予防的に殺菌剤を散布するように心がけましょう。夏期はネギアザミウマやハモグリバエなど害虫の発生が増加するので、それぞれの害虫に応じた殺虫剤の散布、ハウス側面からの飛び込み防止のためのネットの設置・ハウス周囲の除草などを徹底しましょう。 ■収穫 本葉2.5枚目以降、基本的には土壌水分と日中のしおれ具合で灌水を調節します。ここでも葉色を見ながら葉色が淡い場合には灌水を控えます。葉色が濃い場合は灌水を控えると、葉先が傷む場合があるため後半まで水を絞らず、軽くたたけば根から土が取れる程度の水管理をした方が、収穫物の品質はよくなります。

京千羽

京千羽

タキイ種苗株式会社

共通 葉ネギ 露地栽培向き

そろい性にすぐれ、葉先枯れに強い!荷姿が美しい葉ネギ! ■特長 ・密植してもよくそろい秀品率が高い。 ・長さと太さともによくそろい収量性にすぐれる。 ・草姿立性の細葉であるため、葉折れや倒伏の発生が少ない。 ・濃緑葉で葉先枯れにも強く荷姿が美しい。 ・低温期でも安定して生育し、1〜2月どりが可能。耐寒性があるためトンネル栽培のほか、露地栽培も可能。 ・葉鞘部のしまりがよいため安定して2葉残しでの調製が可能。葉枚数をしっかりと確保できるため歩どまりが高い。 ■栽培の要点 ・有機質を十分に施用し、通気性と排水性が良好な膨軟な土づくりを心掛ける。 ・高温期の7〜8月まきは、発芽をそろえるため遮光資材などで地温低下と乾燥防止に努める。 ・春〜初夏どりでは生育が早いため、収穫適期を守る。 ・冬季の栽培ではパイプハウスやトンネルの換気を適度に行い、しまりのよい充実した株に仕上げる。

すさまる

すさまる

株式会社サカタのタネ

共通 露地栽培向き 葉ネギ

極濃緑・多収で葉先が強い夏用小ネギ ■特性 1. 高温時期でも生育停滞しにくく、葉肉が厚く収量性が高い。 2. 葉色は濃く、立性がよいため秀品性が高い。 3. そろいがよく、皮むきがしやすいため、出荷作業性がよい。 4. 播種後60~70日で収穫できる中早生品種。 5. 種子サイズはやや大粒のため、薄まきにならないよう注意する。 ■適応性 ハウス栽培では3月中旬から9月中旬播種、5月下旬から11月下旬収穫に適します。高温時期でも生育停滞しづらい品種ですが、基本的には伸びにくくガッチリした夏用小ネギ品種です。そのため、温度がある初夏から秋収穫に適性が高く、反対に低温時期の収穫では長さが出にくくなるため、10月以降の播種は控えます。露地栽培でも立性で収量は高く仕上がりますが、疎植になると葉太りして長さが取りづらくなるので、状況に応じて栽植密度の調整が必要です。 ■圃場準備・土づくり 水分コントロールがしやすい、排水性のよい圃場を準備します。排水がコントロールしにくい場合は、ハウスの内回りに溝を切るなどして排水性の調整を行います。施肥・耕耘後、しっかり灌水し地水を確保し、トラクターが入れる程度に乾いたら耕耘・整地します。 ■播種~発芽 播種量は10a当たり3Lを目安としますが、圃場や時期によって葉太りや葉のなびきが発生するため、状況に応じて適宜播種量を調整します。播種から発芽までは表面が乾き過ぎないように注意して灌水しますが、1回の灌水量が多いとやわらかい土が締まって固くなるので、注意します。また高温時期の播種は直射日光でダメージを受けるので遮光をして地際の気温上昇を抑えます。発芽から本葉1枚目が出るまでに地表面がぬれていると立ち枯れ病が発生しやすいので、水を控え乾燥気味にします。 ■本葉1枚目~2.5枚目 本葉1枚目が展葉してきたら、灌水を再開し生育を促します。高温時期には日中表面がぬれていると根がダメージを受けて生育が停滞するので、夕方に灌水し日中は表面が少し乾いている程度にします。本品種は初期生育は早いですが、後半の生育は緩慢になり葉色が濃くなります。本葉3枚目の葉色が淡い場合は、灌水を控えて葉色を出します。 ■本葉2.5枚目~収穫まで 日中のなびき具合と、葉色を見ながら灌水量を調節します。葉色が淡い場合には灌水を控え、色を出し、適度な色を出しながら葉がなびかないように灌水量を調整します。 ■病害虫防除 本品種は耐病性品種ではないので、慣行通り防除が必要です。春・秋はさび病・べと病・葉枯れ病などの葉の病気が増えるので予防的に殺菌剤を散布するように心掛けましょう。夏期はネギアザミウマやハモグリバエなど害虫の発生が増加するので、それぞれの害虫に応じた殺虫剤の散布、ハウス側面からの飛び込み防止のため、ネットの設置・ハウス周囲の除草などを徹底しましょう。