品種詳細

緑の大粒は目にもあざやか ■品種について ・濃緑の大莢でむき実の色が濃い緑色、ゆでても濃緑。 ・粒は良く揃い、肉質はやや粘質で軟らかく、甘味が強く食味が良い。 ・3粒莢が多く秀品率高い。 ■栽培のポイント ・ソラマメは涼しい気候を好み、20°C前後で良く発芽し、生育適温は16~20°Cで耐暑性・耐寒性弱く、花は0°C前後で寒害を受け、最低気温が5°Cに下がると落下し、結実不良となる。(-2°Cで障害) ・花芽はほかのマメ類と異なり、生育中いずれかの時期に低温にあわないと分化しない性質がある。 ・種子は15~20°Cで良く発芽し、10°C以下と30°C以上では発芽が著しく低下する。 ・本葉5枚位までは寒さに強いが、それ以降は耐寒性弱く、花芽分化すると-5°Cで枯死する。 ・開花結実には、最も日光を好むので、日当たりの良い畑を選ぶ。 ・他のマメ類より多くの水分を必要とし、乾燥の害を受け易いので、耕土の深い壌土等が適する。(生育期間のPF1.8~2.0) ・酸性を嫌うので石灰を充分施す。(PH6.0~6.5) ・連作を嫌うので4~5年輪作が必要である。 1.播種(10月下旬~11月上旬) (直播)3cm位の覆土を行う。播種後は殺菌剤の灌注を行う。予備苗を準備し、欠株は必ず補植を行う。 (移植)播種床に肥料(坪当たり)尿素20g、過石60g、塩化30gを入れ充分混ぜる。種子はオハグロを下にして5cm間隔で播き、覆土は2~3cmとし、充分灌水し、ワラをかぶせる。発芽揃ったら(は種1週間後)乾燥ぎみに管理する。予備苗を準備し、欠株は必ず補植する。 2.定植(は種後2週間) 本葉2~3枚の時、畝幅100cm~120cm、株間40~45cmの一条植(東西畦) マルチ高畦栽培とする。土壌酸度はpH6.0~6.5にする。根が直接肥料に触れないようにマメが隠れる程度の浅植とする。肥料は10a当たり堆肥2t苦土石灰100kg~200kg、ヨーリン20~40kgを全面に施し、元肥は緩行性肥料を主体に窒素7~10kg、リン酸15~25kg、カリ10~15kgとする。植え着け苗は風や直射日光に当てない様にし、特に根を乾燥させない。(水田栽培には覆土に畑土を使う)定植後に殺菌剤の灌注を行う。 3.越冬管理(本葉6枚以内) 北と西側に防風ネットを張り、風よけをする。1月下旬主茎を摘芯し、立枯病予防に殺菌剤を株元に灌注する。2月下旬(第一次分枝発生)赤色斑点病、褐斑病、アブラムシ防除をする。 4.第一回追肥(2月中旬~下旬) NK化成で10a当たり20kg。遅れると無効分けつがふえる。 5.整枝(3月上旬~中旬) 1株当たり8~10本にする。 6.薬剤散布(3月以降) 開花終了後(5月上中旬頃)より、ソラマメゾウムシが発生するので防除をする。病害虫(輪紋病、褐紋病、サビ病、アブラムシ)防除。 7.土入れ・土寄せ(3月上旬) 株の倒伏と後期の分けつを防ぎ、雑草の繁茂を抑える為、畦間の土を厚さ6~9cm程度株の中へいれる。倒伏防止のため、テープ張りを行う。 8.芯止め(4月上旬) 莢がついた葉から10~15枚、草丈で約90cmのところで芯をとめる。(アブラムシが芯だけに大発生する) 9.収穫(5月中旬以降) 若どりは絶対に避け、青い豆の莢が退色する直前、莢の背筋がやや褐色に成り、莢の着生角度が水平が下垂したものを下から順番に収穫をする。一粒莢、不良莢は早めに摘果する。できるだけ温度の低い時に収穫をする。 10.第二回追肥(4月中下旬) 一番上の莢の開花が終わる頃、NK化成で10a当たり20kg追肥する。 ■特性-1 草勢 :やや強 早晩性 :中生 ■特性-2 一莢粒数 :2~3粒 豆皮色 :濃緑 豆の大きさ :大 ■特性-3 作型 :普通 収量 :やや多 用途 :青果
緑陵西一寸

果実・収量特性

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メーカー情報

ヴィルモランみかど株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

大天

大天

ヴィルモランみかど株式会社

共通 大粒 3粒莢

極大粒系で莢色が美しい ■特徴 特性-1 草勢:強 早晩性:中早生 特性-2 一莢粒数:2~3粒 豆皮色:緑 豆の大きさ:特大 特性-3 作型:普通 収量:やや多 用途:加工/青果 ■品種の特性 1. 「陵西一寸」より粒が大きく、ボリュームのある極大粒種。 2. 莢色は濃緑色で光沢があり、豆は鮮やかな陵西色である。 3. 収穫期は「陵西一寸」よりやや遅い中早生品種。草勢強くスタミナがあり、収量性に優れる。 4. 3粒莢多く、着莢・肥大も安定しており、比較的栽培し易い。

ハウス陵西

ハウス陵西

ヴィルモランみかど株式会社

共通 3粒莢 大粒

ハウス長期どりに最適 ■特徴 特性-1 草勢:強 早晩性:中早生 特性-2 一莢粒数:2~3粒 豆皮色:緑 豆の大きさ:大 特性-3 作型:促成~普通 収量:やや多 用途:青果 ■品種の特性 1. 着莢性が高い早生種で、ハウス長期どりが必要な上段までの着莢が安定している多収種。 2. 大莢の3粒莢が多くL級で良く揃い、商品化率が高い。 3. 草勢強く、病気に強く、分けつ枝も強いので多収。 4. 粉質で甘味があり風味たっぷり、食味はとても良い。

千倉一寸蚕豆

千倉一寸蚕豆

渡辺農事株式会社

共通 3粒莢 大粒

■特性 ・河内一寸より、1週間くらい早生で収量が多い。 ・草丈は100〜120cmくらい、分枝数は8〜10本で、有効分枝率が高い。 ・3粒莢が多く、大粒で上物歩合が高い。 ・莢は大きく鮮緑色で光沢があり、見栄えよく、市場性が高い。

仁徳一寸

仁徳一寸

タキイ種苗株式会社

共通 3粒莢 大粒

濃緑の大粒で3粒莢の多い人気種! ■特長 ・明らかに他品種と区別ができるほど子実・莢ともに鮮やかな濃緑品種。 ・子実の大きさは3cm程度の大粒で、やわらかくて甘みに富み品質がよい。 ・熟期は中早生で、3粒莢が多い。 ・草勢旺盛で栽培容易な多収種。 ■栽培の要点 ・圃場はなるべく連作を避け、排水のよい所を選ぶ。 ・育苗の場合は、本葉2〜3枚で定植する。 ・早まきを避け、本葉4〜5枚を目安に越冬させる。 ・開花期の乾燥は着莢不良の原因となるので注意する。 ・開花期を目安に追肥を行う。

陵西一寸蚕豆

陵西一寸蚕豆

中原採種場株式会社

共通 3粒莢 大粒

早生で3粒莢多く、粉質で甘味があり、食味は良好!! ■特性 ・3粒莢が多い、中早生で食味の良い大莢多収種。 ・生育旺盛で作りやすく家庭菜園に最適。 ・豆は紛質で甘みがあり食味が良い。 ・莢は光沢のある濃緑色で市場性が高い。

多空の春

多空の春

株式会社サカタのタネ

共通 3粒莢 大粒

草勢強く耐寒性が強い 多収大粒の中早生品種 ■特性 ・3粒莢率が高く、総着莢数の多い多収品種。 ・莢と豆が大きく重量が出る。 ・草勢が強い中早生品種。 ・耐寒性が強く低温ダメージからの回復が早い。 ■適応性 土壌適応性は広く、保水力のある埴壌土で耕土の深い肥沃な土壌がよいです。土壌酸度は、pH6.0〜6.5が適します。生育適温16〜20℃で、耐寒性は強いです。作型は、秋まき栽培から暖地のハウス・トンネル・露地での早出し栽培、高冷地や冷涼地の春まき栽培に適応性があります。 ■栽培のポイント ・草勢が強く、元肥が多すぎると樹ボケしやすいため、施肥量に注意します。 ・耐寒性が強く、着莢性もよいので、肥大期に肥切れを起こさないようにします。開花し始めたら追肥を開始します。 ・高温期の播種は、発芽ぞろいが低下しやすいので、遮光資材などの利用で地温を下げるように努めます。 ・トンネル栽培の場合、生育初期の耐暑性が弱いため、早めの換気を行います。 ■普通栽培(中間地) 播種は10月中旬~下旬です。定植は10月下旬~11月上旬です。あまり早まきするとウイルス病の発生が多くなり、また、年内に生育が進みすぎ寒害を受けやすくなるので本葉4~5枚で越冬するようにします。 ■春まき栽培(寒冷地) 2月中旬~下旬に無加温ハウスに播種します。3月中旬までポット育苗し定植します。春まきは分枝数は少なくなりますが株張りはよいので、栽植距離は120cm×35~40cmとし、10a当たり約2,300株が標準です。ソラマメは、低温で花芽分化するので、播種期が遅くなると着莢数が少なくなります。適期に、播種、定植することが大切です。 ■莢と豆が大きい 左:従来品種 右:多空の春  ■調査場所:神奈川県 ■調査日:2022年5月20日 ※当社調べ ■着莢性高く収量が出る 左:従来品種 右:多空の春  ■調査場所:鹿児島県 ■調査日:2025年4月11日 ※当社調べ