葉ネギの品種一覧・比較 全61種類

11社の種苗会社が提供する特徴・栽培方法・耐病性を一覧で比較。あなたに合う種を見つけよう。

葉ネギとは

葉ネギは、ユリ科の多年草で、葉と茎を収穫する作物です。草丈は30〜60cm程度で、葉は細長く、独特の香りと辛味があります。日本の食文化に深く根付いた野菜で、薬味から煮物まで幅広く使われる重要な作物です。

市場では、通年流通していますが、露地物は春と秋が旬で、ハウス栽培物は周年出荷されています。特に香りの良い葉ネギは、薬味や煮物に使われ、人気が高く、家庭菜園から大規模農場まで幅広く栽培されています。また、加工用の品種もあり、乾燥野菜や冷凍野菜としても使われています。


葉ネギの魅力

  • 独特の香りと辛味
    葉ネギ特有の香りと、ほのかな辛味が魅力です。この香りは、アリシンという成分によるものです。

  • 栄養価と健康効果
    ビタミンA、ビタミンC、食物繊維、カリウムなどを豊富に含み、免疫力向上や美肌効果に効果的です。また、抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれています。

  • 栽培のしやすさ
    比較的病害虫に強く、寒さにも耐性があります。家庭菜園でも育てやすく、収穫の喜びを味わえます。

  • 収穫の楽しさ
    葉と茎を摘み取って収穫するので、収穫の喜びを味わえます。また、成長を実感しやすいのも魅力です。

  • 多様な品種
    葉の形、香りの強さ、辛味の強さなどが多様な品種があります。また、栽培時期も品種によって違います。


主な用途

  • 生食
    薬味、サラダ、和え物など。葉ネギの香りと辛味が料理に彩りを添えます。

  • 加熱調理
    煮物、炒め物、汁物など。加熱すると香りが増し、また違った美味しさを楽しめます。

  • 和食
    葉ネギの煮物、葉ネギの天ぷらなど。葉ネギの食感と味わいが和食に深みを加えます。

  • 洋食
    葉ネギのサラダ、葉ネギの炒め物など。葉ネギの食感と味わいが洋食に彩りを添えます。

  • 加工品
    乾燥野菜、冷凍野菜など。葉ネギの香りと辛味が加工品に活かされます。


栽培のポイント

葉ネギの栽培は、露地栽培と施設栽培があります。

栽培時期は、地域によって異なりますが、一般的には春まきと秋まきがあります。春まきは3〜4月に種まきして6〜8月に収穫、秋まきは9〜10月に種まきして翌年3〜5月に収穫します。

土壌条件は、排水性が良く、深く耕された土壌が適しています。葉ネギは根が浅く張るので、土壌の表面が重要です。

病害虫対策は、葉ネギ栽培の重要なポイントです。アブラムシ、コナガ、べと病、軟腐病などが発生しやすいので、予防的な防除が大切です。耐病性のある品種を選ぶことで、農薬の使用量を減らせます。

間引きも重要です。適切な間引きにより、葉の生育を良くし、品質を向上させます。また、間引き菜も美味しく食べられます。

収穫時期は、葉が十分に茂り、香りが強くなった頃が適期です。収穫後は、冷蔵庫で保存します。


品種選びのコツ

葉ネギの品種選びは、栽培環境と用途を考慮して決めるのがベストです。

葉の形状では、細かいもの、粗いもの、長いもの、短いものなどがあります。細かいものは生食用に適し、粗いものは加熱調理用に適しています。

味と食感では、香りの強さ、辛味の強さ、食感の違いを確認します。生食重視なら香りが強く、食感の良い品種を。加熱調理用なら、香りが強く、煮崩れしにくい品種を選びましょう。

耐病性は、地域で発生しやすい病気に強い品種を選ぶことが重要です。べと病や軟腐病に強い品種は、農薬の使用量を減らせて、環境にも優しい栽培ができます。

作型適応性も重要です。春作、秋作、抑制栽培など、栽培時期に合った品種を選ぶことで、安定した収穫が期待できます。

収量性と管理のしやすさも考慮しましょう。家庭菜園なら、手間がかからず長く収穫できる品種がおすすめです。大規模栽培なら、収量が高く、機械化に対応した品種を選びます。


市場とこれから

葉ネギの市場は、日本の食文化に深く根付いているため、安定した需要があります。特に、健康志向の高まりとともに、栄養価の高い葉ネギへの関心が高まっています。

差別化の傾向として、生食しやすい香りの強い品種、色や形が珍しい品種、有機栽培や減農薬栽培の葉ネギなどが注目されています。また、ミニ葉ネギや色付き葉ネギも、直売所やオンライン販売で人気です。

ブランド化では、地域ブランドや農園ブランドの葉ネギが増えています。品質の良さと安心感をアピールすることで、高値での販売が可能になります。

輸出の可能性も見逃せません。特に、アジア諸国では日本の葉ネギの品質が高く評価されており、輸出市場の拡大が期待されています。

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33品種中 21〜33件
若いぶき(わかいぶき)

若いぶき(わかいぶき)

株式会社武蔵野種苗園

高温期でも徒長しにくい、小ネギ専用F1品種 特性 ●耐暑性、耐寒性に優れるが、特に高温期で特性を発揮する小ネギ専用F1品種。 ●生育はややゆっくりで、高温期の栽培でも徒長しにくい。 ●葉は濃緑色で葉肉...

若侍(わかざむらい)

若侍(わかざむらい)

株式会社武蔵野種苗園

秀品率が高く、耐暑性・耐寒性のある小ネギ専用F1品種 特性 ●耐暑性と耐寒性があり、周年栽培できる小ネギ専用F1品種。 ●葉は濃緑色で葉肉は厚く、「葉先枯れ」や「葉折れ」の発生少なく、輸送性に優れる。...

若月

若月

株式会社武蔵野種苗園

収量性高く極濃緑、極立性の小~中ネギ用品種 特性 ●耐暑性、耐寒性に優れ、周年栽培可能な小~中ネギ用品種。 ●高温期の栽培でも徒長しづらく、特に春~秋栽培に適する。 ●葉は極濃緑でブルームも濃い為特徴...

若殿(わかとの)

若殿(わかとの)

株式会社武蔵野種苗園

葉色濃く、秀品率の高い、小ネギ専用F1品種 特性 ●耐暑性と耐寒性があり、周年栽培できる小ネギ専用F1品種。 ●葉は濃緑色で葉肉は厚く、「葉先枯れ」や「葉折れ」の発生少なく、品質が高い。 ●葉鞘基部の...

葉王葱 夏用

葉王葱 夏用

宝種苗株式会社

葉は濃緑で細い 葉先枯れ、葉折れ少ない! ●葉は濃緑で細く、葉先枯れの心配は少ない ●葉の生育は早く剛健で、葉折れの心配は少ない ●食味は大変良く市場性の高い。高品質の葉葱に仕上がる ●夏専用に育成し...

金夏

金夏

ヴィルモランみかど株式会社

耐暑性が極めて強い夏まき専用種 ■特徴 特性-1 は種期:4-9月 収穫期:6-12月 特性-2 葉色:濃緑 耐寒性:普通 耐暑性:極良 耐病性:極良 耐葉折れ性:強 収量性:良 ■品種の特性 葉色が...

鋭山20号小ネギ

鋭山20号小ネギ

トキタ種苗株式会社

M・L比率高く、収量性の高い小ネギ専用F1品種 第56回全日本そ菜原種審査会上位入賞 (周年栽培・特に夏収穫) ■特性 販売単価の高いM・L株比率が高く、斉一性、収量性に優れる。比較的若い生育ステージ...

長崎大玉分葱

長崎大玉分葱

八江農芸株式会社

長崎大玉分葱 ■特長 球は淡褐色を帯びた大玉で、分けつ力が旺盛です。 生育は極めて早く、40~50日で草丈30~40cmになる栽培の容易な豊産種です。 葉は濃緑色の直立性で、葉肉は厚く、葉身は細く、葉...

雷山ねぎ

雷山ねぎ

中原採種場株式会社

株の揃い、作業性抜群、濃緑のF1葉ねぎ!! ■特性 ・博多くろ葱と耐寒性を持つ葉づまり系冬葱との交配に依って作り出された交配種。 ・葉色は極濃緑色で、博多くろ葱より濃く、色ツヤもすぐれ揃い抜群となる。...

雷王ねぎ

雷王ねぎ

中原採種場株式会社

生育が早く、葉先の美しいF1葉ねぎ!! ■特性 ・博多くろ葱と耐暑・耐病性を持つ夏系統の交配によって育成された交配種。 ・葉は濃緑色の太茎となり色ツヤ良く腰の強さ、見栄えともに最高である。 ・葉肉は厚...

鴨頭ねぎ

鴨頭ねぎ

中原採種場株式会社

極立性で伸びの良い濃緑のF1葉ねぎ!! ■特性 ・極立性で風による葉折れや倒伏がほとんどなく、密植栽培に適し作業性のよい系統に品種改良したもので、小葱用品種のうちの一本系で分けつはしない。 ・葉色は小...

黒宝葱

黒宝葱

宝種苗株式会社

濃緑葉。うねり・曲り、倒伏少ない! ●濃緑葉で立性、葉折れや倒伏が少ない。 ●耐病性が強く、葉はうねりや曲りが少ない。 ●基部も膨らまず、風味に富み、市場性高い。

黒泉夏用

黒泉夏用

ヴィルモランみかど株式会社

夏用葉ネギ栽培専用種 ■特徴 特性-1 は種期:5-8月 収穫期:7-10月 特性-2 葉色:濃緑 耐寒性:普通 耐暑性:極良 耐病性:極良 耐葉折れ性:強 収量性:良 おすすめポイント 夏小ネギ栽培...

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