栽培環境・条件

夏秋栽培向きのミニトマト品種一覧 全15種類

夏秋栽培とは 夏秋栽培とは、春に定植し、夏から秋にかけて収穫する作型です。ミニトマトの場合、一般的に「3〜5月定植→6〜10月収穫」の流れが該当します。雨よけ施設を利用した栽培や、冷涼な高冷地での露地栽培が主体であり、冬春の促成栽培(加温ハ

夏秋栽培向きについて

夏秋栽培とは、春に定植し、夏から秋にかけて収穫する作型です。ミニトマトの場合、一般的に「3〜5月定植→6〜10月収穫」の流れが該当します。雨よけ施設を利用した栽培や、冷涼な高冷地での露地栽培が主体であり、冬春の促成栽培(加温ハウス)とは対照的な栽培形態です。

夏秋栽培の主な産地は、冷涼な気候を活かした高冷地・東北・北海道などです。平場の産地では梅雨〜夏の高温多雨が管理上の難点となるため、栽培エリアが限られる傾向があります。一方、気温が比較的低い高冷地では夏場でも生育適温(20〜25℃)に近い環境を保ちやすく、品質・収量ともに安定したミニトマトの生産が可能です。

促成栽培では「低温・低日射への適応力」が品種選定の軸となるのに対し、夏秋栽培では「高温・多雨・病害への強さ」が中心的な選定基準となります。ミニトマトの夏秋作では、特に高温期の着果安定性と、多雨条件における裂果の少なさが経営成果を左右します。

夏秋栽培向きミニトマト品種のメリット

夏秋栽培向き品種を選ぶことで得られる最大のメリットは、高温多湿期の安定した生産です。

ミニトマトは大玉に比べて果皮が薄く、裂果が起きやすい傾向があります。夏秋作では梅雨・秋雨による多雨条件が裂果を誘発するリスクが高まりますが、裂果耐性の高い品種を選ぶことで秀品率を高め、廃棄ロスを減らすことができます。

耐暑性に優れた品種は、気温が30℃を超える条件でも花落ちや着果不良が少なく、安定した結実性を維持します。高温期には花粉の活力が低下しやすいため、この特性の差が実際の収量に大きく影響します。

経営面では、施設コスト(加温費)が不要または最小限で済む点が大きなメリットです。促成栽培では燃料費・光熱費が経営費の中で大きな割合を占めますが、夏秋栽培では加温の必要がない期間が長く、固定費を抑えた経営ができます。

適した品種の特徴

夏秋栽培向きミニトマト品種には、いくつかの共通した特性があります。

耐暑性・夏季着果性が育種上の重要な選抜基準となっているため、高温期の着果安定性は一般的に促成向き品種より優れています。一方、低温期の着果能力は促成向き品種に劣ることが多く、作型を間違えると本来の品種特性が発揮されません。

裂果耐性のある品種が多いことも特徴です。ミニトマトは大玉と比べて果皮が薄く裂果しやすいため、夏秋作では果皮強度の高い品種が特に求められます。露地や雨よけ栽培では雨後の急激な水分変動が裂果を誘発するため、品種による裂果耐性の確保は秀品率向上の有効な手段です。

意外と知られていないのですが、夏秋作では高温による果実の着色不良(ヘタ周辺が赤くならずにオレンジ〜白く残る「グリーンバック」)が問題になることがあります。ミニトマトでも品種によって高温着色性に差があるため、この点も夏秋作向き品種の選定時に確認しておくと実際の出荷品質が安定します。

栽培のポイント

夏秋栽培の成否を分けるポイントは、高温期の管理と病害対策です。

定植適期を守ることが最初の重要なステップです。定植が早すぎると高温期の開花・着果が難しくなり、遅すぎると収穫終盤(秋)が短くなります。各産地の気候条件に合った定植時期を設定し、適期苗(花芽分化が進んだ良質苗)を使用することが安定生産の出発点です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。夏秋栽培のミニトマトでは、雨よけ施設の有効活用が裂果防止と病害軽減に大きく貢献します。雨よけは天井部分のみを被覆するため、通気性を確保しながら降雨による直接的な影響を軽減できます。完全なビニルハウスと比べて施設投資が少なくて済む一方、裂果や疫病・灰色かび病の防止に効果を発揮します。

高温期の灌水管理は生育と品質の両方に直結します。夏場は蒸発量が多く水分要求量が増えるため、灌水量・灌水回数の確保が必要です。一方、雨上がり後に急激に灌水すると果実内の水分変動が大きくなり裂果を招くため、天候を見ながら適切な灌水タイミングを管理することが求められます。

病害虫管理として、夏秋作で特に注意が必要な病害は青枯病・灰色かび病・うどんこ病です。また、アブラムシやコナジラミが多発しやすい時期と重なるため、物理的防除(防虫ネット・黄色粘着テープ等)と薬剤防除を組み合わせた管理が必要です。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

品種選びのコツ

夏秋栽培向きミニトマトを選ぶ際は、以下の観点を確認することが重要です。

  • 耐暑性・夏季着果性: 高温期(気温30℃超)での着果安定性を産地での実績データで確認する
  • 裂果耐性: 露地・雨よけ栽培では特に重要な選定基準。果皮の強さと水分変動への対応を確認する
  • 高温着色性: 夏の高温期でも果実が均一に赤く着色するかを確認する
  • TYLCV・ToMV等のウイルス耐性: 夏秋作でも媒介虫が多い時期はウイルス感染リスクが高い
  • 日持ち性・硬度: 夏場は流通中の品温が上がりやすく、日持ち性が低下するリスクがある
  • 収穫期間の長さ: 長期にわたって安定収穫できる品種は、単位面積当たりの出荷量が多くなる傾向がある

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、高冷地産地ではTYLCVの発生リスクが平場より低い場合があり、耐病性の優先順位が異なることもあります。一方、平場産地での雨よけ栽培では裂果耐性と病害対策が特に重要です。地域の農業改良普及センターやJAの推奨品種情報を合わせて確認することが有効です。

市場動向とこれから

国内の夏秋作ミニトマト産地は、高冷地・東北・北海道を中心に形成されており、各産地が独自のブランドを確立しています。消費者の「夏場の国産ミニトマト」への需要は安定しており、輸入品が少なくなる夏季は市場での存在感が高まります。

気候変動の影響として、夏の平均気温上昇が産地内での栽培条件を変化させています。従来は夏でも冷涼だった高冷地でも、近年は高温ストレスが発生する日が増えており、より耐暑性の高い品種への需要が高まっています。

省力化の観点では、着果処理(ホルモン処理)の省力化に向けた品種・管理技術の改善が進んでいます。夏秋作では高温期の着果安定性が課題ですが、ハチなどの訪花昆虫を利用した受粉促進や、品種の自然着果性の活用が注目されています。

まとめ

夏秋栽培向きミニトマトは、春定植〜夏秋収穫の作型に適した品種群であり、耐暑性・裂果耐性・高温着色性が重要な特性です。雨よけ栽培が広く活用されるため、高温多湿の環境条件に対応した品種選定と栽培管理が安定生産の鍵となります。

品種選びでは、耐暑性と裂果耐性を最優先に確認し、出荷先の要件(日持ち性・硬度)も含めて総合的に検討することが大切です。

夏秋栽培向きミニトマト品種の詳細については、ミニトマトの品種ページからご確認いただけます。

15品種 表示中
キャロルムーン

キャロルムーン

株式会社サカタのタネ

収量性、秀品率が特に優れる、栽培しやすいミニトマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1,2)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性のミニトマト。 2.草勢は強く、節間が詰まるが、異常茎の発生が少なく作りやすい。 3.果皮が薄く、果肉が厚いので、裂果の発生が少ない。甘みと酸味のバランスがよく、食味が極めてよい。 4.肩部のベースグリーンがないので、黄変果の発生が少なく、果実の色まわりがよい。 5.下段より花数が適度で、花房が安定し、摘花の必要がない。 ■適応性 夏秋栽培に最も適し抑制、促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日くらいの本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触する頃に苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足の時は液肥などで追肥を行います。ミニトマトで問題となる、異型株の発生は少ない品種です。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10aあたり成分量で窒素12~15㎏、リン酸15~20㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花ごろを基本とします。灌水は、第1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■病害虫防除 青枯病の汚染圃場では、「アシスト」、「シャットアウト」などを用いて接木栽培を行います。また、近年問題となっている黄化葉巻病(TYLCV)、うどんこ病、すすかび病に対する抵抗性はないので、防除を徹底してください。 ■栽培上の注意点 ・草勢はやや強めでスタミナのある品種ですが、着果性に優れ、低段からの果実の肥大もよいので、草勢の維持がポイントとなります。 ・灌水不足は着果不良の発生を助長するので、天候に合わせて、少量多回数の灌水管理を行うとよいです。 ・温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保するようにします。低温管理の場合はホルモン処理が必要となります。 ・低温期に果実に光が当たらないと、果実の尻部の色まわりが悪くなることがあるので、過繁茂の場合は適宜摘葉を行い、果実全体に温度がかかるようにします。 ・裂果に強く、果肉が厚く、日持ち性がよいので、通常は赤熟収穫を心がけます。しかし、温度低下期に降雨があると裂果しやすくなります。降雨日の翌日に裂果の発生が多くなるので、なるべく降雨日に収穫を済ませるようにします。 ・花数が安定しているので、摘花は必要ありません。低段の花数を確保するため、若干若苗定植にするとよいです。 ・高温、乾燥により果実のへた落ち部分がやや大きくなることがあります。灰色カビ病に対しては適宜予防薬を散布し防除に努めます。 ・高温期の窒素過多により、芯腐れ果が発生することがあるので、抑制栽培の元肥は極力少なめとし、追肥も1回あたりの窒素成分を控え少量多回数で行います。

キャロルスター

キャロルスター

株式会社サカタのタネ

食味、果色、着果性が特に優れるミニトマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性で、ネマトーダに耐虫性のミニトマト。 2.節間が詰まるが、異常茎の発生が少なく栽培しやすい。 3.果皮が薄く、果肉が厚く、裂果に強い。高糖度で肉質よく、食味極良。 4.肩部のベースグリーンがないので、黄変果の発生が少ない。全体的に色回りよく、果色も非常によい。 5.下段より花数が適度で、花房が安定し、摘花の必要がない。 ■適応性 夏秋、抑制栽培に最も適し、促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日位の本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触する頃に苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足の時は液肥等で追肥を行います。ミニトマトで問題となる、異型株の発生は少ない品種です。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10aあたり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花~開花前ごろを基本とします。灌水は、第1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■病害虫防除 青枯病の汚染圃場では、「レシーブ」を用い、褐色根腐病と青枯病の汚染圃場では「マグネット」、「ブロック」、「フレンドシップ」等を用いて接木栽培を行います。また、近年問題となっている黄化葉巻病、葉かび病の新レースやうどんこ病、すすかび病に対する抵抗性はないので、防除を徹底します。 ■栽培上の注意点 ・草勢は中程度、中~後半はややおとなしいです。早めの灌水、追肥による樹勢の維持がポイントです。 ・越冬長段栽培では草勢の維持が難しいため、草勢によっては作型の中盤で摘芯を行い、樹を休ませるようにします。 ・温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保します。低温管理の場合はホルモン処理が必要です。  高温期においても着果性がよいですが、高濃度のホルモン処理は奇形果、長玉果の発生を助長させるので注意します。 ・果肉が厚く、裂果に強いので、通常は赤熟収穫を心がけます。しかし温度低下期に降雨があると裂果しやすくなります。降雨日の翌日に裂果の発生が多くなるので、なるべく降雨日に収穫を済ませます。 ・抑制栽培では若干花数が増えますが、他の作型では花数が安定しているので、摘花は必要ありません。低段の花数を確保するため、若干、若苗定植にします。 ・灰色カビ病に対しては適宜予防薬を散布し防除に努めます。 ・高温期の窒素過多により、芯腐れ果が発生することがあるので、抑制栽培の元肥は極力少なめとし、追肥も一回の窒素成分を控えるようにします。

TY花鳥風月

TY花鳥風月

ナント種苗株式会社

草勢強く安定し、コンスタントに収量性が高い! 裂果・ガク落ちが極めて少なく優れた出荷率! 形状や肥大が安定し、冬場も小玉果が僅少! 黄化葉巻・葉カビ・斑点病マルチ耐病性! ■特徴 ・平均果重は15グラム前後の豊円形。果肉は硬めで店持ち良い。 ・草勢は強い~やや強い。一般に高温作型で発生しやすい「芯どまり・めがね(異常主茎)」が起こりにくく、草勢の維持管理がしやすく、長期越冬作でも極めて栽培が容易。 ・糖度7~8度に安定し、糖度・酸味ともにバランス良い。肉質食感がしっかりしており、店持ちに優れる。 ・耐裂果性は非常に強く、肉質もしっかりしており、在圃性高く、収穫に追われにくい。 ・ガク落ち・落果も少ない。果形も環境や草勢に左右されにくいので秀品性高く、省力的。 ・やや晩生で1~2段目はシングル果房中心だが3段目よりダブル以上が増える。花数で収量を稼ぐというよりは、不良果の少なさや安定した肥大で収量が出る。 ・果皮は濃赤色で色ツヤ良好。高温期にも濃赤に着色。ベースグリーン薄く、高温期に見られる黄変果が少ない。 ・節間長は短め。 ・夏秋・抑制作、促成・長期越冬作にも好適。 ・黄化葉巻病イスラエル型・マイルド型、葉かび病・斑点病ともに耐病性。特にTY耐病性の強さは各産地にて定評がある。 ■栽培のポイント ・めがねや異常花房(カスミソウのような多花の花房)は極めて発生しにくいので、高温期の定植では草勢維持や根張り拡大を目的として、慣行よりやや若苗での定植も可能。 ・裂果やスジ果の発生が少ないので、長期越冬栽培では草勢の維持を重視して「追い込み型」の管理を行う。 ・冬期に葉色薄く、厚みのない徒長した草姿になると、加温設定を上げても果実肥大には繋がらない。肥大促進には昼夜温格差を付けて栄養生長と生殖生長(果実肥大)のバランスを取ることが重要。徒長していると思われる時は夜温設定を0.5~1℃程下げて様子を見る。ただし日中温度は下げないようにする。 ・大葉で湿度のこもりやすい草姿となるので、灰色かび・疫病などの防除は定期的に。 ・抑制産地では、初期の肥効が強いと草勢過多による、ツヤ無し果が発生することがあるので注意。

キャロル10

キャロル10

株式会社サカタのタネ

高品質で耐病性があり栽培しやすいミニトマト ■特性 1. 萎凋病(F:R-1)、ToMV(Tm-2a型)、葉かび病に抵抗性で、斑点病に耐病性、ネマトーダに耐虫性のミニトマトです。 2. 草勢ややおとなしく、若苗定植が可能で栽培しやすいです。 3. 裂果の発生が少なく、果ぞろいよく、上物率が高いです。 4. 果実は肉厚で、果皮が薄く口に残らず、高糖度で食味極良です。果実はテリがあり、果色が鮮やかで、とくに照明下での見栄えがよいです。 5. 下段からダブル花房でとくに初期収量があがります。 ■適応性 夏秋栽培に最も適し、促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日くらいの本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触するころに苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは液肥などで追肥を行います。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10a当たり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花前を基本とし、若苗定植が向いています。灌水は1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■栽培上の注意点 ・ 草勢が初期ややおとなしく、着果性がよいので、若苗定植や早めの灌水、追肥による草勢の維持がポイントになります。 ・ 温度管理は最低夜温10~11℃でよいですが、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保します。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。 ・ 裂果に強く、果肉が厚く、日持ち性がよいので、完熟収穫を心がけます。 ・ 抑制栽培などの高温期の栽培では、花数が多くなり小玉傾向となることがありますので、花数を制限します。 ・ 節間はやや伸びるので、長段栽培では斜め誘引が望ましいです。 ・ 越冬長段栽培では草勢の維持が難しいため、適芯を行い、樹を休ませるようにします。

サンチェリーエキストラ

サンチェリーエキストラ

トキタ種苗株式会社

甘さ、味最高、高品質で多収 ■特性 おいしさ最高でミニトマトの代表的な品種。草勢旺盛で草丈高く多収。果色は鮮やかな濃赤紅色で13から14gの重さ。糖度は9度前後に安定して甘い。 ■栽培上の注意 周年栽培が可能ですが、異常茎・欠乏症の発生が極めて少ないため、雨よけ・抑制栽培に特に適します。草勢は強く、暴れることなく極めて安定しているので、収量の波が少なく、栽培期間を通して高品質の果実を収穫できます。 耐病性はTMV(Tm2a/+)、萎ちょう病(レース1)に対して示します。

サンチェリースマイル

サンチェリースマイル

トキタ種苗株式会社

サンチェリーシリーズの良食味を受け継いだ、葉かび病抵抗性品種 ■特性 葉かび(Cf-9)抵抗性、ウィルス病(TMV-Tm2a)と萎凋病(R-1)抵抗性を持ち、異常茎、芯どまりが発生しにくく栽培容易な品種です。 花房は初期からダブル中心で1花房あたり15-35果と安定して着果します。1果15g前後、糖度は8度に安定し、裂果が極めて少なく秀品率が高い。 ■栽培上の注意 サンチェリーシリーズの名にふさわしい良食味と輸送性、日持ち性を兼ね備えています。 自根は、深根性なので、肥料水分の急激な変化にも鈍感で育てやすい。 ■播き時期 促成、無加温、雨よけ栽培に適します。台木はキャディ1号が好適。 ■播種方法 適切な温度管理で育苗する ■植え付け 開花前の若苗定植を基本とする ■土壌条件 強草勢時は、下葉を摘葉し果房を光線に当てる 6) 弱草勢時は、芽欠きは遅めにし、果房の下の側枝を伸ばし葉2~3枚残し摘芯~葉面積確保 ■肥料 元肥 夏秋栽培 N 10Kg P 20Kg K 15Kg (10a当たり) 越冬栽培 N 10Kg P 25Kg K 20Kg 抑制栽培 N 5Kg P 20Kg K 15Kg 追肥は、第3段開花時から 10a 当たり、N で2Kg を1段おきに与える ■収穫 果色は、光沢があり、黒っぽくない。適期に収穫する。 ■料理 サラダ、フルーツ感覚で食味極良好

サンチェリーピュアプラス

サンチェリーピュアプラス

トキタ種苗株式会社

葉かび抵抗性・ピュアより強い斑点病強耐病ミニトマト(夏秋〜越冬短期栽培) ■特性 ピュアの収量性はそのままに、より早生に、より斑点病に強く改良した品種。高温着果性も良いので、特に夏秋〜越冬短期までに推奨。 ■栽培上の注意 ピュアよりも葉枚数で2,3枚早く咲くので、2段目が開花したころから追肥する。 果形を保つため、水を切らさないようにする。 ■播き時期 早生性、高温着果性を生かして、12月まきで6月おわり、夏秋どりなどの作型に適する。 ■播種方法 若苗定植、セル苗定植で樹を作ること推奨 ■肥料 ベースグリーン予防のため、収穫終盤には窒素を切る。たとえば、9月いっぱいで終わらせる地域は7月末の追肥ではチッソを与えそれ以降はPKのみか水管理とする。

あめ玉

あめ玉

有限会社フジミ・オフィス

収獲容易な糖度の高い豊産種 特性 1)草勢は強く葉は濃緑で厚みがある 2)節間は中位で、上位節まで安定着果する 3)1房20果程度着果し、シングル・ダブルの混在型である 4)ハウス半促成から抑制栽培に向く中早生品種 5)萎凋病(F1)、根腐れ萎凋病、ネマトーダ(M)、葉カビ病等に複合耐病性であり比較的病気に強い品種である 栽培の要点 ●抑制栽培では、若苗定植とし、初期の草製を強く維持する ● 半促性栽培では、開花直前の苗を定植する ● ハウス内の最低温度に注意する ● 追肥は早めに行ない、3節目以降を中心に収穫する

TYまなつレッド

TYまなつレッド

有限会社フタバ種苗卸部

春まき初夏~初秋獲り専用の耐病性プラム型ミニトマト。 半芯止まり性で側枝(わき芽)の摘除が必要無く省力栽培が可能。 果重約17g、糖度は8度になり甘味と酸味のバランスが良い。 トマト黄化葉巻病(イスラエル型・マイルド型の両タイプ)に対して 耐病性を示す。 萎凋病(R-1.2)ToMV(Tm-2a)に抵抗性を示す。

アルル

アルル

朝日アグリア株式会社

食味極良!TY耐病性品種 お待たせしました TY トマトに食味革命 【特徴】 「適作型:越冬・促成・半促成・夏秋に最適」 ① 黄化葉巻病イスラエル系統及びイスラエルマイルド系統に耐病性。 ② 黄化葉巻病の他に、斑点病、葉かび病(Cf-9)、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a 型)、ネコブセ ンチュウに耐病耐虫性。 ③ 早晩性は早生。段の進みと果実の色まわりが早い。 ④ 理想とする最適な草勢は中程度。異常茎の発生が極めて少ない。節間長は中程度。 ⑤ 花房はシングルやダブルが多いが、草勢や温度条件によっては多花房となる。花数は 20~40。 ⑥ 裂果はやや少なく、すじ果、黄変果、へた落ちも少なく可販果率が高いため、計画的に出荷できる。 ⑦ 果実はきれいな球形となる。果重は13~18gとなりMサイズによく揃い、3Lと2Lの発生が少ない。 ⑧ 果色は濃赤色で光沢と艶がある。 ⑨ 特別な水管理をせずに通常の栽培方法でも全期間通じて糖度は高くなり、極めて甘い。 ⑩ 適度な酸味が加わり後味を引く芳醇な味。女性やお子さんに好まれる食味。 ⑪ 果皮は薄く口に残らず、極めて美味しい。 [栽培の要点] ①青枯れ病、萎ちょう病、半身萎ちょう病、根腐れ萎ちょう病、褐色根腐れ病発生圃場では、Tm-2a タイプの台木をご使用下さい。草勢が弱くなりがちの品種ですので、台木の草勢は中程度から強めのものが適します。 ②後半まで草勢を維持し、収量を確保するため、定植は老化苗を避け植え遅れないようにしましょう。越冬・促成栽培では定植から 7~10 日後に開花する苗が最適です。追肥や潅水は早めに行い、草勢を落とさないようにしましょう。 ③高温期は花数が極端に増えることがあります。花房の先の果実は小果となりやすく、またその後の草勢低下をまねくため、早めの肥培管理を行い、草勢維持に努めて下さい。 花房先の遅小花の果実は小玉で品質も悪いので花摘果をお願いします。全期間を通じて、1 花房あたり 40 果以下になるように摘果して下さい。 ④トマト黄化葉巻病耐病性ですが、強いストレスがかかった場合など発病することがあります。コナジラミの防除は感受性品種と同様に行って下さい。

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