果実・収量特性

多収性のオクラ品種一覧 全21種類

多収性オクラ 多収性オクラとは 多収性オクラとは、単位面積あたりの莢の収穫量が多い特性を持つオクラ品種の総称です。オクラ(アオイ科トロロアオイ属)は主茎の各節に花を咲かせ、連続的に着果する作物であり、収量は1株あたりの着果節数・着果率・莢の

ノリタケ ファインバブル装置バナー(モバイル)

多収性について

多収性オクラ

多収性オクラとは

多収性オクラとは、単位面積あたりの莢の収穫量が多い特性を持つオクラ品種の総称です。オクラ(アオイ科トロロアオイ属)は主茎の各節に花を咲かせ、連続的に着果する作物であり、収量は1株あたりの着果節数・着果率・莢の重量、そして栽培面積あたりの株数によって決まります。多収性品種はこれらの要素が総合的に優れており、同じ管理条件下でより多くの収穫が期待できる品種群を指します。

オクラの収量を構成する要素を分解すると、節間の短さ(着果節が多くなる)、着果率の高さ(花が確実に莢になる)、草勢の持続性(栽培後半まで着果が続く)の3点が特に重要です。多収性品種はこれらの要素のうち複数が優れている特徴を持っています。

まず押さえておきたいのが、オクラの収量は品種のポテンシャルだけでなく、栽培管理の質に大きく左右されるという点です。オクラは高温を好む作物であり、適温条件下では旺盛に生育して次々と着果しますが、低温や過度な乾燥、肥料切れなどのストレスを受けると着果率が低下し、多収性品種であっても収量が伸びないことがあります。品種の能力を最大限に引き出す栽培管理が、多収の実現には不可欠です。

多収性オクラの魅力

多収性オクラの最大の魅力は、面積あたりの収益性の向上です。オクラは1莢ずつ手作業で収穫するため、収穫に要する労力は着果数に比例して増えますが、収穫量の増加に伴う売上の向上幅は管理コストの増加を上回ることが一般的です。限られた栽培面積で効率よく収量を確保したい経営体にとって、多収性品種の導入は有力な選択肢です。

経営面のメリットとして、出荷量の安定化による市場取引の信頼確保があります。オクラは夏場の市場に安定供給が求められる品目であり、まとまった出荷量を継続的に維持できる産地は、市場や量販店からの評価が高くなります。多収性品種を活用して出荷量を安定させることは、取引先との関係強化につながります。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。多収性品種の中には、分枝の発生が旺盛な品種があります。側枝が伸びてそこにも着果することで、主茎のみの品種と比較して大幅な増収が見込めるケースがあります。分枝型の品種は栽植密度を調整する必要がありますが、うまく管理すれば1株あたりの収量を飛躍的に高めることが可能です。

また、多収性品種は草勢が旺盛な傾向があり、高温期のストレスに対しても比較的安定した生育を示します。真夏の猛暑日が続いても着果が途切れにくい品種は、夏場の安定出荷を支える基盤となります。

消費者・市場ニーズ

オクラの国内消費は、健康志向の高まりを背景に安定した需要を維持しています。ネバネバ食材としての認知が定着しており、夏場の食卓に欠かせない野菜の一つとしてのポジションを確立しています。

スーパーマーケットの青果売場では、オクラは夏場の定番商品として棚が確保されており、安定した販売が見込める品目です。袋詰め商品が主流ですが、近年はバラ売りや少量パックなど、消費形態の多様化も進んでいます。いずれの販売形態においても、莢の品質(色の鮮やかさ、硬化していないこと、適度なサイズ)が消費者の購買に影響する重要な要素です。

業務用需要も見逃せません。外食産業や中食産業では、オクラはサラダ・天ぷら・和え物・カレーの具材として幅広く利用されており、安定した供給量と品質の均一性が求められます。多収性品種を活用して安定出荷体制を構築することは、業務用取引の拡大にもつながります。

産地間の競合という観点では、鹿児島県・高知県をはじめとする主要産地に加え、各地の中小産地がオクラの生産に取り組んでいます。多収性品種の導入は、産地としての供給力を高め、市場での存在感を維持するための基盤となります。

栽培のポイント

多収性オクラの収量ポテンシャルを最大限に引き出すためには、オクラの生理特性を理解した栽培管理が不可欠です。

栽植密度の設定は、多収性品種では特に重要な検討項目です。オクラの一般的な栽植密度は畝幅90〜120cm、株間30〜45cm程度ですが、多収性品種では品種の草姿(主茎型か分枝型か)に応じた調整が必要です。分枝が旺盛な品種はやや疎植にして株間の通風を確保し、主茎型の品種はやや密植にして面積あたりの着果数を増やす方向で調整します。

施肥管理では、長期収穫に対応した持続的な肥効の確保が収量維持の鍵です。オクラは肥料要求量が比較的多い作物であり、特に収穫期間中の窒素供給が不足すると草勢が衰え、着果率が低下します。元肥をしっかり施用した上で、収穫開始後は2〜3週間ごとの追肥を行い、草勢を維持します。ただし、窒素の過剰は茎葉の過繁茂を招くため、草勢の観察に基づいた適切な量の調整が大切です。

水分管理については、オクラは乾燥に比較的強い作物ですが、着果期の水分ストレスは莢の品質低下(曲がり果、硬化の促進)につながります。特に、多収性品種は着果数が多い分、水分の消費も大きくなるため、マルチ栽培や灌水設備の活用が有効です。

収穫は、オクラ栽培における最大の労働負荷であり、品質管理の要です。莢の伸長は開花後の気温に大きく左右され、高温期には1日で収穫適期を逸することもあります。多収性品種では莢数が多い分、収穫作業の効率化が経営上の重要な課題になります。早朝の涼しい時間帯に収穫を行い、収穫後は速やかに予冷することが品質保持のポイントです。

品種選びのコツ

多収性オクラの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 着果数と節間の長さ: 節間が短い品種ほど着果節が多くなるが、収穫作業がやや手間になる場合もある
  • 草勢の持続性: 栽培後半(8月〜9月)まで草勢が維持されるかどうかが総収量に大きく影響する
  • 分枝性: 側枝の発生が多い品種は増収が見込めるが、栽植密度と整枝管理の工夫が必要
  • 莢の品質: 多収であっても莢の色・形・サイズが市場の要求を満たさなければ経済的なメリットは限定的
  • 莢の硬化速度: 収穫適期が短い品種は収穫の遅れが品質低下に直結する。硬化が遅い品種は管理上有利
  • 耐暑性: 夏場の高温期でも着果が安定する品種を選ぶことが安定した多収の前提条件
  • 耐病性: 施設・露地を問わず、葉すす病やうどんこ病への耐性は実質的な収量に影響する

意外と知られていないのですが、多収性品種は収穫作業の負荷が高くなるため、経営規模と労働力のバランスを考慮した品種選定が重要です。収量ポテンシャルの高い品種を導入しても、収穫が追いつかず莢が硬化してしまっては、結果的に商品収量は増えません。自分の経営体の収穫能力に見合った品種を選ぶことが、実質的な増収につながります。

市場動向とこれから

オクラの国内市場は、夏場の安定需要を背景に堅調に推移しています。輸入品との競合は続いていますが、国産オクラは鮮度と品質の面で差別化が可能であり、特に直売所やこだわり系の販路では国産品への需要が根強い状況です。

主要産地では、多収性品種の導入による生産性向上が栽培体系の改善テーマの一つとなっています。面積あたりの収量を高めることで、経営の収益性を向上させつつ、市場への安定供給を維持する取り組みが進んでいます。

品種育成の面では、多収性と莢の品質(柔らかさ・色の鮮やかさ・均一なサイズ)を高いレベルで両立する品種の開発が各種苗メーカーで進められています。また、莢の硬化が遅く収穫適期の幅が広い品種は、収穫作業の省力化に寄与するものとして注目されています。

今後の展望としては、農業従事者の減少と労働力不足が進む中で、多収性と省力性を両立した品種への需要がさらに高まると予想されます。また、消費者の食に対する多様なニーズに対応するため、五角オクラ・丸オクラなど莢の形状のバリエーションも含めた多収性品種の選択肢が広がることが期待されます。

まとめ

多収性オクラは、面積あたりの収穫量に優れ、経営の収益性向上と安定出荷に寄与する品種特性です。着果数の多さ・節間の短さ・草勢の持続性が多収性を支える主要な要素であり、品種のポテンシャルを引き出すためには適切な栽培管理が前提条件となります。

品種選びにあたっては、収量ポテンシャルだけでなく、莢の品質・硬化速度・草姿・耐暑性を総合的に検討し、自分の経営規模と労働力に見合った品種を選定することが重要です。栽培管理では、持続的な施肥管理と適切な水分管理が収量維持の鍵となります。多収性品種の導入効果を最大化するには、収穫体制の整備を含めた経営全体の設計が求められます。

21品種 掲載中
アーリーファイブ

アーリーファイブ

タキイ種苗株式会社

極早生で濃緑の5角莢種! イボ果や曲がり果の発生が少ない! ■特長 ・莢色はつやのある濃緑色で、稜角がはっきりしている5角形オクラ。 ・莢の曲がりやイボ果の発生は少なく、秀品率が高い。 ・草丈と節間は短めで中小葉。主枝の着莢数は低節位から多く、極早生のためハウス栽培でも良品の多収が望める。 ■栽培の要点 ・直播の場合は、遅霜の心配がなくなってから播種する。 ・育苗の場合は本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズに活着させる。 ・生育初期の過湿は生育不良や立ち枯れを招き、収穫期の乾燥は草勢と品質低下につながるので注意が必要。 ・追肥は1〜2果収穫したころから始める。

アサヒ交配 スーパーファイブ

アサヒ交配 スーパーファイブ

株式会社アサヒ農園

色鮮やかな極早生多収高品位種 商品特性 ■特性 節間短く着莢節位低く、早期より多収穫が得られる極早生種です。 果実のイボ、曲り、アントシアンの発生が少ないので、品質が良く市場性が優れています。 果色は濃緑で光沢があり、老化速度も遅い五角形果で揃いが良いです。 育て方 ■苗づくり 直径9cmのポットに4粒ほどタネをまきます。 発芽揃いのため、水に一昼夜、浸してから蒔くとよいです。 本葉3~4枚になるまで間引きぜずそのまま育てます。 ◇直まきしても良いです。 欠株を防ぐために、1穴4~5粒ほど播種すると良いです。 ■植えつけ 畝を立て、マルチを張ります。株間30cm程になるように苗を植えつけます。 ■間引き オクラは1本植えにすると生育しすぎて茎が大きくなり、莢が固くなってしまいます。 1穴に2~3本で育てるのをオススメします。 本葉が2~3枚のころに、生育のよいものを残し、株の根元から切り取って2~3株にしてあげましょう。 ■追肥・潅水 最初の追肥は1番果の収穫頃に行います。それ以降は2週間に1回程度追肥すると良いです。 こまめに水やりをし、敷ワラなどで乾燥を防いであげましょう。 ■収穫 開花後、1週間~10日程で収穫できます。 つけ根をハサミ切り取りましょう。やわらかいうちに収穫してください。収穫が遅れると莢が硬くなってしまいます。 実の表面は傷つきやすいので強く押さないようにやさしく収穫しましょう。 収穫が始まったら、肥料を切らさないように追肥してください。 ■摘葉 生育が進み、下の方の葉が混み合ってきたら、収穫莢の下の2枚の葉を残し、それから下をとり除き、通気性を良くしましょう。

アベルグリーン

アベルグリーン

ナント種苗株式会社

濃緑、シャープな 稜角、多収。 ■特徴 ・果実は濃緑、稜角がシャープで形よい。 ・イボ果・曲がり果が少ない。 ・低節位から着果性が良く、多収。 ・草勢は強く、生育が早い。 ・葉は中葉で切れ込みが深い。 ■栽培のポイント ・元肥を少なくし、追肥主体の栽培管理を行い草勢維持を図る。収穫が始まったら、肥料切れに注意し、早めの追肥を心がける。

いなみどり

いなみどり

小林種苗株式会社

小林交配 オクラ種子 いなみどり 果型が綺麗で高品質!極早生の多収オクラ 特性 ・果実の色は濃緑色で、陵角がはっきりしており、へこみの少ない正五角莢種です。 ・収穫期までの成長期間が短い極早生種で、なお且つ、 とても多く収量が期待できる豊産種でもあります。 ・曲がり果、イボ果の変形果が少なく、またアントシアンの発生も少ないので ・高品質の成果が収穫できるのがセールスポイントです。 草丈は中位で、葉は切込みの深いモミジ葉です。 ・光の透過率も良好です。 栽培のポイント ・オクラはネコブセンチュウに弱いので、土壌消毒又は輪作等で防除してください ・カメムシ等害虫の発生は果実の品質を落とすので注意してください。 ・オクラは吸肥力が強いので樹勢をよく観察し適宜追肥してください。

エバーグリーンオクラ

エバーグリーンオクラ

宝種苗株式会社

秀品率の高い早生種。食味良い ●栽培中、安定して高品質オクラが収穫できる。 ●イボ果や芯止まりが少なく多収。 ●莢の長さは8cm程度。鮮度感のある濃緑色で市場性が高い。 ●肉質柔らかで食味良好。 ●早生種で葉は小さめ。低温時のアントシアンの発生が少ない。

かこみどり

かこみどり

小林種苗株式会社

小林交配 オクラ種子 かこみどり 驚きのモチモチ食感!極早生多収の五角オクラ! 特性 ・果実は淡緑色で柔らかくモチモチした食感が楽しめます。 ・収穫が遅れても硬くなりにくく、品質優れるため、 少し大きめのサイズでも収穫できます。 ・極早生で初期より収量が多いです。 抑制栽培にも適し、7~8月まきでは播種後30日頃から収穫できます。 ・草丈は中低、節間は短く小葉で密植栽培にも適します。

キャスバル

キャスバル

ヴィルモランみかど株式会社

イボ果の発生が少なく、芯止まりの少ない多収品種 ■品種の特性 1. 莢色は濃緑で美しい。 2. 稜角がはっきりして、へこみが少ない。 3. イボ果など生理障害果の発生が非常に少ない。 4. 食味にも優れ、美味しい。 ■栽培のポイント 1. 草勢は中程度で管理しやすい。 2. 芯どまりは少ないが、ハウス栽培では注意する。 3. 生育期後半の硬化莢の発生に注意。

グリーンジュエリー

グリーンジュエリー

トキタ種苗株式会社

極濃緑・高品質果実、早生多収 ■特性 果実は極濃緑色で均等に太く、ボリューム感があり、アントシアンやイボ果の発生はほとんどありません。 生育後半も曲がり果は少なく長期にわたり秀品の収穫が可能で商品化率が高い早生品種です。 既販の品種より葉が細く密植栽培が可能です。 ■栽培上の注意 畝幅1m株間25cmで3-4株立ちにします。 地温18℃を目安に直播きかポット苗を定植します。 日当たりと排水のよい畑が良く、元肥は10アール当たり堆肥1t、苦土石灰80kg、化成肥料をチッソ成分で10kgを基準とし、遅くとも定植の1週間前には土になじませます。連作はなるべく避けた方が良いでしょう。茎葉の生育をみて追肥します。 ■播き時期 地温18℃を目安に播種。種皮が堅いので、表面に傷をつけたり、一晩吸水させてから播くとよい。 ■播種方法 直播かポット苗を定植 ■植え付け 幅1m株間25㎝で3~4株立ち ■土壌条件 日当たりと排水のよい畑が良い ■肥料 元肥は10アール当たり堆肥1t、苦土石灰80kg、化成肥料をチッソ成分で10kgを基準とし、遅くとも定植の1週間前には土になじませる ■収穫 採り遅れないよう早め、早めの収穫を心がける ■料理 おひたし、和え物、サラダ、スープ

ジュピター

ジュピター

株式会社武蔵野種苗園

長期多収型で生理障害果少なく、食味に優れる 特性 ●低節位から着果し初期収量に優れ、頂芽数が多く栽培後半まで収量性に優れる。 ●生理障害果(イボ果・曲がり果・スレ果・アントシアン果)の発生が極めて少ない。 ●果色は、濃緑色で光沢があり鮮やかで市場性が高い。 ●しなびや果実が変色(黒ずみ)しにくく、棚持ち性に優れる。 ●草勢は、中程度で栽培後半まで維持しやすい。節間・葉は中程度で管理のしやすい草姿である。 ●ハウス栽培から露地栽培まで適応作型が広い。 栽培のポイント ●無理に早まきすると、発芽の不揃いや苗立ち枯れ病が多発するので、地温が十分確保できるようになってから播種する。 ●しゅうかくが始まったら、草勢を見て灌水・追肥をはじめ、乾燥時は積極的に灌水を行う。収穫後半は、葉面積を確保するために葉はやや多めに残す。

ジョニー

ジョニー

カネコ種苗株式会社

長期多収型品種、品質が良好! 特性 ●さやは光沢が強い濃緑色で、さや質の軟らかい極早生種です。●形は美しい五角形になり、曲がり果やイボ果が少ないです。●草丈や葉の大きさは中程度で、生育後半まで樹勢を維持しやすい作りやすい品種です。

スカイバード

スカイバード

株式会社大和農園

濃緑、豊産多収の五角種 ■品種特徴 ○分枝力が旺盛。側枝を活かした短期多収栽培に適する。 ○イボ果・曲がり果の発生は少なく、揃い抜群。 ○果実色は鮮やかな濃緑色。

スターエンゼル

スターエンゼル

渡辺農事株式会社

高温期にも安定多収の濃緑種 ■特性 ・夏場の成り疲れが少なく、全期を通して安定して収穫でき、収量性が高い。 ・収穫終盤まで稜角のはっきりした5角形で、イボ莢、曲がり莢の発生が少ない。 ・莢は毛じが少なく、光沢のある濃緑色。クチバシの長さは中程度。 ・莢はとてもやわらかく、大きくなっても硬くなりにくい。また収穫後の黒シミの発生も遅く日持ちが良い。

ブルースカイ

ブルースカイ

ヴィルモランみかど株式会社

早期収穫を目指すならこれ! ■特徴 特性-1 熟期:早生 草勢:中 特性-2 草丈:低 側枝の発生:多 特性-3 莢色:緑 莢形:正五角形 ■品種の特性 1. 莢の突起が少なく、肌が美しいへこみの少ない正五角形。 2. 低節位から連続着莢する早生、 莢色の退色もなく長期どりできる豊産種。 ■栽培のポイント 1.栽培条件 生育適温は昼温25℃~30℃、夜温20~30℃。最低気温10℃以下では生育が停滞し易くなり落花も多くなる。発芽適温は25℃~30℃が最適。 2.圃場条件 土壌はあまり選ばないが、排水が良く耕土の深い肥沃な土壌を好む。pH6.0~6.8が最適。多湿を嫌う作物のため、排水の良い圃場を選ぶ。水田転換畑で作付ける場合は排水対策を十分に行う。ネコブセンチュウの被害が心配される圃場では出来るだけ輪作体系を組むか土壌消毒を実施する。 3.圃場準備 早めに圃場を選定し、土作り・排水対策等の準備を十分に行う。畝の高さは排水を考え高畝にする。畝幅は日当たり・排水・作業性などを考慮。播種の2週間前にはマルチングを行い、地温確保に努める。 オクラは吸肥力が強く生育も旺盛。元肥が多過ぎると過繁茂となり、着果不良・イボ果・曲がり莢の原因ともなる。追肥中心の栽培を行うことが良品多収のポイント。 4.播種 硬実種子であるため、播種前に一晩ぬるま湯につけて発芽を良くする。但し浸種の際は翌日の天候を確認する。一度浸種した種子は乾かさないこと。地温16℃以上で安定した事を確認し、1穴5粒以上を播種する。深さは爪の深さ程度が最適で深まきは禁物。脇芽は基本的にすべて取る。 5.追肥 収穫開始した時期から追肥を始める。追肥が遅れると節間が詰まり芯止まり状態になりやすい。草姿は常に開花した花の上に 2~3枚の展開葉を維持する。草姿を見ながら2~3週間ごとに、窒素成分で2~3kg/10a前後の追肥を行う。少量多回数の追肥が望ましい。 6.潅水 生育初期は過湿に弱く、立ち枯れ病に注意。本葉3枚頃までは 乾燥状態では生育が遅れるため適湿を保つ。7月~8月頃になると収穫も最盛期になるため、積極的に潅水する。 7.摘葉 摘葉には通風・採光性が良くなり、徒長を防ぎ病害虫の発生を抑制する効果がある。また側枝の発生・着果の促進、品質低下を防ぐ効果もある。 基本的には着莢節位の下1、2枚程度残して摘葉する。草勢が強いときは着莢節位までの葉を摘葉。弱い場合は着莢節位の下 3枚程度残す。極端な摘葉は生育を抑制し減収となる場合もあるので注意。 8.収穫 生育が順調な場合は播種後65日頃より収穫が始まる。開花後は5日程度で収穫となる。

ベターファイブ

ベターファイブ

タキイ種苗株式会社

極早生の5角オクラ! 早出し可能な多収種! ■特長 ・稜角が特にはっきりした、緑莢でつやのある極早生5角オクラ。 ・小葉で草丈が低いので、ハウスの密植栽培やトンネル早熟栽培にも適する。 ・分枝力が旺盛で、切り返し剪定後も側枝の発生力が強い多収種。 ■栽培の要点 ・直播の場合は、遅霜の心配がなくなってから播種する。 ・育苗の場合は本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズに活着させる。 ・生育初期の過湿は生育不良や立ち枯れを招き、収穫期の乾燥は草勢と品質低下につながるので注意が必要。 ・追肥は1〜2果収穫したころから始める。

ホワとろオクラ

ホワとろオクラ

サントリーフラワーズ株式会社

まろやかな味の白オクラ ■特長 ・優しい食感と粘り気が特長。 ・生食にも適している。 ・早生タイプで初期から多収穫が期待できる。 【収穫適期果長】10~15cm 【栽培適性】プランター、畑

ロングスターオクラ

ロングスターオクラ

中原採種場株式会社

大きくなってもやわらかで濃緑色、大長五角オクラ!! ■特性 ・柔らかで濃緑色の大長五角オクラ。 ・出荷規格Lサイズ(10~12cm)に良く揃い、調整作業は容易である。 ・曲がりやイボ果の発生は少なく、秀品率が高い。 ・従来のオクラは、収穫が遅れると硬くなるが、本種は通常より2~3日収穫適期が長いので15㎝程度で収穫しても柔らかい。 ・莢を大長(Lサイズ以上)で収穫するので増収となり、直売所等での販売に有利である。 ・多収品種なので、こまめな追肥を行い草勢維持に努める。

丸とろオクラ

丸とろオクラ

サントリーフラワーズ株式会社

とろみが強く肉厚 ■特長 ・とろみが強く肉厚でクセのない味わいの丸オクラ。 ・柔らかい莢で筋が入りにくい。 ・収穫初期から多収穫が可能で、長期間収穫が続く。 【収穫適期果長】10~15cm 【栽培適性】プランター、畑

五竜オクラ

五竜オクラ

トキタ種苗株式会社

早生多収五角(春・初夏まき栽培)、濃緑良質オクラ ■特性 正五角形の整った濃緑色の果実で、光沢があり、やわらかく、たんぱく質・ビタミンBなどを多く含んだ栄養価の高い、オクラです ■栽培上の注意 草丈はやや低く倒伏しにくく多収。栽培管理・収穫が容易です。 ■播き時期 トンネルをかけるなら3月中旬まき、露地栽培なら4月下旬まき、ハウスでの抑制栽培なら7月上旬にまく ■播種方法 ハウスからマルチ、露地栽培に適しますが、高温性の野菜ですので、マルチ等で充分地温(25℃)を上げてから播種します ■植え付け 栽培密度は条間100cm×株間45cm。2-3本立ち。 ■土壌条件 日当たりと排水のよい畑が良い ■肥料 施肥量はチッソ18〜20g、リン酸15〜18g、カリウム15〜20g/1平方メートル程度が適当です ■収穫 採り遅れないよう早め、早めの収穫を心がける ■料理 おひたし、和え物、サラダ、スープ

夏あかね

夏あかね

株式会社大和農園

良くとれてやわらか~い! 丸さやの赤オクラ ■品種特徴 ○生育初期からよくとれる、早生・多収の丸さやの赤オクラ。 ○莢が大きくなってもスジが入りにくく、やわらかくておいしい。 ○加熱すると色が抜けるので、彩りを生かしたい場合は生食で利用する。 ○株間をしっかりとり、光を当てることで色づきが良くなる。 ■栽培方法 <種まき> オクラは吸肥力が強いので元肥を入れすぎないように注意。種まき前にヤスリ等で少し傷をつけてからたっぷり水を与える。1穴につき5粒まき、株間を40cm程度とする。移植は植え傷みを起こすので控える。 <間引き> 本葉2~3枚時に1~2株残してハサミで切り取る。 <管理> 収穫莢から下1~2枚の葉を残してそれ以下の葉は取り除く。側枝は早目に摘み取る。1番果収穫後から20日おきを目安に化学肥料20gを追肥する。

大和グリーン

大和グリーン

株式会社大和農園

生育旺盛で作り易い ■品種特徴 ○矮性にて節間の短い極早生大豊産種。 ○果実は果毛がほとんど無く、稜角がはっきりとした鮮緑果。 ○側枝の生育が旺盛で、切り戻し栽培に適する。 ○多収で、柔らかく食味が良い。家庭菜園でも作りやすい。 ■栽培方法 <種まき> 播種前に一晩ぬるま湯に浸漬すると発芽が良くなる。1穴につき5粒まき、株間を15~30cm程度とする。移植は植え傷みを起こすので控える。 <間引き> 本葉2~3枚時に3株残してハサミで切る取る。 <管理> 収穫莢から下1~2枚の葉を残して取り除く。側枝は早めに摘み取る。

1〜20品種 / 全21品種中

オクラの関連タグ

ミノリスタイマーバナー(紺)