品種詳細

■特性 ・耐暑性、耐寒性のある一本ネギです。 ・草丈は90cm前後で、葉が短く、強風にあっても倒伏しにくいです。 ・病気に比較的強いので栽培が容易です。 ・ゆっくり生育するので在圃性が高く、葉鞘部が伸びすぎることは少ないです。 ・葉鞘部は首部の締まり良く、揃い良好で秀品率が高いです。 ・首元のまとまりが良いので、皮むき作業が容易な省力品種です。 ■栽培ポイント・注意点 ・一般品種より肥料を必要としますので、追肥量を1割位多く施肥してください。
白林

栽培環境・条件

果実・収量特性

ミノリスタイマーバナー

メーカー情報

株式会社渡辺採種場

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

早太り一本

早太り一本

株式会社渡辺採種場

共通 一本 耐暑性 耐寒性

肉質やわらかく、耐寒多収の一本葱 ■特性 ・分げつが少なく、揃いの良い寒地系一本葱です。 ・葉は濃緑色で、生育は旺盛です。 ・軟白部は太めで、長さ40㎝位、やわらかく食味良好です。 ・耐暑性・耐寒性が強く、春まき栽培・秋まき栽培のいずれにも適します。

雷帝下仁田

雷帝下仁田

株式会社サカタのタネ

共通 一本 耐暑性 耐寒性

食味のよい、下仁田ネギから選抜した優良品種 ■特性 1. 群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとして作られている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。 2. 軟白部は18~25㎝、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。 3. 他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でも栽培しやすいです。 ■適応性 乾燥には強いですが、過湿には弱いので保水力のある、排水のよい有機物の多く入った重粘土質の土壌を好みます。このような土であれば味もよく、良品質のものが収穫できます。軟白部が短いですので比較的耕土の浅いところにも適応します。水はけのわるい軽砂土は避けます。なお暖地の栽培では多少味が落ちます。 ■肥培管理 定植1カ月前に、10a当たり苦土石灰100~120㎏と堆肥2,000㎏を施し、深く施しておきます。肥料は成分で窒素40㎏、リン酸50㎏、カリ40㎏を標準として、定植時に2/3の量を施し、残りを2回に分けて追肥とします。 ■播種と育苗と定植 一般に秋まきとし、9月20日~10月中旬が播種適期となります。播種前に1a当たり苦土石灰6kg、溶リン6kg、堆肥40kgを施して苗床を作ります。窒素肥料は苗床の肥沃度に応じて0~7㎏の範囲で加減します。苗床は普通のネギと同じくスジまきか、120㎝のベッドに薄くバラまきする。一般には寒さに強いのでそのまま越冬させますが、乾燥地や厳寒地ではもみ殻を敷くか、寒冷紗を直接かけて防寒します。 4月上旬~下旬にかけて密植の害が出ないうちに、畝幅40㎝、株間4~5㎝の間隔に仮植を行います。できるだけよい苗を作ることが大切です。 7月上旬~8月上旬にかけて、畝幅75㎝、株間10~12㎝に定植します。 ■土寄せ 根深系のネギと異なり過度の土寄せは品質を損なうので避け、出荷70~60日くらい前に一度行う程度でよいです。中耕は根張りをよくするために2~3回は行います。なお春まき秋どり栽培もありますが、乾燥害とウイルス病の発生に注意します。 ■収穫 煮物用に優れた品質の品種で、うまいネギとして市場人気が高く、贈答用などの特殊需要が多いので、12月はじめより12月下旬までに収穫し、箱詰にして出荷したいです。収穫後は風通しのよい乾燥した半日陰の軒下のような場所に保存すれば味を損なわずに2~3カ月は日持ちします。一本太ネギ系のように根を埋めると味が変わり、長持ちしません。

天の剣

天の剣

トキタ種苗株式会社

共通 一本 耐暑性 耐寒性

【販売終了】剣シリーズの中生タイプ 在圃性、秀品率重視の方にお勧め。作柄は常に安定。 ■特性 首の纏まりが早く、耐暑、耐寒性に優れる。 肥大性(特に高温期)に優れるため、秋播き夏穫り、春播き秋穫りで収量が上がる早出し可能な早太りタイプである。 首部は丸く肥大し、扁平になることが無いため秀品率抜群である。 純黒柄系の品種なので、病気に強く、葉質がしっかりしており、耐倒伏性がある。 ■栽培上の注意 軟腐病に強い。 空梅雨、酷暑、巨大台風、集中豪雨等、天候不順が非常に目立ちます。このような条件下でも、畑に長く置ける生理的に強健で在圃性に優れるネギです。 ■播き時期 一般地11~3月、暖地3~5月 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれます。土壌酸度pH5.7~7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1~2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10~15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3~4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1~2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3~4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながるので、最終的な本圃のチッソ成分は平方メートルあたり、20~25g程度が目標。元肥に全チッソ量の1/3~1/2、残りを土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 最後の土寄せから夏どりで20~30日、秋どり30~40日、冬どり40日以上経過したら畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 ■料理 一本葱の用途ならば何にでも好適。

長宝

長宝

ヴィルモランみかど株式会社

共通 一本 耐暑性 耐寒性

耐暑性、耐寒性に優れた夏秋冬どり種 ■特徴 特性-1 は種期(適作型):11-12月、2-4月 収穫期(適作型):7-8月、11-1月 特性-2 葉色:濃緑 草勢:強 葉鞘部のしまり:極良 耐病性:極良 おすすめポイント 幅広い作型に対応する、耐暑、耐寒性に優れた黒柄系一本ネギ。 ■品種の特性 1. 耐暑性、耐寒性に優れた黒柄系1本ネギ。 2. 草勢強く、病気にも比較的強い。 3. 夏秋~秋冬まで幅広く使え、栽培しやすい。 4. 葉鞘部のしまり良く、葉色濃く葉長やや短く、葉折れが少ない。 ■栽培のポイント 【播種、育苗】 ・苗床は土壌消毒し、堆肥などの有機質を多用する。3.3㎡当たりの成分量はN-60g、P-100g、K-60gが標準。育苗中のリン酸の不足は、その後の生育に大きく影響するので注意。 ・ネギは酸性土壌を嫌うので、pH6.5前後となるよう石灰を施し矯正する。 ・7月~8月に収穫する場合は、関東平坦部標準で、11月中旬~12月上旬に播種し、越冬時の苗の太さをわりばし以下(5mm)にする。 ・春に一時抽台させて側芽を大きくする作型では、10月上旬~中旬に播種する。9月上旬等の極端な早まきでは、、側芽も抽台(2次開花)し、収穫期が遅くなるので注意。 ・温暖地や暖地における2~3月播種の育苗については、長雨による苗の立枯れ病に注意し管理する。 【定植方法】 ・定植圃場は、植え付け10日前に苦土石灰を10a当たり80~120kg程度、堆肥などの有機質と元肥N-8kg、P-8kg、K-8kgを全面に施し耕運しておく。 ・施肥は定植後軽く土寄せした後、株元から少し離れたところにNPK各5kg前後を施す。追肥は4回位に分けて施用し、肥料の合計はN-25~30kg、P-30~35kg、K-25~30kg程度を標準にする。 ・定植時の苗は大小を分けて揃えて植える。株間は2~3cm程度。覆土は浅く行い、活着を良くする。 【定植後の管理】 ・定植から収穫期まで3~4ヶ月と短いため、早く活着させて太らせることがポイントとなる。 ・肥効がなくなると、サビ病やベト病の発生原因となるので追肥は早目に少量ずつ、回数を多くして行う。第1回目の追肥は定植後25~30日に行う。 【病害虫防除】 ・朝霧や長雨の時期は病気が発生し易く、葉つゆのある早朝か夕方に浸透性のある展着剤を使用し消毒を行うとより効果がある。 ・ネギコガやスリップスは農薬の耐性ができやすいので、成分の違う3~4種類の農薬を交互に使用すると防除効果がある。 ・ネギは過湿による根腐れを起こし易いので畑は滞水しないよう排水に注意する。 【収穫】 ・最終の土寄せは、高温時の収穫になるので、秋冬作よりもやや低いところで行う。 ・夏場の収穫は、収穫期に入ってから20~25日位で品質が悪くなり易いので、できるだけ早く収穫する。

冬扇シオン

冬扇シオン

株式会社サカタのタネ

共通 一本 耐暑性 耐寒性

風に強く、夏越ししやすい冬どり用一本ネギ ■特性 1. 低温時の肥大、伸長性に優れる中生品種。 2. 草姿は立性で締まりがよく、そろい・秀品性が高い。 3. 高温期の欠株が少なく、夏越ししやすい。 4. 生育中期までの太りは比較的ゆっくり進み、10月以降気温が低下してからの肥大性および伸長性がよい。 5. 強風による倒伏の被害が少なく、曲がりが少ない。 6. やや晩抽性があり、3月末まで抽苔なく収穫が可能 ■適応性 関東以西の一般地で、4~5月まき、12~翌年3月どりに適します。中生品種で、低温時に肥大性が発揮されます。そのため、12月以降に適度な太さとなり、1月には十分な太さに達し、3月まで収穫が可能です。晩抽性は「春扇」より1週間程度早く、関東では4月10~15日ごろです。冬の寒波で枯れ込みが強くなった場合でも、3月以降の葉の展開を待ち、出荷ができます。ただし、4月以降に収穫する春どり栽培は「春扇」「初夏扇」が適します。 ■圃場準備・土づくり 土質を選ばず栽培できますが、極端に湿害が出やすい圃場は避けます。通気性、排水性のよい土づくりを心がけ、夏越ししやすくするために、元肥は控えめにしてください。 ■播種・育苗管理 トレー育苗では、40~50本/mとなるように播種を行います。発芽をそろえ適度に換気して、がっちりとした苗を育てます。 ■定植・栽培管理 定植は丁寧に行い、必要に応じて定植後の灌水を行います。本品種に限らず、7~8月の高温期は、土壌病害が多く発生します。そのため、高温期の追肥・土寄せは控え、防除に努めます。9月までは太りがやや遅く細葉のため、台風など風の被害を受けにくく、耐倒伏性を発揮します。 夏越し後の追肥は、9月10日を過ぎてから夜温の低下を見て行います。9月の追肥は、慣行品種より20~30%増しで、肥大を促します。肥大が遅れると首の締まりが緩くなったり、葉枚数が不足したりする要因になります。9月以降はしっかり肥料を効かせるのがポイントです。 土寄せは葉鞘部の太り具合を見ながら小まめに行ってください。葉枚数がやや少ない品種のため、止め土を強くすると襟が伸び上がり、3枚目の外葉の切れが発生することがあります。秋以降の土寄せは強くせず、本葉4~5枚が出ている状態で土寄せしていくと、太りと葉枚数を確保しやすいです。 ■病害虫防除 高温期の白絹病、軟腐病に注意し、適宜防除を行うことが大切です。秋以降は、さび病に注意が必要です。 ■収穫 止め土をして、軟白に必要な日数を置いて試し掘りを行うなど、適期の収穫を心がけます。

輝光(てるひかり)

輝光(てるひかり)

渡辺農事株式会社

共通 一本 耐暑性 耐寒性

■特性 ・耐暑性、耐寒性に優れ、早太りの黒柄系一本太葱。 ・止め土後の伸び上りが遅く、高温時でも首割れしにくく、エリの中に土が入り込むことが少ない。 ・草姿は立性、葉長は中位、葉はしなやかなので、葉折れが少ない。 ・早太り品種としては、軟腐病に強いほうである。 ・関東平坦地の夏秋どりや秋冬どり、冷涼地の夏秋どりに適する。 ■栽培のポイント ・晩抽性品種ではないので、秋に無理に早蒔きする事は避ける。 ・比較的軟腐病に強い品種であるが、過剰な土寄せは白絹病を誘発させるので、加減する。