マルケ
中部イタリアのマルケ州が産地のカリフラワー。鮮やかな色合いが料理を引き立てるので、軽く茹でて肉や魚に添えます。パスタと一緒によく茹でて、ニンニク、唐辛子、オリーヴ油と和えると、見た目も美しく美味しい一品に。ホワイトソースとのコントラストを生かしたグラタンにも最適です。 ■特性 エメラルドグリーンの花蕾が特徴。100日で収穫可能。草勢は旺盛で耐寒性はあるが耐暑性は弱い。良く締まり盛り上がる。ゆであがりの色がきれいで食味が良い。 ■栽培上の注意 種まき:発芽適温は20_x001c_〜25℃、発芽迄1週間位。セルトレー等を利用した移植栽培。本葉3〜5枚程度になったら株間35_x001c_〜40cm、畝間60〜70cmで定植。高温には弱いので苗は徒長しないよう管理する。管理:施肥は通常のカリフラワーと同様、窒素成分で25g/平方メートルを元肥半量、生育具合を見ながら追肥を2、3回に分けて行うと良い。追肥と同時に中耕・土寄せを行うと効果的。 ■播き時期 高冷地:6月播き・10月どり 一般地:7〜8月播き・11〜12月どり ■播種方法 発芽適温は20〜25℃、1週間程で発芽揃う。セルトレー等を利用した移植栽培が管理し易い。本葉3〜5枚程度まで育苗する。 ■植え付け 株間35〜40cm、畝間60〜70cmに定植する。 ■土壌条件 2年程度は、アブラナ科の植物を植えていない場所に植えた方が良いようです。土壌酸度pHは6〜6.5が目安。肥沃で日当たり水はけ、水持ちの良い土壌が望ましいでしょう。 ■肥料 管理:施肥は通常のカリフラワーと同様、窒素成分で25g/㎡を元肥半量、生育具合を見ながら追肥を2〜3回に分けて行うと良い。追肥と同時に中耕・土寄せを行うと効果的。 ■収穫 花蕾のしまりが緩くなる前に収穫する。 ■料理 加熱すると一層鮮やかな黄緑色が映える。サラダなどそのものが見える料理が良い。