熟期・収穫時期

晩生のハクサイ品種一覧 全40種類

晩生ハクサイ 晩生ハクサイとは 晩生ハクサイとは、播種から収穫までの生育期間が比較的長い品種群を指す熟期区分の一つです。ハクサイの熟期は「極早生」「早生」「中生」「中晩生」「晩生」に大別され、晩生品種は播種後おおむね85〜100日程度で収穫

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晩生について

晩生ハクサイ

晩生ハクサイとは

晩生ハクサイとは、播種から収穫までの生育期間が比較的長い品種群を指す熟期区分の一つです。ハクサイの熟期は「極早生」「早生」「中生」「中晩生」「晩生」に大別され、晩生品種は播種後おおむね85〜100日程度で収穫適期を迎えるものが多いです。早生品種(55〜65日程度)や中生品種(70〜80日程度)と比較して、生育に時間を要する品種群です。

晩生品種の特徴は、長い生育期間をかけて結球がゆっくりと進み、大きくて締まりの良い球を形成する点にあります。結球の外葉が十分に展開してから内葉が巻き始めるため、光合成能力が高い状態で球の充実が進み、結果として球重が大きく、品質に優れた結球が得られます。

晩生品種は、主に秋播き→冬どりの作型で使用され、12月〜翌年2月にかけての出荷に対応しています。この時期は鍋物需要が最も高まる時期であり、ハクサイの消費ピークと一致します。晩生品種が持つ球の大きさ、締まりの良さ、貯蔵性の高さは、この時期の出荷に適した特性です。

ここで注意が必要なのは、晩生品種は播種時期がずれた場合のリスクが大きいという点です。播種が遅れると結球が不十分なまま低温期を迎え、球が仕上がらない可能性があります。逆に播種が早すぎると、高温期の生育によって病害虫のリスクが高まることがあります。品種ごとの推奨播種期を守ることが、晩生品種を成功させるための前提条件です。

この特性の魅力

晩生ハクサイの最大の魅力は、球の充実度と品質の高さです。長い生育期間をかけて結球が進むため、球重が3〜4kgに達するものも多く、結球の締まりが良い大玉のハクサイが収穫できます。漬物用として大球を求める加工業者や、量販店の4分の1カット販売にも対応しやすい球サイズです。

まず押さえておきたいのが、晩生品種は在圃性(畑に置いておける期間)に優れているという点です。結球の締まりが良い晩生品種は、収穫適期に達してからも一定期間は品質を維持しながら畑に置いておけます。これにより、市場の需要に合わせた出荷調整が可能になり、計画的な出荷がしやすくなります。

貯蔵性の高さも晩生品種の大きな魅力です。結球が緻密で水分の蒸散が抑えられるため、収穫後の日持ちが良い品種が多く、出荷までの保管期間に余裕が持てます。産地によっては、晩生品種を収穫後に貯蔵し、年明けの高値期まで出荷を遅らせる戦略もとられています。

食味の面でも、晩生品種は気温が低下した環境で結球が充実するため、寒さに当たることで甘みが増す傾向があります。特に、12月〜1月にかけての低温期に収穫されるハクサイは、消費者から食味の評価が高い傾向にあります。

一方で、デメリットとしては、栽培期間が長いことに伴う管理コストの増加が挙げられます。生育期間中の病害虫防除や圃場管理の期間が長くなるため、早生品種と比較して手間がかかります。また、台風や長雨などの気象災害にさらされる期間も長くなるため、気象リスクへの対策も必要です。

適した作型と地域

晩生ハクサイが最も適しているのは、秋播き→冬どりの作型です。8月上旬〜中旬に播種し、12月〜翌年2月にかけて収穫する栽培体系が代表的です。この作型では、秋の冷涼な気候の中でじっくりと結球が進み、冬季の消費ピーク時に出荷できます。

地域的には、ハクサイの主産地である茨城県、長野県、北海道などでは晩生品種が広く栽培されています。特に茨城県は冬どりハクサイの一大産地であり、晩生品種を中心とした栽培体系が確立されています。

意外と知られていないのですが、晩生品種の栽培では播種時期の設定が品種によって非常にシビアです。一般的に、晩生品種の播種適期は早生品種よりも早い時期に設定されます。これは、結球に必要な十分な生育期間を確保するためです。播種が1週間遅れるだけでも結球不足のリスクが高まるため、品種ごとの播種適期を厳守することが重要です。

寒冷地では、厳冬期の凍害リスクを考慮する必要があります。晩生品種は収穫時期が冬季にかかるため、結球部の凍害防止対策(べたがけ資材の使用、適期の収穫等)が重要です。一方、温暖地では冬季でも比較的温暖な気候を活かして、2月頃まで在圃させてからの収穫が可能な場合もあります。

栽培のポイント

晩生ハクサイの栽培では、長い生育期間を通じた継続的な管理と、結球品質を高めるための施肥・灌水管理が重要です。

育苗は、8月の高温期に行うため、遮光資材の利用や灌水管理による暑さ対策が必要です。セルトレイ育苗が主流であり、本葉4〜5枚のしっかりした苗に仕上げてから定植します。高温期の育苗では、べと病や立枯病の予防に注意を払います。

定植は、条間60〜65cm、株間40〜45cm程度が一般的な目安です。晩生品種は外葉が大きく展開するため、早生品種よりやや広い株間を確保することが結球品質の向上につながります。

施肥管理では、基肥と追肥を計画的に行うことが基本です。晩生品種は生育期間が長い分、追肥のタイミングと量の設定が収量と品質に大きく影響します。一般的に、定植後2〜3週間ごとに追肥を行い、結球が始まるまでに十分な栄養を蓄積させます。結球開始後の窒素過多は品質低下を招くため注意が必要です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。晩生品種は生育期間が長い分、軟腐病、根こぶ病、べと病などの病害に感染する機会が多くなります。予防的な防除を計画的に実施し、発生初期の対応を徹底することが重要です。特に軟腐病は、秋の多雨期に被害が拡大しやすい病害であり、排水管理と傷口からの感染防止が基本的な対策です。

収穫時期の判断は、球の締まり具合を手で押して確認するのが基本的な方法です。球の頂部をしっかり押して、十分な硬さと重量感がある状態が収穫適期の目安です。凍害が予想される場合は、凍害を受ける前に収穫するか、外葉で球を覆って防寒する措置をとります。

品種選びのコツ

晩生ハクサイの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 球のサイズと形状: 市場が求めるサイズ(大球〜中球)と球形(砲弾型・円筒型等)に合った品種を選びます
  • 結球の締まり: 結球の緻密さは日持ちと食味に直結します。締まりの良い品種が市場での評価が高い傾向にあります
  • 黄芯の発色: 球内部の黄芯の色が良い品種は、カット販売時の見栄えが良く消費者の評価が高いです
  • 耐病性: 根こぶ病耐性(CR品種)、軟腐病耐性、べと病耐性を確認します
  • 在圃性: 収穫適期の幅が広い品種は出荷スケジュールの調整に有利です
  • 貯蔵性: 収穫後の日持ちが良い品種は出荷の柔軟性が高まります

品種選びで見落としがちなのが、晩生品種同士でも収穫適期に差がある点です。晩生の中でも「やや晩生寄り」と「極晩生」では、収穫時期に2〜3週間の差が出ることがあります。自分の出荷計画に合った熟期の品種を正確に選ぶことで、中晩生品種や中生品種とのリレー出荷がスムーズに組み立てられます。

試作時には、同一圃場で複数品種を栽培し、結球の進み具合・球のサイズ・品質・病害の発生状況を比較することが品種選定の基本です。特に冬季の厳しい条件下での品質維持能力は、実際に栽培してみないと分からない部分が大きいため、試作データの蓄積が重要です。

市場動向とこれから

晩生ハクサイは、冬季の鍋物需要を中心としたハクサイ消費のピーク時を支える品種群として、安定した需要があります。12月〜2月にかけての出荷量は年間を通じて最も多く、晩生品種はこの時期の主力品種として広く栽培されています。

品種育成の面では、結球品質と耐病性の高度な両立が各種苗メーカーの重要な育種目標です。特に根こぶ病耐性(CR品種)と結球品質を兼ね備えた晩生品種の開発が進んでおり、根こぶ病の常発地帯でも安定した冬どりハクサイの生産を可能にする品種が増えています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、気候変動に伴う秋季の高温傾向は、晩生品種の栽培にも影響を及ぼしています。従来の播種時期では高温障害や病害のリスクが高まるケースがあり、播種時期の再検討や耐暑性を加味した品種選びの重要性が増しています。

今後の展望としては、加工用と生食用の両方に対応できる汎用性の高い晩生品種や、カット販売時の鮮度保持性に優れた品種への需要が高まると予想されます。消費者のライフスタイルの変化に伴い、ハクサイの販売形態も多様化しており、品種選びにおいてもこうした市場ニーズへの対応が求められています。

まとめ

晩生ハクサイは、長い生育期間をかけて大きく締まりの良い結球を形成する品種群で、冬季の鍋物需要のピーク時に合わせた出荷に適しています。在圃性と貯蔵性に優れ、計画的な出荷調整が可能なことは経営面で大きなメリットです。

品種選びにあたっては、球のサイズ・結球の締まり・黄芯の発色・耐病性・在圃性を総合的に検討することがポイントです。栽培管理では、播種適期の厳守、計画的な施肥管理、病害の予防的防除が安定した品質と収量の確保につながります。出荷計画に合った熟期の品種を正確に選び、試作を通じて自分の条件に最適な品種を見極めていくことが重要です。

40品種 掲載中
CR 金鯱 85

CR 金鯱 85

ナント種苗株式会社

根コブ病抵抗性、黄芯系中晩生種。 【特 徴】 ● 播種から収穫までの日数が85〜90日程度の中晩生種で年内〜年明け収穫に向く。 ● 根コブ病抵抗性を持ち、ウイルス病、軟腐病、べと病の発生が少なく、生理障害も起こりにくいので作りやすい。 ● 外葉はやや大きく半立性の草姿でサボイ(凹凸)がある。 ● 収穫時の形はやや長めの円筒型でバランス良く、球重は4〜5kg前後となる。 ● 外葉は濃い緑色で、球内は 濃黄色の黄芯系白菜。

CRオリンピア

CRオリンピア

株式会社渡辺採種場

根こぶ病に強いオリンピア型品種! ■特性 ・播種後85日位で収穫期に達する中晩生品種です。 ・肥大性が良く、一球3.0kg位の砲弾形に揃います。 ・耐寒性、貯蔵性が高く、囲い用にも向きます。 ・生育旺盛で、一般諸病害に対する強さは中程度です。 ■栽培ポイント・注意点 ・根こぶ病菌のレース(菌系)によっては、根こぶ病の発生があるかもしれません。無理な連作を避け、輪作と耕種的防除を行ってください。

CRご黄げん90

CRご黄げん90

株式会社タカヤマシード

のびのび育ち、うまさ長持ち! ■特性 1.本種はネコブ病に強く、播種後85~90日位で収穫期に達する晩生種である。 2.外葉は濃緑で、耐寒性に秀れ、貯蔵性高く、冬穫り用や囲い用に最も適す。 3.生理障害に強く、草勢旺盛で栽培が容易である。 4.球内色は鮮やかな黄味を帯び葉質柔らかく、食味は非常に良い。 ■ポイント 1.極端な早まきは、ナンプ病やウイルス病の発生にも影響するので避ける。 2.1~2月穫りの結束栽培では、外葉の傷んでない状態で結束し、結束前に薬剤散布し、害虫防除しておく。 3.ネコブ病には多くのレースがあり、一部のレースによっては罹病する可能性がある旨、予めご了承願います。

CR寒次郎

CR寒次郎

株式会社日本農林社

12~1月収穫に向く強度根こぶ病抵抗性の寒次郎 ■特性 品種登録番号 第26177号 海外持出禁止(公示(農水省HP)参照) 平坦地12月から1月収穫に向く中晩生品種「寒次郎」に、強度根こぶ病抵抗性をの実装を育種目標につくられた品種です。 ・播種後約85日で球重3.5kg以上になる、大型黄芯中晩生白菜。 ・幅広い根こぶ病に抵抗性を示すため、従来の品種に比べ、土壌殺菌剤の投与を抑え、より発生地での栽培が可能になった。 ・石灰欠乏症(芯腐れアンコ、縁腐れ)などの生理障害が極めて少なく、耐寒性と低温期の肥大性があり、平坦地での年内~1月収穫に適する。 ・球型は尻張り、胴張りの良い砲弾型。球内は濃黄色で、多少過熟しても色あせが少なく市場性が極めて高い。 ・外葉はやや大きいが、当社寒みどりに比べて一回り小さいので、結束作業は良い。 ・葉質が非常に良く食味が良いので、漬物加工に評判が良い。 ■栽培の注意 ・播種時期が遅れると結球が不十分になります。ご注意ください。 ・強度根こぶ病抵抗性品種ですが「あきめき」と同等ではありません。 ・弊社の根こぶ病抵抗性品種は、日本で見つかっている代表的な根こぶ病菌の混合菌を使用し、幼苗検定を繰返し行い育成しておりますが、他にも菌の系統があり地域によっては根こぶの着生があるかもしれませんので、あらかじめご了承下さい。

おもむき

おもむき

カネコ種苗株式会社

抜群の在圃性と耐寒性で安心品質! 特性 ●冬どり栽培に最適な、黄芯系晩生品種です。 ●根こぶ病に強い耐病性を持ちます。 ●耐寒性が優れ、暖冬年でも過熟になりにくいので、収穫期後半まで良品生産が可能です。 ●球形は尻張り、胴張り共に優れ、よくそろいます。 ●外葉色は極濃緑色になり、球内の黄色を収穫期後半まで維持します。 ●芯腐れ、ごま症等の生理障害の発生が少ないです。 ※根こぶ病に対しては、弊社従来品種より高い抵抗性を持ちますが、地域により異なるレースがあり、発病する場合もございます。あらかじめご了承ください。

オリンピア

オリンピア

株式会社渡辺採種場

昭和39年東京オリンピックの年に発表! 胴張り十分な中晩生白菜! ■特性 ・播種後80日位で収穫期に達する中晩生品種です。 ・栽培しやすく多収で品質良好です。 ・球は尻張り・胴張り良く、収穫適期で一球3.0㎏位となります

きらぼし90

きらぼし90

タキイ種苗株式会社

幅広い根こぶ病に耐病性! 耐寒・晩抽性にすぐれる中晩生種! ■特長 ・幅広い根こぶ病に耐病性をもつ「きらぼし」シリーズの中晩生90日タイプ。 ・耐寒・晩抽性にすぐれ、収穫期幅が広い。適期栽培では3kg程度に太る。 ・石灰欠乏症(縁腐れ・芯腐れ)などの生理障害の発生が少ない。 ・外葉は強健で立性なので、追肥・薬剤散布・結束などの管理作業が容易。 ■栽培の要点 ・耐寒性にすぐれる反面、低温結球性がやや劣るため、適期播種に努める。 ・1〜2月どり栽培では年内に結束が必要。 ・結球期の肥料切れや乾燥は玉肥大が劣るので、収穫時まで肥効を保つ。

すて黄90(MHX-929)

すて黄90(MHX-929)

丸種株式会社

根こぶ病に強く、耐寒性のある冬どり黄芯系中晩生種! 1. 外葉は濃緑で耐寒性に優れ、球内色は濃黄色、90日程度で収穫できる中晩生種です。 2. 根こぶ病、べと病等に強く、ゴマ症や縁腐れ・芯腐れなどの生理障害の発生も少なく栽培が容易です。 3. 球頭はやや浅く被り、胴張り、尻張りの良い、一球3.0kg程度となる砲弾形です。 4. 葉質は良質で風味があり、食味が良いです。 5. 一般平坦地では、8月下旬から9月上旬播種、12月中旬から2月上旬収穫の栽培に適します。

ときめき85

ときめき85

有限会社石井育種場

石灰欠乏症に強く、形状が安定在圃性に優れる 2月〜3月どり 根こぶ病抵抗性 CR2/85〜90日 ■特性 1. 暖地の9月上中旬播種、2月〜3月収穫に最適。生育日数85〜90日位の黄芯中晩生種。中間地で8月下旬〜9月上旬播種、12月〜2月上旬収穫。西南暖地で9月下旬播種、1月〜2月収穫に適する。 2. 石灰欠乏症(緑腐れ症)には特に強く栽培が容易。根こぶ病にも強力な抵抗性を示す。 3. 結球性が非常に安定しており、天候などによる出来不出来は少ない。球色は濃緑、球内色は鮮黄色になり、良質で食味に優れる。 4. 球高28〜30センチ位、円筒形で胴張がよく、箱詰め作業が容易。収穫初期からよく締まるため重量がでる。 5. 収穫期後半での各種生理障害の発生が少なく裂球も遅いため在圃性に優れる。 ■栽培の要点・注意 1. べと病の防除に努める。 2. 西南暖地以外の年明けの収穫では結束防寒が必須。

めぐみ二号

めぐみ二号

株式会社野崎採種場

めぐみ二号の特徴 ●良質多収の年内~2月どり。 ●耐寒性強く、冬期でもよく青味を保ち、囲い、遅出しに優れる優良中晩生種。 ●播種後75日程度で収穫できる。晩抽性で裂球も遅く長期間収穫でき、貯蔵性にも優れた品種である。 ●生育旺盛で作りやすく球は濃緑色の尻張りのよい円筒形で、頭部よく包被し、1球3㎏前後の豊産種。

京都三号

京都三号

丸種株式会社

晩生豊産の巨大種 1. 本種は結球白菜の代表品種で、耐病性に優れた豊産多収型の作りやすい優良種です。 2. 播種後80~90日で球重3~4kgになり、胴張りのよい美大球で、耐寒性もあって越冬どりも有利にできます。 3. 球は包被型で、内部は白く柔らかく、甘味強く煮食・漬物に最適です。

健黄85白菜

健黄85白菜

山陽種苗株式会社

耐寒性の強い、在圃性のある85日タイプ ■特性 ・外葉は大きくやや濃緑で球内色は濃黄色。 ・球は頭つまりの良い砲弾型で形状良く、収穫適期で2.5~3.0㎏になる。 ・播種後85日位で収穫となる中晩生品種。 ・根こぶ病やべと病に強く作りやすい。 ・外葉は寒さに強く、霜による葉の傷みに強いので1月下旬まで収穫可能。 ・葉数型で在圃性があり、内葉色の退色も遅い。 ■栽培のポイント ・早まきをすると、高温のため中肋が高くなるので注意する。 ・定植後は順調に生育させるよう適宜灌水を行う。 ・圃場の乾燥は生理障害(特にカルシウム欠乏)の発生要因にもなるので注意する。 ・根こぶ病は、地域やレースによって着生する場合があります。

冬の恵

冬の恵

株式会社野崎採種場

冬の恵の特徴 ●冬期でも球外色は濃緑色を保ち、3月上旬まで収穫できる黄芯系中晩生種。 ●低温肥大性に優れ、晩抽性で在圃性が高い。 ●生理障害の発生は少なく、根こぶ病、特にべと病に強い。 ●外葉は大きく長いため、厳しい寒さから球を保護し、球頭部の傷みは非常に少ない。寒さによる球の色あせが少なく、鮮やかで濃緑な球色を保ち続ける。播種後85日程度で収穫できる中晩生種。 ●球頭部のかぶりは長く、球は尻張り・胴張りの良い砲弾型となる。生育は旺盛で低温肥大性に優れているため、ボリュームのある球になる。 ●根こぶ病に強く、芯腐れ等の生理障害の発生も少ない。また、べと病に対しても強い耐病性をもっている。 ●晩抽性に優れ、裂球も遅いので、在圃性を生かして春先まで栽培できる。一般平暖地では、8月下旬~9月上旬まきで、12~3月上旬にかけて収穫できる。 ※本種は根こぶ病抵抗性ですが、根こぶ病は地域により菌種(レース)が異なる場合があり発病があるかもしれません。予め御承知置き下さい。

冬の祭典

冬の祭典

株式会社渡辺採種場

根こぶ病に強く、耐寒性が優れる85日型の中晩生黄芯系白菜! ■特性 ・播種後85日位で収穫期に達する中晩生種です。 ・耐寒性、在圃性が優れ、冬どり栽培に適しています。 ・球は包頭形で形状良く、一球3.0㎏位になります。 ・根こぶ病に強く、一般病害や生理障害の発生が少なく、栽培が容易です。 ■栽培ポイント・注意点 ・根こぶ病菌のレース(菌系)によっては、根こぶ病の発生があるかもしれません。無理な連作を避け、輪作と耕種的防除を行ってください。

冬到来90

冬到来90

渡辺農事株式会社

耐寒性高く在圃期間の長い黄芯系中晩生種 ■特性 ・播種後90日くらいでおよそ3.0〜3.5kgになる中晩生種。 ・尻張り、胴張りが良く、ボリュームのある円筒形。 球は濃緑色、球内色は鮮やかな黄色となる。 ・根こぶ病に強く、ごま症、石灰欠乏症などの生理障害が発症しにくく、栽培しやすい。 ・草姿は立性で、草勢は強く、外葉は大きく、結束作業性が良い。 ・耐寒性に優れ、在圃期間が長い。 ■栽培のポイント ・球葉を結束する作型では、老化苗を定植すると充分に結球しない場合があるため、 活着の良い若苗を定植する。 ・厳寒期の収穫では12月中下旬に結束作業を必要とする。結束前にあらかじめ害虫を 防除し、外葉が傷んでいない状態で結束する。 ・根こぶ病はレース(菌の種類)により発病することがある。適正な薬剤の使用、連作の回避、 土壌のpHの矯正や排水性の改善など総合的な防除対策が必要である。

冬峠

冬峠

タキイ種苗株式会社

耐寒性が強く、在圃性にすぐれる厳寒期どりの中晩生種! ■特長 ・耐寒・低温肥大性にすぐれる冬どりの中晩生種。 ・外葉・玉ともに濃緑色で球頭は包被する。玉は尻張り・胴張りのよい円筒形。 ・適期栽培では、3kg程度に太る。 ■栽培の要点 ・生育が旺盛なので極端な早まきは避ける。 ・収穫まで肥効が続くように、元肥1/2、追肥1/2を目安にじっくり生育させる。 ・生理障害対策には堆肥を施し、土壌を改良して急激な肥効にならないようにする。 ・本種は根こぶ病耐病性をもたないので、汚染圃場では防除が必要。

冬月90

冬月90

株式会社サカタのタネ

耐寒性が極めて優れる厳寒期どり中晩生品種 ■特性 ● 秋まきで播種後90~95日程度で収穫できる中晩生品種。 ● 外葉は濃緑色、肉厚で耐寒性が極めて強い。 ● 頭部はよく包被する。草姿は立性で結束の作業性が優れる。 ● 球形は尻張りのよい円筒形で球長30cm前後、球重3.0kg前後になる。 ● 球内色は濃く鮮やかな黄色で、カットしたときの見栄えがよい。甘みがのりやすく、越冬後の食味、品質が優れる。 ● ゴマ症や石灰欠乏症によるチップバーンなどの生理障害に強く、栽培しやすい。 ● べと病に耐病性で、中肋べとによる品質低下に強い。また、根こぶ病にも耐病性がある。 ■適応性 一般地の8月下旬まき12月中旬〜2月どり、暖地の9月上中旬まき12月中旬〜2月どりに適します。 ■肥培管理 定植前に元肥を施用します。土質、気候によって異なりますが、窒素成分で10a当たり15〜18kgが目安となります。有機肥料、微量要素材を併せて施用してください。追肥は窒素成分で10a当たり2〜3kgを2〜3回に分けて施します。1回目は定植10日後ごろに株元に施します。2回目は定植30日後ごろ(結球始め)に畝間に施し、除草を兼ねて中耕します。 ■播種と育苗と定植 8月、9月まきの栽培では、本葉3枚程度で定植するように心がけます。苗の管理は徒長防止のため高床にします。灌水は天候を見ながら、過剰な灌水、午後2時以降の灌水は徒長の原因となるので避けましょう。老化苗を使うと定植後の活着、生育が悪くなり石灰欠乏症の原因となるので注意します。 定植遅れによる葉枚数の不足は生育終盤の抽だい、重量不足の原因となります。また、定植後の極度な低温や乾燥はわき芽発生の原因となるので注意が必要です。 ■病害虫防除 暑い時期の育苗ではハイマダラノメイガ(シンクイムシ)、コナガ、ヨトウムシの被害が発生しやすくなります。苗床の入口には寒冷紗等を張って極力害虫の侵入を防ぎます。定植後は、害虫が大きくなり農薬が効きにくくなる前に早めの防除を心がけてください。性フェロモンを利用したフェロモントラップを圃場に設置するのも減農薬につながる技術として有効です。 ■生理障害対策 石灰欠乏症等の生理障害は、圃場に十分な石灰、ホウ素があっても発生します。原因としては、老化苗の定植、過剰な施肥、過湿、結球期の極度な乾燥、気温の変化などで根の働きがこじれて必要成分を十分吸収できない際に発生します。これにはハクサイの根張りをよくすることが大切です。圃場へ「バイテクバイオエース®」等の有機質肥料や、完熟堆肥を投入し健全な土づくりを心がけることによって、生理障害の発生を軽減させることができます。また、有機質に富んだ圃場のハクサイは風味がよく、品質の向上にもつながります。 ■収穫 順調に生育が進めば12月中には中身がある程度締まり収穫できる状態になるので、耐寒性を生かし1〜2月まで適宜収穫していきます。過度な収穫遅れは、石灰欠乏症や球内の退色、抽だいによる品質低下の原因となるので注意してください。

力(ちから)

力(ちから)

丸種株式会社

耐病性・越冬貯蔵・多収の中生種 1. 播種後80~85日で収穫できる中生種ですが、在圃して傷まず晩生種の役目も果たし、暖地での越年栽培で耐寒力を示し好評です。 2. 球頭わずかに包被し、胴張りの良い典型的な美球で厚肉。球重は3kg位で品質申し分なく、成熟しても株の切り口に割目が出ず、

加賀白菜

加賀白菜

有限会社松下種苗店

【特徴】 松下種苗店 4代目 松下仁右衛門が育成し、戦前から昭和30年代にかけて晩生白菜として全国的に普及していた1球4~6kgまでになる大型の抱合性結球白菜。初冬から収穫する晩生系の品種で、葉は軟らかく甘みがあり、収穫後の貯蔵性に富む。 その軟らかさから鍋物や一夜漬けまたは漬物などに適している。昔ながらの白菜の味が楽しめることから、根強い人気を誇る。

勝黄

勝黄

カネコ種苗株式会社

耐寒性抜群の90日タイプ!結束作業も楽! 特性 ●越冬どり栽培に最適な、黄芯系晩生品種(90日タイプ)です。 ●耐寒性が非常に優れ、収穫期後半まで良品生産が可能です。 ●草姿が立性なので、結束の作業性が優れます。 ●低温結球性が優れるので、厳寒年でも重量がでやすい品種です。 ●外葉色は濃緑色で光沢が強いです。また、球内は濃黄色です。 ●球形は尻張り、胴張りが優れ、よくそろいます。 ●芯腐れやごま症等の生理障害の発生が少なく、根こぶ病、べと病に強い耐病性を持ちます。 ※根こぶ病に対しては、弊社従来品種より高い抵抗性を持ちますが、地域により異なるレースがあり、発病する場合もございます。あらかじめご了承ください。 「勝黄」はここが違う! ①耐寒性 収穫期(2月)になっても外葉色、球色ともに濃い緑色を維持します。球頭部や尻部の寒さによる傷みが少ない品種です。 ②結束作業性 草姿が立性で、外葉が暴れないので、結束作業が楽です。 ③低温結球性 低温結球性が優れるので、厳寒年でも重量が出やすい品種です。

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