品種詳細

莢色は濃緑、うどんこ病に強い、つるなし極早生品種 ■特性 1. 草丈は一般地では70~80cm、寒冷地の春まきや、暖地の秋まきハウス栽培では150cm前後になります。節間は短く、分枝は少ないですが、葉色は濃いです。 2. 莢色は濃く、ハウス栽培でも濃色で見栄えがよいです。莢は肉厚で甘みがあり、おいしいです。「グリーンピース」のように粒を肥大させて、莢ごと利用します。 3. 極早生で花つきがよく、下位から着花する短期多収の「スナックエンドウ」です。 4. うどんこ病に強いです。適応性広く、各地で栽培できます。 ■気象条件と潅水 冷涼で適湿の場合、つる伸びよく、良莢多収となりますが、高温ぎみで乾燥しますと、つる伸びは不良となり、品質も低下します。 ハウスで良莢を多収するには、日中の過度の高温に注意し、初期から液肥などを用いてつる伸びを促進させるようにします。 畑地でも乾燥するときは灌水の効果が大きいです。 ■畑づくり(圃場準備) 10a当たり堆肥1,500kg以上のほか、成分で窒素10kg、リン酸15kg、カリ12kgを標準とし、リン酸は全量元肥とします。 着花が非常に早いので、特に始めから肥料を効かせるように施します。 ■畑の選定 エンドウは酸性土、排水不良地には不適で、リン酸欠乏にも弱いです。耕土の深い、排水のよい地力のある圃場を選びます。連作は避けます。 ■栽植距離 畝幅100㎝、株間10㎝とし、1か所2粒まきとします。1リットル粒数は2,800~3,000粒です。エンドウの発芽適温は18~20℃です。 ■播種 秋まき(露地)は、寒害によって欠株を生じやすいので、本葉2枚くらいの小苗で越冬させるよう遅まきし、株元が凍らないよう防寒します。 春まきは、平坦地ではできるだけ早くまいて暑くなるまでに収穫します。育苗する場合は植え傷みしやすいので、大きめのポットを用いて、小苗で定植します。 ■間引き 分枝がごく少ないので間引きはしません。 ■支柱 ハウス栽培では150㎝前後、温暖地の露地栽培では70~80㎝程度の草丈になるので、これに見合った支柱(ネットなど)を立てて、ポリテープで誘引します。 ■収穫 「グリーンピース」のように粒が肥大して、莢がまだ鮮緑色で外観のよいときに収穫します。 涼しい時間に収穫し、通気のよい容器で出荷します。保冷車で出荷すると品質が非常によいです。
つるなしスナック2号

果実・収量特性

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

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似た特性の品種

ホルンスナック

ホルンスナック

株式会社サカタのタネ

共通 うどんこ病耐性 多収性

耐湿性、耐寒性強い、丈夫で生育旺盛なつるなし多収品種 ■特性 1. 「スナック」と在来の白花つるなし種との交雑により育成したわい性種です。「スナック」より耐湿性があり、寒さにも相当強く丈夫で栽培しやすいです。発育旺盛なつるなしの多収種です。 2. 草丈は70~80㎝(冷涼地や暖地のハウス栽培では100㎝以上)です。株元の分枝は秋まきで4~5本、春まきで2~3本前後、節間つまり、がっちり育ちます。 3. 初花房の着生する高さは30㎝前後。熟期はつるなし「スナック2号」より5~7日遅く、「スナック」より7~10日程度早いです。花がらは落ちやすいです。花房は葉の外へ出るので収穫しやすいです。 4. 莢は「スナック」に比べ、長さは変わらないですが幅が1~2㎜広く、子実の肥大がよいので丸々とした莢となります。莢肉が厚くて甘みがあり、やわらかで、青実と一緒に利用します。 5. 「スナック」、「つるなしスナック2号」と一緒に栽培して、出荷期の幅を広げることができます。しかし、うどんこ病は発病するので防除が必要です。 ■畑づくり(圃場準備) 10a当たり堆肥1,500㎏以上の他、成分で窒素10kg、リン酸15kg、カリ12kgを標準とし、リン酸は全量元肥に施します。莢の肥大に負担がかかるので開花が始まったら十分に肥料を効かせることが必要です。 ■畑の選定 エンドウは酸性土、排水不良地には不適で、また乾燥地ではつる伸びが悪く収量が上がりません。リン酸欠乏にも弱いです。耕土の深い、排水、保水のよい地力のある圃場を選び、一度エンドウを栽培した圃場は数年休みます。 ■栽植距離 畝幅100㎝、株間は秋まき15~20㎝、春まき12~15㎝にとり、1か所2粒まきします。1リットル粒数2,800~3,000粒です。エンドウの発芽適温は18~20℃です。 ■播種 秋まき(露地)は本葉2枚くらいの小苗で越冬させるよう遅まきし、株元が凍らないよう防寒します。 春まきは温暖地ではできるだけ早くまいて、暑くなるまでに収穫します。移植は嫌うので、育苗する場合は植え傷みしないよう大きめのポットを用いて、本葉2枚以内の小苗で定植します。 ■間引き 秋まきして分枝が多くなり株間が狭い場合を除いて、一般には間引きをしません。 ■支柱 ハウス栽培では150㎝前後、一般地の露地栽培では70~80㎝程度の草丈になるので、これに見合った支柱(ネットなど)を立てて、ポリテープで誘引します。 ■収穫 「グリーンピース」のように粒が肥大して、莢がまだ鮮緑色で外観のよいときに収穫します。過熟になると莢が白くなり、甘みもなくなって商品価値が落ちてしまいます。 涼しい時間に収穫して通気のよい容器で出荷します。保冷車で出荷した場合は品質が非常によいです。 ■ハウス栽培 「スナック」はつるが伸びすぎ、「つるなしスナック2号」は条件がよくないとつるが伸びません。 「ホルンスナック」は適度につるが伸長して、相当に多収です。うどんこ病の防除は必要ですが、低温にも強いので冬から春にかけての出荷が期待できます。

スジナインスナップ

スジナインスナップ

トキタ種苗株式会社

共通 多収性 うどんこ病耐性

待望のスジをとる必要がない白花スナップエンドウ ■特性 食味は果肉とマメに甘みが強くあり、とてもうまい。 莢長7.5~8.0cmと大莢になりやすい。 関東の秋まき春どりでは矮性で草丈100㎝前後。暖地の秋まきで無霜地帯なら春先まで伸び続ける。低温期でも着花、着莢が良い。 初期から分枝が発生しやすく、ダブル莢も多く多収が期待できる。 うどんこ病に比較的強い。 ■栽培上の注意 時期によってスジが気になってくる場合もあるので、莢厚が1cm未満の莢を目安に収穫する。 ■播種方法 直まきもしくは移植 ■植え付け 1か所に1.5~2粒播き。間引き不要。中間地は株間10~20㎝。暖地は株間10~15㎝。開花結実に低温は不要。 ■土壌条件 日当たり良く肥沃な土壌が良い ■料理 茹でてそのまま食べても甘みがあって美味しい。下ごしらえが省力化できる分、各種料理にたくさん使って欲しい。

豊成

豊成

株式会社サカタのタネ

共通 多収性

赤花、耐寒性。中莢で曲がり少ない多収品種 ■特性 ・耐寒性が強く生育旺盛で栽培しやすい。茎は太めで葉はやや大きく、側枝の出もよく、8〜10本分枝する。赤花で、草丈は150cm程度に伸びる。

スナック

スナック

株式会社サカタのタネ

共通 多収性

うまい!莢ごと食べるエンドウ ■特性 1. 米国生まれのエンドウです。青実を十分に太らせます。莢も肉厚でやわらかいです。丸莢のまま利用して、甘みがあり、独特の風味でたいへんおいしいです。 2. 莢は背面にそった形で、100gで14~15莢前後、スジあり、白花です。 3. つるありで、草丈は1.6~2.0m以上に伸び、莢は中段から上段にかけて連続して着きます。株元からの分枝は少ないです。 ■要点 ・ 酸性土、排水不良地、連作、強風の当るところはさけます。 ・ 秋まきは本葉2枚くらいの小苗で越冬させるよう遅まきし、株元をもみ殻などで防寒します。春まきはできるだけ早くまいたほうが多収できます。

あずみ野30日絹莢PMR

あずみ野30日絹莢PMR

株式会社サカタのタネ

共通 うどんこ病耐性

うどんこ病に強い極早生絹莢エンドウ ■特性 1. うどんこ病に強い極早生絹莢エンドウで、つるもちよく収量が多いです。双なり莢が多く、莢の欠粒が少なく、曲がり莢が少ないです。白花です。 2. 草勢旺盛で、草丈は140㎝程度に伸び、下位から莢がつきます。 3. 寒冷地の春まき栽培に最も適しており、また夏まき抑制栽培にも適しています。秋まきもできますが、耐寒越冬性はやや低いです。 ■畑の選定 エンドウは酸性土、排水不良地には不適で、また乾燥地ではつる伸びがわるく収量があがりません。リン酸欠乏にも弱いです。 耕土の深い、排水、保水のよい地力のある圃場を選びます。一度エンドウを栽培した圃場は3~4年休みます。 ■肥培管理 苦土石灰などで酸度を矯正した後、10a当り堆肥1,500㎏以上のほか、成分で窒素10kg、リン酸15kg、カリ12kgを標準として施します。リン酸は全量元肥に施しますが、とくにこのリン酸の効果が高いので、元肥の堆肥と一緒に溶成リン肥などを施用するとよいです。 莢の肥大は植物に負担がかかるので、開花が始まったら十分に肥料を効かせることがポイントです。追肥は、速効性の窒素とカリを1回目は開花始め、以後15日おきに、株元から15㎝程度離して施します。 ■栽植距離 畑地では直立1条植えで畝幅100~120cm、パイプ支柱利用は2条植えで畝幅210~220㎝、株間はともに12~15㎝を標準とします。 ■播種 春まきは早まきするほど収量が多いです。 育苗は、苗を定植するときの平均気温が4~5℃になる時期の25~30日前に、ポットか、床幅100~120cmのあげ床をつくって条間9㎝ほどに播種します。徒長しないよう管理し、定植7~10日前に低温にならしてから、本葉3枚程度の苗を丁寧に植えつけます。発芽適温は18~20℃です。 直まきは所定の株間に、夏まきは分枝が少ないので多めにまきます、10a当たりの播種量は移植栽培5リットル、直まき8リットル、夏まき13リットル内外です。 ■間引き 直まきでよく発芽して密生しすぎると、軟弱になり、病害虫が多発し、落花が多くなります。つるが伸び出す前にナイフなどで株元から切りとって間引きます。 ■支柱 支柱にネットを張って、つるが伸びてきたら早めにポリテープで誘引します。エンドウのつるはネットにからみつく力が弱いので、ずり落ちないようにしておきます。 ■収穫 莢に粒の形が出る前に毎日収穫します。蒸れやすいので、涼しいうちに収穫し、風通しのよい場所に広げて箱詰めします。予冷施設の利用は効果が大きいです。

成駒三十日

成駒三十日

タキイ種苗株式会社

共通 多収性

双莢性の高い早生の多収種で品質にすぐれる! ■特長 ・白花で早生の高性種。 ・耐寒性が強く、草勢旺盛で側枝の発生がよく、主枝・側枝ともに双莢性が高い。 ・莢は濃緑色で、長さは7.5cm程度によくそろう。 ・波ひだ・曲がり・奇形が少なく、子実の肥大がゆるやかで、そろいがよい。 ・肉質はやわらかく、歯切れがよい。 ■栽培の要点 ・酸性土壌と連作を避ける。 ・過湿を避け、深まきにならないよう1穴に3〜4粒播種する。 ・秋まきでは早まきを避け、大苗で越冬させないようにする。 ・収穫期間が長いので、つるの伸び始め、開花期、収穫始めのころを目安に追肥を施す。