熟期・収穫時期

冬まきのコマツナ品種一覧 全34種類

冬まき小松菜とは 冬まき小松菜とは、12〜2月ごろに播種し、冬から早春にかけて収穫する作型です。小松菜はもともと江戸時代から冬野菜として親しまれてきた歴史があり、寒い季節に育てることで甘みが増すのが大きな特徴です。「冬菜」「ふゆな」とも呼ば

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冬まきについて

冬まき小松菜とは、12〜2月ごろに播種し、冬から早春にかけて収穫する作型です。小松菜はもともと江戸時代から冬野菜として親しまれてきた歴史があり、寒い季節に育てることで甘みが増すのが大きな特徴です。「冬菜」「ふゆな」とも呼ばれるほど、冬の小松菜はひとつの文化として根付いています。

生育はゆっくりになりますが、その分葉肉が充実し、食味が際立ちます。施設栽培でも露地栽培でも取り組まれており、産地によっては冬の小松菜を特産品としてブランド化しているところもあります。


冬まき小松菜の魅力

  • 寒さで甘みが増す「寒締め」の美味しさ
    低温にさらされることで植物体内の糖分が増加します。冬まきの小松菜はこの「寒締め効果」で、ほかの季節とは一線を画す甘さと旨みを持ちます。食べ比べると違いは明らかです。

  • 葉肉が厚く、食感がいい
    生育がゆっくり進むぶん、細胞がしっかりと充実します。葉が肉厚になり、炒めても煮ても食感が残りやすいのが冬の小松菜の魅力です。

  • 日持ちがいい
    低温期に育った野菜は収穫後の品質が保ちやすい傾向があります。夏に比べて出荷後の劣化が遅く、流通面でも扱いやすいです。

  • 競合が少ない時期に出荷できる
    冬場は葉物野菜の生産量が全体的に減ります。安定して出荷できれば市場での存在感を高めやすい時期です。


主な用途

冬まき小松菜の食味の良さは生食でも活きますが、鍋物・おひたし・炒め物など加熱調理で甘みが引き立つ料理にも特に向いています。年末年始の需要や、正月明けの家庭料理需要とも重なります。

高品質な冬の小松菜は贈答用や高級スーパー向けの付加価値販売に向いており、こだわり農家が直売所やネット販売で高単価を狙う例もあります。また業務用・給食向けにも冬の安定供給を求める声があります。


栽培のポイント

冬まき栽培では、低温対策と生育の遅さへの対応が中心になります。

  • トンネル・マルチの活用が基本
    露地栽培では霜や凍結から株を守るため、トンネルやベタがけ資材の使用が欠かせません。地温を確保することで発芽・生育を促せます。

  • 施設栽培では加温と換気のバランス
    ハウス内の加温で生育を安定させられますが、過度な加温は軟弱な徒長苗になりやすいです。昼間の換気で適度な低温ストレスをかけることが、寒締め効果と品質向上につながります。

  • 播種量と発芽管理に注意
    冬は土壌温度が低いため発芽率が落ちやすいです。やや多めの播種量にするか、発芽促進処理(浸種など)を行うことで均一な出芽を狙えます。

  • べと病・立枯病への注意
    低温多湿になりやすい冬は、べと病や立枯病が出やすい条件になります。耐病性品種の選択と、適切な薬剤防除を組み合わせましょう。


品種選びのコツ

冬まきで品種を選ぶときは、寒さへの強さと食味のよさが最初の軸になります。

  • 耐寒性・低温伸長性:低温でも枯れず、ゆっくりでも安定して生育できる品種かどうか。特に露地栽培では必須の確認項目です。

  • 寒締め適性:低温にさらすことで食味が向上しやすい品種かどうか。カタログに「寒締め向き」「冬まき向け」の記載があると選びやすいです。

  • 葉色の濃さと見た目の品質:冬場は葉が黄化しやすい品種もあります。低温でも葉色が安定している品種を選びましょう。

  • べと病耐性:低温多湿期に発生しやすいため、耐性のある品種は安心感が違います。

  • 収穫期間の長さ:冬は生育が遅いため、収穫適期が短い品種だと作業が詰まりがちです。適期幅の広い品種のほうが管理しやすいでしょう。


市場とこれから

冬の高品質小松菜は差別化のしやすい商材です。「寒締め小松菜」としてブランド化している産地もあり、価格競争に巻き込まれにくいポジションを取れる可能性があります。

健康志向の高まりで小松菜全体の需要は増加傾向にあり、冬場の食味の良さは生産者の強みになります。鮮度と食味を売りにした直売所・ネット販売での高単価販売も広がっており、品種と栽培法へのこだわりが収益に直結する時代になっています。


まとめ

冬まき小松菜は、寒さの中でゆっくり育てることで生まれる甘みと食感が最大の魅力です。栽培管理には手間がかかる部分もありますが、それに見合う品質と市場価値が期待できる作型です。

品種選びでは耐寒性・低温での葉色安定・べと病耐性を重視しつつ、出荷先に合わせた食味特性や草姿の整い方も確認しましょう。冬の小松菜ならではのポテンシャルを引き出せる品種を、ぜひ品種一覧から探してみてください。

34品種 掲載中
TSX-553

TSX-553

トキタ種苗株式会社

夏は軸が美しい紫色に、厳冬期は全体が紫に染まる、紫小松菜 ■特性 天候に左右されにくくジックリ生育する中早生品種。 立性で通常のコマツナと大差ない栽培性と作業性。 周年栽培可能だが、秋冬でより力を発揮。 最適播種期は9月中-10月下旬。 露地作ならば周年栽培可能(厳冬期はトンネル栽培)。 ■栽培上の注意 最低気温10℃前後が限度。それ以下では被覆必要。 極寒期(12-1月播種)は生育が鈍るので避ける。実施する場合は過乾燥を避け灌水し保温に努める。収穫期の抽苔に注意。 最低気温が0℃以下の場合は被覆資材(不織布・PO)を使用し保温する。 白さび病と萎黄病の耐病性があるが、激発圃場では発病するので必ず防除する。 春夏作でも栽培可能。葉色は薄紫〜緑になるので注意。 過乾燥は苦手なので適度に灌水を実施する。 冬季は吸肥力が落ちるのでやや多めに窒素施用する(N=10kg/反) ■播き時期 播種期は8月上旬から11月下旬と、2月上旬から3月下旬

アサヒ交配 みちる

アサヒ交配 みちる

株式会社アサヒ農園

食味よく、年中つくれる健康野菜 商品特性 ■特性 1)耐暑、耐寒性に強く周年栽培しやすい早生・多収種。 2)葉型は長円形で、葉色は濃く葉面が滑らかで照りがある。 3)草姿は立性で揃いが良く、葉柄が折れにくいので収穫・調整の作業がしやすく荷姿も美しい。 4)葉柄がしっかりして株張りが良く、ボリューム感があり収量性がある。草姿は立性、株張りよく、よく揃う。 5)生育期間が短く周年栽培となるので、完熟堆肥等の有機物を施し保水・排水・通気性の良い土作りに心がける。

いなむら

いなむら

株式会社サカタのタネ

濃緑、極立性で作業性抜群!葉枚数の多い高温期向けコマツナ ■特性 ● 中晩生品種で生育は緩やかである。 ● 耐暑性、耐寒性が優れ周年栽培が可能である。特に高温期に能力を発揮する。 ● 草姿は極立性で作業性が優れる。葉色は濃緑でテリも強い。葉枚数が多く、高温期でも葉柄が太く株張りがしっかりとしている。 ● 高温期栽培でも葉が伸び過ぎず、収穫適期が長く在圃性が優れる。 ● 細根は多めで耐湿性が強く、水田裏作などにも適する。 ● 萎黄病に耐病性がある。 ■適応性 一般平坦地の露地栽培で3月中旬~9月中旬、冷涼地では3月下旬~9月上旬播種で栽培できます。ハウスやトンネルを利用することで暮出し出荷まで可能です。耐暑性を生かした高温期の栽培で威力を発揮します。 ■畑づくりと施肥設計 露地栽培では年間3~4回、ハウスを使う場合年間5~7回播種することになります。連作には比較的強いですが、地力の低下は品質低下を引き起こす原因となります。「バイテクバイオエース®︎ 」などの有機質肥料、完熟堆肥の投入、石灰窒素の施用により地力低下を防ぎます。 施肥量は全量元肥で10a当たり窒素成分量で7kg、ハウスでは5kgを標準とします。高温期では5割減、低温期では5割増で施肥したほうがよいです。 ■播種 栽培上、収穫作業が最も労力を要するので、収穫時に無理のない播種体系を心がけます。特に高温期の栽培は収穫適期が短くなるので注意が必要です。栽植密度は条間15~20cm、株間3~5cmとします。高温期は徒長、節間伸長を抑えるため株間を広めにとります。播種後は発芽、生育が均一に進むように十分な灌水をします。 ■病害虫防除 コマツナ栽培で問題となる白さび病は、15℃前後の気温と適度な湿気で発生しやすいとされています。春秋のコマツナ栽培では特に問題となりやすいため、トンネルやハウス内の蒸れに注意が必要です。病気の発生・拡大を防ぐためにも、予防的な薬散や適切な換気を心がけましょう。 また、近年はアブラムシやアザミウマなどによる収穫物の品質低下も多くなっています。病気と合わせて防除を心がけてください。 ■収穫 高温期の収穫遅れには注意します。収穫は子葉と外側の黄化しやすい本葉1~2枚ほど落とすと日もちがよくなります。なお、収穫時に根部を地中に残すと萎黄病、根こぶ病など土壌病害の原因となるので注意が必要です。

かおる小松菜

かおる小松菜

株式会社タカヤマシード

栄養たっぷりの周年栽培種! ■特性 1.本種は早生系で周年栽培を目標とし耐暑性に強い早生種と、耐寒性に強い黒葉種との交配種である。 2.生育初期から旺盛で食味、風味、色沢等に秀れ、市場性は高い。 3.葉は大型の丸葉で葉肉厚く、日持ちがよい。葉色は濃緑色でつやがよく、葉柄は太めで株立てのよい、早生豊産種である。 ■ポイント 1.元肥主力で初期から順調に生育を促す。 2.夏栽培は特に生育期間が短いので、堆肥、有機質を施し、予め土作りを行うこと。

かつしか

かつしか

渡辺農事株式会社

■特性 ・耐暑性が高い早生種と耐寒性が高い東京黒水菜の一代交配種。 ・熟期は早生で、良く揃う。 ・草姿は立性、葉は大柄の中間型で、葉は色濃く、肉厚。 ・高温期の栽培でも伸び過ぎず、葉は密に付く。 ・抽苔遅く、周年栽培が可能。

きよすみ

きよすみ

株式会社サカタのタネ

色ツヤのよい耐病性が優れる中生品種 ■特性 ● 中生品種で在圃性が優れる。周年栽培が可能だが、春から初夏まき栽培に最も適する。 ● 葉軸の太さは中程度、よくしなるので折れにくい。 ● 萎黄病、白さび病に耐病性がある。 ● 歯切れがよく、食感と風味が優れ、食味がよい。 ■適応性 温暖地の露地栽培で3月中旬から10月下旬までいつでもまけます。とくに3月中旬から7月まきで力を発揮します。ハウスやトンネルを利用することにより、周年栽培が可能となります。 ■畑づくり(圃場準備) コマツナは栽培ローテーションが短く連作となるため、いっそうの土づくりを心がけます。完熟堆肥や有機質肥料の施用で、水はけよく、保水性に富む土壌環境をつくることが大切です。「バイオ21」を利用したボカシ肥料やバイオエース、骨粉などの施用も効果的です。高温期栽培では播種直前に未熟堆肥を施用すると立枯病や土壌害虫の発生要因となるので注意します。石灰窒素や苦土石灰を年1回10a当たり100~130㎏施用し適性pH5.5~6.0を保ちます。 ■肥培管理 10a当たり窒素成分量で7㎏、ハウス栽培では5㎏を標準とし、全量元肥とします。高温期栽培では施肥量を5割減らし、窒素過多による過繁茂や生理障害を避けます。低温期栽培では施肥量を5割増やし生育を促します。 ■播種 120~150㎝くらいのベッド栽培で条間15~20㎝、株間3~5㎝のスジまきとします。 ■収穫 高温期では25~30日、低温期栽培では40~60日くらいで収穫できます。高温期栽培では収穫遅れにならないように、収穫労力に合わせた播種面積を計画します。春から初秋時での出荷は予冷庫(10~15℃)を利用して鮮度を保持します。荷姿は200~300gくらいの結束か袋詰めとします。

グリーンフライト小松菜

グリーンフライト小松菜

ナント種苗株式会社

初夏〜秋蒔の高温期に最適。 【特 徴】 ● 耐病・耐暑性が強く、特に高温期での徒長が見られない。 ● 抽苔が遅く、初春〜初秋穫りで播種後約20日、冬のハウス・トンネル栽培では75日余りで収穫出来、周年栽培が可能。 ● 特に春蒔き・夏蒔きに好適。 ● 葉は丸葉で肉厚、濃緑。株張り良く、結束容易で荷姿が美しい。

ごせき晩生小松菜

ごせき晩生小松菜

株式会社日本農林社

昔ながらの味わいと形を継承する小松菜 ■特性 後関種苗(東京都江戸川区)で改良育成された、耐暑、耐寒性のある、周年栽培可能な小松菜。 ・葉片が茎の下まで伸びていて、葉肉も厚く、小松菜の昔ながらの形状を継承する。 ・小松菜本来の深みのある味わいが楽しめ、味噌汁の実など、軽く火を通す調理に適する。 ■栽培の注意 地元で昔から栽培されている品種のため、作型は「東京標準」になっております。各地域の気候にあわせて、播種をお願いいたします。

コマツナ サラダ小松菜

コマツナ サラダ小松菜

丸種株式会社

周年栽培可能で栄養豊富、生食に最適な小松菜 1. 葉質はやわらかく生食にして美味しい小松菜です。栄養価が高く、ビタミンAやビタミンC、カルシウム等を多く含んでいます。 2. 草姿は立性で、葉はツヤのある濃緑丸葉です。耐暑・耐寒性にも優れており、周年を通じて栽培が可能です。

コマツナ 新黒葉小松菜

コマツナ 新黒葉小松菜

丸種株式会社

年中つくれる晩抽豊産種 1. 草姿は立性、葉は濃緑色で光沢のある大型の丸葉です。株張り、株揃いも良く、ボリュームがあり束数の出やすい多収種です。 2. 耐暑・耐寒性に優れ、初期から生育旺盛で栽培容易な周年栽培用品種です。 3. 生育スピードが周年を通じて早く、特に高温期の栽培では20日程度で収穫となります。

コマツナ 洛翠(らくすい)

コマツナ 洛翠(らくすい)

丸種株式会社

ボリュームがあり、作業性に優れたコマツナ 1. 草姿は立性で張り、株揃いに優れており、秀品率の高いコマツナです。 2. 葉柄は太くボリュームがあり、結束時の折れも少ないです。また徒長しにくく在圃性に優れています。 3. 葉は肉厚でテリのある濃緑色呈します。卵形の葉形は収穫時のからみが少なく作業性が高いです。 4. 周年栽培が可能ですが、特に春および秋まきでその特性を発揮します。

コマツナ 美松菜

コマツナ 美松菜

丸種株式会社

株張り、株揃いの良い早生豊産種 1. 本種は黒葉系交配種で、耐寒、耐暑性に優れた周年栽培可能な品種です。 2. 草姿は立性で、葉身と葉柄のバランス良く、葉は濃緑色で光沢のある大型の丸葉で、収穫調整後、見ばえのする荷姿となります。 3. 生育のスピードが周年を通じて早く、高温期では20日程度で収穫期となります。また低温期の伸びも良く、秋、冬まきにも公的な早生豊産種です。

しき美2号小松菜

しき美2号小松菜

宝種苗株式会社

1、白さび病に大変強く、作りやすい小松菜。 2、周年栽培が可能で、耐暑性に優れ、低温期でも伸長しやすい。 3、草姿は極めて立性。葉柄は太く丈夫で作業性が大変良い。 4、葉色濃く、株張りが良く、ボリュームがある。 結束時の荷姿がきれいで収量性も良い。 ※ この品種は株張りが良い品種のため、周年を通して 適切な株間を取ってください。

スカイホワイト

スカイホワイト

株式会社日本農林社

やわらかく食味良好!周年でつくれる「白い小松菜」 ■特性 茎色が白くさわやかな外観で、やわらかく食味の良い「白い小松菜」です。 ・茎色は白く、葉は淡緑色の全く新しい白茎の小松菜。 ・茎が非常に太いので株張りがよく、収量性が高い。 ・食味は良好でくせがなく、40㎝以上の大株になっても口に残らず、やわらかくて美味しい。 ・極寒期の露地をのぞいて、ほぼ周年栽培が可能で、いつでもまけるのでつくりやすい。 ■栽培の注意 ・特に白さび病、ベト病に耐病性はないため、毎作予防につとめてください。 ・粗植えで若穫りすると、株元に光が入って茎の色が薄い緑色になります。大株で収穫すると白く仕上がります。 ■軸を白く仕上げる栽培ポイント 条間10~13㎝×株間3~5㎝のやや密植栽培にし、30~35㎝の大株で収穫することで、収量もあがり、軸が白く仕上がります。 ただし多湿時期は風通しが悪くなるため、病気予防もあわせてつとめてください。

ちぢみこまつ菜

ちぢみこまつ菜

株式会社渡辺採種場

葉が縮むおいしい小松菜! ■特性 ・従来の小松菜より葉が縮んでいる小松菜です。 ・歯ざわりがよく、食感が優れ、甘みがあり、おひたしや炒め物に適します。 ・株張りがよく収量性が高い品種です。 ・生育はゆっくりの中生タイプです。周年栽培可能ですが、秋まきが最も適しています。 ■栽培ポイント・注意点 ・高温期は葉の縮みが少なめになり、やや節間が伸長します。

てるみ小松菜

てるみ小松菜

山陽種苗株式会社

極立性で美しい光沢!! 揃い良く播種幅の広い小松菜 周年栽培用。 ■特性 ・葉は濃緑色の丸長葉でテリがあり、葉肉も厚い。 ・草姿は極立性で揃いが良いので収穫・結束作業が容易である。 ・白さび病に耐病性がある。 ・耐暑・耐寒性があり、周年栽培ができる。 ■栽培のポイント ・高温期栽培では寒冷紗などの被覆や雨よけ栽培を行い、順調な発芽生育を促す。 ・特に夏場は過乾燥にならないように適度な灌水を行うようにする。 ・低温期栽培ではハウスやトンネルを利用して順調な生育に努める。

はっけい

はっけい

株式会社サカタのタネ

耐暑性、耐病性が優れボリュームのある高品質コマツナ ■特性 ● 中生品種で、耐暑性、耐寒性、耐乾燥性が優れ、周年栽培が可能。 ● 草姿は極立性で、葉色は濃緑でテリも強い。葉柄が太く株張りがしっかりとしている。 ● 高温期栽培でも葉が伸び過ぎず、カッピング症状が出にくい。 ● 萎黄病、白さび病に耐病性がある。 ■適応性 一般平坦地の露地栽培で4月上旬〜10月上旬、冷涼地では4月下旬〜9月上旬が播種の適期です。春、秋作で問題となる白さび病に強い品種です。ハウスやトンネルを利用することで周年栽培が可能です。耐暑性を生かした高温期の栽培で能力を発揮します。 ■畑づくりと施肥設計 露地栽培では年間3~4回、ハウスを使う場合は年5~7回播種することになります。連作には比較的強いですが、地力の低下は品質低下を引き起こす原因となります。バイテク「バイオエース」などの有機質肥料、完熟堆肥の投入、石灰窒素の施用により地力低下を防ぎます。 施肥量は全量元肥で10a当たり窒素成分量で7kg、ハウスでは5kgを標準とします。 高温期では5割減、低温期では5割増施肥します。 ■播種 栽培上、収穫作業が最も労力を要するので、収穫時に無理のない播種体系を心がけます。特に高温期の栽培は収穫適期が短くなるので注意が必要です。栽植密度は条間15〜20cm、株間3〜5cmとします。高温期は徒長、節間伸長を抑えるため株間を広めにとります。播種後は発芽、生育が均一に進むように十分な灌水を行います。 ■病害虫防除 コマツナ栽培で問題となる白さび病は、15度前後の気温と適度な湿気で発生しやすいとされている。高温期のコマツナ栽培では比較的温度が高い時期が多く、気温的には発生が少ない時期ではあるが、適度な湿気がある梅雨・秋雨・台風絡みの時期は、白さび病の発生が問題になることがある。白さび病耐病性品種ではあるが、病気の発生・拡大を防ぐためにも、予防的な薬散や適切な換気を心がけることが重要となる。 また、近年はアブラムシやアザミウマなどによる収穫物の品質低下も多くなっているため、病気と合わせて防除を心がける。 ■収穫 高温期の収穫遅れには注意します。収穫は子葉と外側の黄化しやすい本葉1〜2枚ほど落とすと店持ちがよくなります。 なお、収穫時に根部を地中に残すと萎黄病、根こぶ病など土壌病害の原因となるので注意が必要です。

はまつづき

はまつづき

株式会社サカタのタネ

低温伸長性・晩抽性・耐寒性が優れる高品質コマツナ ■特性 ● 低温伸長性が優れる早生品種で厳寒期でも栽培が可能。 ● 草姿は極立性で葉軸の色は濃くテリが強い。株張りがしっかりしていて、荷姿が美しい。 ● 厳寒期でも葉の傷みが少なく、低温期に問題となる軸の剥離症状(ズルムケ)が発生しにくい。 ● 細根が少なく、泥落ちがよい。収穫時に絡みにくく、下葉の落ちがよいため、作業性が優れる。 ● 晩抽性が安定している。 ● 萎黄病に耐病性がある。 ■適応性 低温伸長性に優れるため、冬に向けて気温が下降していく時期に播種して、厳寒期に収穫する作型で最も特性を発揮します。晩抽性を生かして、真冬に播種し初春に収穫する作型も適しますが、収穫に追われないような作付計画を心がけましょう。 ■播種 冬場のコマツナ栽培において発芽や初期生育をそろえることは重要です。寒さが厳しいと発芽までに2週間以上かかってしまうことがあり、収穫の遅れや抽だいを招く恐れがあります。不織布などの保温資材を用いて安定的な発芽・初期生育を促しましょう。 冬場のコマツナの栽植密度は条間15cm前後、株間3~6cmが目安です。ただし、冬まき初春収穫、晩秋まき初冬収穫では、密植時に天候が高温傾向で推移すると株張りが不足しがちなので、収量をしっかりと確保できるよう株間設定に注意しましょう。 ■病害虫防除 コマツナ栽培で問題となる白さび病は、15度前後の気温と適度な湿気で発生しやすいとされています。冬場のコマツナ栽培は在圃期間が長い上、トンネルやハウスの中で蒸れることも多いため、白さび病の発生が問題になることがあります。病気の発生・拡大を防ぐためにも、予防的な薬散や適切な換気を心がけましょう。 また、近年はアブラムシやアザミウマなどによる収穫物の品質低下も多いので、病気と合わせて防除を心がけましょう。 ■収穫 冬場の収穫では、収穫遅れによる葉の傷み・黄化や軸のズルムケに注意してください。また、気温上昇期の収穫では抽だいのおそれもあるため、収穫遅れには注意が必要です。

はるな小松菜

はるな小松菜

株式会社タカヤマシード

タカヤマ交配 白サビ病に強い小松菜 ■特性 1.本種は、早生タイプの一代交配種である。 2.草姿は立性で、株張りよく、葉数が多い。 3.葉は光沢のある卵形型の濃緑葉で、葉肉は厚く、多収性である。 4.葉柄は光沢があり、太めのしっかりとした軸になるため折れにくく、収穫・調整がしやすい。 5.結束姿が美しく、食味がよいので市場性に優れる。 6.イオウ病に極めて強く、白さび病に対しても耐病性を有する。 7.耐暑性、耐寒性に優れており、栽培が容易で周年栽培が可能である。 8.生育日数は、秋まきの適期栽培で30日余りで収穫期に達する。 ■ポイント 1.施肥量は原肥を主体として、作型や地力によって調節する。 2.堆肥などの有機質肥料を施用し、地力を高める。 3.高温期には病害虫防除、低温期には被覆資材等を利用し、耐寒に努める。

マジェスタ

マジェスタ

トキタ種苗株式会社

(販売終了) 晩抽性+耐暑性の剣葉種 葉色濃緑(春・夏まき栽培) ■特性 1.春蒔きから晩秋まで幅広く播種できる西洋系x東洋系の耐暑性のあるF1種です。 2.葉は濃緑色で光沢があり、肉厚で葉先が尖り少し切れ込みの入る剣葉種です。 3.べと病(レース1、2、3、4、5)の抵抗性をもっています。 4.葉身と葉柄のバランス良く、葉巻き、葉縮み等の発生が無く市場性に富んでいます。 ■栽培上の注意 1.晩抽性も兼ね備えているので春蒔きが可能ですが、天候土壌条件により抽だいすることがあるので、順調な生育をさせることが大切です。 2.じっくり型の生育スピードですので低温期の播種では、トンネルやハウス等による保温栽培を心がけてください。 3.べと病に関しては近年レースの分化が激しいので、生育初期より防除を徹底してください。 ■播き時期 ほぼ周年栽培可能です。 低温期にはやや生育がゆっくりとなるのでトンネルなどでの管理 ■播種方法 直まきの場合、本葉1.5から2枚の時と3、4枚の時に間引きをして株間5-6cmになるようにします。 ■植え付け 株間5-6cm条間15cmが標準です。大きくなったものから順次、間引き収穫します。 ■土壌条件 排水の悪い畑の場合はやや高うねにしましょう。酸性に弱いので苦土石灰などを施用します。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートル植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も80-100g/平方メートル程度を与えよく混和します。 ■収穫 大株で収穫してもよいでしょう ■料理 炒め物、おひたしなど幅広く利用できます。

1〜20品種 / 全34品種中

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