京ゆたか
タキイ種苗株式会社
多収で秀品率が高いハウス栽培用の中型種! ■耐病性 TMV、 ToMV ■特長 ・低温・少日照下でも着果と肥大性にすぐれ、多収性に富んだハウス用の中型種。 ・果実はそろいと尻づまりがよく、秀品率が高い。 ・果肉はやや厚く、品質と日もち性にすぐれる。 ・葉はやや大きめで、草勢は強め。 ・分枝の発生と枝の伸長は安定し、成り休みが少ない。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・追肥は1番果収穫時から開始し、草勢維持に努める。
弱光線・低温伸長性ピーマンとは 弱光線・低温伸長性ピーマンとは、冬季の低温や弱い日射(弱光線)という厳しい施設環境下でも、着果・肥大・果実品質が安定して維持できる特性を持つピーマンの品種群を指します。 「低温伸長性」とは、気温が低い条件下で
弱光線・低温伸長性ピーマンとは、冬季の低温や弱い日射(弱光線)という厳しい施設環境下でも、着果・肥大・果実品質が安定して維持できる特性を持つピーマンの品種群を指します。
「低温伸長性」とは、気温が低い条件下でも茎葉の伸長・生育が維持される性質を指します。ピーマンは一般に発芽適温が28〜30℃、生育適温が25〜30℃とされており、15℃以下では生育が低下して着果しにくくなり、12℃以下ではほぼ生育が停止するとされています。10℃以下では落花・着果不良が顕著になります。低温伸長性品種は、この低温条件下でも一定の生育・着果を維持できるよう育種されています。
「弱光線」とは、冬季特有の短日・曇天・低日射量の条件を指します。ハウス内では被覆フィルムの光透過率低下や積雪・霧による光量不足が発生しやすく、弱光線条件での果実品質維持が品種選定の重要な基準になります。
ミノリスのピーマン品種では、タキイ種苗の「京波」が「低温伸長性と耐暑性がある」との記述を持ち、丸種株式会社の「ひじり」が「低温伸長性、着果力に優れているのでハウス促成などの長期穫り栽培で特性を発揮します」と記載されており、いずれも本タグが示す特性を持つ代表的な品種です。
ここからが実際の栽培で差がつくところです。秋冬〜春(9〜翌6月)にわたる長期ハウス促成栽培では、初期の高温期から冬季の低温・弱光期を経て春の高温期へと移行します。この幅広い環境変動をカバーできる品種を選ぶことが、長期安定生産の根幹となります。
低温伸長性品種の最大のメリットは、冬季の着果安定による収量の維持です。一般品種では冬季に成り休みが増え、年間収量の谷間になりやすいのに対し、低温伸長性品種は冬期間も着果が続くことで、年間を通じた均一な出荷量の確保に貢献します。
弱光線下での果実品質維持も重要な優位点です。タキイ種苗の「京鈴」は「低温・少日照下でも着果性にすぐれる」品種として紹介されており、「果色は栽培全期間を通じて濃緑で、果肉はやや厚く店もちがよい」という特性が弱光線下でも維持されます。「京ゆたか」についても「低温・少日照下でも着果と肥大性にすぐれ、多収性に富んだハウス用の中型種」と記載されています。
弱光線・低温伸長性品種が特に有効な作型・地域は以下のとおりです。
ハウス促成・半促成栽培として、9〜10月定植・翌年5〜6月収穫終了という長期穫り作型は、冬季の低温・弱光期間を必ず経由します。この作型では低温伸長性が必須の特性となります。
東北・北陸・北海道などの寒冷地ハウス栽培では、外気温が0℃以下になる時期でも加温ハウス内での生産が行われます。このような地域では特に低温への対応力が品種選定の最優先事項です。
冬季の日照時間が短い日本海側産地(新潟・北陸・山陰等)では、弱光線への対応力も合わせて求められる場合があります。
低温・弱光条件下での栽培では、施設環境の整備と品種の特性がセットで機能します。
加温管理の最適化として、夜温の確保が最も重要です。夜温が13〜15℃以上を維持できていれば、低温伸長性品種の特性が発揮されやすくなります。重油や電力コストを抑えながら必要な温度を確保するため、保温カーテンや二重被覆フィルムの活用が有効です。
追肥と草勢管理については、冬季は生育速度が落ちるため、追肥の量と頻度を夏秋期と比較して調整します。過剰な追肥は逆に草勢を崩すことがあります。タキイ種苗の「京鈴」では「追肥は1番果収穫時から開始し、草勢維持に努める」とされており、冬季もこの原則は変わりません。
弱光線対策として、ハウスのフィルム面の汚れや積雪を定期的に除去し、ハウス内に入る光量を最大化することが基本です。また、株の仕立て方(整枝・誘引)を工夫して葉の受光効率を高めることも有効です。
低温期の灌水は、過剰灌水が根腐れ・疫病のリスクを高めます。土壌水分を適切に管理し、必要以上の湿潤状態を避けることが重要です。
弱光線・低温伸長性品種を選ぶ際には、以下の点を確認してください。
産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、低温伸長性の評価は実際の圃場試作で確認するのが最も確実です。カタログの記述に加え、同じ作型・地域での他農家の試作結果を参考にすることも有効です。
施設ピーマンの長期穫り栽培は、周年出荷体制の構築と収益性向上を目指す産地のニーズに応える重要な生産形態です。長期穫りを実現するためには、冬季の低温・弱光条件への対応力が不可欠であり、弱光線・低温伸長性品種への需要は施設産地を中心に安定しています。
品種改良の方向性としては、低温伸長性と耐暑性を両立した「幅広い作型対応型」品種の開発が進んでいます。また、低温下での着果安定性とPMMoVなどの耐病性を組み合わせた品種が、施設ピーマン産地での標準品種として普及しています。
弱光線・低温伸長性ピーマンとは、冬季の低温・弱日射条件下でも生育・着果・品質が安定しやすい品種群で、ハウス促成の長期穫り栽培に適しています。「ひじり」(丸種)や「京波」(タキイ)のように、低温伸長性と多収性を合わせ持つ品種が代表的です。品種選びでは、低温伸長性の記述のほか、耐病性・草勢の安定性・長期穫り適性を総合的に確認してください。ミノリスの弱光線・低温伸長性ピーマンタグが付いた品種一覧で、作型に合った品種を探してみてください。
タキイ種苗株式会社
多収で秀品率が高いハウス栽培用の中型種! ■耐病性 TMV、 ToMV ■特長 ・低温・少日照下でも着果と肥大性にすぐれ、多収性に富んだハウス用の中型種。 ・果実はそろいと尻づまりがよく、秀品率が高い。 ・果肉はやや厚く、品質と日もち性にすぐれる。 ・葉はやや大きめで、草勢は強め。 ・分枝の発生と枝の伸長は安定し、成り休みが少ない。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・追肥は1番果収穫時から開始し、草勢維持に努める。
タキイ種苗株式会社
夏秋栽培用で黒アザ果が少ない中型種! ■耐病性 TMV、 ToMV、 B ■特長 ・果重は30g程度で、尻のまとまりとそろいがよい夏秋用中型ピーマン。 ・果実はつやがあり、黒アザ果はほとんど発生しない。 ・肉厚で、乾燥期の尻腐れに強い。 ・草勢が比較的強く、分枝力が旺盛で多収。 ・低温伸長性と耐暑性があり、青枯病にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・ふところ枝や徒長枝を間引いて、株全体への採光と通風をよくする。 ・草勢の維持と、尻腐れ果などの生理障害防止のために高温乾燥期には十分に潅水する。
タキイ種苗株式会社
PMMoV-L3耐病性! 果形がよいハウス向き中型種! ■耐病性 TMV、 ToMV、 PMMoV-L3 ■特長 ・低温・少日照下でも着果性にすぐれるPMMoV-L3型耐病性のハウス向き中型種。 ・果実は尻づまりが安定し、果形の乱れが少なく秀品率が高い。 ・果色は栽培全期間を通じて濃緑で、果肉はやや厚く店もちがよい。 ・草姿はやや開張性で、草勢・枝伸びは中程度。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・追肥は1番果収穫時から開始し、草勢維持に努める。
タキイ種苗株式会社
農林水産省登録品種(品種名:TL4-027)※海外持出禁止(公示(農水省HP)参照)(野菜茶業研究所との共同育成) PMMoV-L4型耐病性! 秀品率が高く着果良好! ■耐病性 TMV、 ToMV、 PMMoV-L4 ■特長 ・PMMoV-L4型耐病性のハウス・夏秋用中型種。 ・果色は濃緑で変形果が少なく、秀品率が高い。 ・果実の大きさは30g程度。果肉は厚めで食味と日もち性にすぐれる。 ・草勢は中強。草姿は中開張性で、枝伸びは中程度。 ・低温・少日照条件でも安定して着果するので、ハウスから夏秋栽培まで幅広い作型に適する。 ■栽培の要点 ・本種はPMMoV-L3打破ウイルス汚染圃場でのみ使用し、前作の植物残さの処分に努め、ウイルス密度を下げてから栽培を行う。 ・定植直後は草勢が強めで生育するが、着果が進むにつれ草勢がおとなしくなりやすい傾向があるので、適宜早めに追肥を行う。
丸種株式会社
低温伸長性・着果力に優れた 中獅子タイプ 1. 草姿は半開張性で、やや大葉、草勢は特に旺盛で分枝力が強いです。 2. 幅広い作型に向き、特に低温伸長性、着果力に優れているのでハウス促成などの長期穫り栽培で特性を発揮します。 3. 果実はやや長めの中獅子型、果重30~40gで鮮緑色となり秀品率が高いです。
宝種苗株式会社
濃緑・肉厚で、着花・肥大性に優れる。 日持ちも良い。 ●PMMOV L3耐病性で、濃緑の中型ピーマン。 ●着花、肥大性に優れ、尻づまりも良い。 ●果肉が厚く食味良く、日持ちもする。 ●草勢は中程度で枝伸びも中程度、半開帳性。 ●ハウス栽培での低温、低日照下でも品質に優れ、秀品率が高い。
タキイ種苗株式会社
多収で秀品率が高いハウス栽培用の中型種! ■耐病性 TMV、 ToMV ■特長 ・低温・少日照下でも着果と肥大性にすぐれ、多収性に富んだハウス用の中型種。 ・果実はそろいと尻づまりがよく、秀品率が高い。 ・果肉はやや厚く、品質と日もち性にすぐれる。 ・葉はやや大きめで、草勢は強め。 ・分枝の発生と枝の伸長は安定し、成り休みが少ない。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・追肥は1番果収穫時から開始し、草勢維持に努める。
タキイ種苗株式会社
夏秋栽培用で黒アザ果が少ない中型種! ■耐病性 TMV、 ToMV、 B ■特長 ・果重は30g程度で、尻のまとまりとそろいがよい夏秋用中型ピーマン。 ・果実はつやがあり、黒アザ果はほとんど発生しない。 ・肉厚で、乾燥期の尻腐れに強い。 ・草勢が比較的強く、分枝力が旺盛で多収。 ・低温伸長性と耐暑性があり、青枯病にも比較的強い。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・ふところ枝や徒長枝を間引いて、株全体への採光と通風をよくする。 ・草勢の維持と、尻腐れ果などの生理障害防止のために高温乾燥期には十分に潅水する。
タキイ種苗株式会社
PMMoV-L3耐病性! 果形がよいハウス向き中型種! ■耐病性 TMV、 ToMV、 PMMoV-L3 ■特長 ・低温・少日照下でも着果性にすぐれるPMMoV-L3型耐病性のハウス向き中型種。 ・果実は尻づまりが安定し、果形の乱れが少なく秀品率が高い。 ・果色は栽培全期間を通じて濃緑で、果肉はやや厚く店もちがよい。 ・草姿はやや開張性で、草勢・枝伸びは中程度。 ■栽培の要点 ・定植は1番花開花直前の苗を基本とする。 ・追肥は1番果収穫時から開始し、草勢維持に努める。
タキイ種苗株式会社
農林水産省登録品種(品種名:TL4-027)※海外持出禁止(公示(農水省HP)参照)(野菜茶業研究所との共同育成) PMMoV-L4型耐病性! 秀品率が高く着果良好! ■耐病性 TMV、 ToMV、 PMMoV-L4 ■特長 ・PMMoV-L4型耐病性のハウス・夏秋用中型種。 ・果色は濃緑で変形果が少なく、秀品率が高い。 ・果実の大きさは30g程度。果肉は厚めで食味と日もち性にすぐれる。 ・草勢は中強。草姿は中開張性で、枝伸びは中程度。 ・低温・少日照条件でも安定して着果するので、ハウスから夏秋栽培まで幅広い作型に適する。 ■栽培の要点 ・本種はPMMoV-L3打破ウイルス汚染圃場でのみ使用し、前作の植物残さの処分に努め、ウイルス密度を下げてから栽培を行う。 ・定植直後は草勢が強めで生育するが、着果が進むにつれ草勢がおとなしくなりやすい傾向があるので、適宜早めに追肥を行う。
丸種株式会社
低温伸長性・着果力に優れた 中獅子タイプ 1. 草姿は半開張性で、やや大葉、草勢は特に旺盛で分枝力が強いです。 2. 幅広い作型に向き、特に低温伸長性、着果力に優れているのでハウス促成などの長期穫り栽培で特性を発揮します。 3. 果実はやや長めの中獅子型、果重30~40gで鮮緑色となり秀品率が高いです。
宝種苗株式会社
濃緑・肉厚で、着花・肥大性に優れる。 日持ちも良い。 ●PMMOV L3耐病性で、濃緑の中型ピーマン。 ●着花、肥大性に優れ、尻づまりも良い。 ●果肉が厚く食味良く、日持ちもする。 ●草勢は中程度で枝伸びも中程度、半開帳性。 ●ハウス栽培での低温、低日照下でも品質に優れ、秀品率が高い。