カリフローレ

対象作物 • 6品種で使用中

カリフローレについて

カリフローレとは

カリフローレは、2011年にトキタ種苗によって開発された日本生まれの新しい野菜です。スティックカリフラワーとも呼ばれ、ブロッコリーとカリフラワーの特徴を併せ持った、見た目も味もユニークな作物として注目を集めています。

通常のカリフラワーが一つの大きな塊として収穫されるのに対し、カリフローレは花梗(かこう)が細長く分岐し、まるで花束のような形状になります。花蕾は1kg以上に生育し、白い花蕾と緑色の花梗のコントラストが美しく、加熱すると透明感のある緑色に変化するのが特徴です。

市場ではまだ比較的新しい野菜ですが、その独特な見た目と食味から、高級レストランや直売所、オンライン販売などで人気が高まっています。特にシェフからの評価が高く、プレートの彩りや新しい料理の可能性を広げる食材として注目されています。


カリフローレの魅力

カリフローレには、栽培者にとっても消費者にとっても、いくつもの魅力があります。

  • 独特の見た目で差別化できる
    花束のような形状は、市場で目を引きます。白と緑のコントラストが美しく、加熱すると透明感のある緑色になるため、料理の見た目を格段にアップさせてくれます。直売所やオンライン販売で、他の野菜と差をつけやすいんです。

  • ほんのり甘くて柔らかい食感
    通常のカリフラワーよりも甘味があり、花梗部分が柔らかくて食べやすいのが特徴です。アクが少なく、生でも食べられる品種もあります。これ、実は家庭でも重宝されるポイントなんです。

  • 草勢が強くて栽培しやすい
    病害に強く、草勢も旺盛なので、比較的栽培が容易です。初心者でも育てやすく、失敗が少ないのも魅力の一つでしょう。

  • 長期間収穫できる
    1株から数十本のスティックが収穫でき、次々と新しい花梗が伸びてきます。収穫期間が長いので、出荷の計画が立てやすいです。

  • 栄養価が高い
    ビタミンC、カリウム、葉酸などを豊富に含んでいます。健康志向の消費者にもアピールしやすいですね。

  • 春作と秋作の両方が可能
    作型の選択肢が広がるので、年間を通じて出荷計画を立てられます。最近は春まきもできるようになったので、さらに栽培の幅が広がっています。


主な用途

カリフローレは、その独特な形状と食味を活かして、様々なシーンで使われています。

生食用
サラダや付け合わせとして、生のまま使えます。アクが少ないので、そのままでも食べやすく、ドレッシングとの相性も抜群です。レストランでは、プレートの彩りとして重宝されています。

加熱調理用
炒め物、天ぷら、パスタ、スープなど、加熱調理にも向いています。加熱すると透明感のある緑色になり、見た目も美しくなります。柔らかい食感なので、子どもから大人まで好まれる味わいです。

業務用・飲食店向け
シェフからの評価が高く、新しい料理の可能性を広げる食材として注目されています。見た目のインパクトがあるので、メニューの差別化にもつながります。

ギフト・贈答用
珍しい野菜として、ギフトや贈答用にも人気があります。オンライン販売や直売所で、高値で取引されることも少なくありません。


栽培のポイント

カリフローレは、露地栽培でも施設栽培でも育てられますが、それぞれに特徴があります。

露地栽培
秋作(7~8月蒔き)が一般的で、定植後80日程度で収穫できます。株間は30~35cm、畝幅は60~80cmが目安です。肥沃で水はけの良い土壌、pH 6.0~6.5が最適です。秋作では霜害対策として、トンネルや不織布の使用が効果的です。

施設栽培
ハウスや温室での栽培も可能で、環境をコントロールできるため、品質を安定させやすくなります。温度管理を適切に行えば、より長期間の収穫が期待できます。

春作について
最近は春まきもできるようになりました。1~3月蒔きで、定植後65日程度が目安です。春作では育苗時の保温が重要で、初期の温度管理に注意が必要です。

病害虫対策
草勢が強く、病害に強いのが特徴ですが、アブラナ科の野菜なので、アブラムシやコナガなどの害虫には注意が必要です。適切な防除を行いましょう。

収穫のタイミング
花軸が15~20cmの長さになった時が収穫適期です。1株から数十本収穫できるので、定期的にチェックして、適期を逃さないようにしましょう。


品種選びのコツ

カリフローレは比較的新しい野菜で、まだ品種数は限られていますが、選び方にはいくつかのポイントがあります。

作型適応性を確認
秋作向けか、春作向けか、それとも両方に対応しているかを確認しましょう。地域の気候や施設の有無に合わせて選ぶことが重要です。

草勢と耐病性
草勢が強く、病害に強い品種を選ぶと、栽培が安定します。特に初心者の方は、この点を重視すると良いでしょう。

収量性
1株からどれくらいのスティックが収穫できるかも重要なポイントです。出荷計画に合わせて、収量性の高い品種を選びましょう。

食味と見た目
甘味の強さや食感、見た目の美しさも販売力に直結します。試作をして、実際の食味を確認することをおすすめします。

市場での評価
シェフや消費者からの評価が高い品種を選ぶと、販売しやすくなります。直売所やオンライン販売では、見た目のインパクトも重要です。


市場とこれから

カリフローレは、まだ市場に出回ってから日が浅い野菜ですが、その独特な見た目と食味から、年々需要が高まっています。

健康志向の高まりや、新しい食材への関心の高さが追い風となり、特に直売所やオンライン販売での人気が上昇しています。高級レストランでの使用も増えており、業務用の需要も期待できます。

差別化しやすい野菜なので、ブランド化や付加価値の向上にも向いています。栽培技術の向上や、新しい品種の開発により、さらに市場が拡大する可能性があります。

輸出の可能性もあり、特にアジア市場での需要が期待されています。日本生まれの野菜として、海外でも注目を集める可能性があるでしょう。


まとめ

カリフローレは、見た目も味もユニークで、栽培もしやすい、これからが楽しみな野菜です。草勢が強く、病害に強いので、初心者でも育てやすく、長期間の収穫が可能です。

ただし、まだ比較的新しい野菜なので、品種選びや栽培技術の情報が限られているのが現状です。地域の気候や施設の条件、出荷先のニーズに合わせて、適切な品種を選ぶことが成功のカギとなります。

このページでは、国内外のカリフローレ品種をまとめて紹介しています。栽培を始める方も、品種を見直したい方も、ぜひチェックしてみてください。きっと、あなたの農場にぴったりの品種が見つかるはずです。

タグ情報

基本情報

タグ名
カリフローレ
種別
対象作物

使用状況

関連品種数
6品種
関連作物数
1作物
関連メーカー数
2社

関連品種(6品種)

カリフラワー (6品種)

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統計情報

6
関連品種数
1
関連作物数
2
関連メーカー数
0
関連農業資材数

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種別 対象作物